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2022年6月26日(日) / 阪神 2200m 芝・右 内 / 晴・良
3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 6  △  タイトルホルダー  牡4 58 横山和  2:09.7  2
2[5] 10  ○  ヒシイグアス    牡6 58 レーン  2      5
3[4] 7  ◎  デアリングタクト  牝5 56 松 山  2      4
4[7] 15  △  ディープボンド   牡5 58 和田竜  ハナ    3
5[5] 9      マイネルファンロン 牡7 58 デムー  1.3/4   14
6[2] 4  ☆ Bエフフォーリア   牡4 58 横山武  ハナ    1
7[6] 12      ウインマリリン   牝5 56 松 岡  1.1/4   9
8[6] 11      パンサラッサ    牡5 58 吉田豊  アタマ  6
9[4] 8      ステイフーリッシュ 牡7 58 坂 井  2      10
10[8] 17      ギベオン      牡7 58 西村淳  1.3/4   17
11[8] 18  ☆  ポタジェ      牡5 58 吉田隼  3/4     8
12[8] 16     Bグロリアムンディ  牡4 58 福 永  2      13
13[2] 3      メロディーレーン  牝6 56 団 野  3/4     16
14[7] 13  ☆  アリーヴォ     牡4 58  武   1/2     7
15[3] 5      アイアンバローズ  牡5 58 石 橋  クビ    15
16[1] 2      アフリカンゴールド セ7 58 国分恭  1.1/4   12
17[7] 14      キングオブコージ  牡6 58 横山典  大差    11
-[1] 1  ▲  オーソリティ    牡5 58 ルメー  除外
  
払戻金  [単 勝]  6 420円
        [複 勝]  6 180円/ 10 250円/ 7 240円
        [枠 連]  3-5 2520円
        [馬 連]  6-10 2060円
        [ワイド]  6-10 780円 / 6-7 710円 / 7-10 840円
        [馬 単]  6-10 3420円
        [3連複]  6-7-10 5150円
        [3連単]  6-10-7 25220円
  

感想と言い訳?!

 ただただ、驚くしかない結果。パンサラッサが1000m57秒台で逃げる超ハイペース。離れた2番手で、結果的にマイペースの逃げの形をとれたタイトルホルダーが2.09.7のレコードで押し切ってしまいました。ケチのつけようがない勝ち方で、これで現役最強馬の座に就いたといっていいでしょう。先行馬に不利な速い流れでしたが、逆に超ハイペースすぎて、結果的に上がりのかかる消耗戦となったことは幸いだったかもしれません。

 個人的には3着争いが注目でした。まるで天皇賞・春の再現を見るように、ディープボンドもまた、早めにしごいてしごいて粘り倒しましたが、間隙を突いて差し込んできたのはヒシイグアス。そして、本命馬にしたデアリングタクトがよく突っ込んでくれて3着をもぎ取ってくれました。勝ち馬に圧倒されましたが、この3頭の戦いぶりも立派なもので、見ごたえあるレースを演出してくれました。

 重い印を打ったオーソリティが除外され、馬券の大半が返還になってしまいましたが、本命、対抗がしっかり馬券にからんでくれて、リターン以上に予想的に大満足な結果でした。

 なお、巻き返しが期待されたエフフォーリアはまたもや伸びずに6着どまり。1番人気はまたも破れる結果となってしまいました。ここで終わってしまうような馬ではないはずですが、復活には少し時間を要しそうです。

2022/6/26 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝2200m
    内・右回り

  • 見込み
内回りコースというのが最大のポイント。直線短いが急坂がある。パワー型の先行馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 オーソリティ 牡5 58.0 ルメール
1 02   アフリカンゴールド セ7 58.0 国分恭
2 03   メロディーレーン 牝6 56.0 団野
2 04 エフフォーリア 牡4 58.0 横山武
3 05   アイアンバローズ 牡5 58.0 石橋脩
3 06 タイトルホルダー 牡4 58.0 横山和
4 07 デアリングタクト 牝5 56.0 松山
4 08   ステイフーリッシュ 牡7 58.0 坂井
5 09   マイネルファンロン 牡7 58.0 Mデムーロ
5 10 ヒシイグアス 牡6 58.0 レーン
6 11   パンサラッサ 牡5 58.0 吉田豊
6 12   ウインマリリン 牝5 56.0 松岡
7 13 アリーヴォ 牡4 58.0 武豊
7 14   キングオブコージ 牡6 58.0 横山典
7 15 ディープボンド 牡5 58.0 和田竜
8 16   グロリアムンディ 牡4 58.0 福永
8 17   ギベオン 牡7 58.0 西村淳
8 18 ポタジェ 牡5 58.0 吉田隼
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
H
ハイ
11は引き付けて逃げるタイプではなく、続く有力馬に先行勢揃う。先行有利のコース体系ながら、差し馬にもチャンスがありそう。
信頼度
C
実力伯仲
メンバー的にも展開的にも予想しづらい構成。極端な穴馬は考えにくいが、上位陣は混戦。
予想本文 

~ 1番人気連敗継続中 ~
 2022年のG1シリーズも前半終了で折り返し。1番人気は未勝利のまま。適度に馬券圏内には絡んでいるため、馬券を買う側としてはそこまで深刻ではないものの、大本命が大敗することも散見された。ここまで続くとどこまで続くのか、それとも前半最後の折り返しで区切りをつけてくれるのか。おそらく今回その任にあたるであろうエフフォーリアの復権はなるか。

 強い牡馬メンバーが揃っているが、前走1年ぶりのレースでを一叩きされたデアリングタクトを本命視。復帰初戦での前走、ヴィクトリアマイルは6着だったが、その着差はわずか。最後は外差しに屈したが、直線ではこの馬らしいジリ脚ながらも着実な伸びを見せていた。いきなりのマイル戦であったことを踏まえれば上々の結果で、今回はより復調が期待でき、舞台も整う一戦。振り返れば長らく勝利から遠ざかってはいるが、牝馬の活躍も目立つこのレースで、牝馬3冠の地力を再確認したい。

 大阪杯で鋭い差しをみせたヒシイグアス。上位3頭とは少し離れた4着ではあったが、その脚色はよく、外を回ってきたことを踏まえると、ほとんど差のなかった競馬。中距離適性に優れ、速い上がり実績もある。比較的ペースが早くなりそうな今回は、より前進が見込めそう。レーン騎手も過去に騎乗歴があり、入念に乗り込み。人馬ともに、ここで大仕事を成し遂げそうな一発ムードに溢れている。

 阪神コースと最内枠には不安が残るが、中距離レースならオーソリティも面白そう。海外遠征帰りで、今一つ地力と調子が測りにくいところはある。G1で2度の大敗もあり、取り分け、阪神開催の天皇賞・春の惨敗は引っかかるところもあるが、コントレイル、シャフリヤールに割って入ったジャパンカップの実績は評価しておきたい。そこから海外遠征を経て、精神的にもタフさを身に着けた今の状態であるなら、やはり期待感は大きい。

 ディープボンドは、エフフォーリア、タイトルホルダーそれぞれに2着に敗れた経緯はあるものの、フランス帰国後の大レースでの堅実さは立派。ただ、近走の好成績は長距離レースに限定されているため、やはり速い上がり勝負の中距離レースでは不安が残る。パワーが要求される阪神コースと、現状の充実度で、その点がどこまで相殺できるかがポイントにはなりそうだが、ステイヤータイプと断じてしまうにはまだ早計に思える。

 3200mの春の天皇賞を逃げ切りで圧勝したタイトルホルダー。今回は距離短縮と他に行く馬がいる点の対応がカギとなる。ハナを切らない形では、有馬記念で敗戦している。また、エフフォーリアにも3戦全敗しているが、現時点での充実度では上回っていると言えよう。うまく自分の形に持ち込めたとは言え、それくらい前走の勝ちっぷりにはインパクトがあった。確かに前回よりも条件は厳しくなるが、それでもどうにかしてしまいそうな良い状態にある。

 大本命だった大阪杯でまさかの大敗戦を喫したエフフォーリア。休養明け、初の関西遠征など言い訳できる要素はあるが、あまりにも行きっぷりが悪く、まるで別馬のようであった。何としても立て直しを図る舞台となるが、ここまでの状態はあまり芳しいものではなかった。しかし、先週、ブリンカー装着しての追い切り後に、一転復調の兆しを見せ、陣営のトーンもあがった。実績的には群を抜く存在であり、復調すれば楽勝する可能性は大いにあるが、まだ完全に信用できるまでには至らず、人気的にもここは控えめの評価に留めた。

 一介の地方重賞ホースにすぎない身で、大阪杯を好走したアリーヴォ。菊花賞では大敗しているが、その敗因が距離によるものだとしたら、ここでは、前走の再現を期待しても問題ない。先行有利な舞台設定だが、比較的流れが早くなりそうな点も、この馬の確実な末脚が活かせるはず。

 好メンバーの大阪杯の混戦を制したポタジェは大外枠。微妙に伸びる1ハロンがこの馬にとっては大きく感じるが、ここまで大崩れのない競馬が続いており、このメンバー相手でも、引き続き上位争いは可能。叩き合いに強いことは前走で証明済み。今回もそのような展開に持ち込めれば。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

07
→10,01,15,06,04,13,18
(21点)
今回難しいのは人気上位馬にはいずれも不安要素があること。エフフォーリア、デアリングタクトは前走大敗からの復調があるのか?タイトルホルダーとディープボンド2頭は中距離実績にはまだ実績が乏しい点が気になる。ならば、この中で比較的人気が薄そうなデアリングタクトに白羽の矢。多少、積極的な選択ではない点も否めないが、前走からの上積みが確実にあること、中距離実績も申し分ないことが材料となった。相手もやや焦点をずらして、末脚鋭いヒシイグアス、未知の魅力溢れるオーソリティを指名。馬券はデアリングタクト1頭軸3連複ながしをベースに、2頭軸で3連単マルチながしも少々。
2022年5月29日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
3歳 / 牡牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13  △ ドウデュース    牡3 57  武   2:21.9  3
2[8] 18  ○ イクイノックス   牡3 57 ルメー  クビ    2
3[2] 3  ☆ アスクビクターモア 牡3 57 田 辺  2      7
4[6] 12  ◎ ダノンベルーガ   牡3 57 川 田  クビ    1
5[3] 6     プラダリア     牡3 57 池 添  3      5
6[8] 16     キラーアビリティ  牡3 57 横山武  3/4     8
7[7] 15  △ ジオグリフ     牡3 57 福 永  ハナ    4
8[4] 7     オニャンコポン   牡3 57 菅原明  1/2     6
9[5] 9  ▲ ジャスティンパレス 牡3 57 デムー  1.1/4   10
10[4] 8     ビーアストニッシド 牡3 57 和田竜  1.3/4   17
11[1] 2     セイウンハーデス  牡3 57  幸   2.1/2   16
12[1] 1     アスクワイルドモア 牡3 57 岩田望  3/4     13
13[2] 4  ☆ マテンロウレオ   牡3 57 横山和  ハナ    18
14[8] 17     ロードレゼル    牡3 57 レーン  ハナ    11
15[7] 14     デシエルト     牡3 57 岩田康  クビ    15
16[6] 11  ☆ ジャスティンロック 牡3 57 松 山  4      14
17[5] 10  ☆ マテンロウオリオン 牡3 57 横山典  7      9
18[3] 5     ピースオブエイト  牡3 57 藤 岡  大差    12
  
払戻金  [単 勝]  13 420円
        [複 勝]  13 160円/ 18 150円/ 3 410円
        [枠 連]  7-8 420円
        [馬 連]  13-18 730円
        [ワイド]  13-18 340円 / 3-13 1120円 / 3-18 1390円
        [馬 単]  13-18 1440円
        [3連複]  3-13-18 4570円
        [3連単]  13-18-3 15770円
  

感想と言い訳?!

 前走、猛追をみせていたドウデュースは、距離が伸びてもその力変わらず。後方から、強力なライバル馬を相手に力強く差し切りました。ペースが予想以上に早くなったこともありましたが、2.21.9というとんでもないダービーレコードでの完勝です。久しぶりに満員となったスタンドに沸き起こったユタカコールにはすべての人に感動を与えてくれました。ただこうなると、惜しむらくは皐月賞ですね。やっぱ前にいたら勝ってたんじゃぁ…?

 2着はまたしてもイクイノックス。振り返れば惜しいところもありましたが、それでも大外枠からよく頑張ったと思います。3着のアスクビクターモアも、あの早い流れで、すごい粘りを見せました。さすがに最後は苦しかったか、斜行による距離ロスはもったいなかったですね。

 さて、問題はダノンベルーガ。少なくとも皐月賞よりは着順を上げるとみていただけにこの結果は厳しい。最後は3着には入るかと思われましたが、力尽きました。共同通信杯と皐月賞の結果に引っ張られすぎました。それにしても本当に1番人気は勝てませんね。

2022/5/29 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 C
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。今週からCコース利用で、内枠に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   アスクワイルドモア 牡3 57.0 岩田望
1 02   セイウンハーデス 牡3 57.0
2 03 アスクビクターモア 牡3 57.0 田辺
2 04 マテンロウレオ 牡3 57.0 横山和
3 05   ピースオブエイト 牡3 57.0 藤岡佑
3 06   プラダリア 牡3 57.0 池添
4 07   オニャンコポン 牡3 57.0 菅原明
4 08   ビーアストニッシド 牡3 57.0 和田竜
5 09 ジャスティンパレス 牡3 57.0 Mデムーロ
5 10 マテンロウオリオン 牡3 57.0 横山典
6 11 ジャスティンロック 牡3 57.0 松山
6 12 ダノンベルーガ 牡3 57.0 川田
7 13 ドウデュース 牡3 57.0 武豊
7 14   デシエルト 牡3 57.0 岩田康
7 15 ジオグリフ 牡3 57.0 福永
8 16   キラーアビリティ 牡3 57.0 横山武
8 17   ロードレゼル 牡3 57.0 レーン
8 18 イクイノックス 牡3 57.0 ルメール
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
逃げ馬2頭に、先行馬も揃って、ペースは流れるが、一概に差し馬有利とも言い難い。
信頼度
C
ヒモ穴注意
有力馬が比較的外めの枠に揃った。波乱があれば、内の先行馬か。
予想本文 

~ 世代頂点、その後 ~
 世代を頂点を決めると言われる日本ダービーだが、その実、ダービー馬のほとんどが、その後、古馬G1を勝つことができていない。ここ10年で、その後もG1を制することができた馬はわずか2頭。それも、いずれも1勝だけ。無敗の三冠馬コントレイルですらも引退レースのJCを制したのみ。競走馬の早熟化が進み、クラシックを制するにはすでにこの時点でピークを迎えていないと厳しいのかもしれない。今年のメンバーは、まだまだ活躍できそうなメンバーが揃っているようにも思えるのだが、果たして…。

 1番人気が予想されるも、ダノンベルーガにやはり本命の印を打つ。皐月賞の4着をどう評価するかが、取捨の分かれ目となるが、小回りの右回りコースで、不利な最内枠ながら、地力を見せつけるかのような伸びを見せていた。最後は外からの差し込みに屈したが、あの内容であれば、広い東京コースに変われば、巻き返しは叶うはず。距離が伸びる方が良いとは言い切れないところもあるが、そこは折り合い一つ。仕上がりについては、究極レベルで、状態については不安はない。後は内の先行馬の前残りが怖い。

 皐月賞が終わった時点で、ダービーの本命はイクイノックスと決めていた。しかし、本命馬の状態があまりに良いことと、何と言っても、まさかと頭を抱えた再度の大外枠。先週のオークスではルメール騎手が大外で快勝しているだけに、おかわりも考えられなくもないが、今週は、より内に有利なCコース。加えて前に馬を置けずに苦労した前走を思うと、一歩、弱気にならざるを得なかった。それでも初めから目標をダービーに見据え、ぶっつけで挑んだ皐月賞であの結果。2走前でみせた東京コースでのレースぶりを見るに、大外枠のハンデを差し引いても、これ以下には印は下げられない。

 ジャスティンパレスを懲りずにもう一度。皐月賞は不利があった。それでも負けすぎの感もあるのだが、それほど人気していないだけに、巻き返しの一発も怖い。ホープフルS2着の実績があるとはいえ、まだこれから伸びてきそうな成長力を秘める。休養明けを叩いた上積みは大きそうで、左回り、距離延長も期待感を煽る。残り少なくなってきたディープインパクト産駒。ここでその意地を見せるか。

 距離が不安だったのか、ドウデュースは後方に控える競馬。しかし、そこから猛追を見せての3着。貯めたからこそあの脚が使えたという見方もできるが、もう少し位置どりが前だったら…と思わずにはいられない内容だった。やはり地力的には世代トップクラスの力を有している。距離的にはさらに伸びる今回、難しい側面もあるが、その高い地力でどうにかなるかもしれない。

 皐月賞馬ジオグリフは評価が難しいところ。前走は他有力馬に比べると、展開的に多少恵まれた点があり、小回りの方が向くタイプでもあると思われるため、皐月賞を制したにも関わらず、人気は控えめ。しかし、2000m以上の距離では連を外しておらず、さらに伸びる距離に対応できるとするならば、やはり皐月賞馬は安易に軽視して良い存在ではない。

皐月賞5着、アスクビクターモアも引き続き。前走では逃げる形になったが、直線では、強力な面々相手によく粘っていた。本来は先行脚質で、Cコースの今回、奇数枠ながら、内目の好枠をひけたことは大きい。

 NHKマイルC2着からと、やや変速ローテのマテンロウオリオン。このレースははじめから目標だったというよりも、前走後、調子がいいのでもう一丁!という体も感じるが、東京コースは得意で、末も確実。あながち無謀な挑戦にも思えず、初距離でも侮れない。

 ジャスティンロックの皐月賞7着は、着順ほど悪くはない内容。上がりは34.2で、後方からしっかり伸びてきている。どうにもゲートの出が悪く、気性面でもまだまだ課題を残しており、さらなる距離延長には不安があるが、東京の長い直線はこの馬には歓迎材料に思える。

  もう一頭、穴でマテンロウレオ。皐月賞では大敗ながら、上がりは最速。最後方で、まともに競馬ができておらず、まだ時計的な限界と、見限りづらい。懸念の気性面が、チークピーシーズの馬具変更で、ハマるようなら、思わぬ激走もあってもおかしくはない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

12=18
→09,13,15,03,10,09,10
(42点)
今年の皐月賞のレベルはかなり高いとみており、別路線組に一定の魅力は感じつつも、今回はご遠慮いただいた。基本的には皐月賞の条件を変えての再戦だと考える。その中でも、個人的にはダノンベルーガ、イクイノックスが一歩抜け出しており、一騎打ちすらも濃厚と見る。両馬とも人気馬でもあるゆえ、馬券はこの2頭に絞っての3連単マルチながし。中でもこの両馬の1,2着裏表の馬券を厚めに仕込みたい。ヒモ相手も皐月賞組を中心に考えるが、大敗組の巻き返しにも注意したい。
2022年5月22日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 18  ◎ スターズオンアース 牝3 55 ルメー  2:23.9  3
2[1] 2     スタニングローズ  牝3 55 レーン  1.1/4   10
3[4] 8  ☆ ナミュール     牝3 55 横山武  1.1/4   4
4[7] 15     ピンハイ      牝3 55 高 倉  1      13
5[8] 16  ○ プレサージュリフト 牝3 55 戸 崎  クビ    8
6[2] 4  △ ルージュエヴァイユ 牝3 55 池 添  3/4     5
7[2] 3  ☆ アートハウス    牝3 55 川 田  1.3/4   2
8[8] 17     ニシノラブウインク 牝3 55 三 浦  3/4     14
9[5] 9  △ エリカヴィータ   牝3 55 福 永  クビ    6
10[6] 11     ベルクレスタ    牝3 55 吉田隼  1      9
11[6] 12     ライラック     牝3 55 横山和  1.1/4   12
12[3] 6  ▲ サークルオブライフ 牝3 55 デムー  2.1/2   1
13[1] 1     ウォーターナビレラ 牝3 55  武   2      7
14[7] 14     シーグラス     牝3 55 松 岡  クビ    16
15[5] 10     ラブパイロー    牝3 55 野 中  ハナ    17
16[7] 13  ☆ パーソナルハイ   牝3 55 吉田豊  1.3/4   11
17[4] 7     ホウオウバニラ   牝3 55 横山典  3.1/2   15
18[3] 5     サウンドビバーチェ 牝3 55 石 橋  除外
  
払戻金  [単 勝]  18 650円
        [複 勝]  18 230円/ 2 730円/ 8 340円
        [枠 連]  1-8 1420円
        [馬 連]  2-18 8150円
        [ワイド]  2-18 2890円 / 8-18 1210円 / 2-8 3850円
        [馬 単]  18-2 12750円
        [3連複]  2-8-18 19360円
        [3連単]  18-2-8 119010円
  

感想と言い訳?!

 1番人気がまたも敗れる結果となり、なんというか、人気を背負っている馬と、逆にその盲点となっている馬とのコントラストの強い内容となりました。桜花賞馬にもかかわらず、大外枠で3番人気と嫌われたスターズオンアースが、こんなに強かったのか!と再認識させる強い勝ち方。馬群の外でうまく折り合えるか不安でしたが、危なげない競馬ぶりで、牝馬3冠も視野に入ってきました。

 2着も想定より低評価だった10番人気のスタニングローズ。好位からよく脚を伸ばしましたが、勝ち馬の末脚には屈してしまいました。3着、4着はともに距離不安のあったナミュールとピンハイ。特にピンハイは父ミッキーアイルで、さすがにここは長いと思われていただけに今後が開ける好結果となりました。

 一方で人気馬としてはサークルオブライフは痛恨の出遅れ。アートハウスはやはりまだこれからの馬で、2番人気はちょっと人気しすぎだったようにも思います。

 予想としては外してしまいましたが、とにかくスターズオンアースさえ来てくれたら!という馬券の買い方をしていたので、この結果は大満足なレースでした。欲を言えばピンハイが絡んでくれたら言う事なかったのですが…(^^;

2022/5/22 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ウォーターナビレラ 牝3 55.0 武豊
1 02   スタニングローズ 牝3 55.0 レーン
2 03 アートハウス 牝3 55.0 川田
2 04 ルージュエヴァイユ 牝3 55.0 池添
3 05   サウンドビバーチェ 牝3 55.0 石橋脩
3 06 サークルオブライフ 牝3 55.0 Mデムーロ
4 07   ホウオウバニラ 牝3 55.0 横山典
4 08 ナミュール 牝3 55.0 横山武
5 09 エリカヴィータ 牝3 55.0 福永
5 10   ラブパイロー 牝3 55.0 野中
6 11   ベルクレスタ 牝3 55.0 吉田隼
6 12   ライラック 牝3 55.0 横山和
7 13 パーソナルハイ 牝3 55.0 吉田豊
7 14   シーグラス 牝3 55.0 松岡
7 15   ピンハイ 牝3 55.0 高倉
8 16 プレサージュリフト 牝3 55.0 戸崎圭
8 17   ニシノラブウインク 牝3 55.0 三浦
8 18 スターズオンアース 牝3 55.0 ルメール
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
逃げて結果を出した13と10が引く。それなりに流れる展開で、逃げ切りは厳しく、先行馬も相当の貯金が必要。
信頼度
D
混戦
抜けた馬がいない上、大きな舞台替わりで、一筋縄には行かなさそう。どの馬にもチャンスがある。
予想本文 

~ 1番人気の行方 ~
 平地G1で1番人気が9連敗しており、今年はまだ1頭も勝利できておらず、いよいよ深刻な事態になってきた。一方で、このオークスに限っては、昨年こそ、ソダシが大敗したものの、1番人気馬は過去10年で5勝2着2回で連対率は7割もある。果たして負の連鎖は続くのか、混戦のメンバー構成がさらに迷いを生じさせる。

 桜花賞で述べたとおり、スターズオンアースはオークス向きと判断していたのだが、なんと桜花賞を勝利。ならば、ここは絶対視!と思っていたところが、まさかの大外枠を引く不運。このところの1番人気馬の不振には、この大外枠も多分に影響しており、ここもとてつもなく不安に襲われる。ただ、ここまで6戦3着以下なしの安定感は軸馬としては信頼できるものだし、血統的にも東京2400mは申し子レベル。外枠が影響してか、桜花賞馬としては案外人気的旨味もあり、鞍上の手腕に託し、大外克服はあると見る。

 とにかく出遅れだけは!のプレサージュリフトを思い切って対抗格に抜擢。桜花賞では致命的な出遅れで競馬にならなかった。2戦負けなし、それも本命スターズオンアースの差し切り勝ちもある東京の舞台で再度見直し。しかし、直線長く、追い込みでも勝負できる舞台設定でも、G1はそう甘くはない。やはりスタートはなんとか決めてほしい。逆にそれが叶えば、桜花賞からの大逆転は十分狙えるはず。

 桜花賞では外枠に泣いた2歳女王サークルオブライフ。最後は見せた猛追、メンバー最速の33.3の上がりタイムは東京コースでは大きな武器。エピファネイア産駒で距離が長いということもないだろうし、おそらくの一番人気にも納得。現状、さしたる欠点も見当たらない有力馬だが、今回は横一線のメンバーゆえ、逆にその人気を嫌って少し評価を下げた。とはいえ、前走と同じ脚を使われれば、やはり上位入線は濃厚。

 スタニングローズとともにキングカメハメハ最後の産駒となるエリカヴィータ。桜花賞組との力関係は未知数だが、前走のレースぶりはなかなか好感の持てる内容だった。3ヶ月ぶりの実戦ながら、東京の2000mにおいて、やや窮屈な場面からしっかり伸びてきた。血統的に長い距離に不安があったが、この内容なら十分やれそうだ。

 同じくフローラS組からはルージュエヴァイユも。前走は5着と敗れはしたが、ごちゃつきを抜けてからの末脚はさすがと唸らせるもの。ここ3戦、すべて最速の上がり時計で、この切れ味はやはり東京コースでは恐い。まだ本格化は先のようにも思えるが、決め手という点では、このメンバーでも現時点で見劣りはなく、一発を狙える資格は十分。

 桜花賞馬を捨てたジョッキーが選んだアートハウス。今回の乗り替わりには様々な理由があり、一概に能力で選んだ訳ではないが、それでも相応の素質は見込んでのことではあろう。このレースと相性のよい、忘れな草賞組でもあり、纏う雰囲気は大物感にあふれる。時計的には今ひとつ物足らないため、この評価に留めたが、どこまでやれるかは楽しみ。

 前走桜花賞で本命にしたナミュールはまさかの大敗を喫してしまった。さらに距離が伸びる今回はますます厳しくなるが、それでも東京コースなら、まだ見限れぬ。末は確実なタイプだけにペースが早まれば一閃を描く可能性も。

 今回、逃げ馬は苦しいとみているものの、楽逃げされると怖いのがパーソナルハイ。東京コースでの2戦は、今回の有力馬相手にいずれも2着に粘っており、侮れないディープ産駒。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

18
→16,06,09,04,03,08,13
(35点)
とにかく桜花賞が僅差の大接戦だっただけに、各馬横一線。素直に桜花賞馬を信用するには危険が伴うが、勝ち負けに関わらず、オークスではこの馬と思っていただけに、ここは心中したい。ただ、軸は決めても、他馬の取捨が本当に難しく総流しをしたいほど。馬券的には非常に難しく、当日の馬体重や気配でも変わりそうだが、現時点ではスターズオンアースを軸に3連複ながし馬券を推奨としておく。
2022年4月17日(日) / 中山 2000m 芝・右 内 / 曇・良
3歳 / 牡牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 14  ☆  ジオグリフ     牡3 57 福 永  1:59.7  5
2[8] 18  ◎  イクイノックス   牡3 57 ルメー  1      3
3[6] 12  △  ドウデュース    牡3 57  武   1.1/4   1
4[1] 1  △  ダノンベルーガ   牡3 57 川 田  クビ    2
5[1] 2  ▲  アスクビクターモア 牡3 57 田 辺  クビ    6
6[6] 11      オニャンコポン   牡3 57 菅原明  クビ    8
7[3] 6      ジャスティンロック 牡3 57 戸 崎  3/4     10
8[7] 15      ラーグルフ     牡3 57 丸 田  クビ    16
9[5] 10  ○  ジャスティンパレス 牡3 57 デムー  1.1/4   9
10[4] 8      ダンテスヴュー   牡3 57 吉田隼  ハナ    15
11[7] 13      ビーアストニッシド 牡3 57 和田竜  クビ    13
12[8] 17     Bマテンロウレオ   牡3 57 横山典  クビ    14
13[2] 4  ☆  キラーアビリティ  牡3 57 横山武  1/2     4
14[4] 7      ボーンディスウェイ 牡3 57 石 橋  クビ    12
15[3] 5      グランドライン   牡3 57 三 浦  1.1/4   17
16[8] 16  ☆  デシエルト     牡3 57 岩田康  2.1/2   7
17[5] 9      サトノヘリオス   牡3 57 岩田望  2.1/2   11
18[2] 3      トーセンヴァンノ  牡3 57 木幡巧  6      18
  
払戻金  [単 勝]  14 910円
        [複 勝]  14 240円/ 18 210円/ 12 140円
        [枠 連]  7-8 1730円
        [馬 連]  14-18 3570円
        [ワイド]  14-18 1220円 / 12-14 530円 / 12-18 550円
        [馬 単]  14-18 7540円
        [3連複]  12-14-18 4190円
        [3連単]  14-18-12 32840円
  

感想と言い訳?!

 仕上がりを信じて本命にイクイノックスを据えたものの、やはり5ヶ月ぶりの実戦は怖かったですが、前々につける積極的な競馬。これなら勝ったと思ったところを、しっかり脚を貯めていたジオグリフが差し切りました。ジオグリフは比較的人気の盲点になっていましたが、朝日杯の5着は位置取りの問題だったことを思えば、何ら驚く結果ではありません。

 一方で、そのジオグリフを前走で負かしていたダノンベルーガ、およびアスクビクターモアは、内枠で窮屈な競馬を強いられたことが災いしました。ダービーでは十分見直せる内容です。

 一番人気ドウデュースは、予想以上に後ろの位置。もっとペースが早くなると踏んだのでしょうが、わずかに距離的な懸念も残っていたのかもしれません。よく追い上げていただけにやや不満の残る内容でした。

 このレース後、ある程度力関係は定まると思っていたのですが、依然上位陣の力の差はなく、ダービーも難しくなってきました。イクイノックス、ダノンベルーガあたりは上積みも見込めるので、中心視されそうです。

2022/4/17 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 B
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
スタートとゴール前の2度の坂越えがあるタフなコース。スローペースになりやすく、内回りゆえ多数頭なら差し馬は捌くのに苦労することもあり、器用さと力のある先行馬が圧倒的に有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ダノンベルーガ 牡3 57.0 川田
1 02 アスクビクターモア 牡3 57.0 田辺
2 03   トーセンヴァンノ 牡3 57.0 木幡巧
2 04 キラーアビリティ 牡3 57.0 横山武
3 05   グランドライン 牡3 57.0 三浦
3 06   ジャスティンロック 牡3 57.0 戸崎圭
4 07   ボーンディスウェイ 牡3 57.0 石橋脩
4 08   ダンテスヴュー 牡3 57.0 吉田隼
5 09   サトノヘリオス 牡3 57.0 岩田望
5 10 ジャスティンパレス 牡3 57.0 Mデムーロ
6 11   オニャンコポン 牡3 57.0 菅原明
6 12 ドウデュース 牡3 57.0 武豊
7 13   ビーアストニッシド 牡3 57.0 和田竜
7 14 ジオグリフ 牡3 57.0 福永
7 15   ラーグルフ 牡3 57.0 丸田
8 16 デシエルト 牡3 57.0 岩田康
8 17   マテンロウレオ 牡3 57.0 横山典
8 18 イクイノックス 牡3 57.0 ルメール
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ

16の出方次第だが、抑えることはしないはずで、例年よりは早めのペース。差し馬にも十分旨味がありそうな展開。

信頼度
D
実力伯仲
クラシック第一弾らしく、好メンバーが揃った混戦模様。ただ、フロックが介在する余地はなさそう。
予想本文 

~ 決戦!皐月賞 ~
 クラシック3冠レースの中では、皐月賞が一番ワクワクすることが多い。各路線で挑んできた各有力馬の実力はこの時点ではまだ未知数。ここで初めて本気でぶつかり合うことでその優劣が確定する醍醐味がある。ただ、一方、中山10ハロン戦はマギレが生じやすいコース設定。また隠れた実力馬が出現する可能性も高く、あながち前評判に頼り切るわけにもいかない面もある。

 キタサンブラック産駒の大物、イクイノックスを抜擢。昨秋以来のぶっつけとなるが、これまでの2戦の内容が凄まじい。登竜門的レースの東スポ杯2歳Sを含め、強烈な末脚を見せつつ、余裕の楽勝っぷり。また、スムーズな走法で競馬上手な点も好感が持て、このコース条件にもしっかり対応できるはず。まだ、本格化は先になりそうで、当面の一大目標もダービーではあろうが、5ヶ月ぶりの実戦と大外枠を克服できれば、ここでも本命に応えるだけの逸材とみる。

 無敗馬やG1ホースに注目が集まるだけに、ジャスティンバレスは人気的にも面白い。ホープフルSでは2着に敗れたが、ゴール前の勝負どころで少しよれてしまって、勝ち馬とはそのモタツキの差がついてしまった。ゲート難の不安点があるが、意外と器用に立ち回りができるタイプ。2週に渡ってしっかりと追われてきており、3ヶ月ぶりの実戦も問題なさそう。時計的にはもう一段あげてくる必要もあるが、ゴール前、混戦になれば、馬群を捌いて上位進出は狙えるはず。

 アクスビクターモアは中山3戦3勝。前走の弥生賞では今回と同じ条件の中、3歳王者を押さえて勝利。時計も大幅更新し、一躍、ここでの有力馬に名乗りをあげた。今回はメンバー的に前がかりのペースとなりそう。加えてBコースとなると、これまでとはやや様相も異ってくるが、それでも中山実績のある先行ディープ産駒となると、頼もしさが違う。前につけながらも、一定の速い脚があるので、ハイペースにさえ飲まれなければ。

 大外の本命馬とともに、最内枠も2戦2勝の無敗馬、ダノンベルーガ。好位から33秒台の末脚繰り出す、かなりのポテンシャルを秘めた馬。特に前走の共同通信杯は、稍重馬場の中、破格の時計で、持てる能力は一級品であることは間違いない。ただ、右トモに不安があり、右回りに不安を抱える中での参戦。さらに、ここで最内を引いてしまったことがどうでるか。力を発揮できないまま馬群に飲み込まれるリスクが高まったが、自身の能力と鞍上の手腕で何とかカバーしたい。

 前走で中山2000mに目処を立てたドウデュースは、この混戦のメンバーではやはり信頼度は高い。ずば抜けたインパクトこそ感じないが、トータルでの完成度が高く、総合力ではやはり1番人気に応じる力量の持ち主。前走の弥生賞では、3~4コーナー近くで意図的にいったん下げたようにも見え、距離的にはギリギリなのかもしれない。それだけに先のダービーより、ここを優先した本気度が伺えるとも言える。

 朝日杯で5着に敗れるも、続く共同通信杯で好時計の2着に入線したジオグリフ。朝日杯では後方からよく追い上げ、前で競馬ができる器用さもある。札幌2歳Sでの勝ちっぷりで早くから注目された馬だが、依然その地力は健在。この評価に留めたとはいえ、決して侮れない。

 ホープフルS覇者のキラーアビリティ。皐月賞に直結するホープフルSチャンプに対して、いささか低めの評価となってしまったが、もちろん有力馬の一頭であるには違いない。ぶっつけでのローテも近年ではごく普通のこと。初対戦となるメンバーとの力関係が未知であるがゆえに、どうしても浮気しがちになるが、圧倒してしまう可能性も十分。

 ダートで連勝後、初芝の前走、若葉Sを稍重の中、好タイムで逃げ切ったデシエルト。底を見せてない点に怖さがある。近親にドゥラメンテがおり、血統背景もしっかり。これ以上距離が伸びると不安もあるが、中山でどんなレースをみせるか楽しみ。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連複
軸1頭ながし:

18
→10,02,01,12,14,04,16
(21点)
このレースが終われば、ある程度の力関係が明白になるが、現時点での力関係の判断は非常に難しい。裏を返せば、取捨に迷うほどに魅力的な馬が多く、レースとしては面白い。不安点の少なさと総合力でいえば、ドウデュースなのだろうが、想定される1番人気を踏まえると他馬に食指が動く。その中で前走のインパクトが忘れられぬイクイノックスを本命に。大外枠はそう不安はないのだが、やはりこの時期の若駒の長期明けに難しさがある。それでも、複勝圏には食い込むだけの大器とみて、ここはこの馬を軸に、3連複ながし馬券で挑んでみたい。
2022年4月3日(日) / 阪神 2000m 芝・右 内 / 曇・良
4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 8  △  ポタジェ      牡5 57 吉田隼  1:58.4  8
2[7] 14  ▲  レイパパレ     牝5 55 川 田  クビ    3
3[5] 9  ☆  アリーヴォ     牡4 57  武   ハナ    7
4[5] 10  △  ヒシイグアス    牡6 57 池 添  1      5
5[2] 4  ◎  ジャックドール   牡4 57 藤岡佑  1.1/4   2
6[1] 1      スカーフェイス   牡6 57 岩田康  クビ    15
7[8] 15      アフリカンゴールド セ7 57 国分恭  1/2     11
8[6] 11      ステラリア     牝4 55 福 永  クビ    10
9[3] 6  ○  エフフォーリア   牡4 57 横山武  1/2     1
10[3] 5      アカイイト     牝5 55  幸   3/4     4
11[7] 13      キングオブコージ  牡6 57 横山典  クビ    6
12[6] 12      ショウナンバルディ 牡6 57 坂 井  ハナ    16
13[1] 2     Bレッドジェネシス  牡4 57 藤岡康  1      12
14[8] 16      マカヒキ      牡9 57 岩田望  3.1/2   13
15[2] 3      ヒュミドール    セ6 57 デムー  1.1/2   14
16[4] 7  ☆  ウインマリリン   牝5 55 松 岡  2.1/2   9
  
払戻金  [単 勝]  8 5870円
        [複 勝]  8 1140円/ 14 420円/ 9 1240円
        [枠 連]  4-7 4790円
        [馬 連]  8-14 10980円
        [ワイド]  8-14 1990円 / 8-9 7110円 / 9-14 3160円
        [馬 単]  8-14 39630円
        [3連複]  8-9-14 50990円
        [3連単]  8-14-9 537590円
  

感想と言い訳?!

 なんか狐につままれたような、ポカンとしてしまうようなレースでした。勝ったのはポタジェ。前走、本来のスタイルでない後方からよく追い上げただけに、好走には驚かないのですが、重賞未勝利馬がここで勝つ姿は想像してませんでした。レイパパレ、アリーヴォ、ヒシイグアスあたりの上位入線も予想通り。

 本命にしたジャックドールは、スタート直後、各馬一斉に襲いかかられて、結果、序盤に無理にハナを取りに行った感じがありました。前半1000mは58.8の初経験のハイペース。残念ながら力尽きてしまいました。まぁ、この結果はあるかもしれないとは思ってましたが、上位入線馬は先行馬勢。ハナにこだわらなければ、あるいは…とも思わせました。ただ、あの展開で大きく崩れなかったのはさすがで、まだまだ巻き返しの余地はあります。

 さて、問題はエフフォーリア。負けるにしてもひどい負け方で、4コーナーでの手応えは全くありませんでした。敗因は不明ですが、この敗戦は尾を引くかもしれません。

2022/4/3 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
内回りコースで小回りとなる中、直線も短い。向正面で落ち着きやすく、スローで流れがち。直線の瞬発力勝負になり、やはりパワー型の先行馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   スカーフェイス 牡6 57.0 岩田康
1 02   レッドジェネシス 牡4 57.0 藤岡康
2 03   ヒュミドール セ6 57.0 Mデムーロ
2 04 ジャックドール 牡4 57.0 藤岡佑
3 05   アカイイト 牝5 55.0
3 06 エフフォーリア 牡4 57.0 横山武
4 07 ウインマリリン 牝5 55.0 松岡
4 08 ポタジェ 牡5 57.0 吉田隼
5 09 アリーヴォ 牡4 57.0 武豊
5 10 ヒシイグアス 牡6 57.0 池添
6 11   ステラリア 牝4 55.0 福永
6 12   ショウナンバルディ 牡6 57.0 坂井
7 13   キングオブコージ 牡6 57.0 横山典
7 14 レイパパレ 牝5 55.0 川田
8 15   アフリカンゴールド セ7 57.0 国分恭
8 16   マカヒキ 牡9 57.0 岩田望
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
有力馬04の動向を巡って、ペースも変わる。極端に遅くなることは考えづらく、やや早めの平均ペースか。
信頼度
B
上位決着
上下関係が比較的明確。思わぬ波乱がおこったとしても、上位人気馬での決着が濃厚。
予想本文 

~ 頂上挑む5連勝馬 ~
 ここまでほぼ完璧の内容で、伝説ともなろう年長最強馬との戦いを制し、名実ともに現役最強馬の座を手にしたエフフォーリア。そこに、遅れてきた同世代馬、ジャックドールが挑む。決して大逃げではないが、どこかサイレンススズカを彷彿させる、逃げて逃げての5連勝。この馬の勢いが並み居る実績馬を相手にどこまで通用するのかが、注目される一戦。

 エフフォーリアを前にして、ここは敢えてジャックドールの勢いに乗ってみたい。もちろん現時点での実績ではエフフォーリアにはかなわない。逃げ脚質のため、不安要素も多く、捕まれば大敗もありえる状況。前走の内容は優秀だが、激走に近い超ハイレベルな競馬、加えて使い詰めのローテも気になるところ。ただ、走る度にその内容を更新してきており、今回も1分57秒前半で回ってこれるようなら、エフフォーリアですら封じ込めるかも。父モーリスはマイル~中距離で最強クラスの名馬で、古馬になってから活躍した馬。その血が目覚めを迎える今なら、昨年のレイパパレ同様、連勝の勢いで押し切りもありえるはず。大敗リスクも敢えて承知の上で、ここは思い切って本命に据えてみる。

 本年度の始動初戦、そして初コースとはいえ、4戦負けなしの得意の2000m戦。昨年の年度代表馬、エフフォーリアには、さすがに大きく逆らう気は起きない。元々が先行脚質で、展開に合わせて差す競馬もできる自在性を持つ。天皇賞・秋では早い流れを制し、タイプの異なるパワー勝負の有馬記念でも、横綱相撲で対応してみせた。現時点で欠点らしい欠点がなく、ここは負けられぬ立場。今回は強い逃げ馬がいるため、前がかりの競馬になりそうで、その分、後ろからの強襲もケアせねばならないだろう。いずれにせよ、今回のレースはこの馬が中心となることは間違いない。

 昨年このレースで破竹の6連勝を飾ったレイパパレ。しかし、まさかその後、ここまで未勝利が続くとは、思いもよらなかった。うまく先手を取りながらも、がっちりマークされ、直線力尽くケースが目立つ近走。ただ、決して大崩れしているわけではなく、ワンパンチ足りないものの、それほど悲観する内容でもない。ここでも大きく負ける姿は想像できない。前走では、自身がマークする立場で挑んだが、ハイレベルなレコード決着で破れてしまい、逆にそれがゆえに勝負付けも済んでしまった感は否めない。

 昨秋の天皇賞・秋では今ひとつの仕上がりとされるヒシイグアスは、続く香港Cで力のあることを再証明してみせた。阪神コースは初となるが、中距離専科の馬ゆえに期待感の方が大きい。思い切った騎乗が信条の鞍上も魅力だ。

 ポタジェは重賞勝ちこそないものの、G1を含めた重賞戦線で手堅い着順を拾っている。相手なりに堅実に走るタイプのようで、持ち時計よく、阪神コースも得意。前走の金鯱賞では、鋭い差しを見せたが、本来はもう少し前での競馬が得意で、今回はまた違った競馬を見せてくれそう。

 菊花賞大敗後、着々と地力強化してきた感のあるドゥラメンテ産駒のアリーヴォ。距離が長すぎた菊花賞と異なり、守備範囲のこの距離で、成長力ある血統背景からも未知の魅力に溢れている。ここで飛躍を告げる好走があっても驚けない。

 前走、エリザベス女王杯でやや不可解な大敗を喫したウインマリリン。時々、大ポカをやらかしたかと思えば、一転、次走は好走してくるやっかいなタイプだが、今回も、間を開けじっくり立て直しが図られ、復調が伝えられている。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

04=06
→14,10,08,09,07
(30点)
全体構図としては、再始動を図る現役最強馬に、金鯱賞組が挑むという図式。エフフォーリアはまず安泰とみるが、それを抑え込むジャックドールを見てみたいし、その余地もあると見る。問題は阪神の坂と、エフフォーリアの出方。早めに来られると苦しいかもしれない。馬券はジャックドールの頭固定を本線に、エフフォーリアとの3連単マルチながしで勝負。
2021年12月28日(火) / 中山 2000m 芝・右 内 / 晴・良
2歳 / 牡牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 5  ○ キラーアビリティ  牡2 55 横山武  2:00.6  2
2[5] 8  △ ジャスティンパレス 牡2 55 Cデム  1.1/2   4
3[2] 3  ☆ ラーグルフ     牡2 55 丸 田  1.1/4   8
4[7] 13  △ フィデル      牡2 55 川 田  3/4     7
5[5] 9     ボーンディスウェイ 牡2 55 石 橋  アタマ  10
6[6] 10     マテンロウレオ   牡2 55 横山典  ハナ    9
7[2] 2     アケルナルスター  牡2 55 柴田大  ハナ    12
8[1] 1     シェルビーズアイ  牡2 55 松田大  1      13
9[3] 4     グランドライン   牡2 55 三 浦  1      11
10[8] 15     アスクワイルドモア 牡2 55  武   3/4     5
11[7] 12  ☆ オニャンコポン   牡2 55 菅原明  1.1/4   6
12[4] 6  ◎ コマンドライン   牡2 55 ルメー  クビ    1
13[4] 7  ▲ サトノヘリオス   牡2 55 岩田望  クビ    3
14[6] 11     クラウンドマジック 牡2 55 岩田康  2      15
15[8] 14     タイラーテソーロ  牡2 55 内 田  5      14
  
払戻金  [単 勝]  5 310円
        [複 勝]  5 140円/ 8 240円/ 3 490円
        [枠 連]  3-5 1130円
        [馬 連]  5-8 1270円
        [ワイド]  5-8 510円 / 3-5 1100円 / 3-8 2270円
        [馬 単]  5-8 2160円
        [3連複]  3-5-8 7680円
        [3連単]  5-8-3 27610円
  

感想と言い訳?!

 キラーアビリティが力通りに押し切りました。先行して好位置につけて、横綱相撲のほぼ完璧な競馬でした。これまで示していた力量に競馬センスも身につけて、強いところをみせつけました。横山武騎手はこれでなんと年間G1 5勝。すごいです。

 2着はジャスティンパレス、3着ラーグルフと、概ね有力馬での決着になりましたが、残念だったのは1番人気のコマンドライン。スタートで後手を踏み、道中はそのまま内に閉じ込められた挙げ句、ぶつけられてしまうという、中山2000mでもっとも厳しい状況に。早々とレースが終わってしまいました。

2021/12/28 2歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 A
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
スタートとゴール前の2度の坂越えがあるタフなコース。スローペースになりやすく、内回りゆえ多数頭なら差し馬は捌くのに苦労することもあり、器用さと力のある先行馬が圧倒的に有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   シェルビーズアイ 牡2 55.0 松田
2 02   アケルナルスター 牡2 55.0 柴田大
2 03 ラーグルフ 牡2 55.0 丸田
3 04   グランドライン 牡2 55.0 三浦
3 05 キラーアビリティ 牡2 55.0 横山武
4 06 コマンドライン 牡2 55.0 ルメール
4 07 サトノヘリオス 牡2 55.0 岩田望
5 08 ジャスティンパレス 牡2 55.0 Cデムーロ
5 09   ボーンディスウェイ 牡2 55.0 石橋脩
6 10   マテンロウレオ 牡2 55.0 横山典
6 11   クラウンドマジック 牡2 55.0 岩田康
7 12 オニャンコポン 牡2 55.0 菅原明
7 13 フィデル 牡2 55.0 川田
8 14   タイラーテソーロ 牡2 55.0 内田博
8 15   アスクワイルドモア 牡2 55.0 武豊
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
各馬折り合いに専念したい2歳戦。ペースは緩むはず。最終直線での上がり勝負が濃厚。
信頼度
D
混戦
キャリア浅い2歳戦。何がおきるかわからないところはあるが、ある程度の割り切りも必要。
予想本文 

~ クラシック登竜門 ~
 前身の阪神でのラジオたんぱ杯のころから、やはり朝日杯よりもクラシックレースで活躍する馬が揃いがちなこのレース。中山のホープフルSへG1昇格することでよりその傾向は顕著になった。ただ、今年に限っては朝日杯FSよりも地味に映るメンバー構成。狙いは早熟タイプより、先を見越して活躍できる馬の見極めが重要となりそう。

 噂に違わずコマンドラインの大物感はさすがだ。マイル戦しか経験していないが、朝日杯ではなく、こちらに駒を進めたように、見据える先はクラシック戦線。前走で負かしたスティルナティーアが阪神JFで敗れているだけに、今回の相手との力関係は未知の部分もあるが、ここまで見せた姿は非常に完成度が高く、大きく崩れることはないだろう。

 単に力だけでは本命馬を凌ぐかもと思わせるキラーアビリティ。デビュー戦の敗戦が不可解に思えるほどの2走目の圧勝がインパクトを残した。続く次走も2着には敗れたが、同タイム決着で、3着とは大差。上がり勝負にも自信はあるはずで、折り合いさえつけば、必ず最後は伸びてくるはず。

 近2走、連続レコード勝ちのサトノヘリオス。スピードだけでなく意外と器用さも備えており、デビュー戦こそ躓いたが、ここにきての完成度は高い。馬群を割る根性もあるので、先団からの叩き合いでの抜け出しが狙えそう。

 2戦2勝のジャスティンパレスは、戦ってきたメンバーが弱く、タイムももうひとつ。ただ、まだ余裕残しの状態で、上積みの余地は十分。もう少し絞れて来た方がよさそうだが、初の輸送もあるので難しいところ。当日の気配と馬体重は気にしておきたい。

 新馬勝ち休養後、いきなりの重賞で3着のフィデル。急仕上げの感は否めなかっただけにこの結果は上々。時計的にはさらなるレベルアップが必要にはなるが、中距離先行型で、このレースは条件が揃っている。

 名前で話題を集めたオニャンコポンだが、なかなかどうして2連勝。先行して抜け出す競馬っぷりは安定感がある。中山2000mの実績もすでにあり、ここも連下争いには加わってきそう。

 今回と同条件の芙蓉Sのを勝ったラーグルフも怖い。モーリス産駒でペースがあがっても確実に繰り出せる末脚が武器。内回りで包まれることなく抜けてこれれば、面白い。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

06=05
→07,08,13,12,03
(30点)

06=07
→05,08,13,12,03
(30点)
オープン勝ちどまりの馬が多く、彼我の実力差が図りづらいメンバー構成。1番人気確実なコマンドラインだが、それでもこういう混戦状態では軸として信頼したい。相手はキラーアビリティとサトノヘリオスが務める。3連単2頭軸マルチで勝負。
2021年12月26日(日) / 中山 2500m 芝・右 内 / 晴・良
3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[5] 10  ◎ エフフォーリア   牡3 55 横山武  2:32.0  1
2[3] 5  △ ディープボンド   牡4 57 和田竜  3/4     5
3[4] 7  ▲ クロノジェネシス  牝5 55 ルメー  1/2     2
4[5] 9  ○ ステラヴェローチェ 牡3 55 デムー  1/2     3
5[8] 16  ☆ タイトルホルダー  牡3 55 横山和  1.1/2   4
6[6] 11     アリストテレス   牡4 57  武   3      9
7[7] 13  △ アカイイト     牝4 55  幸   1/2     6
8[2] 3     モズベッロ     牡5 57 池 添  2.1/2   14
9[4] 8     ユーキャンスマイル 牡6 57 藤岡佑  1/2     16
10[8] 15     キセキ       牡7 57 松 山  クビ    7
11[3] 6     ウインキートス   牝4 55 丹 内  4      12
12[6] 12     シャドウディーヴァ 牝5 55 横山典  ハナ    13
13[1] 2  ☆ パンサラッサ    牡4 57 菱 田  1/2     8
14[1] 1     ペルシアンナイト  牡7 57 Cデム  3/4     11
15[2] 4     メロディーレーン  牝5 55 岩田望  3.1/2   15
16[7] 14  ☆ アサマノイタズラ  牡3 55 田 辺  1.1/4   10
  
払戻金  [単 勝]  10 210円
        [複 勝]  10 110円/ 5 280円/ 7 130円
        [枠 連]  3-5 1000円
        [馬 連]  5-10 1740円
        [ワイド]  5-10 540円 / 7-10 170円 / 5-7 730円
        [馬 単]  10-5 2070円
        [3連複]  5-7-10 1440円
        [3連単]  10-5-7 7180円
  

感想と言い訳?!

 去りゆく諸先輩に「次は任せろ!」と言わんばかりの文句のつけようのない完璧な勝ち方のエフフォーリアでした。位置取りが思ったより後ろでしたが、終始、クロノジェネシスを見ながら、最後は自らが動いてねじ伏せました。鞍上の横山武騎手も前日の騎乗停止処分にはヒヤリとさせられましたが、慌てない堂々たる騎乗ぶりでした。なんというか、こういう若さが残る点も逆に彼の魅力でもありますね。

 一方、クロノもさすがのラストラン。ステラヴェローチェを副軸にしてたため、直線ではもらった!と思ったのですが、前を塞がれながらも、しっかり差し返してみせました。必ず馬券になってくれるのは競走馬の鏡。本当に素晴らしい名馬でした。サンデーサイレンスの血があるとはいえ、種牡馬相手に苦労しない血統で、いずれデビューしてくる仔が今から楽しみです。

 2着に入ったディープボンド。思惑通り上がりのかかるお誂え向きの流れになってくれました。やはり地力はありますね。勝ち馬以外の3歳世代も押さえ、4歳世代の意地をみせてくれました。ステラヴェローチェ、タイトルホルダーの3歳2騎もちょっと最後は息切れしましたが、十分力量を示しましたし、悔いのない結果だったといえるでしょう。

2021/12/26 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 A
  • 芝2500m
    内・右回り

  • 見込み
スタートはいきなりコーナーからで、内回りのコーナー6回、直線短く、急坂があるという、G1レースの中ではもっともトリッキーなコース設定。外枠不利は言うまでもなく、内枠の先行馬が有利。ただ、1番人気の信頼感は意外に高い傾向がある。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ペルシアンナイト 牡7 57.0 C.デムーロ
1 02 パンサラッサ 牡4 57.0 菱田 裕二
2 03   モズベッロ 牡5 57.0 池添 謙一
2 04   メロディーレーン 牝5 55.0 岩田 望来
3 05 ディープボンド 牡4 57.0 和田 竜二
3 06   ウインキートス 牝4 55.0 丹内 祐次
4 07 クロノジェネシス 牝5 55.0 C.ルメール
4 08   ユーキャンスマイル 牡6 57.0 藤岡 佑介
5 09 ステラヴェローチェ 牡3 55.0 M.デムーロ
5 10 エフフォーリア 牡3 55.0 横山 武史
6 11   アリストテレス 牡4 57.0 武 豊
6 12   シャドウディーヴァ 牝5 55.0 横山 典弘
7 13 アカイイト 牝4 55.0 幸 英明
7 14 アサマノイタズラ 牡3 55.0 田辺 裕信
8 15   キセキ 牡7 57.0 松山 弘平
8 16 タイトルホルダー 牡3 55.0 横山 和生
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
大外を引いた16が出鼻を叩いてくる。内には大逃げ馬もおり、ペースは例年よりは早まるか。
信頼度
C
上位互角
秋一連のG1とは、大きく変わるコース設定。実績馬は概ね信頼できるが、付け入る隙もある。
予想本文 

~ 受け継がれた使命 ~
 もしダービーを勝っていたら、菊花賞に進み、三冠馬の可能性も十分にあったエフフォーリア。矛先を変えた天皇賞・秋では、前のグランアレグリアを差し、後ろから迫るコントレイルを凌ぎ切った。この2頭はそれぞれ次走でG1を制し、有終の美を飾ってターフを去った。さらに今年は引退ラッシュが相次ぎ、クロノジェネシスも含め、7頭ものG1馬が引退を表明。次世代に残る者が背負う責務として、ここは成すべき使命がある。

 斤量の恩恵があったとはいえ、あれだけのパフォーマンスをみせられると、やはりエフフォーリアの本命は不動。小回りの中山2500mは飛びの大きなこの馬には窮屈には違いない。一方、皐月賞を完勝したように前に行ける脚質は紛れが少なく安定した競馬が望めるはず。デキとしては前走がピークで、ここは余力での出走となる上、中山の2500mは予想以上にスタミナを要する。細々と不安点あるが、それらを打ち消す地力を見せてほしい。強いとされる3歳世代の筆頭格として、ここで恥ずかしい競馬はできない。

 対抗格に同じく3歳馬、ステラヴェローチェを抜擢したい。朝日杯2着に加え、三冠レースを3、3、4着。この世代において、高い実力を備えていることは明白。同父バゴ産駒、クロノジェネシス同様の大舞台での安定した底力を持つ。ただ、問題はその脚質。追い込みに近い、差し脚質で、コーナー6回の中山の内回り2500mでは、相当器用に立ち回らないと前には届かない。理想は3~4コーナーからのまくり差しだが、それでは外を回すロスがついてまわる。幸い、今年はおそらくペースが早くなるはず。展開不問で確実に差してくる末脚に期待したい。

 コントレイルが退き、必然的に古馬代表筆頭格となるクロノジェネシス。グランプリ4連覇をかけ、先の2頭に続き、有終の美を飾るため、当然の本命視と意気込みたかったところだが、どうも陣営のトーンが上がってない。凱旋門賞での大敗が心身ともに影響したか、本調子ではないとのことだが、追い切り状態をみた私見では、それほど悪いようにも思えない。前方で競馬ができる馬だけに、小回りのこの舞台は絶好ではあるが、それでも、やはり不安は拭えない。宝塚記念では、海外帰りでも即結果を出したが、ここは一歩引いて、この馬の決して崩れぬ安定感に委ねる形をとりたい。

 一方、クロノジェネシスとともに凱旋門賞に出走したディープボンドは好調そのもの。凱旋門賞は大敗だったが、欧州の不良馬場で無理しなかったことも大きい。キズナ産駒特有のムラっ気があるところはあるが、菊花賞、天皇賞・春を始め、長距離実績は十分。長距離レース特有の持続性のある流れとなれば、そのスタミナが物を言う。

 「アカイはアカイでも…」と、前走のエリザベス女王杯はややフロック気味の勝利と見られがちなアカイイト。しかし、ここまで階段を登るかように、しっかりと積み重ねてきた実績があり、ここにきて一気に素質開花が進んでいるとも見える。さらにレベルが上がるレースとなるが、それに負けない成長が加わるならば、決して侮れぬ牝馬といえよう。

 2連勝中のパンサラッサの逃げ残りも面白そう。ロードカナロア産駒だけに、さらに伸びる距離には不安が残るし、さすがにG1レベルだと相手も強い。しかし、大逃げを打っての粘り込みが、この舞台で存外ハマる可能性はある。

 菊花賞大敗のアサマノイタズラの巻き返しも警戒したい。G1実績こそないが、重賞レースでみせる一瞬の切れ味は、常に大駆けの怖さがある。現状、状態もよく一発ムードが漂う。早い流れとなることが必要条件にはなる。

 菊花賞馬タイトルホルダーは大外枠が何より痛い。ただ、前走逃げの手も打ったように、先行脚質ゆえ、スタート好発進を決め、コーナーまでの短い間の先団争いを制すれば、最強世代の菊花賞馬の地力はやはり怖い。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

10=09
→07,05,13,02,14,16
(36点)

10=07
→09,05,13,02,14,16
(36点)
次年度への期待も込め、エフフォーリアを主軸。完成度高く、融通も効くため、敗れたとしても大崩れはないと思える。その点ではクロノジェネシスも譲らないが、今回は調子イマイチとみて、間に3歳の実績馬、ステラヴェローチェが割って入るとみる。馬券はエフフォーリアから、3連単マルチながし。オッズ次第では、エフフォーリア1着ながしまで絞り込む必要はあるかも知れない。
2021年11月28日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[1] 2  ◎  コントレイル    牡4 57 福 永  2:24.7  1
2[4] 7  ○  オーソリティ    牡4 57 ルメー  2      3
3[2] 4  △  シャフリヤール   牡3 55 川 田  1.1/2   2
4[6] 12  ☆  サンレイポケット  牡6 57 鮫島克  3/4     10
5[3] 6      グランドグローリー 牝5 55 Cデム  3/4     8
6[7] 14  △  ユーバーレーベン  牝3 53 デムー  クビ    5
7[6] 11      シャドウディーヴァ 牝5 55 横山典  1/2     11
8[8] 18      ジャパン      牡5 57  武   クビ    9
9[5] 9  ▲  アリストテレス   牡4 57 横山武  1      4
10[3] 5      キセキ       牡7 57 和田竜  1      7
11[2] 3  ☆  ブルーム      牡5 57 ムーア  1/2     6
12[8] 16      ユーキャンスマイル 牡6 57 藤岡佑  1      14
13[7] 13      モズベッロ     牡5 57 池 添  1.1/2   16
14[7] 15      マカヒキ      牡8 57 藤岡康  クビ    12
15[5] 10      ロードマイウェイ  牡5 57 三 浦  3      18
16[1] 1     Bムイトオブリガード 牡7 57 柴田善  クビ    15
17[4] 8     Bウインドジャマー  セ4 57 北村宏  アタマ  17
18[8] 17  ☆  ワグネリアン    牡6 57 戸 崎  クビ    13  
払戻金  [単 勝]  2 160円
        [複 勝]  2 110円/ 7 140円/ 4 120円
        [枠 連]  1-4 530円
        [馬 連]  2-7 530円
        [ワイド]  2-7 210円 / 2-4 150円 / 4-7 330円
        [馬 単]  2-7 670円
        [3連複]  2-4-7 510円
        [3連単]  2-7-4 1780円
  

感想と言い訳?!

 コントレイルが立派に有終の美を飾りました。福永騎手の涙には、やはり相当のプレッシャーがあったことを物語ってました。さらなるマイナス体重で、パドックでの姿は極限そのものといった状態。レース前からあれほど勝てる雰囲気を感じたことは過去そんなにありません。実際文句のつけようのない完勝でした。
 
 一方で同様にシャフリヤールのパドックでの姿もものすごく、直前で一気に人気を集めました。こりゃ、この2頭の一騎打ちかなぁとも思いましたが、負けじとオーソリティが割って入りました。というか、さすがにルメール騎手。完璧な騎乗で、あれで負けたら仕方がないと思える内容でした。
 
 それにしても…3連単で1700円ですか?笑 せめて、サンレイポケットがからんでくれたらなぁ…とも思いましたが、まぁ、ここはこれでよいでしょう!

 あと、マカヒキのおかげでダービー馬が4頭揃う珍しいレースになりましたが、ワグネリアンの方はちょっと困った結果となりましたね。

2021/11/28 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 12R
    東京 C
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ムイトオブリガード 牡7 57.0 柴田善
1 02 コントレイル 牡4 57.0 福永
2 03 ブルーム 牡5 57.0 ムーア
2 04 シャフリヤール 牡3 55.0 川田
3 05   キセキ 牡7 57.0 和田竜
3 06   グランドグローリー 牝5 55.0 Cデムーロ
4 07 オーソリティ 牡4 57.0 ルメール
4 08   ウインドジャマー セ4 57.0 北村宏
5 09 アリストテレス 牡4 57.0 横山武
5 10   ロードマイウェイ 牡5 57.0 三浦
6 11   シャドウディーヴァ 牝5 55.0 横山典
6 12 サンレイポケット 牡6 57.0 鮫島駿
7 13   モズベッロ 牡5 57.0 池添
7 14 ユーバーレーベン 牝3 53.0 Mデムーロ
7 15   マカヒキ 牡8 57.0 藤岡康
8 16   ユーキャンスマイル 牡6 57.0 藤岡佑
8 17 ワグネリアン 牡6 57.0 戸崎圭
8 18   ジャパン 牡5 57.0 武豊
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
それなりに先行勢は好位を取りに行くはずで、ある程度は流れう。
信頼度
C
軸馬信頼
本命馬の軸は信頼度は高そうだが、人気も一本かぶり気味。ヒモ荒れに期待したいところ。
予想本文 

~ 無勝の三冠馬 ~
 昨年のジャパンカップは歴史に残る夢の舞台だった。そこに挑んだ3歳三冠馬のコントレイルは先輩女帝に敗れてしまった。そこからまさかここまで未勝利になるとはさすがに予想外。ただ、レースに出たのは3戦のみ。そして、勝利こそないが、異なる条件の厳しいレースですべて上位入線を果たした。決して恥ずべき内容ではないのだが、それでも、ここはなんとしても勝利して、引退を飾りたい一戦となる。

 「負けられぬ」ただその一言で、渾身の仕上げをみせているコントレイル。正直、頭としては懐疑的な気持ちもあったが、これなら!と思える素晴らしい内容の追い切り内容で、強い3歳世代や未知の外国馬が相手でも、自信の本命に据えたい。3冠達成後の3戦はいずれも厳しい戦いとなったが、ここまで決して崩れなかった。東京コースはこの馬には最もやりやすいコース。不良馬場の大阪杯以降、無理をしないローテも、今こそ実を結んでくるはず。例え人気でも、ここは軸不動か。

 東京コースで、しかもこの鞍上なら!というのがオーソリティ。G1で2度の大敗があるが、アルゼンチン共和国杯を連覇。特に前走は斤量を背負いながらの貫禄勝ち。東京コースの中距離舞台であるなら、G1の舞台でも期待度は高い。比較的、前で競馬ができる点も好印象で、加えてこの鞍上なら、好位抜け出しから危なげない競馬ができそう。中2週と、間隔が詰まっている点は多少気になるところ。

 コントレイルと菊花賞で接戦を演じたアリストテレス。ここにきて、かなり状態が上向きになってきている。前走ではマカヒキの激走に屈したとはいえ、粘るキセキを競り落とし、存在感を再度発揮。父エピファネイアと同じく、少し気性面で難しいところが見受けられるが、東京コースなら存分に力を発揮できるはず。

 強い3歳世代のダービー馬シャフリヤール。ダービーで下したエフフォーリアは先日、コントレイルを下し、天皇賞制覇した。三段論法的には当然の筆頭候補も、復帰前走が案外の結果。ただ、重馬場の中、自慢のキレを活かせなかった点は言い訳できる。良馬場でこのメンバーなら胸を張れることは間違いないが、このレースは東京でも、後方からの競馬は厳しい展開になりがち。その点、この馬は少々分が悪く、人気も考え、一歩引く評価とした。

 53キロの斤量がやはり魅力のユーバーレーベン。いくらなんでも負けすぎの前走ではあるが、全く競馬になってなかっただけに、逆に一叩き後の一変も期待できる。オークスと同じ舞台ではあるが、このメンバーでさすがに直一気の展開は望みづらい。ある程度前につける必要はあるだろう。オークス馬はこのレースで活躍がみられているだけに要注意。

 海外参戦馬ブルームも気になる。極悪馬場の凱旋門賞で大敗後、続くBCターフでしっかりと巻き返してみせた。返す刀で強行ローテの参戦だが、現着後は意外に身軽い姿を披露。血統的にも、追い込み脚質的にも、日本の早い時計への対応がどうかだが、そこは日本をよく知る鞍上だけに…。

 ミスター東京2400のジャンポケ産駒のサンレイポケット。6歳にしてジリジリと地力アップが伺える奥手の長距離型。前走の天皇賞・秋では、あれだけのメンバーを相手に4着と大健闘。ここも引き続き。

 不調が続くワグネリアンだが、前走のマイル戦出走はいいきっかけとなるかも。もともとこのレースでの好走実績もあり、鞍上手替わりも手伝って、スムーズなら復活の可能性も…。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭1着ながし:

02
→07,09,04,14,03,12,18
(42点)

軸1頭2着ながし:
02
→07,09,04,14,03,12,18
(42点)
意外と難しいメンバーが揃ったが、素直にコントレイルを信頼。単勝勝負は怖いものがあるが、連軸としてはまず信頼に応えてくれるだろう。しかし、やはり心情的には先週のグランアレグリアと同じく、有終の美を飾って欲しい。対抗格が難しいこともあり、ここは3連単1頭ながしで勝負。一応2着固定も押さえておきたい。
2021年11月14日(日) / 阪神 2200m 芝・右 内 / 晴・良
3歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 16     アカイイト     牝4 56  幸   2:12.1  10
2[3] 5  ☆ ステラリア     牝3 54 松 山  2      7
3[1] 2     クラヴェル     牝4 56 横山典  クビ    9
4[6] 11  ☆ ソフトフルート   牝4 56 岩田望  クビ    11
5[2] 4     イズジョーノキセキ 牝4 56 和田竜  ハナ    12
6[1] 1  ◎ レイパパレ     牝4 56 ルメー  クビ    1
7[2] 3  △ アカイトリノムスメ 牝3 54 戸 崎  クビ    2
8[6] 12     デゼル       牝4 56  武   クビ    8
9[3] 6  ☆ ランブリングアレー 牝5 56 吉田隼  1      6
10[8] 15  ○ ウインキートス   牝4 56 丹 内  アタマ  5
11[4] 8  ▲ テルツェット    牝4 56 デムー  3/4     4
12[5] 10     ムジカ       牝4 56 秋山真  1/2     15
13[8] 17     コトブキテティス  牝4 56 柴田善  1      16
14[7] 13     リュヌルージュ   牝6 56 富 田  8      17
15[4] 7     シャムロックヒル  牝4 56 団 野  ハナ    13
16[5] 9     ウインマリリン   牝4 56 横山武  1.1/2   3
17[7] 14     ロザムール     牝5 56 池 添  大差    14
  
払戻金  [単 勝]  16 6490円
        [複 勝]  16 1180円/ 5 650円/ 2 810円
        [枠 連]  3-8 2610円
        [馬 連]  5-16 51870円
        [ワイド]  5-16 9600円 / 2-16 15440円 / 2-5 7450円
        [馬 単]  16-5 137500円
        [3連複]  2-5-16 282710円
        [3連単]  16-5-2 3393960円
  

感想と言い訳?!

 アカイアカイ馬券とか、赤いは赤いでも…とか、考えなかったわけではないのですが、それを踏まえて見ていても、「ないな」と判断してしまったアカイイト。終わってから省みると、時計のかかるレースでの末脚勝負という実にキズナ産駒らしいタイプで、このレースにぴったり。これが戦前は見向きもしないのですから競馬は難しいですね。そして、2着にもキズナ産駒、ステラリアが入り、なんと1~5番人気馬が全滅というものすごい大波乱となり、サンドピアリスなど、昔の荒れるエリザベス女王杯を思わず思い出しました。

 敗れた人気馬では、アカイトリノムスメはそれほど気にならないですが、レイパパレの敗戦の意味は大きいですね。ルメールを持ってしても叶わぬ距離の壁は、おそらく今後のローテーションにも影響を及ぼしそうです。

2021/11/14 3歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝2200m
    内・右回り

  • 見込み
内回りコースというのが最大のポイント。直線短いが急坂がある。パワー型の先行馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 レイパパレ 牝4 56.0 ルメール
1 02   クラヴェル 牝4 56.0 横山典
2 03 アカイトリノムスメ 牝3 54.0 戸崎圭
2 04   イズジョーノキセキ 牝4 56.0 和田竜
3 05 ステラリア 牝3 54.0 松山
3 06 ランブリングアレー 牝5 56.0 吉田隼
4 07   シャムロックヒル 牝4 56.0 団野
4 08 テルツェット 牝4 56.0 Mデムーロ
5 09 ウインマリリン 牝4 56.0 横山武
5 10   ムジカ 牝4 56.0 秋山真
6 11 ソフトフルート 牝4 56.0 岩田望
6 12   デゼル 牝4 56.0 武豊
7 13   リュヌルージュ 牝6 56.0 富田
7 14   ロザムール 牝5 56.0 池添
8 15 ウインキートス 牝4 56.0 丹内
8 16   アカイイト 牝4 56.0
8 17   コトブキテティス 牝4 56.0 柴田善
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドルー
早め先行の本命馬に、逃げ馬が2頭。緩めが多いこのレースとしてはやや流れる展開。
信頼度
C
ヒモ穴注意
3歳馬、古馬が入り混じり、データの少ない阪神開催。思わぬ穴馬の好走も。
予想本文 

~ 1ハロンの壁 ~
 先の天皇賞・秋で覇を競ったコントレイルとグランアレグリア。この2騎を大阪杯で完封し、一躍、表舞台に躍り出たレイパパレ。しかし生憎、その後は連敗が続いた。囁かれるは2200mの距離の壁。わずか1ハロンの差が本当に存在しているのか、その真価が問われる1戦。

 阪神2200mは差し馬有利であるデータは、はっきり出ている。それでも、レイパパレを軸に据えたい。母系にソダシと同じく、クロフネが入り、やはり距離的に10ハロン以下が向いているのであろう。かといって、マイルではやや忙しすぎる印象もある。距離の壁といっても、2200m戦で大きくは負けておらず、血統的な部分より脚質的な部分が大きいとみる。どうしてもマークされやすい逃げ・先行タイプだけに、競り合いになると脆さも露呈する。今回の鞍上交代で、そのあたりを名手がどのように御するのかが見もの。また状態もこれまでで一番良いように思われる。多少のハンデがあっても、牝馬同士のここなら負けられない。ここはしっかり復権してほしい。

 ウイン-ウインで決まったオールカマーの再現もないとは言えないウインキートス。しかも、今度は頭のウインになれる素質も秘めている。遅咲きのステイヤータイプで、力のいる阪神2200mのコースもピタリ。気性的に難しいところがあり、時々の大ポカが玉に瑕だが、今回のメンバーなら付け入る隙もあるとみて、対抗評価まで抜擢。上がり勝負となると少々分の悪いところもあるが、前走のような競馬ができるなら、期待感の方が大きい。外枠となった点については、この馬にとっては好都合のはずであまり心配はない。

 テルツェットの末脚はやはり魅力。正直、前走については、鞍上の好騎乗があったという点は否めず、その分、今回は割引きとなるが、一発要素が高く、ここは積極的に狙っていきたいところ。このレースでは上がりの競馬となりやすく、末脚自慢の馬としては、お誂え向きの展開となりやすい。まだ底を見せていない大きな魅力がある割に、意外と現時点では人気もそれほどない。気性的に、当日気配は要確認ではあるものの、展開ハマればここは面白い存在。

 ソダシ一本かぶりの秋華賞を鮮やかに勝ちきったアカイトリノムスメ。3歳代表として余勢を駆っての古馬挑戦。今年の3歳世代はハイレベル。その世代の牝馬クラシック路線を軒並み上位で駆け抜けたこの馬なら、まず大崩れする心配はなさそう。ただ、あまりキレで勝負するタイプではないだけに、今回の阪神内周りがどう影響するか。展開不問のタイプではあるが、ここは母アパパネも敗れた舞台。リベンジできるか、再度注目したい。

 昨年このレース4着で、前走オールカマーで鮮やかにレイパパレを差し切ってみせたウインマリリン。鞍上も今、絶好調の若手のホープとあれば、当然の有力馬の一角であろう。ただ、前走後の追い切りで、古傷の熱発というアクシデントがあった。大勢に影響はないとはいえ、調整が遅れたのは事実。かなりの人気を背負うことが予想される馬だけに、ここは少々控えめな評価止まりとした。

 昨年3歳馬の身でこのレースを6着と好走したソフトフルート。その後もまずまずの実績を積み重ね、前走の2着も評価できる内容。休養明けを叩いて、状態も良化。阪神コースに実績乏しいが、後ろからの競馬になればチャンスも。

 ランブリングアレーは長くいい脚を使うタイプ。しまいのかかる阪神芝とはいえ、このレースでは、あまり向くとは思えない。しかし前々走のヴィクトリアマイルでは、上がりの競馬に見事に対応し、その末脚には見るべきものがあった。前走の敗戦は包まれてのものだったし、ここは、もう一戦見てみたい。

 3歳馬ゆえの軽量を活かせるステラリアの大駆けにも注意。なかなか安定した競馬ができないではいるが、折り合いさえつけば、一変するだけの伸びしろはある。相手強化でかなり厳しい舞台ではあるが、追い切り好調で、穴ムード漂う。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

01=15
→08,03,09,11,06,05
(36点)

01=08
→15,03,09,11,06,05
(36点)
それぞれに不安もある中、レイパパレの地力を信頼したい。前に行って目標にされながら押し切るという難しいことを要求されるが、ここを勝てなければ先の道は開けない。鞍上が変わってとう言う競馬をするかも見もの。相手以下にはかなり迷いも生じたが、少し冒険をしてウインキートスとテルツェットの両馬を抜擢。馬券はレイパパレからこの2頭を相手に3連単マルチながし。
2021年10月31日(日) / 東京 2000m 芝・左 / 曇・良
3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 5  ▲  エフフォーリア   牡3 56 横山武  1:57.9  3
2[1] 1  ◎  コントレイル    牡4 58 福 永  1      1
3[5] 9  ○  グランアレグリア  牝5 56 ルメー  クビ    2
4[4] 8      サンレイポケット  牡6 58 鮫島克  1.3/4   10
5[8] 15  ☆  ヒシイグアス    牡5 58 松 山  1.3/4   7
6[2] 4  ☆  ポタジェ      牡4 58 川 田  クビ    5
7[7] 13      ペルシアンナイト  牡7 58 大 野  アタマ  13
8[6] 12      ラストドラフト   牡5 58 三 浦  1.1/2   14
9[8] 16      ユーキャンスマイル 牡6 58 藤岡佑  クビ    12
10[6] 11     Bムイトオブリガード 牡7 58 柴田善  3/4     16
11[4] 7      ワールドプレミア  牡5 58 岩田康  アタマ  6
12[7] 14  △  カレンブーケドール 牝5 56 戸 崎  1/2     4
13[2] 3      モズベッロ     牡5 58 池 添  1/2     9
14[5] 10     Bカイザーミノル   牡5 58 横山典  ハナ    11
15[3] 6      トーセンスーリヤ  牡6 58 横山和  1/2     8
16[1] 2      カデナ       牡7 58 田 辺  2      15
  
払戻金  [単 勝]  5 340円
        [複 勝]  5 120円/ 1 110円/ 9 110円
        [枠 連]  1-3 400円
        [馬 連]  1-5 390円
        [ワイド]  1-5 170円 / 5-9 200円 / 1-9 170円
        [馬 単]  5-1 850円
        [3連複]  1-5-9 350円
        [3連単]  5-1-9 2040円
  

感想と言い訳?!

 3強で決まるかもなぁ…思いつつも、私にとっては最も嫌な形での3強決着でした。勝ったのは人馬とも新鋭となる3歳馬エフフォーリア。文句のつけようのない完璧な競馬で、前のグランアレグリアを差し、後ろのコントレイルを押し切った。ある種、世代代表戦だったこのレースでの3歳馬の勝利は意味が大きい。現3歳世代が今後中心となっていきそうですね。

 一方、敗れたコントレイル。斤量差があるとはいえ、この敗戦はなかなかに堪える。好スタートを切りながら後方に下げ、結果エフフォーリアと同じ脚色どまりで並ぶことすらさせてもらえなかった。変わらず高い完成度は失われていないものの、あの弾けるような末脚が、ダービー以降は実はお目にかかれていない。ここまではまだそれなりの理由もあったが、今回はスロー展開だけでは苦しい。また、グランアレグリアはというと、コントレイルとは逆に、積極的に前に行く競馬。これは正解だったように思えるが、最後力尽きてしまったのは、展開のアヤ。ただ、これが距離の壁というならそうなのかもしれない。

 スローペースだったことも多分に影響したかもしれませんね。しかし結局、最もこの展開にきっちり適応してみせたのが、エアフォーリアだったと言えそうです。

2021/10/31 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
今週からCコース。今年はG1レースでも内の先行馬が残るケースが目立った。引き続きその傾向は続くが、大勢に影響をするほどでもなさそう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 コントレイル 牡4 58.0 福永
1 02   カデナ 牡7 58.0 田辺
2 03   モズベッロ 牡5 58.0 池添
2 04 ポタジェ 牡4 58.0 川田
3 05 エフフォーリア 牡3 56.0 横山武
3 06   トーセンスーリヤ 牡6 58.0 横山和
4 07   ワールドプレミア 牡5 58.0 岩田康
4 08   サンレイポケット 牡6 58.0 鮫島駿
5 09 グランアレグリア 牝5 56.0 ルメール
5 10   カイザーミノル 牡5 58.0 横山典
6 11   ムイトオブリガード 牡7 58.0 柴田善
6 12   ラストドラフト 牡5 58.0 三浦
7 13   ペルシアンナイト 牡7 58.0 大野
7 14 カレンブーケドール 牝5 56.0 戸崎圭
8 15 ヒシイグアス 牡5 58.0 松山
8 16   ユーキャンスマイル 牡6 58.0 藤岡佑
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
生粋の逃げ馬不在で、流れは遅い。東京コースでも先行馬に利がありそう。
信頼度
B
上位安泰
主力級の力は抜けている感があり、舞台設定からも波乱要素は少ない。
予想本文 

~ 三冠馬の復権 ~
 三冠馬、コントレイルがこのレースとジャパンカップを最後に引退となる。三冠を制した後は、未勝利となってしまった。稀代の女帝が相手だったり、道悪だったりと、不運な面もあるが、現状、歴代三冠馬の中では地味な印象は拭えない。残り2戦をどのようなレースを見せるかで真価が問われる。

 ここは負けられぬコントレイル。アーモンドアイに破れたJCはともかく、大阪杯の敗戦はショックが大きかった。前のレイパパレは仕方ないとしても、モズベッロに後ろから差されてしまう姿はちょっと想像できなかった。ただ、先着された2頭のその後を鑑みると、力の差というより、やはり道悪の要素が大きく響いたのだろう。宝塚記念も回避し、十分な充電期間を経てリフレッシュ。休養明けとはなるが、乗り込み量豊富で、相変わらず高い完成度を披露。切れ味勝負の東京2000mは願ってもない舞台。ここなら相手は誰であれ、譲ってはいけない。

 立ちはだかるは、やはりルメールとグランアレグリア。スプリント戦であれだけの強さを見せている以上、確かにこの距離は本来適正ではないのかもしれない。しかし、大阪杯ではしっかりと折り合い、コントレイルと互角の競馬。最後は重馬場の阪神の坂に力尽きたが、2000mへの対応は何ら問題ないことを示した。気になるのは、8月の喉ナリの手術だが、幸い、何らかの疾患ではなく、喉頭蓋エントラップメントと、軽度であったため、大きな影響はないと見てよさそう。差し脚が身上だけに、スローの展開は歓迎しないが、東京コースで、この鞍上なら、まず大崩れはないだろう。

 素直に力量を問うなら、3番手はやはり3歳世代筆頭エフフォーリア。菊花賞を回避してこちらに駒を進めたのは正解に思えるが、こちらは相手となる古馬2騎が強力。ただ、3歳馬ゆえ、斤量2キロ減の恩恵がある。これなら2強にも渡り合えると、陣営の自信も推して知るべし。さらにこの馬は比較的前で競馬ができるため、展開も向く。早め先行から出し抜けが決まれば、当該距離無敗の実績が黙ってはおらず、高らかに世代交代を告げることも可能。

 勝ちきれぬ弱さと、絶対に崩れない強さを併せ持つカレンブーケドール。重賞未勝利とはいえ、G1級の能力があることは誰しもが知るところ。ただ、惜しむらくはいい脚が一瞬しか使えない。そういう意味では、この舞台は力が発揮しやすいはず。外枠は気がかりだが、馬券対象からは外せない馬。宝塚記念以来となるが、仕上がり絶好で抜かりはない。

 久しぶりの復帰戦となるヒシイグアス。もう5歳馬だが、間隔を開けながら4連勝と、キャリア浅く、底も割れていない。中距離に実績が集中し、東京コースも得意。今の力でこの舞台をどこまでやれるか見届けたい。

 こちらも堅実、かつ中距離専科のポタジェ。重賞、リステッドレベルで勝ち負けレベルの好走が続き、休養明けで挑んた毎日王冠でも3着。東京コースでは切れる脚があり、この馬自身の能力は全開できるはず。後続勢が不発に終わる展開となれば、押し切りも。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

01=09
→05,14,15,04
(24点)
3歳世代代表、エフフォーリアの強さは認めるものの、やはり、コントレイルとグランアレグリアの古馬2騎が抜けているか。この両者の差はつけられず、並んでの追い比べなら前者、並ぶ間もなく外から差すなら後者か、といったところ。要は展開一つだが、総合力でコントレイルを頭に据えたい。馬券はこの2頭からの3連単マルチながし。実力に開きがあるように思えるため、ヒモはあまり手広くいかずに、絞り込みたい。

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bakusuinobitaです。
一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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