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2019年12月8日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 曇・良
サラ系2歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 4  △ レシステンシア     牝2 54 北村友  1:32.7  4
2[5] 9  ☆ マルターズディオサ 牝2 54 田  辺  5      6
3[5] 10  ○ クラヴァシュドール 牝2 54 藤岡佑  ハナ    3
4[2] 3  ▲ ウーマンズハート   牝2 54 ビュイ  2.1/2   2
5[1] 1     ヤマカツマーメイド 牝2 54   武    クビ    7
6[8] 15  ◎ リアアメリア       牝2 54 川  田  2      1
7[1] 2     カワキタアジン     牝2 54 鮫島克  クビ    13
8[3] 6  △ クリスティ         牝2 54 福  永  クビ    5
9[7] 13     ジェラペッシュ     牝2 54   幸    1.3/4   11
10[3] 5     ボンボヤージ       牝2 54 岩田望  4      10
11[4] 8  ☆ オータムレッド     牝2 54 松  山  1/2     12
12[4] 7  ☆ ロータスランド     牝2 54 藤岡康  クビ    8
13[6] 12     ヒメサマ           牝2 54 川  須  6      15
14[7] 14     スウィートメリナ   牝2 54 和  田  クビ    16
15[8] 16     エレナアヴァンティ 牝2 54 岩田康  1/2     14
16[6] 11     ルーチェデラヴィタ 牝2 54 池  添  7      9
  
払戻金 単勝 4 1120円
    複勝 4 310円 / 9 670円 / 10 170円
    枠連 2-5 600円
    馬連 4-9 10000円 / 馬単 4-9 20410円
    3連複 4-9-10 8560円 / 3連単 4-9-10 86720円
    ワイド 4-9 2480円 / 4-10 510円 / 9-10 1210円
  

感想と言い訳?!

ていなかったレシステンシア。すんなり先手をとって、直線突き放し、後続はなす術もありませんでした。2着マルターズディオサ、3着クラヴァシュドールはこれくらいはやれるでしょうが、もう一方の驚きは、リアアメリアの大敗。ここまで何もできないとはこれまた予想外でした。やはり2歳牝馬は難しいです。

2019/12/8 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ヤマカツマーメイド 牝2 54.0 武豊
1 02   カワキタアジン 牝2 54.0 鮫島駿
2 03 ウーマンズハート 牝2 54.0 ビュイック
2 04 レシステンシア 牝2 54.0 北村友
3 05   ボンボヤージ 牝2 54.0 岩田望
3 06 クリスティ 牝2 54.0 福永
4 07 ロータスランド 牝2 54.0 藤岡康
4 08 オータムレッド 牝2 54.0 松山
5 09 マルターズディオサ 牝2 54.0 田辺
5 10 クラヴァシュドール 牝2 54.0 藤岡佑
6 11   ルーチェデラヴィタ 牝2 54.0 池添
6 12   ヒメサマ 牝2 54.0 川須
7 13   ジェラペッシュ 牝2 54.0
7 14   スウィートメリナ 牝2 54.0 和田
8 15 リアアメリア 牝2 54.0 川田
8 16   エレナアヴァンティ 牝2 54.0 岩田康
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
そこまで速い流れにはならなさそうではあるが、例年どおり、直線の速い上がりは必須。内の良好な馬場を考慮しても差し馬有利か。
信頼度
C
軸信頼
ある程度、本命馬は信頼できそう。それでも、2歳牝馬戦。何が起きるかはわからない。
予想本文 

~ 上位強力? ~
 まだ数戦しかこなしていない2歳馬にもかかわらず、重賞組の上位陣の力が抜けているように思えるメンバー構成。得てしてこういうときに大波乱が起きたりするものでもあるが、果たして…。

 前走の道中では派手に頭を上げる仕草を見せていたリアアメリア。完成度の点ではまだ不安が残るも、それでもあのレースができるスケールの大きさに本命視。このレースに強いめっぽう強いディープ産駒で、速い上がりも持っている。外枠と気性面を差し引いても総合力はもっとも高い。

 前走、サリオスには敗れはしたものの、非常に強い内容だったクラヴァシュドール。デビュー以来、2戦とも33.1の上がりはこの舞台では非常に頼もしい。まともに走れば勝ち負け必至だろう。この馬も本命馬同様、気性面では少し気がかりも、2歳牝馬ならこんなものだろう。

 上記2頭に割って入るなら、休養明けのウーマンズハート。夏以来というのはさすがに大きなハンデではあるが、底を見せていない魅力がある。何より新潟で披露したあの末脚は魅力的。馬体重と当日気配は気にしておきたい。

 キズナ産駒のクリスティ。前走は3馬身差で敗れる結果も、直線仕掛けを遅らせ、その分外に出さざるを得なかった内容。牡馬相手ではあるし、重馬場も踏まえれば十分及第点。スムーズに運べば面白い。

 ファンタジーS組はこのレースとの連動に乏しくなってしまったが、レシステンシアは距離伸びてもやれそうだ。G1で早めの流れになれば、それほど前につけることもなく丁度いい位置から差し比べに持ち込める。内目の枠を活かせれば。

 オータムレッドの前走の敗戦はまだ巻き返しが効く内容。人気はガクッと落ちる分、旨味があり狙い目。G1の流れに対応できれば。

 マルターズディオサもキズナ産駒。母系からはあまりこのレース向きの血統でもないように思えるが、速い上がりはここまで見せており、案外適性はあるのかもしれない。

 まだまだ未知の部分が多いが、前走、重い馬場でも頑張ったロータスランドにも一票投じておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

15=10
→03,06,04,08,09,07
(36点)

15=03
→10,06,04,08,09,07
(36点)
キャリア少ないとはいえ、ちょっと上位2頭の内容は抜けている感がある。人気でもリアアメリアとクラヴァシュドールを中心。割って入るなら休養明けでもウーマンズハートか。中でもリアアメリアは無様なレースはしないと見て、この馬を頭に3連単 2頭軸マルチで勝負。
2019年11月10日(日) / 京都 2200m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系3歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[1] 2  ○ ラッキーライラック 牝4 56 スミヨ  2:14.1  3
2[3] 6     クロコスミア       牝6 56 藤岡佑  1.1/4   7
3[6] 11  ◎ ラヴズオンリーユー 牝3 54 デムー  クビ    1
4[6] 12  ▲ センテリュオ       牝4 56 ルメー  クビ    5
5[4] 8  △ クロノジェネシス   牝3 54 北村友  クビ    2
6[8] 17  ☆ サラキア           牝4 56 川  田  クビ    9
7[8] 16  △ スカーレットカラー 牝4 56 岩田康  1.1/4   4
8[5] 9     アルメリアブルーム 牝5 56   武    クビ    13
9[7] 13     サトノガーネット   牝4 56 坂  井  3/4     12
10[5] 10     フロンテアクイーン 牝6 56 津  村  クビ    10
11[2] 4  ☆ ウラヌスチャーム   牝4 56 マーフ  1.1/4   6
12[7] 14     ゴージャスランチ   牝4 56   幸    1.1/4   14
13[4] 7     レイホーロマンス   牝6 56 岩  崎  1      18
14[8] 18     レッドランディーニ 牝4 56 池  添  クビ    17
15[2] 3     シャドウディーヴァ 牝3 54 松  山  アタマ  11
16[3] 5  ☆ ポンデザール       牝4 56 藤岡康  1.3/4   8
17[7] 15     ミスマンマミーア   牝4 56 浜  中  1.1/4   16
18[1] 1     ブライトムーン     牝5 56 福  永  1.1/2   15
  
払戻金 単勝 2 540円
    複勝 2 190円 / 6 330円 / 11 140円
    枠連 1-3 2600円
    馬連 2-6 3380円 / 馬単 2-6 5440円
    3連複 2-6-11 4060円 / 3連単 2-6-11 26480円
    ワイド 2-6 970円 / 2-11 430円 / 6-11 940円
  

感想と言い訳?!

 スミヨン騎手が駆る父オルフェーブルの凱旋門賞での姿を彷彿させるように、娘のラッキーライラックが鮮やかな復活を遂げました。スローで前残りが懸念される中、やや控えてからの内強襲。見事なお手並みでした。昨年のリスグラシューといい、やはりこのレースは善戦しつつも勝ちきれない古馬が狙い目なのでしょうか。

 2着にはクロコスミアが逃げ残り。まさかの「2度あることは3度ある」でした。幸い馬券では最後の最後で押さえましたが、予想では逆に最後に切った馬。悔やまれます。3歳2強は善戦も、古馬には叶わなかった結果。1番人気ラヴズオンリーユーは積極的な競馬で前に進めましたが、あのスローでは当然の戦法だったと思われます。

2019/11/10 3歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 B
  • 芝2200m
    外・右回り

  • 見込み
コーナーまでの直線が長く、前半はスロー。基本的には先行有利。後方待機馬は早めのスパートが要求される。ここが遅くなると、逃げ馬の逃げ切りを誘発してしまう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ブライトムーン 牝5 56.0 福永
1 02 ラッキーライラック 牝4 56.0 スミヨン
2 03   シャドウディーヴァ 牝3 54.0 松山
2 04 ウラヌスチャーム 牝4 56.0 マーフィー
3 05 ポンデザール 牝4 56.0 藤岡康
3 06   クロコスミア 牝6 56.0 藤岡佑
4 07   レイホーロマンス 牝6 56.0 岩崎
4 08 クロノジェネシス 牝3 54.0 北村友
5 09   アルメリアブルーム 牝5 56.0 武豊
5 10   フロンテアクイーン 牝6 56.0 津村
6 11 ラヴズオンリーユー 牝3 54.0 Mデムーロ
6 12 センテリュオ 牝4 56.0 ルメール
7 13   サトノガーネット 牝4 56.0 坂井
7 14   ゴージャスランチ 牝4 56.0
7 15   ミスマンマミーア 牝4 56.0 浜中
8 16 スカーレットカラー 牝4 56.0 岩田康
8 17 サラキア 牝4 56.0 川田
8 18   レッドランディーニ 牝4 56.0 池添
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
近年の流れと同様、スローペースはほぼ間違いなさそう。上がりの勝負濃厚。
信頼度
C
波乱要素あり
世代間レースとあって、一概に3歳馬に傾倒しては危険な可能性も。
予想本文 

~ オークス馬 vs 秋華賞馬 ~
 古馬混合の牝馬限定戦も今年は3歳馬が人気を集めそう。特に無敗のオークス馬と、先日の新女王の戦いに注目が集まっている。現3歳世代のレベルは少し懐疑的な面もあるが、迎え撃つ古馬陣も若干手薄感があり…

 無敗のオークス馬ラヴズオンリーユー。秋華賞がオークスでの2、3着馬での決着だっただけに、オークス馬への注目は当然高まる。しかし、ぶっつけで挑む点が気になる所。休養明けで古馬との対戦はなかなか甘くはない。実力は当然認めつつも、圧倒的人気には少し躊躇もあった。だが、もともと秋華賞に照準をあわせていた中での蹄不良ゆえ、状態についてはそれほど不安はなく、20キロ近い馬体増も、仕上がり課程をみると杞憂のようだ。特にデビュー以来、4戦でみせている上がりの切れ味は秀逸で、これなら変速ローテも克服できるとみた。

 3歳オークス馬の相手は古馬が務める。その代表格、ラッキーライラックを思い切って抜擢したい。勝ちきれない苦しいレースが続いており、前走も久々の勝利が見えたと思った後の失速。さらに距離が伸びる今回は強気になりづらいところだが、その実、内容はそれほど悪くはない。折り合いはつくので、距離もこなせるだろうし、ここは鞍上の乗り替わりが良い効果を生まないか、期待してみたい。

 前走案外も、センテリュオが面白そう。このコース、距離に実績があり、G1請負人たる名手を再度ヤネに迎えることができた。確かに実績的には見劣りするが、京都外回りで、追い比べになれば十分勝負になるはず。調教でも軽快な動きを見せており、人気薄の狙い目としてはうってつけ。スタミナ勝負の展開に持ち込みたい。

 近走での活躍がめざましく、一躍古馬の有力候補にのし上がったスカーレットカラー。その切れ味は目をみはるものがあり、決め手は十分。すっかり充実期を感じさせる状態で、この勢いを維持したままG1奪取も。長めの距離実績に乏しく、今回が初距離にもなるので、その点には多少不安も残るが、どこまでやれるか期待感の方が大きい。

 先の秋華賞馬、クロノジェネシスもその力は素直に信頼したい。プラス20キロの馬体重でぶっつけで挑んできた前走の勝ちっぷりは見事。春以上の成長を見せつけ、叩いて状態は万全。G1 4戦を含め、3着以下なしの堅実味は素晴らしく、ここを連勝すれば大きな飛躍にもなるだろう。問題は、さらに1ハロン伸びる距離。加えて切れ味勝負となると分が悪い面もある。3歳馬への人気の集中を考えれば少し控えめにしておきたい。

 まだ、未知の部分が多いウラヌスチャーム。ここ2戦の敗退は、後ろすぎて届かなかった感もあり、G1の流れと得意距離を活かし、展開次第での一発は狙えそう。

 未勝利から4連勝と勢いにのるボンデザール。ちょっと距離は短くなるが、前走の牡馬混合オープン戦での大差勝ちはやはり無視できない。

 少し距離的には厳しい気もするがサラキアも押さえておきたいところ。逃げる可能性もあるが、おそらく控えるはずで、ここで新味が出るかも。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

11=13
→12,16,06,04,05,17
(36点)

11=12
→02,16,06,04,05,17
(36点)
 やはり、3歳G1馬2騎が人気を集めるのは仕方がない。ただ、今年の3歳勢は総じてハイレベルとは言い難く、絶対視はできない。古馬陣が強力であれば軽視したいところだが、生憎、こちらもそこまでのメンバーは揃っていない。不安要素の割に人気すぎるきらいはあるが、それでも、ラヴズオンリーユーを中心視。相手には古馬という見方で挑み、3連単マルチながしで、ラッキーライラックの復活と、センテリュオの一発に期待。
2019年10月13日(日) / 京都 2000m 芝・右 内 / 晴・稍重
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 5  ▲ クロノジェネシス   牝3 55 北村友  1:59.9  4
2[4] 8  △ カレンブーケドール 牝3 55 津  村  2      2
3[7] 14     シゲルピンクダイヤ 牝3 55 和  田  1.1/2   10
4[5] 9     シャドウディーヴァ 牝3 55 松  山  1/2     13
5[4] 7  △ ビーチサンバ       牝3 55 福  永  クビ    6
6[3] 6     ローズテソーロ     牝3 55 横山典  1      14
7[2] 3  ☆ ブランノワール     牝3 55 浜  中  1.1/4   11
8[1] 1  ○ ダノンファンタジー 牝3 55 川  田  1/2     1
9[8] 17  ◎ エスポワール       牝3 55 シュタ  アタマ  3
10[8] 16     パッシングスルー   牝3 55 戸  崎  クビ    9
11[5] 10     シェーングランツ   牝3 55   武    3.1/2   12
12[2] 4     トゥーフラッシー   牝3 55   幸    1/2     17
13[7] 13  ☆ サトノダムゼル     牝3 55 デムー  1/2     7
14[8] 18     シングフォーユー   牝3 55 藤岡佑  クビ    15
15[7] 15  ☆ コントラチェック   牝3 55 ルメー  3/4     5
16[6] 11     フェアリーポルカ   牝3 55 三  浦  2.1/2   8
17[6] 12     レッドアネモス     牝3 55 藤岡康  大差    16
-[1] 2     メイショウショウブ 牝3 55 池  添  取消
  
払戻金 単勝 5 690円
    複勝 5 240円 / 8 190円 / 14 550円
    枠連 3-4 1680円
    馬連 5-8 2180円 / 馬単 5-8 4950円
    3連複 5-8-14 15170円 / 3連単 5-8-14 70970円
    ワイド 5-8 710円 / 5-14 2120円 / 8-14 2170円
  

感想と言い訳?!

 1000m通過が58秒台というかなり早いペースとなりました。直線脚色落ちる先行馬を置き去りにする見事な勝利がクロノジェネシス。いやぁ馬体重20キロ増でなかなか強気になれない私をあざ笑うような見事な勝利でした。差したといっても比較的前目に位置していたので、やはり地力上位ですね。本命、対抗馬は馬群に沈み、完敗ですっ!

2019/10/13 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
スタート後の1コーナーがカギ。小回りの内回りコースゆえ、基本的には内枠有利も包まれると厄介。直線短くコーナーでの仕掛けを要するが、外の差し馬も極端な不利はない。とにかく器用さが要求されるコース。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ダノンファンタジー 牝3 55.0 川田
1 02   メイショウショウブ 牝3 55.0 池添
2 03 ブランノワール 牝3 55.0 浜中
2 04   トゥーフラッシー 牝3 55.0
3 05 クロノジェネシス 牝3 55.0 北村友
3 06   ローズテソーロ 牝3 55.0 横山典
4 07 ビーチサンバ 牝3 55.0 福永
4 08 カレンブーケドール 牝3 55.0 津村
5 09   シャドウディーヴァ 牝3 55.0 松山
5 10   シェーングランツ 牝3 55.0 武豊
6 11   フェアリーポルカ 牝3 55.0 三浦
6 12   レッドアネモス 牝3 55.0 藤岡康
7 13 サトノダムゼル 牝3 55.0 Mデムーロ
7 14   シゲルピンクダイヤ 牝3 55.0 和田
7 15 コントラチェック 牝3 55.0 ルメール
8 16   パッシングスルー 牝3 55.0 戸崎圭
8 17 エスポワール 牝3 55.0 シュタルケ
8 18 シングフォーユー 牝3 55.0 藤岡佑
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
直線短い内回りコース。差し馬の仕掛けは早く、流れ早い。とはいえ、馬場は渋く、これといった逃げ馬も不在。
信頼度
C
混戦
各メンバーの力量差はそれほどない。コースや当日の馬場も踏まえると、一筋縄ではいかない情勢。
予想本文 

~ 混戦の秋女王争い ~
 桜花賞馬、オークス馬の姿のいない、秋の3歳女王決定戦。実績的にはダノンファンタジーが中心も、他馬に付け入る隙は十分。

 格下の身の上、鞍上の乗り替わり、加えて外枠と、なかなか厳しい要素が揃ったが、それでも本命にはエスポワールを抜擢。キャリア5戦ながら、逃げ差し自在で、晴雨不問。高い柔軟性を見せており、京都内回りは最適。前走は重馬場を完勝しており、ここでも臆することはないはず。さらに一段上の成長をみせる必要はあるが、期待感の方が大きい。

 桜花賞、オークス馬が姿を見せてこないここは当然の人気馬、ダノンファンタジー。ただ、やはり気になるのは距離の壁。もちろん2000mは守備範囲ではあろうがベストとは言えない。とはいえ、復帰初戦であるローズSをしっかりと人気に応えて勝利してみせた点は高く評価したい。春はやや不完全燃焼に終わっただけに、ここで恥ずかしいレースはできまい。

 G1を3戦含みながらも3着以下なし。クロノジェネシスの安定感はメンバー随一。だが、やはりオークス以来のぶっつけは悩ましいところ。早熟傾向の強いバゴ産駒だけに、一度叩いてほしかった。ここで大敗するリスクも伴うが、鉄砲は効くタイプ。休養明け要因で力を出せないということはないだろう。今回のところはまだ、実績を信頼したい。

 オークスでクビ差2着となったカレンブーケドール。始動となった紫苑Sでは人気を裏切る3着も着差的には僅かで、まぁ上々といえる内容。やはりこのメンバーでは地力的には上位と言えよう。先行しての粘り腰は、京都内回りでも不安は少ない。一方で一発の魅力には欠ける部分もあるが、先行押し切りは十分可能だ。

 前走、ローズSでダノンファンタジーを追い詰めたビーチサンバ。春のチャカチャカした感じが鳴りを潜め、ずいぶん大人びたレースぶりで、春よりも一回り完成度を高めた成長を感じた。春の実績より、ローズSでの内容を素直に評価すべき馬。

 3連勝負けなしでここまで来た上がり馬、サトノダムゼル。現状は、格下であることは否めないが、重馬場経験もあり、伸びしろ見込める高素質馬で、無下にはできない。

 オークス大敗については、やや距離が長すぎたか、コントラチェック。それ以前までの実績を考慮すると、休養明けでもいきなり好走しても決して驚けない。

 連勝の勢いを駆って臨むブランノワールにも注意を払っておきたい。さらに1F伸びるのは歓迎ではないが、距離にも一定の目処はつけている。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

17=01
→05,08,07,13,15,03
(36点)

17=05
→01,08,07,13,15,03
(36点)
ダノンファンタジーの死角は少なそうだが、それでもエスポワールに賭けてみたい。タイム的にはこのメンバーでも通用するはずで、ここでどこまでの競馬ができるか見てみたい。馬券は3連単マルチで、相手は当然のダノンファンタジーと、クロノジェネシスの春の実績馬2頭を。
2019年5月19日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13  ◎ ラヴズオンリーユー 牝3 55 デムー  2:22.8  1
2[5] 10     カレンブーケドール 牝3 55 津  村  クビ    12
3[1] 2  ○ クロノジェネシス   牝3 55 北村友  2.1/2   2
4[6] 12  △ ウィクトーリア     牝3 55 戸  崎  クビ    6
5[4] 8  ▲ ダノンファンタジー 牝3 55 川  田  アタマ  4
6[4] 7     シャドウディーヴァ 牝3 55 岩田康  クビ    7
7[2] 4     シェーングランツ   牝3 55   武    3/4     10
8[3] 6     アクアミラビリス   牝3 55 藤岡佑  2.1/2   13
9[2] 3  △ コントラチェック   牝3 55 レーン  3.1/2   3
10[8] 18     フィリアプーラ     牝3 55 丸  山  1.1/2   17
11[3] 5  ☆ エールヴォア       牝3 55 松  山  2      8
12[6] 11  ☆ シゲルピンクダイヤ 牝3 55 和  田  1.1/4   5
13[5] 9     ウインゼノビア     牝3 55 松  岡  クビ    18
14[1] 1     ジョディー         牝3 55 武  藤  3.1/2   14
15[8] 16  ☆ ビーチサンバ       牝3 55 福  永  クビ    9
16[7] 14     フェアリーポルカ   牝3 55   幸    2      11
17[8] 17     メイショウショウブ 牝3 55 池  添  1.3/4   16
18[7] 15     ノーワン           牝3 55 坂  井  3/4     15
  
払戻金 単勝 13 400円
    複勝 13 200円 / 10 1400円 / 2 170円
    枠連 5-7 8420円
    馬連 10-13 25140円 / 馬単 13-10 28210円
    3連複 2-10-13 28240円 / 3連単 13-10-2 179960円
    ワイド 10-13 6430円 / 2-13 470円 / 2-10 4960円
  

感想と言い訳?!

 リアルスティールの半妹、ラヴズオンリーユーが無敗でオークスを制しました。有力各馬が先行して、直線凌ぎを削る中、後ろから切り裂く形で実に理想的な勝ち方でした。

 この馬と接戦の上、2着に入ったのが無警戒だったカレンブーケドール。この馬、なんでこんなにに人気がなかったの?と終わってみれば好走条件が揃っていることに気づくという有様…。3着にちゃんとクロノジェネシスが来ただけに、非常に悔しい一戦となりました。

2019/5/19 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ジョディー 牝3 55.0 武藤 雅
1 02 クロノジェネシス 牝3 55.0 北村 友一
2 03 コントラチェック 牝3 55.0 D.レーン
2 04   シェーングランツ 牝3 55.0 武 豊
3 05 エールヴォア 牝3 55.0 松山 弘平
3 06   アクアミラビリス 牝3 55.0 藤岡 佑介
4 07   シャドウディーヴァ> 牝3 55.0 岩田 康誠
4 08 ダノンファンタジー 牝3 55.0 川田 将雅
5 09   ウインゼノビア 牝3 55.0 松岡 正海
5 10   カレンブーケドール 牝3 55.0 津村 明秀
6 11 シゲルピンクダイヤ 牝3 55.0 和田 竜二
6 12 ウィクトーリア 牝3 55.0 戸崎 圭太
7 13 ラヴズオンリーユー 牝3 55.0 M.デムーロ
7 14   フェアリーポルカ 牝3 55.0 幸 英明
7 15   ノーワン 牝3 55.0 坂井 瑠星
8 16 ビーチサンバ 牝3 55.0 福永 祐一
8 17   メイショウショウブ 牝3 55.0 池添 謙一
8 18   フィリアプーラ 牝3 55.0 丸山 元気
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
今の東京コースは異常に時計が出る。おそらく今回も道中から早めのラップになりそう。
信頼度
D
実力伯仲
実力互角で混戦模様の桜花賞組に別路線組が加わる。距離の対応とレースの流れ次第。
予想本文 

~ 桜花賞馬不在のオークス ~
圧倒的な差で桜花賞を制したグランアレグリアがNHKマイルに駒を進め、さらにそこで敗れてしまった。案外こちらに進めておけば勝ったのか、あるいは…

 オークスは原則桜花賞組がセオリーではあるが、圧勝した桜花賞馬が不在の今年は、やはり別路線組に目が行ってしまう。その中でも無敗で臨むラヴズオンリーユーを人気でも本命視。トライアルを勝ったとは言え、まだ多頭数での一線級との対戦はなく、このメンバーでどこまで・・・という不安はあるが、良血馬だけあって、まだかなりの奥深さを秘めている。キャリアの薄さは伸びしろの期待感の裏返し。状態には問題なく、折り合い、距離にも不安はない。あとは早い流れの中、どれだけの脚を使えるか次第。

 本命馬に別路線組を譲ったが、基本的には桜花賞組が中心となるのがこのレース。その中での1番手はクロノジェネシス。桜花賞では勝ち馬には大敗したものの、しっかり自分の競馬を行い、最後はよく伸びてきた。東京コースは経験済みで、1800mの中距離経験があることも心強い。好走例の多い内枠を引いたこともあり、実力僅差の桜花賞組の中でもっともマイナス要素が少ない。対抗格にふさわしい安定したレースぶりが期待できそう。

  この世代の中心馬はダノンファンタジーだった。1番人気で迎えた桜花賞では、とんでもない馬が出現し、堂々勝負を挑んだが最後は屈してしまった。今回、さらに距離が伸びるという不安要素を抱え、厳しい目で見られるが、昔からオークスというレースは、マイラーでも桜花賞で戦える実力があれば通用する舞台でもある。この馬の地力はやはり世代屈指のもの。今回はチャレンジャーの立場であることも手伝い、自身の競馬に徹することができる。復権は十分ありえるはず。

 逃げきり勝利を収めた前走から、一転、東京の舞台、フローラSで追い込み勝ちしてみせたウィクトーリアがなんとも不気味。距離不安もなく、前走でみせた32秒台の末脚があるなら、G1勝利まで一気にステップアップすることも、あながちないわけではない。今の勢いは非常に怖い。

 勢いという点では、ルメール騎手不在の中、代わって存在感を増しているレーン騎手の駆るコントラチェック。ずば抜けたスピードで逃げ切り勝ちを重ね、ついには重賞も勝利。その前走など、かなり余裕のある勝ち方で、能力の高さは疑うべくもない。ただ脚質的には東京コースでどこまでやれるか、一抹の不安も残す。

 桜花賞では力を発揮できなかったが、この舞台なら!と意気込めるのはエールヴォア。マイルの忙しい流れでは、後方からの競馬となってしまったが、ここではある程度前での競馬もできる。

 ビーチサンバは桜花賞をはじめ、常に上位争いしている堅実味のある差し脚が武器。マイル以上の経験がなく、外枠をひいたことは痛いが、案外、距離伸びて新味を表す可能性も。

 チューリップ賞、桜花賞と異なる流れとなった2戦をともに2着したシゲルピンクダイヤ。それもわずか4戦のキャリアなのだから驚き。距離には不安が残るが、切れる脚をもっているので、ここも対応してきてもおかしくない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=02
→08,12,03,05,16,11
(36点)

13=08
→02,,12,03,05,16,11
(36点)
とにかく桜花賞は勝ち馬以外は混戦だったし、それまでの対戦成績を見ても、その実力差はかなり伯仲している。当然、距離への適性が鍵とはなりそうだが、現在の異常に時計が出る東京コースも気がかり。新勢力も加わりそれまでの勢力図がガラリ変わる可能性もある。迷いはあったが、ラブズオンリーユーの伸びしろに賭けてみたい。相手は安定感のあるクロノジェネシスと、復権企むダノンファンタジーからで3連単マルチながし。
2019年5月12日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 4  △ ノームコア         牝4 55 レーン  1:30.5  5
2[5] 9  ▲ プリモシーン       牝4 55 福  永  クビ    4
3[2] 3     クロコスミア       牝6 55 戸  崎  1/2     11
4[3] 6  ○ ラッキーライラック 牝4 55 石  橋  ハナ    1
5[6] 11  ☆ アエロリット       牝5 55 横山典  1.1/2   2
6[5] 10     ミエノサクシード   牝6 55 川  島  1.1/4   17
7[8] 17     サウンドキアラ     牝4 55 田  辺  3/4     15
8[4] 7  △ ミッキーチャーム   牝4 55 川  田  クビ    6
9[8] 16  ☆ ソウルスターリング 牝5 55   武    ハナ    8
10[7] 14     レッツゴードンキ   牝7 55 岩田康  ハナ    13
11[1] 2  ◎ レッドオルガ       牝5 55 北村友  1.1/4   3
12[4] 8     デンコウアンジュ   牝6 55 柴田善  クビ    10
13[7] 13     サトノワルキューレ 牝4 55 内  田  1.3/4   14
14[1] 1     アマルフィコースト 牝4 55 坂  井  1.3/4   12
15[8] 18     フロンテアクイーン 牝6 55 三  浦  1      9
16[6] 12     ワントゥワン       牝6 55 中  谷  クビ    16
17[3] 5     メイショウオワラ   牝5 55 秋  山  1      18
18[7] 15  ☆ カンタービレ       牝4 55 デムー  1/2     7
  
払戻金 単勝 4 940円
    複勝 4 350円 / 9 250円 / 3 670円
    枠連 2-5 2900円
    馬連 4-9 3700円 / 馬単 4-9 7670円
    3連複 3-4-9 35490円 / 3連単 4-9-3 175040円
    ワイド 4-9 1410円 / 3-4 4040円 / 3-9 3150円
  

感想と言い訳?!

 1番人気、ラッキーライラックが横綱相撲で差し切るかと思った所に外からノームコアとプリモシーンが強襲。クロコスミアも巻き返し、4着に敗れました。

 本命にしたレッドオルガはいい位置にいながら、直線割って入ることができず馬が怯んでしまったようです。さすがに、これではどうしようもありません。着順ほどは悲観する内容ではなかったかと思います。

2019/5/12 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   アマルフィコースト 牝4 55.0 坂井
1 02 レッドオルガ 牝5 55.0 北村友
2 03   クロコスミア 牝6 55.0 戸崎圭
2 04 ノームコア 牝4 55.0 レーン
3 05   メイショウオワラ 牝5 55.0 秋山
3 06 ラッキーライラック 牝4 55.0 石橋脩
4 07 ミッキーチャーム 牝4 55.0 川田
4 08   デンコウアンジュ 牝6 55.0 柴田善
5 09 プリモシーン 牝4 55.0 福永
5 10   ミエノサクシード 牝6 55.0 川島
6 11 アエロリット 牝5 55.0 横山典
6 12   ワントゥワン 牝6 55.0 中谷
7 13   サトノワルキューレ 牝4 55.0 内田博
7 14   レッツゴードンキ 牝7 55.0 岩田康
7 15 カンタービレ 牝4 55.0 Mデムーロ
8 16 ソウルスターリング 牝5 55.0 武豊
8 17   サウンドキアラ 牝4 55.0 田辺
8 18   フロンテアクイーン 牝6 55.0 三浦
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
11が押し出され気味のハナで、ほとんど逃げ馬不在の状況。マイル戦としては、遅い流れになりそう。
信頼度
D
混戦
各馬の実力差は僅か。多数馬でもあり、仕掛けどころが難しい。騎手の力量も問われそう。
予想本文 

~ 人馬本命不在 ~
 ただでさえ波乱含みの傾向があるこのレース。今年はフルゲートの中、確たる本命馬が不在という状況の上、G1絶好調のルメール騎手までもが騎乗停止。さらに混迷を極める。

 超スローのある種、異様なレースとなった前走の阪神牝馬Sで、どの馬よりもよい脚色をみせていたのが、レッドオルガ。7着という着順も、タイム差はコンマ1秒差で気になるものではない。過去5勝のマイル戦、それも複勝圏パーフェクトの東京コースならやはり信頼度は高い。前走のような極端なスローにでもならない限りは、広く長い直線を突っ込んでくるはず。

 前走、圧倒的1番人気で迎えたラッキーライラックは無残な結果でレースを終えた。ただ、超スローペースの中での団子レースで、出負けしたことも響いてしまったか。一叩きを経て、今回は追い切り過程もうなるような走りを見せた。地力的にはマイル戦ならこの馬は負けられないところ。東京コースでG1ともなれば、前走のような流れにはなるまい。むしろ怖いのは後方からの差し馬か。

 早くからマイルを意識して牡馬と揉まれてきたプリモシーン。秋華賞こそ敗れはしたが、その末脚は牝馬同士なら…と十分に期待させるもの。スタートに課題が残るが、東京ならそれは多少は相殺できる。展開ひとつで混戦を切り裂く力はあるはず。

 2走前の大敗から見事に立て直したミッキーチャーム。今回の出場馬のほとんどが顔を揃えた前走の勝利は展開利があったとはいえ、大きな自信。スローの中距離馬という印象が強く、東京マイル戦にはやや不向きなイメージも、そこは名手がなんとかしそうだ。

 前走、人気を裏切り大敗したノームコアの巻き返しも怖いところ。勝ち切ることは少ないが、大レースでも常に堅実な走りをみせており、マイルにも十分な実績がある。ルメール騎手の乗り替わりは痛いが、新コンビでどこまでやれるか注目したい。

 実績的には申し分ないアエロリット。今回は他に逃げる馬がなく、この馬がレースを作る必要がある。昨秋マイルCSで大敗し、海外遠征も振るわぬ結果。さすがに少しトーンは下がるが、引き続き。

 長欠明けの前走を勝ち馬と僅差にまとめたカンタービレ。当然叩いての上積みは必至。王道ローテを歩んできた実績ある4歳馬。叩いた効果にこの鞍上。やはりマイルでも怖い存在。

 早熟疑惑が残る中での、長期休養明け。さすがにソウルスターリングは厳しい情勢も、スムーズに競馬ができれば、まだ復権の可能性はないとはいえず、波乱があるならこの馬か。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

02=06
→09,07,04,11,15,16
(36点)

02=09
→06,07,04,11,15,16
(36点)
さすがに混戦模様で、難解な一戦。やはり中心は阪神牝馬S組となるが、このレースが多少特殊な結果に終わっただけに、着順はあまり関係がない。そこですごい脚をみせていたレッドオルガを本命。対抗には地力的にもラッキーライラック。この2頭からの3連単マルチながし。プリモシーンの一発にも期待したい。
2019年4月7日(日) / 阪神 1600m コース・右 外 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手   着差   人気
1[4] 8  ▲ グランアレグリア   牝3 55 ルメー 1:32.7  2
2[8] 16  ☆ シゲルピンクダイヤ 牝3 55 和  田 2.1/2   7
3[2] 4  △ クロノジェネシス   牝3 55 北村友 クビ    3
4[7] 15  ◎ ダノンファンタジー 牝3 55 川  田 ハナ    1
5[7] 14  ○ ビーチサンバ       牝3 55 福  永 クビ    4
6[8] 18     プールヴィル       牝3 55 秋  山 3/4     14
7[1] 2     エールヴォア       牝3 55 松  山 1.1/4   8
8[7] 13     ジュランビル       牝3 55 松  若 3/4     16
9[1] 1     シェーングランツ   牝3 55   武   クビ    6
10[4] 7     アウィルアウェイ   牝3 55 石  橋 2      11
11[6] 12     ノーワン           牝3 55 坂  井 1.1/4   12
12[6] 11     メイショウケイメイ 牝3 55 古  川 1.1/4   18
13[5] 9  ☆ アクアミラビリス   牝3 55 デムー 1.1/4   5
14[8] 17     レッドアステル     牝3 55 戸  崎 1/2     15
15[5] 10     フィリアプーラ     牝3 55 丸  山 1.3/4   13
16[3] 6     ホウオウカトリーヌ 牝3 55 大  野 クビ    17
17[2] 3     ノーブルスコア     牝3 55 岩田康 3/4     10
18[3] 5     ルガールカルム     牝3 55 三  浦 2.1/2   9
  
払戻金 単勝 8 340円
    複勝 8 170円 / 16 400円 / 4 200円
    枠連 4-8 3110円
    馬連 8-16 4410円 / 馬単 8-16 5700円
    3連複 4-8-16 5990円 / 3連単 8-16-4 31810円
    ワイド 8-16 1280円 / 4-8 420円 / 4-16 1410円	
  

感想と言い訳?!

 いや、恐れ入りました。グランアレグリアの強いこと、強いこと。
堂々と前をいって突き放す完全勝利です。どうしてこれで、朝日杯を敗れたのか不思議なほどの強さでした。いくらなんでもこの時期の3歳馬の長休明けはしんどいと思っていましたが、なんのその。アーモンドアイを彷彿させる次元の違う競馬っぷりでしたが、当面はマイル路線を進むそうです。

 敗れることはあっても、3着以内は死守すると思っていたダノンファンタジー。だが、この結果は責められません。突き放す勝ち馬に仕掛けるのは本命馬として当然のこと。結果、力尽き、後続馬に差されはしましたが、立派な戦いぶりでした。

 1頭次元の違う勝ち馬を除いては、有力馬の接戦となり、見応えあるレースだったと思います。

2019/4/7 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   シェーングランツ 牝3 55.0 武豊
1 02   エールヴォア 牝3 55.0 松山
2 03   ノーブルスコア 牝3 55.0 岩田康
2 04 クロノジェネシス 牝3 55.0 北村友
3 05   ルガールカルム 牝3 55.0 三浦
3 06   ホウオウカトリーヌ 牝3 55.0 大野
4 07   アウィルアウェイ 牝3 55.0 石橋脩
4 08 グランアレグリア 牝3 55.0 ルメール
5 09 アクアミラビリス 牝3 55.0 Mデムーロ
5 10   フィリアプーラ 牝3 55.0 丸山
6 11   メイショウケイメイ 牝3 55.0 古川
6 12   ノーワン 牝3 55.0 坂井
7 13   ジュランビル 牝3 55.0 松若
7 14 ビーチサンバ 牝3 55.0 福永
7 15 ダノンファンタジー 牝3 55.0 川田
8 16 シゲルピンクダイヤ 牝3 55.0 和田
8 17   レッドアステル 牝3 55.0 戸崎圭
8 18   プールヴィル 牝3 55.0 秋山
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
マイル戦にしてはゆったりのした流れが予想される。ただし、その分、上がり勝負になる可能性が高い。
信頼度
B
上位決着
3歳牝馬戦ゆえの怖さは残るが、概ね上位決着が濃厚。波乱があるなら、前残り。
予想本文 

~ 阪神JF再戦? ~
 いよいよ春G1戦線の本格化を告げる桜花賞。今年の顔ぶれは暮れの阪神JFの上位がそのまま主力を形成している形、ここに真打ちグランアレグリアが登場してくる。今後を占う意味でも注目度の高い一戦となりそう。

 確かに明らかに幼さを残しており、危なっかしいところのあるダノンファンタジーだが、残した足跡は、ほとんど完璧といっていいもの。勝たねばならぬ前走チューリップ賞では、前が塞がり、外に振る不利がありながら見事に差し切った。状態、ローテも万全。唯一土をつけられた相手がいるが、ここで勝てなければ、先は開けない。行きたがる気性は鞍上の手腕に期待しよう。

 1勝馬ながら、これまで有力各馬と僅差の接戦を演じ、その持てる能力は折り紙付きのビーチサンバ。後方からの差し一手の脚質は前が止まらぬ場合の不安は残るが、一方で確実に上がってくるという安心感もある。また、人気的にも旨味があり、この脚質ながら気性的には安定してあり、器用さも兼ね備えている。

 グランアレグリアは果敢に牡馬に挑み、敗れはしたが、悲観する内容ではない。新馬戦でダノンファンタジーを2馬身ちぎったその実力はさすがと思わせるに十分な内容だった。ただ、やはり気になるのは、そのローテ。予定通りとはいえ、ぶっつけで挑んで勝てるほどクラシックは甘くないのではなかろうか。もちろん、それすらものともしないスケールは感じるものの、ここは一歩引いておきたい。

 阪神JFのコンマ1秒差の2着で、ほぼ無敗馬状態のクロノジェネシスもやはり上位と遜色ない。こちらも少し間隔が空いているのが気になるものの、それを払拭する好内容の追い切り過程だった。スローペースで繰り出す33秒前半の末脚はやはり阪神マイル戦では脅威。先週G1初勝利の鞍上の連続戴冠も十分可能性がある。

 やはり、上記4頭に目が行くが、割って入るならアクアミラビリスか。前走で一変してみせた末脚は、新境地を切り開いた。一発ムード漂う。

 こちらも前走で見る目が変わったシゲルピンクダイヤ。今回は差し馬が揃い、上がりの攻防は激しさを増すだろうが、外枠はかえって競馬がしやすいはず。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭マルチ:

15
→14,08,04,09,16
(60点)
 度々荒れるレースでもあるので過信はできないが、今年は概ね実績馬での争いとみる。そこからの取捨選択には難しい面もあり、好みの問題でもあるが、データ的に死角が少ないのはダノンファンタジーだろう。ここは素直に信頼したい。ヒモ穴はないと割り切り、軸1頭マルチ馬券で、金額面でメリハリをつけたい。
2018年12月9日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系2歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13  ◎ ダノンファンタジー 牝2 54 Cデム  1:34.1  1
2[5] 9  △ クロノジェネシス  牝2 54 北村友  1/2     2
3[6] 11  ▲ ビーチサンバ    牝2 54 福 永  クビ    4
4[2] 4  △ シェーングランツ  牝2 54  武   3/4     3
5[2] 3     プールヴィル    牝2 54 秋 山  1/2     14
6[3] 5  ☆ メイショウショウブ 牝2 54 池 添  2      7
7[5] 10  ○ タニノミッション  牝2 54 浜 中  1/2     5
8[7] 14     サヴォワールエメ  牝2 54 藤岡康  クビ    15
9[6] 12  ☆ レッドアネモス   牝2 54 戸 崎  ハナ    6
10[8] 17     トロシュナ     牝2 54 北村宏  クビ    12
11[8] 18     メイショウケイメイ 牝2 54 古 川  クビ    17
12[7] 15     ローゼンクリーガー 牝2 54 藤岡佑  1.3/4   13
13[4] 7  ☆ ウインゼノビア   牝2 54 松 若  2.1/2   10
14[4] 8     ラブミーファイン  牝2 54 丸 山  クビ    16
15[8] 16     グレイシア     牝2 54 田 辺  クビ    8
16[1] 2     ジョディー     牝2 54 四 位  3.1/2   11
17[1] 1     ベルスール     牝2 54 アヴド  1.1/2   9
18[3] 6     スタークォーツ   牝2 54 荻野極  1.1/2   18
  
払戻金 単勝 13 260円
    複勝 13 120円 / 9 140円 / 11 160円
    枠連 5-7 520円
    馬連 9-13 640円 / 馬単 13-9 1190円
    3連複 9-11-13 1310円 / 3連単 13-9-11 5020円
    ワイド 9-13 270円 / 11-13 320円 / 9-11 430円
  

感想と言い訳?!

 ちょっと位置取り的に後ろすぎないか?と懸念されたダノンファンタジー、そしてクロノジェネシスの1、2番人気馬がそのまま外から差し切りを演じました。さらにはシェングランツも続きましたが、ここは先に抜けたビーチサンバが粘ってくれて何とか馬券は事なきを得ました。それにしても、勝ったダノンファンタジーは完勝でした。やっぱり、外国人ジョッキー+ディープインパクトなんですねぇ。(^^;

 個人的に期待していたタニノミッションは7着。未知の可能性にかけましたが、まぁ仕方ないですね。これからに期待したいです。

2018/12/9 2歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ベルスール 牝2 54.0 アヴドゥラ
1 02   ジョディー 牝2 54.0 四位
2 03   プールヴィル 牝2 54.0 秋山
2 04 シェーングランツ 牝2 54.0 武豊
3 05 メイショウショウブ 牝2 54.0 池添
3 06   スタークォーツ 牝2 54.0 荻野極
4 07 ウインゼノビア 牝2 54.0 松若
4 08   ラブミーファイン 牝2 54.0 丸山
5 09 クロノジェネシス 牝2 54.0 北村友
5 10 タニノミッション 牝2 54.0 浜中
6 11 ビーチサンバ 牝2 54.0 福永
6 12 レッドアネモス 牝2 54.0 戸崎圭
7 13 ダノンファンタジー 牝2 54.0 Cデムーロ
7 14   サヴォワールエメ 牝2 54.0 藤岡康
7 15   ローゼンクリーガー 牝2 54.0 藤岡佑
8 16   グレイシア 牝2 54.0 田辺
8 17   トロシュナ 牝2 54.0 北村宏
8 18   メイショウケイメイ 牝2 54.0 古川
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
差し有利が明白なコース設定だけに、各馬控えがちのようで、そこは2歳牝馬。そこまで落ち着いた流れにはならないだろう。
信頼度
D
波乱含み
1勝馬が7頭もいる不安定なメンバー構成で、思わぬ穴馬の台頭もありえる。
予想本文 

~ 香港に負けるな ~
 同日には香港国際競走があり、日本馬が大挙参戦。主要ジョッキーも不在がちとなる。
どうしても注目度が下がりがちではあるが、今年の2歳牝馬戦は混戦模様。馬券的にはなかなか面白い。

 本命には迷いに迷ってダノンファンタジー。とにかく阪神マイルはディープ産駒。そして、G1レースではヤネは外国人ジョッキー。背中を押したのは、この2点であることが大きい。前走のファンタジーSは完勝の内容で、特に文句のつけようもない。ただ、やはりファンタジーSとこのレースの近年の相性の悪さ、あと当のこの前哨戦のレベルがそれほどでもない点が不安要素として残る。ただ、この馬、その完成度はかなり高く、状態もかなりいい。相手がそろう今回でも大きく崩れることは考えにくい。その点を買って連軸としての本命。

 心情的には今回の本命はこちらかもしれないタニノミッション。新馬あがりの1勝馬で少々無理目の狙い所ではあるが、前走の勝ちっぷりには好感が持てる圧勝劇。母、ウォッカを彷彿される末脚。時計的には足らないが、まだ伸びしろがありそうで、将来性の高さにも期待したい。ちょっと気性面でのムラっ気が気になるが、それでもここで先物買いしたくなる高素材。

 こと前哨戦のレベルを問えば、もっとも高いのはアルテミスSに思える。そこで好位抜け出しから、一旦は先頭に立ったビーチサンバを単穴候補に。勝ち馬のキレに屈した形だが、自ら動いての抜け出しにはこのレースでも信頼がおけそう。特にこういう混戦レースではなおさら。

 上述、ビーチサンバを大外強襲で下したシェーングランツも当然引き続き。阪神マイル戦はお誂え向きのディープ産駒。しかもこのレースを制したソウルスターリングの半妹だ。人気を背負うのと、いくら差し有利の阪神でもあまりに後方だと危険この評価に留めたが、当然の注目株。

 前走の内容がいい2戦2勝馬、クロノジェネシス。別路線組で、他馬との比較が難しいが、持っている能力は非常に高そう。時計的にも十分で、このメンバーでも上位と何ら遜色はない。ある程度前につけて決め手もある有力馬。

 同じく2戦2勝のレッドアネモス。番手の競馬を強いられそうで、阪神マイルでは少し割引きも、その粘り腰はやはり脅威。

 メイショウショウブはその力強い走りが魅力。時計勝負での不安はあるが、芝の重賞でも好走できたことは大きい。

 直線力尽く形になったが、一叩きの上積みを考えればウインセノビアも切り捨てられない存在。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=11
→10,04,09,12,05,07
(36点)

13=10
→11,04,09,12,05,07
(36点)
さすがに自信を持っての軸馬という存在もなく、軸馬選びにはかなり難しい。レースレベルに不安があるものの、トータル評価でバランスのいいダノンファンタジーを本命。
2番軸にも難航するが、勝負のタニノミッション、抑えのビーチサンバで、それぞれ3連単、2頭軸マルチながし。
2018年11月11日(日) / 京都 2200m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系3歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 12  ◎  リスグラシュー   牝4 56 モレイ  2:13.1  3
2[5] 9      クロコスミア    牝5 56 岩 田  クビ    9
3[4] 7  △  モズカッチャン   牝4 56 デムー  3      1
4[3] 5  △  レッドジェノヴァ  牝4 56 池 添  クビ    4
5[7] 13  ▲  ノームコア     牝3 54 ルメー  クビ    2
6[4] 8  ○  カンタービレ    牝3 54 Cデム  クビ    5
7[1] 2  ☆  フロンテアクイーン 牝5 56 蛯 名  ハナ    7
8[8] 16  ☆  コルコバード    牝5 56 浜 中  クビ    6
9[6] 11  ☆  スマートレイアー  牝8 56  武   1/2     8
10[5] 10     Bヴァフラーム    牝6 56 川 又  クビ    14
11[7] 14      ワンブレスアウェイ 牝5 56 津 村  クビ    13
12[8] 17      ミスパンテール   牝4 56 横山典  クビ    10
13[2] 3      レイホーロマンス  牝5 56 福 永  1/2     12
14[3] 6      アドマイヤリード  牝5 56 藤岡康  アタマ  11
15[8] 15      エテルナミノル   牝5 56 四 位  1.1/4   15
16[1] 1      ハッピーユニバンス 牝6 56 松 若  3.1/2   17
17[2] 4      プリメラアスール  牝6 56 藤岡佑  2      16
  
払戻金 単勝 12 470円
    複勝 12 170円 / 9 570円 / 7 150円
    枠連 5-6 7480円
    馬連 9-12 9800円 / 馬単 12-9 12450円
    3連複 7-9-12 8660円 / 3連単 12-9-7 56370円
    ワイド 9-12 2630円 / 7-12 360円 / 7-9 1590円	
  

感想と言い訳?!

 やっと、ようやく、リスグラシューがG1勝ちました。もともとその能力はあっただけに喜びはひとしお。ちょっと斜行ぎみでしたが、見事な差し切り勝ちでした。
ただ、馬券はというと、2番手以降の人気どころながら、軽視していたクロコスミアとモズカッチャン。3歳馬がからむとの思惑は見事に外れてしまいました。
うーむ。全然調子悪くて、気合いれないとヤバイです。

2018/11/11 3歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 B
  • 芝2200m
    外・右回り

  • 見込み
コーナーまでの直線が長く、前半はスロー。基本的には先行有利。後方待機馬は早めのスパートが要求される。ここが遅くなると、逃げ馬の逃げ切りを誘発してしまう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ハッピーユニバンス 牝6 56.0 松若 風馬
1 02 フロンテアクイーン 牝5 56.0 蛯名 正義
2 03   レイホーロマンス 牝5 56.0 福永 祐一
2 04   プリメラアスール 牝6 56.0 幸 英明
3 05 レッドジェノヴァ 牝4 56.0 池添 謙一
3 06   アドマイヤリード 牝5 56.0 藤岡 康太
4 07 モズカッチャン 牝4 56.0 M.デムーロ
4 08 カンタービレ 牝3 54.0 C.デムーロ
5 09   クロコスミア 牝5 56.0 岩田 康誠
5 10   ヴァフラーム 牝6 56.0 川又 賢治
6 11 スマートレイアー 牝8 56.0 武 豊
6 12 リスグラシュー 牝4 56.0 J.モレイラ
7 13 ノームコア 牝3 54.0 C.ルメール
7 14   ワンブレスアウェイ 牝5 56.0 津村 明秀
8 15   エテルナミノル 牝5 56.0 四位 洋文
8 16 コルコバード 牝5 56.0 浜中 俊
8 17   ミスパンテール 牝4 56.0 横山 典弘
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
それなりに先行馬は揃うものの、例年の傾向からはスローの瞬発力勝負が濃厚。
信頼度
D
混戦
古馬、3歳馬の入り交じる牝馬限定戦。そえ以上にメンバー的にも横一線で、混戦模様。
予想本文 

~ 女王不在 ~
 3冠制したアーモンドアイはここには目もくれず、あっさりとジャパンカップへと駒を進めた。女王の名を冠するこのレースへの魅力が半減してしまったが、その反面混戦模様で馬券的には面白くなった。

 リスグラシューを本命抜擢する。昨年このレースでは大敗を喫しているが、昨年はこの馬の流れではなかった。マイラーイメージが強い同馬だが、気性面での影響が大きく、決してマイラーではない。大人になった今なら、2200mは十分守備範囲。G1未勝利であることが不思議なほどの世代代表馬。このメンバーで、魅力的な鞍上も得た今なら、今度こそ初戴冠のチャンス。

 ローズSを勝ち、秋華賞でもその地力の高さを証明したカンタービレ。アーモンドアイが不在のここでは3歳馬代表格。王道ローテで期待度はかなり高い。おそらくスローで流れるこのレース。ディープ産駒のこの馬にはお誂え向きの流れ。あとは距離がこなせるかどうかがポイントか。

 紫苑S快勝後、秋華賞は回避した3歳馬ノームコア。この馬にとってはそれが正解だったのかもと思わせる現在の仕上がりの良さ。先行して早い脚が使え、強力な鞍上も得た。遠征の影響さえなければ…の条件はつくが、その点がクリアできれば好勝負できるはず。

 前走、京都大賞典でサトノダイヤモンドも追い詰め、大いにアピールしたレッドジェノヴァ。牝馬同士のここなら胸を張れる存在。前走は少々うまく行き過ぎた感もあるため、少し評価を下げたものの、その先行力は魅力的。

 昨年の覇者モズカッチャン。熱発明けの状態がそれほど悪いとは思えないが、叩き良化型ゆえに間が空いたことは気にかかる。陣営のトーンももう一つで今回はこのあたりの評価が妥当か。

 重賞戦線でも好走をみせ、相手なりに走りそうなフロンテアクイーン。意外に距離にも適性がありそうだ。

 外枠ながらコルコバードも気になるところ。一気の相手強化でもそれほど侮れる存在ではない。

 年齢的にも厳しいか…と思いつつもこのメンバーならとも思わせるスマートレイアーにも注意を払いたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

12=08
→13,05,07,02,16,11
(36点)

12=13
→08,05,07,02,16,11
(36点)
なかなか実力比較の難しいメンバー構成ではあるが、このメンバーならリスグラシューが最上位の力を持つと信じての本命。昨年大敗の上、距離実績がないだけに不安がないわけではないが、今の精神面での成長を信用したい。相手も難しいところだが、3歳馬がからむとみて、カンタービレ、ノームコアを相手に3連単2頭軸マルチで勝負したい。
2018年10月14日(日) / 京都 2000m 芝・右 内 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 11  ◎ アーモンドアイ   牝3 55 ルメー  1:58.5  1
2[7] 13  △ ミッキーチャーム  牝3 55 川 田  1.1/2   5
3[1] 2     カンタービレ    牝3 55  武   1      3
4[3] 5  ▲ サラキア      牝3 55 池 添  3/4     4
5[1] 1     ラテュロス     牝3 55 秋 山  ハナ    13
6[2] 4     ランドネ      牝3 55 戸 崎  クビ    8
7[8] 16  △ プリモシーン    牝3 55 北村宏  ハナ    6
8[7] 14     ゴージャスランチ  牝3 55 横山典  1.1/4   10
9[4] 7  ○ ラッキーライラック 牝3 55 北村友  クビ    2
10[5] 9  ☆ サトノガーネット  牝3 55 浜 中  クビ    15
11[4] 8  ☆ トーセンブレス   牝3 55 藤岡佑  アタマ  11
12[3] 6     パイオニアバイオ  牝3 55 柴田善  3.1/2   9
13[8] 18  ☆ ダンサール     牝3 55 デムー  1/2     7
14[5] 10     オールフォーラヴ  牝3 55  幸   1.1/4   12
15[7] 15     ハーレムライン   牝3 55 大 野  4      17
16[6] 12     オスカールビー   牝3 55 川 須  2.1/2   14
17[8] 17     サヤカチャン    牝3 55 高 倉  3.1/2   16
-[2] 3     スカーレットカラー 牝3 55 岩 田  取消
  
払戻金 単勝 11 130円
    複勝 11 110円 / 13 280円 / 2 220円
    枠連 6-7 710円
    馬連 11-13 880円 / 馬単 11-13 1000円
    3連複 2-11-13 2360円 / 3連単 11-13-2 5600円
    ワイド 11-13 420円 / 2-11 340円 / 2-13 1500円
  

感想と言い訳?!

 行くべき馬が行かず、レースはミッキーチャームが引くゆったりとした流れ。アーモンドアイには苦しい展開かと思われましたが、別次元の末脚で悠々と3冠制覇してしまいました。これは、エリザベス女王杯はもったいない。ぜひ、JC、有馬へと駒を進めてほしいですね。2着はミッキーチャームがそのまま残り、3着争いが激しくなりましたが、乗り替わりで軽視していたカンタービレが入りました。ローズSを勝ちは伊達じゃなかったですね。

 問題はラッキーライラック。成長分とはいえ、+18キロ増の510キロは頂けない。レース前の入れ込みもあり、道中早々に脱落してしまいました。次走は正念場ですね。

2018/10/14 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝2000m
    内・左回り

  • 見込み
スタート後の1コーナーがカギ。小回りの内回りコースゆえ、基本的には内枠有利も包まれると厄介。直線短くコーナーでの仕掛けを要するが、外の差し馬も極端な不利はない。とにかく器用さが要求されるコース。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ラテュロス 牝3 55.0 秋山
1 02   カンタービレ 牝3 55.0 武豊
2 03   スカーレットカラー 牝3 55.0 岩田
2 04   ランドネ 牝3 55.0 戸崎圭
3 05 サラキア 牝3 55.0 池添
3 06   パイオニアバイオ 牝3 55.0 柴田善
4 07 ラッキーライラック 牝3 55.0 北村友
4 08 トーセンブレス 牝3 55.0 藤岡佑
5 09 サトノガーネット 牝3 55.0 浜中
5 10   オールフォーラヴ 牝3 55.0
6 11 アーモンドアイ 牝3 55.0 ルメール
6 12   オスカールビー 牝3 55.0 川須
7 13 ミッキーチャーム 牝3 55.0 川田
7 14   ゴージャスランチ 牝3 55.0 横山典
7 15   ハーレムライン 牝3 55.0 大野
8 16 プリモシーン 牝3 55.0 北村宏
8 17   サヤカチャン 牝3 55.0 高倉
8 18 ダンサール 牝3 55.0 Mデムーロ
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
内回りコースとあって、比較的流れは早くなりがち。それに加え、逃げ馬2頭。スローは考えづらいか。
信頼度
B
相手探し
休み明けとはいえ、本命馬は強力。完全な相手探しの様相。
予想本文 

~ 牝馬三冠 ~
 牝馬クラシック戦線の春の2強、アーモンドアイとラッキーライラック。その2頭が揃ってぶっつけで挑んできた。春に圧倒的な強さをみせつけたアーモンドアイの3冠達成は濃厚とみられているが、果たして…。

 休み明けとはいえ予定どおり。そして注目の追い切りで圧倒した姿をみせたアーモンドアイの本命は不動と言わざるを得ない。3歳馬においては、春の一線級であっても、その後の成長がなければ秋には埋もれてしまうことが多いが、この馬が春にみせたパフォーマンスは仮にその後の成長がなかったとしても、依然トップレベルのそれ。不向きと言われた2400mを克服し、先行力もみせた完成度はかなり高い。3冠達成はそう簡単なものではないが、その可能性は高いだろう。

 本来主役を張るはずだったオルフェーヴルの仔、ラッキーライラック。アーモンドアイさえいなければ…という悔しい想いはあるだろう。ここでリベンジといきたいところだが、この馬の方が本命馬よりも条件的には厳しい。同じぶっつけでもローズSを回避してのもの。加えて、主戦騎手の乗り替わり。春につけられた差を埋めるには、やはり痛手ではある。ただ、救いは京都内回り2000mというこの舞台設定。展開頼みとはなるが、うまく先行できれば本命馬を出し抜くことは不可能ではない。

 3番手以降は悩ましく、今回の予想のキモとなりそう。迷いは生じたが、やはりローズS組からサラキアに白羽の矢。春にもそこそこの実績を持ち、ディープ産駒らしい持続力ある末脚をもっている。たくましく夏を超えてきたその成長度に期待したい。

 前走では古馬混合重賞を勝利してみせたプリモシーン。距離延長は微妙なところだが、持てるスピード能力はここでは上位。出遅れや脚を余すことの多い不安定さが逆に魅力でもある。上位食い込みは十分ありえる。

 未勝利から3連勝でここに挑む、典型的上がり馬のミッキーチャーム。その状態はまさに上り調子で勢い十分。信頼できる鞍上も得て、臨戦態勢も整った。逃げ馬2頭が多少気になるところもあるが、うまく折り合えればチャンスもある。

 前走ローズS大敗のトーセンブレスだが、それなりに言い訳もあった敗戦。一叩きされて、どこまで上向くか未知数ではあるが、G1善戦の実績はあり、侮れない。

 外枠で、実績も皆無なダンサール。しかし、前走は奥手の素質開花を思わせる5馬身差の圧勝劇をみせた。名手を背に不気味な存在。

 軽量とはいえ前走の勝ちっぷりに光るものがあったサトノガーネット。実績的にも人気は皆無だが、もしかしたらもしかするかも…という大穴で一考。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭ながし:

1着:11
2着:07
→05,16,13,08,18,09
(6点)

1着:11
3着:07
→05,16,13,08,18,09
(6点)

春の実績馬2頭はやはり抜けていたと判断する。特にアーモンドアイは今回のメンバーでも、この相手なら楽に勝てるのではないかと思えるほど。競馬に絶対はないだけにまさかの結末もないとは言えないが、やはり軸としては不動。ラッキーライラックの方はやはりやや躊躇いは生じたが、この馬も春時点の能力は突出しており、今回のメンバーなら本命馬以外には譲れぬと判断した。

馬券はこの2頭の2頭軸マルチといきたいが、配当的に期待できないので、アーモンドアイの1着固定を本線としたい。

2018年5月20日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13  ◎  アーモンドアイ   牝3 55 ルメー  2:23.8  1
2[1] 1  △  リリーノーブル   牝3 55 川 田  2      4
3[1] 2  ○  ラッキーライラック 牝3 55 石 橋  1.3/4   2
4[5] 10      レッドサクヤ    牝3 55 福 永  1.3/4   11
5[2] 3  ☆  マウレア      牝3 55  武   1/2     6
6[4] 8  ▲  サトノワルキューレ 牝3 55 デムー  1.3/4   3
7[6] 11      パイオニアバイオ  牝3 55 北村宏  クビ    9
8[7] 15      ウスベニノキミ   牝3 55 三 浦  1/2     12
9[3] 6  ☆  オールフォーラヴ  牝3 55 和 田  1      5
10[8] 17  ☆  ロサグラウカ    牝3 55 戸 崎  1/2     8
11[7] 14      ランドネ      牝3 55 内 田  1.1/2   10
12[5] 9      シスターフラッグ  牝3 55 岩 田  1.1/4   16
13[3] 5      カンタービレ    牝3 55 田 辺  クビ    7
14[4] 7      トーホウアルテミス 牝3 55 松 若  1.1/4   13
15[8] 16      ウインラナキラ   牝3 55 大 野  1.1/4   17
16[6] 12     Bサヤカチャン    牝3 55 松 岡  1.1/2   14
17[8] 18     Bオハナ       牝3 55 藤岡康  1.1/2   15
-[2] 4      トーセンブレス   牝3 55 柴田善  取消
  
払戻金 単勝 13 170円
    複勝 13 110円 / 1 200円 / 2 120円
    枠連 1-7 260円
    馬連 1-13 1190円 / 馬単 13-1 1410円
    3連複 1-2-13 750円 / 3連単 13-1-2 3360円
    ワイド 1-13 370円 / 2-13 160円 / 1-2 390円
  

感想と言い訳?!

 アーモンドアイが予想に反して、好位付け。こうなると他馬は太刀打ちできないなぁ…と皆が思った通りの結果となりました。2400mを制したことで、ロードカナロアの評価はますます高まりますね。

 ラッキーライラックもさすがの力量をみせてくれましたが、頑張ったのはリリーノーブル。まさか先着するとは思いませんでした。

2018/5/20 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 リリーノーブル 牝3 55.0 川田
1 02 ラッキーライラック 牝3 55.0 石橋脩
2 03 マウレア 牝3 55.0 武豊
2 04   [取消]トーセンブレス 牝3 55.0 柴田善
3 05   カンタービレ 牝3 55.0 田辺
3 06 オールフォーラヴ 牝3 55.0 和田
4 07   トーホウアルテミス 牝3 55.0 松若
4 08 サトノワルキューレ 牝3 55.0 Mデムーロ
5 09   シスターフラッグ 牝3 55.0 岩田
5 10   レッドサクヤ 牝3 55.0 福永
6 11   パイオニアバイオ 牝3 55.0 北村宏
6 12   サヤカチャン 牝3 55.0 松岡
7 13 アーモンドアイ 牝3 55.0 ルメール
7 14   ランドネ 牝3 55.0 内田博
7 15   ウスベニノキミ 牝3 55.0 三浦
8 16   ウインラナキラ 牝3 55.0 大野
8 17 ロサグラウカ 牝3 55.0 戸崎圭
8 18   オハナ 牝3 55.0 藤岡康
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
12が逃げるが距離延長もあり、各馬折り合い専念に徹し、追いかける馬は少ないだろう。前残りも視野。
信頼度
B
上位陣強力
桜花賞馬の牙城は高いが、3歳牝馬戦ゆえにまだ何が起きるかはわからない。
予想本文 

~ 第2ラウンド ~
桜花賞で完璧な競馬をしたラッキーライラック。それをまさに次元の違う脚で差し切ったアーモンドアイ。その後、たった1戦でここまで...というくらい評価が逆転してしまった。舞台を変え、主役は挑戦者となり、再戦を挑む。返り討ちか、あるいはそれを阻む第三勢力の影もちらつく女王決定戦。

 正直、完成度という点ではまだまだなアーモンドアイ。ロードカナロア産駒ゆえの距離不安ももちろん残る。だが、それでも本命にせざるを得ないほど、前走の内容は異次元のもの。距離延長はさしたる問題ではなく、能力で相殺できる。前走の力を出せれば東京コースなら十分届くだろう。しかし、もちろん追い込み馬ゆえの怖さもあり、前残りや末脚不発の懸念はないわけではない。

 相手もラッキーライラック。桜花賞では期待に応える見事な競馬をしてみせた。先行抜け出しから押し切りを図ったが、まさかの相手の出現であっという間にかわされてしまった。それでも差し返そうとした根性は父譲りか。距離延長の対応は本命馬よりこちらが上手だろう。これまでの実績からも上位入線への信頼度も高い。距離延長そのものより、それによる先行有利の展開になれば、逆転も可能だ。

 今回のレースのキーになりそうな3番手候補はサトノワルキューレ。こちらは逆に2400m戦専科でありながら、前走2000mに参戦し、楽に差し切った姿が好感。スピード競馬に対応可能な下地を作って満を持しての参戦。当然の一角崩し筆頭。

 桜花賞では一時、ラッキーライラックを捉える場面もよぎったリリーノーブル。これで同馬には3連敗で、さらにその上をいく馬も現れてしまった。持てる地力は当然の評価だが、前走が完璧なレースだっただけに今回の上がり目の部分で一歩譲った。

 やはり、別路線組に目が行く中、2000m以上で2戦2勝の無敗馬、ロサグラウカには未知の魅力がある。距離に不安なく、成績のいいルーラーシップ産駒。このメンバーでどこまでやれるか。

 忘れな草賞からはオールフォーラブ。2000mをこなせた下地はやはり安心感がある。これまでが接戦で、ここで一気の相手強化となるが、まだ底は見せていない。

 勝負付けは済んだ気もしないが東京コースに代わってマウレアも見直しておきたい。連下への食い込みなら十分ありえる。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=02
→08,01,17,06,03
(30点)
やはり桜花賞1、2着馬は抜けた印象が強い。ラッキーライラックとは他馬との勝負付けが済んでいる中、アーモンドアイの完勝はそれだけ高い能力の証でもある。ここはこの2頭の一騎打ちが濃厚で、素直にこの2頭からの勝負。ただ、3連単マルチだと配当的に苦しい。そのためヒモを絞ったが、金額的にもメリハリは付けたほうがよさそうだ。

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一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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