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2019年10月20日(日) / 京都 3000m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 5  ◎ ワールドプレミア   牡3 57   武    3:06.2  3
2[7] 14     サトノルークス     牡3 57 福  永  クビ    8
3[7] 13  ○ ヴェロックス       牡3 57 川  田  1      1
4[3] 6     ディバインフォース 牡3 57 横山典  3/4     16
5[4] 8     メロディーレーン   牝3 55 坂  井  クビ    12
6[6] 12  ☆ レッドジェニアル   牡3 57 酒  井  1      7
7[8] 17     タガノディアマンテ 牡3 57 田  辺  クビ    11
8[5] 10     カウディーリョ     牡3 57 デムー  ハナ    13
9[1] 2  ☆ ニシノデイジー     牡3 57 ルメー  1/2     2
10[4] 7  ▲ ヒシゲッコウ       牡3 57 スミヨ  クビ    4
11[7] 15  △ ホウオウサーベル   牡3 57 蛯  名  4      5
12[8] 18     メイショウテンゲン 牡3 57 池  添  1.3/4   15
13[1] 1  △ ザダル             牡3 57 石  橋  1.3/4   6
14[8] 16     ナイママ           牡3 57 柴田大  3      18
15[2] 4  ☆ ユニコーンライオン 牡3 57 岩田康  1.1/2   10
16[6] 11     シフルマン         牡3 57 松  山  ハナ    14
17[5] 9     ヴァンケドミンゴ   牡3 57 藤岡佑  ハナ    17
18[2] 3     カリボール         牡3 57 藤  井  大差    9
  
払戻金 単勝 5 650円
    複勝 5 180円 / 14 390円 / 13 120円
    枠連 3-7 610円
    馬連 5-14 4680円 / 馬単 5-14 7640円
    3連複 5-13-14 3070円 / 3連単 5-14-13 23510円
    ワイド 5-14 1460円 / 5-13 320円 / 13-14 720円
  

感想と言い訳?!

 ワールドプレミアの見事な勝利。春に力を発揮できなかった鬱憤はらす最後の一冠をゲットしました。1番人気馬をマークしながら内を進み、かならず空く京都の内コースとの合流箇所で見事な抜け出し。「長距離レースは名手から」を地で行く武騎手の好騎乗が光りました。

 人気を集めたヴェロックスは3着死守はさすがも、またしても勝ち切るには至らなかった。懸念された距離的なものかもしれません。サトノルークスはちょっと軽視しすぎましたね。馬券は本線のヒモで押さえてはいましたが、印は打っておくべきでしたっ!

2019/10/20 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝3000m
    外・右回り

  • 見込み
スタンド前からはペースがぐんと落ちる。ここでの折り合いが最重要。長丁場だけに、少しでも内に潜り込み距離を稼く必要がある。そのためにはスタートすぐのコーナーでの位置取りが大きなポイントとなる。当然、内枠はこの点においてかなり有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ザダル 牡3 57.0 石橋脩
1 02 ニシノデイジー 牡3 57.0 ルメール
2 03   カリボール 牡3 57.0 藤井勘
2 04 ユニコーンライオン 牡3 57.0 岩田康
3 05 ワールドプレミア 牡3 57.0 武豊
3 06   ディバインフォース 牡3 57.0 横山典
4 07 ヒシゲッコウ 牡3 57.0 スミヨン
4 08   メロディーレーン 牝3 55.0 坂井
5 09   ヴァンケドミンゴ 牡3 57.0 藤岡佑
5 10   カウディーリョ 牡3 57.0 Mデムーロ
6 11   シフルマン 牡3 57.0 松山
6 12 レッドジェニアル 牡3 57.0 酒井
7 13 ヴェロックス 牡3 57.0 川田
7 14   サトノルークス 牡3 57.0 福永
7 15 ホウオウサーベル 牡3 57.0 蛯名
8 16   ナイママ 牡3 57.0 柴田大
8 17   タガノディアマンテ 牡3 57.0 田辺
8 18   メイショウテンゲン 牡3 57.0 池添
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
一応11が引く形も、スローは必至。上がりの勝負になる公算は高そう。
信頼度
C
実力伯仲
春の2冠勝利馬が不在。レベルはうんぬんより、各馬間の地力差が未知数。
予想本文 

~ 強い馬が勝つ ~
牝馬の秋華賞と同じく、菊花賞も春の覇者、ダービー馬と皐月賞馬の姿が見えない。昨今の長距離レース回避の傾向は残念だが、「強い馬」が生まれるこのレース、やはり注目して臨みたい。

 本命にはワールドプレミアを推したい。3000mの長距離戦でも、菊花賞でのディープインパクト産駒の強さは周知の通り。特にこの馬はスタミナ豊富で長距離への懸念がない。加えて京都の外回りの絶好の舞台で、内枠も引いた。これなら前走でつけられたヴェロックスとの差も逆転できるとみる。

 春の二冠馬が不在となると、皐月賞2着、ダービー3着の看板は非常に重いヴェロックス。秋の始動戦ではサートゥルナーリアにまったくかなわなかったが、このメンバーなら1番人気はさもありなん。実力的には筆頭格であることは言うまでもないが、若干気がかりなのはやはりこの距離。気性的に少し気になるところがあるので、あえて一歩評価を下げた。

 ルーラーシップ産駒、ヒシゲッコウも長距離適性は高いはず。長くいい脚を使うタイプで、極端なスローでは分が悪いが、乗り替わりでも強力な鞍上を得た。一気の相手強化とはなるが、まだ底をみせていないだけに面白い存在。

 前走を圧勝し、勢いに乗るホウオウサーベル。距離への対応はもちろん、スローの上がりの競馬もできる。春は力不足を露呈していたが、ひと夏を超え大きな成長をみせている。京都コースにも不安はなく、晩成の血が怖い。

 デビューから3連勝後、重賞初挑戦の前走でも3着と好走してみせたサダル。最内枠は内すぎる嫌いもあるが、包まれながら先行できるこの馬ならむしろプラスに働きそう。さらなる上積みが見込め、非常に好調なデキにある。

 やはり鞍上がこの人だと、無視はできないニシノデイジー。皐月賞以外は春も大きく負けておらず、乗り替わりがプラスに働けば、大仕事があっても驚けない。

 地味ながらレッドジェニアルも上位とは差を感じない。距離不安はなく、得意の京都コース。ひと叩き一変も。

 巨漢馬で血統的にも長いところは不向きに思えるユニコーンライオン。だが、折り合いはつくタイプで、この距離でもこなせてしまう可能性もあり、一概に軽視はできない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

05=13
→07,15,01,02,12,04
(36点)

05=07
→13,15,01,02,12,04
(36点)
やはり実績的にヴェロックスが中心となりそうなこのレースだが、あえてワールドプレミアを狙ってみたい。長期休養明けを叩いて得意舞台でリベンジを期待する。相手はもちろんヴェロックスが務めるも、ヒシゲッコウからも3連単マルチを押さえておきたい。
2019年10月13日(日) / 京都 2000m 芝・右 内 / 晴・稍重
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 5  ▲ クロノジェネシス   牝3 55 北村友  1:59.9  4
2[4] 8  △ カレンブーケドール 牝3 55 津  村  2      2
3[7] 14     シゲルピンクダイヤ 牝3 55 和  田  1.1/2   10
4[5] 9     シャドウディーヴァ 牝3 55 松  山  1/2     13
5[4] 7  △ ビーチサンバ       牝3 55 福  永  クビ    6
6[3] 6     ローズテソーロ     牝3 55 横山典  1      14
7[2] 3  ☆ ブランノワール     牝3 55 浜  中  1.1/4   11
8[1] 1  ○ ダノンファンタジー 牝3 55 川  田  1/2     1
9[8] 17  ◎ エスポワール       牝3 55 シュタ  アタマ  3
10[8] 16     パッシングスルー   牝3 55 戸  崎  クビ    9
11[5] 10     シェーングランツ   牝3 55   武    3.1/2   12
12[2] 4     トゥーフラッシー   牝3 55   幸    1/2     17
13[7] 13  ☆ サトノダムゼル     牝3 55 デムー  1/2     7
14[8] 18     シングフォーユー   牝3 55 藤岡佑  クビ    15
15[7] 15  ☆ コントラチェック   牝3 55 ルメー  3/4     5
16[6] 11     フェアリーポルカ   牝3 55 三  浦  2.1/2   8
17[6] 12     レッドアネモス     牝3 55 藤岡康  大差    16
-[1] 2     メイショウショウブ 牝3 55 池  添  取消
  
払戻金 単勝 5 690円
    複勝 5 240円 / 8 190円 / 14 550円
    枠連 3-4 1680円
    馬連 5-8 2180円 / 馬単 5-8 4950円
    3連複 5-8-14 15170円 / 3連単 5-8-14 70970円
    ワイド 5-8 710円 / 5-14 2120円 / 8-14 2170円
  

感想と言い訳?!

 1000m通過が58秒台というかなり早いペースとなりました。直線脚色落ちる先行馬を置き去りにする見事な勝利がクロノジェネシス。いやぁ馬体重20キロ増でなかなか強気になれない私をあざ笑うような見事な勝利でした。差したといっても比較的前目に位置していたので、やはり地力上位ですね。本命、対抗馬は馬群に沈み、完敗ですっ!

2019/10/13 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
スタート後の1コーナーがカギ。小回りの内回りコースゆえ、基本的には内枠有利も包まれると厄介。直線短くコーナーでの仕掛けを要するが、外の差し馬も極端な不利はない。とにかく器用さが要求されるコース。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ダノンファンタジー 牝3 55.0 川田
1 02   メイショウショウブ 牝3 55.0 池添
2 03 ブランノワール 牝3 55.0 浜中
2 04   トゥーフラッシー 牝3 55.0
3 05 クロノジェネシス 牝3 55.0 北村友
3 06   ローズテソーロ 牝3 55.0 横山典
4 07 ビーチサンバ 牝3 55.0 福永
4 08 カレンブーケドール 牝3 55.0 津村
5 09   シャドウディーヴァ 牝3 55.0 松山
5 10   シェーングランツ 牝3 55.0 武豊
6 11   フェアリーポルカ 牝3 55.0 三浦
6 12   レッドアネモス 牝3 55.0 藤岡康
7 13 サトノダムゼル 牝3 55.0 Mデムーロ
7 14   シゲルピンクダイヤ 牝3 55.0 和田
7 15 コントラチェック 牝3 55.0 ルメール
8 16   パッシングスルー 牝3 55.0 戸崎圭
8 17 エスポワール 牝3 55.0 シュタルケ
8 18 シングフォーユー 牝3 55.0 藤岡佑
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
直線短い内回りコース。差し馬の仕掛けは早く、流れ早い。とはいえ、馬場は渋く、これといった逃げ馬も不在。
信頼度
C
混戦
各メンバーの力量差はそれほどない。コースや当日の馬場も踏まえると、一筋縄ではいかない情勢。
予想本文 

~ 混戦の秋女王争い ~
 桜花賞馬、オークス馬の姿のいない、秋の3歳女王決定戦。実績的にはダノンファンタジーが中心も、他馬に付け入る隙は十分。

 格下の身の上、鞍上の乗り替わり、加えて外枠と、なかなか厳しい要素が揃ったが、それでも本命にはエスポワールを抜擢。キャリア5戦ながら、逃げ差し自在で、晴雨不問。高い柔軟性を見せており、京都内回りは最適。前走は重馬場を完勝しており、ここでも臆することはないはず。さらに一段上の成長をみせる必要はあるが、期待感の方が大きい。

 桜花賞、オークス馬が姿を見せてこないここは当然の人気馬、ダノンファンタジー。ただ、やはり気になるのは距離の壁。もちろん2000mは守備範囲ではあろうがベストとは言えない。とはいえ、復帰初戦であるローズSをしっかりと人気に応えて勝利してみせた点は高く評価したい。春はやや不完全燃焼に終わっただけに、ここで恥ずかしいレースはできまい。

 G1を3戦含みながらも3着以下なし。クロノジェネシスの安定感はメンバー随一。だが、やはりオークス以来のぶっつけは悩ましいところ。早熟傾向の強いバゴ産駒だけに、一度叩いてほしかった。ここで大敗するリスクも伴うが、鉄砲は効くタイプ。休養明け要因で力を出せないということはないだろう。今回のところはまだ、実績を信頼したい。

 オークスでクビ差2着となったカレンブーケドール。始動となった紫苑Sでは人気を裏切る3着も着差的には僅かで、まぁ上々といえる内容。やはりこのメンバーでは地力的には上位と言えよう。先行しての粘り腰は、京都内回りでも不安は少ない。一方で一発の魅力には欠ける部分もあるが、先行押し切りは十分可能だ。

 前走、ローズSでダノンファンタジーを追い詰めたビーチサンバ。春のチャカチャカした感じが鳴りを潜め、ずいぶん大人びたレースぶりで、春よりも一回り完成度を高めた成長を感じた。春の実績より、ローズSでの内容を素直に評価すべき馬。

 3連勝負けなしでここまで来た上がり馬、サトノダムゼル。現状は、格下であることは否めないが、重馬場経験もあり、伸びしろ見込める高素質馬で、無下にはできない。

 オークス大敗については、やや距離が長すぎたか、コントラチェック。それ以前までの実績を考慮すると、休養明けでもいきなり好走しても決して驚けない。

 連勝の勢いを駆って臨むブランノワールにも注意を払っておきたい。さらに1F伸びるのは歓迎ではないが、距離にも一定の目処はつけている。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

17=01
→05,08,07,13,15,03
(36点)

17=05
→01,08,07,13,15,03
(36点)
ダノンファンタジーの死角は少なそうだが、それでもエスポワールに賭けてみたい。タイム的にはこのメンバーでも通用するはずで、ここでどこまでの競馬ができるか見てみたい。馬券は3連単マルチで、相手は当然のダノンファンタジーと、クロノジェネシスの春の実績馬2頭を。
2019年5月26日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[1] 1     ロジャーバローズ   牡3 57 浜  中  2:22.6  12
2[4] 7  ◎ ダノンキングリー   牡3 57 戸  崎  クビ    3
3[7] 13  △ ヴェロックス       牡3 57 川  田  2.1/2   2
4[3] 6  ○ サートゥルナーリア 牡3 57 レーン  1/2     1
5[5] 9     ニシノデイジー     牡3 57 勝  浦  アタマ  13
6[5] 10     クラージュゲリエ   牡3 57 三  浦  クビ    7
7[7] 14  ☆ ランフォザローゼス 牡3 57 福  永  クビ    5
8[6] 11     レッドジェニアル   牡3 57 酒  井  1.1/4   11
9[8] 16     タガノディアマンテ 牡3 57 田  辺  2.1/2   15
10[4] 8     メイショウテンゲン 牡3 57   武    1      10
11[3] 5     マイネルサーパス   牡3 57 丹  内  1.1/4   18
12[2] 3  ☆ エメラルファイト   牡3 57 石  川  3/4     14
13[8] 17     ナイママ           牡3 57 柴田大  1.1/4   17
14[1] 2     ヴィント           牡3 57 竹之下  アタマ  16
15[7] 15     リオンリオン       牡3 57 横山武  3      6
16[8] 18     シュヴァルツリーゼ 牡3 57 石  橋  ハナ    9
17[2] 4  ▲ サトノルークス     牡3 57 池  添  5      8
18[6] 12  ☆ アドマイヤジャスタ 牡3 57 デムー  7      4
  
払戻金 単勝 1 9310円
    複勝 1 930円 / 7 210円 / 13 190円
    枠連 1-4 7150円
    馬連 1-7 11200円 / 馬単 1-7 47090円
    3連複 1-7-13 12050円 / 3連単 1-7-13 199060円
    ワイド 1-7 1990円 / 1-13 2280円 / 7-13 380円
  

感想と言い訳?!

 派手なイレコミ、スタートの出負け、超ハイペース…様々な要因が挙げられていますが、やはり騎手手替わりの影響が大きかったと思われるのが、サートゥルナーリアの敗戦。やはり騎手の力というのは大きい。もちろん主戦だったルメール、デムーロ両騎手も、来日当初は今ほどの勝利はあげられなかった。高い技量に日本でのレース経験が積み重なって今の力を手に入れていた。結果からの憶測にすぎないが、その点でレーン騎手には酷なレースとなってしまいました。

 そして勝利したのはなんとロジャーバローズ。レースは超ハイペースとなったが、それでも前の位置をキープし、ダノンキングリーに競り勝ったのだから大したもの。内枠と持久力戦勝負をうまく活かしました。

 3着ヴェロックスも最後はサートゥルナーリアを差しきり、配当に貢献しました。一方で期待したサトノルークスは今回もついていけずの大敗。残念な結果となりました。

2019/5/26 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 C
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ロジャーバローズ 牡3 57.0 浜中
1 02   ヴィント 牡3 57.0 竹之下
2 03 エメラルファイト 牡3 57.0 石川
2 04 サトノルークス 牡3 57.0 池添
3 05   マイネルサーパス 牡3 57.0 丹内
3 06 サートゥルナーリア 牡3 57.0 レーン
4 07 ダノンキングリー 牡3 57.0 戸崎圭
4 08   メイショウテンゲン 牡3 57.0 武豊
5 09   ニシノデイジー 牡3 57.0 勝浦
5 10   クラージュゲリエ 牡3 57.0 三浦
6 11   レッドジェニアル 牡3 57.0 酒井
6 12 アドマイヤジャスタ 牡3 57.0 Mデムーロ
7 13 ヴェロックス 牡3 57.0 川田
7 14 ランフォザローゼス 牡3 57.0 福永
7 15   リオンリオン 牡3 57.0 横山武
8 16   タガノディアマンテ 牡3 57.0 田辺
8 17   ナイママ 牡3 57.0 柴田大
8 18   シュヴァルツリーゼ 牡3 57.0 石橋脩
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
逃げ馬15が前走と同じペースで逃げるなら、早めに流れる。今の高速馬場も踏まえると、速い時計決着の対応力は必須。
信頼度
B
本命戦
皐月賞組絶対とはいえない中でも、別路線組が力不足か。人気馬決着が濃厚。
予想本文 

~ 皐月賞の再戦? ~
 NHK杯で勝ったアドマイヤマーズをものさしにすると、やはり皐月賞上位組の地力は一段上か。ただ、やはり東京と中山ではそのレースは質はちがう。距離も伸び、すんなり皐月賞と連動しない一面もあるだけに…。

 皐月賞ではうまく内から脚を伸ばす競馬をしながら、敗れてしまったダノンキングリー。だが、東京コースでの再戦はこの馬にとっては向くのではないだろうか。上がり切れる脚も有しており、長い直線での切れ脚勝負となった時、差し切るイメージはつきやすい。一つ問題は、やはり折り合い。そこには一抹の不安があり、今回の距離延長は歓迎ではないかもしれない。ただ、極端なスローにもなりにくい情勢で、その点についてはクリアできるとみる。

 大本命といえるサートゥルナーリア。死角はないかと問われれば、やはりどうしても気になるのは鞍上の交代。逆に言えば、そのくらいしかつけ入る隙もない。前走、皐月賞は休養明けのぶっつけで、道中は物見をする状態でそれでも勝ちきった。折り合い面に全く不安がなく、距離も問題ない超良血馬。絶対の本命馬に異論はないが、それでもここでの鞍上交代は気になる。レーン騎手は名手であるが、まだ日本の中長距離での経験は浅いはず。ここは一歩譲って様子見。

 皐月賞は大敗。ここからの巻き返しはデータ的にはかなり厳しいが、それでもサトノルークスには、一発の魅力に溢れる。ペースについていけず、後方での競馬となった前走を度外視すれば、やはり2走前のすみれSの勝ちっぷりは光る。好枠を引いたことと、東京コース替わりでの変身の可能性に期待感を抱かせる。

 絶対的2番手候補のヴェロックス。追い切りも絶好調で、今度は本命馬に勝てるほどと思われる仕上がりだが、それでも今回は評価を下げる。理由はやはり東京コースでの実績。東スポ杯での4着はそれまでの実績に比べるとやはり物足らない内容。速い上がりがないことも心配の種で、今回は力を認めつつの押さえまで。

 皐月賞で敗れたアドマイヤジャスタも見限りは早計。中山内回りで外枠は気の毒な面があった。強力な鞍上を得て、もともとの実績を顧みれば、決して侮れない存在。

 休み明けの青葉賞2着のランフォザローゼスも勝負になる下地が十分ある。ローテーションと、同じ舞台の経験があることは大きなアドバンテージ。別路線組では最も目を引く一頭。

 まだ、底を見せていないという点で、エメラルファイトも押さえておきたい。大事な時期での一頓挫は大きいが、不安視される距離が克服できるなら、いきなり通用する可能性も否定できない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

07=06
→04,13,12,14,03
(30点)

07=04
→06,13,12,14,03
(30点)
やはり皐月賞組が中心となりそうなこのレース。サートゥルナーリアが中心であることも否めないだろう。それでも今回は一歩譲ってダノンキングリーを本命に推す。当日の気配は要チェックではあるが、折り合いさえつけば、東京なら確実な競馬ができるはず。相手はさすがにサートゥルナーリア。馬券はこの2頭からの3連単マルチながし。
2019年5月19日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13  ◎ ラヴズオンリーユー 牝3 55 デムー  2:22.8  1
2[5] 10     カレンブーケドール 牝3 55 津  村  クビ    12
3[1] 2  ○ クロノジェネシス   牝3 55 北村友  2.1/2   2
4[6] 12  △ ウィクトーリア     牝3 55 戸  崎  クビ    6
5[4] 8  ▲ ダノンファンタジー 牝3 55 川  田  アタマ  4
6[4] 7     シャドウディーヴァ 牝3 55 岩田康  クビ    7
7[2] 4     シェーングランツ   牝3 55   武    3/4     10
8[3] 6     アクアミラビリス   牝3 55 藤岡佑  2.1/2   13
9[2] 3  △ コントラチェック   牝3 55 レーン  3.1/2   3
10[8] 18     フィリアプーラ     牝3 55 丸  山  1.1/2   17
11[3] 5  ☆ エールヴォア       牝3 55 松  山  2      8
12[6] 11  ☆ シゲルピンクダイヤ 牝3 55 和  田  1.1/4   5
13[5] 9     ウインゼノビア     牝3 55 松  岡  クビ    18
14[1] 1     ジョディー         牝3 55 武  藤  3.1/2   14
15[8] 16  ☆ ビーチサンバ       牝3 55 福  永  クビ    9
16[7] 14     フェアリーポルカ   牝3 55   幸    2      11
17[8] 17     メイショウショウブ 牝3 55 池  添  1.3/4   16
18[7] 15     ノーワン           牝3 55 坂  井  3/4     15
  
払戻金 単勝 13 400円
    複勝 13 200円 / 10 1400円 / 2 170円
    枠連 5-7 8420円
    馬連 10-13 25140円 / 馬単 13-10 28210円
    3連複 2-10-13 28240円 / 3連単 13-10-2 179960円
    ワイド 10-13 6430円 / 2-13 470円 / 2-10 4960円
  

感想と言い訳?!

 リアルスティールの半妹、ラヴズオンリーユーが無敗でオークスを制しました。有力各馬が先行して、直線凌ぎを削る中、後ろから切り裂く形で実に理想的な勝ち方でした。

 この馬と接戦の上、2着に入ったのが無警戒だったカレンブーケドール。この馬、なんでこんなにに人気がなかったの?と終わってみれば好走条件が揃っていることに気づくという有様…。3着にちゃんとクロノジェネシスが来ただけに、非常に悔しい一戦となりました。

2019/5/19 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ジョディー 牝3 55.0 武藤 雅
1 02 クロノジェネシス 牝3 55.0 北村 友一
2 03 コントラチェック 牝3 55.0 D.レーン
2 04   シェーングランツ 牝3 55.0 武 豊
3 05 エールヴォア 牝3 55.0 松山 弘平
3 06   アクアミラビリス 牝3 55.0 藤岡 佑介
4 07   シャドウディーヴァ> 牝3 55.0 岩田 康誠
4 08 ダノンファンタジー 牝3 55.0 川田 将雅
5 09   ウインゼノビア 牝3 55.0 松岡 正海
5 10   カレンブーケドール 牝3 55.0 津村 明秀
6 11 シゲルピンクダイヤ 牝3 55.0 和田 竜二
6 12 ウィクトーリア 牝3 55.0 戸崎 圭太
7 13 ラヴズオンリーユー 牝3 55.0 M.デムーロ
7 14   フェアリーポルカ 牝3 55.0 幸 英明
7 15   ノーワン 牝3 55.0 坂井 瑠星
8 16 ビーチサンバ 牝3 55.0 福永 祐一
8 17   メイショウショウブ 牝3 55.0 池添 謙一
8 18   フィリアプーラ 牝3 55.0 丸山 元気
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
今の東京コースは異常に時計が出る。おそらく今回も道中から早めのラップになりそう。
信頼度
D
実力伯仲
実力互角で混戦模様の桜花賞組に別路線組が加わる。距離の対応とレースの流れ次第。
予想本文 

~ 桜花賞馬不在のオークス ~
圧倒的な差で桜花賞を制したグランアレグリアがNHKマイルに駒を進め、さらにそこで敗れてしまった。案外こちらに進めておけば勝ったのか、あるいは…

 オークスは原則桜花賞組がセオリーではあるが、圧勝した桜花賞馬が不在の今年は、やはり別路線組に目が行ってしまう。その中でも無敗で臨むラヴズオンリーユーを人気でも本命視。トライアルを勝ったとは言え、まだ多頭数での一線級との対戦はなく、このメンバーでどこまで・・・という不安はあるが、良血馬だけあって、まだかなりの奥深さを秘めている。キャリアの薄さは伸びしろの期待感の裏返し。状態には問題なく、折り合い、距離にも不安はない。あとは早い流れの中、どれだけの脚を使えるか次第。

 本命馬に別路線組を譲ったが、基本的には桜花賞組が中心となるのがこのレース。その中での1番手はクロノジェネシス。桜花賞では勝ち馬には大敗したものの、しっかり自分の競馬を行い、最後はよく伸びてきた。東京コースは経験済みで、1800mの中距離経験があることも心強い。好走例の多い内枠を引いたこともあり、実力僅差の桜花賞組の中でもっともマイナス要素が少ない。対抗格にふさわしい安定したレースぶりが期待できそう。

  この世代の中心馬はダノンファンタジーだった。1番人気で迎えた桜花賞では、とんでもない馬が出現し、堂々勝負を挑んだが最後は屈してしまった。今回、さらに距離が伸びるという不安要素を抱え、厳しい目で見られるが、昔からオークスというレースは、マイラーでも桜花賞で戦える実力があれば通用する舞台でもある。この馬の地力はやはり世代屈指のもの。今回はチャレンジャーの立場であることも手伝い、自身の競馬に徹することができる。復権は十分ありえるはず。

 逃げきり勝利を収めた前走から、一転、東京の舞台、フローラSで追い込み勝ちしてみせたウィクトーリアがなんとも不気味。距離不安もなく、前走でみせた32秒台の末脚があるなら、G1勝利まで一気にステップアップすることも、あながちないわけではない。今の勢いは非常に怖い。

 勢いという点では、ルメール騎手不在の中、代わって存在感を増しているレーン騎手の駆るコントラチェック。ずば抜けたスピードで逃げ切り勝ちを重ね、ついには重賞も勝利。その前走など、かなり余裕のある勝ち方で、能力の高さは疑うべくもない。ただ脚質的には東京コースでどこまでやれるか、一抹の不安も残す。

 桜花賞では力を発揮できなかったが、この舞台なら!と意気込めるのはエールヴォア。マイルの忙しい流れでは、後方からの競馬となってしまったが、ここではある程度前での競馬もできる。

 ビーチサンバは桜花賞をはじめ、常に上位争いしている堅実味のある差し脚が武器。マイル以上の経験がなく、外枠をひいたことは痛いが、案外、距離伸びて新味を表す可能性も。

 チューリップ賞、桜花賞と異なる流れとなった2戦をともに2着したシゲルピンクダイヤ。それもわずか4戦のキャリアなのだから驚き。距離には不安が残るが、切れる脚をもっているので、ここも対応してきてもおかしくない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=02
→08,12,03,05,16,11
(36点)

13=08
→02,,12,03,05,16,11
(36点)
とにかく桜花賞は勝ち馬以外は混戦だったし、それまでの対戦成績を見ても、その実力差はかなり伯仲している。当然、距離への適性が鍵とはなりそうだが、現在の異常に時計が出る東京コースも気がかり。新勢力も加わりそれまでの勢力図がガラリ変わる可能性もある。迷いはあったが、ラブズオンリーユーの伸びしろに賭けてみたい。相手は安定感のあるクロノジェネシスと、復権企むダノンファンタジーからで3連単マルチながし。
2019年5月5日(祝・日) / 東京 1600m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差      人気
1[8] 17  ○ アドマイヤマーズ   牡3 57 デムー  1:32.4     2
2[8] 18     ケイデンスコール   牡3 57 石  橋  1/2        14
3[5] 10  ☆ カテドラル         牡3 57 アヴド  ハナ       7
4[2] 3  ▲ ダノンチェイサー   牡3 57 川  田  1.1/4+クビ 1
5[4] 7  ◎ グランアレグリア   牝3 55 ルメー  4位降着   3
6[4] 8  ☆ ヴァルディゼール   牡3 57 北村友  1/2        8
7[7] 14     ハッピーアワー     牡3 57 吉田隼  ハナ       10
8[8] 16  ☆ トオヤリトセイト   牡3 57 福  永  ハナ       16
9[6] 12     ワイドファラオ     牡3 57 内  田  クビ       9
10[3] 6     グルーヴィット     牡3 57 レーン  クビ       4
11[3] 5     マイネルフラップ   牡3 57 松  岡  クビ       15
12[1] 2     プールヴィル       牝3 55 秋  山  クビ       12
13[7] 13  △ ファンタジスト     牡3 57   武    1.3/4      6
14[1] 1     クリノガウディー   牡3 57 藤岡佑  1.1/4      13
15[7] 15  △ ヴィッテルスバッハ 牡3 57 戸  崎  1.1/4      5
16[2] 4     イベリス           牝3 55 浜  中  3/4        11
17[5] 9     ミッキーブラック   牡3 57 岩田康  ハナ       17
18[6] 11     ロードグラディオ   牡3 57 大  野  2.1/2      18
  
払戻金 単勝 17 430円
    複勝 17 210円 / 18 1270円 / 10 750円
    枠連 8-8 6440円
    馬連 17-18 17200円 / 馬単 17-18 22440円
    3連複 10-17-18 97390円 / 3連単 17-18-10 410680円
    ワイド 17-18 3480円 / 10-17 1840円 / 10-18 12620円
  

感想と言い訳?!

 これだから競馬はわからないという、グランアレグリアの敗戦。スローの瞬発力勝負の馬だけに、早い流れになるとしんどいのかもしれません。朝日杯と同じような形になってしまいました。加えて降着となり、ルメール騎手には、かなり痛い結果。サートゥルナーリアを始め、当面のG1戦線は彼なしとなります。

 一方、早い流れからの持続力勝負となれば、アドマイヤマーズには得意の形。最後までしっかり伸びて見事な女王の返り討ちに成功しました。他では差し馬の台頭が目立ちますが、ケイデンスコールは大外を嫌ったのですが、大健闘となりました。

2019/5/5 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 A
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   クリノガウディー 牡3 57.0 藤岡 佑介
1 02   プールヴィル 牝3 55.0 秋山 真一郎
2 03 ダノンチェイサー 牡3 57.0 川田 将雅
2 04   イベリス 牝3 55.0 浜中 俊
3 05   マイネルフラップ 牡3 57.0 松岡 正海
3 06   グルーヴィット 牡3 57.0 D.レーン
4 07 グランアレグリア 牝3 55.0 C.ルメール
4 08 ヴァルディゼール 牡3 57.0 北村 友一
5 09   ミッキーブラック 牡3 57.0 岩田 康誠
5 10 カテドラル 牡3 57.0 B.アヴドゥラ
6 11   ロードグラディオ 牡3 57.0 大野 拓弥
6 12   ワイドファラオ 牡3 57.0 内田 博幸
7 13 ファンタジスト 牡3 57.0 武 豊
7 14   ハッピーアワー 牡3 57.0 吉田 隼人
7 15 ヴィッテルスバッハ 牡3 57.0 戸崎 圭太
8 16 トオヤリトセイト 牡3 57.0 福永 祐一
8 17 アドマイヤマーズ 牡3 57.0 M.デムーロ
8 18   ケイデンスコール 牡3 57.0 石橋 脩
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
04が引き、極端なスローにはなりそうもない。差し馬台頭の流れ。
信頼度
B
ヒモ争い
圧倒的本命馬の存在で、馬券的な制限が厳しくなる。とはいえ、ヒモ争いは熾烈を極める。
予想本文 

~ 女王のリベンジ ~
 桜花賞を完勝したグランアレグリアが、オークスではなくこちらへ駒を進めた。近年、NHKマイルCはクラシック敗戦組が中心となる傾向があっただけに、同馬の参戦は一本かぶりの様相を呈する。

 長休明けながら、桜花賞で圧倒的なパフォーマンスを見せたグランアレグリア。朝日杯で敗れたことが不思議になるくらいの強さで、前走から一叩きでさらに上向くとあれば、ここでの能力は抜けていると言わざるを得ない。牝馬ということもあり、精神的な脆さはなくはないが、それを理由に逆らうには無理がある。

 2番手には素直にアドマイヤマーズの地力を信頼。だだ、いま一つ強気になれないのは、配当的な面も多分にあるが、やはり皐月賞の負け方にもある。適距離マイルに戻ったとは言え、外枠を引いた上、上がりの競馬になると不安が残る。とは言え、本命馬に土をつけた唯一の馬。地力上位は確かで、このメンバーなら意地を見せたいところ。

 ダノンチェイサーはまだ実力のほどは未知といえよう。前走の重賞勝利は、頭数も少なく、多数頭のG1での競馬では不安も確かにある。むろん3ヶ月の休養明けもしかり。ただ、負かした相手のその後の足跡をみると、やはり力はあると判断してよさそう。マイラーというタイプではないが、十分、上位を争える器。

 ヴィッテルスバッハの売りはとにかく上がり3Fの切れ味。G1の早い流れでは不発に終わる危険性もないとは言えないが、時計が早くともこの脚が出せるなら、東京コースではかなりの脅威となる。

 皐月賞では大敗を喫したファンタジストも適距離に戻って見直す必要あり。朝日杯も4着ではあったが、重賞2勝の実績はこのメンバーでは頼りになる。それなりに切れる脚も持っており、本来であれば安定した実績が残せるタイプの馬。勝ち負けまではともかく、連下には注意を払いたい。

 短距離への路線変更に加え、前走で見事な脚質転換を図ったカテドラル。前走だけでは判断つかないところもあるが、そこで見せた末脚にはやはり未知の怖さがある。

 ヴァルディゼールの前走は案外な結果だったとは言え、休養明けと窮屈になった言い訳はある。叩いての上積みは少なからず期待できるはず。

 血統的に多少距離不安はつきまとうものの、トオヤリトセイトが前走で見せた差し脚は強烈。東京コースで無欲で突っ込めば、上位食い込みのチャンスは十分ある。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着2着ながし:

1着:07
2着:17
→03,15,13,10,08,16
(6点)

1着3着ながし:
1着:07
3着:17
→03,15,13,10,08,16
(6点)
さすがにグランアレグリアには逆らえそうにない。鞍上のG1連続勝利の傾向からもここは頭固定で。相手はアドマイヤマーズの2着、3着固定3連単勝負。だだ、アドマイヤには多少の不安があり、可能なら相手を変えても押さえておきたいところか。
2019年4月14日(日) / 中山 2000m 芝・右 内 / 曇・良
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 12  ◎ サートゥルナーリア 牡3 57 ルメー  1:58.1  1
2[4] 7  ○ ヴェロックス       牡3 57 川  田  アタマ  4
3[2] 4  △ ダノンキングリー   牡3 57 戸  崎  ハナ    3
4[1] 1  ▲ アドマイヤマーズ   牡3 57 デムー  2      2
5[3] 6     クラージュゲリエ   牡3 57 横山典  1.1/2   14
6[8] 16     タガノディアマンテ 牡3 57 田  辺  1.1/4   15
7[6] 11  △ ラストドラフト     牡3 57 シュタ  1/2     10
8[8] 17     アドマイヤジャスタ 牡3 57 岩田康  アタマ  11
9[7] 14     ダディーズマインド 牡3 57 宮  崎  1.1/2   17
10[8] 18     ナイママ           牡3 57 柴田大  1/2     18
11[7] 13     ブレイキングドーン 牡3 57 福  永  アタマ  13
12[5] 10     シュヴァルツリーゼ 牡3 57 石  橋  2      7
13[2] 3  ☆ ファンタジスト     牡3 57   武    アタマ  5
14[1] 2  ☆ サトノルークス     牡3 57 池  添  ハナ    8
15[5] 9     メイショウテンゲン 牡3 57 三  浦  ハナ    9
16[7] 15     クリノガウディー   牡3 57 藤岡佑  2      16
17[4] 8  ☆ ニシノデイジー     牡3 57 勝  浦  3/4     6
18[3] 5     ランスオブプラーナ 牡3 57 松  山  4      12
  
払戻金 単勝 12  170円
       複勝 12  110円 / 7  200円 / 4  160円
       枠連 4-6  670円
       馬連 7-12  950円 / 馬単 12-7  1140円
       3連複 4-7-12  1480円 / 3連単 12-7-4  4390円
       ワイド 7-12  360円 / 4-12  270円 / 4-7  660円
  

感想と言い訳?!

 前評判どおり、サートゥルナーリアが無敗で1冠めを獲りました。先週の桜花賞に続いて固い結果となりましたが、タイムも優秀で皐月賞にしては珍しく、強い馬がそのまま結果に表れる良いレースだったと思います。審議があったので多少ハラハラはしましたが…。

 2着のヴェロックスが完璧な競馬だっただけに、それに競り勝ったサートゥルナーリアの力は本物。今回が休養明けだった同馬はさらなる成長を遂げる。ちょっと次も逆らえないかもしれないですね。

2019/4/14 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 B
  • 芝2000m
    内・右回り
  • 稍重
    見込み
今週からCコース。今年はG1レースでも内の先行馬が残るケースが目立った。引き続きその傾向は続くが、大勢に影響をするほどでもなさそう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 アドマイヤマーズ 牡3 57.0 Mデムーロ
1 02 サトノルークス 牡3 57.0 池添
2 03 ファンタジスト 牡3 57.0 武豊
2 04 ダノンキングリー 牡3 57.0 戸崎圭
3 05   ランスオブプラーナ 牡3 57.0 松山
3 06   クラージュゲリエ 牡3 57.0 横山典
4 07 ヴェロックス 牡3 57.0 川田
4 08 ニシノデイジー 牡3 57.0 勝浦
5 09   メイショウテンゲン 牡3 57.0 三浦
5 10   シュヴァルツリーゼ 牡3 57.0 石橋脩
6 11 ラストドラフト 牡3 57.0 シュタルケ
6 12 サートゥルナーリア 牡3 57.0 ルメール
7 13   ブレイキングドーン 牡3 57.0 福永
7 14   ダディーズマインド 牡3 57.0 宮崎
7 15   クリノガウディー 牡3 57.0 藤岡佑
8 16   タガノディアマンテ 牡3 57.0 田辺
8 17   アドマイヤジャスタ 牡3 57.0 岩田康
8 18   ナイママ 牡3 57.0 柴田大
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
先行有力馬が揃い、ペースは早くなりそうも、とにかくコーナー多いコース。起用な先行馬が無難。
信頼度
C
横一線
本命馬は死角が少ないが、人気ほど抜けた実力の根拠はまだない。有力馬の地力は拮抗か。
予想本文 

~ 2歳チャンピオン一騎打ち ~
 2歳王者決定戦が、朝日杯FSの他にホープフルSが誕生し、ついにその両王者が雌雄を決する舞台として皐月賞が整った。最優秀2歳牡馬には朝日杯FS馬が選ばれ、主戦騎手もこちらを選んだ。しかし1番人気は…

 ホープフルSの覇者、サートゥルナーリアにはやはり逆らえないか。休養明けで皐月賞を制した例はなく、本来かなり厳しい戦い。だが、先週の桜花賞を見せられた後では否定しきれる材料としてはもうひとつ弱い。シーザリオを母に持ち、今や時の馬のロードカナロア産駒。相手は揃ったが不安要素はない。ただ、皐月賞はそういった馬があっさり負けてしまう舞台でもある。予断は許されない。

 小回り中山コースの皐月賞には、器用さのあるヴェロックスが向きそう。連動性の高い若駒Sから若葉Sを完勝。2000m戦にはなんら不安はない。重賞ではないもののリステッド連勝の勢いと、今の充実度、そしてこの鞍上で好勝負を期待できる。

 朝日杯FS王者アドマイヤマーズは距離が伸びた前走の敗戦で、途端にマイラーの烙印を押されつつあるが、前走はハナに立つ競馬で流れ不向きの面もあった。2000mにさらに距離は伸びるが、流れは早くなるため、瞬発力勝負の競馬にはならないはず。

 素晴らしい切れ味で、2歳チャンプを差し切り、一躍脚光を浴びる形になった無敗馬、ダノンキングリー。今回、有力ライバルはすべて前で競馬をするだけに、漁夫の利は得やすい。距離はギリギリといったところか。

 前走、弥生賞は馬場悪く、特殊な状況だったことを思えば、ラストドラフトはまだ見限れない。底が割れておらず、ここで巻き返して来てもおかしくない。桜花賞馬の仔だが、この距離をこなせる実績がすでにあるのが心強い。一発警戒。

 どちらかというとダービー向きの気はするが、サトノルークスの前走の勝ちっぷりはお見事。サドラーズウェルズ母系にディープインパクトといういかにも大物向きの配合は魅力的。

 早熟系の戦績のファンタジストだが、前走スプリングSではうまくまとめた内容で、2着ながら、さらなる進境を見せたことには好感。こちらも良血で、持てる能力は高い。

 弥生賞で1番人気を裏切ったニシノデイジーだが、まだ言い訳が効く敗戦。重賞連勝時からは多少トーンダウンしてはいるが、父ハービンジャーはこの舞台への適性の高い馬。ここでの復権もありえる。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

12=07
→01,04,11,02,03,08
(36点)

12=01
→07,04,11,02,03,08
(36点)
なにげに好メンバーが揃い、思ったよりも難しいメンバー構成。人気ほど圧倒的な信頼は危険と知りつつも、サートゥルナーリアの軸には抗えなかった。前走の競馬っぷりを見る限り、3連単を考えた場合の軸としては不動の存在だろう。相手にはこのレース向きのヴェロックス。アドマイヤマーズとともに3連単2頭軸マルチながしで勝負。
2019年4月7日(日) / 阪神 1600m コース・右 外 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手   着差   人気
1[4] 8  ▲ グランアレグリア   牝3 55 ルメー 1:32.7  2
2[8] 16  ☆ シゲルピンクダイヤ 牝3 55 和  田 2.1/2   7
3[2] 4  △ クロノジェネシス   牝3 55 北村友 クビ    3
4[7] 15  ◎ ダノンファンタジー 牝3 55 川  田 ハナ    1
5[7] 14  ○ ビーチサンバ       牝3 55 福  永 クビ    4
6[8] 18     プールヴィル       牝3 55 秋  山 3/4     14
7[1] 2     エールヴォア       牝3 55 松  山 1.1/4   8
8[7] 13     ジュランビル       牝3 55 松  若 3/4     16
9[1] 1     シェーングランツ   牝3 55   武   クビ    6
10[4] 7     アウィルアウェイ   牝3 55 石  橋 2      11
11[6] 12     ノーワン           牝3 55 坂  井 1.1/4   12
12[6] 11     メイショウケイメイ 牝3 55 古  川 1.1/4   18
13[5] 9  ☆ アクアミラビリス   牝3 55 デムー 1.1/4   5
14[8] 17     レッドアステル     牝3 55 戸  崎 1/2     15
15[5] 10     フィリアプーラ     牝3 55 丸  山 1.3/4   13
16[3] 6     ホウオウカトリーヌ 牝3 55 大  野 クビ    17
17[2] 3     ノーブルスコア     牝3 55 岩田康 3/4     10
18[3] 5     ルガールカルム     牝3 55 三  浦 2.1/2   9
  
払戻金 単勝 8 340円
    複勝 8 170円 / 16 400円 / 4 200円
    枠連 4-8 3110円
    馬連 8-16 4410円 / 馬単 8-16 5700円
    3連複 4-8-16 5990円 / 3連単 8-16-4 31810円
    ワイド 8-16 1280円 / 4-8 420円 / 4-16 1410円	
  

感想と言い訳?!

 いや、恐れ入りました。グランアレグリアの強いこと、強いこと。
堂々と前をいって突き放す完全勝利です。どうしてこれで、朝日杯を敗れたのか不思議なほどの強さでした。いくらなんでもこの時期の3歳馬の長休明けはしんどいと思っていましたが、なんのその。アーモンドアイを彷彿させる次元の違う競馬っぷりでしたが、当面はマイル路線を進むそうです。

 敗れることはあっても、3着以内は死守すると思っていたダノンファンタジー。だが、この結果は責められません。突き放す勝ち馬に仕掛けるのは本命馬として当然のこと。結果、力尽き、後続馬に差されはしましたが、立派な戦いぶりでした。

 1頭次元の違う勝ち馬を除いては、有力馬の接戦となり、見応えあるレースだったと思います。

2019/4/7 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   シェーングランツ 牝3 55.0 武豊
1 02   エールヴォア 牝3 55.0 松山
2 03   ノーブルスコア 牝3 55.0 岩田康
2 04 クロノジェネシス 牝3 55.0 北村友
3 05   ルガールカルム 牝3 55.0 三浦
3 06   ホウオウカトリーヌ 牝3 55.0 大野
4 07   アウィルアウェイ 牝3 55.0 石橋脩
4 08 グランアレグリア 牝3 55.0 ルメール
5 09 アクアミラビリス 牝3 55.0 Mデムーロ
5 10   フィリアプーラ 牝3 55.0 丸山
6 11   メイショウケイメイ 牝3 55.0 古川
6 12   ノーワン 牝3 55.0 坂井
7 13   ジュランビル 牝3 55.0 松若
7 14 ビーチサンバ 牝3 55.0 福永
7 15 ダノンファンタジー 牝3 55.0 川田
8 16 シゲルピンクダイヤ 牝3 55.0 和田
8 17   レッドアステル 牝3 55.0 戸崎圭
8 18   プールヴィル 牝3 55.0 秋山
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
マイル戦にしてはゆったりのした流れが予想される。ただし、その分、上がり勝負になる可能性が高い。
信頼度
B
上位決着
3歳牝馬戦ゆえの怖さは残るが、概ね上位決着が濃厚。波乱があるなら、前残り。
予想本文 

~ 阪神JF再戦? ~
 いよいよ春G1戦線の本格化を告げる桜花賞。今年の顔ぶれは暮れの阪神JFの上位がそのまま主力を形成している形、ここに真打ちグランアレグリアが登場してくる。今後を占う意味でも注目度の高い一戦となりそう。

 確かに明らかに幼さを残しており、危なっかしいところのあるダノンファンタジーだが、残した足跡は、ほとんど完璧といっていいもの。勝たねばならぬ前走チューリップ賞では、前が塞がり、外に振る不利がありながら見事に差し切った。状態、ローテも万全。唯一土をつけられた相手がいるが、ここで勝てなければ、先は開けない。行きたがる気性は鞍上の手腕に期待しよう。

 1勝馬ながら、これまで有力各馬と僅差の接戦を演じ、その持てる能力は折り紙付きのビーチサンバ。後方からの差し一手の脚質は前が止まらぬ場合の不安は残るが、一方で確実に上がってくるという安心感もある。また、人気的にも旨味があり、この脚質ながら気性的には安定してあり、器用さも兼ね備えている。

 グランアレグリアは果敢に牡馬に挑み、敗れはしたが、悲観する内容ではない。新馬戦でダノンファンタジーを2馬身ちぎったその実力はさすがと思わせるに十分な内容だった。ただ、やはり気になるのは、そのローテ。予定通りとはいえ、ぶっつけで挑んで勝てるほどクラシックは甘くないのではなかろうか。もちろん、それすらものともしないスケールは感じるものの、ここは一歩引いておきたい。

 阪神JFのコンマ1秒差の2着で、ほぼ無敗馬状態のクロノジェネシスもやはり上位と遜色ない。こちらも少し間隔が空いているのが気になるものの、それを払拭する好内容の追い切り過程だった。スローペースで繰り出す33秒前半の末脚はやはり阪神マイル戦では脅威。先週G1初勝利の鞍上の連続戴冠も十分可能性がある。

 やはり、上記4頭に目が行くが、割って入るならアクアミラビリスか。前走で一変してみせた末脚は、新境地を切り開いた。一発ムード漂う。

 こちらも前走で見る目が変わったシゲルピンクダイヤ。今回は差し馬が揃い、上がりの攻防は激しさを増すだろうが、外枠はかえって競馬がしやすいはず。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭マルチ:

15
→14,08,04,09,16
(60点)
 度々荒れるレースでもあるので過信はできないが、今年は概ね実績馬での争いとみる。そこからの取捨選択には難しい面もあり、好みの問題でもあるが、データ的に死角が少ないのはダノンファンタジーだろう。ここは素直に信頼したい。ヒモ穴はないと割り切り、軸1頭マルチ馬券で、金額面でメリハリをつけたい。
2018年10月21日(日) / 京都 3000m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 12  ☆  フィエールマン   牡3 57 ルメー  3:06.1  7
2[5] 9  ◎ Bエタリオウ     牡3 57 デムー  ハナ    2
3[4] 7  ☆  ユーキャンスマイル 牡3 57  武   1.1/2   10
4[2] 3  ▲  ブラストワンピース 牡3 57 池 添  3/4     1
5[8] 18      グローリーヴェイズ 牡3 57 福 永  1/2     12
6[7] 13      タイムフライヤー  牡3 57 和 田  3/4     13
7[8] 17      シャルドネゴールド 牡3 57 藤岡康  1.1/2   15
8[3] 5  ○  エポカドーロ    牡3 57 戸 崎  ハナ    3
9[2] 4      ジェネラーレウーノ 牡3 57 田 辺  1.1/4   4
10[1] 2  ☆  グレイル      牡3 57 岩 田  2      8
11[8] 16      ステイフーリッシュ 牡3 57 藤岡佑  クビ    11
12[5] 10  △  アフリカンゴールド 牡3 57 松 若  2      9
13[7] 14  △  グロンディオーズ  牡3 57 モレイ  3/4     6
14[3] 6     Bメイショウテッコン 牡3 57 松 山  1/2     5
15[6] 11      コズミックフォース 牡3 57 浜 中  クビ    14
16[1] 1      アイトーン     牡3 57 国分恭  9      17
17[4] 8      カフジバンガード  牡3 57  幸   1.3/4   18
18[7] 15      オウケンムーン   牡3 57 北村宏  8      16
  
払戻金 単勝 12 1450円
    複勝 12 450円 / 9 160円 / 7 600円
    枠連 5-6 1860円
    馬連 9-12 2380円 / 馬単 12-9 6010円
    3連複 7-9-12 16710円 / 3連単 12-9-7 100590円
    ワイド 9-12 930円 / 7-12 4610円 / 7-9 1550円
  

感想と言い訳?!

 レースは予想に反して、超スロー。完全に上がりの競馬となり、あまり長距離資質は問われないレースとなりました。こうなるとやはり騎手の力量のウエイトが大きくなる。それを思い知らされるような、外国人ジョッキーの一騎打ちでした。

 それにしても、フィエールはわずかキャリア3戦での菊花賞制覇。切れ勝負になるとやはりディープ産駒は強いですね。エタリオウも差し返す力強さをみせ、さすがでしたが、またまたの悔しい2着。もう、このまま主な勝ち鞍、「未勝利戦」のみで行ってほしい気もしますね。(笑)

2018/10/21 3歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝3000m
    外・右回り

  • 見込み
スタンド前からはペースがぐんと落ちる。ここでの折り合いが最重要。長丁場だけに、少しでも内に潜り込み距離を稼く必要がある。そのためにはスタートすぐのコーナーでの位置取りが大きなポイントとなる。当然、内枠はこの点においてかなり有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   アイトーン 牡3 57.0 国分恭
1 02 グレイル 牡3 57.0 岩田
2 03 ブラストワンピース 牡3 57.0 池添
2 04   ジェネラーレウーノ 牡3 57.0 田辺
3 05 エポカドーロ 牡3 57.0 戸崎圭
3 06   メイショウテッコン 牡3 57.0 松山
4 07 ユーキャンスマイル 牡3 57.0 武豊
4 08   カフジバンガード 牡3 57.0
5 09 エタリオウ 牡3 57.0 Mデムーロ
5 10 アフリカンゴールド 牡3 57.0 松若
6 11   コズミックフォース 牡3 57.0 浜中
6 12 フィエールマン 牡3 57.0 ルメール
7 13   タイムフライヤー 牡3 57.0 和田
7 14 グロンディオーズ 牡3 57.0 モレイラ
7 15   オウケンムーン 牡3 57.0 北村宏
8 16   ステイフーリッシュ 牡3 57.0 藤岡佑
8 17   シャルドネゴールド 牡3 57.0 藤岡康
8 18   グローリーヴェイズ 牡3 57.0 福永
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
ハナに立ちたい馬が複数あり、先行争いもありそうな情勢。長距離レースではあるが、スローペースにはなりづらい。
信頼度
C
実力伯仲
春の実績馬に夏の上がり馬が加わり、大きな差を感じぬ混戦模様。
予想本文 

~ ダービー馬不在 ~
 もともと予定してはいなかったとはいえ、ダービー馬ワグネリアンの戦線離脱は残念。クラシック3冠最後のレースとしては、若干盛り上がりにはかけるが、ここを勝った馬が今後盛り上げてくれればそれでいい。

 菊花賞といえば、やはりステイゴールド産駒、中でもその父を彷彿とさせる2着続きの1勝馬、エタリオウを本命に据える。ダービーで見せた見事な末脚が、一夏超えて錆びついてはいなことを証明した前走。ダービー馬をあそこまで追い詰めたレースぶりは距離が伸びてますます楽しみが増えた。引き続き信頼できる名手を背に連軸筆頭候補。

 休養明け初戦を期待に応えられなかったエポカドーロだが、逆襲は十分にありえる体制。出負けにより奇しくも後方からの競馬とはなったが、それでも形を作れたことは収穫とも言える。今回ペースが早くなりそうで先行馬にはキツイ展開と見てはいるが、ワグネリアンがいない以上、春の実績馬としての格は見せてくれるのではないか。

 単純に能力の比較なら今回のメンバーならブラストワンピースを挙げたい。ダービーでは軽視していたが、前が塞がる不利がなければ…と思わせる内容で、その切れ味は秀逸。前走は古馬混合の新潟記念と、異例のローテではあるが、その地力は高い。気になるのはやはり距離適性。2400m実績のある馬だが、530キロの巨漢馬。キタサンブラックの例があるとはいえ、やはり菊花賞のイメージとは異なる。

夏の上がり馬代表格はアフリカンゴールド。条件戦ながら前走は快勝。このレースと相性のいいローテで、血統背景からも長距離適性は十分。先行脚質が少々気になるが、流れに巻き込まれなければ、一発も。

 こちらも上がり馬でグロンディオーズ。実績は乏しいが、まだ底を見せていない。時計的には水準に達しており、切れる脚もある。父の特性を考えればこの距離も得意とするはず。

 休養明けぶっつけでも重賞での実績があり、切れる脚と鞍上魅力のフィエールマン。備わっている素質は高い。

 内枠が魅力のグレイル。距離は微妙だが、2戦2勝の京都コースで、好走があっても驚けない。春は大レースで今一つも成長は伺える。

 前走の快勝での長距離適性の高さをみせたユーキャンスマイルも怖い。追い切りでは動いており、絶好気配。鞍上も魅力だ。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

09=05
→03,10,14,12,02,07
(36点)

09=03
→09,10,14,12,02,07
(36点)
多分に鞍上頼みの点も否めないが、2着でもその安定感を買ってエタリオウの軸は迷わない。問題は相手候補。ブラストワンピースが魅力的ではあるのだが、やはり人気とこのレースへの適正部分で、皐月賞馬の実績を信頼したい。従って相手候補本線はエポカドーロとする。3連単軸2頭マルチながし。
2018年10月14日(日) / 京都 2000m 芝・右 内 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 11  ◎ アーモンドアイ   牝3 55 ルメー  1:58.5  1
2[7] 13  △ ミッキーチャーム  牝3 55 川 田  1.1/2   5
3[1] 2     カンタービレ    牝3 55  武   1      3
4[3] 5  ▲ サラキア      牝3 55 池 添  3/4     4
5[1] 1     ラテュロス     牝3 55 秋 山  ハナ    13
6[2] 4     ランドネ      牝3 55 戸 崎  クビ    8
7[8] 16  △ プリモシーン    牝3 55 北村宏  ハナ    6
8[7] 14     ゴージャスランチ  牝3 55 横山典  1.1/4   10
9[4] 7  ○ ラッキーライラック 牝3 55 北村友  クビ    2
10[5] 9  ☆ サトノガーネット  牝3 55 浜 中  クビ    15
11[4] 8  ☆ トーセンブレス   牝3 55 藤岡佑  アタマ  11
12[3] 6     パイオニアバイオ  牝3 55 柴田善  3.1/2   9
13[8] 18  ☆ ダンサール     牝3 55 デムー  1/2     7
14[5] 10     オールフォーラヴ  牝3 55  幸   1.1/4   12
15[7] 15     ハーレムライン   牝3 55 大 野  4      17
16[6] 12     オスカールビー   牝3 55 川 須  2.1/2   14
17[8] 17     サヤカチャン    牝3 55 高 倉  3.1/2   16
-[2] 3     スカーレットカラー 牝3 55 岩 田  取消
  
払戻金 単勝 11 130円
    複勝 11 110円 / 13 280円 / 2 220円
    枠連 6-7 710円
    馬連 11-13 880円 / 馬単 11-13 1000円
    3連複 2-11-13 2360円 / 3連単 11-13-2 5600円
    ワイド 11-13 420円 / 2-11 340円 / 2-13 1500円
  

感想と言い訳?!

 行くべき馬が行かず、レースはミッキーチャームが引くゆったりとした流れ。アーモンドアイには苦しい展開かと思われましたが、別次元の末脚で悠々と3冠制覇してしまいました。これは、エリザベス女王杯はもったいない。ぜひ、JC、有馬へと駒を進めてほしいですね。2着はミッキーチャームがそのまま残り、3着争いが激しくなりましたが、乗り替わりで軽視していたカンタービレが入りました。ローズSを勝ちは伊達じゃなかったですね。

 問題はラッキーライラック。成長分とはいえ、+18キロ増の510キロは頂けない。レース前の入れ込みもあり、道中早々に脱落してしまいました。次走は正念場ですね。

2018/10/14 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝2000m
    内・左回り

  • 見込み
スタート後の1コーナーがカギ。小回りの内回りコースゆえ、基本的には内枠有利も包まれると厄介。直線短くコーナーでの仕掛けを要するが、外の差し馬も極端な不利はない。とにかく器用さが要求されるコース。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ラテュロス 牝3 55.0 秋山
1 02   カンタービレ 牝3 55.0 武豊
2 03   スカーレットカラー 牝3 55.0 岩田
2 04   ランドネ 牝3 55.0 戸崎圭
3 05 サラキア 牝3 55.0 池添
3 06   パイオニアバイオ 牝3 55.0 柴田善
4 07 ラッキーライラック 牝3 55.0 北村友
4 08 トーセンブレス 牝3 55.0 藤岡佑
5 09 サトノガーネット 牝3 55.0 浜中
5 10   オールフォーラヴ 牝3 55.0
6 11 アーモンドアイ 牝3 55.0 ルメール
6 12   オスカールビー 牝3 55.0 川須
7 13 ミッキーチャーム 牝3 55.0 川田
7 14   ゴージャスランチ 牝3 55.0 横山典
7 15   ハーレムライン 牝3 55.0 大野
8 16 プリモシーン 牝3 55.0 北村宏
8 17   サヤカチャン 牝3 55.0 高倉
8 18 ダンサール 牝3 55.0 Mデムーロ
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
内回りコースとあって、比較的流れは早くなりがち。それに加え、逃げ馬2頭。スローは考えづらいか。
信頼度
B
相手探し
休み明けとはいえ、本命馬は強力。完全な相手探しの様相。
予想本文 

~ 牝馬三冠 ~
 牝馬クラシック戦線の春の2強、アーモンドアイとラッキーライラック。その2頭が揃ってぶっつけで挑んできた。春に圧倒的な強さをみせつけたアーモンドアイの3冠達成は濃厚とみられているが、果たして…。

 休み明けとはいえ予定どおり。そして注目の追い切りで圧倒した姿をみせたアーモンドアイの本命は不動と言わざるを得ない。3歳馬においては、春の一線級であっても、その後の成長がなければ秋には埋もれてしまうことが多いが、この馬が春にみせたパフォーマンスは仮にその後の成長がなかったとしても、依然トップレベルのそれ。不向きと言われた2400mを克服し、先行力もみせた完成度はかなり高い。3冠達成はそう簡単なものではないが、その可能性は高いだろう。

 本来主役を張るはずだったオルフェーヴルの仔、ラッキーライラック。アーモンドアイさえいなければ…という悔しい想いはあるだろう。ここでリベンジといきたいところだが、この馬の方が本命馬よりも条件的には厳しい。同じぶっつけでもローズSを回避してのもの。加えて、主戦騎手の乗り替わり。春につけられた差を埋めるには、やはり痛手ではある。ただ、救いは京都内回り2000mというこの舞台設定。展開頼みとはなるが、うまく先行できれば本命馬を出し抜くことは不可能ではない。

 3番手以降は悩ましく、今回の予想のキモとなりそう。迷いは生じたが、やはりローズS組からサラキアに白羽の矢。春にもそこそこの実績を持ち、ディープ産駒らしい持続力ある末脚をもっている。たくましく夏を超えてきたその成長度に期待したい。

 前走では古馬混合重賞を勝利してみせたプリモシーン。距離延長は微妙なところだが、持てるスピード能力はここでは上位。出遅れや脚を余すことの多い不安定さが逆に魅力でもある。上位食い込みは十分ありえる。

 未勝利から3連勝でここに挑む、典型的上がり馬のミッキーチャーム。その状態はまさに上り調子で勢い十分。信頼できる鞍上も得て、臨戦態勢も整った。逃げ馬2頭が多少気になるところもあるが、うまく折り合えればチャンスもある。

 前走ローズS大敗のトーセンブレスだが、それなりに言い訳もあった敗戦。一叩きされて、どこまで上向くか未知数ではあるが、G1善戦の実績はあり、侮れない。

 外枠で、実績も皆無なダンサール。しかし、前走は奥手の素質開花を思わせる5馬身差の圧勝劇をみせた。名手を背に不気味な存在。

 軽量とはいえ前走の勝ちっぷりに光るものがあったサトノガーネット。実績的にも人気は皆無だが、もしかしたらもしかするかも…という大穴で一考。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭ながし:

1着:11
2着:07
→05,16,13,08,18,09
(6点)

1着:11
3着:07
→05,16,13,08,18,09
(6点)

春の実績馬2頭はやはり抜けていたと判断する。特にアーモンドアイは今回のメンバーでも、この相手なら楽に勝てるのではないかと思えるほど。競馬に絶対はないだけにまさかの結末もないとは言えないが、やはり軸としては不動。ラッキーライラックの方はやはりやや躊躇いは生じたが、この馬も春時点の能力は突出しており、今回のメンバーなら本命馬以外には譲れぬと判断した。

馬券はこの2頭の2頭軸マルチといきたいが、配当的に期待できないので、アーモンドアイの1着固定を本線としたい。

2018年5月27日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 17  △  ワグネリアン    牡3 57 福 永  2:23.6  5
2[6] 12  ☆  エポカドーロ    牡3 57 戸 崎  1/2     4
3[4] 7      コズミックフォース 牡3 57 石 橋  クビ    16
4[7] 14     Bエタリオウ     牡3 57 ボウマ  ハナ    13
5[4] 8  ☆  ブラストワンピース 牡3 57 池 添  ハナ    2
6[1] 1  ◎  ダノンプレミアム  牡3 57 川 田  アタマ  1
7[3] 6      ゴーフォザサミット 牡3 57 蛯 名  1.1/4   7
8[7] 15  ○  ステルヴィオ    牡3 57 ルメー  クビ    6
9[2] 4      アドマイヤアルバ  牡3 57 丸 山  3/4     17
10[5] 10      ステイフーリッシュ 牡3 57 横山典  クビ    10
11[1] 2      タイムフライヤー  牡3 57 内 田  1.1/4   14
12[3] 5  △  キタノコマンドール 牡3 57 デムー  クビ    3
13[8] 18  ☆  サンリヴァル    牡3 57 浜 中  1/2     12
14[7] 13  ☆  グレイル      牡3 57 岩 田  3/4     9
15[5] 9      オウケンムーン   牡3 57 北村宏  2.1/2   15
16[8] 16  ▲  ジェネラーレウーノ 牡3 57 田 辺  1.3/4   8
17[6] 11      ジャンダルム    牡3 57  武   1/2     11
18[2] 3      テーオーエナジー  牡3 57 藤岡康  5      18
  
払戻金 単勝 17 1250円
    複勝 17 410円 / 12 390円 / 7 3640円
    枠連 6-8 3190円
    馬連 12-17 7950円 / 馬単 17-12 15520円
    3連複 7-12-17 521600円 / 3連単 17-12-7 2856300円
    ワイド 12-17 2710円 / 7-17 34420円 / 7-12 30290円
  

感想と言い訳?!

した。勝利したワグネリアンにも印を打ちましたが、差し馬としての評価でした。しかし、しかし、前での競馬を行い、大外枠の不利を払拭。見事な騎乗でした。

 本命ダノンプレミアムにはこういう競馬をしてほしかったのですが、折り合いがうまくいかなかったように見えます。

 終わってみれば、皐月賞1番人気馬と、皐月賞馬の1、2着。やはりいかなる理由があれ、皐月賞組の連動性は高いということですね。それで280万も付くんですからね。(^^;

2018/5/27 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 10R
    東京 C
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ダノンプレミアム 牡3 57.0 川田
1 02   タイムフライヤー 牡3 57.0 内田博
2 03   テーオーエナジー 牡3 57.0 藤岡康
2 04   アドマイヤアルバ 牡3 57.0 丸山
3 05 キタノコマンドール 牡3 57.0 Mデムーロ
3 06   ゴーフォザサミット 牡3 57.0 蛯名
4 07   コズミックフォース 牡3 57.0 石橋脩
4 08 ブラストワンピース 牡3 57.0 池添
5 09   オウケンムーン 牡3 57.0 北村宏
5 10   ステイフーリッシュ 牡3 57.0 横山典
6 11   ジャンダルム 牡3 57.0 武豊
6 12 エポカドーロ 牡3 57.0 戸崎圭
7 13 グレイル 牡3 57.0 岩田
7 14   エタリオウ 牡3 57.0 ボウマン
7 15 ステルヴィオ 牡3 57.0 ルメール
8 16 ジェネラーレウーノ 牡3 57.0 田辺
8 17 ワグネリアン 牡3 57.0 福永
8 18 サンリヴァル 牡3 57.0 浜中
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
皐月賞のようなハイペースにはならないだろう。ペースは16がコントロール。
信頼度
B
軸馬信頼
予断は許せぬものの、本命馬には一定の信頼。ただしヒモ争いは混戦。
予想本文 

~ 栄冠への直行 ~
 弥生賞を完勝しながら、皐月賞を回避せざるをえなかったダノンプレミアムが帰ってくる。そして毎日杯を完勝しながら、こちらに直行してきたブラストワンピース。今年の皐月賞は異質な結果に終わっただけに、その連動性の信頼度はいかほどか。この対決でそれが問われることになる。

 距離への不安があろうが、久々だろうが、ダノンプレミアムは現行世代では水を開けての筆頭と見ている。ローテも朝日杯からなら不安が残ったが、弥生賞を使っている安心感はある。一頓挫あっただけにその影響は気になるが、距離についても問題はないだろう。ここは無敗のダービー馬の誕生をみてみたいところ。

 ステルヴィオをもう一度。前走皐月賞での敗戦はやはり馬場の影響は否めない。結果、前残りの展開で、後方からのレースはさすがに厳しかった。確かに距離に不安は確かに残すものの、東京に変わっての変わり身を期待したい。

 暴走ともいえる大逃げに巻き込まれながら3着に粘ったジェネラーレウーノの能力は相当に高いと評価せざるを得ない。さすがに今度は展開が向かない苦しさからか、人気は低めだが、今回も絶対に押さえておくべき1頭。東京の長い直線をどこまで我慢できるかが鍵となる。

 いきなりのG1となった皐月賞で5着と健闘をみせたキタノコマンドール。前残りの展開の中、よく追い上げての結果で、十分すぎる内容。今度は展開も向きそうで、状態も前走より遥かに前進。ここは勝負駆けとなり、やはり怖い存在。

 皐月賞でいくら展開が向かなかったとはいえ、完全不発におわったワグネリアン。これをどう捉えるかが難しいところだが、それまでの実績を考えると、巻き返しがあってもおかしくはない。

 別路線組、ブラストワンピースは、無敗ゆえ、非常に人気になってしまった。未知ゆえの面白みがあるが、ここまで人気になると、やはり積極的には手を出しづらい。今回は押さえまでが妥当なところか。

 グレイルの皐月賞での末脚には見るべきものがあった。今回舞台は好転する。人気薄だが、上位陣との実力差は少ないとみる。

 大外枠が響いたか、皐月賞2着ながらまるで人気のないサンリヴァル。東京コースの早い上がり勝負には確かに向かないが、混戦になれば面白い1頭。

 展開が向いたとはいえ、皐月賞馬エポカドーロの地力はフロックではないはず。皐月賞馬のダービーへの連動性の高さも周知の通り。押さえない訳にはいかないだろう。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

01=15
→16,05,17,08,13,18,12
(42点)
ダノンプレミアムは調教過程を見る限り、無様な結果には終わらないとみて本命。相手は皐月賞時の本命、ステルヴィオの巻き返し。この2頭での3連単2頭軸マルチ勝負が本線。相手を変えても押さえたいところではあるが、ヒモを手広くした方がよいかも知れない。

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一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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