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2023年4月9日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 晴・良
3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 3  ◎  リバティアイランド 牝3 55 川 田  1:32.1  1
2[5] 9  ☆  コナコースト    牝3 55 鮫島克  3/4     6
3[7] 14      ペリファーニア   牝3 55 横山武  クビ    5
4[3] 5  △  ハーパー      牝3 55 ルメー  1.3/4   3
5[2] 4  ○  ドゥアイズ     牝3 55 吉田隼  1/2     4
6[6] 11  △  シンリョクカ    牝3 55 吉田豊  クビ    9
7[6] 12      シングザットソング 牝3 55 岩田望  3/4     11
8[1] 2  ☆  ライトクオンタム  牝3 55  武   ハナ    2
9[1] 1      ブトンドール    牝3 55 池 添  ハナ    16
10[5] 10      エミュー      牝3 55 松 山  アタマ  15
11[8] 17  ☆  ラヴェル      牝3 55 坂 井  1/2     10
12[4] 8      キタウイング    牝3 55 杉 原  クビ    12
13[3] 6      モズメイメイ    牝3 55 和田竜  1      7
14[7] 13  ▲  ドゥーラ      牝3 55 戸 崎  アタマ  8
15[4] 7     Bコンクシェル    牝3 55 丸 山  クビ    14
16[7] 15      ジューンオレンジ  牝3 55 富 田  3/4     18
17[8] 16      ムーンプローブ   牝3 55 北村友  3      17
18[8] 18      トーセンローリエ  牝3 55 横山和  3.1/2   13
  
払戻金  [単 勝]  3 160円
        [複 勝]  3 110円/ 9 310円/ 14 330円
        [枠 連]  2-5 1160円
        [馬 連]  3-9 1280円
        [ワイド]  3-9 560円 / 3-14 570円 / 9-14 2540円
        [馬 単]  3-9 1520円
        [3連複]  3-9-14 4750円
        [3連単]  3-9-14 13220円
  

感想と言い訳?!

 強い!の一言、リバティアイランド。出遅れではないものの、スタート後は行き足がつかず、ほぼ最後方の競馬。レースは前残りの形で流れ、これはもう届かないかもと思ったところから、直線だけでごぼう抜きしてしまいました。この世代の牝馬では群を抜く存在であることをアピールし、懸念されていたオークスへの距離対応も、東京コースである限り問題なさそうです。

 リバティアイランド以外は横一線と見てはいましたが、2着には先行したコナコースト、続いてペリファーニアと、チューリップ賞組が好走しました。もともとクイーンC組の方を評価していたため、これは買いにくい結果でした。先行有利の流れではあったとはいえ、単純な時計比較では当てにならないものですね。コナコーストはあわやのシーンも演出し、先行も可能な一面を見せ、ペリファーニアも人気を嫌ったのですが、噂通りの素質馬であることをしっかり証明しました。チューリップ賞組ではドゥーラを狙っていたのですが、またも出遅れ気味で残念な結果となりました。

 いずれにせよ、リバティアイランドの強さだけが目立ってしまって、オークスでも一本かぶりは必定です。これはまた頭を抱えそうです。

2023/4/9 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ブトンドール 牝3 55.0 池添
1 02 ライトクオンタム 牝3 55.0 武豊
2 03 リバティアイランド 牝3 55.0 川田
2 04 ドゥアイズ 牝3 55.0 吉田隼
3 05 ハーパー 牝3 55.0 ルメール
3 06   モズメイメイ 牝3 55.0 和田竜
4 07   コンクシェル 牝3 55.0 丸山
4 08   キタウイング 牝3 55.0 杉原
5 09 コナコースト 牝3 55.0 鮫島駿
5 10   エミュー 牝3 55.0 松山
6 11 シンリョクカ 牝3 55.0 吉田豊
6 12   シングザットソング 牝3 55.0 岩田望
7 13 ドゥーラ 牝3 55.0 戸崎圭
7 14   ペリファーニア 牝3 55.0 横山武
7 15   ジューンオレンジ 牝3 55.0 富田
8 16   ムーンプローブ 牝3 55.0 北村友
8 17 ラヴェル 牝3 55.0 坂井
8 18   トーセンローリエ 牝3 55.0 横山和
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
05はマイペース型の逃げ馬で、阪神外回りで外もどっしり構える。例年に比べると落ち着いた流れで推移しそう。
信頼度
C
ヒモ穴注意
軸馬の信頼度は高いが、他は混戦模様。人気に惑わされない選択が必要。
予想本文 

~ ドゥラメンテの名を継ぐもの ~
 昨年のこのレースの覇者で、先週も強い競馬をみせたスターズオンアース。昨年の春天ホース、タイトルホルダー、3歳牡馬ではドゥラエレーレがホープルフルSを制し、目下、ドゥラメンテ産駒が席捲中だ。そして3歳牝馬ではリバティアイランドがいる。今年の始動戦でどんな競馬を見せるか。いよいよクラシック戦線が開幕する。

 やはりこの馬には逆らえそうにないリバティアイランド。新馬戦で破格の時計を出し、次走こそ仕掛け遅れで脚を余したが、本番の阪神JFではウサを晴らすような切れ味を披露。ここは休養明けとなるが、メンバーを見渡しても、まだ当時のこの馬を超えるレベルの馬が見当たらない。とはいえ、まだキャリアの浅い3歳牝馬。末脚勝負の馬だけに、内枠で包まれたり、届かないケースはないとはいえないが、ひとまず軸馬としては不動だろう。

 今年に限ってはチューリップ賞より、クイーンCの方が時計的にもレベルが高い。その中では2着に敗れたドゥアイズを評価したい。1勝馬ではあるが、G1を含む3戦の重賞ですべて3着以内という抜群の安定感。また、ここ2走は明らかにスムーズさを欠いたレースが続いており、力を出し切れてはいない。その分、伸びしろが期待でき、勝ち鞍が少ないだけに人気的にも旨味十分。

 この馬もドゥラメンテ産駒のドゥーラ。阪神JFでは大外で派手に出遅れ。復帰戦の前走、その1番人気に応えていれば、ここでも随分人気だったろう、しかし、直線で挟まれ間を割れず、結局そのまま後方に沈んでしまった。もう3度目は許されない状況で、人気もかなり落としている。本来、実力的には人気上位馬とは大差ないはずで、ここは積極的に狙いたいところ。

 好時計でクイーンCをで制し、一躍ここで主力クラスに躍り出たハーパー。阪神マイル戦にもすでに勝鞍があり、なんといっても強力な鞍上を得た。ただ、馬自身は前走で相当な叩き合いを強いられており、かなりの負荷がかかったように見えた。その反動と、過剰気味の人気を背負うことを懸念してやや控えめの評価とした。

 阪神JFで12番人気ながら、リバティアイランドの2着に好走したシンリョクカ。直行ローテだけに不透明なところはあるが、少なくとも前走の快走を一概にフロックで片付けられず、地力がなければできない芸当。追い切りではさらなる精神的な成長もみせており、引き続き、いい状態をキープしている。 

 シンザン記念からと別路線ローテのライトクオンタム。ラストディープ産駒で、阪神マイル戦は得意中の得意の舞台。実際、前走の切れ味は素晴らしいもの。ただ、そのインパクトゆえに人気も高く、ここも勝ち負けできそうな逸材ではあるが、今回は様子見までとしたい。

 阪神JFでは大外枠の上、派手に出遅れたラヴェル。今回も同じ舞台で、またも外枠ではあるが、桜花賞では外枠もよくからむし、そこまで悲観材料ではない。そもそも折り合い面こそが課題であり、それさえうまくいけば、昨秋の実績からも、好走があっても驚けない。

 今回、チューリップ賞組は判断が難しいが、G前猛追したコナコーストの末脚は魅力的。G1での早い流れの対応が鍵となるが、阪神外マイルの適性はあるはずで相性は良さそう。中団から脚を使える点も信頼度が増す。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

03=04
→13,05,11,02,17,09
(36点)

03=13
→04,05,11,02,17,09
(36点)
やはり本命リバティアイランドが頭一つ抜け出た存在。休み明けだけに慎重さも必要だが、複勝圏までの軸としては、かなりの確度を期待できそう。ただ、それ以外の馬となると、正直、各馬横一線。人気ほどの格差はないというのが見立て。ならば、人気を背負うハーパーやライトクオンタムは対抗格からは外しておきたい。そこで抜擢するのがドゥアイズの堅実性。一方で、不発続きのドゥーラの覚醒。リバティからこの2頭を相手に3連単マルチながし。ヒモにはできるだけ手広く行きたいところ。印は回らなかったが、キタウイング、シングザットソング、ベリファーニアもかなり気になる存在だ。
2022年4月10日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 晴・良
3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 8  ○ スターズオンアース 牝3 55 川 田  1:32.9  7
2[3] 6     ウォーターナビレラ 牝3 55  武   ハナ    3
3[1] 1  ☆ ナムラクレア    牝3 55 浜 中  1/2     6
4[8] 16  ▲ サークルオブライフ 牝3 55 デムー  クビ    2
5[3] 5     ピンハイ      牝3 55 高 倉  クビ    13
6[2] 4     パーソナルハイ   牝3 55 吉田豊  アタマ  17
7[6] 12     ベルクレスタ    牝3 55 吉田隼  ハナ    9
8[2] 3  ☆ アルーリングウェイ 牝3 55 藤岡佑  クビ    5
9[4] 7  ☆ サブライムアンセム 牝3 55 岩田望  クビ    11
10[8] 18  ◎ ナミュール     牝3 55 横山武  クビ    1
11[7] 14  △ プレサージュリフト 牝3 55 戸 崎  1.1/2   4
12[1] 2     カフジテトラゴン  牝3 55 古川吉  1.3/4   18
13[5] 9     クロスマジェスティ 牝3 55 武 藤  1/2     15
14[8] 17     フォラブリューテ  牝3 55 ルメー  アタマ  12
15[7] 15     アネゴハダ     牝3 55  幸   クビ    16
16[5] 10     ライラック     牝3 55 福 永  1.1/4   10
17[7] 13     ラズベリームース  牝3 55 池 添  クビ    14
18[6] 11  △ ラブリイユアアイズ 牝3 55 坂 井  1.1/4   8
  
払戻金  [単 勝]  8 1450円
        [複 勝]  8 360円/ 6 220円/ 1 400円
        [枠 連]  3-4 2550円
        [馬 連]  6-8 3740円
        [ワイド]  6-8 1250円 / 1-8 2100円 / 1-6 1110円
        [馬 単]  8-6 9050円
        [3連複]  1-6-8 11740円
        [3連単]  8-6-1 72700円
  

感想と言い訳?!

 武兄弟の悲願達成かと思われたウォーターナビレラの抜け出しを、スターズオンアースがハナ差し切りました。タイムは1.32.9で、概ね想定どおり。しかし、終わってみればBコース変更が効いたのか、内の先行馬が止まらず、外差し勢は33秒台の脚を使っても届かない展開となりました。ハナ、クビと続く戦前の見解どおりの大混戦での決着となりましたが、1番人気で本命にも据えたナミュールは残念な結果。よく追い上げてましたが、サークルオブライフは4着まで持ってきているだけに、もう少しなんとかならなかったのかな?とも思います。

  いやぁ、それにしてもうまくいきません。外枠は厳しいというのも、わかってはいましたが、それでも、それでも外差しの誘惑には勝てませんでした。

 ただ、勝ったスターズオンアースは予想で述べていた通り、距離伸びるオークスで期待したい馬だっただけに、ここでの勝利は大きく道が開ける結果となりました。次走も楽しみです。

2022/4/10 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ナムラクレア 牝3 55.0 浜中
1 02   カフジテトラゴン 牝3 55.0 古川吉
2 03 アルーリングウェイ 牝3 55.0 藤岡佑
2 04   パーソナルハイ 牝3 55.0 吉田豊
3 05   ピンハイ 牝3 55.0 高倉
3 06   ウォーターナビレラ 牝3 55.0 武豊
4 07 サブライムアンセム 牝3 55.0 岩田望
4 08 スターズオンアース 牝3 55.0 川田
5 09   クロスマジェスティ 牝3 55.0 武藤
5 10   ライラック 牝3 55.0 福永
6 11 ラブリイユアアイズ 牝3 55.0 坂井
6 12   ベルクレスタ 牝3 55.0 吉田隼
7 13   ラズベリームース 牝3 55.0 池添
7 14 プレサージュリフト 牝3 55.0 戸崎圭
7 15   アネゴハダ 牝3 55.0
8 16 サークルオブライフ 牝3 55.0 Mデムーロ
8 17   フォラブリューテ 牝3 55.0 ルメール
8 18 ナミュール 牝3 55.0 横山武
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
内に逃げ馬2騎揃う。競り合わないまでもほどほどにはペースは早まるはず。
信頼度
C
実力伯仲
上位馬に一定の信頼が置けるも他馬も強力。
予想本文 

~ 混戦の桜戦線 ~
 通常、桜花賞に関しては、阪神JFからチューリップ賞を経て臨むのが王道。必然、有力馬もその中からの選択となるが、今回はこのパターンの有力馬が外枠に揃った。別路線組にも魅力ある馬が多く、混戦ながら楽しみも多い一戦。

 大外枠とおそらく1番人気であることで頭を抱えたが、それでもナミュールを本命に据える。2走前の阪神JFでは、スタートで後手を踏み、4着に敗れたがその差はコンマ2秒差。仕切り直しの前走チューリップ賞では、今回の有力馬が揃う中、スタートを決め、力強く突き抜けてみせた。33秒台の切れる脚があり、当該コースも経験済み、加えて持ち時計も優秀となればやはり信頼度は高い。課題は大外枠とスタートのみ。ここ2戦のG1レースにおいて、1番人気を裏切ってしまった鞍上にも、3度目の正直を期待したい。

 ここ2戦の重賞を連続でクビ差2着のスターズオンアース。5戦1勝ながら全線、3着以下なしの堅実さと、頼れる鞍上を得たことで、混戦を制しそう。右にモタれる悪癖もハミを調整したと聞く。勝ちきれない爪の甘さと、時計的にも物足らない不安さは残るが、成長力あるドゥラメンテ産駒。距離的には伸びたほうがよさそうで、オークスでの期待が高まるが、ここでも好走できないようならその望みも絶たれよう。

 本命馬と同等の実力と実績を持つ2歳女王サークルオブライフもやはり首位争い。阪神JFでは見事な差し切りを演じたが、前走チューリップ賞では、ナミュールに敗れ、3着。本番を意識したのか、前目の競馬を選択し、その分、最後力尽きた感じ。それでも3着はさすがだったが、どうも直線モタつくところがあったため、少し評価を下げたが、依然、女王の貫禄は薄れてはいない。

 他馬と違いぶっつけでの参戦となるが、阪神JF2着馬、ラブリイユアアイズも侮れない。前哨戦を出ていないことと、前走、人気薄での好走もあって、人気的にも盲点になっていることも旨味がある。鞍上の変更も前向きに捉えたい。好位から渋とく伸びるタイプで、混戦にも向きそう。

 別路線組ではプレサージュリフト。前走、クイーンCでは素晴らしい末脚を披露。2戦2勝馬で、いずれもその上がりは33秒台。G1での早いラップと、東京コースのみしか経験がないことを不安視したものの、本命馬のナミュールらと共にゴール前猛追してくる可能性は高く、魅力ある一頭。

 底しれぬ魅力あふれるのがアルーリングウェイ。3戦2勝、2着1回。敗れた相手も牡馬で、その後は重賞ホース。前走で距離にも目処を立て、ここも気後れはない。先行して、比較的早い脚も使えるのでペース次第で抜け出しも。

 最内ナムラクレアの状態もかなりよさそう。前走は休養明けをレコード決着の2着。追い比べの展開となり、出し抜けをくらった形で、その末脚は健在であることを証明。一叩きで状態はさらに上向き。未勝利のマイル戦でも。

 そのナムラクレアに前走で土をつけたサブライムアンセム。追い込み一手の不器用な脚質から未勝利脱出に時間を要したが、前走の勝ちっぷりは見事で、何よりレコード勝ちのタイムがとても無視できない猛時計。

馬券と総評
推奨馬券 総評
馬連
ながし:

18
→08,16,11,14,03,01,07
(7点)
正直なところ、今回のメンバーは横一線のような気もするが、やはり阪神JF上位組が、チューリップ賞でも好走したことで、信頼度は高い。中でもナミュールはスタートと大外枠の不安点を抱えながらも、末脚の爆発力に食指が動く。相手は多士済々で、無印馬にも注意が必要な状況。今回は馬券はやや弱気に馬連勝負で厚めに挑みたい。
2021年4月11日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 晴・良
3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 4  ○ ソダシ             牝3 55 吉田隼  1:31.3  2
2[8] 18  ◎ サトノレイナス     牝3 55 ルメー  クビ    1
3[1] 2  ▲ ファインルージュ   牝3 55 福  永  1/2     8
4[3] 5  △ アカイトリノムスメ 牝3 55 横山武  クビ    4
5[5] 10  ☆ アールドヴィーヴル 牝3 55 デムー  3      5
6[4] 7  ☆ ククナ             牝3 55 藤岡佑  クビ    9
7[3] 6     ストゥーティ       牝3 55 岩田康  クビ    14
8[5] 9     エンスージアズム   牝3 55 岩田望  1/2     15
9[8] 17     ホウオウイクセル   牝3 55 丸  田  3      16
10[7] 14     ミニーアイル       牝3 55 藤岡康  ハナ    17
11[6] 11     ジネストラ         牝3 55 北村宏  1/2     12
12[1] 1     ストライプ         牝3 55 田  辺  ハナ    13
13[7] 13     エリザベスタワー   牝3 55 川  田  ハナ    6
14[2] 3     ブルーバード       牝3 55 柴田大  2      18
15[8] 16  ☆ ソングライン       牝3 55 池  添  1      7
16[7] 15     シゲルピンクルビー 牝3 55 和田竜  2.1/2   10
17[6] 12     ヨカヨカ           牝3 55   幸    3      11
18[4] 8  △ メイケイエール     牝3 55 横山典  アタマ  3
  
払戻金 単勝 4 360円
    複勝 4 140円 / 18 130円 / 2 350円
    枠連 2-8 520円
    馬連 4-18 670円 / 馬単 4-18 1280円
    3連複 2-4-18 2660円 / 3連単 4-18-2 10400円
    ワイド 4-18 290円 / 2-4 1030円 / 2-18 950円
  

感想と言い訳?!

 完璧な白毛ホースによる完璧な競馬での完璧な勝利。ぐぅの音も出ません。鞍上の吉田騎手が色モノ扱いに対しての「見返したかった」のコメントが印象的でした。確かにアイドルホースのため、どうしても懐疑的になってしまってました。ごめんなさい。めっちゃ強かったです。

 2着サトノレイナスはやはりちょっと大外が響いた感。最後よく追い上げましたが、前回のハナ差がクビ差に広がってしまいました。個人的に助かったのがファインルージュの3着。人気的にも美味しかったです。メイケイエールは…相変わらずでしたね。

 これで阪神JF組2強が確定しましたが、またオークスでは見方が難しいっ!

2021/4/11 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・左回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ストライプ 牝3 55.0 田辺
1 02 ファインルージュ 牝3 55.0 福永
2 03   ブルーバード 牝3 55.0 柴田大
2 04 ソダシ 牝3 55.0 吉田隼
3 05 アカイトリノムスメ 牝3 55.0 横山武
3 06   ストゥーティ 牝3 55.0 岩田康
4 07 ククナ 牝3 55.0 藤岡佑
4 08 メイケイエール 牝3 55.0 横山典
5 09   エンスージアズム 牝3 55.0 岩田望
5 10 アールドヴィーヴル 牝3 55.0 Mデムーロ
6 11   ジネストラ 牝3 55.0 北村宏
6 12   ヨカヨカ 牝3 55.0
7 13   エリザベスタワー 牝3 55.0 川田
7 14   ミニーアイル 牝3 55.0 藤岡康
7 15   シゲルピンクルビー 牝3 55.0 和田竜
8 16 ソングライン 牝3 55.0 池添
8 17   ホウオウイクセル 牝3 55.0 丸田
8 18 サトノレイナス 牝3 55.0 ルメール
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
気性に難がありそうな馬が何頭かいるものの、基本的に引っ張る馬が見当たらない。落ち着いた流れの瞬発力勝負か。
信頼度
D
混戦
阪神JFの2強はぶっつけローテ。付け入る隙がないわけでもなく、実力伯仲の混戦模様。
予想本文 

~ 白毛女王の始動 ~
 昨年末、まさかの白毛馬ソダシのG1制覇、それも無敗でのG1勝利というとんでもないものを見せてもらった。そして、注目だった次走がここ、桜花賞へのぶっつけ。これで勝てば史上初。果たして…。

 本命にはそのソダシをハナ差追い詰めたサトノレイナス。正直、前走の内容はハナ差だったとはいえ、ソダシとの差は着差以上に大きいと感じた。一時は完全にかわしたところから、ゴール直前に差し返しをされてしまった。加えて今回は大外枠という頂けない材料も背負ってしまう。それでもこの馬を上位にしたのは、まだ成長の余地を感じたことと、当時のレースぶりが不完全だったこと。発馬後手を踏み、直線も若干ごちゃついてしまった。大外枠は厳しいものの、意外とこの方がすんなり力を発揮できるかもしれない。

 ソダシの評価には若干迷いも生じたが、やはりこの評価以下には下げらなかった。それくらい前走の競馬ぶりには説得力のある内容だった。完全に差された状況からのもう一踏ん張りは、並の勝負根性ではなく、それまでの無敗の成績もさにあらんという納得の内容。着差はわずかでも、きっちりと勝つところにこの馬の凄みがある。元来、気性面での不安は少なく、ぶっつけローテも予定通り。問題はその後の成長力だが、前走の時点でここで通用する高い完成度を誇っている。

 3番手評価に関東からの刺客、ファインルージュを指名。鞍上がルメール騎手からの乗り替わりとなってしまうが、幸い福永騎手を迎えることができた。とにかく前走の圧勝劇が鮮烈。初の関西遠征となるが、阪神外回りでどんな競馬をするかが楽しみな逸材。ただ、父譲りの気性の悪さがネックで、当日の落ち着きは気にしておきたい。

 メイケイエールは持てる能力は図抜けてると思われるが、いかんせん気性的に問題があり、前走などは武騎手が結局押さえきれずに前に行かせた形。それでも勝ってしまうあたり、地力の高さを伺えるが、さすがにG1であの競馬をしていたら、簡単には勝てない。やはり差してこその馬で、とにかくスムーズな競馬ができるかどうかにかかっている。

 良血アカイトリノムスメ。東京マイル戦で重賞を含め三連勝。特に前走はかなりの高時計で、ここでも何ら気後れはない。少し出遅れ癖こそあるが、レース中は母と同じく至って優等生。早めにあがって、そのまま早い脚を使えるため、大崩れは考えにくい。ここでも好勝負は期待できそう。

 近2走を圧勝のソングライン。特に前走は意外な対応力を見せ、奥深さを感じさせた。血統的に折り合い面にやや懸念があるも、マイル実績があることは心強い。

 前走、すごい脚を披露したアールドヴィーヴル。勝負根性に優れ、その末脚は特筆もの。あまり後ろからだと届かない可能性があるが、その分、ハマれば一発の目も十分見込める。

 末脚という点では、どのような流れでも確実に突っ込んでくるククナも面白い。勝ちきれるまでにいかないが、その堅実な差し込みは、それに徹すれば強い。混戦で浮上してくる。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

18=04
→02,08,05,16,10,07
(36点)

18=02
→04,08,05,16,10,07
(36点)
ぶっつけで挑む2歳Sの2強に、トライアルの上位馬がずらり。一筋縄ではいかないメンバーで、馬券的には非常に難しい。ただ、一方馬券的には多少割れるため、2強からの馬券でもそれなりの配当とはなろう。結局は2強の仕上がり具合と、春のトライアル組との力関係だが、2強の仕上がりは十分と見る。一方トライアル組は魅力ある馬が多いが、今ひとつ抜けた感じもなく、混戦模様。無難に2強からの3連単2頭軸マルチを中心に、ファインルージュの軸変えも持っておきたい。
2020年4月12日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 雨・重
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[5] 9  △ デアリングタクト   牝3 55 松  山  1:36.1  2
2[8] 17  ▲ レシステンシア     牝3 55   武    1.1/2   1
3[2] 3     スマイルカナ       牝3 55 柴田大  1.3/4   9
4[6] 11  ○ クラヴァシュドール 牝3 55 デムー  1      6
5[7] 14  △ ミヤマザクラ       牝3 55 福  永  3/4     7
6[2] 4  ☆ サンクテュエール   牝3 55 ルメー  ハナ    3
7[5] 10     フィオリキアリ     牝3 55 藤  井  1.1/4   14
8[3] 5  ◎ マルターズディオサ 牝3 55 田  辺  クビ    5
9[8] 18     エーポス           牝3 55 岩田康  3/4     11
10[4] 8  ☆ リアアメリア       牝3 55 川  田  クビ    4
11[1] 2     チェーンオブラブ   牝3 55 石  橋  3/4     16
12[7] 13  ☆ マジックキャッスル 牝3 55 浜  中  3/4     8
13[8] 16     ケープコッド       牝3 55 岩田望  1/2     18
14[6] 12     インターミッション 牝3 55 石  川  アタマ  13
15[4] 7     ヒルノマリブ       牝3 55 北村友  クビ    15
16[3] 6     ウーマンズハート   牝3 55 藤岡康  2.1/2   10
17[1] 1     ナイントゥファイブ 牝3 55 松  田  9      17
18[7] 15     ヤマカツマーメイド 牝3 55 池  添  1      12
  
払戻金 単勝 9 420円
    複勝 9 190円 / 17 170円 / 3 730円
    枠連 5-8 1040円
    馬連 9-17 1110円 / 馬単 9-17 1930円
    3連複 3-9-17 12590円 / 3連単 9-17-3 47760円
    ワイド 9-17 490円 / 3-9 2880円 / 3-17 2480円
  

感想と言い訳?!

 思った以上の重馬場で、前有利となった今年の桜花賞。レシステンシアがやはり押し切るかと思われたところを、デアリングタクトが一閃。力のいる馬場ではどうかなと思ってましたが、他馬と次元の違う差し切りをみせてくれました。エピファネイア産駒というのもうれしいところですね。

 一方、本命のマルターズディオサは、いいところにいたんですが、力尽きてました。重馬場はダメなようですね。

2020/4/12 3歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り
  • 稍重
    見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ナイントゥファイブ 牝3 55.0 松田
1 02   チェーンオブラブ 牝3 55.0 石橋脩
2 03   スマイルカナ 牝3 55.0 柴田大
2 04 サンクテュエール 牝3 55.0 ルメール
3 05 マルターズディオサ 牝3 55.0 田辺
3 06   ウーマンズハート 牝3 55.0 藤岡康
4 07   ヒルノマリブ 牝3 55.0 北村友
4 08 リアアメリア 牝3 55.0 川田
5 09 デアリングタクト 牝3 55.0 松山
5 10   フィオリキアリ 牝3 55.0 藤井勘
6 11 クラヴァシュドール 牝3 55.0 Mデムーロ
6 12   インターミッション 牝3 55.0 石川
7 13 マジックキャッスル 牝3 55.0 浜中
7 14 ミヤマザクラ 牝3 55.0 福永
7 15   ヤマカツマーメイド 牝3 55.0 池添
8 16   ケープコッド 牝3 55.0 岩田望
8 17 レシステンシア 牝3 55.0 武豊
8 18   エーポス 牝3 55.0 岩田康
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
前回の敗戦から、今度は17がハイペースで行く。差し馬は仕掛けどころが難しい。
信頼度
D
実力伯仲
高いレベルでの混戦模様。当日の天候が下り坂ゆえに馬場の動向と展開の影響は大きそう。
予想本文 

~ 桜はチューリップから? ~
 昨年の阪神JFの1~3着が顔を揃えたチューリップ賞。順位こそ入れ替わりがあったものの、またもその3頭で決まってしまい、その実力の高さは確定的になった。ただ、圧倒的なスピードを誇ったレシステンシアの敗北は混戦に拍車。加えて天候も悪く、別路線組にも付け入る隙はありそう。

 迷いに迷ったがが、マルターズディオサを本命に。2走前の阪神JFではレシステンシアに手も足も出なかったが、2着すら危ないと思ったところを、よく踏ん張って後続馬には抜かせなかった。続くチューリップ賞では一転差し切りの勝利。早い流れでも、瞬発力勝負でも対応できる点は大きな強み。関東馬だが栗東滞在しての調整も好感が持てる。重馬場もおそらく苦にしないだろう。

 どんな展開になっても融通の効く器用さがあるクラヴァシュドールは今回のような混戦模様では頼りになる存在。1勝馬ながら、3連続重賞での上位入線は疑う余地のない実力。前走チューリップ賞では大本命馬相手に完全に勝ったと思える展開だったが、外にもう一頭がいた形。今度はそれも計算に入れての競馬になるはず。

 阪神JFでずば抜けたスピードで駆け抜けたレシステンシア。間違いなく女王の座にいたのが、まさかの敗戦の前走。スローに落としたのが敗因か。今度は飛ばすだろうが、同型がいる上に外枠。持ち時計的には圧勝の可能性もあるが、好ましくない材料も多く、今回は少し引いておきたい。

  別路線組筆頭となるのがデアリングタクト。特に前走は圧倒的な強さ。父エピファネイアとは違ってキレで勝負するタイプ。それだけに初となる阪神コースでも、外回りならかえって有利に働きそう。状態もよく一時は本命視も考えほど。非常に魅力溢れる一頭だが、それゆえに人気も実績以上で、その点を少し嫌った。

 前走クイーンCで堂々の押し切りを見せたミヤマザクラ。どちらかというとオークスで買いたいタイプの中距離馬。それだけに、前走のマイル戦完勝は価値があり、このメンバー相手でも十分期待が持てる。長くいい脚を使うタイプだけに、スローよりは、多少流れた方が良い結果がでそう。

 マジックキャッスルの前走でみせた末脚はすごいものがあった。阪神外回りコースなら同じく自慢の末脚が活かせるはず。特に例年と異なり、ペースが早くなりそうなだけに、前崩れの展開になれば出番はある。

 阪神JFではまさかの敗戦を喫したのがリアアメリア。今回はそこからのぶっつけローテだけに取捨が非常に難しい。2歳時は圧倒的な存在感を放っていたが、そこから成長がないようなら、今のメンバーには通じない。だが、追いきり見る限り、その成長を十分感じさせるものだった。

 阪神マイルはディープインパクト。これは忘れてはならない。別路線組ゆえ、サンクテュエールは有力馬との力関係が判断しづらいが、内目の枠を引いた上に強力な鞍上。相性のいいシンザン記念組というのも後押し材料になる。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

05=11
→17,09,14,13,08,04
(36点)

05=17
→11,09,14,13,08,04
(36点)
レシステンシアの前走の敗戦で一転して大混戦となった。魅力ある馬が多く、本命も決められない難しいメンバーとなった。阪神JFと同じ走りをすればレシステンシアの再びの圧勝だが、すでにマークされる立場の上、外枠と馬場悪化を考慮して軸からは外したい。ただ、主流のチューリップ賞組はやはり信頼したい。ということで、結果的にチューリップ賞での着順どおりの評価となった。中でもマルターズディオサの安定感を信頼。相手は同じく堅実なクラヴァシュドールとの3連単2頭軸マルチ。レシステンシアは押さえ。
2019年4月7日(日) / 阪神 1600m コース・右 外 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手   着差   人気
1[4] 8  ▲ グランアレグリア   牝3 55 ルメー 1:32.7  2
2[8] 16  ☆ シゲルピンクダイヤ 牝3 55 和  田 2.1/2   7
3[2] 4  △ クロノジェネシス   牝3 55 北村友 クビ    3
4[7] 15  ◎ ダノンファンタジー 牝3 55 川  田 ハナ    1
5[7] 14  ○ ビーチサンバ       牝3 55 福  永 クビ    4
6[8] 18     プールヴィル       牝3 55 秋  山 3/4     14
7[1] 2     エールヴォア       牝3 55 松  山 1.1/4   8
8[7] 13     ジュランビル       牝3 55 松  若 3/4     16
9[1] 1     シェーングランツ   牝3 55   武   クビ    6
10[4] 7     アウィルアウェイ   牝3 55 石  橋 2      11
11[6] 12     ノーワン           牝3 55 坂  井 1.1/4   12
12[6] 11     メイショウケイメイ 牝3 55 古  川 1.1/4   18
13[5] 9  ☆ アクアミラビリス   牝3 55 デムー 1.1/4   5
14[8] 17     レッドアステル     牝3 55 戸  崎 1/2     15
15[5] 10     フィリアプーラ     牝3 55 丸  山 1.3/4   13
16[3] 6     ホウオウカトリーヌ 牝3 55 大  野 クビ    17
17[2] 3     ノーブルスコア     牝3 55 岩田康 3/4     10
18[3] 5     ルガールカルム     牝3 55 三  浦 2.1/2   9
  
払戻金 単勝 8 340円
    複勝 8 170円 / 16 400円 / 4 200円
    枠連 4-8 3110円
    馬連 8-16 4410円 / 馬単 8-16 5700円
    3連複 4-8-16 5990円 / 3連単 8-16-4 31810円
    ワイド 8-16 1280円 / 4-8 420円 / 4-16 1410円	
  

感想と言い訳?!

 いや、恐れ入りました。グランアレグリアの強いこと、強いこと。
堂々と前をいって突き放す完全勝利です。どうしてこれで、朝日杯を敗れたのか不思議なほどの強さでした。いくらなんでもこの時期の3歳馬の長休明けはしんどいと思っていましたが、なんのその。アーモンドアイを彷彿させる次元の違う競馬っぷりでしたが、当面はマイル路線を進むそうです。

 敗れることはあっても、3着以内は死守すると思っていたダノンファンタジー。だが、この結果は責められません。突き放す勝ち馬に仕掛けるのは本命馬として当然のこと。結果、力尽き、後続馬に差されはしましたが、立派な戦いぶりでした。

 1頭次元の違う勝ち馬を除いては、有力馬の接戦となり、見応えあるレースだったと思います。

2019/4/7 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   シェーングランツ 牝3 55.0 武豊
1 02   エールヴォア 牝3 55.0 松山
2 03   ノーブルスコア 牝3 55.0 岩田康
2 04 クロノジェネシス 牝3 55.0 北村友
3 05   ルガールカルム 牝3 55.0 三浦
3 06   ホウオウカトリーヌ 牝3 55.0 大野
4 07   アウィルアウェイ 牝3 55.0 石橋脩
4 08 グランアレグリア 牝3 55.0 ルメール
5 09 アクアミラビリス 牝3 55.0 Mデムーロ
5 10   フィリアプーラ 牝3 55.0 丸山
6 11   メイショウケイメイ 牝3 55.0 古川
6 12   ノーワン 牝3 55.0 坂井
7 13   ジュランビル 牝3 55.0 松若
7 14 ビーチサンバ 牝3 55.0 福永
7 15 ダノンファンタジー 牝3 55.0 川田
8 16 シゲルピンクダイヤ 牝3 55.0 和田
8 17   レッドアステル 牝3 55.0 戸崎圭
8 18   プールヴィル 牝3 55.0 秋山
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
マイル戦にしてはゆったりのした流れが予想される。ただし、その分、上がり勝負になる可能性が高い。
信頼度
B
上位決着
3歳牝馬戦ゆえの怖さは残るが、概ね上位決着が濃厚。波乱があるなら、前残り。
予想本文 

~ 阪神JF再戦? ~
 いよいよ春G1戦線の本格化を告げる桜花賞。今年の顔ぶれは暮れの阪神JFの上位がそのまま主力を形成している形、ここに真打ちグランアレグリアが登場してくる。今後を占う意味でも注目度の高い一戦となりそう。

 確かに明らかに幼さを残しており、危なっかしいところのあるダノンファンタジーだが、残した足跡は、ほとんど完璧といっていいもの。勝たねばならぬ前走チューリップ賞では、前が塞がり、外に振る不利がありながら見事に差し切った。状態、ローテも万全。唯一土をつけられた相手がいるが、ここで勝てなければ、先は開けない。行きたがる気性は鞍上の手腕に期待しよう。

 1勝馬ながら、これまで有力各馬と僅差の接戦を演じ、その持てる能力は折り紙付きのビーチサンバ。後方からの差し一手の脚質は前が止まらぬ場合の不安は残るが、一方で確実に上がってくるという安心感もある。また、人気的にも旨味があり、この脚質ながら気性的には安定してあり、器用さも兼ね備えている。

 グランアレグリアは果敢に牡馬に挑み、敗れはしたが、悲観する内容ではない。新馬戦でダノンファンタジーを2馬身ちぎったその実力はさすがと思わせるに十分な内容だった。ただ、やはり気になるのは、そのローテ。予定通りとはいえ、ぶっつけで挑んで勝てるほどクラシックは甘くないのではなかろうか。もちろん、それすらものともしないスケールは感じるものの、ここは一歩引いておきたい。

 阪神JFのコンマ1秒差の2着で、ほぼ無敗馬状態のクロノジェネシスもやはり上位と遜色ない。こちらも少し間隔が空いているのが気になるものの、それを払拭する好内容の追い切り過程だった。スローペースで繰り出す33秒前半の末脚はやはり阪神マイル戦では脅威。先週G1初勝利の鞍上の連続戴冠も十分可能性がある。

 やはり、上記4頭に目が行くが、割って入るならアクアミラビリスか。前走で一変してみせた末脚は、新境地を切り開いた。一発ムード漂う。

 こちらも前走で見る目が変わったシゲルピンクダイヤ。今回は差し馬が揃い、上がりの攻防は激しさを増すだろうが、外枠はかえって競馬がしやすいはず。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭マルチ:

15
→14,08,04,09,16
(60点)
 度々荒れるレースでもあるので過信はできないが、今年は概ね実績馬での争いとみる。そこからの取捨選択には難しい面もあり、好みの問題でもあるが、データ的に死角が少ないのはダノンファンタジーだろう。ここは素直に信頼したい。ヒモ穴はないと割り切り、軸1頭マルチ馬券で、金額面でメリハリをつけたい。
2018年4月8日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 馬名               性齢 斤 騎手   印  着差   人気
1[7] 13  アーモンドアイ   牝3 55 ルメー △  1:33.1  2
2[1] 1  ラッキーライラック 牝3 55 石 橋 ◎  1.3/4   1
3[5] 9  リリーノーブル   牝3 55 川 田 ○  1/2     3
4[4] 7  トーセンブレス   牝3 55 柴田善     1.3/4   8
5[8] 17  マウレア      牝3 55  武  ▲  ハナ    4
6[2] 3  リバティハイツ   牝3 55 北村友     ハナ    10
7[3] 5  レッドサクヤ    牝3 55 松 山     ハナ    12
8[3] 6  スカーレットカラー 牝3 55 岩 田     クビ    15
9[8] 18  ツヅミモン     牝3 55 秋 山     ハナ    16
10[7] 15  プリモシーン    牝3 55 戸 崎 ☆  1.1/4   6
11[2] 4  アンコールプリュ  牝3 55 藤岡康 ☆  2      9
12[8] 16  フィニフティ    牝3 55 福 永 △  1.1/2   5
13[6] 12  デルニエオール   牝3 55 池 添     クビ    13
14[4] 8  ハーレムライン   牝3 55 大 野     クビ    11
15[7] 14  レッドレグナント  牝3 55 デムー ☆  1/2     7
16[6] 11  コーディエライト  牝3 55 和 田     2.1/2   17
17[5] 10  アンヴァル     牝3 55 藤岡佑     3/4     14
-[1] 2  アマルフィコースト 牝3 55 浜 中     取消
  
払戻金 単勝 13 390円
    複勝 13 140円 / 1 110円 / 9 140円
    枠連 1-7 380円
    馬連 1-13 480円 / 馬単 13-1 990円
    3連複 1-9-13 830円 / 3連単 13-1-9 3780円
    ワイド 1-13 230円 / 9-13 430円 / 1-9 230円
  

感想と言い訳?!

 無敗の桜花賞馬の誕生は間もなく!というところで、アーモンドアイが大外から異次元の末脚で強襲しました。あの競馬をされたら、仕方ありませんね。ラッキーライラックは完璧なレースをしての敗戦です。オークスでの巻き返しを期待しましょう。

 それにしても強かったのはアーモンドアイ。レース前は半信半疑でしたが、これは本物ですね。こちらも次走が楽しみです。

2018/4/8 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ラッキーライラック 牝3 55.0 石橋脩
1 02   アマルフィコースト 牝3 55.0 浜中
2 03   リバティハイツ 牝3 55.0 北村友
2 04 アンコールプリュ 牝3 55.0 藤岡康
3 05   レッドサクヤ 牝3 55.0 松山
3 06   スカーレットカラー 牝3 55.0 岩田
4 07   トーセンブレス 牝3 55.0 柴田善
4 08   ハーレムライン 牝3 55.0 大野
5 09 リリーノーブル 牝3 55.0 川田
5 10   アンヴァル 牝3 55.0 藤岡佑
6 11   コーディエライト 牝3 55.0 和田
6 12   デルニエオール 牝3 55.0 池添
7 13 アーモンドアイ 牝3 55.0 ルメール
7 14 レッドレグナント 牝3 55.0 Mデムーロ
7 15 プリモシーン 牝3 55.0 戸崎圭
8 16 フィニフティ 牝3 55.0 福永
8 17 マウレア 牝3 55.0 武豊
8 18   ツヅミモン 牝3 55.0 秋山
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
阪神外回りを意識して各馬ゆったりとした流れ。直線の瞬発力勝負は必至。
信頼度
B
一本かぶり
強い本命馬が存在するが、スローで上がりの競馬になりやすく、伏兵が出し抜くことも十分可能。
予想本文 

~ 無敗の桜花賞馬 ~
 無敗で桜花賞を制した馬は、過去6頭しかおらず、前回となるとダンスインザムードまで遡らねばならない。さて、怪物オルフェーブルの娘はこの偉業を成し遂げることができるか、注目が集まる。

 奇策が不要なこの馬にとって、1枠1番はどうでるか。一抹の嫌な予感が頭をかすめるがそれでもラッキーライラックの頭は譲れぬところ。阪神JF組とは一度ならず、二度三度と勝負付けが済んでおり、あとは未対戦馬との力関係。前走チューリップ賞で見せた完勝劇はよほどの事がない限り覆らない。

 さて、注目は2番手争いだが、どうしても未対戦馬に目がいくなか、ここは素直にリリーノーブルが正しい選択に思えた。前走3着とはいえ、上々の結果。2着馬とは1度使った差もあるだろう。本命馬との差は大きいがそれゆえに、打倒一番手候補の中ではもっとも旨味がある。

 とにかく、阪神マイルはディープ産駒の外枠の馬を買えばよい。あろうことかその条件にマウレアが入った。1番人気に応えられなかった2走前のクイーンCはいただけないが、前走でしっかり立て直してみせた。余計な1戦だった気もしないでもないが、栗東入り後も状態はよく、やはり怖いそんざい。

 アーモンドアイの前走はかなりのインパクト。悪化した馬場を大外一閃で34.4の末脚。ラッキライラックが敗れるなら、この馬かもとも思われる高いポテンシャルを秘めている。とはいえ、まだまだ不確定要素も多い。背負う人気を考えると、この評価あたりが妥当なところか。

 ステファノスの全妹、フィニフティも未知の魅力に溢れる馬。前走での好走は目を見張る成長ぶりを見せた。さらなる上積みがあるとすれば上位陣とも十分に渡り合える。

 レッドレグナントはやはり鞍上が怖い。実績もそう見劣るものでもない。今回はハナはないと思われるので番手からの競馬っぷりが鍵。

 アンコールプリュはここ2戦は短い所からではあるが、中々良い決め手を持っている。混戦を抜け出す根性も持ち合わせており、内枠でも一定の安心感がある。

 3ヶ月明けとなるがプリモシーンも怖い外枠のディープ産駒。気性にムラが有るタイプで、当日気配には注意したい。落ち着いて流れに乗れれば一波乱起こす可能性も。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

01=09
→17,13,16,14,04,15
(36点)

01=17
→09,13,16,14,04,15
(36点)
荒れる傾向の強い桜花賞。ラッキーライラックはデータ的に過信はできないことは承知で、本命視。内で包まれて出られないという競馬だけは見たくないところ。この1強馬に対し、つい未対戦組に食指が動くところだが、あえて、阪神JF、チューリップ賞組を相手に据えたい。ラッキーライラックから、リリーノーブル、マウレアを相手の3連単、2頭軸マルチ。ラッキーの1着ながしも厚めに持っておきたい。
2017年4月9日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 曇・稍重
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[5] 10     レーヌミノル    牝3 55 池 添  1:34.5  8
2[3] 6  △ リスグラシュー   牝3 55 武 豊  1/2     3
3[7] 14  ◎ ソウルスターリング 牝3 55 ルメー  クビ    1
4[4] 8     カラクレナイ    牝3 55 田 辺  クビ    7
5[6] 12  ☆ アエロリット    牝3 55 横山典  クビ    6
6[8] 17     ディアドラ     牝3 55 岩 田  1.1/4   14
7[8] 18     カワキタエンカ   牝3 55 和 田  1.1/4   10
8[1] 2  ☆ ライジングリーズン 牝3 55 丸 田  1/2     9
9[2] 4     ジューヌエコール  牝3 55 北村友  3/4     12
10[7] 13     ヴゼットジョリー  牝3 55 福 永  ハナ    13
11[1] 1  ▲ ミスエルテ     牝3 55 川 田  1/2     5
12[7] 15  ○ アドマイヤミヤビ  牝3 55 デムー  1/2     2
13[5] 9     ゴールドケープ   牝3 55 丸 山  1.1/4   11
14[6] 11     アロンザモナ    牝3 55  幸   クビ    16
15[4] 7     ショーウェイ    牝3 55 松 若  クビ    15
16[8] 16  △ ミスパンテール   牝3 55 四 位  6      4
17[3] 5     ベルカプリ     牝3 55 藤岡佑  2.1/2   17
-[2] 3     サロニカ      牝3 55 浜 中  取消
  
払戻金 単勝 10 4080円
    複勝 10 480円 / 6 240円 / 14 110円
    枠連 3-5 7470円
    馬連 6-10 17000円 / 馬単 10-6 45330円
    3連複 6-10-14 5020円 / 3連単 10-6-14 94890円
    ワイド 6-10 2760円 / 10-14 880円 / 6-14 420円
  

感想と言い訳?!

 昨年と同様にメジャーエンブレムと同じようにソウルスターリングが敗れました。同じことは続かないと、根拠のない盲信から下手を打ってしまいました。対抗格としたアドマイヤミヤビも最初から行き足がつかず大敗です。朝に降った雨の影響で…とはされているものの、それでも腑に落ちない敗戦でした。

 勝ったのは力強くそして粘り強く伸び続けたレーヌミノル。父や母父を思わせる競馬っぷりでした。この馬といい、カラクレナイ、カワキタエンカなど、迷いながら切った馬の好走が目立ちました。本命馬が3着に来ているとはいえ、気持ち的には大敗でした。

2017/4/9 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ミスエルテ 牝3 55.0 川田将雅
1 02 ライジングリーズン 牝3 55.0 丸田恭介
2 03   サロニカ 出走取消 牝3 55.0 浜中俊
2 04   ジューヌエコール 牝3 55.0 北村友一
3 05   ベルカプリ 牝3 55.0 藤岡佑介
3 06 リスグラシュー 牝3 55.0 武豊
4 07   ショーウェイ 牝3 55.0 松若風馬
4 08   カラクレナイ 牝3 55.0 田辺裕信
5 09   ゴールドケープ 牝3 55.0 丸山元気
5 10   レーヌミノル 牝3 55.0 池添謙一
6 11   アロンザモナ 牝3 55.0 幸英明
6 12 アエロリット 牝3 55.0 横山典弘
7 13   ヴゼットジョリー 牝3 55.0 福永祐一
7 14 ソウルスターリング 牝3 55.0 ルメール
7 15 アドマイヤミヤビ 牝3 55.0 M.デムーロ
8 16 ミスパンテール 牝3 55.0 四位洋文
8 17   ディアドラ 牝3 55.0 岩田康誠
8 18   カワキタエンカ 牝3 55.0 和田竜二
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
逃げ馬数頭いるものの、想定レベルのペースに収まりそう。基本的には差し馬有利。
信頼度
B
軸馬信頼
メンバー揃うも軸馬の信頼は高そう。馬場も回復傾向にあり、展開や馬場によるマギレは少ない。
予想本文 

~ 怪物の仔 ~
 14戦不敗という成績で引退したフランケル。その初年度産駒としてミスエルテとソウルスターリングの2頭が顔を揃える。欧州馬産駒の日本の競馬への適性が懸念される中、あっと言う間に産駒がG1を勝ち、今後サンデーサイレンス級の旋風が巻き起こる期待があり、両馬のレースぶりに注目が集まる。

 世界的大良血馬ソウルスターリングの父譲りの不敗記録は継続が濃厚。特に前走の完勝っぷりは文句のつけようがなく、昨年のG1勝利よりもさらに成長した姿を見せてくれた。安定感あるレースぶりで、まず大崩れはないだろう。湿った馬場、差し馬有利の条件であってもやはり主役を努めそうだ。鞍上も昨年のメジャーエンブレムの二の舞いはゴメンのはず。

 相手筆頭にはアドマイヤミヤビ。休養明けで臨んだ前走のレースぶりが秀逸。後方からの安定した差し脚が武器で、阪神外回りは絶好の舞台。マークしての差しに徹する分、本命馬を破るとすればこの馬か。

 果敢に牡馬に挑み1番人気に支持されたもう一頭のフランケル産駒、ミスエルテ。休養明けでのぶっつけとなるが、牝馬戦に戻ったとなればやはり怖い存在。叩いてないだけに、気性的な不安が大きいものの、一発の魅力に溢れる。

 本命馬には連敗中のリスグラシューだが、他馬には負けられない。前走の3着も、後続馬に差されはしたが、自身は勝ち馬を捕まえにいった分、おつりがなくなった感。きっちり伸びており、調子も上々。人気的にも旨味。

 キャリア2戦でここに間に合ったミスパンテール。やはり売りはその決め手ある末脚。引き続きペース早めの阪神外回りで、一叩きを得てその豪脚に上積み。上位を賑わす公算は高い。

 先行脚質から一転、持続力ある末脚で勝ち馬に食い下がったアエロリット。混戦になればなるほど強みが増す。

 アネモネS組はこのレースには縁遠いがそれでもライジングリーズンには1票投じておきたい。前走も然ることながら、2走前の直線での力強い差し脚に能力の高さを感じる。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

14=15
→01,06,16,12,02
(30点)
かなりハイレベルなメンバーが揃ったが、それでもソウルスターリングの軸は揺るがないと見る。相手も素直にアドマイヤミヤビを指名したい。馬券はこの2頭からの3連単2頭軸マルチながしが基本線となる。
2016年4月10日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13  ◎ ジュエラー     牝3 55 Mデム  1:33.4  3
2[6] 12  ▲ シンハライト    牝3 55 池 添  ハナ    2
3[5] 10  △ アットザシーサイド 牝3 55 福 永  1.3/4   6
4[3] 5  ○ メジャーエンブレム 牝3 55 ルメー  1/2     1
5[8] 17     アドマイヤリード  牝3 55 藤岡康  1/2     13
6[7] 15  △ ラベンダーヴァレイ 牝3 55 戸 崎  1.1/4   5
7[6] 11  ☆ レッドアヴァンセ  牝3 55 武 豊  1.1/4   4
8[1] 2     ブランボヌール   牝3 55 三 浦  クビ    10
9[3] 6     ビービーバーレル  牝3 55 石 橋  3/4     12
10[4] 7  ☆ デンコウアンジュ  牝3 55 川 田  クビ    7
11[2] 3     メイショウスイヅキ 牝3 55 松 山  1.1/4   14
12[8] 16     ウインファビラス  牝3 55 松 岡  1/2     9
13[1] 1     キャンディバローズ 牝3 55 菱 田  クビ    11
14[7] 14     カトルラポール   牝3 55 秋 山  2.1/2   17
15[5] 9     ジープルメリア   牝3 55 松 田  クビ    16
16[8] 18     メイショウバーズ  牝3 55 古 川  ハナ    18
17[2] 4     ソルヴェイグ    牝3 55 蛯 名  1.1/4   8
18[4] 8     アッラサルーテ   牝3 55 和 田  クビ    15
  
払戻金 単勝 13 500円
    複勝 13 240円 / 12 260円 / 10 810円
    枠連 6-7 730円
    馬連 12-13 960円 / 馬単 13-12 1950円
    3連複 10-12-13 5650円 / 3連単 13-12-10 20330円
    ワイド 12-13 320円 / 10-13 1320円 / 10-12 1430円
  

感想と言い訳?!

 まさかのメジャーエンブレムの4着。脚質的にターゲットにされやすいとは思っていましたがそれでも3着までには…と思っていました。直線挟まれる不利はありましたが、見事に割ってきた点はさすがも、チューリップ賞の1、2着馬には及びませんでした。こちらは再度ハナ差の大接戦でしたが、ジュエラーがモノにしました。シンハライト、アットザシーサイドも力量をみせつけました。どうやらオークスは高レベルの接戦模様で、難しくなってきましたね。

2016/6/1 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   キャンディバローズ 牝3 55.0 菱田裕二
1 02   ブランボヌール 牝3 55.0 三浦皇成
2 03   メイショウスイヅキ 牝3 55.0 松山弘平
2 04   ソルヴェイグ 牝3 55.0 蛯名正義
3 05 メジャーエンブレム 牝3 55.0 ルメール
3 06   ビービーバーレル 牝3 55.0 石橋脩
4 07 デンコウアンジュ 牝3 55.0 川田将雅
4 08   アッラサルーテ 牝3 55.0 和田竜二
5 09   ジープルメリア 牝3 55.0 松田大作
5 10 アットザシーサイド 牝3 55.0 福永祐一
6 11 レッドアヴァンセ 牝3 55.0 武豊
6 12 シンハライト 牝3 55.0 池添謙一
7 13 ジュエラー 牝3 55.0 M.デムーロ
7 14   カトルラポール 牝3 55.0 秋山真一
7 15 ラベンダーヴァレイ 牝3 55.0 戸崎圭太
8 16   ウインファビラス 牝3 55.0 松岡正海
8 17   アドマイヤリード 牝3 55.0 藤岡康太
8 18   メイショウバーズ 牝3 55.0 古川吉洋
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
昨年のようなスローは考えづらく、ある程度流れる展開。基本的には差し馬に有利。
信頼度
B
軸馬信頼
本命馬の連軸としての役割に期待。波乱の可能性は低そう。絞り込んでの金額勝負。
予想本文 

~ 3強?! ~
 いよいよクラシック第1弾、桜花賞。今の阪神は時計が速い。それも、一般的には差し有利のコース形態にも関わらず、比較的前が止まらない傾向も目立つ。そんな中、この時期の3歳牝馬が1分32秒台を叩きだした。それも3頭も。時計通りならこのタイムは圧巻。レースは3強で決まる公算はかなり高いはず。しかし、そううまく行かないのも競馬。果たして結果やいかに。

 ジュエラーは前走チューリップ賞ではかなり好展開にも関わらず、シンハライトに力負けともいえる着差以上の大きなハナ差負け。だが、これで勝負付けが済んだといえるほど決定的な差でもない。むしろ、1.32.8の時計で走破できた点は収穫で、さらに敗れたことでも人気的な旨味が増した点は大きい。調教に不安なく、前走以上に好調。この鞍上であれば今度はアジャストしてくるはずで、正直、単アタマとしての本命は断言しがたいが、連軸としてなら今回はうってつけの存在。

 2歳女王、メジャーエンブレムの前走は圧巻のひとこと。比較的手薄な相手だったとはいえ、東京コースを逃げてそのまま5馬身突き放し、そのタイムはなんと1分32秒5。前後半、ともに34秒台でまとめた内容でこれではちょっと、他馬にはどうしようもない。阪神コースは差し有利も、それでも十分押し切れる計算。後は、やはりチューリップ賞組との力関係。脚質的には分が悪く、人気もダントツなのでどうにか逆らいたいので、少し印を落とした。が、走りたくて仕方がないような躍動感溢れる調教をみるかぎり、実力的なトップはやはりこの馬かもしれない。

 シンハライトはいずれも僅差とはいえ、無敗の3連勝を成し遂げた点と、やはり連動性高いチューリップ賞を勝っている点を評価したい。末脚勝負の脚質、阪神1600の鬼、ディープインパクト産駒である点にも大いに安心感がある。相手2騎は強力だが、地力は互角以上。相手鞍上はG1コレクターの外国人ジョッキー。どうしてもその点で印的に下げたが、本心としては日本人ジョッキーの意地を見せて欲しいところ。

 敗れたとはいえ、アットザシーサイドの最後の伸び脚は目を見張るものがあった。阪神JFでは5着ではあるが、この時も末の良さは見せており、侮れない存在。ひと叩きの効果で上積みも見込めそう。

 少々離されたとはいえ、ラベンダーヴァレイのチューリップ賞3着の内容は評価すべき。10番人気での激走ではあるが、こちらもディープ産駒で適性は高く、3強崩しの一角を担える存在。

 外枠で半ば意図的だったかもしれないが、前走チューリップ賞で出遅れたレッドアヴァンセは上がり33.1秒の脚を繰り出しながら、前にも同じ脚を使われ、勝負にならなかった。今回も追い込み一手では苦しいが、好位つければ面白い。

 今一つ掴みどころのないデンコウアンジュ。後で我慢させれば確実な脚を使ってくれる。やや展開頼みの側面があるものの、幸い流れは早そうで出番はあるかも。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=05
→13,10,15,11,07
(30点)
ハナ差決着に終わったチューリップ賞の1,2着馬にメジャーエンブレムを加えた3強は、やはりまともに予想すれば死角は少ない。超スローに陥る可能性も少なく、阪神外回りなら、力通りの決着が濃厚。やはりメジャーエンブレムが力としては抜けている印象があるが、この馬を頭にしてしまうと配当は1ケタでこれでは割にあわない。ならば、連軸としてならという観点でジュエラーを本命に据えてみた。2強の各馬からの2頭軸マルチ流しでヒモ穴狙いが妥当なところか。
2015年4月12日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 6  ◎ レッツゴードンキ  牝3 55 岩 田  1:36.0  5
2[4] 7  ☆ クルミナル     牝3 55 池 添  4      7
3[1] 1  ▲ コンテッサトゥーレ 牝3 55 ルメー  3/4     8
4[7] 13  △ クイーンズリング  牝3 55 Mデム  ハナ    3
5[2] 3     ノットフォーマル  牝3 55  黛   1/2     16
6[5] 9  ☆ アンドリエッテ   牝3 55 川 田  ハナ    4
7[6] 11  ☆ キャットコイン   牝3 55 柴田善  クビ    6
8[5] 10     アースライズ    牝3 55  幸   ハナ    15
9[4] 8  ○ ルージュバック   牝3 55 戸 崎  クビ    1
10[7] 15  △ ココロノアイ    牝3 55 横山典  ハナ    2
11[8] 17     レオパルディナ   牝3 55 武 豊  3/4     12
12[7] 14     テンダリーヴォイス 牝3 55 福 永  クビ    9
13[3] 5     ペルフィカ     牝3 55 菱 田  1/2     11
14[1] 2     ムーンエクスプレス 牝3 55 松 山  1/2     10
15[6] 12     ローデッド     牝3 55 川 島  3/4     13
16[8] 16     メイショウメイゲツ 牝3 55 吉田豊  ハナ    14
17[2] 4     トーセンラーク   牝3 55 吉田隼  クビ    18
18[8] 18     クールホタルビ   牝3 55 小 牧  クビ    17
  
払戻金 単勝 6 1020円
    複勝 6 260円 / 7 610円 / 1 750円
    枠連 3-4 740円
    馬連 6-7 7860円 / 馬単 6-7 17370円
    3連複 1-6-7 34480円 / 3連単 6-7-1 233390円
    ワイド 6-7 2030円 / 1-6 2260円 / 1-7 3910円
  

感想と言い訳?!

 失礼ながらスタートして、レッツゴードンキがハナに立った時にはもう終わったと思ってしまいました。だが、まさかまさかのスローペースとなり、誰も競りかけないまま直線へ。これなら・・・と思い直すと、そのまま33.5という上がりで逃げ切ってしまいました。これでは後続は為す術なく、1番人気ルージュバックも、アンドリエッテも、末自慢の馬は完封されてしまいました。

 そして2,3着争いは、クルミナルと、コンテッサトゥーレのディープインパクト産駒。やはり阪神マイルは鬼でした。

 久しぶりに3連単ガッツリ当たって快勝!ではあるのですが、土壇場ビビッて、コンテッサトゥーレをルージュバックより印を下げたのが、いかにもな私の弱さですねぇ。

2015/4/12 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 コンテッサトゥーレ 牝3 55.0 ルメール
1 02   ムーンエクスプレス 牝3 55.0 松山弘平
2 03   ノットフォーマル 牝3 55.0 黛弘人
2 04   トーセンラーク 牝3 55.0 吉田隼人
3 05   ペルフィカ 牝3 55.0 菱田裕二
3 06 レッツゴードンキ 牝3 55.0 岩田康誠
4 07 クルミナル 牝3 55.0 池添謙一
4 08 ルージュバック 牝3 55.0 戸崎圭太
5 09 アンドリエッテ 牝3 55.0 川田将雅
5 10   アースライズ 牝3 55.0 幸英明
6 11 キャットコイン 牝3 55.0 柴田善臣
6 12   ローデッド 牝3 55.0 川島信二
7 13 クイーンズリング 牝3 55.0 M.デムーロ
7 14   テンダリーヴォイス 牝3 55.0 福永祐一
7 15 ココロノアイ 牝3 55.0 横山典弘
8 16   メイショウメイゲツ 牝3 55.0 吉田豊
8 17   レオパルディナ 牝3 55.0 武豊
8 18   クールホタルビ 牝3 55.0 小牧太
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
内枠引いた03の逃げ。続く馬もおり、近年程度には早く流れる。必然的に差し馬が中心か。
信頼度
D
実力伯仲
実力馬が揃ったハイレベルなメンバー構成。極端な穴馬の台頭はなさそうだが、明確な軸馬も不在。
予想本文 

~ 百花繚乱 ~
 既成勢力の地力比較もままならぬところに3戦無敗馬が3頭も加わった。前走敗戦馬の巻き返しも見込まれ、今年は混戦模様の桜花賞。まさに百花繚乱の粒揃いメンバーだが、この一戦でおおよその勢力図は固まりそう。

 1勝馬の身でありながら、王道ローテを堅実な走りで依然として中心勢力に居座るレッツゴードンキ。前走は3着でココロノアイには負け越しとなった。だが前走は重馬場の中、先行策をとった位置取りの差で、決して力負けとは思えない。無敗馬や重賞勝ち馬に目を奪われがちではあるが、未知の人気馬より堅実に結果を重ねてきたこの馬を軸馬として中心に据えたい。とはいえ、やはり勝ちきるとなると一皮剥ける必要もある。

 勝つなら圧勝もありそうなのがルージュバック。デビュー戦では32秒台で駆け抜け、復帰戦の牡馬混合重賞も楽勝。ぐんぐん伸び、止まることのない末脚には目を見張るものがあり、ここまで圧倒的な足跡を残してきた。この舞台もこの馬向きで、極端なスローにならない限りは、末は確実だろう。ただ、ずば抜けた能力で派手さはあるが、G1レベルの多数頭で早い流れは未経験。広いコースゆえ杞憂に終わりそうでもあるが、一抹の不安も残る。

 チューリップ賞では5馬身差大敗も、良馬場ならコンテッサトゥーレをここで見直したい。良血馬ゆえ人気的に旨味少ない馬だが、ここでは盲点となっており狙い目。最内枠がどう出るかだが、強力な母系をバックボーンに、父は阪神マイルに無類の強さを誇るディープインパクト。鞍上もルメール騎手となり、かなり面白みのある存在。

 当然ながらココロノアイも有力馬の一角。前走は危なげない見事な勝利。このレースに臨むにあたり特に不安点はなく、最も死角の少ない馬とも言える。他の有力馬を内に見る外枠もこのレースに限っては好枠と言えよう。

 こちらも3戦無敗のクイーンズリング。中距離路線からの1400mのフィリーズレビューの選択は異色のローテ。ただ、そこでもしっかりと勝利したことで、ぐっと信頼度は高まった。距離が延びる今回は、当然のプラス要素。輸送の影響か、極端に馬体重が減っていたことはやや気にかかる。

 チューリップ賞では1番人気で迎えたディープ産駒、クルミナルは期待を裏切る大敗を喫した。ただ、湿った馬場でノメっていたし、直線の不利もあった。それまでの勝ちっぷりが良いだけに、見限るのはまだ早計か。

 接戦が多いため地味な勝ち方に映ることもあって、無敗馬の中では比較的軽視されがちなキャットコインだが、負かした相手は次走のトライアルレースでそれぞれ好走しており、その実力は保証されている。血統的にもまだまだ伸びしろがありそうで将来性もある1頭。

 アンドリエッテは前走、コーナーでいったんは後方に置かれる状況に陥ったが、そこから重馬場をものともせず猛追してみせた。この馬もディープ産駒。言わずもがな、この舞台への適性は推して知るべし。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭マルチ:

06
→08,01,15,13,07,11,09
(126点)
無敗馬が揃ったが、今回はあまりなびくことなく、まずは既成勢力を信頼したいところ。となると阪神JFの上位馬、レッツゴートンキとココノアイあたりとなるが、実力的には互角とみる。ならば配当的に旨味あるレッツゴードンキの渋とさに期待して本命としたい。
一方、無敗馬軽視とはいえ、ルージュバックは別格。他、穴目を狙ってコンテッサトゥーレにも注目したい。実力比較が難しく、馬券的には困難な一戦。点数が増えてしまうが、ここはレッツゴードンキ1頭の3連単マルチで挑みたい。
2014年4月13日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 曇・良 サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 18  ◎ ハープスター    牝3 55 川 田  1:33.3  1
2[6] 12  ▲ レッドリヴェール  牝3 55 戸 崎  クビ    2
3[5] 10  △ ヌーヴォレコルト  牝3 55 岩 田  3/4     5
4[7] 15  ☆ ホウライアキコ   牝3 55 和 田  1.1/2   6
5[3] 6  △ レーヴデトワール  牝3 55 福 永  アタマ  7
6[7] 13  ☆ アドマイヤビジン  牝3 55 四 位  クビ    8
7[7] 14     マーブルカテドラル 牝3 55 田 辺  1/2     9
8[5] 9  ○ フォーエバーモア  牝3 55 蛯 名  3/4     3
9[8] 16     リラヴァティ    牝3 55 松 山  1/2     10
10[8] 17  ☆ ベルカント     牝3 55 武 豊  1.1/4   4
11[2] 4     ペイシャフェリス  牝3 55 川 島  1/2     13
12[1] 2     ニシノミチシルベ  牝3 55 シュタ  1.1/2   11
13[4] 8     シャイニーガール  牝3 55  幸   アタマ  15
14[3] 5     モズハツコイ    牝3 55 浜 中  1.1/4   17
15[6] 11     フクノドリーム   牝3 55 横山和  1.1/4   18
16[1] 1     カウニスクッカ   牝3 55 松 田  1/2     16
17[4] 7     ニホンピロアンバー 牝3 55 秋 山  4      14
18[2] 3     コーリンベリー   牝3 55 藤 田  大差    12
  
払戻金 単勝 18 120円
    複勝 18 110円 / 12 170円 / 10 270円
    枠連 6-8 370円
    馬連 12-18 370円 / 馬単 18-12 450円
    3連複 10-12-18 1310円 / 3連単 18-12-10 2540円
    ワイド 12-18 200円 / 10-18 340円 / 10-12 960円
  

感想と言い訳?!

 フクノドリームの思わぬ大逃げで、まさか…届かない?とハラハラさせながらも、ハープスターが見事に差し切り勝ちで戴冠。2歳女王レッドリヴェールの勢いを上回る外強襲で昨年の雪辱を果たしました。

  敗れたレッドリヴェールも、小さい体で驚嘆の伸びを見せ、素晴らしい内容。勝ち馬ばかりが注目されがちですがこの馬の今後も楽しみです。

 概ね力通りに決まったといえますが、フォーエバーモアは存外でした。懸念された差し優勢の展開になったことは差し引いてももう少しやれるかなと思っていたのですが…。

 馬券はまぁ、的中は的中なんですけどもね。
  ・・・安いよね・・・ものすごくww

2014/4/12 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
広くコースと長い直線で、有利不利の少ないコース形態。
ポイントはゴール前の急坂。当然ながら差し馬有利ではあるが、それゆえ逆にペースが緩みがち。マイル戦としては比較的ゆったり。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   カウニスクッカ 牝3 55.0 松田
1 02   ニシノミチシルベ 牝3 55.0 シュタル
2 03   コーリンベリー 牝3 55.0 藤田
2 04   ペイシャフェリス 牝3 55.0 川島
3 05   モズハツコイ 牝3 55.0 浜中
3 06 レーヴデトワール 牝3 55.0 福永
4 07   ニホンピロアンバー 牝3 55.0 秋山
4 08   シャイニーガール 牝3 55.0
5 09 フォーエバーモア 牝3 55.0 蛯名
5 10 ヌーヴォレコルト 牝3 55.0 岩田
6 11   フクノドリーム 牝3 55.0 横山和
6 12 レッドリヴェール 牝3 55.0 戸崎圭
7 13 アドマイヤビジン 牝3 55.0 四位
7 14   マーブルカテドラル 牝3 55.0 田辺
7 15 ホウライアキコ 牝3 55.0 和田
8 16   リラヴァティ 牝3 55.0 松山
8 17 ベルカント 牝3 55.0 武豊
8 18 ハープスター 牝3 55.0 川田
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
ペースは逃げ馬07の動向一つ。本命馬を封じるには、なんとかスローに落とす必要あるも、極端なスローはなさそう。
信頼度
B
本命戦
しっかりした軸馬と脇を固める有力馬。ヒモ荒れはありえる情勢も1頭までか。
予想本文 

~牝馬クラシック第一戦 負けられぬ本命馬~
 昨年の桜花賞でも話題にした、ドバイシーマCのジェンティルドンナが、今年度はまさに力ずくで2着の雪辱を果たした。ジェンティルドンナ以降、女傑と呼ばれるまでの存在は今のところいないといえよう。そうこうしている内に新たな世代の争いが始まってしまった。

 阪神JFではハナ差で戴冠を逃したハープスター。注目された始動戦のチューリップ賞で圧巻の競馬を見せた。時計的にも申し分なく、同じ舞台の阪神1600mなら順当だろう。大外枠も、この馬の脚質と、阪神外回りなら、むしろ歓迎。少々の距離ロスより内に包まれる不安が少ない方がよいだろう。オークスではまだ絶対視できるほどの裏付けはないだけに、ここは取りこぼしは勘弁願いたい。

 コンスタントに34秒台の上がりを持つフォーエバーモアも安定した競馬が期待できそう。阪神JFではレッドリヴェール、ハープスターとハナ、クビの接戦の3着。こちらも前哨戦をしっかりと勝利し雌雄を決する体制は十分。自在性がある馬だが、本来は先行タイプ。やはり差し馬が有利と思われる展開だけに、後続馬に飲み込まれる不安は若干あるが、一方で出し抜ける利もある。

 阪神JF勝利の2歳女王、レッドリヴェールはぶっつけでここに挑んできた。体の小さい馬で消耗が大きいとの理由からの陣営の予定通り。しかし、やはりどうにもその点が気に掛かる。成長著しいこの時期、現状維持では置いて行かれる。やはり1戦の経験不足が大きなハンデとならないか心配。とはいえ無敗の3勝馬。しかも展開も向くと思われ、前走のハープスターを上回る脚色を見せたデキにあればもちろん首位争い。

 すみれSという少し変わったところを叩き台に選んだレーヴデトワール。長めの距離を意識されていることから、狙いはオークスとも言えようが、ここで凡走するようならそれも叶うまい。調子は良さそうで、主戦騎手は僚馬を選んだが、牝馬レースはお任せの頼もしい鞍上も得た。毛色こそ違うがやはり姉を彷彿させる。

 前走の着差はやや力の差を感じたヌーヴォレコルトだが、自身の競馬はできていた。安定した末脚の持ち主で、どのような展開でも大敗は考えにくい。まだ底が割れたわけでもなく、鞍上も2戦目で手の内にいれているだろうし、侮れない存在。

 アドマイヤビジンは差し合いの流れになった時の割り込みが怖い。本命馬とともに上がってこれるのも強み。馬混みの内を突ければ奇襲となりそう。

 阪神JF2番人気のホウライアキコ。早熟のきらいはあるが、前走の敗戦は不利があった。まだ見限るほどの材料は揃っていない。

 マイルは長いベルカントも、牡馬に挑んだ朝日杯の結果だけでは断定できぬ。前走で控える競馬も身につけ、徐々に距離適性にも幅。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
フォーメーション:

1着:18
2着:09,12
3着:09,12,06,10,13,15,17
(12点)

1着:18
2着:09,12,06,10,13,15,17
3着:09,12
(12点)

別路線組からはこれといった新星は現れず、基本的には暮れの2歳G1、阪神JFの再戦模様。今年はレベルが高いと思わせる粒揃いのメンバーだが、やはりハープスターの前走は別格のインパクト。軸は不動といえよう。
このレース、的中させるのは比較的容易に思えるが、配当的には厳しい。それなりの割り切りは必要か。やや迷いは生じたがハープスターを頭固定とし、フォーエバーモア、レッドリヴェールを相手に、2着、3着ながしで挑む。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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