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2023年2月19日(日) / 東京 1600m ダート・左 / 晴・良
4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 7  ▲  レモンポップ    牡5 58 坂 井  1:35.6  1
2[8] 15  △  レッドルゼル    牡7 58 川 田  1.1/2   3
3[3] 6  ○  メイショウハリオ  牡6 58 浜 中  2.1/2   4
4[2] 4  ◎  ドライスタウト   牡4 58 戸 崎  1      2
5[4] 8     Bアドマイヤルプス  セ6 58 内 田  アタマ  14
6[7] 13  ☆  スピーディキック  牝4 56 御神本  1.1/2   6
7[7] 14     Bヘリオス      セ7 58  武   クビ    13
8[6] 11  ☆  ソリストサンダー  牡8 58 菅原明  1.1/2   9
9[1] 2  ☆  シャールズスパイト 牡6 58 モレイ  1.3/4   5
10[2] 3      ケンシンコウ    牡6 58 バシュ  1/2     12
11[6] 12     Bセキフウ      牡4 58 デムー  クビ    11
12[3] 5      オーヴェルニュ   牡7 58 福 永  クビ    10
13[8] 16      ケイアイターコイズ 牡7 58 横山和  3/4     15
14[5] 10      テイエムサウスダン 牡6 58 ルメー  3.1/2   8
15[5] 9      ショウナンナデシコ 牝6 56 横山武  4      7
16[1] 1      ジャスパープリンス 牡8 58 田中勝  2      16
  
払戻金  [単 勝]  7 220円
        [複 勝]  7 130円/ 15 230円/ 6 260円
        [枠 連]  4-8 1140円
        [馬 連]  7-15 970円
        [ワイド]  7-15 450円 / 6-7 470円 / 6-15 1180円
        [馬 単]  7-15 1420円
        [3連複]  6-7-15 2630円
        [3連単]  7-15-6 7700円
  

感想と言い訳?!

 レモンポップが終始危なげない形で圧勝押し切り。予想されたマークなど問題にしない圧勝っぷりでした。これは今後、今回不在だった海外遠征組との対決が楽しみになってきました。一方、本命にしたドライスタウトの方が距離延長が堪えた印象。いい形でコーナーは回ってきましたが、直線では脚色が鈍りました。ただ、あの形で4着に粘ったことは評価したいです。

 2着はレッドレゼルの復活の激走。やはりこれくらいできる馬だったのですね。それだけに重い印を打った前2年の敗戦が口惜しいです。メイショウハリオも派手に出遅れてダメだと思われたところからの強烈な追い込み。レモンポップは遥か前方できたが、十分見せ場を作ることができました。

 福永騎手は無事に国内G1ラストライドを終えました。さすがにオーヴェルニュでは難しいところがありましたが、無事に終えて良かったです。

2023/2/19 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京
  • ダート
    1600m
    左回り

  • 見込み
スタートの斜めの芝コースが大きな特徴。芝適性があれば外枠有利。前半ラップは35秒台が通常で比較的早めに流れる。最後の直線も広くて長く、ダート戦では唯一といっていい差し馬でも勝負になるコース形態。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ジャスパープリンス 牡8 58.0 田中勝
1 02 シャールズスパイト 牡6 58.0 モレイラ
2 03   ケンシンコウ 牡6 58.0 バシュロ
2 04 ドライスタウト 牡4 58.0 戸崎圭
3 05   オーヴェルニュ 牡7 58.0 福永
3 06 メイショウハリオ 牡6 58.0 浜中
4 07 レモンポップ 牡5 58.0 坂井
4 08   アドマイヤルプス セ6 58.0 内田博
5 09   ショウナンナデシコ 牝6 56.0 横山武
5 10 テイエムサウスダン 牡6 58.0 ルメール
6 11 ソリストサンダー 牡8 58.0 菅原明
6 12   セキフウ 牡4 58.0 Mデムーロ
7 13 スピーディキック 牝4 56.0 御神本
7 14   ヘリオス セ7 58.0 武豊
8 15 レッドルゼル 牡7 58.0 川田
8 16   ケイアイターコイズ 牡7 58.0 横山和
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
14の単騎逃げとはいかず、それなりに先行勢も前に。先行押し切り情勢も、後続勢にも出番はありそう。
信頼度
C
波乱含み
上位時陣の地力は確か。だが、舞台代わりによる波乱要素には警戒が必要。
予想本文 

~ 未練はファンにあり ~
 まだ早いという声が聞こえる中、騎手引退と調教師転身を決めた福永祐一がついに鞭を置く。プリモディーネの桜花賞は今でも色褪せず、キングヘイロー、シーザリオ、エピファネイア、ワグネリアン…そして3冠馬コントレイル。数々の名馬が彼とともに歴史に残り、感慨深いものがある。国内最後となるが、まだサウジアラビアでの騎乗が残っている。奇しくもこのレースの昨年度覇者カフェファラオ、チャンピオンズC馬ジュンライトボルトのダート王者も同行。王者不在となったこのレースは、最後のひと花のチャンスもあながち…な情勢となった。

 ドライスタウトは敗れた前走の内容が秀逸だった。コーナーで包まれたことが結果的に脚が貯まることになり、届きはしなかったが力強い伸びを見せた。ここで無理をしなかったことと、ゆとりあるローテで、かなりいい状態で東京マイルに挑めそうだが、マイルは川崎の2歳G1のみの実績しかなく、そのキャリアの点では不安は残る。ただ、伸びしろの見込める高い素質があり、いきなりの中央G1の舞台でも、勝利を期待してもよさそうだ。

 比較的、短距離色の濃いメンバーだけに、中距離実績豊富なメイショウハリオにとっては大きな強みになりそう。大きなコーナーが一つだけの中央の舞台も、この馬には競馬がしやすい。しっかりとした末脚があるので、いくら先行有利傾向があるレースであっても、長い東京の直線を利して差し込んでくれそう。1着争いとなると疑問符もつくが、複勝圏内には食い込んでくれそうだ。

 全戦2着以下なし、東京コースも8戦7勝2着1回と、戦績的には群を抜くレモンポップ。この馬の取捨が今回難しいところ。1400mの圧勝ぶりに対し、マイルでは苦しいところみせているが、武蔵野Sでの内容をみれば、所詮あら探しのレベル。先行脚質でどうしても目標にされがちなところはあるが、近年のこのレースはこのタイプが押し切る例が多い、そういう意味では相当の堅軸候補ではあるのだが、前走が激闘だっただけに、タイトなローテでの消耗が気になる。実力的には圧勝の可能性もあるが、1番人気を考慮すれば、一歩引いた評価が妥当か。

 2年連続で人気を裏切ったレッドルゼルも随分惑わせてくれる。マイルは長いと見る向きもあるが、歳を重ねた今なら、ゆるい流れにも対応できそうだ。そもそも過去2年のこのレースは敗れたとはいえ、いずれも明確な展開要因があり、言い訳が効くもの。もう7歳馬だが、今回のメンバー相手なら、2度あることは…よりも、3度めの正直がありそうに思える

 近2走の成績がひどいが、それだけにいきなりの復調の目も残るテイエムサウスダン。どこまで立て直せるかが鍵となるが、前年2着時の状態を取り戻せば、昨年より弱体化していると思える今年のメンバー相手で一発も…。

 中央の舞台ではちょっと荷が重い気もする地方牝馬のスピーディーキック。ただ、地方では負け知らずの勢いは怖い。前走も完勝で東京の舞台でどんな競馬をするか、楽しみの持てる1頭。

 8歳馬ながらまだ衰えの感じないソリストサンダー。昨年はこのレース4着と好走し、ドバイでも善戦。高齢馬だけに休養明けはマイナス材料だが、実績的にはあなどれない。

 正直わからない海外参戦馬のシャールズスパイトだが、米国での実績はなかなかのもの。日本だとダートより芝向きな感もあるが、モレイラ騎手が鞍上だけに、無視もできない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

04=06
→07,15,10,13,11,02
(36点)

04=07
→06,15,10,13,11,02
(36点)
レモンポップの強さは認めつつも、ここでモロさを露呈する可能性もあり、ここは逆らってみる。ならば…となると、やはりドライスタウトの前走で見せた末脚が脳裏から離れない。実績としてはまだ足りないが、ここは将来性に期待して軸とする。相手は堅実に上位に顔を出してくれそうなメイショウハリオ。あとやはり地力的にはレモンポップは外せない。この2頭を相手に3連単マルチながし。正直、格下馬は出番はなさそうで、流す相手は限定してもよさそう。
2022年2月20日(日) / 東京 1600m ダート・左 / 小雨・重
4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 6  △  カフェファラオ   牡5 57 福 永  1:33.8  2
2[8] 15  ▲  テイエムサウスダン 牡5 57 岩田康  2.1/2   5
3[6] 11      ソダシ       牝4 55 吉田隼  1/2     4
4[7] 13  ☆  ソリストサンダー  牡7 57 戸 崎  クビ    6
5[4] 7      タイムフライヤー  牡7 57 横山武  1.1/4   15
6[3] 5  ◎  レッドルゼル    牡6 57 川 田  1/2     1
7[2] 4  ○  アルクトス     牡7 57 田 辺  3/4     3
8[4] 8      サンライズノヴァ  牡8 57 松 若  1/2     12
9[8] 16  △  エアスピネル    牡9 57 デムー  1      8
10[6] 12      ミューチャリー   牡6 57 御神本  1/2     11
11[2] 3  ☆  インティ      牡8 57  武   1/2     7
12[5] 9     Bサンライズホープ  牡5 57 大 野  3/4     14
13[5] 10     Bスワーヴアラミス  牡7 57 松 田  1.1/4   9
14[1] 1  ☆  テオレーマ     牝6 55 ルメー  クビ    10
15[1] 2     Bダイワキャグニー  セ8 57 三 浦  1/2     13
16[7] 14     Bケイティブレイブ  牡9 57 菅原明  2.1/2   16
  
払戻金  [単 勝]  6 510円
        [複 勝]  6 230円/ 15 310円/ 11 410円
        [枠 連]  3-8 700円
        [馬 連]  6-15 2640円
        [ワイド]  6-15 1230円 / 6-11 1980円 / 11-15 3830円
        [馬 単]  6-15 4690円
        [3連複]  6-11-15 16200円
        [3連単]  6-15-11 76940円
  

感想と言い訳?!

 いや、もうどうしようもない完敗でした。笑

 カフェファラオが完勝で連覇。これで東京マイルダートは4戦無敗。前走が不甲斐なかっただけに、連覇はないかなぁと思っていましたが、非常に強い内容でした。福永騎手も復帰後あっさりG1ゲットするあたりさすがですね。

  重馬場で予想通り早い時計での決着ではありましたが、先行馬があれほど止まらないとは少々予想外でした。早くに動いたテイエムサウスダン、先行したソダシがそのまま続きました。特にソダシ!人気があるので、切らざるを得ませんでしたが、見事な3着でした。また芝にも戻るでしょうが、今後は地方ダートマイルG1などの参戦も期待できそうです。

 本命にしたレッドルゼルはコーナーで包まれ、苦しい競馬でした。距離に懸念があるだけに、控えざるを得なかったのが、今日の流れには合わなかったですね。

2022/2/20 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京
  • ダート
    1600m
    左回り
  • 不良
    見込み
スタートの斜めの芝コースが大きな特徴。芝適性があれば外枠有利。前半ラップは35秒台が通常で比較的早めに流れる。最後の直線も広くて長く、ダート戦では唯一といっていい差し馬でも勝負になるコース形態。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 テオレーマ 牝6 55.0 C.ルメール
1 02   ダイワキャグニー セ8 57.0 三浦 皇成
2 03 インティ 牡8 57.0 武 豊
2 04 アルクトス 牡7 57.0 田辺 裕信
3 05 レッドルゼル 牡6 57.0 川田 将雅
3 06 カフェファラオ 牡5 57.0 福永 祐一
4 07   タイムフライヤー 牡7 57.0 横山 武史
4 08   サンライズノヴァ 牡8 57.0 松若 風馬
5 09   サンライズホープ 牡5 57.0 大野 拓弥
5 10   スワーヴアラミス 牡7 57.0 松田 大作
6 11   ソダシ 牝4 55.0 吉田 隼人
6 12   ミューチャリー 牡6 57.0 御神本 訓史
7 13 ソリストサンダー 牡7 57.0 戸崎 圭太
7 14   ケイティブレイブ 牡9 57.0 菅原 明良
8 15 テイエムサウスダン 牡5 57.0 岩田 康誠
8 16 エアスピネル 牡9 57.0 M.デムーロ
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
当日の馬場は悪くなる模様で、足抜きの良さを活かして、先行勢が引く流れ。
信頼度
D
混戦
実績上位馬が不在で混戦模様。どの馬にもチャンスがあり、要決め打ち。
予想本文 

~ 昨年の再戦? ~
 昨年、このレースを走った馬が主力を形成。ただ、勝ち馬のカフェファラオはその後未勝利で、他馬も勝ったり、負けたり…。前日の雨模様で、条件も昨年とは異なり、正念場を迎えるソダシを始め、新興勢力もチャンスを伺う。混迷極める年始のG1開幕となりそう。

 その昨年のレースの本命馬で、結果は4着だったレッドルゼルをもう一度推す。距離がやや長いことは承知の上。それでも今の状態の良さを買いたい。中央G1レース、それも東京競馬場となると、地方競馬転戦組には厳しいが、この馬は差し馬で本来中央向き。得意距離だったとはいえ、苦手な小回りコースの地方競馬で結果を出してきたことを逆に評価。昨年、位置取りが後方すぎて届かなかったが脚色は一番良かった。近年の安定感も信頼でき、まず確実に差し込んでくるはず。

 南部杯を連覇し、中央、東京マイル戦にも実績のあるサウスポー、アルクトス。馬格のあるパワータイプで、足抜きのいい不良馬場でも力を発揮できそうで、ここは対抗格に抜擢。ただ、反面、大型馬ゆえ、久々となる今回の仕上がりには多少の不安も残す。昨年のこのレースは9着で、中央G1レベルではもう一つ実績が足りないが、昨年とは条件も変わるので、逆に人気的な旨味の方にそそられる。

 このレースと連動性の高い根岸Sを完勝したテイエムサウスダン。地方転戦が多く、ここは厳しいとみていたが、この勝利で評価を変えた。ただ、短距離での好走が多く、マイル戦にはまだ不安を残す。同条件の武蔵野Sでも大敗を喫したが、落鉄があり、それについては言い訳は効く。その後は念入りな調整を行っており、現在の充実度が目覚ましい。

 昨年覇者、カフェファラオは、その後は未勝利が続いた。ただ、3戦負けなしのこの舞台では、やはり軽視することもできない。久々でも昨年と同ローテで、それほど不安はないが、前走の内容は芳しくないだけに、どこまでの復調があるかがカギとなりそう。

 超高齢馬でも、とにかくマイルなら芝でもダートでも怖いエアスピネル。スタート後、芝コースを走る東京マイルコースは尚有利で過去3戦すべて複勝圏内。あまりの極悪馬場となると不安もあるが、少々の馬場なら我慢も効く。大外枠でも連下に突っ込む可能性はある。

 前走根岸Sで人気を裏切ったソリストダンサーはやや忙しかったか、窮屈な競馬となってしまった。前々走、武蔵野Sでは今回と同じ舞台で快勝。昨年に比べると格を上げての参戦となる。好走と惨敗が背中合わせなので、アテにできないところもあるが、ハマれば一発も。

 今や、一本調子の逃げ馬ではなくなったインティ。昨年のこのレースから差しに転じて、その時はうまくいかなかった。ただ、もともと力量は高く、脚質で損をしていた分、今なら年齢を差し引いたとしても面白そう。

 いくら好成績でも地方転戦組は割引きたいが、鞍上が怖いテオレーマ。地方、それも牝馬限定戦中心の戦績で、さすがに厳しい感もあるが、最内も考慮して1票投じたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着ながし:

05
→04,15,06,16,13,03,01
(42点)
2着ながし:
05
→04,15,06,16,13,03,01
(42点)
混戦模様の難しいレースだが、ここはレッドルゼルと心中するつもりで挑む。確かに距離の不安は払拭できないが、今の高い完成度と安定感に期待したい。3連単2頭軸では心もとなく、ここはレッドルゼル1頭軸で、3連単1、2着ながしで勝負したい。点数が広くなるため、メリハリはつけたいところ。
2021年2月21日(日) / 東京 1600m ダート・左 / 晴・良
4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手     着差   人気
1[2] 3  ▲  カフェファラオ     牡4 57 ルメー   1:34.4  1
2[5] 10      エアスピネル       牡8 57 鮫島克   3/4     9
3[4] 7  ☆ Bワンダーリーデル   牡8 57 横山典   1.3/4   8
4[8] 16  ◎  レッドルゼル       牡5 57 川  田   1/2     3
5[1] 1      エアアルマス       牡6 57 松  山   1.1/4   10
6[1] 2  ☆  インティ           牡7 57   武     クビ    7
7[8] 15      ミューチャリー     牡5 57 御神本   1.1/4   13
8[7] 13  △  ソリストサンダー   牡6 57 北村宏   クビ    5
9[3] 6  △  アルクトス         牡6 57 田  辺   1.1/4   2
10[6] 12      ヤマニンアンプリメ 牝7 55 横山武   クビ    14
11[5] 9  ○  サンライズノヴァ   牡7 57 松  若   3/4     4
12[6] 11      スマートダンディー 牡7 57 秋山真   2      16
13[7] 14  ☆  オーヴェルニュ     牡5 57 丸  山   3      6
14[4] 8      ワイドファラオ     牡5 57 福  永   1      11
15[3] 5      サクセスエナジー   牡7 57 酒  井   2.1/2   15
16[2] 4     Bヘリオス           セ5 57 デムー   4      12
  
払戻金 単勝 3 330円
    複勝 3 180円 / 10 510円 / 7 400円
    枠連 2-5 980円
    馬連 3-10 6620円 / 馬単 3-10 9300円
    3連複 3-7-10 24940円 / 3連単 3-10-7 101710円
    ワイド 3-10 2130円 / 3-7 1560円 / 7-10 3620円
  

感想と言い訳?!

 「今年もルメール!」といわんばかりの1番人気に応えたカフェファラオ。ちょっと寂しいメンバーでしたので、4歳馬が勝ったことは喜ばしいのですが、2,3着は8歳馬。特にエアスピネルは芝の実績馬だけに、よく頑張った!という反面、他ダートホースたちのふがいなさも印象付けられました。

 他ではインティ後方からの競馬だったのが意外だったでしょうか?これで前の馬は楽になったかもしれないです。一応、エアスピネルは押さえてはいたんですが、肝心のレッドルゼルは4着。スタートはよかったんですが、ちょっと後方からではしんどい展開でしたね。

2021/2/21 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京
  • ダート
    1600m
    左回り

  • 見込み
スタートの斜めの芝コースが大きな特徴。芝適性があれば外枠有利。前半ラップは35秒台が通常で比較的早めに流れる。最後の直線も広くて長く、ダート戦では唯一といっていい差し馬でも勝負になるコース形態。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   エアアルマス 牡6 57.0 松山
1 02 インティ 牡7 57.0 武豊
2 03 カフェファラオ 牡4 57.0 ルメール
2 04   ヘリオス セ5 57.0 Mデムーロ
3 05   サクセスエナジー 牡7 57.0 酒井
3 06 アルクトス 牡6 57.0 田辺
4 07 ワンダーリーデル 牡8 57.0 横山典
4 08   ワイドファラオ 牡5 57.0 福永
5 09 サンライズノヴァ 牡7 57.0 松若
5 10   エアスピネル 牡8 57.0 鮫島駿
6 11   スマートダンディー 牡7 57.0 秋山真
6 12   ヤマニンアンプリメ 牝7 55.0 横山武
7 13 ソリストサンダー 牡6 57.0 北村宏
7 14 オーヴェルニュ 牡5 57.0 丸山
8 15   ミューチャリー 牡5 57.0 御神本
8 16 レッドルゼル 牡5 57.0 川田
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
最内に逃げ馬が入り、隣枠も追う展開。直線長いが、芝部分でのテン争いはそれなりに起きそう。どっしりかまえる差し馬に利。
信頼度
D
混戦
これといった軸馬不在の混戦レース。紛れの生じる可能性も多分にありそう。
予想本文 

~ 再び無観客へ ~
 コロナ禍の影響で再び無観客レースとなった2021年最初のG1レース、フェブラリーS。レースメンバーも残念ながら、いささか寂しいメンバー。ダート路線は、地方や海外ローテの充実さも影響を受けるが、やはり中央ダート最初のG1レースでもあるこのレースこそ、もっと盛り上がってほしいもの。

 短いところが中心のレッドルゼルはやはり1ハロンの距離延長は気になる。ただ、ここまでの足跡は非常に優秀かつ堅実で、東京コースにも実績がある。連動性の高い根岸Sの勝ち馬でもあり、大外枠でも無視できぬ存在。勢いに乗った今ならG1も、距離延長も克服可能。ダートも走るロードカナロア産駒の真骨頂を見せてほしい。

 ダート常連の古豪、サンライズノヴァも明け7歳。血統的には衰えは感じられないが、ここは久々となるだけに、若干気になるところ。しかし、追いきりでは、それが全くの杞憂に感じられるほどの好調さをみせた。東京コースは自慢の差し脚を前回できる舞台。昨年同様、上位への差し込みはかなり期待できそう。

 世代交代が進まないダート界。そういう意味では、明け4歳のカフェファラオには頑張って欲しいところ。だが、前走をはじめ、G1では一歩足らないところをみせてしまった。加えて久々のレースとなるが、東京マイル戦は待ちに待った舞台。鞍上人気で本命こそ嫌ったが、このメンバーなら十分勝ち負け候補の資格を有している。

 昨年このレースで期待したアルクトス。結局は先行ペースに巻き込まれ、敗戦してしまった。南部杯は制したとはいえ、続くチャンピオンズCでも敗れてしまったが、ようやくここに来て復活の兆し。もともと東京コースには抜群の実績がある中、前走を叩き台に絶好調の仕上がり。体制は整ったが、ここは正念場でもある。

  昨年夏から目覚ましい地力強化を見せるソリストサンダー。特に前々走の武蔵野Sでの好走は好材料。今回と同じ舞台で後方から差し込めたことは、実績に劣る同馬には大きな拠り所。ここはこの勢いに乗って行きたい。

 3連勝中のオーベルニュもなかなか怖い。格下の立場から一気に重賞をもぎ取り、勢い高らかなG1挑戦。マイル戦への対応に不安を残すが、早いペースについていければ好勝負も。

 前走はひどい敗戦となっったインティ。衰えというよりも、レース展開の影響が大きく、まだここで見限るわけにはいかない。スムーズさえ進めれば、その地力はこのメンバーなら依然トップクラスであることを忘れてはならない。

 東京コースをしっかりこなし、堅実な末脚もあるワンダーリーデル。勝ちきれないレースが続いているが、やはりこの馬の差し脚は怖く、紐候補には加えておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

16=09
→03,06,13,14,02,07
(36点)

16=03
→09,06,13,14,02,07
(36点)
ダートの主たる実績馬が不在でここは難しい一戦となりそう。距離不安も克服可能とみたレッドルゼルの堅実性に賭け、軸候補としたい。相手には実績馬、サンライズノヴァ、新鋭カフェファラオ。これらからの3連単2頭軸マルチながし。紐はできるだけ手広くいきたい。
2020年2月23日(祝・日) / 東京 1600m ダート・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 12  ◎ モズアスコット     牡6 57 ルメー  1:35.2  1
2[8] 15     ケイティブレイブ   牡7 57 長  岡  2.1/2   16
3[5] 9  ▲ サンライズノヴァ   牡6 57 松  山  1.1/4   3
4[8] 16     ワンダーリーデル   牡7 57 横山典  ハナ    7
5[2] 4     タイムフライヤー   牡5 57 フォー  1.3/4   10
6[4] 8     キングズガード     牡9 57 秋  山  2.1/2   14
6[6] 11     モジアナフレイバー 牡5 57 繁  田  同着    11
8[5] 10     ノンコノユメ       セ8 57 真島大  1/2     9
9[1] 2  ○ アルクトス         牡5 57 田  辺  2.1/2   4
10[4] 7     ヴェンジェンス     牡7 57   幸    アタマ  5
11[7] 14     ミューチャリー     牡4 57 御神本  1/2     15
12[2] 3  △ ワイドファラオ     牡4 57 福  永  1.1/4   6
13[1] 1  ☆ ブルドッグボス     牡8 57 和  田  6      13
14[3] 5  △ インティ           牡6 57   武    クビ    2
15[7] 13  ☆ デルマルーヴル     牡4 57 デムー  1.3/4   8
16[3] 6  ☆ ミッキーワイルド   牡5 57 北村友  1.3/4   12
  
払戻金 単勝 12 280円
    複勝 12 160円 / 15 2160円 / 9 220円
    枠連 6-8 3100円
    馬連 12-15 36230円 / 馬単 12-15 46980円
    3連複 9-12-15 95310円 / 3連単 12-15-9 464920円
    ワイド 12-15 11170円 / 9-12 520円 / 9-15 18320円
  

感想と言い訳?!

 モズアスコットが文句のつけようのない競馬で完勝。史上5頭目の芝・ダート両G1制覇を成し遂げました。フランケル産駒の評価もまた変わるでしょう。今回出場してこなかったチャンピオンズC組との対戦が楽しみになりました。

 他はちょっと難しい流れになりましたね。思ったよりハイペースで先行勢が崩れました。本命馬以外は大外しの内容でした。それにしても最低人気ケイティブレイブの2着は立派です。中央マイル戦はどうかと思われましたが歴戦の地力を侮ってはいけなかったです。あとはあの流れで先行して頑張ったタイムフライヤーにも目を見張りました。

2020/2/23 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京
  • ダート
    1600m
    左回り

  • 見込み
スタートの斜めの芝コースが大きな特徴。芝適性があれば外枠有利。前半ラップは35秒台が通常で比較的早めに流れる。最後の直線も広くて長く、ダート戦では唯一といっていい差し馬でも勝負になるコース形態。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ブルドッグボス 牡8 57.0 和田
1 02 アルクトス 牡5 57.0 田辺
2 03 ワイドファラオ 牡4 57.0 福永
2 04   タイムフライヤー 牡5 57.0 フォーリー
3 05 インティ 牡6 57.0 武豊
3 06 ミッキーワイルド 牡5 57.0 北村友
4 07   ヴェンジェンス 牡7 57.0
4 08   キングズガード 牡9 57.0 秋山
5 09 サンライズノヴァ 牡6 57.0 松山
5 10   ノンコノユメ セ8 57.0 真島大
6 11   モジアナフレイバー 牡5 57.0 繁田健
6 12 モズアスコット 牡6 57.0 ルメール
7 13 デルマルーヴル 牡4 57.0 Mデムーロ
7 14   ミューチャリー 牡4 57.0 御神本
8 15   ケイティブレイブ 牡7 57.0 長岡
8 16   ワンダーリーデル 牡7 57.0 横山典
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
昨年の再現を狙う05。当然ペースは落としてくる。ただ、他馬もそれはわかっているので…
信頼度
C
混戦
チャンピオン級が不在で、小粒感は否めないメンバー構成。ペースや展開、鞍上の手腕などの他要素の影響も大きそう。
予想本文 

~ 再沸騰、怪物の血 ~
 クリソベリル、ゴールドドリーム、オメガパフュームらが不在。ちょっと寂しい今年最初のG1レース。そんな中、いまひとつ調子のでなかったモズアスコットがダート転向の初戦で結果を出した。ここ次第では種牡馬評価も変わってくる。

 前走だけでの判断は危険ではあるものの、モズアスコットはそれに目をつぶってでも…と思わせる好内容での前走勝利。初のダート重賞で、自分の競馬をしたコパノキッキングを差し切り、時計的にも非常に優秀。たった一戦でも東京コースでの実績は大きい。マイルはもちろんこなすし、スタートの芝コースもありがたい。

 秋以来の競馬となるが、アルクトスはこの舞台設定は4戦無敗。東京コースでの群を抜く実績はやはり安心感がある。相手は強くなるが、それでもこのメンバーなら安定したレースが期待できそう。大型馬だけに仕上がりが気になるところだが、追いきりを見る限りは大丈夫のようだ。

 すでに古豪の域に入ってきたサンライズノヴァ。強敵のいないここは大きな顔ができそう。それに加え、今の状態の良さ。一時調子落ちがあったのが、近走は復活を十分感じさせる内容。休養明けにも不安はなく、この舞台の実績もピカイチ。

 昨年の覇者、インティ。さすがに昨年の勢いには陰りも、秋のチャンピオンズCの3着は立派。その時の先着馬がいないここなら。前走では控える競馬を試み、ここも必ずしもハナを切るとも限らぬが、やはりこの馬は逃げてこその気がする。

 上記インティの出鼻をくじいてハナに立つとしたらワイドファラオ。得意のマイルに戻った明け4歳馬。今年の飛躍への伸びしろには期待感あり。前走からの斤量減も大きい。一変があっても驚けない下地がある。

 前走大敗で評価を落としているが、ミッキーワイルドはまだ見限れない。このコース、条件に実績があり、一発の怖さがある。

 デルマルーヴルは早い時計の実績がない。その点は大きな割引も、逆にそれ以外は卒なくこなしており、大敗もない。混戦になれば目も出てくる。

 穴で一考したいのがブルドックボス。今回地方馬も多数参戦している中、最内のこの馬がもっとも気になる。高齢馬でも侮れない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

12=02
→09,05,03,06,13,01
(36点)

12=09
→02,05,03,06,13,01
(36点)
おそらく1番人気という点は歓迎しないが、やはりモズアスコットに逆らえない。前走内容だけで…でのリスクは十分許容できるほどインパクトのある内容だった。加えてメンバー的にも比較的恵まれた今回、派手な大敗はイメージしにくい。やはりこの馬を中心に勝負したい。問題は相手だが、絶好の条件のそろったアルクトス、地力信頼できそうなサンライズノヴァから3連単マルチながし。
2019年2月17日(日) / 東京 1600m ダート・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 馬名               性齢 斤 騎手   高 着差   人気
1[4] 6  インティ      牡5 57  武  ○ 1:35.6  1
2[3] 3  ゴールドドリーム  牡6 57 ルメー ◎ クビ    2
3[2] 2  ユラノト      牡5 57 福 永   4      8
4[5] 8 Bモーニン      牡7 57 和 田   1.1/4   9
5[7] 11  コパノキッキング  セ4 57 藤田菜   1/2     4
6[6] 10  サンライズソア   牡5 57 田 辺 × クビ    5
7[5] 7  サンライズノヴァ  牡5 57 戸 崎 × 1.1/4   6
8[4] 5  サクセスエナジー  牡5 57 松 山   1      11
9[6] 9  ワンダーリーデル  牡6 57 柴田大   1/2     14
10[8] 14  オメガパフューム  牡4 57 デムー ▲ 3/4     3
11[1] 1 Bクインズサターン  牡6 57 四 位 × 3/4     10
12[7] 12  ノボバカラ     牡7 57 ミナリ   2      12
13[8] 13  ノンコノユメ    セ7 57 内 田 △ 1/2     7
14[3] 4  メイショウウタゲ  牡8 57 北村宏   クビ    13
  
払戻金 単勝 6 260円
    複勝 6 130円 / 3 120円 / 2 340円
    枠連 3-4 410円
    馬連 3-6 430円 / 馬単 6-3 750円
    3連複 2-3-6 2310円 / 3連単 6-3-2 6620円
    ワイド 3-6 230円 / 2-6 1100円 / 2-3 760円
  

感想と言い訳?!

 インティが強い競馬を見せました。のこり1ハロンでは、ゴールドドリームが差すと思えたところから、グンと伸びてきっちり猛追を凌ぎきりました。今後はルヴァンスレーヴと雌雄を決する戦いが待つことでしょう。

 注目された藤田菜七子騎手駆るコパノキッキングは最後方からの追い込み。これはもうこの戦法しかないでしょうね。5着入線はお見事でした。

2019/2/17 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京
  • ダート
    1600m
    左回り

  • 見込み
スタートの斜めの芝コースが大きな特徴。芝適性があれば外枠有利。前半ラップは35秒台が通常で比較的早めに流れる。最後の直線も広くて長く、ダート戦では唯一といっていい差し馬でも勝負になるコース形態。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 クインズサターン 牡6 57.0 四位
2 02   ユラノト 牡5 57.0 福永
3 03 ゴールドドリーム 牡6 57.0 ルメール
3 04   メイショウウタゲ 牡8 57.0 北村宏
4 05   サクセスエナジー 牡5 57.0 松山
4 06 インティ 牡5 57.0 武豊
5 07 サンライズノヴァ 牡5 57.0 戸崎圭
5 08   モーニン 牡7 57.0 和田
6 09   ワンダーリーデル 牡6 57.0 柴田大
6 10 サンライズソア 牡5 57.0 田辺
7 11 コパノキッキング セ4 57.0 藤田菜
7 12   ノボバカラ 牡7 57.0 ミナリク
8 13   ノンコノユメ セ7 57.0 内田博
8 14 オメガパフューム 牡4 57.0 Mデムーロ
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
06の出方ひとつ。自慢のスピードを活かして時計勝負に持ち込むなら、道中は早めのペース。
信頼度
B
軸馬信頼
頭数少なく、本命馬の確度も高い。極端な波乱はなさそう。
予想本文 

~ 女性騎手、G1へ ~
 今回注目を集めるのが、藤田菜七子騎手によるJRA史上初の女性騎手のG1騎乗。G1騎乗資格には少なくとも30勝が必要で、この舞台に立てたこと自体が快挙となる。ましてはいきなり勝ってしまったらどういうことになるのかは、想像もつかない。

 ゴールドドリームは休養明けで、馬体重も落とした前走こそ足元をすくわれたが、一叩きで絶好の気配。得意の東京コースでここは必勝期する舞台。総合的に見ても死角は少なく、逆らいようがない。

 相手には多少迷いも、外枠オメガパヒューム。ルヴァンスレーヴの影に隠れながらも強い4歳世代の主力格。前走で本命馬相手のG1勝利は大きな自信。余勢を駆っての連勝も。

 ある意味、今回はこの馬が鍵となるインティ。6連勝もさることながら、その勝ちっぷりもすごいの一言。前走の東海Sでのタイムも破格で、ここでも逃げ切りが十分有り得る情勢。初距離、初コースで上記2頭には譲ったが新星出現の期待も十分。

 ここ2戦、特に前走の敗戦で大きく株を落とし気味のサンライズノヴァ。だが東京マイルは得意舞台。少し乾いた馬場であることが気になるものの、ここでの巻き返しも十分。

  勝ちきれないものの、クインズサターンも連下なら。東京マイルダートなら力を発揮できる舞台。直線で時計がかかるようなら浮上の余地はある。

 4連勝と勢いに乗るコパノキッキング。鞍上が注目を集めているが初騎乗騎手に乗せるには贅沢な馬。ここでどこまでの競馬となるか見もの。

 サンライズソアもその力量は十分。チャンピオンズC以来のぶっつけとなるが、中団からの競馬ができたことは収穫。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

03=14
→06,07,01,11,10
(30点)
粒ぞろいのメンバーが揃ったが、やはり大将格はゴールドドリームか。その安定感にゆるぎなく、迷いない本命。問題は相手だが、その本命馬に見事勝利してみせたオメガパヒュームとする。インティも気になる所ではあるが、ここは2頭軸マルチながしで。
2018年2月18日(日) / 東京 1600m ダート・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 12      ノンコノユメ    セ6 57 内 田  1:36.0  4
2[7] 14  ○  ゴールドドリーム  牡5 57 ムーア  クビ    1
3[3] 6      インカンテーション 牡8 57 三 浦  クビ    6
4[8] 16  ▲  サンライズノヴァ  牡4 57 戸 崎  3      3
5[7] 13      レッツゴードンキ  牝6 55  幸   1/2     10
6[5] 9      キングズガード   牡7 57 藤岡佑  ハナ    12
7[4] 8      メイショウスミトモ 牡7 57 田 辺  2.1/2   15
8[3] 5  ☆  サウンドトゥルー  セ8 57 ミナリ  2.1/2   11
9[2] 4  △ Bアウォーディー   牡8 57  武   クビ    7
10[8] 15  △  ベストウォーリア  牡8 57 ルメー  クビ    8
11[1] 2  ☆  ケイティブレイブ  牡5 57 福 永  1/2     5
12[5] 10  ◎  テイエムジンソク  牡6 57 古 川  3/4     2
13[2] 3      ノボバカラ     牡6 57 石 橋  2.1/2   16
14[6] 11      ロンドンタウン   牡5 57 岩 田  1.1/2   9
15[4] 7      ララベル      牝6 55 真島大  1.3/4   14
16[1] 1      ニシケンモノノフ  牡7 57 横山典  1.1/4   13
  
払戻金 単勝 12 1070円
    複勝 12 280円 / 14 130円 / 6 350円
    枠連 6-7 870円
    馬連 12-14 1140円 / 馬単 12-14 3530円
    3連複 6-12-14 6540円 / 3連単 12-14-6 41560円
    ワイド 12-14 520円 / 6-12 2620円 / 6-14 720円
  

感想と言い訳?!

 ある程度早い流れは予想されていましたが、ここまで早くなるとは思いませんでした。本命テイエムジンソクを始め、先行勢は総崩れ。ゴールドにはおあつらえ向きの展開となりましたが、それを競り落としたのはノンコノユメでした。

 差し馬決着の時点で完全敗北でした。そういう意味では3着インカンテーションは自身のペースを守ってよく頑張りましたね。

2018/2/18 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京
  • ダート
    1600m
    左回り

  • 見込み
スタートの斜めの芝コースが大きな特徴。芝適性があれば外枠有利。前半ラップは35秒台が通常で比較的早めに流れる。最後の直線も広くて長く、ダート戦では唯一といっていい差し馬でも勝負になるコース形態。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ニシケンモノノフ 牡7 57.0 横山典
1 02 ケイティブレイブ 牡5 57.0 福永
2 03   ノボバカラ 牡6 57.0 石橋脩
2 04 アウォーディー 牡8 57.0 武豊
3 05 サウンドトゥルー セ8 57.0 ミナリク
3 06   インカンテーション 牡8 57.0 三浦
4 07   ララベル 牝6 55.0 真島大
4 08   メイショウスミトモ 牡7 57.0 田辺
5 09   キングズガード 牡7 57.0 藤岡佑
5 10 テイエムジンソク 牡6 57.0 古川
6 11   ロンドンタウン 牡5 57.0 岩田
6 12   ノンコノユメ セ6 57.0 内田博
7 13   レッツゴードンキ 牝6 55.0
7 14 ゴールドドリーム 牡5 57.0 ムーア
8 15 ベストウォーリア 牡8 57.0 ルメール
8 16 サンライズノヴァ 牡4 57.0 戸崎圭
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
後ろでじっとしていると前が止まらない傾向は各陣営も認識済み。早め早めの競馬が想定される。
信頼度
C
ヒモ荒れ注
強力な頭候補と軸馬候補が揃って、馬券戦略は立てやすい。ただ、連下争いには伏兵馬介在の余地はある。
予想本文 

~ 新時代を待つ ~
 アウォーディー、サウンドトゥルー、ベストウォーリアとまだ8歳馬が3頭も参戦しているにも関わらず、4歳馬は1頭。ダートではよくある光景ではあるが、やはり常連メンバーだけでは少々つまらない。新星の出現も待ち遠しいところ。

 初距離、初コースとなるが、テイエムジンソクを信頼したい。父クロフネはご存知、東京マイルは鬼レベル。決して、不得手ということはないはず。近年は以外と前が止まらず、後方待機馬はリスクが伴うだけに、先行して安定した成績残し充実一途なこの馬を軸に据えたい。

 やはり地力ではゴールドドリーム。昨年のこのレースに加え、チャンピオンズCの覇者で、東京での実績も群を抜く。特に前走は前残りの流れを強烈に差し切っただけにその能力の高さは明白。出遅れによる大ポカがあるため、本命は譲ったが当然勝ち負け。

 唯一の4歳馬、サンライズノヴァ。外枠とはなったが、差し脚自慢のこの馬にとっては、この方が競馬はしやすいだろう。また、東京コースに実績がある点も心強い。今年を飛躍の年となるためにはここで無様なレースはできない。

 1頓挫空けのベストウォーリア。昨年の2着馬であり、このコース設定は得意の舞台。武蔵野Sでの敗戦を糧にここは調整してくるはず。8歳馬とはいえ油断は禁物。

 同じく8歳の古豪、アウォーディー。連勝時の勢いこそ失ったが、ずっと安定したレースぶりをみせている。まだまだ通用する地力を有しており、混戦で目。

 東京での実績不足を懸念して評価を落としたものの、充実の5歳馬、ケイティブレイブも押さえる必要があるだろう。自身で流れをコントロールできればチャンスもあるはず。

 サウンドトゥルーはまだ見限れない。自慢の末脚は鳴りを潜めているが、展開次第では上位食い込む余地はまだ残している。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

10=14
→16,15,04,02,05
(30点)
近年はすんなりの傾向が続くこのレース。ここはテイエムジンソクとゴールドドリームを素直に信頼。ヒモ争いは若干難しいところがあるが、この2頭からの3連単2頭軸マルチで十分だろう。低配当必至なので、金額にはメリハリをつけたい。
2017年2月19日(日) / 東京 1600m ダート・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 3  ◎ ゴールドドリーム  牡4 57 Mデム  1:35.1  2
2[5] 9  ○ ベストウォーリア  牡7 57 戸 崎  クビ    5
3[5] 10  ▲ カフジテイク    牡5 57 津 村  3/4     1
4[7] 13     エイシンバッケン  牡5 57 岩 田  1.1/4   8
5[6] 12     ニシケンモノノフ  牡6 57 横山典  1.1/4   14
6[8] 15     ケイティブレイブ  牡4 57  幸   ハナ    11
7[6] 11  △ ノンコノユメ    セ5 57 ルメー  クビ    4
8[1] 1  ☆ サウンドトゥルー  セ7 57 柴田善  ハナ    7
9[1] 2     ホワイトフーガ   牝5 55 蛯 名  1.1/4   10
10[4] 7     ブライトライン   牡8 57 石 橋  1/2     16
11[7] 14     キングズガード   牡6 57 藤岡佑  クビ    13
12[3] 6  △ モーニン      牡5 57 ムーア  クビ    3
13[8] 16     インカンテーション 牡7 57 藤岡康  2.1/2   15
14[2] 4  ☆ コパノリッキー   牡7 57 武 豊  クビ    6
15[3] 5     アスカノロマン   牡6 57 和 田  1/2     9
16[4] 8     デニムアンドルビー 牝7 55 内 田  1/2     12
  
払戻金 単勝 3 500円
    複勝 3 180円 / 9 180円 / 10 150円
    枠連 2-5 470円
    馬連 3-9 1470円 / 馬単 3-9 2520円
    3連複 3-9-10 2140円 / 3連単 3-9-10 9240円
    ワイド 3-9 550円 / 3-10 530円 / 9-10 430円
  

感想と言い訳?!

 もう4コーナーで勝利が予感できる横綱相撲でゴールドドリームが勝利。ベストウォーリアと叩き合いにはなりましたが、着差以上の安心感がありました。2着ベストウォーリアも衰え知らずの競馬っぷりで、おしい結果とはいえ、十分期待に応えてくれました。この両馬の1、2着は確定気味でしたので、直線では3着争いが気になる所でしたが、1番人気のカフジテイクが追い上げ入着で面目を保ちました。

 3連単1万円を割る堅い結果でしたが、◎-○-▲のド本線のため、幸先良い快勝となりました。

2017/2/19 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京
  • ダート
    1600m
    左回り

  • 見込み
スタートの斜めの芝コースが大きな特徴。芝適性があれば外枠有利。前半ラップは35秒台が通常で比較的早めに流れる。最後の直線も広くて長く、ダート戦では唯一といっていい差し馬でも勝負になるコース形態。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 サウンドトゥルー セ7 57.0 柴田善臣
1 02   ホワイトフーガ 牝5 55.0 蛯名正義
2 03 ゴールドドリーム 牡4 57.0 M.デムーロ
2 04 コパノリッキー 牡7 57.0 武豊
3 05   アスカノロマン 牡6 57.0 和田竜二
3 06 モーニン 牡5 57.0 ムーア
4 07   ブライトライン 牡8 57.0 石橋脩
4 08   デニムアンドルビー 牝7 55.0 内田博幸
5 09 ベストウォーリア 牡7 57.0 戸崎圭太
5 10 カフジテイク 牡5 57.0 津村明秀
6 11 ノンコノユメ セ5 57.0 ルメール
6 12   ニシケンモノノフ 牡6 57.0 横山典弘
7 13   エイシンバッケン 牡5 57.0 岩田康誠
7 14   キングズガード 牡6 57.0 藤岡佑介
8 15   ケイティブレイブ 牡4 57.0 幸英明
8 16   インカンテーション 牡7 57.0 藤岡康太
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
04はハナにはこだわらないが、それなりにペースは流れ、平均ペース。
信頼度
C
上位拮抗
新鋭、古豪揃うも歴戦の地力上位馬が揃った。広いコースも手伝って、波乱は少なそう。
予想本文 

~ 挑戦者へのエール ~
 前走敗れたとは言え、今の日本のダート界の中心ホースはアウォーディーだろう。だが、この馬はリアルスティールらとともにドバイWCへ直行することとなった。カリフォルニアクロームを倒し、世界一の座についた芦毛の怪物、アロゲートに挑むことになる。今年のフェブラリーSは同馬と凌ぎを削ったおなじみのメンバーが揃った。世界へ挑むライバルにエールを送る意味でも盛り上げてほしいところ。

 地方が主戦場のダートレース。中央の秋G1が中京に舞台を移したことで、東京のマイル戦となるこのレースの特殊性はさらに高まる。その中で東京コースに絶対の自信を持つゴールドドリームの中心は揺るぎない。前走は出遅れがあったとはいえ、不甲斐ない結果に終わったが、東京マイル戦なら負けられない戦いになる。

 相手候補にやや悩んだがベストウォーリアの安定感を買う。差し馬が台頭するイメージのある東京だが、意外と先行勢が残るのが近年の傾向。持ち前の先行力でしぶとく残ることを期待したい。前走のこのレース4着ではあったが、元来、東京の短距離戦の実績は優秀で、後は相手との力関係次第。

 このメンバーなら力量的にはトップクラスのカフジテイク。武蔵野Sでは本命馬に届かなかったとは言え、その強烈な末脚は目を見張るものがあり、以降のレースぶりでその高い地力も証明された。比較的逃げ馬が揃い、舞台は東京。ここはまず間違いなく差し込んでくるだろう。

 安定した成績は残すも今ひとつ抜けきれないノンコノユメ。出遅れ癖解消し、ある程度前につける競馬も覚えたが、どうにも爪の甘いところを見せる。ただ、このあたりで思い切った戦法をとってくる可能性もあり、少々不気味。距離短縮もプラス。

 連覇のかかるモーニンだが、最近は結果が伴わず、ここは再起図る一戦。状態はかなり良く、鞍上手替わりも手伝って復活の雰囲気も十分漂う。自分の競馬ができればその強さは折り紙つき。上位陣との差はほとんどない。

 控えることもできるため、同型の存在はそう気にならないはずのコパノリッキー。だが、それ以前に、近走の振るわぬ成績に、ここは自分との戦いとなろう。かつての相棒を背に、距離短縮の舞台で活路を見出したい。

 秋のチャンピオンズCではアウォーディーを直一気で急襲したサウンドゥルー。その後、注目された東京大賞典、川崎記念では勝つには至らなかったが、G1馬の貫禄は見せてくれた。距離短縮がプラスとはいえないが、ここも展開一つ。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

03=09
→10,11,06,04,01
(30点)

03=10
→09,11,06,04,01
(30点)
常連メンバーが揃ったとはいえ、その実力差は拮抗している。3連単を考慮した場合、多少ヒモに怖いところはあるが、およそ上位陣安泰のレースとなりそう。その中でも明け4歳、ゴールドドリームを中心視。東京マイルなら信頼できそうだ。ただ、相手は難しいところ。安定感を買ってベストウォーリアを対抗とし、3連単2頭軸マルチで勝負。カフジテイクに相手を変えるか、1頭軸マルチかで押さえとしておきたい。
2016年2月21日(日) / 東京 1600m ダート・左 / 晴・重 サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 14  ○  モーニン      牡4 57 Mデム  1:34.0  2
2[4] 7  ◎  ノンコノユメ    牡4 57 ルメー  1.1/4   1
3[2] 4      アスカノロマン   牡5 57 太 宰  アタマ  7
4[3] 5  ▲  ベストウォーリア  牡6 57 戸 崎  アタマ  3
5[3] 6  ☆  ロワジャルダン   牡5 57 横山典  クビ    6
6[7] 13      タガノトネール   セ6 57 柴田大  1.1/2   9
7[2] 3  ☆  コパノリッキー   牡6 57 武 豊  クビ    4
8[5] 9      モンドクラッセ   牡5 57 田 辺  3/4     10
9[8] 16      ローマンレジェンド 牡8 57 内 田  1/2     13
10[1] 2  △  ホワイトフーガ   牝4 55 大 野  1/2     5
11[5] 10     Bグレープブランデー 牡8 57 ヴェロ  アタマ  11
12[6] 11      スーサンジョイ   牡4 57 和 田  アタマ  8
13[8] 15      サノイチ      牡5 57 勝 浦  4      15
14[6] 12      マルカフリート   牡10 57 石 橋  3.1/2   16
15[4] 8      コーリンベリー   牝5 55 松 山  3.1/2   12
16[1] 1      パッションダンス  牡8 57 三 浦  大差    14
  
払戻金 単勝 14 510円
    複勝 14 180円 / 7 120円 / 4 420円
    枠連 4-7 530円
    馬連 7-14 680円 / 馬単 14-7 1510円
    3連複 4-7-14 3820円 / 3連単 14-7-4 16010円
    ワイド 7-14 320円 / 4-14 1690円 / 4-7 1070円
  

感想と言い訳?!

 そう何度もある訳がないと思いながらも、結局はミルコとルメールで決まってしまう。特に大舞台であればあるほど、そんな場面を何度も見せられてしまいます。勝ったモーニンは、正直ちょっと苦しいかもと思っていましたが、あざ笑うかのような好位抜け出しでの解消でした。追ってよく伸びるのは鞍上の力量のお陰でもあったでしょう。

 本命、ノンコノユメもいくらハイペースでも直線でのあの位置はとても難しいところで、3着すらないと思えました。しかしそこから強襲できるあたりさすがでした。ただ、前にもう一頭いたことが悔やまれるところでした。

 3着以下も混戦で概ね有力どころでしたが、アタマ差抜けだしたのはアスカノロマンでした。全くのノーマークでもなかったので、なんとか押さえてはおりましたが元返しが精一杯。素直にベストウォーリアで良かったんですけどね~(^^;

2016/2/21 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京
  • ダート
    1600m
    左回り

  • 見込み
スタートの斜めの芝コースが大きな特徴。芝適性があれば外枠有利。前半ラップは35秒台が通常で比較的早めに流れる。最後の直線も広くて長く、ダート戦では唯一といっていい差し馬でも勝負になるコース形態。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   パッションダンス 牡8 57.0 三浦皇成
1 02 ホワイトフーガ 牝4 55.0 大野拓弥
2 03 コパノリッキー 牡6 57.0 武豊
2 04   アスカノロマン 牡5 57.0 太宰啓介
3 05 ベストウォーリア 牡6 57.0 戸崎圭太
3 06 ロワジャルダン 牡5 57.0 横山典弘
4 07 ノンコノユメ 牡4 57.0 ルメール
4 08   コーリンベリー 牝5 55.0 松山弘平
5 09   モンドクラッセ 牡5 57.0 田辺裕信
5 10   グレープブランデー 牡8 57.0 ヴェロン
6 11   スーサンジョイ 牡4 57.0 和田竜二
6 12   マルカフリート 牡10 57.0 石橋脩
7 13   タガノトネール セ6 57.0 柴田大知
7 14 モーニン 牡4 57.0 M.デムーロ
8 15   サノイチ 牡5 57.0 勝浦正樹
8 16   ローマンレジェンド 牡8 57.0 内田博幸
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
HS
ハイスロー
馬場渋化が残り、先行有利のダート戦。先行勢の先手争いは激しさを増す。それでも前は止まりにくく、後方待機組ものんびりとは構えていられない。
信頼度
C
軸馬信頼
まだ、古馬陣の既成勢力と4歳馬との世代間の力関係は微妙。過信は禁物。
予想本文 

~ 三連覇 ~
 コパノリッキーが史上初の同一G1三連覇に挑む。過去挑んだメジロマックイーンやデュランダルなどと比べると申し訳ないがコパノリッキーでは小粒感は否めない。しかし実は、地方G1であれば、この記録は、アドマイヤドン(JBCクラシック)、ブルーコンコルド(南部杯)、ヴァーミリアン(JBCクラシック)、ホッコータルマエ(川崎記念)と多数いる。地方、中央の差があるとはいえ、ダートレースなら・・・。

 前走のチャンピオンSで、破竹の4連勝から一気に頂点を狙ったノンコノユメ。追い込み馬としては非常に厳しい条件ながら、内から馬群を捌いての2着は上出来。今回はそれ以来のぶっつけとなるが、予定通りのことで不安はない。得意の東京コースに戻り、ペースも早くなる見込みで、おあつらえ向きの条件が整った。ここは素直に本命として信頼したい。気になるのはやはり前日の雨による馬場状態。追い込み一手の不器用な脚質だけに、前が止まらない形になると届かないことも。確実に差し込みは期待できるが、頭までとなるとそのあたりにやや不安が残る。

 モーニンは2走前の武蔵野Sでノンコノユメに完敗している。今回も同じ東京コースとなると、やはり先行馬のこの馬としては少々分が悪い。勝利のみを考えるなら今回乗り方も変えてくる可能性があり、その点については期待と不安が半々といったところ。折り合いには多少難があるようなので、今回の早い流れは歓迎材料。あとは鞍上の手腕に期待。

 昨年このレース3着のベストウォーリア。少し間が空いたが、臨戦過程に特に不安はない。むしろ、フレッシュな状態である方が好結果を生んでいる。この馬は決して飛び抜けた存在ではないが、やはりマイルのダート戦なら安心してみていられる。特に左回りなら申し分なく、このレースと相性のいい南部杯を制していることも好感。

 牝馬だからと軽視していたサンビスタがチャンピオンSを勝った以上、同馬に5馬身差での勝利実績のあるホワイトフーガを軽く扱う訳にもいくまい。地方の牝馬限定戦が主戦場のため、今ひとつ力関係が把握しづらいが、少なくともこのメンバーなら十分通用するだけの力量があると思う。むしろ他馬との力関係よりもコースとペース適性がカギとなりそう。

 同一G1 3連覇の大偉業を目指すコパノリッキー。ここ2戦の敗退でトーンダウンするも、いずれも展開不向きで、得意の舞台での巻き返しは期待はできる。今回は行く馬がいるため、ハナ切る展開にはならないと思うが、従来どおり積極的には行くだろう。ペース的には不安要素もあるが、幸い足抜きよい馬場。うまく立ち回れば過去2年同様、後続完封は可能。状態も上向きだ。

 マイル戦は初めてとはなるが、中距離レンジでは安定勢力のロワシャルダン。1番人気を裏切った前走内容はともかく、今の充実ぶりなら大きく崩れることはなく連下には食い込み十分。このレースにおいて、マイル未経験は割引材料には違いないが、それでも期待を持てる馬。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭マルチ:

07
→14,05,02,03,06
(60点)
広い東京コース、湿り気の残る馬場を考慮すれば、波乱や紛れのない力通りの決着に収まる公算が高いと見る。とはいえ、その力関係こそ、簡単には推し量れないのが難しいところ。特に牝馬も交えた4歳勢がどこまで通用するかだが、やはり今後と今の勢いを買って、古馬勢を凌駕するとみる。その中でもエース的存在のノンコノユメを軸。相手を絞り、馬券的にはこの馬からの1頭軸マルチ馬券を推奨。
2015年2月22日(日) / 東京 1600m ダート・左 / 曇・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 4  ◎  コパノリッキー   牡5 57 武 豊  1:36.3  1
2[7] 14      インカンテーション 牡5 57 内 田  1/2     5
3[5] 10  △  ベストウォーリア  牡5 57 戸 崎  3/4     3
4[4] 7     Bグレープブランデー 牡7 57 北村宏  1/2     11
5[1] 1  △  ローマンレジェンド 牡7 57 岩 田  ハナ    4
6[6] 11  ◯  ワイドバッハ    牡6 57 蛯 名  ハナ    2
7[5] 9  ▲  サンビスタ     牝6 55 Cデム  1/2     6
8[3] 5  ☆  カゼノコ      牡4 57 浜 中  クビ    7
9[7] 13  ☆  ワンダーアキュート 牡9 57 ベリー  クビ    10
10[1] 2      コーリンベリー   牝4 55 松 山  アタマ  12
11[3] 6      ハッピースプリント 牡4 57 吉 原  クビ    8
12[8] 16      アドマイヤロイヤル 牡8 57 横山典  アタマ  14
13[8] 15      キョウワダッフィー 牡7 57 福 永  2.1/2   13
14[4] 8      レッドアルヴィス  牡4 57 勝 浦  アタマ  9
15[2] 3      シルクフォーチュン 牡9 57 江田照  3/4     16
16[6] 12      サトノタイガー   牡7 57 三 浦  ハナ    15
  
払戻金 単勝 4 210円
    複勝 4 130円 / 14 300円 / 10 190円
    枠連 2-7 1260円
    馬連 4-14 1570円 / 馬単 4-14 2100円
    3連複 4-10-14 3060円 / 3連単 4-14-10 12370円
    ワイド 4-14 650円 / 4-10 390円 / 10-14 1110円
  

感想と言い訳?!

 ハナを切ると思われたコーリンベリーの出遅れがありながらも、概ね順当に収まった結果となりました。特にコパノリッキーは着差以上に危なげない貫禄の勝利で2連覇を達成しました。不在だったホッコータルマエ、エアハリファとの再戦が楽しみになりました。

 さて、ヒモ争いの方は予想通り互角の大混戦となったのですが、インカンテーションに邪魔をされました。(笑)前2走いずれも落鉄での敗戦のため、怖いなぁとは思ってたのですが、手替わりを気にして評価を下げてました。それでもワイドバッハかサンビスタのどちらかが来てくれたら押さえてはいたんですが、この2頭は後方からの競馬となり、直線よく伸びては来たものの届きませんでした。このあたり、コーリンの逃げ失敗が影響したかもしれませんね。まぁ仕方ありません。

2015/2/22 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京
  • ダート1600m
    左回り

  • 見込み
コース図
スタートの斜めの芝コースが大きな特徴。芝適性があれば外枠有利。前半ラップは35秒台が通常で比較的早めに流れる。最後の直線も広くて長く、ダート戦では唯一といっていい差し馬でも勝負になるコース形態。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ローマンレジェンド 牡7 57.0 岩田康誠
1 02   コーリンベリー 牝4 55.0 松山弘平
2 03   シルクフォーチュン 牡9 57.0 江田照男
2 04 コパノリッキー 牡5 57.0 武豊
3 05 カゼノコ 牡4 57.0 浜中俊
3 06   ハッピースプリント 牡4 57.0 吉原寛人
4 07   グレープブランデー 牡7 57.0 北村宏司
4 08   レッドアルヴィス 牡4 57.0 勝浦正樹
5 09 サンビスタ 牝6 55.0 C.デムーロ
5 10 ベストウォーリア 牡5 57.0 戸崎圭太
6 11 ワイドバッハ 牡6 57.0 蛯名正義
6 12   サトノタイガー 牡7 57.0 三浦皇成
7 13 ワンダーアキュート 牡9 57.0 ベリー
7 14   インカンテーション 牡5 57.0 内田博幸
7 15   キョウワダッフィー 牡7 57.0 福永祐一
8 16   アドマイヤロイヤル 牡8 57.0 横山典弘
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MH
ミドル

本命馬より前に行く02の動向が気になるが、極端に飛ばす可能製は低く、例年並の平均ペースが濃厚。

信頼度
C
軸馬次第
良くも悪くも本命馬次第。一定以上の信頼は置けそうだが、万一、馬券にからまないようだと波乱も。
予想本文 

~ 一本かぶりの逃亡者 ~
 ダート王ホッコータルマエ不在で、常連の古豪メンバーにもやや陰り。新星出現ムードもなく小粒感は否めない今年のフェブラリーS。前年覇者コパノリッキーが昨年の16番人気から、一転、1番人気として主役を張る。当然ノーマークだった昨年とは異なり、各馬のマークは厳しくなる。連覇成すや成さざるや。

 さすがにこのメンバーならコパノリッキーが中心だろう。出遅れたチャンピオンズCでは、揉まれると力を出せない脆さを露呈した。続く東京大賞典でもホッコータルマエに適わず。そんな懐疑的な状況で望んだ東海Sだったが、実に素晴らしい内容だった。自分の形に持ち込めさえすれば、ここまで強いのかと改めて見直された。同型逃げ馬の存在と、マークされた状況での東京1600mという舞台設定は確かに危なげではあるが、他メンバーとは地力的な差があると断じた。ここは信用したい。

 このレースは追い込み一手では苦しいと知りつつ、それでも東京コースなら、ワイドバッハの走りはかなり魅力的な存在だ。東京コースでは常に1、2着争いをしており、6着に終わった中京のチャンピオンズCでも外から際立つ脚色を見せていた。当日は雨が降る可能性もあり、もし馬場が湿るようならしめたもの。届かない可能性はあるが、少なくとも確実に差し込んでくる末脚は脅威。

 牝馬でもサンビスタは侮れない存在であることは中央G1のチャンピオンズCで証明してみせた。牡馬相手でも臆することはないだろう。むしろ今回はマイルへの適性が鍵だが、牝馬らしい優れた瞬発力はこの距離でも大きな武器となるはず。中団からコンスタントに36秒台の脚を使えるので、堅実なレースを見せてくれるはず。強力な鞍上も頼もしい。

 対抗には古豪ローマンレジェンド。やはり年齢的な懸念はあったが、絶好調を思わせる調教内容でその不安も払拭。意外にも東京コースは初参戦となるが、左回りはこなせるので、それほど不安はない。時々のポカが気になるが、人馬ともの安定勢力。内枠を活かしての好走も期待でき、ここは外せない一頭。

 昨年、このレースで期待馬だったベストウォーリア。当時は惨敗を喫してしまったが、その後きっちり立て直しをみせた。昨年の惨敗以外、東京コースでの実績は申し分ないのだが、やはり距離的なリミットがあることも確か。馬券的取捨は当日のオッズ次第でもあるが有力馬の一角。

 ホッコータルマエを追い詰めた前走が光るカゼノコ。展開に左右されがちではあるが、ハマったときの末脚は脅威。初の東京コースも不安よりむしろ期待の方が上回る。4歳馬ゆえの上積みにも期待。

 帝王賞でコパノリッキーを破ったワンダーアキュート。9歳の老兵もまだまだ勝負になる。前走の敗戦で人気が落ちているが、大きく崩れておらずその地力は健在。複勝圏内を考慮すれば旨味。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

04=11
→09,01,10,05,13
(30点)
やはり、コパノリッキーの取捨がポイントとなる。絶対視ほどではないが、前走の内容ならひとまず信頼してよさそう。ただ、ヒモ争いは混戦で、対抗格の選出が難しい。強力な末脚が魅力のワイドバッハとの3連単2頭軸マルチ馬券を推奨とする。サンビスタやローマンレジェンドと相手を変えてもよいが、コパノを買う以上、割り切りも必要。
2014年2月23日(日) / 東京 1600m ダート・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13      コパノリッキー   牡4 57 田 辺  1:36.0  16
2[8] 15  ◎  ホッコータルマエ  牡5 57  幸   1/2     2
3[6] 11  △  ベルシャザール   牡6 57 Cデム  1.3/4   1
4[3] 6      ノーザンリバー   牡6 57 戸 崎  クビ    11
5[6] 12  ×  ブライトライン   牡5 57 福 永  クビ    7
6[2] 4  △  ワンダーアキュート 牡8 57 武 豊  ハナ    5
7[7] 14      ダノンカモン    牡8 57 三 浦  1.1/2   15
8[4] 7  ×  ニホンピロアワーズ 牡7 57 酒 井  ハナ    4
9[5] 10      ドリームバレンチノ 牡7 57 岩 田  クビ    13
10[1] 1  ▲  ゴールスキー    牡7 57 ベリー  3/4     6
11[4] 8     Bグランドシチー   牡7 57 リスポ  アタマ  14
12[2] 3      ソロル       牡4 57 ブノワ  クビ    10
13[1] 2  ○  ベストウォーリア  牡4 57 浜 中  ハナ    3
14[5] 9      アドマイヤロイヤル 牡7 57 四 位  ハナ    8
15[8] 16      シルクフォーチュン 牡8 57 横山典  1.3/4   9
16[3] 5      エーシントップ   牡4 57 内 田  8      12
  
払戻金 単勝 13 27210円
    複勝 13 3310円 / 15 140円 / 11 140円
    枠連 7-8 10560円
    馬連 13-15 84380円 / 馬単 13-15 256050円
    3連複 11-13-15 55360円 / 3連単 13-15-11 949120円
    ワイド 13-15 15760円 / 11-13 14890円 / 11-15 240円
  

感想と言い訳?!

 予想されたハイペースにはならず、落ち着いた流れとなりました。
ペースが緩くなったときには東京コースとはいえ、前が残る。道中そこまでは予測がつきましたが、まさか…のコパノリッキーの勝利でした。単勝最低人気のG1勝利は、サンドピアリス(1989年エリザベス女王杯)以来?と思ってましたが、ダイタクヤマト(2000年スプリンターズS)以来の13年ぶりとのこと。

 波乱とはいえ、後続には1,2番人気が揃って意地を見せてくれました。先行有利に流れた分、ホッコータルマエが先着しましたね。一応昨秋の仮を返しましたが、この馬はやはり勝たねばなりません。一方、期待したベストウォーリアは力は出せず。シルクフォーチュンなどもそうですが、末脚に賭けるタイプには厳しいレースでした。

2014/2/23 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京
  • ダート
    1600m
    左回り

  • 見込み
コース図
スタート直後に芝コース。その後は長い直線が続き、比較的力通りに決まる。ただし、ペースは速くなりがちで、その場合の差し馬の優位性は述べるまでもない。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ゴールスキー 牡7 57.0 F.ベリー
1 02 ベストウォーリア 牡4 57.0 浜中 俊
2 03   ソロル 牡4 57.0 G.ブノワ
2 04 ワンダーアキュート 牡8 57.0 武 豊
3 05   エーシントップ 牡4 57.0 内田 博幸
3 06   ノーザンリバー 牡6 57.0 戸崎 圭太
4 07 × ニホンピロアワーズ 牡7 57.0 酒井 学
4 08   グランドシチー 牡7 57.0 U.リスポリ
5 09   アドマイヤロイヤル 牡7 57.0 四位 洋文
5 10   ドリームバレンチノ 牡7 57.0 岩田 康誠
6 11 ベルシャザール 牡6 57.0 C.デムーロ
6 12 × ブライトライン 牡5 57.0 福永 祐一
7 13   コパノリッキー 牡4 57.0 田辺 裕信
7 14   ダノンカモン 牡8 57.0 三浦 皇成
8 15 ホッコータルマエ 牡5 57.0 幸 英明
8 16   シルクフォーチュン 牡8 57.0 横山 典弘
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
5が飛ばす展開。有力馬も先行揃いで、やはり流れが速くなることは必至。
信頼度
C
上位拮抗
古豪を含む安定勢力が存在するも抜けた馬は不在。一応は上位陣での争い濃厚も一穴を空けることは不可能ではない。
予想本文 

 秋のJCダートが形を変え、現在ダート路線には影の差す傾向にある。今年のフェブラリーSを見ても、よく言えば安定勢力、悪く言えば代わり映えのないメンバー。だが、個人的にはダートレースの中央G1は好みだ。地方、中央を織り交ぜた数多くの路線から、安定して高い実績を残している馬同士がこの舞台で雌雄を決するのはやはり興をそそる。

 地方では敵なしのホッコータルマエ。しかし、中央G1では1歩足らず、まだ勲章を手に入れることができていない。やはりネックとなるのは先行脚質。どうしても速い流れで広いコースとなる中央では、差し馬が有利。昨秋のJCダートはその典型と言って良いだろう。大外枠も気になるところだし、川崎記念を使ったことも負担は大きい。不安点を多く抱えるもの事実だが、それでも大きく崩れない高い地力がある。頭という要素は薄いが、連軸となる安定感を買っての本命。

 今回新星となりそうなのがベストウォーリア。2走前の武蔵野Sでのレースぶりは見事だった。ずっと前が塞がっていた状態で食い込んだ僅差3着。加えて勝ち馬は後のJCダートホース、ベルシャザール。自ずとその力量も知れよう。東京マイル戦は1800mをこなせるくらいの下地が必要なだけに、距離的にはギリギリ。ただ、それ以上にこのコースへの相性の良さと、何より前走をしっかりレコード勝ちしている点が期待を煽る。

 芝転向組ではゴールスキーもいる。差し馬のマイラーで、過去にはマイルCS3着の実績がある。やはり、中距離路線のダート専科の馬はどうしても先行レースになりがちで、差す競馬の経験が少ない。その点において、芝レース経験馬が僅かにすがれる武器となる。無論地方では関係ないが、中央、特に東京コースだと差せる競馬ができるのは大きい。事実、ここ3戦の東京コースでその相性の良さは証明済み。気性の難しさが玉に瑕だが、もう一花咲かせたいところ。

 昨秋のJCダートで、既成勢力を打ち破り、一気に頂点へと上り詰めたベルシャザール。芝からの転向をこれ以上無い形で成功を収めた。ダート一線級との力関係が問われた前走だったが、確かに展開が恵まれた点があったとはいえ、フロックとはとても思えず、トップクラスの地力を有することに異論はない。ただ、飛び抜けた実力差でもないはず。1番人気とぶっつけ本番となる点では、この評価あたりが妥当か。逆に騎手も変わって、G1連勝するようなら、今後はこの馬が中心となろう。

 もう8歳となるワンダーアキュート。よくもまぁ、ここまで安定して結果を残せるものだと、ただただ驚嘆するばかり。さすがにもう上積みは見込めないものの、依然、このメンバーでも有力候補の一角であることには変わりない。特に脚質に自在性があるだけに、中央G1レースでも安定した成績を残せる点が強み。しかも安定上位勢力にいながら、勝ち鞍が少ないせいか、いつも人気的には軽視されがち。そういう意味では連複の軸にもよさそう。

 こちらも古豪のニホンピロアワーズ。安定した成績は残すが、現行有力馬とは少し水を開けられた。しかし、前走東海Sでは、比較的貯める競馬をしていたところに新味。元々高い地力があるだけに、後からのレースができればこのレースなら面白い。

 前走根岸Sでは、1番人気に応えられず振るわなかったブライトライン。4着が2戦続き今ひとつ波に乗れないが、大きく負けていないのが救い。まだ見限れぬ。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

15=02
→01,11,04,07,12
(30点)
15=01
→02,11,04,07,12
(30点)
上位陣は安定しており、先行不利とはいえ、ホッコータルマエの安定感は信頼できる。おそらくこの馬からのながし馬券で問題なさそうだが、相手がベルシャザールだと配当的に旨味がない。上位陣安定とはいえ、今回印を打った馬の実力差は僅差とみる。ならば、比較的人気薄のベストウォーリアと、ゴールスキーの内枠2頭を相手に、3連単マルチながし勝負。

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bakusuinobitaです。
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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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