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2015年12月20日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系2歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 15  ○ リオンディーズ   牡2 55 Mデム  1:34.4  2
2[6] 11  ◎ エアスピネル    牡2 55 武 豊  3/4     1
3[7] 13     シャドウアプローチ 牡2 55 中 谷  4      11
4[3] 6  ☆ ユウチェンジ    牡2 55 川 田  クビ    10
5[6] 12  ▲ シュウジ      牡2 55 岩 田  ハナ    3
6[4] 8     ツーエムレジェンド 牡2 55 太 宰  クビ    13
7[5] 10     タイセイサミット  牡2 55 アッゼ  ハナ    8
8[2] 3  ☆ アドマイヤモラール 牡2 55 田 辺  1/2     9
9[4] 7  △ イモータル     牡2 55 武 幸  クビ    5
10[2] 4     コパノディール   牝2 54 小 牧  クビ    14
11[5] 9  △ ボールライトニング 牡2 55 蛯 名  2      4
12[7] 14  ☆ ハレルヤボーイ   牡2 55 浜 中  1.1/4   7
13[8] 16     スリラーインマニラ 牡2 55 和 田  1.1/2   15
14[1] 2     ショウナンライズ  牡2 55 池 添  2.1/2   6
15[1] 1     サイモンゼーレ   牡2 55  幸   1.1/4   16
16[3] 5     ウインオスカー   牡2 55 松 山  1/2     12
  
払戻金 単勝 15 590円
    複勝 15 180円 / 11 110円 / 13 780円
    枠連 6-8 460円
    馬連 11-15 520円 / 馬単 15-11 1340円
    3連複 11-13-15 8160円 / 3連単 15-11-13 38560円
    ワイド 11-15 260円 / 13-15 5170円 / 11-13 1610円
  

感想と言い訳?!

 武豊ジョッキーの前人未到G1完全制覇はもう目の前でした。完璧なレースぶりでこれは圧勝と思われたところを、やはりミルコ駆るリオンディーズが強襲しました。さすがに「もうやめてあげて~」としか言えませんでした。(笑)

 この2頭が前評判通り強い競馬をみせましたが、3着以下は混戦。鞍上手替わりで軽視してしまったシャドウアプローチが3着に入りました。全流し馬券を持っていたので、どうにか馬券はとれましたが、焦点は3着争いでしたので、予想としてはハズレですね。もしユウチェンジであれば、とんでもないことになってくれていたのに…残念っ!

2015/12/20 2歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   サイモンゼーレ 牡2 55.0 幸英明
1 02 ショウナンライズ 牡2 55.0 池添謙一
2 03 アドマイヤモラール 牡2 55.0 田辺裕信
2 04   コパノディール 牝2 54.0 小牧太
3 05   ウインオスカー 牡2 55.0 松山弘平
3 06 ユウチェンジ 牡2 55.0 川田将雅
4 07 イモータル 牡2 55.0 武幸四郎
4 08   ツーエムレジェンド 牡2 55.0 太宰啓介
5 09 ボールライトニング 牡2 55.0 蛯名正義
5 10   タイセイサミット 牡2 55.0 アッゼニ
6 11 エアスピネル 牡2 55.0 武豊
6 12 シュウジ 牡2 55.0 岩田康誠
7 13   シャドウアプローチ 牡2 55.0 中谷雄太
7 14 ハレルヤボーイ 牡2 55.0 浜中俊
8 15 リオンディーズ 牡2 55.0 M.デムーロ
8 16   スリラーインマニラ 牡2 55.0 和田竜二
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
12の出方が微妙もおそらくはハナを切る展開。それなりに流れるはずで、差し馬有利の流れ。
信頼度
B
軸馬信頼
本命馬の信頼度は高いも、他馬は混戦。ヒモ穴には注意が必要。
予想本文 

~ 最期に残した冠 ~
 武豊騎手がG1完全制覇に挑む。最期まで残ったG1は朝日杯FSとなった。これが意味するところは、強い馬には強い騎手が乗る。しかし、2歳という若駒では、まだその強さというものは未知であるということだろう。しかし、今年はエアスピネルというパートナーを得て、最高の舞台が整った。彼だけの記録ではなく、関係者が、ファンが共有できる大記録。やはり、ここまできたら見てみたいもの。

 不確定要素も多いだけに、圧倒的人気馬もあっさり負けるこのレースだが、エアスピネルはやはり一段上の存在か。新馬戦では後続引きつけ、差されそうなところでエンジンかけて突き放し、続く前走デイリー杯は横綱相撲の大楽勝。時計的な裏付けがあり、折り合いに不安もなく、好調も維持。現時点ではこれといったライバルもおらず、まるで武豊騎手の偉業をお膳立てするかのような際立つ存在。

 スペシャルウィーク産駒シーザリオを母に持つ、エピファネイアの半弟、リオンディーズ。1勝馬、それも人気を背負うだろうこの馬をこの評価に推すのは気が引けるが、本命馬に勝てるとするならやはりこの馬の素質に求めたい。デビュー戦は気性的に不安を残す内容で、その点が不安要素となるが、良血もうなずける期待を抱かせるスケールの大きな走りが印象に残った。特に後半の時計の速さは特筆もの。加えてこの人が乗るなら、この評価は仕方がない。そして大記録を阻むとするならば、やはりこの人のような気がする。

 実績的にはシュウジも黙ってはいない。前走、エアスピネルには完敗の形だが、ハナを切っての2着は死守は他馬には力の差をみせつけた感。果たして今回ハナを切るかは微妙だが、阪神マイルを考慮した際、脚質的なところと、血統的なところで少々不安は残るが、3番手評価に値する高い性能がある。

 前走の京王杯を完成度高い、きれいな勝ち方をしてみせたボールライトニング。前目につけ、早い脚であがる堅実タイプで、ここでも大きく着順を落とすことはなさそう。その分、インパクトには欠けるが、不安要素少なく十分上位が狙える存在。

 イモータルもスケールの大きさを感じさせる1頭。前走は少々窮屈な競馬になって脚を余してしまったが、それでもハナ差2着まで詰め寄った。マイルではまだ短い感もあるが、阪神コースならそれほど気にもならない。能力上位。

 前走鮮やかに押し切りを見せたショウナンライズ。押さえが効かないといった感じの早め先頭の競馬で、初となるマイル戦がどうかも、ダイワメジャー産駒らしい良い脚を長く使える競馬っぷりには好感が持てる。

 ハレルヤボーイは前走、東スポ杯で5着という結果も、直線はよく伸びていた。連続で33秒台で上がっており、パワーのいる阪神の外回りならさらに面白い。

 前走は不利がありながらも外からの差し脚に見るべきものがあったユウチェンジ。G1の速い流れに少々不安はあるが、混戦なら食い込みも。

 この馬にはやや短めの距離でも好走してみせたアドマイヤモラール。内枠と1ハロン伸びた距離で引き続き。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

11=15
→12,09,07,02,14,06,03
(42点)

昨年から阪神に変わってデータ的には乏しいも阪神外回りマイルなら、やはり波乱要素には乏しく、力のある差し馬が有利だろう。先行脚質ではあるがエアスピネルはやはり不動の軸馬とみる。他は横一戦で難しいところ。本命馬を凌駕する可能性に賭け、リオンディーズを対抗とする。

一応、推奨馬券としてはエアスピネル-リオンディーズの2頭軸マルチとはしたが、1,2番人気で旨味は少ない。そのため、実質はエアの1着固定のリオンの2,3着での流しが本線。ついで、1着リオン、2着エアを押さえとした3本まで絞り込みたい。その分、ヒモ相手は手広く全流しまで視野。

2015年12月13日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系2歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[1] 2  ◎  メジャーエンブレム 牝2 54 ルメー  1:34.5  1
2[7] 13  △  ウインファビラス  牝2 54 松 岡  2      10
3[6] 11  ○  ブランボヌール   牝2 54 岩 田  1.1/4   3
4[5] 10      ペプチドサプル   牝2 54 古 川  クビ    9
5[5] 9      アットザシーサイド 牝2 54 三 浦  ハナ    4
6[3] 5      ペルソナリテ    牝2 54 柴田大  3/4     15
7[8] 17  ☆  デンコウアンジュ  牝2 54 川 田  1.1/4   2
8[4] 7  △  クロコスミア    牝2 54 勝 浦  クビ    7
9[1] 1  ☆  アドマイヤリード  牝2 54 菱 田  クビ    6
9[7] 15  ☆  キャンディバローズ 牝2 54 アッゼ  同着    5
11[4] 8      メジャータイフーン 牝2 54 川 島  1/2     14
12[3] 6  ▲  メイショウスイヅキ 牝2 54 池 添  クビ    11
13[2] 4      クードラパン    牝2 54 田 辺  7      8
14[8] 18      メジェルダ     牝2 54 四 位  ハナ    12
15[6] 12      ウインミレーユ   牝2 54 松 山  ハナ    13
16[7] 14      ジェントルハート  牝2 54 藤岡康  2.1/2   16
17[2] 3     Bマシェリガール   牝2 54 横山典  大差    17
18[8] 16      キリシマオジョウ  牝2 54 小 牧  大差    18
  
払戻金 単勝 2 250円
    複勝 2 120円 / 13 460円 / 11 240円
    枠連 1-7 910円
    馬連 2-13 3500円 / 馬単 2-13 4950円
    3連複 2-11-13 7640円 / 3連単 2-13-11 2-13-11 39480円
    ワイド 2-13 1040円 / 2-11 440円 / 11-13 3140円
  

感想と言い訳?!

 差し馬有利なこの舞台で抜群のスタートを切ったメジャーエンブレムが先行押し切りを決めました。なかなか自分の形で持ち込んでの勝利は難しいかと思っていましたが、さすがにルメール騎手ですね。日本国内免許を持ってのG1勝利で、今後もどんどん勝利を積み重ねるでしょう。

 比較的人気薄だったウインファビラスが右回りで一変、2着に食い込みました。好調アピールしていたブランボヌールも面目保つ3着。それにしてもこの秋のG1シリーズは気持ち悪いくらいに馬券が当たります。ちょっと近年記憶にないくらいです。ドカンがなくて、堅めどころをコツコツではあるのですが。w 贅沢はいいません。

2015/12/13 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 アドマイヤリード 牝2 54.0 菱田裕二
1 02 メジャーエンブレム 牝2 54.0 ルメール
2 03   マシェリガール 牝2 54.0 横山典弘
2 04   クードラパン 牝2 54.0 田辺裕信
3 05   ペルソナリテ 牝2 54.0 柴田大知
3 06 メイショウスイヅキ 牝2 54.0 池添謙一
4 07 クロコスミア 牝2 54.0 勝浦正樹
4 08   メジャータイフーン 牝2 54.0 川島信二
5 09   アットザシーサイド 牝2 54.0 三浦皇成
5 10   ペプチドサプル 牝2 54.0 古川吉洋
6 11 ブランボヌール 牝2 54.0 岩田康誠
6 12   ウインミレーユ 牝2 54.0 松山弘平
7 13 ウインファビラス 牝2 54.0 松岡正海
7 14   ジェントルハート 牝2 54.0 藤岡康太
7 15 キャンディバローズ 牝2 54.0 アッゼニ
8 16   キリシマオジョウ 牝2 54.0 小牧太
8 17 デンコウアンジュ 牝2 54.0 川田将雅
8 18   メジェルダ 牝2 54.0 四位洋文
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
主外からの逃げ馬 2騎。長い直線をきらってスローになりがちなレースだが、今年は比較的早く流れそう。差し馬有利。
信頼度
D
混戦
キャリアが浅く実力差が不明。その上、抜けた馬もおらず、どの馬が来てもおかしくない。絞り込みはかなり至難。
予想本文 

~ 3:4:5:6 ~
 阪神1600mといえば、いまやディープインパクトの独壇場。しかし、今回はディープ産駒は3頭のみ。それを上回るステイゴールド産駒5頭、ダイワメジャー産駒4頭。その他が6頭しかいない。それにしても、「サンデーサイレンス恐るべし」を今更ながら感じる。

 折り合い不安という大きな不安を抱えながらもメジャーエンブレムの地力の高さを買う。どうにも抑えが効かないところがあり、力任せの競馬になりがち。特に前走は外枠ということもあって壁も作れず、道中そうそうにハナに立ったはいいが、東京の長い直線で捕まってしまった。だが、逆にあの展開でクビ差の2着は相当に高い能力の裏付けでもある。やはり、小さくまとまった馬よりもこの馬のスケールの大きさに食指が動く。

 相手にブランボヌール。血統からも距離に対する不安は残るが、そこは父ディープインパクトの適性に委ねたい。前走1番人気に応えられずの敗戦となったが、内容としては評価できるもの。ひと叩きされ、状態はさらに上向き。当然ながら巻き返しに期待したい。

 穴っぽいところを狙ってメイショウスイヅキはどうか。前走ファンタジーSは2番人気を裏切ったが、ここで変わってもおかしくない。父の血統が実績がなく、折り合いにも不安があるが、勝ちっぷりがいいので、一発は期待できそう。

 右回りに戻ってウインファビラスを見直したい。どうも走りっぷりから左回りは苦手なようで、それが前走の直線でのジリっぽさにつながったように思える。状態に不安なく、人気も落ちたところで右回りとなれば狙ってみたい一頭。

 クロコスミアはインパクトには乏しいものの、強いところで常に安定した成績を残しており、その地力と末脚は信頼に足るもの。1600~1800m経験があることも心強く、連下には絡んでくる可能性は高い。

 最内引いたアドマイヤリート。2走前のファンタジーSの敗戦内容が気がかりも、ひとまず前走を快勝してみせたことで持ち直した。中1週の強行ローテも好調キープ。

 ファンタジーSはスローの瞬発力勝負になりがちで、阪神マイルであるこのレースとの相性は今ひとつ。それでも勝ち馬たるキャンディバローズには敬意を払いたい。

 前走はやや展開に恵まれた感もあるが、外差し可能なデンコウアンジュも引き続き。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

02=11
→06,13,07,01,15,17
(36点)

とにかく混戦模様。ただ、軸馬としてはメジャーエンブレムで迷いはなかった。差し馬が圧倒的に強いこのレースで、前走同様、早め先頭となる不安はあるにはあるが、その展開でもどうにかしそうな能力の高さに賭けたい。ただ、それ以降の相手の取捨には迷いが生じるところ。やはり能力的にはブランボヌールが頭一つ上とみて、馬券はこの2頭からの2頭軸マルチながしで勝負。

ヒモはどの馬が来るかわからない。実力認めるも危険な人気馬として軽視したアットザシーサイド、抽選をくぐり抜けた強烈な末脚の持ち主ペプチドサプル、連勝馬クードラパンら、印が回らなかった馬も多士済々。可能なかぎり手広く押さえ、ヒモは全流しでもいいだろう。

2014年12月21日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 晴・稍重
サラ系2歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[1] 2  ☆ ダノンプラチナ   牡2 55 蛯 名  1:35.9  1
2[3] 6     アルマワイオリ   牡2 55 勝 浦  3/4     14
3[7] 14  ◎ クラリティスカイ  牡2 55 岩 田  3/4     3
4[1] 1  △ ネオルミエール   牡2 55 柴 山  3/4     6
5[6] 12     アクティブミノル  牡2 55 武 豊  アタマ  9
6[7] 15     タガノエスプレッソ 牡2 55 菱 田  1/2     7
7[8] 16  ○ ブライトエンブレム 牡2 55 田 辺  クビ    2
8[5] 9  ▲ アッシュゴールド  牡2 55 池 添  クビ    4
9[2] 3     コスモナインボール 牡2 55 柴田大  1.1/4   10
10[3] 5     タガノアザガル   牡2 55 四 位  1.1/2   18
11[4] 8  △ ナヴィオン     牡2 55 福 永  クビ    5
12[6] 11     ワキノヒビキ    牡2 55 北村宏  2.1/2   15
13[5] 10     ジャストドゥイング 牡2 55 川 田  2      13
14[4] 7     セカンドテーブル  牡2 55 戸 崎  3/4     11
15[2] 4     ケツァルテナンゴ  牡2 55 浜 中  1/2     12
16[8] 17     ペイシャオブロー  牡2 55 和 田  3.1/2   16
17[8] 18     メイショウマサカゼ 牡2 55 太 宰  5      17
18[7] 13  ☆ ペプチドウォヘッド 牡2 55 ムーア  大差    8
  
払戻金 単勝 2 460円
    複勝 2 190円 / 6 1060円 / 14 180円
    枠連 1-3 6160円
    馬連 2-6 14050円 / 馬単 2-6 20260円
    3連複 2-6-14 20560円 / 3連単 2-6-14 133570円
    ワイド 2-6 4030円 / 2-14 440円 / 6-14 4520円
  

感想と言い訳?!

 阪神マイルはやっぱりディープインパクト?!唯一のディープ産駒ダノンプラチナがあっさり勝利してしまいました。ここのところ、1番人気はずっと勝ててなかったんですが、ジンクスを破りました。内容も完勝といっていいものでした。距離が伸びてどうかは微妙なようなコメントがありましたが、この内容なら今後楽しみです。

 波乱を演出したのはアルマワイオリ。デイリー杯では4着でしたし、その上位馬が参戦されると注目度は低くなりますよね。でも、一応ヒモで押さえていたんです。そして3着にはクラリティスカイも来てるのに、2番軸が…ねぇ。

 今年はほんと調子が悪いです。オーラス有馬記念頑張ります。

2014/12/21 2歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り
  • 稍重
    見込み
コース図
やはり阪神マイル戦であれば全般的には差し馬有利。とはいえ、極端な追い込みは苦しい。前日の雨がどこまで残るかだが、力のいる馬場であることには違いない。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ネオルミエール 牡2 55.0 柴山雄一
1 02 ダノンプラチナ 牡2 55.0 蛯名正義
2 03   コスモナインボール 牡2 55.0 柴田大知
2 04   ケツァルテナンゴ 牡2 55.0 浜中俊
3 05   タガノアザガル 牡2 55.0 四位洋文
3 06   アルマワイオリ 牡2 55.0 勝浦正樹
4 07   セカンドテーブル 牡2 55.0 戸崎圭太
4 08 ナヴィオン 牡2 55.0 福永祐一
5 09 アッシュゴールド 牡2 55.0 池添謙一
5 10   ジャストドゥイング 牡2 55.0 川田将雅
6 11   ワキノヒビキ 牡2 55.0 北村宏司
6 12   アクティブミノル 牡2 55.0 武豊
7 13 ペプチドウォヘッド 牡2 55.0 ムーア
7 14 クラリティスカイ 牡2 55.0 岩田康誠
7 15   タガノエスプレッソ 牡2 55.0 菱田裕二
8 16 ブライトエンブレム 牡2 55.0 田辺裕信
8 17   ペイシャオブロー 牡2 55.0 和田竜二
8 18   メイショウマサカゼ 牡2 55.0 太宰啓介
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
差し有利は明白で、それゆえ積極的に動く馬も少なそう。マイル戦でもあり、ある程度は流れるも、スローに近い流れとなるか。
信頼度
C
混戦
有力馬の現時点での実力差は互角。一長一短あり、他馬にも付け入る隙がありそう。
予想本文 

~ 朝日杯?阪神?? ~
 中山の名物レースの2歳牡馬王者決定戦が阪神で行われることになった。朝日杯より数々のクラシックホースを輩出した暮れのラジオNIKKEI杯2歳ステークスが個人的には好きなレースだったのだが、こちらはホープフルSとして中山に移ることになった。いずれこちらもG1に昇格される可能性もあり、今後この朝日杯FSはどうなってしまうのか少々気になるところ。

 各馬横一線の状況だが、クラリティスカイを本命視する。前走、いちょうSのレースレベルはそれなりに高く、そこでの2馬身差レコード勝ちは見事。ある程度の先行力もあり、湿った馬場もこなせるパワーもある。阪神の外回りならじっくりと構えることもできよう。地力的には少し決め手に欠ける面も否めないが、鞍上含め、どのような展開になろうとも対応できる安心感にここは乗っかってみる。

 先の阪神JFで好走したレッツゴードンキを、札幌2歳Sで子供扱いしたブライトエンブレム。札幌の小回りコーナーを、外を回しながら短い直線だけで差し切った瞬発力は相当の地力の高さを窺えた。阪神コースであることを踏まえると純然マイラーよりも早くから中距離を経験していることも好ましい。ただ、気になるところは2戦連続のスタートミス。今後の矯正課題ではあるが、少し開いたレース間隔が吉凶どちらに転ぶか。

 オリエンタルアートにステイゴールド。言わずと知れたオルフェーブルの全弟、アッシュゴールド。鞍上も池添騎手となると否応なく期待感が集まる。兄同様、現段階ではまだまだ発展途上の状態だが、前走では良い切れを披露。比較的前で競馬ができたのも収穫で、さらなる上積みも見込めそう。地力がストレートに問われる阪神に変わったこともプラス。積極的に狙いたいところではあるが、いかんせん人気を必要以上に背負うだけに軸には難しいところ。

 デイリー杯2歳Sでは2馬身空けられた3着と1番人気に応えられなかったナヴィオン。ただ、競馬ぶりには上達の跡。完全なスローペースの中、ある程度前に進める対応を見せ、これまでの後方一気だけの脚質から完全に脱却したと言えよう。デイリー杯自体のレースレベルに疑問が残るため、この評価に留めたが、状態はすこぶる良さそう。

 やや地味ながらネオルミエールも十分主役候補の一角。前走いちょうSでは、勝ったクラリティスカイより速い脚で追い上げての2着。勝ち馬には着差を広げられたものの、十分次に繋がる内容だった。前走2着ということで比較的人気的な旨味もあり、内枠活かせば逆転の目。

 ここ2戦、東京コースで圧勝し、1番人気が予想されるダノンプラチナ。2歳の牡牝で、2週連続蝦名騎手騎乗のディープ産駒という出来すぎの結果もなくはなさそう。だが、今年からこのレースは関西に舞台を移す。印的には関東馬には少し遠慮してもらった。

 一介のダート馬とは侮れぬペプチドウォヘッド。これまでの勝ちっぷりがよく、芝もこなせそうな走法。加えて馬場が重くなるようなら、さらに好都合。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

14=16
→09,08,01,02,13
(30点)

14=09
→16,08,01,02,13
(30点)
2歳戦線はここまでに至るトライアル戦が、重賞が増えたことにより多岐に渡った。それゆえ判断も難しいところだが、いちょうS勝ちのクラリティスカイを最上位評価とした。ただ、他有力馬も差は僅かで、どこからでも狙える状況。上位ボックス馬券も考えたが、ヒモ穴に旨味もありそうなので、やはり2頭軸マルチで手広く。
クラリティスカイから、ブライトエンブレム、アッシュゴールドと相手を変えてのながし馬券で挑みたい。
2014年12月14日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系2歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 16  △  ショウナンアデラ  牝2 54 蛯 名  1:34.4  5
2[6] 11  ▲  レッツゴードンキ  牝2 54 浜 中  1/2     2
3[2] 4  ☆  ココロノアイ    牝2 54 横山典  1/2     4
4[8] 18      ムーンエクスプレス 牝2 54 松 山  3/4     12
5[2] 3      アルマオンディーナ 牝2 54  幸   クビ    11
6[3] 5      スマートプラネット 牝2 54 酒 井  3      13
7[7] 15  ☆  レオパルディナ   牝2 54 武 豊  1/2     7
8[1] 1  ◎  ロカ        牝2 54 和 田  クビ    1
9[4] 8      オーミアリス    牝2 54 国分優  1/2     8
10[7] 13  ○  コートシャルマン  牝2 54 川 田  3/4     3
11[7] 14      ダイワプロパー   牝2 54 高 倉  ハナ    15
12[6] 12      カボスチャン    牝2 54 嘉 藤  1.3/4   14
13[8] 17      ダノングラシアス  牝2 54 ビュイ  クビ    6
14[5] 10      クールホタルビ   牝2 54 小 牧  2      9
15[5] 9      アローシルバー   牝2 54 藤 田  1.3/4   18
16[1] 2      エフェクト     牝2 54 藤岡佑  1.1/2   16
17[3] 6      トーセンラーク   牝2 54 四 位  1.1/4   10
18[4] 7     Bアカリアイドル   牝2 54 国分恭  2      17
  
払戻金 単勝 16 980円
    複勝 16 260円 / 11 170円 / 4 230円
    枠連 6-8 1130円
    馬連 11-16 2200円 / 馬単 16-11 5110円
    3連複 4-11-16 3530円 / 3連単 16-11-4 22780円
    ワイド 11-16 780円 / 4-16 990円 / 4-11 570円
  

感想と言い訳?!

 まず、本命ロカについてですが、やはり切るべき本命馬だったことをかなり悔いました。前走もやってたので多少出遅れも想定してましたが、ド派手な出遅れ。その後もかかってドタバタした挙げ句、外を回してジ・エンド。キャリアの浅さが響きました。いや・・・平凡な時計でスローの上がりの早さだけに目を奪われてしまったミスですかね。これを危険な本命馬として切れないと今後しんどいです。(でも、あのデビュー戦を見せられるとなぁ・・・w)終わってからはすべてが負け惜しみ。せめてこれで終わることなく、今後は立て直してほしいです。

 同じように出遅れながら好対照だったのが勝ったショウナンアデラ。じっと待機し、レッツゴードンキが抜け出して完全に勝ったと思う位置から突然グンと伸びて勝利をかっさらいました。これがディープインパクトの血か・・・と思い知らされる勝ちっぷりでした。お見事です。

2014/12/14 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
長い直線と急坂。コースも広く、展開、枠順による有利不利は少ない。とはいえ、極端な追い込みはやはり厳しい。総じては力通りに決まりやすいコース設定。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ロカ 牝2 54.0 和田竜二
1 02   エフェクト 牝2 54.0 藤岡佑介
2 03   アルマオンディーナ 牝2 54.0 幸英明
2 04 ココロノアイ 牝2 54.0 横山典弘
3 05   スマートプラネット 牝2 54.0 酒井学
3 06   トーセンラーク 牝2 54.0 四位洋文
4 07   アカリアイドル 牝2 54.0 国分恭介
4 08   オーミアリス 牝2 54.0 国分優作
5 09   アローシルバー 牝2 54.0 藤田伸二
5 10   クールホタルビ 牝2 54.0 小牧太
6 11 レッツゴードンキ 牝2 54.0 浜中俊
6 12   カボスチャン 牝2 54.0 嘉藤貴行
7 13 コートシャルマン 牝2 54.0 川田将雅
7 14 ダイワプロパー 牝2 54.0 高倉稜
7 15 レオパルディナ 牝2 54.0 武豊
8 16 ショウナンアデラ 牝2 54.0 蛯名正義
8 17   ダノングラシアス 牝2 54.0 ビュイッ
8 18   ムーンエクスプレス 牝2 54.0 松山弘平
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
ここまでのトライアルではスローが多いが、さすがにG1ともなると、ペースは速くなる。2歳牝馬にとって1600mあたりだと掛かる馬も現れそう。
信頼度
D
混戦
思わぬ穴馬出現も十分にありえる情勢で過信は禁物。
予想本文 

~ 次代の女傑探し ~
 昨今の牝馬の活躍を思えば、やはり気になるジュベナイルF。今年は小粒なメンバーに思えるが果たして・・・。

 キャリア1戦。新馬戦のみながらその残したインパクトは強烈だったロカ。先行有利な展開にもかかわらず、33.2の末脚であっという間に先行勢を抜き去った。1800mという中距離レンジをこなし、ディープインパクトの牝系で大物感十分。たった1戦の判断、それも1番人気ともなると、さすがに中心視は躊躇してしまうが、このメンバーでマギレの少ない阪神外回りなら、本命に据えたい。それだけの説得力のある内容だった。

 中京デビュー後、少し空けて望んだりんどう賞を人気に応えたコートシャルマン。着差は僅かだったものの、この舞台への適性を期待させる余裕のある内容。一叩きの効果もあってか、調教過程も好ましく、伸びる距離もそれほど心配なさそう。

 札幌2歳Sで好走したレッツゴードンキは、続くアルテミスSでも敗れたとはいえ、ゴール前猛追をみせる十分な内容を見せた。位置取りが後すぎたためのもので力上位であることは十分みてとれた。ここでも当然有力馬の一角を担う存在。

 未知の部分が多分にあるものの、ショウナンアデラはやはりディープ産駒としての怖さがある。レースレベルは決して高いものではないが、先行して速い脚を有しており、レース上手でまとまりがよい。ここでも無難にまとめてきそう。

 ココロノアイはスタート後の行き脚がつかず後手を踏んでばかり。前走も出遅れがあり、しかも道中では先団にとりつくまでにかかってしまった。それでも勝ったという点はその能力を認めざるを得ない。

 前走、ファンタジーSでは敗れたものの悲観するような内容ではなかったレオパルディナ。差せる競馬ができることで距離への目処も立った。

 穴ではダイワプロパー。前走は大敗したが超スローの前残りの競馬。展開かわって見直しも。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

01=13
→11,16,04,15,14
(30点)

01=11
→13,16,04,14,14
(30点)
小粒なメンバーとはいえ、コートシャルマン、レッツゴードンキ辺りは一定の信頼の置ける存在。ロカは1戦だけの怖さがあるが、このメンバーでは突き抜けた力を持つ可能性に魅力があり、こちらを本命とした。ロカを軸にコートシャルマン、レッツゴードンキからの2頭軸マルチながし。
ただ、他馬に関して言えば力関係の比較が難しく、他にもエフェクトやムーンエクスプレスなど気になる馬もちらほら。できれば手広く押さえておきたいところ。
2013年12月15日(日) / 中山 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系2歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 6  ▲ アジアエクスプレス 牡2 55 ムーア  1:34.7  4
2[6] 11  × ショウナンアチーヴ 牡2 55 後 藤  1.1/4   6
3[7] 14  ○ ウインフルブルーム 牡2 55 和 田  クビ    5
4[2] 4  △ マイネルディアベル 牡2 55 Mデム  1.1/4   9
5[2] 3  ◎ アトム       牡2 55 川 田  ハナ    1
6[8] 16     ショウナンワダチ  牡2 55 北村宏  1/2     7
7[7] 13  △ プレイアンドリアル 牡2 55 柴田大  アタマ  2
8[3] 5  × サトノロブロイ   牡2 55 松 田  1      10
9[5] 10     グリサージュ    牝2 54 江田照  アタマ  12
10[1] 1     ベルカント     牝2 54 武 豊  クビ    3
11[5] 9  × ツィンクルソード  牡2 55 福 永  クビ    8
12[8] 15     ハイアーレート   牡2 55 吉田豊  1.3/4   15
13[6] 12     アポロスターズ   牡2 55 勝 浦  3/4     14
14[4] 8     ニシノデンジャラス 牡2 55 田 辺  5      13
15[4] 7     エルカミーノレアル 牡2 55 川 須  クビ    11
16[1] 2     テイエムキュウコー 牡2 55 三 浦  5      16
  
払戻金 単勝 6 870円
    複勝 6 390円 / 11 470円 / 14 400円
    枠連 3-6 4160円
    馬連 6-11 7710円 / 馬単 6-11 13000円
    3連複 6-11-14 27430円 / 3連単 6-11-14 162960円
    ワイド 6-11 2400円 / 6-14 1890円 / 11-14 2060円
  

感想と言い訳?!

 やはりこのレースは外国人ジョッキーなんでしょうか。ムーア騎手駆るダート無敗馬アジアエクスプレスが完勝でした。4着、M.デムーロのマイネルディアベルも好走といっていいでしょう。

 また、これだけきれいに印並べて、肝心の◎本命アトムが5着。概ね予想通りなのに肝心の軸馬を間違えました。もったいない。ちょっと窮屈な競馬になってしまいましたね。

2013/12/15 2歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
スタートすぐのコーナー。その後は長い下り。先行激化必至だが、最後には急坂。差し馬有利には違いないが、直線は短く、外も回れぬジレンマを抱える。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ベルカント 牝2 54.0 武 豊
1 02   テイエムキュウコー 牡2 55.0 三浦 皇成
2 03 アトム 牡2 55.0 川田 将雅
2 04 マイネルディアベル 牡2 55.0 M.デムーロ
3 05 × サトノロブロイ 牡2 55.0 松田 大作
3 06 アジアエクスプレス 牡2 55.0 R.ムーア
4 07   エルカミーノレアル 牡2 55.0 川須 栄彦
4 08   ニシノデンジャラス 牡2 55.0 田辺 裕信
5 09 × ツィンクルソード 牡2 55.0 福永 祐一
5 10   グリサージュ 牝2 54.0 江田 照男
6 11 × ショウナンアチーヴ 牡2 55.0 後藤 浩輝
6 12   アポロスターズ 牡2 55.0 勝浦 正樹
7 13 プレイアンドリアル 牡2 55.0 柴田 大知
7 14 ウインフルブルーム 牡2 55.0 和田 竜二
8 15   ハイアーレート 牡2 55.0 吉田 豊
8 16   ショウナンワダチ 牡2 55.0 北村 宏司
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
短距離路線組がカギ。特に最内01が逃げる展開も、スピードで押し切るか、距離を考慮で控えるかの鞍上の判断に依存されそう。
信頼度
D
混戦
若駒のレースだけに材料が乏しい。無敗の人気馬も少なく、どの馬にもチャンスはありそう。
予想本文 

 牝馬が参戦するという一風変わった今回の朝日杯フューチュリティS。しかも重賞勝ち馬もその牝馬のうちの一頭。無敗馬も少なく、いささかG1と呼ぶにはいささか興を削がれるメンバーではあるが、ここから出世してゆく登竜門であるこも相違ない。

 一抹の不安を抱えつつも、安定感を買ってアトムを本命。地力的には他馬とも差を感じないが、トータルバランスが優秀。前走のデイリー杯では、先行するホウライアキコを捉えきれずの敗戦だが、レコード決着のもの。中団中目から差せる脚質でもあり、勝ち負けはともかく、上位好走する可能性はかなり高そう。

 金髪で大流星という派手な出で立ちのウインフルブルーム。一生懸命に走るタイプだが、反面、行きたがるところがある点が気に掛かる。控える競馬も可能なはずだが、G1の舞台でどこまで我慢してレースできるかが最大のポイントとなりそう。坂のある阪神コースでの実績が光るし、地力は高いものがあると感じる。

 ダート戦からいきなりの芝転向となるアジアエクスプレス。十分芝もこなせる走法ではあるが、やはりこればかりは実際走ってみないとわからない。ここまでの勝ちっぷりがすごいので、それゆえに大きな期待感と逆に怖さも残る。しかしオッズ的には勝負していいだけの旨味はあるとみる。

 このレースとの連動性が高い東スポ杯組。このレースを2着したプレイアンドリアルはレベル的にはこのメンバーでトップといってもよいだろう。敗れたとはいえ、先団から速い脚を繰り出し、レコード決着のクビ差。地方馬であるヒケ目が感じさせない内容だが、その1戦のみで背負う人気の高さを嫌い、やや控えめな評価とした。

 各馬の力関係が均衡してるなら、騎手の技量大きくなってくる。ならば、M.デムーロ駆るマイネルディアベルがクローズアップされてくる。鞍上だけでなく馬の方も軽視はできず、6戦と多いキャリアの中、着々と地力強化を感じる足跡。

 他馬も展開ひとつといったところだが、まだ底みせていない感のあるツインクルソード、中距離ローテに好感もてるサトノロブロイ、距離不安も安定した末脚のあるショウナンアチーヴをヒモ候補に加えておく。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着流し:

03
→14,06,13,04,09,05,11
(42点)
2着流し:
03
→14,06,13,04,09,05,11
(42点)
今回のメンバーで2頭軸固定は難しい。安定感を買ってアトムを本命とはしたが、対抗馬の固定ができそうにない。堅くいくならアトムを頭とした3連複馬券が適当だろう。ただ、それでは得られる利も少ないので、個人的には3連単、アトムからの1、2着ながしで勝負したい。
2013年12月8日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 曇・良
サラ系2歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 8     レッドリヴェール  牝2 54 戸 崎  1:33.9  5
2[5] 10  ○ ハープスター    牝2 54 川 田  ハナ    1
3[3] 6     フォーエバーモア  牝2 54 蛯 名  クビ    8
4[6] 12  × クリスマス     牝2 54 Mデム  1.1/2   7
5[7] 13  ◎ マーブルカテドラル 牝2 54 田 辺  1.1/4   4
6[4] 7     マジックタイム   牝2 54 後 藤  アタマ  6
7[8] 18  × ホウライアキコ   牝2 54 和 田  アタマ  2
8[8] 16  × モズハツコイ    牝2 54 バルザ  3.1/2   10
9[1] 1  ▲ レーヴデトワール  牝2 54 福 永  アタマ  3
10[7] 15  △ グランシェリー   牝2 54 浜 中  1.1/4   9
11[5] 9     エクスペリエンス  牝2 54 四 位  クビ    18
12[8] 17     ダイヤモンドハイ  牝2 54 武 幸  1.3/4   11
13[7] 14     スイートガーデン  牝2 54 太 宰  クビ    17
14[6] 11     ヤマニンアリエッタ 牝2 54 高 倉  1/2     16
15[1] 2     トーセンシルエット 牝2 54 江田照  1.1/2   12
16[2] 3     マイネグラティア  牝2 54  幸   2.1/2   15
17[3] 5     ニホンピロアンバー 牝2 54 酒 井  5      14
18[2] 4     メイショウアサツユ 牝2 54 池 添  大差    13
  
払戻金 単勝 8 1460円
    複勝 8 340円 / 10 120円 / 6 460円
    枠連 4-5 670円
    馬連 8-10 1240円 / 馬単 8-10 4250円
    3連複 6-8-10 6220円 / 3連単 8-10-6 42130円
    ワイド 8-10 570円 / 6-8 2660円 / 6-10 860円
  

感想と言い訳?!

 レッドリヴェールにはちょっとダマされたっ!!感が…w。マイナス8キロの418キロではとても買えないなぁと軽視したら、見事な勝利です。札幌2歳Sとこの勲章を合わせれば、世代代表馬を自負できる立派な実績です。

 1番人気、ハープスターは猛追し、最後は狭いところをこじ開けての届かず2着。十分凄みは見せたと言える内容で、ある意味勝ち馬よりも目立ったといえるでしょう。今後楽しみの持てる内容です。

 3着にフォーエバーモアが入り、終わってみれば結局(旨味のない?!)無敗馬決着となりました。後はクリスマスがハナきれず、後方からの競馬で道中ははやくも鞭の入る始末で、絶対ダメだと思っていたら、4着まで突っ込んできました。実におそろしい。

2013/12/8 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
ある程度ペースが落ち着いたとしても、やはり差し馬有利は変わりない。ゴール前の急坂もポイントで適性が問われる。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 レーヴデトワール 牝2 54.0 福永 祐一
1 02   トーセンシルエット 牝2 54.0 江田 照男
2 03   マイネグラティア 牝2 54.0 幸 英明
2 04   メイショウアサツユ 牝2 54.0 池添 謙一
3 05   ニホンピロアンバー 牝2 54.0 酒井 学
3 06   フォーエバーモア 牝2 54.0 蛯名 正義
4 07   マジックタイム 牝2 54.0 後藤 浩輝
4 08   レッドリヴェール 牝2 54.0 戸崎 圭太
5 09   エクスペリエンス 牝2 54.0 四位 洋文
5 10 ハープスター 牝2 54.0 川田 将雅
6 11   ヤマニンアリエッタ 牝2 54.0 高倉 稜
6 12 × クリスマス 牝2 54.0 M.デムーロ
7 13 マーブルカテドラル 牝2 54.0 田辺 裕信
7 14   スイートガーデン 牝2 54.0 太宰 啓介
7 15 グランシェリー 牝2 54.0 浜中 俊
8 16 × モズハツコイ 牝2 54.0 M.バルザロ
8 17   ダイヤモンドハイ 牝2 54.0 武 幸四郎
8 18 × ホウライアキコ 牝2 54.0 和田 竜二
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
これといって行く馬が不在で、この距離にしては比較的ゆったり流れそう。 とはいえ、2歳牝馬戦ゆえ、かかる馬も少なからず出てきそう。
信頼度
D
混戦
1人気馬は休み明け、他馬の力関係も計れず混戦模様。波乱要素も内在。
予想本文 

 まだこれといった中心馬が確定しておらず混沌としている阪神ジュベナイルF。牝馬と言えば関西馬も昔の話。今年のメンバーは関東馬も負けていない情勢。まだ力関係が明瞭出ない中の予想は至難を極めるが、どうしても人気となる無敗馬に対しての見極めがポイントとなりそう。

 マーブルカテドラルの脚質はこのレースでは理想的と言えよう。中団につけ、そこから速い脚が繰り出せる。今回は関西遠征となるため馬体チェックは必要だが、相手が揃ったここでも良い勝負ができそうだ。ハイレベルといわれた新潟2歳Sでは確かに5着に破れてはいる。しかしその後レースを重ねることで、脚質に幅が出てきた。ローテ的にも好感だし、今の順調度を買いたい。

 前走、新潟2歳Sのレース内容は秀逸で、1番人気は順当と思うハープスターではあるが、やはり3ヶ月明けは気になる材料。この時期の牝馬にとって3ヶ月の実戦離れは相当大きい。現状、100%の状態は望めないだろう。他馬が積み重ねた上積みとの差し引きを考慮すれば、普通は手が出せないのだが、あの調教を見せられては考えも変わる。じっくりと乗り込まれ、今は古馬OP馬に先着するほど。ここを難なく勝利するようなら相当の器だろう。

 阪神コースの経験がないだけに、坂のあるコース対応の懸念は残るが、レーヴデトワールも、脚質、枠順と理想的な要素が揃っている。敗戦経験があるのも、人気的には逆に旨味がある。牝馬のマイル戦はおまかせの鞍上でもあり、安定したレース振りが期待できそう。ローテーション的には詰まっているので、当日の馬体減には注意。

 このメンバーでの実力は未知なところがあるが、一叩きされたグランシェリーが人気的にも面白そう。マイルは初経験となるが追い切りではよく動いており、何より阪神向きのパワータイプ。あっと言わせる下地はある。

 ファンタジーS 2着のモズハツコイも軽視できない存在。すでに有力他馬との勝負付けが済んでいるといえる実績だが、前走のレースぶりには見るべきものがあった。引き続き同鞍上ということもあり、1票投じておきたい。

 持てるスピードを考慮すれば、もっと評価を高めて良いホウライアキコ。ただ、やはり先行脚質と大外枠はいただけない。地力的に無視はできぬがここは押さえまでとした。

 復帰初戦の大敗は気になるところだが、クリスマスの巻き返しはないだろうか。アルテミスSでは1番人気を裏切る形になったが、一概に距離とはいえないだろう。ただ今回は場合によってはハナを切る展開。このレースで逃げ切るのは至難といえ、鞍上の手腕に託すことになる。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=10
→01,15,16,18,12
(30点)
ハープスターが前評判通りの強さを見せるかどうかがポイントとなる一戦だが、正直その判断は難しいところ。
順調度を信頼し、マーブルカテドラルを上位評価にした。馬券はこの2頭からの3連単マルチながし。
信頼度が低いレースでもあるし、あまり手を広げたくないところではあるが、高配狙いならマーブルーレーヴのマルチながしも悪くはないだろう。
2012年12月16日(日) / 中山 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系2歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 14  △ ロゴタイプ     牡2 55 Mデム  1:33.4  7
2[3] 5  ◎ コディーノ     牡2 55 横山典  クビ    1
3[2] 3  ▲ ゴットフリート   牡2 55 スミヨ  2.1/2   3
4[6] 12  × フラムドグロワール 牡2 55 ウィリ  3/4     5
5[4] 7     ティーハーフ    牡2 55 武 豊  クビ    6
6[8] 16     ノウレッジ     牡2 55 蛯 名  クビ    10
7[3] 6  ○ ラブリーデイ    牡2 55 ルメー  クビ    4
8[5] 9  △ エーシントップ   牡2 55 浜 中  クビ    2
9[4] 8     クラウンレガーロ  牡2 55  幸   ハナ    8
10[1] 2     ネオウィズダム   牡2 55 柴田善  1/2     12
11[6] 11     アットウィル    牡2 55 岩 田  クビ    13
12[1] 1  × ザラストロ     牡2 55 松 岡  クビ    11
13[2] 4  × テイエムイナズマ  牡2 55 池 添  1.1/2   9
14[7] 13     ディアセルヴィス  牡2 55 勝 浦  3/4     16
15[5] 10     ワキノブレイブ   牡2 55 福 永  クビ    15
16[8] 15     マイネルエテルネル 牡2 55 柴田大  1.1/4   14
  
払戻金 単勝 14 3450円
    複勝 14 450円 / 5 110円 / 3 280円
    枠連 3-7 1380円
    馬連 5-14 1560円 / 馬単 14-5 7770円
    3連複 3-5-14 4530円 / 3連単 14-5-3 54880円
    ワイド 5-14 660円 / 3-14 2270円 / 3-5 360円	
  

感想と言い訳?!

 うーむ。。。いつもなら1着固定とはいえ、こっそり2着ながしも押さえたりするんですが・・・。
大本命馬の鞍上には名手ながらもシルバーコレクター。そしてその大本命馬には外国人ジョッキーが駆る有力馬がとりまく。そんなどこかミエミエの状況を逆に嫌ってしまい、頑固に頭固定で勝負した結果、コディーノはクビ差に散りました。道中早い流れに巻き込まれたのは事実だが、それでもあの展開ならあっさりと勝つとおもったのですが・・・。

 それにしてもデムーロ騎手はすごいですね。ロゴタイプは十分に警戒していましたが、それでもコディーノと叩き合いに持ち込んだ挙げ句、そのままねじ伏せてしまうとは恐れ入りました。

2012/12/16 2歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
基本的には内枠先行が有利なコース形態。とにかく急坂があるとは言え、直線は短い。コーナーでの位置取りは、勝ち負けを決定づける大きなファクターとなりうる。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 × ザラストロ 牡2 55.0 松岡 正海
1 02   ネオウィズダム 牡2 55.0 柴田 善臣
2 03 ゴットフリート 牡2 55.0 スミヨン
2 04 × テイエムイナズマ 牡2 55.0 池添 謙一
3 05 コディーノ 牡2 55.0 横山 典弘
3 06 ラブリーデイ 牡2 55.0 ルメール
4 07   ティーハーフ 牡2 55.0 武 豊
4 08   クラウンレガーロ 牡2 55.0 幸 英明
5 09 エーシントップ 牡2 55.0 浜中 俊
5 10   ワキノブレイブ 牡2 55.0 福永 祐一
6 11   アットウィル 牡2 55.0 岩田 康誠
6 12 × フラムドグロワール 牡2 55.0 ウィリアムズ
7 13   ディアセルヴィス 牡2 55.0 勝浦 正樹
7 14 ロゴタイプ 牡2 55.0 デムーロ
8 15   マイネルエテルネル 牡2 55.0 柴田 大知
8 16   ノウレッジ 牡2 55.0 蛯名 正義
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
先行有利なだけにテンが早い。それゆえペースは早くなりがちで、この点において逆に差し馬に目が出てくる。
信頼度
C
軸信頼も
本命馬への信頼はかなり高いが、それでも過信禁物。期待できない配当の中、どこまで視野を広げるかがポイント。
予想本文 

 ここ数年の朝日杯フューチュリティSは確たる本命馬のいない混戦模様の傾向だったが、今年は久しぶりにしっかりとした本命馬がいる。1番人気の複勝圏入着率はここ10年では非常に高いが、一方で圧倒的1番人気が敗れることも印象強いレース。やはり、若駒のレースだけにそう安穏ともしていられないが、果たして今回の本命馬はその人気に応えることができるだろうか。

 重賞2勝の無敗の大本命コディーノの本命は仕方ないところか。アラを探せば1ハロンの短縮や、未対戦馬が多く、勝負付けが済んでいない点などが挙げられるが、致命的なマイナス点とはいえない。初戦こそ出遅れはしたが、競馬上手で我慢は効くし、出したい時にスッと反応もしてくれる。まだ、単にそれだけなら小さくまとまった小器用な馬という結論付けることもできるが、その内容がまた凄まじい。前走などは完全に包まれながら、前が空くとムチいらずでレコード勝ち。見た目があまりにあっさりなので逆に凄さが伝わらぬほど。他の2戦も含めレベルはかなり高く、他の未対戦馬や無敗馬のライバルがいようとも、その差はかなり大きいとみる。

 やはり否応なく最多出場の京王杯組に目がいくが、その中で筆頭にはラブリーデイを指名。実際のところ、京王杯組の実力差の比較はかなり難しい。というのも、そこでの人気上位馬が軒並み大敗したため、特殊な展開だったのではという懸念が残るからだ。しかし、その後の動向を見るに、ここは素直にこのレースの結果を実力差と考えてよいのではという結論に至った。その中でこの馬を最上位に据えたのは、1800mから一気の距離短縮の1400mという中で、キャリアハイといっていいほどのパフォーマンスを見せたことによる。無論、このレースの勝ち馬の無敗馬エーシントップには一目置くが、今の状態で1ハロン延長なら勝ち目もあるとみる。枠順も理想的。

 2戦2勝でまだ底を見せていないゴットフリートにも期待がかかる。いずれも僅差での勝利で、重賞勝ちもないが、好位から安定した差し脚が使える点を評価。その末脚はなかなかのものをもっており、加えて追える外国人ジョッキーを鞍上に迎え、内枠を引いた今、非常に怖い存在になったと言えよう。母父SSにローエングリンという配合がこの世代で成功すれば、今後かなり期待されることにもなるだろう。

 最多の京王杯組の覇者エーシントップ。無敗の重賞馬で、本命コディーノと双璧をなす存在。ただ、マイル以上の距離を未経験という点がどうにも気になった。決して短距離馬という印象ではないが、ほぼ逃げに近い先行馬でもあり、やはり距離延長の上、ペースのあがるG1となると不安も先行する。とはいえ、前走の内容はかなり秀逸で、東京コースの長い直線を、あれだけの差し馬に迫られながら、ついに抜かせなかった点は相当の地力がないと不可能な芸当。人気を嫌ってこの評価に留めたが、十分勝ち負けを狙える存在。

 母父SSにローエングリンというならロゴタイプも同じ。1200mから1800mと幅広いレンジを使われ、いずれも好走といえる内容の実績を残した。デムーロ騎手に乗り替わった前走では目の覚めるようなレコード勝ち。まとまりがよく競馬上手なタイプで、こういう馬を名手が駆ればやはり怖い。混戦にも強いだろうし、複勝圏内には意識しておきたい。

 本命馬コディーノと同厩のフラムドグロワールもレースセンスは高そう。過去3戦、展開はそれぞれ異なりながらも、いずれも34秒台の末脚を披露。発馬五分ならそう大崩れはなさそうで、ゴール前混戦になれば目が出る。

 最内枠から内回り中山コースを馬群を割ってこれるかがポイントとなるが、ザラストロも展開ひとつ。前走は大敗だが、休み明けの言い訳はあり、一叩きで変わり身警戒。

 デイリー杯2歳Sの覇者で、京王杯1番人気のテイエムイナズマをこの評価は失礼なのかもしれないが、上述の通り京王杯の結果がフロック的要素がないと考えると、妥当ともいえよう。ただ距離が伸びた今回、もう一度見直すのは一興。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

1着固定ながし:

05
→06,03,09,14,12,01,04
(42点)
2歳馬に対し、安易な絶対視はかなり危険ともいえるが、本年の本命馬、コディーノは信頼してもよいような気がする。
必然、相手探しとなるが、オッズの兼ね合いを考慮すると、どこまで広げるかが思案どころとなる。
いずれにせよ、ここは3連単1着固定ながしで。押さえとして2着ながしを買うよりも、1着コディーノのまま、2着を固定した馬券を重ねた方がよさそう。
2012年12月9日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系2歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[1] 1  △ ローブティサージュ 牝2 54 秋 山  1:34.2  5
2[4] 7     クロフネサプライズ 牝2 54 柴 山  クビ    15
3[5] 10  × レッドセシリア   牝2 54 三 浦  クビ    10
4[3] 6  ◎ コレクターアイテム 牝2 54 浜 中  3/4     1
5[7] 14  × カラフルブラッサム 牝2 54 和 田  3/4     7
6[3] 5  ○ プリンセスジャック 牝2 54 福 永  1.1/2   6
7[8] 18  ▲ アユサン      牝2 54 丸 山  クビ    4
8[4] 8     サンブルエミューズ 牝2 54 津 村  1.1/2   2
9[7] 15     ディアマイベイビー 牝2 54 川 田  クビ    8
10[2] 4     メイショウマンボ  牝2 54 飯 田  アタマ  14
11[8] 16     フィールドメジャー 牝2 54 国分優  1/2     18
12[8] 17     トーセンレディ   牝2 54 藤 田  1.1/4   17
13[1] 2     タガノミューチャン 牝2 54 藤岡佑  クビ    12
14[5] 9     レッドマニッシュ  牝2 54 北村宏  アタマ  11
15[7] 13     ストークアンドレイ 牝2 54 川 島  3/4     13
16[6] 12  × エイシンラトゥナ  牝2 54  幸   2.1/2   9
17[2] 3  △ サウンドリアーナ  牝2 54 Mデム  3/4     3
18[6] 11     コウエイピース   牝2 54 松 山  9      16
  
払戻金 単勝 1 810円
    複勝 1 300円 / 7 2430円 / 10 1460円
    枠連 1-4 2250円
    馬連 1-7 35990円 / 馬単 1-7 62100円
    3連複 1-7-10 490320円 / 3連単 1-7-10 3047070円
    ワイド 1-7 9190円 / 1-10 5710円 / 7-10 32480円
  

感想と言い訳?!

 なんがかんだいって阪神外1600mなら、差し馬は安定して結果を出せるんじゃないかなぁと信じた結果が大波乱になりました。大波乱といっても、印を見る限り、そこそこ期待馬は力を出したといえるのですが、その邪魔をしてくれた?!のがクロフネサプライズでした。それなりに早いペースで流れたのでこの馬が残ったことは意外すぎです。内がよかったんですかねぇ。

 ともかくも結果としては本命馬は届かず、前は残るはで散々たるものでしたが、そんな中、ローブティサージュは強い競馬を見せました。まだ半信半疑だったんですが、この結果でこの馬の地力の高さは証明されたといってもいいかもしれません。

2012/12/09 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
コーナーは緩く、直線は広くて長い。当然ながら差し馬に圧倒的有利なコース形態ながら、それゆえペースも緩みやすく、意外にも先行勢の健闘も目立つ点に注意。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ローブティサージュ 牝2 54.0 秋山 真一郎
1 02   タガノミューチャン 牝2 54.0 藤岡 佑介
2 03 サウンドリアーナ 牝2 54.0 デムーロ
2 04   メイショウマンボ 牝2 54.0 飯田 祐史
3 05 プリンセスジャック 牝2 54.0 福永 祐一
3 06 コレクターアイテム 牝2 54.0 浜中 俊
4 07   クロフネサプライズ 牝2 54.0 柴山 雄一
4 08   サンブルエミューズ 牝2 54.0 津村 明秀
5 09   レッドマニッシュ 牝2 54.0 北村 宏司
5 10 × レッドセシリア 牝2 54.0 三浦 皇成
6 11   コウエイピース 牝2 54.0 松山 弘平
6 12 × エイシンラトゥナ 牝2 54.0 幸 英明
7 13   ストークアンドレイ 牝2 54.0 川島 信二
7 14 × カラフルブラッサム 牝2 54.0 和田 竜二
7 15   ディアマイベイビー 牝2 54.0 川田 将雅
8 16   フィールドメジャー 牝2 54.0 国分 優作
8 17   トーセンレディ 牝2 54.0 藤田 伸二
8 18 アユサン 牝2 54.0 丸山 元気
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
SH
スローハイ
道中はゆったりで、後半の上がり勝負は必至の様相。早い上がりのない馬や、追い込み馬には苦しい展開。
信頼度
C
上位拮抗
2歳、それも牝馬戦だけに何があるかわからないが、コース形態からか、意外にも平穏傾向。上位陣での争いが一応の基本線か。
予想本文 

 今年の阪神ジュベナイルFは重賞 アルテミスSの新設に伴い、例年とは傾向を異にする。これまでほぼファンタジーSが中心といえたが、今年はこの新設重賞組がどのように絡んでくるかに注目したい。抽選の結果が注目されていたオツウが除外となったのは残念だが、それなりに注目度は高いといえよう。

 父ハーツクライを彷彿させる末脚のキレを持つコレクターアイテムを本命に据える。前走、アルテミスSは後方から迫るアユサンが一気に飲み込むかと思われたところを2段ロケットで追い抜くことを許さなかった。新馬戦でもこのような競馬をみせており、能力の奥深さを感じさせる。一方で4着に敗れたデイリー杯のような後方からの競馬も可能で、このメンバーではやはり地力を最も感じさせた。

 対抗には末脚の安定感を買ってプリンセスジャック。前走ファンタジーSでは1番人気を裏切る結果になったが、一応の形はできていた。ずば抜けた瞬発力があるイメージではないので、このレースでは分の悪さも否めないが、好位からの安定した差し脚には信頼感がある。これからまだまだよくなってきそうな血統背景に、このレースに相性のいい鞍上なら十分信頼に足るだろう。

 末脚のキレならアユサンが筆頭か。前走では本命馬の二の脚に屈したが、一時は軽くかわすほどの勢いで大外を駆け抜けてきた。阪神外回りのマイル戦ならやはり期待は大きい。ただ、前もなかなかとまらないので、あまり後方からではいくら33秒の脚を繰り出しても届かない。一概に不利とはいえないが、大外枠もどう出るかも微妙なところ。たが、やはり一発の魅力には溢れている。

 ローブティサージュの前走は久々の実戦を踏まえると相当にいい内容。距離短縮で、いきなりの重賞ではあったが、危なげないレースぶりでセンスの良さを披露。将来性はかなりありそうな器の大きさ感じさせた。逆に判断材料がこの1戦のみのため、評価に苦しむところではあるが、同厩の本命馬コレクターアイテムとの併せ調教で凌駕する内容をみせられれば、それも払拭されられる。叩いた後の上積みを考えれば、ここではかなりやれていいはず。

 このレースの登竜門的レース、ファンタジーSを3馬身差完勝してみせたサウンドリアーナももちろん有力圏内。気性的な面で距離延長には不安があるのは否めないが、折り合いさえつけばやはり怖い存在。前走のように先行して押し切ることが理想だが、デイリー杯のような後方一気もできる自在性も備えている点も心強い。

 1勝馬とはいえ、牡馬と揉まれてきたカラフルブラッサムが気にかかる。やはり黄菊賞組を意識したこともあるが、牝馬同士なら面白い。

 エイシンラトゥナの先行力も捨てがたい。1叩き後でもあり、番手につけてうまく出し抜けをはかれば連下には残ることも。

 1戦1勝馬は本来買いではないが、レッドセリシアは前走内容がよかっただけに、大駆け注意。

馬券と総評
推奨馬券 総評

3連単

軸2頭マルチ:

06=05
→18,01,03,14,12,10
(36点)

06=18
→05,01,03,14,12,10
(36点)

有力馬の実力は拮抗しており、取捨には難しいところだが、素直にコレクターアイテムを信頼したい。敗れたデイリー杯も内容的には悪くなく、ここでも安定した結果を出せそうだ。相手に悩むがここもレースぶりの安定感と将来性を買ってプリンセスジャックを相手とする。3連単はこの2頭のマルチながし。オッズ次第の面も含むが、相手をアユサンに変えても押さえておきたい。
2011年12月18日(日) / 中山 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系2歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 3  △ アルフレード    牡2 55 ウィリ  1:33.4  1
2[2] 4  × マイネルロブスト  牡2 55 蛯 名  2      4
3[8] 15  × レオアクティブ   牡2 55 横山典  1/2     8
4[6] 12  × トウケイヘイロー  牡2 55 後 藤  クビ    9
5[8] 16  ◎ ダローネガ     牡2 55 佐 藤  1.1/4   3
6[1] 1     サドンストーム   牡2 55 勝 浦  クビ    5
7[4] 7  ○ クラレント     牡2 55 小 牧  1/2     2
8[5] 10     ジョウノバッカス  牡2 55 戸 崎  1/2     16
9[1] 2  △ ローレルブレット  牡2 55 池 添  アタマ  6
10[3] 5     ネオヴァンクル   牡2 55 浜 中  アタマ  14
11[4] 8     ショウナンラムジ  牡2 55 岩 田  2.1/2   7
12[3] 6     スノードン     牡2 55 北村友  クビ    10
13[6] 11  ▲ マコトリヴァーサル 牡2 55 メンデ  1/2     12
14[7] 14     ヒシワイルド    牡2 55 ルメー  1/2     13
15[5] 9     ニンジャ      牡2 55 藤岡佑  2.1/2   15
16[7] 13     ハクサンムーン   牡2 55 田中勝  クビ    11
  
払戻金 単勝 3 310円
    複勝 3 160円 / 4 270円 / 15 390円
    枠連 2-2 1660円
    馬連 3-4 1520円 / 馬単 3-4 2180円
    3連複 3-4-15 8540円 / 3連単 3-4-15 30630円
    ワイド 3-4 630円 / 3-15 1160円 / 4-15 2680円	
  

感想と言い訳?!

 1番人気アルフレードが内枠の利もうまく利用して、完勝しました。
終始安定したレース振りでまさに完勝といっていい内容です。
しかし、このレースは本当に外国人ジョッキーが強いですね。

 2着にも内枠のマイネルロブストが入りました。
それを踏まえるとレオアクティブは外からさすがといっていいでしょう。

 期待したダロ-ネガが予想通り外を回らせられはしました。
ただ、それでもコーナー出口ではよい位置につけ、そこから伸びるかとも思いましたが失速してしまいましたね。それでも5着死守は評価してもよさそうです。

2011/12/18 2歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
スタートから1コーナーまでの直線は短く、ゴール前直線も短い。当然内枠先行馬が有利となるが、ゴール前にそびえる急坂がわずかに相殺。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   サドンストーム 牡2 55.0 勝浦 正樹
1 02 ローレルブレット 牡2 55.0 池添 謙一
2 03 アルフレード 牡2 55.0 ウィリアム
2 04 × マイネルロブスト 牡2 55.0 蛯名 正義
3 05   ネオヴァンクル 牡2 55.0 浜中 俊
3 06   スノードン 牡2 55.0 北村 友一
4 07 クラレント 牡2 55.0 小牧 太
4 08   ショウナンラムジ 牡2 55.0 岩田 康誠
5 09   ニンジャ 牡2 55.0 藤岡 佑介
5 10   ジョウノバッカス 牡2 55.0 戸崎 圭太
6 11 マコトリヴァーサル 牡2 55.0 メンディザ
6 12 × トウケイヘイロー 牡2 55.0 後藤 浩輝
7 13   ハクサンムーン 牡2 55.0 田中 勝春
7 14   ヒシワイルド 牡2 55.0 ルメール
8 15 × レオアクティブ 牡2 55.0 横山 典弘
8 16 ダローネガ 牡2 55.0 佐藤 哲三
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
主導権争い必至のコース形態のため、スローにはならない。13のスピードはずば抜けており、必然ハナはとりそう。
信頼度
D
混戦
先週同様、これといった軸馬不在の混戦模様。展開面による影響も大きそう。
予想本文 

 それまでの東京から中山へ舞台を移し、2歳馬によるレースとなる朝日杯FS。
コース体型からも波乱の要素が十分にも関わらず、過去の傾向としては何故か平穏傾向。
ただ、今年のメンバーは確たる軸馬不在の混戦模様で一筋縄ではいきそうにない。
余談だが、昨年のこのレースの1、2着馬、グランプリボスとリアルインパクトが揃って本日の阪神Cに登場し、グランプリボスが勝利してみせた。
やはり翌年以降もずっと活躍できるような馬の出現を期待したい。

 大外枠の不利は十分承知している。それでもこのダロ-ネガを中心に据える。
他馬にこれと行った馬がいないということもあるが、2歳にしてすでに貫禄あるスケールの大きいレースぶりに好感。もっとも前走は大きく出遅れてしまい、後方からのレースとなる未熟さも見せた。しかし、それでも2着入線し、結果的に差しもできることを逆に見せつけることになった。それでもこの馬の本来の良さはやはり先行しての粘り込み。この大外枠で今回も同じように出遅れると致命的ではあるが、好発切れれば外を回ってもこのメンバー相手ならそう大崩れはないとみる。

 そのダロ-ネガにデイリー杯で土をつけたクラレント。満を持して臨んだ東スポ杯でまさかの放馬。加えて馬場渋化も手伝って、まるでレースにならなかった。その大敗をどう判断するかが微妙なところ。確かに度外視できる内容ではあるのだが、全くの減点なしというわけでもない。
その点がこの馬の取捨を難しくしているが、それでも巻き返しは必ずあるはずで、本命、ダロ-ネガの次点評価とする。

 やや、穴狙いではあるが、マコトリヴァーサルが不気味。新馬戦を5馬身逃げでぶっちぎり、2走目は重賞で、エピセアロームに敗れはしたが一転差す競馬を見せた。そしてさらに続くデイリー杯で果敢に先行して、マイルでもやれるところを見せた。5着に敗れはしたものの、その1走ごとの成長には魅力を感じた。鞍上が外国人ジョッキーに替わり新味をみせ、さらなる成長を見せてくれれば面白い存在となる。

 すでに6戦とキャリアは多いが、ローレルブレッドにも本命馬に似た安定感を漂わせる。
黄菊賞、千両賞と条件戦とはいえ、それなりのレベルの高いレースのローテーション、スローからハイペースまであらゆるレースでコンスタントによい末脚を披露。やはり中距離での安定した差し馬には一定の信用を置きたい。内枠を引いたことも大きい。

 新馬戦で34秒の上がり、続くレースではスローとはいえ、なんと32秒の上がりをみせたアルフレード。マイル経験があり、2戦2勝で鞍上はウイリアムズ騎手で内枠も引いた。1番人気は当然うなずけるが、印象論とはいえ、どうもこの手の出来すぎ感のある関東馬はこのレースでは当てに出来ない。事実、人気ほど信頼できる時計を残しているわけでもなく、人気を考えると強くも推しずらい。ただ、新馬戦でみせた直線でのひと伸びには目を見張るものがあり、素質の片鱗とみてとれるもの。それを踏まえると無視するわけにはいかず、この評価で落ち着いた。

 前走の大敗は気になるが、マイネルロブストも中距離の差し馬。札幌2歳Sでは3着で、直線ではあわやの見せ場。それなりに期待をされての前走東スポ杯だったが、どうにもちぐはぐな競馬となった。精神的に大人になってくればもっとやれていい。

 折り合い課題も、逆にそこを克服すればレオアクティブの破壊力は凄まじい。
中山の短い直線で追い込みは厳しいが、早い流れで折り合えば好勝負も。

 差し脚なら前走レコード勝ちのトウケイヘイローも怖い。一発があっても驚けない強烈な脚がある。地味ながらもう少し注目されていい存在。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

16=07
→11,02,03,04,15,12
(36点)

16=11
→07,02,03,04,15,12
(36点)
 先週の阪神JFと同様、軸馬不在の混戦模様で難解な一戦。
スケール感と安定性でダロ-ネガを本命としたものの、大外枠のハンデは大きいのは事実。他馬がつけいる隙も多分にあるが、どんな展開でも格好はつけてくれる複勝圏内の軸としては信頼したい。
 相手としては、正直○~△群は差が無く、全部押さえたいほどだが、ひとまずクラレントを相手筆頭の3連単2頭軸マルチながし。
あまり意識していなかったが、結果的に相性のよくないデイリー杯組を高評価することになった。しかし、ヒモはできるだけ手広くいきたいところ。
 ただ、マコトリヴァーサルもからめば高配必至なので、こちらも遊びで少々。
2011年12月11日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系2歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手   着差   人気
1[7] 13     ジョワドヴィーヴル 牝2 54 福 永 1:34.9  4
2[6] 11  ○ アイムユアーズ   牝2 54 メンデ 2.1/2   8
3[8] 18     サウンドオブハート 牝2 54 武 豊 ハナ    1
4[4] 8  ▲ イチオクノホシ   牝2 54 デムー 1/2     5
5[1] 1  × アンチュラス    牝2 54 川 田 クビ    10
6[8] 17     ガーネットチャーム 牝2 54 北村宏 クビ    14
7[7] 14     プレノタート    牝2 54 佐 藤 アタマ  15
8[8] 16  × エピセアローム   牝2 54 浜 中 クビ    2
9[2] 4     マイネボヌール   牝2 54 酒 井 1/2     13
10[7] 15  △ トーセンベニザクラ 牝2 54 藤 田 ハナ    9
11[3] 5  × ファインチョイス  牝2 54 岩 田 1.1/4   6
12[5] 10  △ アナスタシアブルー 牝2 54 藤岡康 1/2     7
13[5] 9     ナオミノユメ    牝2 54 北村友 3/4     16
14[2] 3     アラフネ      牝2 54 吉田隼 1.3/4   12
15[6] 12  ◎ ラシンティランテ  牝2 54 藤岡佑 1.1/4   3
16[3] 6     スイートスズラン  牝2 54 川 島 クビ    18
17[4] 7     レディーメグネイト 牝2 54 飯 田 1.1/4   17
18[1] 2     エイシンキンチェム 牝2 54 和 田 1/2     11
  
払戻金 単勝 13 680円
    複勝 13 280円 / 11 330円 / 18 210円
    枠連 6-7 880円
    馬連 11-13 4870円 / 馬単 13-11 8270円
    3連複 11-13-18 9370円 / 3連単 13-11-18 62850円
    ワイド 11-13 1820円 / 13-18 810円 / 11-18 1410円	
  

感想と言い訳?!

  ブエナビスタの異父妹ジョワドヴィーヴルが完勝しました。新馬勝ちからのなんと2戦目でのG1勝利です。確かに新馬戦でが非凡な末脚を見せてました。しかし、あのタイムではとても信用に足らず、人気を嫌って蹴っ飛ばしましたが、いやぁ、参りました。
まだ、落ち着き無く、いかにも未成熟な感は抜けきれないですが、それゆえに今後の成長に期待が持てます。 それにしても、おそるべしビワハイジ!とやはり思い入れのある母の名前が出てきてしまいます。母は先行タイプでしたが、姉妹とも瞬発力のあるすばらしい末脚を持ってますね。

 2着にはなんと単勝8番人気と人気のなかったアイムユアーズ、そして3着に逆にどうみても人気しすぎと思われたサウンドオブハート。
うーん。これは100回やっても私は当たらないだろうなという結果です。
本命にしたラシンティランテも全然でしたし。(笑)
ここまで外れるともう逆にすっきりと気持ちがいいです。

2011/12/08 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
直線が長いが、それだけにゆったりとしたペースにもなりやすく、一概に差し一辺倒というわけでもない。
奇をてらわない限り、地力決着しやすい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 × アンチュラス 牝2 54.0 川田 将雅
1 02   エイシンキンチェム 牝2 54.0 和田 竜二
2 03   アラフネ 牝2 54.0 吉田 隼人
2 04   マイネボヌール 牝2 54.0 酒井 学
3 05 × ファインチョイス 牝2 54.0 岩田 康誠
3 06   スイートスズラン 牝2 54.0 川島 信二
4 07   レディーメグネイト 牝2 54.0 飯田 祐史
4 08 イチオクノホシ 牝2 54.0 デムーロ
5 09   ナオミノユメ 牝2 54.0 北村 友一
5 10 アナスタシアブルー 牝2 54.0 藤岡 康太
6 11 アイムユアーズ 牝2 54.0 メンディザ
6 12 ラシンティランテ 牝2 54.0 藤岡 佑介
7 13   ジョワドヴィーヴル 牝2 54.0 福永 祐一
7 14   プレノタート 牝2 54.0 佐藤 哲三
7 15 トーセンベニザクラ 牝2 54.0 藤田 伸二
8 16 × エピセアローム 牝2 54.0 浜中 俊
8 17   ガーネットチャーム 牝2 54.0 北村 宏司
8 18   サウンドオブハート 牝2 54.0 武 豊
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
2歳牝馬だけにそうレースが落ち着くとも思えない。
マイル以下の距離経験馬も多く、それなりにペースは上がりそう。
信頼度
D
混戦
軸馬不在の混戦模様。実力差もそれほどなく、展開一つ。
予想本文 

 ここのところ、例年その世代を代表する大物牝馬がこのレースから飛躍していった。
今年は地力のレベルはわからないが、これといった中心馬が不在の混戦模様。
単勝1番人気もころころとかわる有様で、迷いがうかがえる。

 馬券戦略において最も重要となる軸馬がまず見つからない。非常に困った状況ではあったがラシンティランテを本命に据える。特に3連単馬券を購入するにあたっては、軸馬を見誤らない事が第一歩となるが、複勝圏内への安定感という意味でこの馬を選んだ。
2走前の札幌2歳Sでの5馬身差負けが気にならない訳ではなかったが、ひとまず牡馬と混じって1800m戦を経験できたことを評価。そして何より、前走での勝利が後押し。京都のマイル戦を中団から1分34秒の好時計で鮮やかに差しきった。それと同様のレースが出来れば当然、結果はかなり期待が持てる。複勝圏内の可能性は他馬よりも濃厚といえそう。

 ファンタジーSの勝利馬はあまりこのレースに直結しないが、それでもアイムユアーズは実績的にも信頼できそう。函館2歳Sではファインチョイスに敗れたが、前走でしっかりリベンジ。その勝ちっぷりが後方からしっかり伸びてのもの。直線の長いこの舞台ではやはり確実な末脚は大きな武器になる。このレースに5頭が出走してきている中での勝利でもあり、その点についても好感がもてる。

 気になったのがイチオクノホシ。いくらこのレースは差し馬が有利とはいえ、追い込み一辺倒では苦しい。この馬は追い込んでのレースが続いてはいるが、出負けした結果であるともいえる。まともにスタートを切れれば前走でみせた33秒台の末脚はやはり脅威。もっとも、その末脚も後方一気であるがゆえの賜物であるかもしれず、前に位置すれば、その分、末も鈍る可能性も否めない。
ただ、その点を考慮にいれても、鞍上デムーロ騎手で、どうにも一発ムードが漂う。

 前走1番人気を裏切って敗れたアナスタシアブルーだが、最後はよく追い上げていたし、その差も1馬身差。そう悪い内容ではなかった。ここ2戦安定してよい脚を使えてるので、大崩れもなさそうなタイプだ。人気的にも手頃で旨味があり狙い目。
鞍上は藤岡康太騎手。本命をラシンティランテとしたが、兄の初G1制覇に華を添えるワンツーも見れるかも知れない。いや、それどころかさらに2勝目で差をつけてしまう可能性だって十分にありえるだろう。

 やや穴っぽいところでトーセンベニザクラ。前走の赤松賞では、東京コースの荒れた直線内側をすごい脚で伸びてきた。さすがに最後はツツ一杯となり、結果的には薄氷の勝利となったが、時計的には申し分なく、非常に強い内容だったといえる。
ダイワメジャーの初年度産駒で、ここまでは好調な結果が続いている。同父のエピセアロームが人気だが、私にはこちらの方が魅力的に映る。

 内の先行馬アンチュラスも無視できない。最後はアイムユアーズに差されたとはいえ、ハイペースの中、大きくバテることなくしっかりと最後まで我慢できた。
ファンタジーSの1~3着馬はほとんど地力的に差がなさそうに見えるが、この馬はその中で最も人気がない。もっと評価されてもいいように思える。

 同様にファンタジーS 2着馬ファインチョイス。前述の通り、今年のファンタジーSの上位馬は一定の地力があるとみている。アイムユアーズには土をつけられたとはいえ、まだ決着はついていない。叩いてここでどこまで変わってくるか見もの。

 エピセアロームは何とも大味だが、豪快さはある。戦ってきたメンバーの質は高く、逃げて圧勝したかと思えば、前走は大外をブン回しての勝利。
人気の割に休養明けとその未熟さに危うさを感じ、ここまで評価は下げたが、その地力はかなり高いものがあり、ここまでの成長ぶりによってはもちろん頭までありえそう。

 他、人気どころでは、ジョワドヴィーヴルはブエナビスタを彷彿させる非凡な末脚が怖いが、前走のレースそのものは平凡。人気が無ければ一考したいところだが、いかんせんこの人気では手が出ない。サウンドオブハートもしかり。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

12=11
→08,10,15,01,05,16
(36点)

12=08
→11,10,15,01,05,16
(36点)

 正直このメンバーではこれといった軸馬不在の状況で、3連単での的中はかなり困難といえよう。かといって、ボックス馬券で勝負するのもリスクが高い。一定の割り切りが必要。点数を絞るというより、軸馬をしっかり据えることで対応したい。

 3連単2頭軸マルチながしで、ラシンティランテからアイムユアーズ、イチオクノホシと相手を代えて。ヒモは手広くいきたい。 余裕があればアナスタシアブルーの相手も視野。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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