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2014年5月18日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 14      ヴィルシーナ    牝5 55 内 田  1:32.3  11
2[2] 4  △  メイショウマンボ  牝4 55 武 幸  1/2     3
3[1] 1      ストレイトガール  牝5 55 岩 田  アタマ  6
4[5] 9  △  ホエールキャプチャ 牝6 55 蛯 名  クビ    2
5[5] 10      キャトルフィーユ  牝5 55 ウィリ  ハナ    13
6[7] 13     Bケイアイエレガント 牝5 55 吉田豊  1.1/2   14
7[2] 3  ○  デニムアンドルビー 牝4 55 浜 中  クビ    4
8[4] 8  ◎  スマートレイアー  牝4 55 武 豊  クビ    1
9[6] 12      ゴールデンナンバー 牝5 55 三 浦  1/2     12
10[7] 15  ☆  エクセラントカーヴ 牝5 55 戸 崎  クビ    7
11[8] 16      ローブティサージュ 牝4 55 横山典  クビ    15
12[6] 11     Bエバーブロッサム  牝4 55 田中勝  1      16
13[8] 17  ☆  フーラブライド   牝5 55 酒 井  ハナ    10
14[1] 2      クロフネサプライズ 牝4 55 柴 山  ハナ    8
15[3] 6  ☆  ラキシス      牝4 55 川 田  ハナ    9
16[8] 18  ▲  ウリウリ      牝4 55 福 永  1/2     5
17[4] 7      レイカーラ     牝5 55 石 橋  3/4     17
18[3] 5      プリンセスメモリー 牝7 55 北村宏  3      18
  
払戻金 単勝 14 2830円
    複勝 14 760円 / 4 280円 / 1 490円
    枠連 2-7 1920円
    馬連 4-14 8450円 / 馬単 14-4 28050円
    3連複 1-4-14 50720円 / 3連単 14-4-1 407940円
    ワイド 4-14 2960円 / 1-14 5100円 / 1-4 1980円
  

感想と言い訳?!

 昨年はホエールキャプチャの激走に驚きましたが、今年はヴィルシーナ。好スタートを切ってハナを取ったときに嫌な予感はしましたが、直線では襲いかかる後続馬を驚異的な粘りでねじ伏せてしまいました。一体今までの凡走はなんだったんだ?!と言わんばかりの連覇達成です。

 2着にはこちらはある程度はシナリオにあったメイショウマンボの復活。しかし、3着にはこれまた高松宮記念でふがいなさをみせ、期待を裏切ってくれたストレイトガール。ズブくなってこれくらい距離の方が良いのですかね。

 本命、スマートレイアーは愛知杯と同じような負け方。好スタートを切って安心と思いきや、直線の混戦を割ることができませんでした。左回りがだめなのか、馬群がダメなのか、あるいはきれいに前に行きすぎたのがダメなのか・・・。ちょっと不可解な負け方ですね。

 それにしても、難しいとされる東京マイルG1でまたまた逃げ切り勝ち。さすがに参りました。

2014/5/18 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    外・左回り

  • 見込み
コース図
今週からBコースを使用。前半ペースがカギとなり、ある程度緩むようであれば、内先行の押し切りも不可能ではない。枠順の有利不利はあまり考慮しなくてよさそう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ストレイトガール 牝5 55.0 岩田
1 02   クロフネサプライズ 牝4 55.0 柴山
2 03 デニムアンドルビー 牝4 55.0 浜中
2 04 メイショウマンボ 牝4 55.0 武幸
3 05   プリンセスメモリー 牝7 55.0 北村宏
3 06 ラキシス 牝4 55.0 川田
4 07   レイカーラ 牝5 55.0 石橋脩
4 08 スマートレイアー 牝4 55.0 武豊
5 09 ホエールキャプチャ 牝6 55.0 蛯名
5 10   キャトルフィーユ 牝5 55.0 ウィリア
6 11   エバーブロッサム 牝4 55.0 田中勝
6 12   ゴールデンナンバー 牝5 55.0 三浦
7 13   ケイアイエレガント 牝5 55.0 吉田豊
7 14   ヴィルシーナ 牝5 55.0 内田博
7 15 エクセラントカーヴ 牝5 55.0 戸崎圭
8 16   ローブティサージュ 牝4 55.0 横山典
8 17 フーラブライド 牝5 55.0 酒井
8 18 ウリウリ 牝4 55.0 福永
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
02の動向一つではあるが、極端にペースが緩むことはなさそう。
とはいえ、追い込み一辺倒では苦しい展開くらいは落ち着く可能性も。
信頼度
C
混戦
粒揃いの好メンバーが揃って、良い意味での混戦。力関係の比較も難しく、人気薄の台頭もありえそう。
予想本文 

~復活と躍進~
 牝馬限定の世代混合戦としては秋のエリザベス女王杯がある。だが、近年の3歳馬の活躍で、3冠レース+1の4冠レースの印象が強くなってしまった。クラシック戦線から実績を落とした女傑の復活戦としては、こちらのヴィクトリアマイルの方が強いかも知れない。だが、ここはマイル戦。新興勢力も十分太刀打ちできる舞台設定であり、やはり混戦模様は否めない。

 このメンバーならスマートレイアーは比較的自信を持っての本命。左回りの愛知杯での大敗は気になるところではあるが、やはりこの馬のキレは東京コースに向くと言えよう。前走は1400m戦での痛恨の出遅れたありながら、きっちりと差しきったあたりにも頼もしさを感じる。愛知杯の敗戦のショックもこの一戦で取り戻すことができた。いくら東京マイル戦とはいえ、やはり出遅れると致命的。スタートは慎重にいきたいところだが、そこさえ上手くいけば、見せ場を作ってくれるはず。

 海外大敗後のデニムアンドルビー。大きく期待された訳ではなかったが、やはりトーンの下がってしまう敗戦だった。しかし、牝馬限定戦ではこういう現地力の計れないタイプの馬がもっとも怖く、もっとも旨味がある。前走の敗戦は、末脚自慢のこの馬がハナを切る形で逃げ潰れての大敗ではあるし、なんといっても海外競馬。今回どこまで立て直しているかはポイントにはなるが、地力は4歳世代屈指の実力馬。実績ある東京コースでの復活は十分ありえるだろう。

 切れ味勝負のマイル戦ならウリウリも負けていない。秋華賞こそ大敗に終わったが、ここ3戦は33秒台の上がりを連発。特に前走は素晴らしく、ある程度早い流れの中、馬群を器用に割っての2着で、地味ながら勝ち馬スマートレイアーより評価してもいい内容といえる。これで大舞台でも力を発揮できるメドがたった。大外枠を逆に上手く活かせば大きな飛躍も見込めそう。

 どちらかといえば、ホエールキャプチャは人気的にも敬遠したいところではあるのだが、東京コースでの無類の強さをみると、さすがに有力馬に加えざるを得ない。少し期間が開いた事が気になるが、最近では差す自在性も身につけており、安定したレースが期待できそう。ただ、その割には大敗も多いので、歴戦の貫禄は認めるも不安も常にまとわりつく。

 休養明け復帰戦とはいえ、大阪杯であまりにもひどい負け方をしてしまったメイショウマンボ。敗因は環境の変化とフケがあったと語られてはいるが、それにしても先行き不安な内容だった。ローズSから秋華賞で巻き返した実績もあるので、ただの1戦で、G1 3勝馬への評価はまだ揺るがない。しかし、それを度外視したとしても、マイル戦への対応力となると、阪神JF、桜花賞が想起され、やはり躊躇せざるを得ないところも。

 東京コースと一叩きでガラッと変わって来そうなエクセラントカーヴ。骨折休養は痛かったが、元はかなりの期待のあった逸材。注目の復帰戦は、窮屈な中山だったとはいえ良い内容とはいえない。従来の状態にどこまで戻っているかだが、条件戦時代から時計的には十分な水準をクリアしており、G1の舞台でも一躍主役を張る力は秘めている。

 下位の印に甘んじたがラキシスも有力馬の一角。中距離以上で実績を残す馬でマイル戦への不安は残すが、そう問題ではなさそう。ただ、跳びが大きなタイプゆえ、上がり勝負となるとやや分が悪いか。好調続きで、まだまだこれからが見込める今の勢いは買い。

 フーラブライトは血統的にも長めのパワー型か?と思われ、マイル戦には不向きとみるが、この馬も好調持続の昇り馬。さしたる欠点もなく、警戒は必要。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

08=03
→18,09,04,15,06,17
(36点)

08=18
→03,09,04,15,06,17
(36点)
 昨秋のエリザベス女王杯の結果からもやはり4歳勢が中心とみる。それも、意識した訳ではないがディープインパクト産駒が多勢を占めた。魅力ある馬が揃い、なかなか取捨に迷う好メンバーだが、中心にはスマートレイアー。地力的にまだ足りない面もあるが、やはりこの末脚は魅力的だ。続いての3連単の相手軸となる対抗格が難しい。海外帰りで未知の部分があるが、デニムアンドルビーを相手筆頭し、本命馬と互角の勝負をしたウリウリも押さえとする。それぞれの3連単2頭軸マルチで。
2014年5月11日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[5] 10  ▲ ミッキーアイル   牡3 57 浜 中  1:33.2  1
2[1] 2     タガノブルグ    牡3 57 三 浦  クビ    17
3[1] 1     キングズオブザサン 牡3 57 蛯 名  ハナ    12
4[2] 4  ☆ ロサギガンティア  牡3 57 柴田善  クビ    2
5[4] 7  ○ ホウライアキコ   牝3 55 和 田  ハナ    8
6[3] 5  ☆ ショウナンアチーヴ 牡3 57 戸 崎  クビ    3
7[2] 3     ダンツキャンサー  牝3 55 藤 田  1      18
8[5] 9  △ アトム       牡3 57 川 田  3/4     7
9[4] 8  △ サトノルパン    牡3 57 武 豊  クビ    4
10[6] 12     ショウナンワダチ  牡3 57 北村宏  クビ    6
11[7] 14  ☆ ウインフェニックス 牡3 57 石 橋  1/2     9
12[3] 6     ベルルミエール   牝3 55 川 島  1      11
13[8] 16  ◎ エイシンブルズアイ 牡3 57 福 永  クビ    5
14[7] 15  ☆ アドマイヤビジン  牝3 55 四 位  1/2     13
15[8] 18     ピークトラム    牡3 57 横山典  1/2     16
16[8] 17     マイネルディアベル 牡3 57 ウィリ  1/2     15
17[7] 13     アルマエルナト   牡3 57 吉田豊  1.1/4   10
18[6] 11     カラダレジェンド  牡3 57 江田照  2      14
  
払戻金 単勝 10 190円
    複勝 10 140円 / 2 1940円 / 1 1600円
    枠連 1-5 3840円
    馬連 2-10 14760円 / 馬単 10-2 15860円
    3連複 1-2-10 188380円 / 3連単 10-2-1 684020円
    ワイド 2-10 4020円 / 1-10 3350円 / 1-2 29840円
  

感想と言い訳?!

 まずは何と言ってもミッキーアイルの逃げ切り勝ちが見事でした。比較的ラップが落ち着いたことも救いでしたが、それでもあの長い直線を凌ぎきるのは立派です。僅差でも粘り切れることがこの馬の良さですね。このまま連勝を続けて欲しいです。

 他は何がきてもおかしくないとは思ってはいましたが、薄めの1枠2頭が突っ込みました。タガノブルグは同じヨハネルブルグ産駒ならホウライアキコと思ってましたし、好調蝦名騎手駆るキングズオブザサンも調教軽すぎで、軽視してました。

 期待したホウライアキコは後からではなく、再び前の競馬を選択しました。それでも見せ場は作ってくれましたが、問題は本命にしたエイシンブルズアイ。直線ここから伸びるかと思いきや、全くでした。まぁ、正直なところ、このレースは自信がなかったので、仕方ないですね。

2014/4/12 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 A
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
コース図
スピードだけでなく、中距離をこなすスタミナも要求されるタフなコース。前半ラップが緩めば、先行勢が有利も、G1の舞台ではやはり見込みづらく、差し馬有利は否めない。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   キングズオブザサン 牡3 57.0 蛯名
1 02   タガノブルグ 牡3 57.0 三浦
2 03   ダンツキャンサー 牝3 55.0 藤田
2 04 ロサギガンティア 牡3 57.0 柴田善
3 05 ショウナンアチーヴ 牡3 57.0 戸崎圭
3 06   ベルルミエール 牝3 55.0 川島
4 07 ホウライアキコ 牝3 55.0 和田
4 08 サトノルパン 牡3 57.0 武豊
5 09 アトム 牡3 57.0 川田
5 10 ミッキーアイル 牡3 57.0 浜中
6 11   カラダレジェンド 牡3 57.0 田辺
6 12   ショウナンワダチ 牡3 57.0 北村宏
7 13   アルマエルナト 牡3 57.0 吉田豊
7 14 ウインフェニックス 牡3 57.0 石橋脩
7 15 アドマイヤビジン 牝3 55.0 四位
8 16 エイシンブルズアイ 牡3 57.0 福永
8 17   マイネルディアベル 牡3 57.0 ウィリア
8 18   ピークトラム 牡3 57.0 横山典
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
HS
ハイスロー
やはり10の動向がカギ。からんでくる馬もおり、最初から早い流れで推移するだろう。
信頼度
D
混戦
フロック介在の余地を許さぬ舞台設定ではあるが、実力比較が現段階では明瞭ではない。思わぬ覚醒馬出現も。
予想本文 

~逃亡者~
 3歳短距離ダービー、NHKマイルC。今年の焦点はやはりミッキーアイルの逃げの成否。敵は追跡者というよりも、東京の長い直線かもしれない。かなり難しいのは事実だが、近年ではカレンブラックヒルが逃げ切りを決めたように、決して不可能ではない。一方で、もしこの馬が潰れる結果になるとかなり混戦となる情勢。

 抜けた力量までは感じないが、高いレベルでまとまっているエイシンブルズアイ。この馬を軸馬としての意味合いで本命に据える。相性の良い毎日杯組である点も後押し。アーリントンCの大敗は気になるところだが、逃げるミッキーアイルに対し、自ら動いての結果だけに最後の伸びを欠いたところは仕方のないところか。時計的な裏付けに乏しいところは少し気になるが、それでも期待感の方が大きい。

 今世代の牡牝のレベル差はまだわからないとはいえ、少なくとも高いレベルにはあることは間違いないだろう牝馬勢。一時の勢いがなくなったかに見えたホウライアキコだが、前走桜花賞で復活の兆し。特に差しに転じた形で見せ場をつくったレースぶりに今回への期待を抱かせる。レコードホルダーゆえ高速決着にも対応できるはず。そうそう侮れない実力馬とみているが、その割には人気がなく、ここは思い切って対抗格まで引き上げてみる。

 ことスピードだけなら他を圧倒するであろうミッキーアイル。脚質上、他馬が仕掛けてこなければ圧勝する能力の持ち主。接戦になっても勝利している点は評価できる。ただ、ここは何と言っても東京1600m。加えてG1の舞台で相手も骨っぽい。今回の舞台はこの馬にとっては最も厳しい条件。さすがに素直に本命に据えるにはためらいが生じた。もしここも自らのスタイルで押し切り勝ちをするようなら、早くも短距離戦線はこの馬が中心となるやもしれない。

 こちらも一発ムード漂うサトノルパン。スタートや気性的にも難しいところもあるが、末脚の破壊力は中々のもの。マイル以下3着以下なしで、まだ底をみせておらず、東京コースも経験済み。意外にも死角が少ない有力馬。

 朝日杯FSで1番人気に応えられず、加えて一頓挫あったアトム。ミッキーアイルに唯一、土をつけたのもこの馬だ。さすがに今回は臨戦過程に不安を残すが、久々を感じさせない仕上がりを見せており、これはもしかすると・・・と思わせる内容。元はといえば、早くからこのレースを意識されてた実力馬。状態を戻していれば要注意。

 皐月賞は大敗も、それまでの戦績を顧みれば、見限ることはできないロサギガンティア。特に東京コースに良績を残しており、一気の巻き返しまで見込める。

 朝日杯2着後、しっかり重賞を取った事でショウナンアチーヴは地力を証明してみせた。中山とのコースの差があるとは言え、相変わらず高い連動性を見せるNZTを制した事も好ポイント。

 地味ながら大敗少なく、混戦向きのウインフェニックスが気になる。差し有利のレース形態とはいえ、前に位置してもそこそこ粘る可能性も。

 穴ではアドマイヤビジンを挙げておきたい。末脚自慢で、牝馬戦線ではホウライアキコともヒケとらぬ実績。展開一つ。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

16=07
→10,08,09,04,05,14,15
(42点)
16=10
→07,08,09,04,05,14,15
(42点)
1番人気ミッキーアイルの取捨がやはりポイントとなろう。不安要素も抱えながら、かといって切りきれない中途半端な選択となってしまったが、ヒモ穴見込める状況だけにやはり押さえてはおきたかった。しかし、なかなか混戦といえる状況で、相当手を広げる必要がありそう。そのような情勢の中、軸馬としてはエイシンブルズアイがもっとも信頼できそう。ホウライアキコとミッキーアイルを相手に3連単マルチながし。
2014年4月13日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 曇・良 サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 18  ◎ ハープスター    牝3 55 川 田  1:33.3  1
2[6] 12  ▲ レッドリヴェール  牝3 55 戸 崎  クビ    2
3[5] 10  △ ヌーヴォレコルト  牝3 55 岩 田  3/4     5
4[7] 15  ☆ ホウライアキコ   牝3 55 和 田  1.1/2   6
5[3] 6  △ レーヴデトワール  牝3 55 福 永  アタマ  7
6[7] 13  ☆ アドマイヤビジン  牝3 55 四 位  クビ    8
7[7] 14     マーブルカテドラル 牝3 55 田 辺  1/2     9
8[5] 9  ○ フォーエバーモア  牝3 55 蛯 名  3/4     3
9[8] 16     リラヴァティ    牝3 55 松 山  1/2     10
10[8] 17  ☆ ベルカント     牝3 55 武 豊  1.1/4   4
11[2] 4     ペイシャフェリス  牝3 55 川 島  1/2     13
12[1] 2     ニシノミチシルベ  牝3 55 シュタ  1.1/2   11
13[4] 8     シャイニーガール  牝3 55  幸   アタマ  15
14[3] 5     モズハツコイ    牝3 55 浜 中  1.1/4   17
15[6] 11     フクノドリーム   牝3 55 横山和  1.1/4   18
16[1] 1     カウニスクッカ   牝3 55 松 田  1/2     16
17[4] 7     ニホンピロアンバー 牝3 55 秋 山  4      14
18[2] 3     コーリンベリー   牝3 55 藤 田  大差    12
  
払戻金 単勝 18 120円
    複勝 18 110円 / 12 170円 / 10 270円
    枠連 6-8 370円
    馬連 12-18 370円 / 馬単 18-12 450円
    3連複 10-12-18 1310円 / 3連単 18-12-10 2540円
    ワイド 12-18 200円 / 10-18 340円 / 10-12 960円
  

感想と言い訳?!

 フクノドリームの思わぬ大逃げで、まさか…届かない?とハラハラさせながらも、ハープスターが見事に差し切り勝ちで戴冠。2歳女王レッドリヴェールの勢いを上回る外強襲で昨年の雪辱を果たしました。

  敗れたレッドリヴェールも、小さい体で驚嘆の伸びを見せ、素晴らしい内容。勝ち馬ばかりが注目されがちですがこの馬の今後も楽しみです。

 概ね力通りに決まったといえますが、フォーエバーモアは存外でした。懸念された差し優勢の展開になったことは差し引いてももう少しやれるかなと思っていたのですが…。

 馬券はまぁ、的中は的中なんですけどもね。
  ・・・安いよね・・・ものすごくww

2014/4/12 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
広くコースと長い直線で、有利不利の少ないコース形態。
ポイントはゴール前の急坂。当然ながら差し馬有利ではあるが、それゆえ逆にペースが緩みがち。マイル戦としては比較的ゆったり。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   カウニスクッカ 牝3 55.0 松田
1 02   ニシノミチシルベ 牝3 55.0 シュタル
2 03   コーリンベリー 牝3 55.0 藤田
2 04   ペイシャフェリス 牝3 55.0 川島
3 05   モズハツコイ 牝3 55.0 浜中
3 06 レーヴデトワール 牝3 55.0 福永
4 07   ニホンピロアンバー 牝3 55.0 秋山
4 08   シャイニーガール 牝3 55.0
5 09 フォーエバーモア 牝3 55.0 蛯名
5 10 ヌーヴォレコルト 牝3 55.0 岩田
6 11   フクノドリーム 牝3 55.0 横山和
6 12 レッドリヴェール 牝3 55.0 戸崎圭
7 13 アドマイヤビジン 牝3 55.0 四位
7 14   マーブルカテドラル 牝3 55.0 田辺
7 15 ホウライアキコ 牝3 55.0 和田
8 16   リラヴァティ 牝3 55.0 松山
8 17 ベルカント 牝3 55.0 武豊
8 18 ハープスター 牝3 55.0 川田
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
ペースは逃げ馬07の動向一つ。本命馬を封じるには、なんとかスローに落とす必要あるも、極端なスローはなさそう。
信頼度
B
本命戦
しっかりした軸馬と脇を固める有力馬。ヒモ荒れはありえる情勢も1頭までか。
予想本文 

~牝馬クラシック第一戦 負けられぬ本命馬~
 昨年の桜花賞でも話題にした、ドバイシーマCのジェンティルドンナが、今年度はまさに力ずくで2着の雪辱を果たした。ジェンティルドンナ以降、女傑と呼ばれるまでの存在は今のところいないといえよう。そうこうしている内に新たな世代の争いが始まってしまった。

 阪神JFではハナ差で戴冠を逃したハープスター。注目された始動戦のチューリップ賞で圧巻の競馬を見せた。時計的にも申し分なく、同じ舞台の阪神1600mなら順当だろう。大外枠も、この馬の脚質と、阪神外回りなら、むしろ歓迎。少々の距離ロスより内に包まれる不安が少ない方がよいだろう。オークスではまだ絶対視できるほどの裏付けはないだけに、ここは取りこぼしは勘弁願いたい。

 コンスタントに34秒台の上がりを持つフォーエバーモアも安定した競馬が期待できそう。阪神JFではレッドリヴェール、ハープスターとハナ、クビの接戦の3着。こちらも前哨戦をしっかりと勝利し雌雄を決する体制は十分。自在性がある馬だが、本来は先行タイプ。やはり差し馬が有利と思われる展開だけに、後続馬に飲み込まれる不安は若干あるが、一方で出し抜ける利もある。

 阪神JF勝利の2歳女王、レッドリヴェールはぶっつけでここに挑んできた。体の小さい馬で消耗が大きいとの理由からの陣営の予定通り。しかし、やはりどうにもその点が気に掛かる。成長著しいこの時期、現状維持では置いて行かれる。やはり1戦の経験不足が大きなハンデとならないか心配。とはいえ無敗の3勝馬。しかも展開も向くと思われ、前走のハープスターを上回る脚色を見せたデキにあればもちろん首位争い。

 すみれSという少し変わったところを叩き台に選んだレーヴデトワール。長めの距離を意識されていることから、狙いはオークスとも言えようが、ここで凡走するようならそれも叶うまい。調子は良さそうで、主戦騎手は僚馬を選んだが、牝馬レースはお任せの頼もしい鞍上も得た。毛色こそ違うがやはり姉を彷彿させる。

 前走の着差はやや力の差を感じたヌーヴォレコルトだが、自身の競馬はできていた。安定した末脚の持ち主で、どのような展開でも大敗は考えにくい。まだ底が割れたわけでもなく、鞍上も2戦目で手の内にいれているだろうし、侮れない存在。

 アドマイヤビジンは差し合いの流れになった時の割り込みが怖い。本命馬とともに上がってこれるのも強み。馬混みの内を突ければ奇襲となりそう。

 阪神JF2番人気のホウライアキコ。早熟のきらいはあるが、前走の敗戦は不利があった。まだ見限るほどの材料は揃っていない。

 マイルは長いベルカントも、牡馬に挑んだ朝日杯の結果だけでは断定できぬ。前走で控える競馬も身につけ、徐々に距離適性にも幅。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
フォーメーション:

1着:18
2着:09,12
3着:09,12,06,10,13,15,17
(12点)

1着:18
2着:09,12,06,10,13,15,17
3着:09,12
(12点)

別路線組からはこれといった新星は現れず、基本的には暮れの2歳G1、阪神JFの再戦模様。今年はレベルが高いと思わせる粒揃いのメンバーだが、やはりハープスターの前走は別格のインパクト。軸は不動といえよう。
このレース、的中させるのは比較的容易に思えるが、配当的には厳しい。それなりの割り切りは必要か。やや迷いは生じたがハープスターを頭固定とし、フォーエバーモア、レッドリヴェールを相手に、2着、3着ながしで挑む。

2014年3月30日(日) / 中京 1200m 芝・左 / 曇・不良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 5  ×  コパノリチャード  牡4 57 Mデム  1:12.1  3
2[8] 17  △  スノードラゴン   牡6 57 大 野  3      8
3[5] 9  ◎  ストレイトガール  牝5 55 岩 田  1.1/4   1
4[8] 16      エーシントップ   牡4 57 武 幸  クビ    15
5[6] 12  ×  ハクサンムーン   牡5 57 酒 井  1/2     2
6[7] 13      アースソニック   牡5 57 三 浦  ハナ    16
7[7] 15  ×  スマートオリオン  牡4 57 横山典  クビ    5
8[8] 18      マヤノリュウジン  牡7 57 池 添  クビ    11
9[3] 6  △  リアルインパクト  牡6 57 戸 崎  1      7
10[5] 10      シルクフォーチュン 牡8 57 藤岡康  クビ    14
11[4] 8      ガルボ       牡7 57 石 橋  1/2     13
12[1] 2      サクラゴスペル   牡6 57 松 山  ハナ    17
13[2] 3      サンカルロ     牡8 57 吉田豊  3/4     6
14[2] 4      レッドオーヴァル  牝4 55 川 田  3/4     9
15[7] 14  ▲  レディオブオペラ  牝4 55 藤 田  3.1/2   4
16[6] 11      インプレスウィナー 牡7 57 丸 田  1/2     12
17[4] 7     Bレッドスパーダ   牡8 57 四 位  2      18
18[1] 1      マジンプロスパー  牡7 57 内 田  1.3/4   10
  
払戻金 単勝 5 770円
    複勝 5 260円 / 17 350円 / 9 140円
    枠連 3-8 2860円
    馬連 5-17 10400円 / 馬単 5-17 17030円
    3連複 5-9-17 7990円 / 3連単 5-17-9 71040円
    ワイド 5-17 2640円 / 5-9 540円 / 9-17 720円
  

感想と言い訳?!

 逃げ馬ハクサンムーンが予想外の後方からの競馬となり、やや落ち着いた流れとなりました。エーシントップが逃げ切り?!とも思わせましたが、上手く番手に控えたコパノリチャードが勝利をかっさらいました。
連続でコパ…実現してしまいました…。さすがのミルコ騎手です。

 本命、ストレイトガールは悪くとも2着と想定した馬券戦略。
ジリジリ追い上げては来ましたが、切れ味はスノードラゴンが遙かに上。
スパっと差しきられ、3着。なんてこったい。

2014/3/30 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中京 A
  • 芝1200m
    左回り
  • 不良
    見込み
コース図
やや時計の掛かる状態で、内も荒れ模様。当然ながら、外差しが決まりやすい。他馬の油断がなけれれば、逃げ押し切りは困難か。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   マジンプロスパー 牡7 57.0 内田 博幸
1 02   サクラゴスペル 牡6 57.0 松山 弘平
2 03   サンカルロ 牡8 57.0 吉田 豊
2 04 レッドオーヴァル 牝4 55.0 川田 将雅
3 05 × コパノリチャード 牡4 57.0 M.デムーロ
3 06 リアルインパクト 牡6 57.0 戸崎 圭太
4 07   レッドスパーダ 牡8 57.0 四位 洋文
4 08   ガルボ 牡7 57.0 石橋 脩
5 09 ストレイトガール 牝5 55.0 岩田 康誠
5 10   シルクフォーチュン 牡8 57.0 藤岡 康太
6 11   インプレスウィナー 牡7 57.0 丸田 恭介
6 12 × ハクサンムーン 牡5 57.0 酒井 学
7 13   アースソニック 牡5 57.0 三浦 皇成
7 14 レディオブオペラ 牝4 55.0 藤田 伸二
7 15 × スマートオリオン 牡4 57.0 横山 典弘
8 16   エーシントップ 牡4 57.0 武 幸四郎
8 17 スノードラゴン 牡6 57.0 大野 拓弥
8 18   マヤノリュウジン 牡7 57.0 池添 謙一
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
H
ハイ
ハナ必須の馬は少ないが、主力に先行馬揃い。後方待機馬に旨味。
信頼度
C
軸信頼

本命馬には一定の信頼が置けそう。ヒモは混戦模様。時計がかかるようなら伏兵馬にも十分勝ち目がある。

予想本文 

~ 空位の電撃王争奪戦 ~
 オルフェーブル不在で混迷を極めている今期だが、短距離戦線も王者ロードカナロアが去り、その座は空位となった。今がチャンスとばかりに集ったフルゲートの18頭。さすがに混戦の様相を呈している。

 ストレイトガールの軸は仕方がないところか。前に速い馬が揃って差し馬には有利な展開が見込まれる。今の力のいる中京コースにも対応できる下地もあり不安点は少ない。ここまでほぼ完璧な成績で頂点に挑むが、やはりG1への初舞台。その点ではまだ予断を許さぬ。事実、前走でやっと1分7秒台を更新したばかりだ。それでも、他馬の不確実性に比べれば、遙かに信頼度の高い軸馬だろう。

 本命馬以外は混戦模様。狙いは差し馬、さらに一発を見込んでレッドオーヴァルを抜擢。もともと短い距離なら高いレベルの素質の持ち主。スプリント戦は初めてとなるが、新味を出せるのではないか。前走はそう思わせるに十分な内容だった。引き続き今回も条件的に恵まれており、調子も良好。配当的にも旨味。

 奇しくも3頭とも牝馬となったが、3番手にレディオブオペラを挙げたい。前走での重賞初制覇はならなかったが、早くからそのスピードに期待されていた素質馬。時計の裏付けもあり、実績は乏しくともこのメンバーなら上位の存在であろう。初の中京コースは気になるところで、時計のかかる展開で、番手での競馬を強いられるとどうかという一抹の不安は残る。

 大敗も多いのでよくわからない印象もあるリアルインパクト。先行しての二枚腰が武器で、前々走の阪神Cではその最たるもの。しかし期待された次走で、あっさりその期待を裏切った。ただ、このレースは出遅れが致命的だった。もちろん、発馬五分なら結果は違ったとまでは言い切れないが、今回見切ってしまう材料にもならない。むしろ人気落ちで狙いやすくなった。

 ダート転向後、久しぶりに戻った芝のレースで、思わぬ好走をみせたスノードラゴン。この結果をどう捉えるかは難しいところだが、展開向いたとはいえゴール前でのあの強襲は、見どころ十分だった。連戦続きだがまだまだ元気。今回も無欲の外差しが決まりやすい展開が期待できそうで脅威。

 安定感抜群のスマートオリオン。とはいえ、それは条件戦での話だったが、前走でしっかり重賞ホースとなった。その点では先述のレディオブオペラより上といえよう。ただその前走が多くの面で恵まれたところもあった印象もある。底を見せていないので警戒は必要だが、過信も禁物か。

 休養明けの前走は力を出せず大敗したハクサンムーン。逃げ馬だけに本調子でなければ大敗するのは想定内。G1 2着の地力馬。一叩きの巻き返しはやはり怖い。ただ、想定以上に人気してるので、積極的には狙いづらいか。

 それでもこの人が駆るならのコパノリチャード。前走の逃げ切りはすごいの一言だった。上手く自分のレースに持ち込めた。ただ、今回はハナは切れそうにない上、先行勢には厳しい展開。まさか「コパ」の馬の連続G1奪取はないと思うが、それをどうにかしそうなのが、M.デムーロという騎手。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭1着ながし:

09
→04,14,06,17,15,12,05
(42点)
軸1頭2着ながし:
09
→04,14,06,17,15,12,05
(42点)
純粋なスピード勝負とはならず、格下馬にも展開ひとつでチャンスがある状況。ピックアップが難しいが、ストレイトガール頭一つ抜けているか。能力的な部分以外にもトータルで死角が少ない。ただ、それ以上の絞り込みも難しい。手広くなってしまうが、ストレイトガールの1頭軸で勝負。1着固定も不安があり、2着ながしも押さえておきたい。
2013年12月15日(日) / 中山 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系2歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 6  ▲ アジアエクスプレス 牡2 55 ムーア  1:34.7  4
2[6] 11  × ショウナンアチーヴ 牡2 55 後 藤  1.1/4   6
3[7] 14  ○ ウインフルブルーム 牡2 55 和 田  クビ    5
4[2] 4  △ マイネルディアベル 牡2 55 Mデム  1.1/4   9
5[2] 3  ◎ アトム       牡2 55 川 田  ハナ    1
6[8] 16     ショウナンワダチ  牡2 55 北村宏  1/2     7
7[7] 13  △ プレイアンドリアル 牡2 55 柴田大  アタマ  2
8[3] 5  × サトノロブロイ   牡2 55 松 田  1      10
9[5] 10     グリサージュ    牝2 54 江田照  アタマ  12
10[1] 1     ベルカント     牝2 54 武 豊  クビ    3
11[5] 9  × ツィンクルソード  牡2 55 福 永  クビ    8
12[8] 15     ハイアーレート   牡2 55 吉田豊  1.3/4   15
13[6] 12     アポロスターズ   牡2 55 勝 浦  3/4     14
14[4] 8     ニシノデンジャラス 牡2 55 田 辺  5      13
15[4] 7     エルカミーノレアル 牡2 55 川 須  クビ    11
16[1] 2     テイエムキュウコー 牡2 55 三 浦  5      16
  
払戻金 単勝 6 870円
    複勝 6 390円 / 11 470円 / 14 400円
    枠連 3-6 4160円
    馬連 6-11 7710円 / 馬単 6-11 13000円
    3連複 6-11-14 27430円 / 3連単 6-11-14 162960円
    ワイド 6-11 2400円 / 6-14 1890円 / 11-14 2060円
  

感想と言い訳?!

 やはりこのレースは外国人ジョッキーなんでしょうか。ムーア騎手駆るダート無敗馬アジアエクスプレスが完勝でした。4着、M.デムーロのマイネルディアベルも好走といっていいでしょう。

 また、これだけきれいに印並べて、肝心の◎本命アトムが5着。概ね予想通りなのに肝心の軸馬を間違えました。もったいない。ちょっと窮屈な競馬になってしまいましたね。

2013/12/15 2歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
スタートすぐのコーナー。その後は長い下り。先行激化必至だが、最後には急坂。差し馬有利には違いないが、直線は短く、外も回れぬジレンマを抱える。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ベルカント 牝2 54.0 武 豊
1 02   テイエムキュウコー 牡2 55.0 三浦 皇成
2 03 アトム 牡2 55.0 川田 将雅
2 04 マイネルディアベル 牡2 55.0 M.デムーロ
3 05 × サトノロブロイ 牡2 55.0 松田 大作
3 06 アジアエクスプレス 牡2 55.0 R.ムーア
4 07   エルカミーノレアル 牡2 55.0 川須 栄彦
4 08   ニシノデンジャラス 牡2 55.0 田辺 裕信
5 09 × ツィンクルソード 牡2 55.0 福永 祐一
5 10   グリサージュ 牝2 54.0 江田 照男
6 11 × ショウナンアチーヴ 牡2 55.0 後藤 浩輝
6 12   アポロスターズ 牡2 55.0 勝浦 正樹
7 13 プレイアンドリアル 牡2 55.0 柴田 大知
7 14 ウインフルブルーム 牡2 55.0 和田 竜二
8 15   ハイアーレート 牡2 55.0 吉田 豊
8 16   ショウナンワダチ 牡2 55.0 北村 宏司
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
短距離路線組がカギ。特に最内01が逃げる展開も、スピードで押し切るか、距離を考慮で控えるかの鞍上の判断に依存されそう。
信頼度
D
混戦
若駒のレースだけに材料が乏しい。無敗の人気馬も少なく、どの馬にもチャンスはありそう。
予想本文 

 牝馬が参戦するという一風変わった今回の朝日杯フューチュリティS。しかも重賞勝ち馬もその牝馬のうちの一頭。無敗馬も少なく、いささかG1と呼ぶにはいささか興を削がれるメンバーではあるが、ここから出世してゆく登竜門であるこも相違ない。

 一抹の不安を抱えつつも、安定感を買ってアトムを本命。地力的には他馬とも差を感じないが、トータルバランスが優秀。前走のデイリー杯では、先行するホウライアキコを捉えきれずの敗戦だが、レコード決着のもの。中団中目から差せる脚質でもあり、勝ち負けはともかく、上位好走する可能性はかなり高そう。

 金髪で大流星という派手な出で立ちのウインフルブルーム。一生懸命に走るタイプだが、反面、行きたがるところがある点が気に掛かる。控える競馬も可能なはずだが、G1の舞台でどこまで我慢してレースできるかが最大のポイントとなりそう。坂のある阪神コースでの実績が光るし、地力は高いものがあると感じる。

 ダート戦からいきなりの芝転向となるアジアエクスプレス。十分芝もこなせる走法ではあるが、やはりこればかりは実際走ってみないとわからない。ここまでの勝ちっぷりがすごいので、それゆえに大きな期待感と逆に怖さも残る。しかしオッズ的には勝負していいだけの旨味はあるとみる。

 このレースとの連動性が高い東スポ杯組。このレースを2着したプレイアンドリアルはレベル的にはこのメンバーでトップといってもよいだろう。敗れたとはいえ、先団から速い脚を繰り出し、レコード決着のクビ差。地方馬であるヒケ目が感じさせない内容だが、その1戦のみで背負う人気の高さを嫌い、やや控えめな評価とした。

 各馬の力関係が均衡してるなら、騎手の技量大きくなってくる。ならば、M.デムーロ駆るマイネルディアベルがクローズアップされてくる。鞍上だけでなく馬の方も軽視はできず、6戦と多いキャリアの中、着々と地力強化を感じる足跡。

 他馬も展開ひとつといったところだが、まだ底みせていない感のあるツインクルソード、中距離ローテに好感もてるサトノロブロイ、距離不安も安定した末脚のあるショウナンアチーヴをヒモ候補に加えておく。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着流し:

03
→14,06,13,04,09,05,11
(42点)
2着流し:
03
→14,06,13,04,09,05,11
(42点)
今回のメンバーで2頭軸固定は難しい。安定感を買ってアトムを本命とはしたが、対抗馬の固定ができそうにない。堅くいくならアトムを頭とした3連複馬券が適当だろう。ただ、それでは得られる利も少ないので、個人的には3連単、アトムからの1、2着ながしで勝負したい。
2013年12月8日(日) / 阪神 1600m 芝・右 外 / 曇・良
サラ系2歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 馬齢
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 8     レッドリヴェール  牝2 54 戸 崎  1:33.9  5
2[5] 10  ○ ハープスター    牝2 54 川 田  ハナ    1
3[3] 6     フォーエバーモア  牝2 54 蛯 名  クビ    8
4[6] 12  × クリスマス     牝2 54 Mデム  1.1/2   7
5[7] 13  ◎ マーブルカテドラル 牝2 54 田 辺  1.1/4   4
6[4] 7     マジックタイム   牝2 54 後 藤  アタマ  6
7[8] 18  × ホウライアキコ   牝2 54 和 田  アタマ  2
8[8] 16  × モズハツコイ    牝2 54 バルザ  3.1/2   10
9[1] 1  ▲ レーヴデトワール  牝2 54 福 永  アタマ  3
10[7] 15  △ グランシェリー   牝2 54 浜 中  1.1/4   9
11[5] 9     エクスペリエンス  牝2 54 四 位  クビ    18
12[8] 17     ダイヤモンドハイ  牝2 54 武 幸  1.3/4   11
13[7] 14     スイートガーデン  牝2 54 太 宰  クビ    17
14[6] 11     ヤマニンアリエッタ 牝2 54 高 倉  1/2     16
15[1] 2     トーセンシルエット 牝2 54 江田照  1.1/2   12
16[2] 3     マイネグラティア  牝2 54  幸   2.1/2   15
17[3] 5     ニホンピロアンバー 牝2 54 酒 井  5      14
18[2] 4     メイショウアサツユ 牝2 54 池 添  大差    13
  
払戻金 単勝 8 1460円
    複勝 8 340円 / 10 120円 / 6 460円
    枠連 4-5 670円
    馬連 8-10 1240円 / 馬単 8-10 4250円
    3連複 6-8-10 6220円 / 3連単 8-10-6 42130円
    ワイド 8-10 570円 / 6-8 2660円 / 6-10 860円
  

感想と言い訳?!

 レッドリヴェールにはちょっとダマされたっ!!感が…w。マイナス8キロの418キロではとても買えないなぁと軽視したら、見事な勝利です。札幌2歳Sとこの勲章を合わせれば、世代代表馬を自負できる立派な実績です。

 1番人気、ハープスターは猛追し、最後は狭いところをこじ開けての届かず2着。十分凄みは見せたと言える内容で、ある意味勝ち馬よりも目立ったといえるでしょう。今後楽しみの持てる内容です。

 3着にフォーエバーモアが入り、終わってみれば結局(旨味のない?!)無敗馬決着となりました。後はクリスマスがハナきれず、後方からの競馬で道中ははやくも鞭の入る始末で、絶対ダメだと思っていたら、4着まで突っ込んできました。実におそろしい。

2013/12/8 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
ある程度ペースが落ち着いたとしても、やはり差し馬有利は変わりない。ゴール前の急坂もポイントで適性が問われる。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 レーヴデトワール 牝2 54.0 福永 祐一
1 02   トーセンシルエット 牝2 54.0 江田 照男
2 03   マイネグラティア 牝2 54.0 幸 英明
2 04   メイショウアサツユ 牝2 54.0 池添 謙一
3 05   ニホンピロアンバー 牝2 54.0 酒井 学
3 06   フォーエバーモア 牝2 54.0 蛯名 正義
4 07   マジックタイム 牝2 54.0 後藤 浩輝
4 08   レッドリヴェール 牝2 54.0 戸崎 圭太
5 09   エクスペリエンス 牝2 54.0 四位 洋文
5 10 ハープスター 牝2 54.0 川田 将雅
6 11   ヤマニンアリエッタ 牝2 54.0 高倉 稜
6 12 × クリスマス 牝2 54.0 M.デムーロ
7 13 マーブルカテドラル 牝2 54.0 田辺 裕信
7 14   スイートガーデン 牝2 54.0 太宰 啓介
7 15 グランシェリー 牝2 54.0 浜中 俊
8 16 × モズハツコイ 牝2 54.0 M.バルザロ
8 17   ダイヤモンドハイ 牝2 54.0 武 幸四郎
8 18 × ホウライアキコ 牝2 54.0 和田 竜二
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
これといって行く馬が不在で、この距離にしては比較的ゆったり流れそう。 とはいえ、2歳牝馬戦ゆえ、かかる馬も少なからず出てきそう。
信頼度
D
混戦
1人気馬は休み明け、他馬の力関係も計れず混戦模様。波乱要素も内在。
予想本文 

 まだこれといった中心馬が確定しておらず混沌としている阪神ジュベナイルF。牝馬と言えば関西馬も昔の話。今年のメンバーは関東馬も負けていない情勢。まだ力関係が明瞭出ない中の予想は至難を極めるが、どうしても人気となる無敗馬に対しての見極めがポイントとなりそう。

 マーブルカテドラルの脚質はこのレースでは理想的と言えよう。中団につけ、そこから速い脚が繰り出せる。今回は関西遠征となるため馬体チェックは必要だが、相手が揃ったここでも良い勝負ができそうだ。ハイレベルといわれた新潟2歳Sでは確かに5着に破れてはいる。しかしその後レースを重ねることで、脚質に幅が出てきた。ローテ的にも好感だし、今の順調度を買いたい。

 前走、新潟2歳Sのレース内容は秀逸で、1番人気は順当と思うハープスターではあるが、やはり3ヶ月明けは気になる材料。この時期の牝馬にとって3ヶ月の実戦離れは相当大きい。現状、100%の状態は望めないだろう。他馬が積み重ねた上積みとの差し引きを考慮すれば、普通は手が出せないのだが、あの調教を見せられては考えも変わる。じっくりと乗り込まれ、今は古馬OP馬に先着するほど。ここを難なく勝利するようなら相当の器だろう。

 阪神コースの経験がないだけに、坂のあるコース対応の懸念は残るが、レーヴデトワールも、脚質、枠順と理想的な要素が揃っている。敗戦経験があるのも、人気的には逆に旨味がある。牝馬のマイル戦はおまかせの鞍上でもあり、安定したレース振りが期待できそう。ローテーション的には詰まっているので、当日の馬体減には注意。

 このメンバーでの実力は未知なところがあるが、一叩きされたグランシェリーが人気的にも面白そう。マイルは初経験となるが追い切りではよく動いており、何より阪神向きのパワータイプ。あっと言わせる下地はある。

 ファンタジーS 2着のモズハツコイも軽視できない存在。すでに有力他馬との勝負付けが済んでいるといえる実績だが、前走のレースぶりには見るべきものがあった。引き続き同鞍上ということもあり、1票投じておきたい。

 持てるスピードを考慮すれば、もっと評価を高めて良いホウライアキコ。ただ、やはり先行脚質と大外枠はいただけない。地力的に無視はできぬがここは押さえまでとした。

 復帰初戦の大敗は気になるところだが、クリスマスの巻き返しはないだろうか。アルテミスSでは1番人気を裏切る形になったが、一概に距離とはいえないだろう。ただ今回は場合によってはハナを切る展開。このレースで逃げ切るのは至難といえ、鞍上の手腕に託すことになる。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=10
→01,15,16,18,12
(30点)
ハープスターが前評判通りの強さを見せるかどうかがポイントとなる一戦だが、正直その判断は難しいところ。
順調度を信頼し、マーブルカテドラルを上位評価にした。馬券はこの2頭からの3連単マルチながし。
信頼度が低いレースでもあるし、あまり手を広げたくないところではあるが、高配狙いならマーブルーレーヴのマルチながしも悪くはないだろう。
2013年11月17日(日) / 京都 1600m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 5  △ トーセンラー    牡5 57 武 豊  1:32.4  2
2[2] 4  △ ダイワマッジョーレ 牡4 57 蛯 名  1      3
3[7] 13  ◎ ダノンシャーク   牡5 57 福 永  3/4     1
4[1] 1     コパノリチャード  牡3 56 浜 中  1.3/4   6
5[5] 10  × ドナウブルー    牝5 55 ビュイ  アタマ  10
6[4] 7     サンレイレーザー  牡4 57 藤岡康  アタマ  14
7[1] 2     サダムパテック   牡5 57 和 田  アタマ  5
8[2] 3     レッドオーヴァル  牝3 54 Mデム  アタマ  11
9[8] 16     グランプリボス   牡5 57 ルメー  3/4     7
10[8] 18     リアルインパクト  牡5 57 戸 崎  1/2     13
11[6] 12  ▲ クラレント     牡4 57 川 田  1/2     4
12[5] 9     ダノンヨーヨー   牡7 57  幸   ハナ    18
13[7] 14     リルダヴァル    牡6 57 バルザ  3/4     16
14[3] 6     ガルボ       牡6 57 石 橋  1.1/2   17
15[8] 17     マイネイサベル   牝5 55 松 岡  1.1/4   12
16[7] 15  ○ ダークシャドウ   牡6 57 ムーア  1      9
17[6] 11     サクラゴスペル   牡5 57 横山典  1.1/2   15
18[4] 8  × カレンブラックヒル 牡4 57 岩 田  1.3/4   8
  
払戻金 単勝 5 470円
    複勝 5 180円 / 4 210円 / 13 140円
    枠連 2-3 1630円
    馬連 4-5 1930円 / 馬単 5-4 3250円
    3連複 4-5-13 2090円 / 3連単 5-4-13 12450円
    ワイド 4-5 800円 / 5-13 390円 / 4-13 450円
  

感想と言い訳?!

 昨年、このレースで復活をとげた武豊騎手があっさりとトーセンラーを駆っての連覇を達成しました。これでG1レース100勝。言葉がありませんね。ただ、馬の方も実に強い勝ち方でした。距離云々以上にデキがよかったとのコメントがあったとおり、状態は最高だったと思います。

 2着、3着にダイワマッジョーレ、ダークシャドウが入り、馬券としては堅い結果。今年のG1は堅いレースが続きますねぇ。馬券は当たっても元本割ればかりです。
尚、期待したダークシャドウはさっぱりでした。ここまで負けるとはかなり予想外です。。。

2013/11/17 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 C
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
Cコースに代わって、内枠有利がやや顕著な傾向。平坦コースだけに、内先行馬に利があるといえる。だが、外差しが決まらないほどではなく、ペース次第でどうにかなる。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   コパノリチャード 牡3 56.0 浜中 俊
1 02   サダムパテック 牡5 57.0 和田 竜二
2 03   レッドオーヴァル 牝3 54.0 M.デムーロ
2 04 ダイワマッジョーレ 牡4 57.0 蛯名 正義
3 05 トーセンラー 牡5 57.0 武 豊
3 06   ガルボ 牡6 57.0 石橋 脩
4 07   サンレイレーザー 牡4 57.0 藤岡 康太
4 08 × カレンブラックヒル 牡4 57.0 岩田 康誠
5 09   ダノンヨーヨー 牡7 57.0 幸 英明
5 10 × ドナウブルー 牝5 55.0 W.ビュイッ
6 11   サクラゴスペル 牡5 57.0 横山 典弘
6 12 クラレント 牡4 57.0 川田 将雅
7 13 ダノンシャーク 牡5 57.0 福永 祐一
7 14   リルダヴァル 牡6 57.0 M.バルザロ
7 15 ダークシャドウ 牡6 57.0 R.ムーア
8 16   グランプリボス 牡5 57.0 C.ルメール
8 17   マイネイサベル 牝5 55.0 松岡 正海
8 18   リアルインパクト 牡5 57.0 戸崎 圭太
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
最内引いた1の逃げ。 これに喧嘩する他馬はなく、ひとまず落ち着いた流れ。外回りでも直線一気は困難か。
信頼度
C
ヒモ穴注意
上位陣は実績的に安定しており、大きく荒れる要素に乏しい。とはいえ、力関係は拮抗しており、伏兵の入り込む余地はある。
予想本文 

 長い間、いわゆる絶対王者的中心ホース不在の状態が続く短距離界だが、もっとも空洞化が顕著なのはマイル組。スプリンターや中距離タイプの馬に良いようにやられている状態で、混沌とした情勢の中で開催となる今年のマイルCS。

 それでも本命にはマイル専化ダノンシャークを据える。前走では勝利したとはいえ、当然のメンバーでの接戦勝ちは手放しでは喜べない。ここまで2戦使ったことも良かったのかどうか。大幅な馬体減もあったため、なおさら気になるところではある。しかし、ここまでの戦績を見ると、やはり、この馬がもっとも安定感があると断じざるを得ない。中団からの安定した差し脚にはやはり信頼が置け、大きく着順を落とすことはなさそうで軸として最適か。

 ダークシャドウが地味に怖い。大レースを無難な結果にまとめている堅実さに加え、年齢的な衰えの一方、円熟味増すレースセンス。天皇賞・秋を回避してのここへの参戦だが、むしろマイル戦の方がメンバー的に期待できそう。一叩きの変わり味を考慮すれば、人気的にはかなり狙い目であり、ここは勝負の対抗格。

 ハイレベルの毎日王冠の3着馬、クラレント。スローペースを先行したものであるため、展開が変わるこのレースにおいて額面通りに受け入れ難いが、地力上位であることは確か。スタート失敗があったとはいえ、マイラーズCの大敗はやはり京都コースだけに気になる。しかし、京都コースに実績がないわけではないし、今の充実ぶりなら期待の方が先立つ。先行して速い脚が使える点も大きい。

 本来、このレースの1番の前哨戦であるスワンS。レベル的には疑問の余地があるものの、このレース2着のダイワマッジョーレには、一皮剥けた印象を抱いた。これまで直線一気のイメージが強く、東京コース向きと思っていたが、スローとはいえ、1400m戦を好位づけで展開しラストは33秒台で上がってきたレースぶりには考えを改めさせられた。

 路線変更し、マイルに目を向けてきたトーセンラー。通用しないとまでは思わないまでも、やはり天皇賞・春2着馬のこのレースの参戦に違和感を感じない訳にはいかない。スピード競馬への対応に懸念を残すが、それを相殺するほどの状態の良さ。このメンバー相手なら地力的には一段上の存在。最後方に置かれると厳しいが、中団についていけることができれば、圧勝もありえる。

 妹には随分水を空けられてしまったが、ドナウブルーもここまでG1勝ちがあってもおかしくはない器の持ち主。牡馬一線級とのレースとなると地力的に一枚落ちは認めつつ、マイル戦なら期待も持てそう。

 大敗後、休養を挟んでの復帰戦。注目の調教だったが、期待に反する動きが報じられたカレンブラックヒル。見送りも考えたが地力で複勝圏には一考。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=15
→12,04,05,10,08
(30点)

13=12
→15,04,05,10,08
(30点)
マイル重賞でどれだけ安定していても、他路線組が混じってくるG1レースで大敗するシーンを近年は何度も見せられてきた。そのため、純マイラーには懐疑的にならざるを得ないのだが、それでも春の安田記念では踏ん張ってくれたダノンシャークを信頼したい。相手には頭を抱えるところだが、やや人気の盲点をついてダークシャドウを抜擢。この2頭からのマルチながし。点数的には厳しくなるが、副軸をクラレントに変えてもできれば押さえておきたい。
2013年9月29日(日) / 中山 1200m 芝・右 外 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[5] 10  ◎  ロードカナロア   牡5 57 岩 田  1:07.2  1
2[4] 7  X  ハクサンムーン   牡4 57 酒 井  3/4     2
3[3] 5  △  マヤノリュウジン  牡6 57 池 添  クビ    15
4[8] 15  X  マジンプロスパー  牡6 57 福 永  クビ    6
5[2] 3  X  アドマイヤセプター 牝5 55 四 位  クビ    10
6[3] 6  ○  ドリームバレンチノ 牡6 57 松 山  クビ    5
7[1] 1  ▲  グランプリボス   牡5 57 内 田  クビ    3
8[2] 4      サンカルロ     牡7 57 吉田豊  1.1/4   9
9[8] 16      シルクフォーチュン 牡7 57 戸 崎  クビ    13
10[6] 12      アウトクラトール  牡8 57 伊 藤  クビ    16
11[7] 13  △ Bサクラゴスペル   牡5 57 横山典  アタマ  4
12[6] 11      スギノエンデバー  牡5 57 蛯 名  ハナ    11
13[5] 9      サドンストーム   牡4 57 武 豊  クビ    8
14[7] 14      マイネルエテルネル 牡3 55 柴田大  クビ    12
15[4] 8      パドトロワ     牡6 57 勝 浦  2.1/2   14
16[1] 2      フォーエバーマーク 牝5 55 村 田  1      7
  
払戻金 単勝 10 130円
    複勝 10 110円 / 7 180円 / 5 1180円
    枠連 4-5 390円
    馬連 7-10 400円 / 馬単 10-7 530円
    3連複 5-7-10 13070円 / 3連単 10-7-5 28020円
    ワイド 7-10 230円 / 5-10 1780円 / 5-7 8170円
  

感想と言い訳?!

 2着くらいに負けてくれると馬券的においしいなぁという、こちらのゲスい思惑をロードカナロアが見事に粉砕してくれました。やや、楽な相手だったかもしれませんけど、完勝といっていい内容で、文句のつけようがありません。
 2番人気を嫌ったハクサンムーンも、逃げ残りは厳しいと踏んでいたのですが、地力の2着。
 3着までには…とした2番軸のドリームバレンチノは接戦だったが、6着。

 …比較的穴目のマヤノリュウジンや、アドマイヤセプターを含め、印馬が上位独占したにも関わらず、馬券を取ることはできませんでした。
ちょっと悔いの残る悔しい一戦でしたね。

ちくしょう ・゚・(ノД`)・゚・

2013/9/29 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 C
  • 芝1200m
    外・右回り

  • 見込み
コース図
下りのスタートから、ゴール前の急坂。直線短く、内枠先行の有利はゆるがない。しかし、逃げ切りまでとなると、至難の業。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 グランプリボス 牡5 57.0 内田 博幸
1 02   フォーエバーマーク 牝5 55.0 村田 一誠
2 03 × アドマイヤセプター 牝5 55.0 四位 洋文
2 04   サンカルロ 牡7 57.0 吉田 豊
3 05 マヤノリュウジン 牡6 57.0 池添 謙一
3 06 ドリームバレンチノ 牡6 57.0 松山 弘平
4 07 × ハクサンムーン 牡4 57.0 酒井 学
4 08   パドトロワ 牡6 57.0 勝浦 正樹
5 09   サドンストーム 牡4 57.0 武 豊
5 10 ロードカナロア 牡5 57.0 岩田 康誠
6 11   スギノエンデバー 牡5 57.0 蛯名 正義
6 12   アウトクラトール 牡8 57.0 伊藤 工真
7 13 サクラゴスペル 牡5 57.0 横山 典弘
7 14   マイネルエテルネル 牡3 55.0 柴田 大知
8 15 × マジンプロスパー 牡6 57.0 福永 祐一
8 16   シルクフォーチュン 牡7 57.0 戸崎 圭太
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
H
ハイ
07,02のハナ争いに加え、続く先行勢もスピード馬揃い。スプリント戦らしく相当に早い流れで、追い込み馬でもコーナーを上手く回れば…。
信頼度
C
ヒモ争い
軸強固も、2番手以下は混戦ぎみ。レースのペース次第では、結果も大きく変わりそう。
予想本文 

 オルフェーブル、キズナの凱旋門賞に注目が集まるが、国内も秋G1シリーズがいよいよスプリンターズSから幕を開ける。国際スプリントシリーズに含まれながら、今年は海外参戦馬が皆無。過去、波乱を起こしたのは海外参戦馬がらみが多かった。それゆえ今年は平穏傾向では?との見方が大勢を占めるがいかに。

 国内スプリントG1で2戦連続レコード、距離懸念のあったマイル戦の安田記念に加え、海外G1まで制したロードカナロア。ややこの時代の相手に恵まれていた感もないわけではないが、まぎれもない現短距離王。この立場ではそう簡単に負けは許されない。前走では、開幕週馬場の先行有利の中、斤量差を背負っての2着。前年と同じ結果でここに向けての仕上がりとしては申し分ない。不動の本命であることには違いないが、スプリント戦だけに頭固定までは怖さも残る。

 難しいのは不動の本命に対する対抗馬。本来大本命馬を打ち負かすような新星に期待したいところだったが、ドリームバレンチノに落ち着いてしまった。本命馬とは勝負付けは済んでおり、やや押し出され気味の2番手候補であることも否めないが、本命馬を除いては、トータルで最も不安点が少なく、安定した存在と言えよう。前走セントウルSは3着とはいえ、今ひとつ伸びに不安を残したが、そこからどこまで戻せるかが焦点。

 同様に3番手にも頭を抱えたが、グランプリボスの一発に期待。十分の実績を持ちながら、その気性からどうにも安定感にかける難しいタイプ。ただ、末脚の一瞬の切れ脚の使いどころを間違えなければ、大舞台でも好走は期待できる。最内枠は揉まれるリスクが高いが、逆に上手く活かすことができれば、好位抜け出しの理想形に持ち込める。後は安田記念以来の立て直しがどこまでできているか。

 前哨戦セントウルSは4着以下には魅力に乏しく、どうしても別路線組に目が行く。となるとサクラゴスペルの地力には注目せざるを得ない。人気もそれなりに背負うので過度な期待は禁物だが、調教時計も素晴らしく、今の状態はすこぶるよさそう。外枠は気になるが、好位から競馬ができることも強み。今回のメンバーなら十分勝ち負けの勝負ができるだろう。

 前項で魅力がないと断じたセントウルS大敗組でも、マヤノリュウジンだけは少々気になる。まだ条件馬の域を出ないがスプリント戦での実績には安定したものがあり、休養明け叩き一走後の調教過程も良好。好枠であることも好感。

 本来なら、もう少し評価していいマジンプロスパーだが、外枠と休養明け後の状態が今ひとつに映ったため、この評価。それでも歴戦の地力馬。軽視はできない。

 あっと言わせるならアドマイヤセプターか。一時期の不振から脱却しつつある現状に加え、内すぎない絶好枠を引いた。強力メンバー相手ではあるが、一発があってもそう驚けない。

 ハクサンムーンの地力はもちろん認めているが、やはり不安の方が先立ってしまう。G1の超ハイペースの中、直線急坂のあるこのコースでは強気にはなれない。背負う人気との割が合わないことを敬遠し、この評価までに留めた。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
フォーメーション:

1着:10,06
2着:06,10
3着:
 →01,13,05,15,03,07
(12点)

1,3着ながし:
1着:10
2着:
 →01,13,05,15,03,07
3着:06
(6点)

2,3着ながし:
1着:
 →01,13,05,15,03,07
2着:10
3着:06
(6点)

先行激化必至のこのレースでは、やはり逃げ馬は不安がある。かといって、極端な追い込み馬もこのレースでは勝てない。
となると、必然、好位差し、先行組が中心となり、外よりも内枠に取捨の重心を置くことになる。

ロードカナロアに逆らっても仕方が無いところ。軸不動ではあるが2着狙いが面白そうだ。3連単、ロードカナロアの1着ながし、2着ながし…といきたいところだが、これでは配当的に元が取れない。それゆえリスクが高まるが、相手もドリームバレンチノに固定しての勝負。

2013年6月2日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[5] 10  ▲  ロードカナロア   牡5 58 岩 田  1:31.5  1
2[1] 2  ◎  ショウナンマイティ 牡5 58 浜 中  クビ    3
3[8] 16  △  ダノンシャーク   牡5 58 Cデム  3/4     12
4[4] 8  ×  マイネイサベル   牝5 56 松 岡  1.3/4   15
5[2] 3      サクラゴスペル   牡5 58 横山典  ハナ    16
6[6] 12  ○ Bダークシャドウ   牡6 58 戸 崎  ハナ    5
7[2] 4      ガルボ       牡6 58 石橋脩  クビ    14
8[7] 15      ヴィルシーナ    牝4 56 ウィリ  クビ    7
9[8] 17  ×  ダイワマッジョーレ 牡4 58 蛯 名  1.1/2   6
10[4] 7  △  グランプリボス   牡5 58 内 田  クビ    2
11[3] 6     Bグロリアスデイズ  セ6 58 ホワイ  ハナ    11
12[5] 9      ナカヤマナイト   牡5 58 柴田善  ハナ    10
13[8] 18      サダムパテック   牡5 58 武 豊  1      8
14[1] 1  ×  カレンブラックヒル 牡4 58 秋 山  ハナ    4
15[3] 5     Bスマイルジャック  牡8 58 田 辺  3/4     18
16[6] 11      ヘレンスピリット  セ6 58 モッセ  2      13
17[7] 14      エーシントップ   牡3 54 福永祐  クビ    9
18[7] 13      シルポート     牡8 58 酒 井  クビ    17
  
払戻金 単勝 10 400円
    複勝 10 200円 / 2 210円 / 16 680円
    枠連 1-5 730円
    馬連 2-10 1470円 / 馬単 10-2 2570円
    3連複 2-10-16 18160円 / 3連単 10-2-16 62800円
    ワイド 2-10 620円 / 10-16 3230円 / 2-16 3120円
  

感想と言い訳?!

 単勝4倍という割れた人気の中、1番人気ロードカナロアが混戦を制しました。
これまでマイラーがスプリントをこなす例はあっても、その逆は少し珍しいですね。
やはり、ロードカナロアは本来はマイラーだと考えてもよさそうですね。

 2着は本命ショウナンマイティ。出遅れた上に直線ではもたもたとして進路も塞がってしまう始末。一時はダメだとも覚悟しましたが、最後はよく伸びてくれました。

 3着は絶妙のタイミングで追い出したダノンシャーク。それにしても、この馬思ったより人気なかったんですね。ちょっと見くびられすぎです。

 個人的には穴候補だったマイネイサベルの好走がうれしかったですね。馬券的にもこちらが絡んだ方がステキだったんですけどね。w

2013/6/2 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 C
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
コース図

Cコース2週目。やはり外差しが強い印象。ただ、内がまったくダメというわけでもなく、雨の影響次第では、先行勢にも注意は必要。

馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 × カレンブラックヒル 牡4 58.0 秋山 真一郎
1 02 ショウナンマイティ 牡5 58.0 浜中 俊
2 03   サクラゴスペル 牡5 58.0 横山 典弘
2 04   ガルボ 牡6 58.0 石橋 脩
3 05   スマイルジャック 牡8 58.0 田辺 裕信
3 06   グロリアスデイズ セン6 58.0 D.ホワイト
4 07 グランプリボス 牡5 58.0 内田 博幸
4 08 × マイネイサベル 牝5 56.0 松岡 正海
5 09   ナカヤマナイト 牡5 58.0 柴田 善臣
5 10 ロードカナロア 牡5 58.0 岩田 康誠
6 11   ヘレンスピリット セン6 58.0 G.モッセ
6 12 ダークシャドウ 牡6 58.0 戸崎 圭太
7 13   シルポート 牡8 58.0 酒井 学
7 14   エーシントップ 牡3 54.0 福永 祐一
7 15   ヴィルシーナ 牝4 56.0 C.ウィリアムズ
8 16 ダノンシャーク 牡5 58.0 C.デムーロ
8 17 × ダイワマッジョーレ 牡4 58.0 蛯名 正義
8 18   サダムパテック 牡5 58.0 武 豊
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
HS
ハイスロー
逃げる13に、スプリンターが混じって、早い流れが想定される。
必然的に後方待機馬が、牙を剥ける展開となる。
信頼度
D
混戦
粒揃いのメンバーが揃い、良い意味での混戦模様。香港を主戦の外国馬も無視しづらく、視野は広める必要あり。
予想本文 

 スプリント王、ロードカナロアの参戦によって、今年の安田記念は、スプリンター、マイラー、中距離と、各々のカテゴリーのスペシャリストが揃った。東京マイル戦という、短距離戦ながらもある程度のスタミナが要求される舞台で、最終的に問われるのは、スピードか、スタミナか。今一度再認識することができるであろうメンバーが揃った。

 馬場次第の面もあるが、ショウナンマイティを本命とする。豪華メンバーだった大阪杯での2着はここでは威張れる成績。追い込み一手の脚質上、どうしても勝ち味に遅くなるが、これまでの中距離からマイル戦に舞台を移すことで、そのイメージも一掃できるかもしれない。速い流れの対応が可能であれば、当然、短距離の方が差し切れる機会は訪れやすくなるはす。32秒台の末脚を発揮することができるが、これらはスローの瞬発力勝負になった場合に限られており、今回のような速い流れで同様の切れ味が発揮できるかがポイントとなりそう。一方、左回りを懸念する声が聞こえるが、その点についてはおそらく問題ないように思える。

 対抗にも、本命馬と同型となる中距離差し馬タイプのダークシャドウを推したい。この馬も前走大阪杯から一叩き後、こちらに矛先を転じてきた。これまでのチークピーシーズから、ブリンカーに変更し、矯正強化。これが一概に吉と出るかはわからない点が怖いところだが、集中してレースをした場合のこの馬の爆発力は今更述べるまでもない。昨秋の古馬王道G1を常に上位好走してきた歴戦の実力馬。そろそろ高齢でもあり、この辺りでどうにかG1タイトルを得たいところ。

 一般的に、ある程度のスタミナが必要とされる東京1600m。ならば、真っ先に不要になるのがスプリンターだ。ただ、その筆頭ロードカナロアにはマイル戦での実績がほとんどない。その未知さこそ、マイルが軽くこなせるという可能性に繋がってくる。ここまでスプリント路線を選択してきたのは、どちらかというと気性的な問題の方が大きい。歳を重ねることで、今では随分落ち着くようになってきた。今ならこの距離でも十分なパフォーマンスを発揮できるではないだろうか。とにかく過去15戦、オール3着以内の足跡は大きい。ここで大敗する可能性も高いわけだが、極端に人気しているわけではないので、ならば買っておくべき馬だろう。

 現マイラー筆頭候補は、やはりグランプリボスといっていいだろう。昨秋のマイルCSではサダムパテックに敗れ、香港でも惨憺たる成績だったが、1600mまでの安定感には信頼がおける。特に香港大敗後の復帰戦となった前走マイラーズCで、きちんと勝利してみせた点がよりその信頼に拍車をかけた。やや人気しすぎる嫌いもあるが、ヴィルシーナを捨てた主戦騎手に戻る以上、ここではそう無様な競馬できないはず。

 マイルの差し馬としては理想的な条件を兼ね備えているダノンシャーク。前走では3着に敗れるも、休養明けに加え、その着差も半馬身差なら上々。上積み考慮すれば、ここでも差のない競馬は可能なはず。鞍上が鞍上でもあり、外すことのできない怖い一頭。

 中山金杯での5着が影響してか、今ひとつ地味に映るダイワマッジョーレの近走の充実振りには目を見張るものがある。この馬も安定した末脚を持っており、東京マイル戦では、いかにもレースがしやすそうなタイプ。小柄な馬だけに当日の馬体には注意が必要だが、万全なら侮れない。

 先行馬はいらないとはいうものの、カレンブラックヒルだけは、地力がモノを言う局面での前残りはありえる。ダート転向失敗に終わり、ややトーンダウンな現状だが、馬自体は好調をキープしており、最内枠を逆にうまく活かせば後続を寄せ付けない場面も作り出せる。

 穴っぽいところでマイネイサベル。牝馬では先のマイル女王ヴィルシーナがいるのだが、先行する同馬よりもこの馬の方に人気的にも魅力。前走の3着好走にはやはり父、東京専科テレグノシスの血を感じさせられた。同じ舞台設定なら、ここでも再度の突っ込みがあっても不思議ではない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

02=12
→10,07,16,17,01,08
(36点)
冒頭で、スプリンター、マイラー、中距離馬の戦いであることは述べたが、基本的に中距離馬の差し馬に分があるとみた。特に東京コースなら、専門である純マイラーよりもその優位性は高いとみる。実力伯仲の好メンバーだけに絞り込むことはなかなか難しいが、ショウナンマイティとダークシャドウの2頭軸マルチでヒモを手広く挑みたい。印を打った馬以外にも、牝馬や外国馬など、気になる存在が多々あり、全流しくらいまで想定してもいいかもしれない。
また、脚質的にここ数年は速い時計での決着が続いており、今年も同様の様相。となれば、やはり先行勢はかなり苦しいと言わざるを得ない。それゆえ、ヒモの選択においては先行馬より差し馬を優先したいところだ。
2013年5月12日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 11  ○ ヴィルシーナ    牝4 55 内 田  1:32.4  1
2[4] 8     ホエールキャプチャ 牝5 55 蛯 名  ハナ    12
3[1] 1     マイネイサベル   牝5 55 柴田大  1/2     5
4[2] 3  × ジョワドヴィーヴル 牝4 55 川 田  1/2     4
5[3] 6     ドナウブルー    牝5 55 ウィリ  1/2     7
6[2] 4  ◎ ハナズゴール    牝4 55 浜 中  クビ    2
7[6] 12     ゴールデングローブ 牝5 55 藤岡康  クビ    18
8[5] 9     アイムユアーズ   牝4 55 戸 崎  アタマ  11
9[8] 18  × エーシンメンフィス 牝5 55 川 須  1/2     15
10[7] 14  × アロマティコ    牝4 55 福 永  クビ    9
11[5] 10  ▲ イチオクノホシ   牝4 55 Cデム  アタマ  6
12[7] 13     レインボーダリア  牝6 55 柴田善  クビ    10
13[1] 2     オールザットジャズ 牝5 55 岩 田  クビ    8
14[8] 17  △ サウンドオブハート 牝4 55 池 添  1/2     3
15[4] 7     アドマイヤセプター 牝5 55 北村宏  クビ    17
16[3] 5     ザッハトルテ    牝6 55 松 山  クビ    13
17[8] 16     メーデイア     牝5 55 横山典  1.1/4   14
-[7] 15     フミノイマージン  牝7 55 太 宰  中止    16
  
払戻金 単勝 11 310円
    複勝 11 150円 / 8 1020円 / 1 360円
    枠連 4-6 4730円
    馬連 8-11 8030円 / 馬単 11-8 12600円
    3連複 1-8-11 35770円 / 3連単 11-8-1 193570円
    ワイド 8-11 2570円 / 1-11 870円 / 1-8 7150円
  

感想と言い訳?!

 何よりびっくりしたのがホエールキャプチャの突然復活。

 いや、ハナ差の激戦制して勝ったのはヴィルシーナなのですが、先週のNHKマイルCでは100万馬券も飛び出しましたがあのレース以上に驚きの結果でした。この馬券が3連単20万弱なんて、個人的には安すぎです。いや、参りました。

それにしても、 昨年のこのレース以降のていたらくはなんだったんですかね。w

くどいようですが、勝ったのはヴィルシーナ。大魔神の悲願がついに成就されました。
余談ですが、内田ジョッキーは身長の公称は155cmなんだそうですが・・・

▼【画像】大魔神佐々木の体デカすぎワロタwwwww
  http://guideline.livedoor.biz/archives/52339664.html

(・・・馬券が外れすぎて、もうどうでもいいですww)

2013/2/20 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    左回り
  • 稍重
    見込み
コース図
天気は下り坂。馬場の状態の影響は大きそう。通常は基本的に差し馬有利なコースも、先行有利となる要素も多分に含んでいる。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   マイネイサベル 牝5 55.0 柴田 大知
1 02   オールザットジャズ 牝5 55.0 岩田 康誠
2 03 × ジョワドヴィーヴル 牝4 55.0 川田 将雅
2 04 ハナズゴール 牝4 55.0 浜中 俊
3 05   ザッハトルテ 牝6 55.0 松山 弘平
3 06   ドナウブルー 牝5 55.0 C.ウィリアムズ
4 07   アドマイヤセプター 牝5 55.0 北村 宏司
4 08   ホエールキャプチャ 牝5 55.0 蛯名 正義
5 09   アイムユアーズ 牝4 55.0 戸崎 圭太
5 10 イチオクノホシ 牝4 55.0 C.デムーロ
6 11 ヴィルシーナ 牝4 55.0 内田 博幸
6 12   ゴールデングローブ 牝5 55.0 藤岡 康太
7 13   レインボーダリア 牝6 55.0 柴田 善臣
7 14 × アロマティコ 牝4 55.0 福永 祐一
7 15   フミノイマージン 牝7 55.0 太宰 啓介
8 16   メーデイア 牝5 55.0 横山 典弘
8 17 サウンドオブハート 牝4 55.0 池添 謙一
8 18 × エーシンメンフィス 牝5 55.0 川須 栄彦
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
SH
スローハイ

牽く馬がおらず、この距離にしては落ち着いた流れ。有力馬に差し馬が多く、波乱があれば前残りか。

信頼度
C
実力伯仲
古牝馬限定戦だけに、地力の優劣が測りにくい。前走大敗からの巻き返しにも注意。
予想本文 

 春の古牝馬No1決定戦、ヴィクトリアマイル。勝負になりそうな好メンバーが揃って例年より楽しみの多い一戦となりそう。

 ことマイル戦において、ハナズゴールこそが地力トップクラスであることは異論はないだろう。非常に小柄な馬ゆえ体質面のひ弱さがつきまとうが、その瞬発力は群を抜く。展開はもう少し速い流れが望み。やはり自慢の切れ味が削がれる重馬場と、スローペースはどうしても懸念材料として立ちはだかる。とにかく馬場の状態と、長い直線がどこまで相殺してくれるかがポイントになりそう。

 超豪華メンバーの揃った大阪杯で、休養明けながらまずまずの結果を得たヴィルシーナ。一叩きの上、万全の仕上がりで悲願のG1奪取に挑む。惜敗が多い着順が示すようにもうひとつ切れる脚がないことが欠点で、久しぶりのマイル戦には不安が残る。しかし直一気型の差し馬には展開的に信頼が置けない以上、この馬の自在性には安心感がある。なんといってもジェンティルドンナさえいなければの準3冠馬。複勝圏まで外すような大敗はあまり想像しにくい。

 1400m中心の実績であるため、1ハロンの延長が気になるイチオクノホシ。たが、切れる脚ならこちらも負けてはいない。展開的に差し込み一辺倒では難しい面があるが、確実な末を持っているので、それを鞍上がどう活かしてくるか。届かないレースが続いているが、スローペースでも33秒台の脚が使える点は心強い。

 桜花賞4着サウンドオブハートもマイルでは安定感がある。比較的前でも競馬ができるため、今回の流れは有利に働きそう。前走の阪神牝特はやや上手くいきすぎた感を嫌って少し評価を下げたが、マイルでこれだけ安定した実績を無下には出来ない。 

 2歳時の栄光から、今ひとつ波に乗りきれないジョワドヴィーヴルだが、前走では復調を伺わせるレースをみせた。もうひとつ上積みが必要にも思えるが、復権があっても驚けない。

 アロマティコも展開一つ。秋華賞3着後は自己条件を無難に勝ち上がり、挑んだ前走も差のない結果。牝馬同士なら十分戦える地力がある。

 ひと叩きのガラリ一変が怖いエーシンメンフィス。近走では脚質に幅が出てきた。穴で一考。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

04=11
→10,17,03,14,18
(30点)
 魅力的な馬が揃い、目移りするが、人気でもヴィルシーナの安定感を信頼したい。ただしやはり単の魅力はハナズゴール。
ヒモは広げても、軸はこの2頭の3連単 2頭軸マルチながしで勝負。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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