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2016/5/15 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    外・左回り

  • 見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ウインプリメーラ 牝6 55.0 川田将雅
1 02 スマートレイアー 牝6 55.0 武豊
2 03   シャルール 牝4 55.0 横山典弘
2 04   ウリウリ 牝6 55.0 三浦皇成
3 05   レッドリヴェール 牝5 55.0 石川裕紀
3 06 マジックタイム 牝5 55.0 ボウマン
4 07 ルージュバック 牝4 55.0 ルメール
4 08   メイショウマンボ 牝6 55.0 武幸四郎
5 09   カフェブリリアント 牝6 55.0 福永祐一
5 10 ミッキークイーン 牝4 55.0 浜中俊
6 11 レッツゴードンキ 牝4 55.0 岩田康誠
6 12 クイーンズリング 牝4 55.0 M,デムーロ
7 13   ストレイトガール 牝7 55.0 戸崎圭太
7 14   ウキヨノカゼ 牝6 55.0 四位洋文
7 15 ショウナンパンドラ 牝5 55.0 池添謙一
8 16   シュンドルボン 牝5 55.0 吉田豊
8 17   トーセンビクトリー 牝4 55.0 内田博幸
8 18   ショウナンアデラ 牝4 55.0 蛯名正義
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
特に主張する馬もなく、高速馬場の近年の傾向からもスローペースは濃厚。前残りに注意。
信頼度
C
実力伯仲
高いレベルの各馬の実力均衡状態。直線の叩き合いが濃厚で、直線までの位置取りがカギ。
予想本文 

~ 春の嵐、吹くや、吹かざるや ~
 これまで今ひとつ盛り上がりに欠ける印象のあった春の古牝馬G1だが、今年はG1ホースがズラリ。得意距離も世代も異なり、軸馬もかなり迷うほど。昨年は2000万馬券という大波乱を呼んだレース。それ以前も近年も波乱の傾向を含む。ただ、ここまでメンバーが揃った中、それも東京コースでそれほど荒れるだろうか。その点をよく見極めたい。

 1番人気がコロッと敗れる当レースではあるが、それでもミッキークイーンには死角がないように思える。JC大敗後、休養挟んでの復帰戦、古牝馬との対戦、それもマイル戦と注目の中、2着に甘んじたが十分な内容。馬群後方に揉まれ、これは沈んだか?と思わせた刹那、ぐいぐい伸びて、とくにゴール前3完歩は戦慄覚える追い上げを見せた。ひと叩きの効果もあってか、仕上がりも絶好。主戦騎手に戻ってここは無様な競馬はできない。

 愛すべき末脚の持ち主スマートレイアー。その末脚は不発に終わることが多く、力を出し切れていないもどかしさがあったが、ここ2走で逃げ馬として開眼。少しづつ先行できる器用さも身につけてはいたが、正直、ここまでの変わり身には驚いた。昨年、このレースは大敗しているが、その上がり3Fは実に32秒台。それでも前が止まらなければどうしようもなかった。しかし、今年は前に位置することができる。単純にこの点は非常に大きい。1年ぶりにかつてのパートナーに戻る。さすがに控える事はしないと思うが、どのようなレースをするか楽しみ。

 こと地力ならば、JC馬、ショウナンパンドラで異論はないだろう。牡馬とも真っ向から渡り合っている実力馬で、むしろ牝馬限定戦に出る意味がないほど。得意の東京で今回も確実な差し込みが期待できそう。ただ、やはりマイルは本来、この馬の適正距離ではない。過去、圧倒的1番人気が大敗したのがこのパターンに似ている。今回、メンバー揃って1番人気とはならなさそうだが、軸に据えるには躊躇が生じた。

 今となってはやや地味な存在となってしまったが、ルージュバックも桜花賞、オークス1番人気の実力馬。有馬記念では大敗したが、復帰戦の前走では一定の目処。メンバー的にはスカッと勝利してほしいところだったが、斤量差と落鉄の影響もあった。東京コースには実績もあり、ここで反撃の狼煙をあげてほしいところ。

 クイーンズリングはやはりこの鞍上だと無視することはできない。また、馬の方も鞍上の意に従う起用な自在性を持つ。ここはある程度前での競馬が必須となろう。レース間隔が空いているのもこの馬にとっては好ましい。成績的にはムラがあるも上位陣との地力差もそれほど感じない。十分勝ち負けできる。

 マイルを中心に、最近は堅実な成績を残るマジックタイム。前走は軽ハンデの恩恵も受けたとはいえ、スローの中、中団から差し切る良い内容。調子はまだ上向きのようで、この舞台での引き続き。

 有力各馬とはすでに勝負付けが済んでいる感もあるが、先行しぶとく、相手なりに走るウインプリメーラ。好調さは維持しているようで混戦で目。

 不気味なのがレッツゴードンキ。思うように成績が残せていないが、色々と不運が重なったことも事実。先行できるマイラーとしては、この条件にピタリ。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

10=02
→15,07,12,06,01,11
(36点)

05=15
→02,07,12,06,01,11
(36点)
軸には迷うところではあるが、1番人気を承知で、4歳エースのミッキークイーンを据えたい。今の前残りの東京であれば、内枠引いたスマートレイアーに食指が動くところだが、やはり飲み込まれる懸念もあり、ならば堅実に3着圏内を狙える同馬に白羽の矢。相手は当然のスマートレイアーとの3連単マルチながし。オッズ次第ではあるが、2番軸はいくつか変えても押さえたいところ。
2016/5/8 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 A
  • 芝1600m
    外・左回り

  • 見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   シュウジ 牡3 57.0 岩田康誠
1 02   エクラミレネール 牝3 55.0 大野拓弥
2 03 アーバンキッド 牡3 57.0 ボウマン
2 04 メジャーエンブレム 牝3 55.0 ルメール
3 05 ロードクエスト 牡3 57.0 池添謙一
3 06 ティソーナ 牡3 57.0 M.デムーロ
4 07   トウショウドラフタ 牡3 57.0 田辺裕信
4 08 イモータル 牡3 57.0 戸崎圭太
5 09 シャドウアプローチ 牡3 57.0 ベリー
5 10 ダンツプリウス 牡3 57.0 丸山元気
6 11   ペルソナリテ 牝3 55.0 柴田大知
6 12   ハクサンルドルフ 牡3 57.0 内田博幸
7 13   シゲルノコギリザメ 牡3 57.0 松岡正海
7 14   ブレイブスマッシュ 牡3 57.0 横山典弘
7 15   ストーミーシー 牡3 57.0 江田照男
8 16   カネノイロ 牡3 57.0 蛯名正義
8 17   ブランボヌール 牝3 55.0 三浦皇成
8 18 レインボーライン 牡3 57.0 福永祐一
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
逃げ馬13を他馬が追いかけるかどうかがカギ。特にかかる馬が出なければ、マイル戦としてはゆったり目のペースが予想される。
信頼度
D
混戦
軸馬には一定の信頼も、敗戦後の立て直しゆえ、不安もある。ヒモ穴要素も多分にあり、波乱の可能性も。
予想本文 

~ 復権にかける ~
 桜花賞の本命馬、メジャーエンブレムがオークスを回避し、ここに参戦。現情勢をみれば、オークス参戦の方がチャンスがあったような気もするが、マイルに適性を求めた陣営の判断には、この馬を1冠だけで終わらすわけにはいかないという意気込みを感じる。傷心の敗戦後、牡馬相手にどこまでの競馬をみせるかが注目したいところ。

 1番人気で迎えた桜花賞では、期待に答えられなかったメジャーエンブレム。直線挟まれながらよく抜けては来たものの、最後は後続馬に飲まれてしまった。キレというよりも、持続力ある脚での早め押し切りがこの馬のスタイルであるため、不向きな展開となったことは否めない。東京のマイル戦は差し馬有利に思えるが、ことNHKマイルに限っては先行脚質が活躍。今年のクラシックのレベルは高く、敗れたとはいえ、その主役を担ったこの馬の能力は評価したい。

 同様にロードクエストも皐月賞では大敗してしまった。どうもこの馬は中山では自慢の切れる脚が使えない。得意の左回り、それも直線長い東京の舞台はお誂え向き。こちらも再起を図る注目を集めるレースとなる。皐月賞も桜花賞同様相当にハイレベルなレース。このメンバーなら、やはりクラシック組に食指が動くし、事実地力的にも上位に位置するだろう。ただ、直一気ではなかなか通用しづらいレースでもあるので、その点が少々不安。

 本命馬と同じく、ダイワメージャー産駒のティソーナ。重賞未経験で実績的には劣るが、このメンバーならそう臆することはない。先行しながらも、それなりの速い脚を使い、なお、粘れる根性もある。まさにこのレース向きのタイプで、G1でも好勝負が期待できそう。

 東京コースならイモータルに魅力を感じる。朝日杯では状態一息で敗れはしたが、続く共同通信杯では変わり身を見せた。しかも敗れた相手は後の皐月賞馬。少々気性的に問題を抱える不安点はあるものの、ひとたび折り合えば中団からの切れる脚が使える。

 近年連動性は薄れつつあるがニュージーランドT勝ち馬、ダンツプリウスも注目の一頭。母父マンハッタンカフェにブライアンズタイムという重厚な血統背景で、速い時計に対応できるか疑問はあるが、現状はマイルがあっているといえよう。

 1勝馬ながらレベルの高かった毎日杯の2着が光るアーバンキッド。上位陣ともそれほど差はないはずで、ここは展開ひとつ。

 実績的には地味だが、ダンツプリウスにも先着経験のあるレインボーライン。うまく流れに乗れれば、大外からの差し込みも怖い。

 須貝厩舎の3頭出し3番手に位置するシャドウアプローチだが、一頓挫後の久々でも自身の出来は良さそう。G1 3着の実績に1票を投じておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

04=05
→06,08,10,03,18,09
(36点)

04=06
→05,08,10,03,18,09
(36点)
予断は許されないとはいえ、メジャーエンブレムの主軸は揺るがないという見解。ただ、周囲はなかなかに混戦。順当ならロードクエストの地力が一段高く思えるが、そうすんなりと決まるだろうか。印を打たなかった馬にも十分チャンスが有り、ヒモ穴にも十分警戒したい。馬券的にはメジャーエンブレムを軸に、ロードクエスト、ティソーナを相手に2頭軸マルチながしを推奨。
2016/5/1 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 C
  • 芝3200m
    外・右回り

  • 見込み
京都の坂越えが2回。上がりの競馬になりやすく、差し馬は勝負所ではある程度前につける必要もある。また、長距離コースゆえ、内の経済コースを回る必要があり、その点において外枠はやはり不利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 キタサンブラック 牡4 58.0 武豊
1 02 トゥインクル 牡5 58.0 勝浦正樹
2 03   カレンミロティック セ8 58.0 池添謙一
2 04   トーセンレーヴ 牡8 58.0 武幸四郎
3 05 フェイムゲーム 牡6 58.0 ボウマン
3 06   アドマイヤデウス 牡5 58.0 岩田康誠
4 07   ファタモルガーナ セ8 58.0 内田博幸
4 08 シュヴァルグラン 牡4 58.0 福永祐一
5 09   トーホウジャッカル 牡5 58.0 酒井学
5 10 アルバート 牡5 58.0 ルメール
6 11   タンタアレグリア 牡4 58.0 蛯名正義
6 12   ヤマニンボワラクテ セ5 58.0 丸山元気
7 13   マイネルメダリスト 牡8 58.0 柴田大知
7 14 サトノノブレス 牡6 58.0 和田竜二
7 15 サウンズオブアース 牡5 58.0 藤岡佑介
8 16   ファントムライト 牡7 58.0 三浦皇成
8 17 ゴールドアクター 牡5 58.0 吉田隼人
8 18   レーヴミストラル 牡4 58.0 川田将雅
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
SS
超スロー
逃げ馬はいるにはいるが、果敢に引いていくタイプではない。スローペースは必至で、後方待機馬はまくりができないと苦しいか。
信頼度
D
展開次第
とにかく1番人気が敗れてしまう荒れるレースとして定着。今年のメンバーも実力差は僅か。隠れた長距離適性のある馬の見極めがポイント。
予想本文 

~ 演歌歌手 VS 野球選手?! ~
 有名芸能人で馬主の方が多くいますが、G1ホース所有者となるとかなり少なくなる。それゆえにG1を獲る難しさを痛感させられたものだが、今レースは2頭の有力馬主にその名がある。両名ともすでにG1勝利済みではあるが、競馬外ではそのあたりも一興。

 長距離レースゆえ、当然、前年の注目すべき菊花賞馬のキタサンブラック。どうみても短距離血統ゆえ、まだ躊躇は残るが、近年の天皇賞・春は菊花賞より長い距離にも関わらず、スローによる上がりの競馬がより色濃く、むしろ中距離馬に利がある傾向。ここでの1ハロン延長は特に問題ないと見る。なんといっても鞍上は「平成の盾男」。このメンバーなら、かなりのスローに落としてくるはずで、かかる馬が出て乱ペースにでもならない限り、自分のレースに持ち込めるだろう。その点では最内枠を引いたことはかなり大きい。

  有馬記念を挟んで5連勝。休養明け初戦も快勝とあらば、当然主役のゴールドアクター。前走をしっかり勝利した点はかなり高く評価したい。先行脚質でもあり、まず間違いなく上位には顔を出すだろう。ただ、フルゲートの外枠を引いた点はやはりかなり気になるところ。また、とにかく1番人気が勝てないこのレース。やはり多少は疑ってかかるべき。もし、ここもあっさり勝って連勝が続くようなら、今年はこの馬が中心となっていくだろう。

 ミルコが鞍上だったら…という思いもないわけではないが、サウンズオブアースの絶好調ぶりに心奪われる。昨年のこのレースは大敗しているが、その後の足跡は見事で、高いレベルで揉まれた経験は信用に足るもの。特にその思いが強まったのが前走で、ゴールドアクターに敗れはしたが僅差の内容。展開の影響も多分にあり、勝負付け済んだとは言いがたい。ここも引き続き勝ち負けできる存在。

 シュバルグランは前走、阪神大賞典を圧勝。連動性の高い前哨戦をあの勝ちっぷりなら、当然の警戒対象だが、前走から3キロ増加の斤量がどうか。その点では実績的には足らないが、末脚はしっかりしており、このレースに高実績を誇るハーツクライの産駒。前走同様、早めにまくる競馬ができれば面白い。

 ステイヤーズS完勝の実績があり、長距離レースには不安のないアルバート。有馬記念で大敗後の立て直しの前走は4着ではあったが収穫もあった。これまでの末一手の競馬から、比較的前で競馬を試み、それなりに形になっていた。ここも後方一気では勝負にならないと予想されるだけに、前走の競馬ができるなら期待も大きくなる。

 昨年のこのレース2着馬のフェイムゲーム。豪州遠征を経て、復帰戦も上々の結果。ゴールドシップをクビ差まで追い詰めた底力はやはり脅威。

 そのフェイムゲームを4馬身差完勝してみせたトゥインクルも穴で一考。前々走の万葉Sの敗退は気に入らないが、概ね長距離での安定した地力を評価。

 長距離実績なら少々格下もサトノノブレスも面白い。ここ4戦は常に34秒前半の上がりを残しており、安定した成績を残している。目下の好調を裏付けるかのような追いきりで、要一発警戒。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

01=17
→15,08,10,05,02,14
(36点)

01=15
→17,08,10,05,02,14
(36点)
近年荒れているレースということもあって、票が割れるであろう多種多様なメンバー構成。レースとしてはスローで進んで上がりの競馬となる。やはり紛れは生じやすいが、基本的には先行馬を中心に考えたい。内枠を引いた先行馬という点を重視し、キタサンブラックを連軸としての意味での本命視。相手はやはり実績的にもゴールドアクターということになるが、サウンズオブアース、シュバルグラン、アルバートあたりも差はないだろう。
推奨馬券としては、キタサンから、ゴールド、サウンズの2頭をそれぞれ3連単 2頭軸マルチながしとしておく。
2016/4/17 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 B
  • 芝2000m
    内・右回り
  • 稍重
    見込み
スタートとゴール前の2度の坂越えがあるタフなコース。スローペースになりやすく、内回りゆえ多数頭なら差し馬は捌くのに苦労することもあり、器用さと力のある先行馬が圧倒的に有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ドレッドノータス 牡3 57.0 藤岡佑介
1 02   ジョルジュサンク 牡3 57.0 吉田隼人
2 03 マカヒキ 牡3 57.0 川田将雅
2 04   アドマイヤダイオウ 牡3 57.0 福永祐一
3 05   マウントロブソン 牡3 57.0 ベリー
3 06   ミライヘノツバサ 牡3 57.0 柴田大知
4 07   ウムブルフ 牡3 57.0 柴山雄一
4 08   ミッキーロケット 牡3 57.0 横山典弘
5 09   ナムラシングン 牡3 57.0 田辺裕信
5 10   トーアライジン 牡3 57.0 大野拓弥
6 11 サトノダイヤモンド 牡3 57.0 ルメール
6 12   リスペクトアース 牡3 57.0 石川裕紀
7 13   プロフェット 牡3 57.0 戸崎圭太
7 14   ロードクエスト 牡3 57.0 池添謙一
7 15 エアスピネル 牡3 57.0 武豊
8 16 リオンディーズ 牡3 57.0 M.デムーロ
8 17   アドマイヤモラール 牡3 57.0 内田博幸
8 18   ディーマジェスティ 牡3 57.0 蛯名正義
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
コーナー4回でペースは緩みがちでも、例年、スローまでには至らない。差し馬も勝負できる。
信頼度
C
一騎打ち
上位陣のレベルは一段上と見る。波乱のない決着が濃厚だが、配当も期待できないため、絞り込んでのリスクを覚悟。
予想本文 

~ 桜花賞再現?! ~
 直結のトライアルをレコードで駆け抜けた1、2着馬と、別路線組の圧倒的1番人気馬という構図は、鞍上も含め、奇しくも先週の桜花賞と同じ構成。桜花賞と同じなら、リオンディーズの戴冠となる。ただ、今回は3強と呼ぶことはできぬほど、近年ないくらいのメンバーが揃った。今年の皐月賞はどの馬が勝つのか、心踊るレースとなった。

 実績不足の上、弥生賞組との力関係は未知でも、皐月賞という舞台においてなら、サトノダイヤモンドの完成度を信頼したい。とにかくこの3戦が文句のつけようのない完勝っぷり。相手が楽すぎて、未だ本気を出した競馬をしていないかのようで、底が知れない。気性的に落ち着きがあり、センスもよく大物感に溢れている。弥生賞組の実力馬に対し、どこまで通用するかは確かに不明の余地が残る。また、きさらぎ賞からの直行は、皐月賞での連動が皆無に等しく、この馬自身の重賞経験もこの一戦のみ。データ的には非常に厳しいが、それでも本命を張れるだけの馬と見る。相手も相当強いが、それをも超える超大物であることに期待したい。

 朝日杯では直線一気を決めたリオンディーズ。注目された復帰戦の弥生賞では敗れたとはいえ、この本番へ向けての予行練習として申し分のないものであった。前走から一転、皐月賞を意識した積極的に前につける競馬で、直線先頭から押し切る横綱相撲を試みた。結果、末に徹したマカヒキには屈したものの、相手のあの末脚は計算外で、2分を切った時計は十分勝利に値する内容。相変わらず、かかり気味で気性に不安は残すが、それでも前で競馬ができたことは、ここで非常に大きな意味を持つ。今回は前走を教訓に、鞍上もアジャストしてくる。ひと叩きの上積みも見込め、態勢は十分整った。

 本質的にはマイラーであることは承知の上で、エアスピネルを3番手。朝日杯の1番人気であったように、本来、この馬が世代代表馬であり、それに見合う十分な実力の持ち主でもある。ただ、今年は他にも匹敵する傑出馬がゴロゴロ出てきた。すでにリオンディーズとは勝負付けが済んでしまった感もあるが、まだ安定感ではこちらが上だろう。高いレベルでまとまっていて、完成度高く、器用さが要求される中山内回りなら、付け入る余地は十分にある。3強から外れ、人気的にも旨味十分。

 弥生賞を2分を切るという信じられない時計で勝利したマカヒキ。それも上がり3ハロンを32~33秒前半の脚を使うとんでもない豪脚の持ち主。中山の内回りでは不向きと思える脚質だが、逆にコーナー4回の2000mでは瞬発力勝負になりやすく、そういう展開であれば、この馬の末脚はうってつけ。ただ、前走はリオンディーズに勝利はしたものの、かなりスムーズにレース展開が出来たことを踏まえると、鞍上も変わる今回、どうしてもひとつ躊躇が残る。加えて、馬場渋化も気になるところ。それでもクラシック級の実力馬であることは間違いなく、相手強力でも展開一つ。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単 :
11-16-15
11-16-03
16-11-15
16-11-03
(4点)
 3強とは言われているが、実質はサトノダイヤモンドと、リオンディーズの一騎打ちと見る。そして、エアスピネルとマカヒキがそれに続いた「4強」という見解に至った。この4頭はいずれも世代代表馬クラスで、他馬とは一線を画するだろう。ロードクエスト、マウントロブソン、アドマイヤダイオウら取り巻き陣も気になるところではあるが、配当的にもここは大胆に4強のみの馬券で勝負したい。さらに1,2着もサトノダイヤモンド、リオンディーズ固定で、4点馬券で大きく勝負。ボックス馬券は押さえまで。
2016/6/1 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   キャンディバローズ 牝3 55.0 菱田裕二
1 02   ブランボヌール 牝3 55.0 三浦皇成
2 03   メイショウスイヅキ 牝3 55.0 松山弘平
2 04   ソルヴェイグ 牝3 55.0 蛯名正義
3 05 メジャーエンブレム 牝3 55.0 ルメール
3 06   ビービーバーレル 牝3 55.0 石橋脩
4 07 デンコウアンジュ 牝3 55.0 川田将雅
4 08   アッラサルーテ 牝3 55.0 和田竜二
5 09   ジープルメリア 牝3 55.0 松田大作
5 10 アットザシーサイド 牝3 55.0 福永祐一
6 11 レッドアヴァンセ 牝3 55.0 武豊
6 12 シンハライト 牝3 55.0 池添謙一
7 13 ジュエラー 牝3 55.0 M.デムーロ
7 14   カトルラポール 牝3 55.0 秋山真一
7 15 ラベンダーヴァレイ 牝3 55.0 戸崎圭太
8 16   ウインファビラス 牝3 55.0 松岡正海
8 17   アドマイヤリード 牝3 55.0 藤岡康太
8 18   メイショウバーズ 牝3 55.0 古川吉洋
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
昨年のようなスローは考えづらく、ある程度流れる展開。基本的には差し馬に有利。
信頼度
B
軸馬信頼
本命馬の連軸としての役割に期待。波乱の可能性は低そう。絞り込んでの金額勝負。
予想本文 

~ 3強?! ~
 いよいよクラシック第1弾、桜花賞。今の阪神は時計が速い。それも、一般的には差し有利のコース形態にも関わらず、比較的前が止まらない傾向も目立つ。そんな中、この時期の3歳牝馬が1分32秒台を叩きだした。それも3頭も。時計通りならこのタイムは圧巻。レースは3強で決まる公算はかなり高いはず。しかし、そううまく行かないのも競馬。果たして結果やいかに。

 ジュエラーは前走チューリップ賞ではかなり好展開にも関わらず、シンハライトに力負けともいえる着差以上の大きなハナ差負け。だが、これで勝負付けが済んだといえるほど決定的な差でもない。むしろ、1.32.8の時計で走破できた点は収穫で、さらに敗れたことでも人気的な旨味が増した点は大きい。調教に不安なく、前走以上に好調。この鞍上であれば今度はアジャストしてくるはずで、正直、単アタマとしての本命は断言しがたいが、連軸としてなら今回はうってつけの存在。

 2歳女王、メジャーエンブレムの前走は圧巻のひとこと。比較的手薄な相手だったとはいえ、東京コースを逃げてそのまま5馬身突き放し、そのタイムはなんと1分32秒5。前後半、ともに34秒台でまとめた内容でこれではちょっと、他馬にはどうしようもない。阪神コースは差し有利も、それでも十分押し切れる計算。後は、やはりチューリップ賞組との力関係。脚質的には分が悪く、人気もダントツなのでどうにか逆らいたいので、少し印を落とした。が、走りたくて仕方がないような躍動感溢れる調教をみるかぎり、実力的なトップはやはりこの馬かもしれない。

 シンハライトはいずれも僅差とはいえ、無敗の3連勝を成し遂げた点と、やはり連動性高いチューリップ賞を勝っている点を評価したい。末脚勝負の脚質、阪神1600の鬼、ディープインパクト産駒である点にも大いに安心感がある。相手2騎は強力だが、地力は互角以上。相手鞍上はG1コレクターの外国人ジョッキー。どうしてもその点で印的に下げたが、本心としては日本人ジョッキーの意地を見せて欲しいところ。

 敗れたとはいえ、アットザシーサイドの最後の伸び脚は目を見張るものがあった。阪神JFでは5着ではあるが、この時も末の良さは見せており、侮れない存在。ひと叩きの効果で上積みも見込めそう。

 少々離されたとはいえ、ラベンダーヴァレイのチューリップ賞3着の内容は評価すべき。10番人気での激走ではあるが、こちらもディープ産駒で適性は高く、3強崩しの一角を担える存在。

 外枠で半ば意図的だったかもしれないが、前走チューリップ賞で出遅れたレッドアヴァンセは上がり33.1秒の脚を繰り出しながら、前にも同じ脚を使われ、勝負にならなかった。今回も追い込み一手では苦しいが、好位つければ面白い。

 今一つ掴みどころのないデンコウアンジュ。後で我慢させれば確実な脚を使ってくれる。やや展開頼みの側面があるものの、幸い流れは早そうで出番はあるかも。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=05
→13,10,15,11,07
(30点)
ハナ差決着に終わったチューリップ賞の1,2着馬にメジャーエンブレムを加えた3強は、やはりまともに予想すれば死角は少ない。超スローに陥る可能性も少なく、阪神外回りなら、力通りの決着が濃厚。やはりメジャーエンブレムが力としては抜けている印象があるが、この馬を頭にしてしまうと配当は1ケタでこれでは割にあわない。ならば、連軸としてならという観点でジュエラーを本命に据えてみた。2強の各馬からの2頭軸マルチ流しでヒモ穴狙いが妥当なところか。
2016/3/27 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中京 B
  • 芝1200m
    左回り

  • 見込み
道中の下りと直線の急坂。ラップは平均傾向でペースの緩急は少ない。先行有利の他場と異なり、差し通用の舞台。差し馬の一変に注意。ただ、複勝圏内なら、逃げ・先行馬に安定感あり。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ブラヴィッシモ 牡4 57.0 横山典弘
1 02 ウキヨノカゼ 牝6 55.0 四位洋文
2 03   サクラゴスペル 牡8 57.0 勝浦正樹
2 04 ビッグアーサー 牡5 57.0 福永祐一
3 05 スノードラゴン 牡8 57.0 大野拓弥
3 06 ミッキーアイル 牡5 57.0 松山弘平
4 07 サトノルパン 牡5 57.0 和田竜二
4 08 アルビアーノ 牝4 55.0 ルメール
5 09   ティーハーフ 牡6 57.0 池添謙一
5 10   アクティブミノル 牡4 57.0 藤岡康太
6 11   レッツゴードンキ 牝4 55.0 岩田康誠
6 12 ウリウリ 牝6 55.0 戸崎圭太
7 13 エイシンブルズアイ 牡5 57.0 石橋脩
7 14   アースソニック 牡7 57.0 バルジュ
7 15   ローレルベローチェ 牡5 57.0 中井裕二
8 16   スギノエンデバー 牡8 57.0 鮫島克駿
8 17   ヒルノデイバロー 牡5 57.0 太宰啓介
8 18   ハクサンムーン 牡7 57.0 酒井学
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
H
ハイ
外から18、15が、06の頭を被せるハイペース必至の展開。直線短いとはいえ、差し馬優位の様相。
信頼度
D
混戦
実力均衡しており、展開利の影響も大きい。わずかの不利も勝敗に影響する。
予想本文 

~ 世代交代の足音 ~
 桜の便りも届く中、まずはスプリント春の大一番、高松宮記念を迎える。ストレイトガールが一転、現役続行とはなったが今回は不在。世代交代を予感させる若駒台頭の兆しもあり、スプリント戦線はますます混戦に拍車がかかりそう。

 切れる脚が一瞬しか使えず、ここ3戦はどうにももどかしいレースが続くウリウリ。内を突いて馬群を割ってこれる根性は特筆ものではあるが、このレースでは、瞬発力より持続力あるスピードの方が要求されるだけに、難しい側面も持っている。だが、この馬の中京コース実績の相性と、今のピークともいえる状態の良さを考慮して、ここは本命に据えた。戸崎騎手乗り替わりも期待感が高まる。前走の敗戦が良い隠れ蓑となって、人気的にも旨味がある。

 逃げ馬である以上、どうしても脆さが同居するミッキーアイル。単に地力だけならこのメンバーでは1番といっていいほどの地力の持ち主。今回はテンに速い同型馬が揃い、おそらくハナは切れないだろう。しかしそれでも番手で競馬ができ、最後まで極端にスピードが落ちないのがこの馬の強み。このレースでは差し有利の展開でも先行馬が3着以内に残ることは多く、どのような展開でもそう崩れることもなさそう。単頭はともかく、連軸としての信頼性は意外と高いと言えよう。

 足跡以上に能力の高さを伺わせるアルビアーノ。鞍上にルメール騎手を配し、盤石の態勢を狙った前走だが、不利もあって不完全燃焼に終わってしまった。軽量とはいえ、スワンSで見せた33秒台の末脚の印象は強烈だった。ここは大いに期待をかけていい一戦となるはずだったが、調教過程で一頓挫があり、万全の態勢とはいかなくなった。その点を割引いたが、それでも単穴候補と言えるだろう。

 ビッグアーサーは期待された前走のシルクロードS 5着からの巻き返しを狙う。この前走で土がついたが、それまでは当該距離8戦を6勝2着2回の堅実さ。好位から差し脚勝負でき、それゆえの安心感も後押し。ちょっと枠が内寄りのため、包まれる怖さはあるものの、好位から安定した末脚を武器にここでも好勝負できるはず。

 短距離では年齢の高さは致命的となる。それゆえ、久々となる復帰戦は敬遠されたスノードラゴンだが、G1馬の看板は伊達ではないところを見せる 3着。追い込み一手でここまでの競馬できるのは賞賛に値する。中京コースにも実績があり、年齢的なものを考慮しても、長期休養明けのひと叩きの効果は必ず見込めるはずで有力馬の一角を担う。

 外枠を引いたエイシンブルズアイ。ハイペース必至の今回のレースにおいて、外からの好位差しができるという点では大いに有利。前走はかなり後ろからの競馬とはなったが、前でも勝負できる自在性もあるのも強み。

 スタート難が玉にキズなサトノルパンも展開一つ。末脚には目を引くものをもっており、決め手はある。無駄なくスムーズに進めれば上位は十分伺える存在。

 前走大敗も、良馬場で前崩れならウキヨノカゼの突っ込みにも警戒しておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

12=06
→08,04,05,13,07,02
(36点)

12=08
→06,04,05,13,07,02
(36点)
スプリント戦だけに絶対視出来ぬ混戦ではあるが、前走の不甲斐なさを踏まえても、ここはウリウリに賭けてみたい。状態がすこぶる良く、中京2戦2勝の実績も光る。対抗格は迷うところだが、ミッキーアイルの地力を信頼したい。展開的には前走ほど楽にはいかないだろうが、控えても形にはしてくれそう。基本的にはこの2頭からの3連単マルチながしで勝負。ただ、評価下げたとはいえ、アルビアーノの能力も魅力で、こちらからも一応は押さえておきたい。
2016/2/21 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京
  • ダート
    1600m
    左回り

  • 見込み
スタートの斜めの芝コースが大きな特徴。芝適性があれば外枠有利。前半ラップは35秒台が通常で比較的早めに流れる。最後の直線も広くて長く、ダート戦では唯一といっていい差し馬でも勝負になるコース形態。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   パッションダンス 牡8 57.0 三浦皇成
1 02 ホワイトフーガ 牝4 55.0 大野拓弥
2 03 コパノリッキー 牡6 57.0 武豊
2 04   アスカノロマン 牡5 57.0 太宰啓介
3 05 ベストウォーリア 牡6 57.0 戸崎圭太
3 06 ロワジャルダン 牡5 57.0 横山典弘
4 07 ノンコノユメ 牡4 57.0 ルメール
4 08   コーリンベリー 牝5 55.0 松山弘平
5 09   モンドクラッセ 牡5 57.0 田辺裕信
5 10   グレープブランデー 牡8 57.0 ヴェロン
6 11   スーサンジョイ 牡4 57.0 和田竜二
6 12   マルカフリート 牡10 57.0 石橋脩
7 13   タガノトネール セ6 57.0 柴田大知
7 14 モーニン 牡4 57.0 M.デムーロ
8 15   サノイチ 牡5 57.0 勝浦正樹
8 16   ローマンレジェンド 牡8 57.0 内田博幸
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
HS
ハイスロー
馬場渋化が残り、先行有利のダート戦。先行勢の先手争いは激しさを増す。それでも前は止まりにくく、後方待機組ものんびりとは構えていられない。
信頼度
C
軸馬信頼
まだ、古馬陣の既成勢力と4歳馬との世代間の力関係は微妙。過信は禁物。
予想本文 

~ 三連覇 ~
 コパノリッキーが史上初の同一G1三連覇に挑む。過去挑んだメジロマックイーンやデュランダルなどと比べると申し訳ないがコパノリッキーでは小粒感は否めない。しかし実は、地方G1であれば、この記録は、アドマイヤドン(JBCクラシック)、ブルーコンコルド(南部杯)、ヴァーミリアン(JBCクラシック)、ホッコータルマエ(川崎記念)と多数いる。地方、中央の差があるとはいえ、ダートレースなら・・・。

 前走のチャンピオンSで、破竹の4連勝から一気に頂点を狙ったノンコノユメ。追い込み馬としては非常に厳しい条件ながら、内から馬群を捌いての2着は上出来。今回はそれ以来のぶっつけとなるが、予定通りのことで不安はない。得意の東京コースに戻り、ペースも早くなる見込みで、おあつらえ向きの条件が整った。ここは素直に本命として信頼したい。気になるのはやはり前日の雨による馬場状態。追い込み一手の不器用な脚質だけに、前が止まらない形になると届かないことも。確実に差し込みは期待できるが、頭までとなるとそのあたりにやや不安が残る。

 モーニンは2走前の武蔵野Sでノンコノユメに完敗している。今回も同じ東京コースとなると、やはり先行馬のこの馬としては少々分が悪い。勝利のみを考えるなら今回乗り方も変えてくる可能性があり、その点については期待と不安が半々といったところ。折り合いには多少難があるようなので、今回の早い流れは歓迎材料。あとは鞍上の手腕に期待。

 昨年このレース3着のベストウォーリア。少し間が空いたが、臨戦過程に特に不安はない。むしろ、フレッシュな状態である方が好結果を生んでいる。この馬は決して飛び抜けた存在ではないが、やはりマイルのダート戦なら安心してみていられる。特に左回りなら申し分なく、このレースと相性のいい南部杯を制していることも好感。

 牝馬だからと軽視していたサンビスタがチャンピオンSを勝った以上、同馬に5馬身差での勝利実績のあるホワイトフーガを軽く扱う訳にもいくまい。地方の牝馬限定戦が主戦場のため、今ひとつ力関係が把握しづらいが、少なくともこのメンバーなら十分通用するだけの力量があると思う。むしろ他馬との力関係よりもコースとペース適性がカギとなりそう。

 同一G1 3連覇の大偉業を目指すコパノリッキー。ここ2戦の敗退でトーンダウンするも、いずれも展開不向きで、得意の舞台での巻き返しは期待はできる。今回は行く馬がいるため、ハナ切る展開にはならないと思うが、従来どおり積極的には行くだろう。ペース的には不安要素もあるが、幸い足抜きよい馬場。うまく立ち回れば過去2年同様、後続完封は可能。状態も上向きだ。

 マイル戦は初めてとはなるが、中距離レンジでは安定勢力のロワシャルダン。1番人気を裏切った前走内容はともかく、今の充実ぶりなら大きく崩れることはなく連下には食い込み十分。このレースにおいて、マイル未経験は割引材料には違いないが、それでも期待を持てる馬。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭マルチ:

07
→14,05,02,03,06
(60点)
広い東京コース、湿り気の残る馬場を考慮すれば、波乱や紛れのない力通りの決着に収まる公算が高いと見る。とはいえ、その力関係こそ、簡単には推し量れないのが難しいところ。特に牝馬も交えた4歳勢がどこまで通用するかだが、やはり今後と今の勢いを買って、古馬勢を凌駕するとみる。その中でもエース的存在のノンコノユメを軸。相手を絞り、馬券的にはこの馬からの1頭軸マルチ馬券を推奨。
2015/12/27 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 10R
    中山 A
  • 芝2500m
    内・右回り

  • 見込み
スタートはいきなりコーナーからで、内回りのコーナー5回、直線短く、急坂があるという、G1レースの中ではもっともトリッキーなコース設定。外枠不利は言うまでもなく、内枠の先行馬が有利。ただ、1番人気の信頼感は意外に高い傾向がある。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   オーシャンブルー 牡7 57.0 石川裕紀
1 02   ヒットザターゲット 牡7 57.0 小牧太
2 03   ラストインパクト 牡5 57.0 菱田裕二
2 04 ラブリーデイ 牡5 57.0 川田将雅
3 05   アドマイヤデウス 牡4 57.0 岩田康誠
3 06 アルバート 牡4 57.0 アッゼニ
4 07 ゴールドアクター 牡4 57.0 吉田隼人
4 08   ワンアンドオンリー 牡4 57.0 浜中俊
5 09 サウンズオブアース 牡4 57.0 M.デムーロ
5 10   トーセンレーヴ 牡7 57.0 ボウマン
6 11 キタサンブラック 牡3 55.0 横山典弘
6 12 リアファル 牡3 55.0 ルメール
7 13 ルージュバック 牝3 53.0 戸崎圭太
7 14   ダービーフィズ 牡5 57.0 田辺裕信
8 15 ゴールドシップ 牡6 57.0 内田博幸
8 16   マリアライト 牝4 55.0 蛯名正義
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
逃げ馬は不在に近く、先行勢が少ない。後方待機馬には苦しい展開が予想され、コーナーでの大まくりが必要。
信頼度
C
上位拮抗
主役不在の混声模様。極端な波乱はなさそうだが、思わぬ馬の好走もありえる。
予想本文 

~ 灰色が白色に変わる頃 ~
 良くも悪くも我々を振り回してくれたゴールドシップの引退レースとなる。いつまでも記憶に残るであろう個性的な馬がまた1頭ターフを去る。黒みがかった芦毛の馬体は、今や真っ白。舞台は「復活」の有馬記念。3年連続3着以内をキープしたこの馬の最期の勇姿をしっかりと見届けたい。

 Gシップには敬意を払いつつも、ここは次世代を担う3歳馬リアファルを本命。菊花賞はこの馬にとってはかなり厳しい競馬となった。逃げることができず、後半は出入りの激しい競馬。通常なら大敗があってもおかしくないような展開だった。鞍上の手腕もあったとは思うが、それでもしっかりと我慢し、直線では一旦は抜け出す形をつくりあげ、実績には乏しいが、十分なポテンシャルを有する事を証明してみせた。今回、ハナを切るかはわからないが、少なくともスローは必至。コーナー多いこのコースをロスなく内を回れば後続完封はできるはず。

 今年の最も飛躍した馬といえばラブリーデイだろう。重賞初勝利後は、あっというまに年度代表馬が狙える位置まで上り詰めた。ジャパンカップも1番人気に応える堂々とした内容で、3着の敗戦は負けて強しの内容。ここでも当然の主力勢力ではあるが、やはり心配なのは、僅かとはいえ伸びる距離。そして連勝ストップに加え、秋4戦目となる使い詰めが気になるところ。とはいえ、中山での2500mであれば、内枠も引けたことで十分相殺できる材料。先行脚質の上、起用なタイプでもあるので大崩れはないとみて、ここは信頼したい。

 サウンズオブアースを再度狙う。前走、JCでも上位評価としたが、スタートでの不利がありながら直線はあわやのシーン。流石に勝ち馬には脚色で劣ったが、中山へ舞台変わりし、距離も伸びる有馬記念でなら…と思わせるには十分な内容。なかなか勝ち星に恵まれないが、菊花賞2着の実績があり、父は中山実績の高いネオユニヴァース。加えてこの鞍上なら、期待せずにはいられない。

 本命はリアファルに譲ったが、菊花賞を制したのはキタサンブラック。血統的に苦しいと思われた3000mの長丁場を、内から抜け出し見事混戦を制した。3歳菊花賞馬がこのレースに駒を進めた場合はオルフェーブルやゴールドシップなど、連動勝率は高い。この2頭と比べると、多少小粒感はあるが、これまでダービー以外に大敗がなく、実に堅実で優秀な成績。前で競馬できる点もこのレースでは有利で、本来ならもっと人気を背負ってもおかしくない存在。菊花賞が接戦でのものだけにここが真価を問われる一戦になりそう。

 ゴールドシップは宝塚記念に続き、続くジャパンカップも10着と不本意な結果に終わってしまった。だが、レースは混戦で、その着差は僅か。着順ほど悲観する内容ではない。叩き2走目で、舞台は得意の絶好舞台。加えて、かつての相棒、内田騎手を配し、引退レースとなる有馬記念ともなれば、注目せざるを得ないだろう。ただ、不運も重なったとはいえ、今年の実績は天皇賞・春以外は残せなかった。馬の気持ち次第の面があり、強気に出ることはやはり躊躇してしまう。

 前走G1以外の重賞から参戦してきた馬は、人気ほど成績に結びつかないのがこのレースの傾向ではあるが、アルバートはその勝ちっぷりは圧勝だけに否が応でも気にかかる。この夏から一気に能力開花し、一気に4連勝。その内容は非常にスケールの大きさを感じさせる内容で、例年に比べ抜けた実力馬がいない今回の顔ぶれなら、ここで一気にG1奪取までありそうな不気味さが漂う。

 3歳牝馬ルージュバックの未知の力にも期待したい。オークス2着後、エリザベス女王杯ぶっつけでの参戦となったが、そこでの4着はさすがといっていい内容。さすがにこのメンバー相手だと苦しいところもあるが、使い詰めの目立つ他馬と異なり、復帰2走馬でフレッシュどころか、上積みが見込める状態。斤量も53キロで、あっと言わせる可能性は秘めている。

 菊花賞3着の看板と、条件戦ながらずば抜けた勝率でここまでたどり着いたゴールドアクター。ここは一気の相手強化となるが、底を見せていない点には魅力がある。距離実績も十分あり、スタミナ自慢の先行馬で、このレース向きとも言えるだろう。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

12=04
→09,11,15,05,13,07
(36点)

12=09
→04,11,15,05,13,07
(36点)
軸馬が決まっていれば、あまり悩まずに済みそうだが、その軸馬選出が難しいところ。今の古馬勢はそれほど高いレベルにはないとみて、3歳馬リアファルを本命に据える。菊花賞はキタサンブラックが制してはいるが、さらなる伸びしろに期待してのもの。相手も頭を抱えたが、現エースたるラブリーデイを素直に信頼することにした。ここになんといっても怖いサウンズオブアースが加わって、このあたりで主力形成といったところか。縦目は怖いが、馬券はリアファルからそれぞれの3連単2頭軸マルチで勝負。
2015/12/20 2歳オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   サイモンゼーレ 牡2 55.0 幸英明
1 02 ショウナンライズ 牡2 55.0 池添謙一
2 03 アドマイヤモラール 牡2 55.0 田辺裕信
2 04   コパノディール 牝2 54.0 小牧太
3 05   ウインオスカー 牡2 55.0 松山弘平
3 06 ユウチェンジ 牡2 55.0 川田将雅
4 07 イモータル 牡2 55.0 武幸四郎
4 08   ツーエムレジェンド 牡2 55.0 太宰啓介
5 09 ボールライトニング 牡2 55.0 蛯名正義
5 10   タイセイサミット 牡2 55.0 アッゼニ
6 11 エアスピネル 牡2 55.0 武豊
6 12 シュウジ 牡2 55.0 岩田康誠
7 13   シャドウアプローチ 牡2 55.0 中谷雄太
7 14 ハレルヤボーイ 牡2 55.0 浜中俊
8 15 リオンディーズ 牡2 55.0 M.デムーロ
8 16   スリラーインマニラ 牡2 55.0 和田竜二
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
12の出方が微妙もおそらくはハナを切る展開。それなりに流れるはずで、差し馬有利の流れ。
信頼度
B
軸馬信頼
本命馬の信頼度は高いも、他馬は混戦。ヒモ穴には注意が必要。
予想本文 

~ 最期に残した冠 ~
 武豊騎手がG1完全制覇に挑む。最期まで残ったG1は朝日杯FSとなった。これが意味するところは、強い馬には強い騎手が乗る。しかし、2歳という若駒では、まだその強さというものは未知であるということだろう。しかし、今年はエアスピネルというパートナーを得て、最高の舞台が整った。彼だけの記録ではなく、関係者が、ファンが共有できる大記録。やはり、ここまできたら見てみたいもの。

 不確定要素も多いだけに、圧倒的人気馬もあっさり負けるこのレースだが、エアスピネルはやはり一段上の存在か。新馬戦では後続引きつけ、差されそうなところでエンジンかけて突き放し、続く前走デイリー杯は横綱相撲の大楽勝。時計的な裏付けがあり、折り合いに不安もなく、好調も維持。現時点ではこれといったライバルもおらず、まるで武豊騎手の偉業をお膳立てするかのような際立つ存在。

 スペシャルウィーク産駒シーザリオを母に持つ、エピファネイアの半弟、リオンディーズ。1勝馬、それも人気を背負うだろうこの馬をこの評価に推すのは気が引けるが、本命馬に勝てるとするならやはりこの馬の素質に求めたい。デビュー戦は気性的に不安を残す内容で、その点が不安要素となるが、良血もうなずける期待を抱かせるスケールの大きな走りが印象に残った。特に後半の時計の速さは特筆もの。加えてこの人が乗るなら、この評価は仕方がない。そして大記録を阻むとするならば、やはりこの人のような気がする。

 実績的にはシュウジも黙ってはいない。前走、エアスピネルには完敗の形だが、ハナを切っての2着は死守は他馬には力の差をみせつけた感。果たして今回ハナを切るかは微妙だが、阪神マイルを考慮した際、脚質的なところと、血統的なところで少々不安は残るが、3番手評価に値する高い性能がある。

 前走の京王杯を完成度高い、きれいな勝ち方をしてみせたボールライトニング。前目につけ、早い脚であがる堅実タイプで、ここでも大きく着順を落とすことはなさそう。その分、インパクトには欠けるが、不安要素少なく十分上位が狙える存在。

 イモータルもスケールの大きさを感じさせる1頭。前走は少々窮屈な競馬になって脚を余してしまったが、それでもハナ差2着まで詰め寄った。マイルではまだ短い感もあるが、阪神コースならそれほど気にもならない。能力上位。

 前走鮮やかに押し切りを見せたショウナンライズ。押さえが効かないといった感じの早め先頭の競馬で、初となるマイル戦がどうかも、ダイワメジャー産駒らしい良い脚を長く使える競馬っぷりには好感が持てる。

 ハレルヤボーイは前走、東スポ杯で5着という結果も、直線はよく伸びていた。連続で33秒台で上がっており、パワーのいる阪神の外回りならさらに面白い。

 前走は不利がありながらも外からの差し脚に見るべきものがあったユウチェンジ。G1の速い流れに少々不安はあるが、混戦なら食い込みも。

 この馬にはやや短めの距離でも好走してみせたアドマイヤモラール。内枠と1ハロン伸びた距離で引き続き。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

11=15
→12,09,07,02,14,06,03
(42点)

昨年から阪神に変わってデータ的には乏しいも阪神外回りマイルなら、やはり波乱要素には乏しく、力のある差し馬が有利だろう。先行脚質ではあるがエアスピネルはやはり不動の軸馬とみる。他は横一戦で難しいところ。本命馬を凌駕する可能性に賭け、リオンディーズを対抗とする。

一応、推奨馬券としてはエアスピネル-リオンディーズの2頭軸マルチとはしたが、1,2番人気で旨味は少ない。そのため、実質はエアの1着固定のリオンの2,3着での流しが本線。ついで、1着リオン、2着エアを押さえとした3本まで絞り込みたい。その分、ヒモ相手は手広く全流しまで視野。

2015/12/13 2歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
スタートもゴール前も十分な長さの直線で、外枠からの差しがセオリー。ただ、ゆったりと仕掛けられるが故に短距離戦ながらスローになりやすく、一概に先行馬が不利とも言えない。基本的は有利不利が少ない地力勝負。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 アドマイヤリード 牝2 54.0 菱田裕二
1 02 メジャーエンブレム 牝2 54.0 ルメール
2 03   マシェリガール 牝2 54.0 横山典弘
2 04   クードラパン 牝2 54.0 田辺裕信
3 05   ペルソナリテ 牝2 54.0 柴田大知
3 06 メイショウスイヅキ 牝2 54.0 池添謙一
4 07 クロコスミア 牝2 54.0 勝浦正樹
4 08   メジャータイフーン 牝2 54.0 川島信二
5 09   アットザシーサイド 牝2 54.0 三浦皇成
5 10   ペプチドサプル 牝2 54.0 古川吉洋
6 11 ブランボヌール 牝2 54.0 岩田康誠
6 12   ウインミレーユ 牝2 54.0 松山弘平
7 13 ウインファビラス 牝2 54.0 松岡正海
7 14   ジェントルハート 牝2 54.0 藤岡康太
7 15 キャンディバローズ 牝2 54.0 アッゼニ
8 16   キリシマオジョウ 牝2 54.0 小牧太
8 17 デンコウアンジュ 牝2 54.0 川田将雅
8 18   メジェルダ 牝2 54.0 四位洋文
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
主外からの逃げ馬 2騎。長い直線をきらってスローになりがちなレースだが、今年は比較的早く流れそう。差し馬有利。
信頼度
D
混戦
キャリアが浅く実力差が不明。その上、抜けた馬もおらず、どの馬が来てもおかしくない。絞り込みはかなり至難。
予想本文 

~ 3:4:5:6 ~
 阪神1600mといえば、いまやディープインパクトの独壇場。しかし、今回はディープ産駒は3頭のみ。それを上回るステイゴールド産駒5頭、ダイワメジャー産駒4頭。その他が6頭しかいない。それにしても、「サンデーサイレンス恐るべし」を今更ながら感じる。

 折り合い不安という大きな不安を抱えながらもメジャーエンブレムの地力の高さを買う。どうにも抑えが効かないところがあり、力任せの競馬になりがち。特に前走は外枠ということもあって壁も作れず、道中そうそうにハナに立ったはいいが、東京の長い直線で捕まってしまった。だが、逆にあの展開でクビ差の2着は相当に高い能力の裏付けでもある。やはり、小さくまとまった馬よりもこの馬のスケールの大きさに食指が動く。

 相手にブランボヌール。血統からも距離に対する不安は残るが、そこは父ディープインパクトの適性に委ねたい。前走1番人気に応えられずの敗戦となったが、内容としては評価できるもの。ひと叩きされ、状態はさらに上向き。当然ながら巻き返しに期待したい。

 穴っぽいところを狙ってメイショウスイヅキはどうか。前走ファンタジーSは2番人気を裏切ったが、ここで変わってもおかしくない。父の血統が実績がなく、折り合いにも不安があるが、勝ちっぷりがいいので、一発は期待できそう。

 右回りに戻ってウインファビラスを見直したい。どうも走りっぷりから左回りは苦手なようで、それが前走の直線でのジリっぽさにつながったように思える。状態に不安なく、人気も落ちたところで右回りとなれば狙ってみたい一頭。

 クロコスミアはインパクトには乏しいものの、強いところで常に安定した成績を残しており、その地力と末脚は信頼に足るもの。1600~1800m経験があることも心強く、連下には絡んでくる可能性は高い。

 最内引いたアドマイヤリート。2走前のファンタジーSの敗戦内容が気がかりも、ひとまず前走を快勝してみせたことで持ち直した。中1週の強行ローテも好調キープ。

 ファンタジーSはスローの瞬発力勝負になりがちで、阪神マイルであるこのレースとの相性は今ひとつ。それでも勝ち馬たるキャンディバローズには敬意を払いたい。

 前走はやや展開に恵まれた感もあるが、外差し可能なデンコウアンジュも引き続き。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

02=11
→06,13,07,01,15,17
(36点)

とにかく混戦模様。ただ、軸馬としてはメジャーエンブレムで迷いはなかった。差し馬が圧倒的に強いこのレースで、前走同様、早め先頭となる不安はあるにはあるが、その展開でもどうにかしそうな能力の高さに賭けたい。ただ、それ以降の相手の取捨には迷いが生じるところ。やはり能力的にはブランボヌールが頭一つ上とみて、馬券はこの2頭からの2頭軸マルチながしで勝負。

ヒモはどの馬が来るかわからない。実力認めるも危険な人気馬として軽視したアットザシーサイド、抽選をくぐり抜けた強烈な末脚の持ち主ペプチドサプル、連勝馬クードラパンら、印が回らなかった馬も多士済々。可能なかぎり手広く押さえ、ヒモは全流しでもいいだろう。

2015/12/6 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中京
  • ダート
    1800m
    左回り

  • 見込み
道中は緩い下りを含めた平坦コースも、ゴール前に急坂。直線も長く底力が問われる。一方でコーナーが4回あり、器用さも要求される。インを回って直線まで我慢することが勝利への理想形。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ノンコノユメ 牡3 56.0 ルメール
1 02 サウンドトゥルー セ5 57.0 大野拓弥
2 03   ワンダーアキュート 牡9 57.0 和田竜二
2 04   サンビスタ 牝6 55.0 M.デムーロ
3 05   ニホンピロアワーズ 牡8 57.0 酒井学
3 06   ナムラビクター 牡6 57.0 秋山真一
4 07 コパノリッキー 牡5 57.0 武豊
4 08 ダノンリバティ 牡3 56.0 アッゼニ
5 09 ローマンレジェンド 牡7 57.0 岩田康誠
5 10   グレープブランデー 牡7 57.0 ムーア
6 11   コーリンベリー 牝4 55.0 松山弘平
6 12   クリノスターオー 牡5 57.0 ボウマン
7 13 ホッコータルマエ 牡6 57.0 幸英明
7 14   ガンピット セ5 57.0 パートン
8 15   グランドシチー 牡8 57.0 津村明秀
8 16 ロワジャルダン 牡4 57.0 浜中俊
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
逃げ馬が2頭。先行有利も手伝って、序盤から先手争いが始まる。ある程度は速い流れが想定される。
信頼度
D
波乱内在
本命馬同士であっさりの可能性もあるものの、実力未知の他馬の存在が気になるところ。
予想本文 

~ 古豪に挑む新星 ~
 昨年から中京コースに変わり、まだ、傾向が掴めないチャンピオンズC。古豪の実力馬は地方をG1への参戦が多く、一方で中央の重賞では新たな若駒が目を出してきた。長らく留守にしていた実力馬が帰ってくる中央の舞台、迎え撃つ他馬がどう挑むかが見どころ。

 本命は3歳馬、ノンコノユメを抜擢。基本的にダート戦線では圧倒的に先行馬が有利。ただ、それも小回りの地方競馬場でのことと思われてきたが、最近では中央でも先行馬が残る傾向にある。それゆえ差し馬たるこの馬には厳しい戦いとなるが、それでも今の勢いを買いたい。58キロ背負った前走、武蔵野Sでは圧巻の差し脚。東京コースがベストには違いないが、ここでも直線に余裕はあるので、是非差し切りを見てみたい。

 対抗にも同じく3歳馬、ダノンリバティ。ホッコータルマエ、コパノリッキーの2強に敬意を払いつつも、3歳馬の躍進に夢を見たい。ダート転戦後、安定した競馬っぷり。1番人気で迎えた前走、みやこSで底を見せてしまった感もあるが、出遅れに加え、外を回る内容で言い訳はつく。巻き返しは厳しいダート界だが、それでも…の思い。

 昨年覇者、ホッコータルマエはこの位置で我慢してもらう。休養明けの前走は前を捉えきれず、後続にも差されるという内容だったが、それほど悲観する内容ではない。今年はドバイWC5着に、東京大賞典、川崎記念、帝王賞と地方G1を総ナメ。6歳になってもまだまだ。連覇&統一G110勝も十分に視野。

 コパノリッキーも当然の有力圏内。昨年のこのレースでは1番人気に応えられない痛恨の出遅れに泣いた。以降は立て直しを見せ、今年は父の主戦騎手を背に、リベンジに燃える。やはり、きっちり自分の形のレースをした上での決着を見てみたい。

 前走JBCクラシックではコパノリッキーには届かぬものの、ホッコータルマエを差したサウンドトゥルー。それも後方から競馬だっただけに価値がある。ここ3走は結果も出ており怖い存在。

 ローマンレジェンドは年齢を感じさせない好調さをアピール。骨折休養明けの前走を3着にまとめ渋とさ依然健在。

 外枠ながら、このレースと相性のいいみやこSの勝ち馬、ロワジャルダンも押さえておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭マルチ:

01
→08,13,07,02,09,16
(90点)
どうしても地方統一G1組の実力馬は人気を集めるので、中央重賞組を敢えて狙ってみる。それも将来性を踏まえ、ノンコノユメとダノンリバティの3歳馬2騎を主軸に据えてみた。またこの2頭はいずれも差し馬。逃げ、先行有利のこのコースで少々無謀も承知の上。やはり内枠を引いたノンコノユメを本線に、ホッコー、コパノには脇を固めてもらって、1頭軸マルチながしがベストか。
2015/11/29 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 C
  • 芝2400m
    外・左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ラブリーデイ 牡5 57.0 川田将雅
1 02   トリップトゥパリス セ4 57.0 ベリー
2 03   ワンアンドオンリー 牡4 57.0 内田博幸
2 04   ジャングルクルーズ セ6 57.0 北村宏司
3 05   ペルーサ 牡8 57.0 ルメール
3 06 ラストインパクト 牡5 57.0 ムーア
4 07   ショウナンバッハ 牡4 57.0 戸崎圭太
4 08   イラプト 牡3 55.0 パスキエ
5 09   ダービーフィズ 牡5 57.0 田辺裕信
5 10 サウンズオブアース 牡4 57.0 M.デムーロ
6 11 ミッキークイーン 牝3 53.0 浜中俊
6 12 ゴールドシップ 牡6 57.0 横山典弘
7 13   ヒットザターゲット 牡7 57.0 小牧太
7 14   イトウ 牡4 57.0 ミナリク
7 15 ショウナンパンドラ 牝4 55.0 池添謙一
8 16   カレンミロティック セ7 57.0 蛯名正義
8 17   アドマイヤデウス 牡4 57.0 岩田康誠
8 18   ナイトフラワー 牝3 53.0 シュタル
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
逃げ馬不在でスローペース必至。直線での瞬発力勝負濃厚も、このクラスになると強い先行馬が押し切る事が勝ちパターンとなる。
信頼度
D
ヒモ穴注意
日本馬のレベル微妙も、外国馬も同様。ただ、上位人気馬はそれなりの競馬はみせるはず。
予想本文 

~ エリ女よりJC ~
 先のエリザベス女王杯を回避して、2冠馬ミッキークイーン、ショウナンパンドラの牝馬2強がこちらに参戦。昨今では当たり前のように牝馬が活躍するので、さもあらんとは思うが、迎え撃つ牡馬陣はやや手薄。現王者たるラブリーデイがどう迎え撃つかがみもの。

 着差僅かとはいえ、天皇賞・秋で完璧な内容を見せたラブリーデイの本命は致し方なし。前走は代役騎乗での完勝。主戦騎手に戻ったここは鞍上も無様な競馬はできないところ。前走が特に顕著であるが、比較的前目で位置しながら、33秒前半近い上がりを繰り出せる強みは非常に大きい。今回もペースが早くなるとは思えず、得意の展開となるだろう。ただ、長距離では脆いところを見せており、今回の距離延長は歓迎とまでは言えない。

 中長距離レンジで安定した実績を残す菊花賞2着馬のサウンズオブアース。前走京都大賞典のひと叩き後は、まっすぐここへ駒を進めるゆったりローテ。天皇賞・春での大敗がやや腑に落ちないが、地味ながら堅実な末脚のある高い実力の持ち主。左回りの経験こそ少ないが、それほど大きな不安点ではないだろう。他馬との力量差はそれほどないはずで、そこに人気的な旨味と、鞍上の力量を加味するとやはり上位評価は妥当なところ。

 牝馬ではショウナンパンドラにより重きを置きたい。ラブリーデイにはかなわなかったものの、宝塚記念、天皇賞・秋でみせたパフォーマンスは信頼に足るもの。高いレベルで安定した実績を残しており、ここも3連単馬券を考慮した場合の連下への差し込みには警戒を要する。

 宝塚記念では派手に出遅れ、大敗を喫したゴールドシップ。他馬との力関係を今一度測りたかったところだったので、まともに走って欲しかった。そこからのぶっつけとなるが、やはり全盛期は越した感のある中、やはり積極的にはなれない。加えて、実績が芳しくない東京2400mとあっては、評価を下げざるを得ないが、この馬は本当にわからないところがある。仕上がり具合もかなり良さそうで、このメンバーなら優にひっくり返すだけの力は持っている。

 3歳牝馬No1の座を獲得したと言っていいミッキークイーン。距離不安なく後方からのキレのいい末脚もあるので、この舞台はおあつらえ向き。しかし、やはり古馬、牡馬混合戦の初挑戦となると、人気を踏まえれば割り引かざるを得ない。ただ、斤量の特典は大きく、このクラスの馬に53キロは反則級。堅実な競馬っぷりからも上位争いには参加してくるだろう。

 前走大敗も、ラストインパクトも地力があるだけに激走が怖いところ。前走は不利もあった。好走があっても驚けない。鞍上変わって新味を引き出す可能性にも期待感が増す。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭マルチ:

01
→10,15,12,11,06
(60点)
問題は未知数の4頭の海外参戦馬の取捨。今年の日本勢のレベルも高いとは言えず、判断には迷うところもあったが、今回はすべて見送りとした。ならば頭数は比較的限られてはくるのだが、それでも簡単にはいかないメンバー構成。現状の好調っぷりを買ってラブリーデイを筆頭とするも、頭固定までには至らず相手も決まらない。ただ、3着圏ならラブリーデイの軸には迷いがないので、1頭軸マルチ流しとしたい。波乱が起きる可能性も否めないが、相手も絞った。高配狙いなら思わぬ穴馬との2頭軸マルチ流しを手広く。
2015/11/22 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 C
  • 芝1600m
    外・右回り

  • 見込み
コーナーまで余裕があり、ペースは緩みがち。だが、その分、後半の流れの緩急が大きく、4コーナーから直線に向けての攻防はシビア。内回りコースとの合流地の広い部分を活かせる差し馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ヴァンセンヌ 牡6 57.0 川田将雅
1 02   ケイアイエレガント 牝6 55.0 吉田豊
2 03   レッツゴードンキ 牝3 54.0 戸崎圭太
2 04   ダイワマッジョーレ 牡6 57.0 武豊
3 05 イスラボニータ 牡4 57.0 蛯名正義
3 06   アルマワイオリ 牡3 56.0 勝浦正樹
4 07 アルビアーノ 牝3 54.0 柴山雄一
4 08 サトノアラジン 牡4 57.0 ルメール
5 09   レッドアリオン 牡5 57.0 川須栄彦
5 10 フィエロ 牡6 57.0 M.デムーロ
6 11   カレンブラックヒル 牡6 57.0 秋山真一
6 12   レッドリヴェール 牝4 55.0 アッゼニ
7 13   リアルインパクト 牡7 57.0 ボウマン
7 14 トーセンスターダム 牡4 57.0 武幸四郎
7 15 ダノンシャーク 牡7 57.0 岩田康誠
8 16 モーリス 牡4 57.0 ムーア
8 17   ロゴタイプ 牡5 57.0 浜中俊
8 18   クラリティスカイ 牡3 56.0 横山典弘
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
基本的には緩めのペースとなりそう。だが、乱ペースに陥る可能性も高く、展開次第で逃げや追い込みの極端な脚質馬の台頭も。
信頼度
D
混戦
ある程度、まとまった実力馬が揃うも、その差は僅かなもの。無印馬でも十分チャンスは見込める。
予想本文 

~ 玉石混交 ~
 確たる主役も不在の中、過去の実績馬や、路線変更してきた馬、休養馬や牝馬も参戦し、混沌のメンバー構成。今年の秋のG1戦線は比較的堅い結果が続いているが、この辺りで、そろそろ…という気がしないでもない。

 総合力を考慮して、昨年のこのレース2着馬、フィエロを本命。勝ちきれていない状況ではあるが、連軸としてなら信頼度は高そう。マイル戦では常に安定した末脚で上位をキープ。やや不向きかと思われた1400mの前走スワンSでも、直線塞がりながらも猛追してみせた。頭固定には躊躇はするが、京都外回りでこの鞍上なら、高い確率で差し込んでくるはず。

 対抗にはサトノアラジン。人気の割に実績的にはあと一歩足らない気もするが、この馬の魅力はなんといってもその強力な末脚。後ろに控えれば32~33秒台の上がりを繰り出してくる。加えて3着以下知らずの得意のマイル戦。ここはしっかり自分の競馬をしたいところ。展開頼みの側面があるのは事実で、極端にペースが落ち、前残りの展開は避けたい。

 今や4歳世代の筆頭格となるイスラボニータ。ツメが甘いレースが続くが、天皇賞・秋の連続3着はここでは胸張れる実績。母父コジーン、父フジキセキの血統をみても、マイル戦への路線変更はプラスには違いない。ただ、速い流れで、おそらくは差しに回ると思うが、その辺りの対応に少々不安が残り、期待先行しすぎの懸念もあって3番手とした。ただ、無論ハマれば大楽勝の場面も。

 前走スワンSでは本命馬に勝利したアルビアーノ。3歳牝馬ながら、ここまでの足跡は素晴らしく、斤量の恩恵も後押し。京王杯AHの大敗は、休養明けを踏まえても大きな影を落としたが、次走できっちり変わったことと、そこで差す競馬をやってみせたことが何よりの収穫。春とは違う成長が頼もしい。

 安田記念覇者、モーリスの不安はとにかく、ぶっつけである一点のみ。東京マイル戦を先行して力で押し切ってしまった力は相当のもの。鉄砲実績も一応はあるので、G1は甘くはないが、いきなりの好走も十分にありそう。ちょっと枠が外すぎたのが気になるところ。

 同じく安田記念2着のヴァンセンヌも怖い。ここ2戦は大敗と言っていい内容だが、その答えを母の距離適性に求めれば、ここでの一変はあり得る。速い流れで折り合いもつき、レースはしやすいはず。

 京都5戦4勝のトーセンスターダム。オープン戦とはいえ、前走もしっかりと勝利してみせた点に好感が持てる。初のマイル戦ではあるが、千八専科のこの馬なら、まずこなせる範囲だろう。

 昨年覇者、ダノンシャークも前走の内容が良かっただけに、押さえておきたい。叩き2走目で調子も上向き。上がりタイムもとても7歳馬とは思えぬほど。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

10=08
→05,07,16,01,14,15
(36点)

10=05
→08,07,16,01,14,15
(36点)
今回印をつけた馬以外にも、ロゴタイプやレッツゴードンキ、レッドリヴェール等、買いたい馬がたくさんいる。かなりの混戦で、ヒモは相当手広くいきたいところ。ただ、2頭軸を決めることができるほどでもなく、頭を抱えるところ。より多くのヒモを押さえるため、やはりここはサトノアラジンとの2頭軸マルチながしで。可能なら、他にもいくつか相手を変えて押さえたい。
2015/11/15 3歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 B
  • 芝2200m
    外・右回り
  • 稍重
    見込み
コーナーまでの直線が長く、前半はスロー。基本的には先行有利。後方待機馬は早めのスパートが要求される。ここが遅くなると、逃げ馬の逃げ切りを誘発してしまう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   パワースポット 牝7 56.0 四位洋文
1 02   クイーンズリング 牝3 54.0 シュタル
2 03 フーラブライド 牝6 56.0 酒井学
2 04   リラヴァティ 牝4 56.0 秋山真一
3 05 タガノエトワール 牝4 56.0 川田将雅
3 06   リメインサイレント 牝5 56.0 小牧太
4 07   シャトーブランシュ 牝5 56.0 藤岡康太
4 08 タッチングスピーチ 牝3 54.0 ルメール
5 09   フェリーチェレガロ 牝5 56.0 和田竜二
5 10 ラキシス 牝5 56.0 ムーア
6 11   ウインリバティ 牝4 56.0 松山弘平
6 12 マリアライト 牝4 56.0 蛯名正義
7 13   メイショウマンボ 牝5 56.0 武幸四郎
7 14   ノボリディアーナ 牝5 56.0 武豊
7 15 ルージュバック 牝3 54.0 戸崎圭太
8 16 スマートレイアー 牝5 56.0 浜中俊
8 17   シュンドルボン 牝4 56.0 アッゼニ
8 18 ヌーヴォレコルト 牝4 56.0 岩田康誠
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
逃げ馬2頭がいるものの、例年、スローで直線の瞬発力勝負となるレース。今回も同様か。
信頼度
C
混戦
勢力の中心h-スは比較的用意に絞り込めるが、その信頼度はそれほど高くない。付け入る隙は大いにある。
予想本文 

~ 再戦? ~
 3歳2冠馬を始め、主だった有力馬が不在となり、やや寂しい構成のエリザベス女王杯。昨年の1、2着馬は揃っており、必然的にこの2頭が中心となりそう。ただ、昨年はインを制するやや特殊な決着、当日の天候も気になるところで、条件は昨年とは異なるだろう。

 牝馬限定戦なら、やはりヌーヴォレコルト。今年はやや振るわない成績が続き、前走オールカマーでも勝たねばならないレースを落とした感。とはいえ、牡馬一線級とも戦える実力は健在。ここなら実績的にも群を抜く存在だろう。京都2200mなら大外枠もそれほど気になる材料ではない。ただ、キレ味勝負のタイプではないので、その点でこのレースは不向きといえば、不向き。叩いた効果は大きく、状態は好調でその点で相殺できるか。

 昨年覇者、ラキシスもやはり牝馬限定戦なら中心ホースの一角。宝塚記念敗戦後も今ひとつの成績が続いたが、ここでは最上位級と言える実績馬。特に湿気った状態での阪神大阪杯での完勝劇はここでは怖さを持つ。調教にやや軽めだったことが気になり、本命は譲ったものの、鞍上魅力であっさり連覇の場面も十分。

 タッチングスピーチの前走、秋華賞では自身の不器用な脚質が響いてしまった。内回りコースの外を回った分の敗戦と言え、あの形でも追い上げは立派。今度は外回りコースでじっくり構えられる。ローズSでミッキークイーンを差し切った実力は、やはり高く評価すべきだろう。ただ、それでも直一気は難しく、3コーナー坂の頂上から仕掛けるレースが理想となる。

 広い京都外回りなら、スマートレイアーの末脚が活きるはず。このレースはスローでも差しが決まる傾向にあり、展開が向けばオッズ的にも面白いところ。問題はやはり距離。うまく流れに乗れれば。

 3歳女王は不在も、オークス2着馬ルージュバックが復帰戦として参戦してきた。オークス以来の休養明けは流石に割引材料とはなるが、このメンバーなら何とかなる可能性も。距離には自信があり、スローからの速い脚も使える。いきなりの好走があっても驚けない。

 休み明けとしては、上々の結果だったマリアライト。まだこのクラスでどこまで通用するかは未知の部分もあるが、自在性を伴うしっかりとした末脚を持つパワー型。馬場渋化で、時計がかかってくるようだと面白い。

 距離には少々不安を覚えるも、タガノエトワールに一発ムード。ヴィクトリアマイルでは出負けが響いた。あれが実力ではないはず。

 あとは日経新春杯2着の実績があり、このレース向きのフーラブライドも一考。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

18=10
→08,16,15,12,06,03
(36点)
少々面白みには欠けるが、このメンバーなら昨年の1,2着のヌーヴォレコルトとラキシスの実績組か。両頭やや精細を欠く状況だが、かといって、この2頭脅かすほどの存在も見つからなかった。人気でも中心視。馬券はこの2頭からの3連単マルチながし。ただ、同じコースでも昨年とは天候や傾向も異なる。その点においては思わぬ伏兵台頭も視野。ヒモは手広くいきたい。
2015/11/1 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
スタートすぐのコーナーが最大のポイント。外枠は大きな不利を強いられる。意外にもペースも緩みがちで、逃げ、先行馬が有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ディサイファ 牡6 58.0 四位洋文
1 02 アンビシャス 牡3 56.0 M.デムーロ
2 03 サトノクラウン 牡3 56.0 ルメール
2 04   ダコール 牡7 58.0 三浦皇成
3 05   クラレント 牡6 58.0 田辺裕信
3 06   カレンミロティック セ7 58.0 福永祐一
4 07   ラストインパクト 牡5 58.0 菱田裕二
4 08 ラブリーデイ 牡5 58.0 浜中俊
5 09 エイシンヒカリ 牡4 58.0 武豊
5 10   ペルーサ 牡8 58.0 柴山雄一
6 11   ワンアンドオンリー 牡4 58.0 内田博幸
6 12   ダービーフィズ 牡5 58.0 C.デムーロ
7 13   ヴァンセンヌ 牡6 58.0 横山典弘
7 14 ステファノス 牡4 58.0 戸崎圭太
7 15 ショウナンパンドラ 牝4 56.0 池添謙一
8 16   イスラボニータ 牡4 58.0 蛯名正義
8 17   スピルバーグ 牡6 58.0 北村宏司
8 18   アドマイヤデウス 牡4 58.0 岩田康誠
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
有力馬の一角09単騎逃げ。スローに持ち込むタイプではなく、ある程度は流れるはず。
信頼度
C
上位拮抗
有力各馬の実力は拮抗。牝馬、3歳馬でも十分太刀打ち可能な舞台。横一線の混戦模様。
予想本文 

~ 差しか?逃げか? ~
 東京2000mのイメージはどうしても差し、追い込み馬のイメージがあるが、意外にも逃げ、先行馬の方が複勝率は高い。ただ、勝ち馬に限定すると、近年ではやはり差し馬が圧倒している。どうにも傾向が掴みづらいが、比較的ペースは緩く、直線での瞬発力勝負になる傾向。このレースに非常に高い連動性を誇る毎日王冠が、今年はスロー決着でエイシンヒカリが逃げ切った。果たして今回同じように先行有利となるか、あるいは後方待機馬に出番があるか、その点が見どころになりそう。

 今回は軸馬すら決めきれない難しいレースだが、3連単での複勝圏内での軸馬としてなら、3歳馬アンビシャスを抜擢したい。気性的にはまだ幼さを残しており、前走、毎日王冠では大きく出遅れ。それでも前残りとなった展開の中、33秒フラットの上がりで、3馬身差まで追い上げてきた。クラシックに出場しておらず、未知の要素も多分に残すが今年の3歳馬のレベルの高さを踏まえると、いきなりのこの舞台でも通用するはず。斤量の恩恵と、鞍上の手腕、さらに内枠を引き、条件も揃っている。後はスタートのみ。

 人気がやや地味に映るディサイファを対抗に据える。6歳というこのレースでは不利な年齢ではあるのだが、とにかく今の充実ぶりが著しい。調教気配も抜群で、今の絶好調ぶりを評価。エイシンヒカリに連敗中とはいえ、内枠を引いたことと、1ハロンの距離延長を味方につければ、逆転することは可能なはす。2走前の札幌記念は勝ちはしたが、やや物足らない内容。だが、一転、スローに落ちた毎日王冠では、好位からよく追い上げるキレを見せた。今回も同様の流れが想定され、瞬発力勝負になれば上位に食い込んでくるだろう。

 ショウナンパンドラは牝馬ながら、前走で見せたキレはこのメンバー随一のものといっていい。昨年、一昨年と、このレース連続2着のヌーヴォレコルトに、3度の先着経験はここでは胸を張れるもの。もう牝馬とは勝負付けが済んだといわんばかりにここへの挑戦してきた事こそ、買い材料となる。このレースとの連動性の低いオールカマーからのローテと、外枠を嫌って、評価を少し落としたものの、人気以上に警戒すべき対象。

 宝塚記念でG1馬となったラブリーデイ。前哨戦もしっかりと勝利し、3000m超級のレース以外は、5連勝と今年は波に乗る。2000mのここは得意距離。先行できる脚質にも好感が持て、今回予想される瞬発力勝負にも対応できる。当然、主役候補の一角。ここまで印を控えたのは、やはり前走のメンバーが手薄だったことと、仕上がり状態に今ひとつ不安を感じたため。また、十分なパートナーを得たとはいえ、騎乗停止によるヤネ替わりもやはり気になる。人気馬ゆえここは少しだけ遠慮していただいた。

 逃げて引きつけて、もう少しで躱せそうなところで、グイッと伸びてくるエイシンヒカリ。この競馬をされると、捕まえにいった馬の方が逆に痛い目に合ってしまう。非常に強い競馬内容で、ここでの上位人気も十分に頷ける。簡単に崩れしないことは承知しているが、それでも逃げ馬である以上、はやり大敗のリスクは抱えており、どうしても1ハロン延長には不安がよぎる。1800m専科の印象があり、1ハロン短いマイル戦よりはずっといいとは思うが、マークされながらの厳しいレースとなることは間違いない。

 3歳馬で、かつ休養明けだが、サトノクラウンにも目がある。皐月賞の1番人気馬で、ダービー3着馬。3歳世代の中心的存在であり、当然軽視はできない。鉄砲でいきなり勝てるほどこのレースは甘くないが、それでも連下には候補に加えておきたい。

 前走は流れが向かなかったステファノス。その結果がかえって人気の盲点にもなっており、ひと叩きされ、ここでの代わり身が怖いところ。実際に状態が上向いていることが見て取れる調教を披露しており、ややマイル色の強い馬だが、一発が怖い。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭マルチ:

02
→01,15,08,09,03,14
(90点)
今回はハイレベルのメンバーが揃い、上位陣の地力も互角の良い意味での混戦状態。その中での軸馬選択には頭を抱えたが、複勝圏内への信頼度と、人気のバランスを考慮して、アンビシャスを抜擢した。だが、さらにここから相手1本に決めるのは至難の業。ここはアンビシャスの1頭軸マルチ馬券で勝負。思わぬ穴馬も怖いといえば怖いが、ハイレベルメンバーであることを信じ、ある程度上位人気馬での決着とみて、ヒモも広げないでおく。
2015/10/25 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝3000m
    外・右回り

  • 見込み
バックスタンド前からはペースがぐんと落ちる。ここでの折り合いが最重要。長丁場だけに以下に内に潜り込み距離を稼ぎたい。そのためにスタートすぐのコーナーでの位置取りが大きなポイント。当然内枠はこの点において有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ミコラソン 牡3 57.0 武幸四郎
1 02 サトノラーゼン 牡3 57.0 岩田康誠
2 03 タンタアレグリア 牡3 57.0 蛯名正義
2 04   キタサンブラック 牡3 57.0 北村宏司
3 05 ベルーフ 牡3 57.0 浜中俊
3 06   レッドソロモン 牡3 57.0 武豊
4 07 スティーグリッツ 牡3 57.0 内田博幸
4 08   ミュゼエイリアン 牡3 57.0 横山典弘
5 09   アルバートドック 牡3 57.0 藤岡康太
5 10   ブライトエンブレム 牡3 57.0 田辺裕信
6 11 リアルスティール 牡3 57.0 福永祐一
6 12 ワンダーアツレッタ 牡3 57.0 M.デムーロ
7 13   マサハヤドリーム 牡3 57.0 和田竜二
7 14 マッサビエル 牡3 57.0 戸崎圭太
7 15   ジュンツバサ 牡3 57.0 石橋脩
8 16   タガノエスプレッソ 牡3 57.0 菱田裕二
8 17 リアファル 牡3 57.0 ルメール
8 18   スピリッツミノル 牡3 57.0 酒井学
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
外に逃げ馬が揃い、スタートすぐのコーナー目がけて内へ絞る。ここでペースが上がる可能性はあるが、すぐに落ち着き全体としてはスローとなるはず。
信頼度
D
混戦
近年、再び距離適性も問われる傾向。春の実績馬にはスピードタイプが揃って不安要素あり。思わぬ伏兵台頭も。
予想本文 

~ 無冠決戦 ~
 2冠馬ドゥラメンテ不在となった3冠レース最終戦、菊花賞。「強い馬が勝つ」といわれ久しいレースだが、世代を代表するような抜けた馬がいない場合は非常に難しいレースに変貌する。さらに3000mという距離がそれに一層拍車をかけ、スタミナとスピードの要求バランスは展開次第。ひとつ言えることはスローペース必至のため、距離適性よりも、すべては折り合いが最重要となる。

 本命には迷いもあったが、サトノラーゼンを抜擢。セントライト記念では1番人気に応えられず着順的には大敗。長めの距離を使われてはいるが、3000mともなるとやや不安もある。ただ、前走は着順のほどの負けではなく、挟まれる不利を無理しなかったところもみられた。一連のトライアルのレベルは高いとは言えず、これといった上がり馬もない以上、ダービー2着の実績はここでは大きな意味を持つ。何より、内枠を引き、ある程度の先行力を有している点が、軸に推す根拠となった。

 外枠でなければ、本命も考えたリアファル。ダートからの転向、逃げ馬と、やや異色ではあるが芝向きであることは明らか。逃げにも特に拘るタイプではなく、先行して、かつ速い脚で上がった前走の神戸新聞杯は見事。過去傾向からは圧倒的に神戸新聞杯有利。その舞台で、必勝を期すリアルスティールを寄せ付けなかったレースぶりは注目に値する。外目の枠が気になるが、スタートスムーズにコーナー番手にさえつけれれば死角は少ない。

 スティーグリッツは母系は短距離系も、父系の良さが出たのか、この距離でも安心して臨める安定した気性が売り。折り合い不安がなく長距離レースに実績。加えてある程度先行できる上、スローの上がりのレースにも対応しそう。無論、実績馬との力の差は未知数ではあるが、前走からの上積み見込める好調さで、好勝負は期待しても良さそう。

 2走前の小倉記念で力強い まくりを見せたベルーフ。ただ、外を回してのレースぶりはいかにも荒っぽく、差し一手では菊花賞ではちょっと苦しいかと見ていた。しかし前走、セントライト記念では思った以上に器用な面もみせ、これなら…と思えるレースぶり。この舞台ならディープインパクト産駒より、やはりハービンジャー産駒に食指が動く。

 ダービーでは振るわなかったが、ひと叩きされたタンタアレグリアも怖い。この馬も折り合いには全く不安がないタイプで大崩れは少なそう。差し馬だが、好位からの競馬もでき、距離が伸びれば伸びるほど武器が活きてくる。

 ドゥラメンテは2冠をとったが、ある意味主役はリアルスティールだった。地力、実績はこの中ではひとつ抜けていると思うが、いかんせん距離不安が大きい。人気的にも今回は押さえまで。

 条件馬ながら連勝の勢いが怖いワンダーアツレッタ。時計的には厳しいが、まだ底を見せていない怖さがある。

 穴では、長距離自慢マッサビエルの激走。神戸新聞杯では2番人気に推された馬。叩き2走で一変してくれば、流れ次第で面白い。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

02=17
→07,05,03,11,12,14
(36点)

02=07
→17,05,03,11,12,14
(36点)
確たる軸馬も決めきれない随分難しいレースとなった。少々折り合い懸念が残るが、トータルバランスのいいサトノラーゼンを本命に据えた。春の実績馬には、血統的、あるいは気性的に不安を覚えるものも多く、以下の候補馬には長距離・スローペース耐性を重視した。相手はリアファルを筆頭に3連単マルチながし。スティーグリッツに相手を変えても面白い。
2015/10/18 3歳牝馬オープン 馬齢 指定 国際
施行コース
  • 11R
    京都 A
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
スタート後の1コーナーがカギ。小回りの内回りコースゆえ、基本的には内枠有利も包まれると厄介。直線短くコーナーでの仕掛けを要するが、外の差し馬も極端な不利はない。とにかく器用さが要求されるコース。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ココロノアイ 牝3 55.0 横山典弘
1 02   クインズミラーグロ 牝3 55.0 吉田豊
2 03 ディープジュエリー 牝3 55.0 柴山雄一
2 04   ディアマイダーリン 牝3 55.0 福永祐一
3 05   シングウィズジョイ 牝3 55.0 内田博幸
3 06 マキシマムドパリ 牝3 55.0 幸英明
4 07 トーセンビクトリー 牝3 55.0 武豊
4 08   ホワイトエレガンス 牝3 55.0 丸田恭介
5 09 クイーンズリング 牝3 55.0 M.デムーロ
5 10 レッツゴードンキ 牝3 55.0 岩田康誠
6 11 タッチングスピーチ 牝3 55.0 ルメール
6 12 アンドリエッテ 牝3 55.0 川田将雅
7 13   アスカビレン 牝3 55.0 池添謙一
7 14   キャットコイン 牝3 55.0 柴田善臣
7 15   テンダリーヴォイス 牝3 55.0 松山弘平
8 16   ノットフォーマル 牝3 55.0 黛弘人
8 17   アースライズ 牝3 55.0 川須栄彦
8 18 ミッキークイーン 牝3 55.0 浜中俊
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
極端に引く馬は不在も、1コーナーを巡って例年前傾ラップを刻む傾向。
信頼度
C
軸馬信頼
不安要素を抱えつつも、本命馬には一定の信頼。
予想本文 

~ 薔薇の再戦 ~
 ほとんど前哨戦であるローズSの再戦となるメンバー構成。予想外なハイペースでの決着だったこと、阪神から京都への舞台替わり、ひと叩きからの巻き返し等、今回は条件は異なってくるため、すんなりローズSの結果を鵜呑みにもできない。とはいえ、連動性の非常に高い両レース。必然的に上位陣は注目が集まるだろう。

 大外枠が気になったが、やはり本命にはミッキークイーン。前走は派手な出遅れがありながら、阪神外回りと早い流れを味方につけ、2着まで食い込んできた。やはりこの馬は長い直線のある広いコース向きと思えるだけに、今回の京都内回りコースに不安がないといえば嘘になる。だた、ひと叩き後の調子はグンと上向きのようで、その不安は打ち消された。大外枠も内でごちゃつくよりは競馬はしやすいかもしれない。後はとにかくスムーズなスタートを祈るばかり。なんだかんだいっても、オークス馬がローズSで好走し、ここに臨んだ場合の連対率は非常に高い。

 前走ローズSは予想以上に早い流れで、結果は後方待機馬が一気に飲み込んだ形。先行勢総崩れの中、逃げて4着に粘ったレッツゴードンキにはさすがの地力を感じた。今回もペースはそこそこ流れるとは思うが、直線短い京都内回りなら一層の期待が増す。オークスでは控える形が裏目となった。多少気性的な成長も見られるが、あえて抑えるようなことはしないだろう。マイラー色が濃いだけに1ハロン伸びる距離が少々気になるが、オークスよりはずっと良い条件。

 やや強気の抜擢だが、アンドリエッテを単穴評価。ひと叩きされてからの状態がかなり上向き。あと一歩足らなかったが、春には鋭い末脚を武器にしていた。ここに来てその切れ味がさらに増してきた感。京都内回りコースでは後ろ一辺倒では苦しいが、うまく立ちまわることさえできれば、人気的にもおいしい存在。

 ローズS勝ち馬、タッチングスピーチ。展開利があったとはいえ、オークス馬に完勝の実績は評価に値する。直一気の追い込み型で、出負けも多く、器用さに欠ける点を懸念してここでは少し印は下げたが、高い地力を有し、かなりの確率で上位を伺ってくるだろう。

 良血馬トーセンビクトリーが、いよいよ本格化の兆し。条件戦からの重賞挑戦、3着とは言え、ある程度期待に応えてみせた。器用さを備え、瞬発力に優れるタイプで、前走よりこちらの舞台の方が向くはず。当然、巻き返しも可能だ。

 少し目線を変えてマキシムドパリはどうか。オークスこそ大敗したが、春もそこそこの実績を残している。その後の始動戦となった前走が楽な相手だったとはいえ、かなり余裕を感じる内容。競馬上手で、器用さの要求されるこの舞台にも向きそう。抽選をくぐり抜けた運も持っている。

 クイーンズリングにも引き続き注意を払っておきたい。ローズSでは、レッツゴードンキと同じく、好位からよく粘っていた。舞台代わりと叩いた上積みで一変も見込める。何より鞍上が怖い。

 今後の成長力という点でディープジュエリーにも1票。スローペースでの上がり勝負での3連勝。ペースの上がったローズSでは大敗してしまい、ここでは疑問は残るが、まだ底は見せていない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

18=10
→12,11,07,06,09,03
(36点)

18=12
→10,11,07,06,09,03
(36点)
奇しくも桜花賞馬とオークス馬2頭が本命対抗。ただ、3冠分け合う他馬の割り込みも十分にありえる情勢。多少迷いも生じたが、前走で大きな不利がありながらも崩れなかったミッキークイーンをやはり信頼したい。馬券はこの馬を軸で3連単2頭軸マルチながし。相手レッツゴードンキを本線に、アンドリエッテからも押さえたい。
2015/10/4 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 C
  • 芝1200m
    外・右回り

  • 見込み
常にコーナーとなるため、外枠は不利。テンからの早いペースについていき、直線の急坂でも耐えることができる先行馬が理想。差し馬は直線前には捉える必要がある。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 リッチタペストリー セ7 57.0 ルメール
1 02 ストレイトガール 牝6 55.0 戸崎圭太
2 03   リトルゲルダ 牝6 55.0 川田将雅
2 04 サクラゴスペル 牡7 57.0 横山典弘
3 05   スギノエンデバー 牡7 57.0 松山弘平
3 06   ウキヨノカゼ 牝5 55.0 四位洋文
4 07   ベルカント 牝4 55.0 武豊
4 08 ハクサンムーン 牡6 57.0 酒井学
5 09 アクティブミノル 牡3 55.0 藤岡康太
5 10   マジンプロスパー 出走取消 牡8 57.0 三浦皇成
6 11 レッドオーヴァル 牝5 55.0 蛯名正義
6 12 ウリウリ 牝5 55.0 岩田康誠
7 13 ミッキーアイル 牡4 57.0 浜中俊
7 14   フラアンジェリコ 牡7 57.0 北村宏司
8 15   コパノリチャード 牡5 57.0 M.デムーロ
8 16   ティーハーフ 牡5 57.0 国分優作
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
H
ハイ
8と9のハナ争いに、13もつついて、ペースはかなり早い。コース形態からも、差し馬警戒。
信頼度
C
混戦
有力馬でも、他馬との力関係は僅差。いかにスムーズに、流れを味方につけるかが、勝敗の分かれ目。
予想本文 

~ ハイペースの電撃戦 ~
 2015年G1シリーズも早くも後半戦。ロードカナロアの引退によって、ただでさえ、手薄がちなスプリント戦線はさらに混迷を極める。特に短距離レースではピークは短くなりがちで、世代交代が進みやすい。既成勢力を打ち破る若馬の台頭に期待したい。テンから飛ばす馬が多く、初めから最期までフルスピードの電撃戦。一瞬の余談も許さぬシビアな戦いとなろう。

 マイルG1を逃げ切って勝つことができるミッキーアイルの地力は相当なもの。ただ、さすがに捕まると脆い面があり、全幅の信頼は置き辛いタイプ。特にその傾向はマイル戦に顕著。本質的にはマイラーと思うが、折り合い難を抱えては、現状はスプリント戦の方が安定した戦いが望めるだろう。特に逃げにこだわる必要はないため、このレース特有の早い流れを番手キープからの競馬は理想的。鉄砲も効く上、仕上がりも絶好。休養明けでも不安は少ない。

 前走セントウルSは落ち着いた流れで前を捉えきれなかったウリウリ。しかし、自身32秒台の上がりはみせており、その末脚はやはり一級品。今回も届かないという場面はあったとしても、確実に差し込んでは来るだろう。やはりこの馬の安定感は信頼に足る。気になるのは実績乏しい中山と輸送競馬。今の状態なら、そう気にする材料でもないように思えるものの、その点一歩割引いた。

 内枠を引いたストレイトガール。意外にもこのレースは内枠での勝利例は少ないが、大外枠よりはずっといい。前走、セントウルSは4着で、休養明けとしては上々。叩いた効果も見込めそう。G1勝利はヴィクトリアマイルではあるが、本来スプリンター屈指の実力馬であり、実は勝ち馬と同タイムだった前走4着が隠れ蓑となって旨味もある。フジキセキ産駒の6歳牝馬。上積みは見込めそうにない点で、本命は譲ったものの十分勝ち負けできる存在。

 怖いところでレッドオーヴァル。あまり人気はないが、この馬もディープインパクト産駒。直線一気のタイプだけに短距離戦では結果が伴わないが、ペースのあがるG1戦となると怖い脚を持っている。今回は先行勢も揃っており、前崩れの展開があれば出番はありそう。

 前走は大敗したハクサンムーンだが、この馬は緩みのない早いペースで逃げてこその馬。前走度外視とまでは言わないが、早い時計のG1の舞台なら見直す必要がある。

 3歳馬アクティブミノルの前走は見事。1200m戦3戦無敗で底を見せておらず、前走人気薄の勝利であっても軽視はできない。G1の早い流れでも対応できるかがポイント。

 外国参戦馬、リッチタペストリーは完全に未知ではあるが、実績ある香港からの出場馬で、ルメール騎手が駆るとあってはやはり押さえておきたい。

 後は、7歳馬でもあり、時計的な限界があるとはいえ、中山巧者のサクラゴスペルの激走にも注意を払いたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=12
→02,11,08,09,01,04
(36点)

13=02
→12,11,08,09,01,04
(36点)

今回はなかなかの混戦模様。予想されるハイペースがどこまでヒートアップするかという展開面も結果に大きく影響しそう。
ミッキーアイル、ウリウリ、ストレイトガールはほぼ同等の評価で抜けた存在とみる。この3頭からの軸馬選びは迷いもあったが、ミッキーアイルの地力の高さと若さに期待して本命。ミッキーアイルからウリウリを相手とした3連単2頭軸マルチが馬券的本線。オッズ次第で相手をストレイトガールに変えても押さえておきたい。

2015/6/28 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝2200m
    内・右回り

  • 見込み
コース図
内回りコースというのが最大のポイント。直線短いが急坂がある。パワー型の先行馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ショウナンパンドラ 牝4 56.0 池添謙一
1 02 トーセンスターダム 牡4 58.0 武豊
2 03   ネオブラックダイヤ 牡7 58.0 秋山真一
2 04   アドマイヤスピカ 牡5 58.0 幸英明
3 05 カレンミロティック セ7 58.0 蛯名正義
3 06 デニムアンドルビー 牝5 56.0 浜中俊
4 07 ワンアンドオンリー 牡4 58.0 M.デムーロ
4 08   ディアデラマドレ 牝5 56.0 藤岡康太
5 09   トウシンモンステラ 牡5 58.0 和田竜二
5 10   オーシャンブルー 牡7 58.0 松山弘平
6 11 ヌーヴォレコルト 牝4 56.0 岩田康誠
6 12   レッドデイヴィス セ7 58.0 松若風馬
7 13 ラキシス 牝5 56.0 ルメール
7 14   トーホウジャッカル 牡4 58.0 酒井学
8 15 ゴールドシップ 牡6 58.0 横山典弘
8 16 ラブリーデイ 牡5 58.0 川田将雅
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
今回のメンバー構成に加え、例年の傾向からもスローが濃厚。追い込み馬には苦しい展開が予想される。
信頼度
C
軸馬信頼
本命馬にムラッ気がある点は否めぬが、この舞台での実績は群を抜く。
予想本文 

~ モテモテGシップ? ~
 このレース3連覇を狙うゴールドシップ。今回の取り巻きメンバーは牝馬勢がずらり。古馬陣との勝負付けはほぼ済んでいる状況だけに、やはり同馬の3連覇に壁となるは、名だたる牝馬のいずれかとなりそう。追いかけられるのか、追い抜かれるのか、モテモテかどうかともかく、なかなか興をそそる一戦となりそう。

 連勝中とはいえ、往年の力強さには少し陰りを感じつつ、また大ポカも多いゴールドシップ。しかし、やはり宝塚記念の舞台となるとやはり本命に推したい。強力牝馬陣が相手とはなるが、ここは王者としての貫禄を見せて欲しいところ。

 前走の敗戦で少し人気落ちが狙えそうなヌーヴォレコルトを対抗格。やはり現役最強牝馬となると実績的にはこの馬ではあろうし、その安定感は高く評価したい。前走はやや流れが忙しすぎたきらいもあり、ペースが緩む今回の中距離戦は、牡馬混合レースであることを踏まえても、臨むところの舞台。今後を占う一戦となりそう。

 大阪杯では必勝期すキズナを制し、その実力の確かさを見せつけたラキシス。能力的にはもっとも魅力を感じる一頭で、すでに牡馬混合戦でも実績を残している点も心強い。ここも好勝負気配濃厚で有力馬の一角を担う。

 今回は牡馬陣が手薄だが、昨年このレース2着のカレンミロティックが次点候補となる。勝利が少ないため、実績的に地味に映るが、G1でもきっちりと実績を残しており、その実力はこのメンバーなら胸を張れる存在。

 デニムアンドルビーはちょっとまだ判断に迷うところはあるが、阪神コースならその実績から引き続き警戒したい。距離的にもこれくらいの方が現状はよさそう。

 鞍上頼みである点は否めぬが、4歳勢代表としてワンアンドオンリー。ダービー馬としてこのあたりで立て直しは必要だろうし、その意気込みに賭けたい。

 鳴尾記念の勝ちっぷりが鮮やかだっったラブリーディも引き続き。3000m級で敗戦しているものの、この距離なら当然見直す一手。

 あと一頭、未知の魅力という点でトーセンスターダムにも1票を投じておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

15=11
→13,05,06,07,16,02
(36点)
基本は素直にゴールドシップ軸としておきたい。相手がなかなか迷うところ。ヌーヴォレコルトとラキシスのいずれかを選択となるが、オッズ的には両方は追いづらく、どちらか一頭を選択したい。キズナの信頼度が揺らいでいる今、人気的にもラキシスより、ヌーヴォレコルトの方に旨味があるとみて、こちらを対抗に据える。3連単 2頭マルチながしで勝負。
2015/6/7 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 C
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
コース図
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 サンライズメジャー 牡6 58.0 池添謙一
1 02 ダノンシャーク 牡7 58.0 岩田康誠
2 03 ダイワマッジョーレ 牡6 58.0 M.デム
2 04   メイショウマンボ 牝5 56.0 武幸四郎
3 05 ミッキーアイル 牡4 58.0 浜中俊
3 06 モーリス 牡4 58.0 川田将雅
4 07   サクラゴスペル 牡7 58.0 横山典弘
4 08   レッドアリオン 牡5 58.0 川須栄彦
5 09   リアルインパクト 牡7 58.0 内田博幸
5 10 フィエロ 牡6 58.0 戸崎圭太
6 11 ブレイズアトレイル 牡6 58.0 ルメール
6 12   クラレント 牡6 58.0 田辺裕信
7 13 ヴァンセンヌ 牡6 58.0 福永祐一
7 14   サトノギャラント 牡6 58.0 柴山雄一
8 15   ケイアイエレガント 牝6 56.0 吉田豊
8 16   カレンブラックヒル 牡6 58.0 武豊
8 17   エキストラエンド 牡6 58.0 蛯名正義
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
16が外からハナをとれば、そうペースは上がらない。後方待機馬も多く、例年トコとなり、道中は少し落ち着きそう。
信頼度
D
混戦
本命不在の混戦模様。展開一つでどの馬にもチャンスはある。
予想本文 

~ 波乱はハイペースゆえ? ~
 ここ数年、安田記念は波乱続き。旧来より荒れるレースではあるが、ここ5年で4回も2桁人気が連がらみ。また、一方で例年ハイペースとなっており、後方からの差し込みも目立っている。今年はメンバー的にもやや落ち着いたペースとなりそうだが、それでも波乱が起きるだろうか。

 昨年は不本意な結果もやはりフィエロは現行マイル戦線の安定勢力の最右翼。前走マイラーズCは休養明けながら狭い内を割っての急追の2着。十分収穫のある内容で、叩き2走目でこの舞台への準備は整ったとみていいだろう。4歳勢との力関係はともかく、他メンバーの中では実力上位の存在。海外遠征を挟んだとはいえ、1年以上勝利がなく、今度こそすっきり勝利してほしい。

 フラワーパークの仔、ヴァンセンヌ。速い時計の裏付けがない事が懸念されるが、その点は単に馬場の影響もあったりで、未経験な部分ともいえる。また、そもそも今回はそのペースもやや落ち着く可能性もある。前走の2着は後方から32秒台の脚で追い上げたもの。スローの展開だったとはいえ、一皮剥けた内容で見どころがあった。これでさらなるステップアップとなるこの舞台でも大仕事をやってのける期待も高まった。

 3連勝で勢いの増す4歳馬、モーリス。前走は坂で後続を一気に突き放す圧勝を見せ、地力はこのG1舞台のメンバーでもトップクラスだろう。ここもあっさり勝ちきる可能性も高い。ただ、それでもまだ抜きんでたものではなく、ちょっと人気しすぎの感があり、東京コースの実績がない点も気になるところ。かなり落ち着いてきたとはいえ、気性的な不安もあり、少し評価を下げた。

 前回の大敗で人気落ちのダイワマッジョーレは狙い目。短い距離での出遅れが響いて敗戦が続いて続いてはいるが、末はしっかりしている。もともと中距離にも実績のある馬でスタミナ不安はなく、むしろそろそろマイルに戻って化けそうな雰囲気もある。

 7歳でも昨年のマイルCS馬、ダノンシャークはやはり脅威。挫跖で一頓挫あっての休養明けとなるが、調教を見る限りその不安は杞憂に終わりそう。時々のポカのある馬ゆえ今ひとつ人気が着いてこないが、内枠を引いた今回、好走があっても驚けない。

 最内サンライズメジャーもチャンスあり。比較的有力馬に差し馬が揃っており、内の先行馬は有利。左回りの東京コースの実績に少々不安も、マイル戦はお手の物。無様な競馬はしないはず。

 控える競馬ができるようになってきたミッキーアイル。それでもまだ行きたがる面は変わらず、マイルに戻るとやはり不安も伴う。とはいえ、4歳ながらその能力は証明済みの実績馬。押さえには必要。

 荒れる安田記念で波乱を起こす人気薄の馬も前走大敗は少ない。そういう意味ではブレイズアトレイルは怖い存在。鞍上強化も後押し要素で穴で一考。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

10=13
→06,03,02,01,05,11
(36点)

10=06
→13,03,02,01,05,11
(36点)
各馬の力関係が均衡しており、なかなか自信持っての軸を決めきれない。4歳2騎が魅力的に映ったのは事実だが、全幅の信頼を寄せるには至らなかった。ここは既成勢力の古馬実績馬、フィエロを軸としておきたい。軸一頭で勝負したいところだが、このレースはヒモ荒れ要素も強いため、やはり2番軸も決めて手広く攻めたい。相手をヴァンセンヌ、モーリスと変えて、3連単2頭軸マルチながし。

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一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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