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2019年3月24日(日) / 中京 1200m 芝・右 / 晴・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手   着差   人気
1[2] 3  △ ミスターメロディ  牡4 57 福 永 1:07.4  3
2[2] 4     セイウンコウセイ  牡6 57  幸  1/2     12
3[4] 7     ショウナンアンセム 牡6 57 藤岡康 アタマ  17
4[7] 13  ◎ ダノンスマッシュ  牡4 57 北村友 1/2     1
5[3] 5     ティーハーフ    牡9 57 国分優 1/2     11
6[4] 8  ▲ レッツゴードンキ  牝7 55 岩田康 ハナ    5
7[8] 16     デアレガーロ    牝5 55 池 添 1.1/4   8
8[6] 12  ☆ ロジクライ     牡6 57 ルメー クビ    4
9[3] 6  ○ アレスバローズ   牡7 57 川 田 1.1/2   7
10[1] 2     ラインスピリット  牡8 57 森 一 1/2     16
11[8] 17     ダイメイフジ    牡5 57 丸 山 ハナ    14
12[7] 14     ペイシャフェリシタ 牝6 55 松 田 ハナ    15
13[6] 11     ヒルノデイバロー  牡8 57 横山典 4      18
14[5] 9  ☆ ナックビーナス   牝6 55 大 野 3/4     6
15[7] 15  △ モズスーパーフレア 牝4 55  武  クビ    2
16[8] 18     ダイメイプリンセス 牝6 55 デムー 1/2     9
17[1] 1     スノードラゴン   牡11 57 藤 田 1/2     10
18[5] 10     ラブカンプー    牝4 55 酒 井 3/4     13
  
払戻金 単勝 3 780円
    複勝 3 320円 / 4 2210円 / 7 6410円
    枠連 2-2 33310円
    馬連 3-4 30530円 / 馬単 3-4 49630円
    3連複 3-4-7 870740円 / 3連単 3-4-7 4497470円
    ワイド 3-4 7590円 / 3-7 30460円 / 4-7 88520円
  

感想と言い訳?!

 人気を集めた4歳2騎が馬群に沈む中、勝利したのは第3の4歳馬ミスターメロディ。予想でも書いたように、元はこの2頭に完勝した実績があるだけに、この馬の勝利はさして驚く結果ではなかったです。しかし、しかし、2着、3着にはさすがに驚きましたね。セイウンコウセイと、ショウナンアンセムが残り、3連単は大きく荒れました。1人気ダノンスマッシュはコーナーで膨れたのは痛かったですね。斜行もいただけません。

2019/3/24 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中京 B
  • 芝1200m
    左回り

  • 見込み
道中の下りと直線の急坂。ラップは平均傾向でペースの緩急は少ない。先行有利の他場と異なり、差し通用の舞台。差し馬の一変に注意。ただ、複勝圏内なら、逃げ・先行馬に安定感あり。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   スノードラゴン 牡11 57.0 藤田菜
1 02   ラインスピリット 牡8 57.0 森一
2 03 ミスターメロディ 牡4 57.0 福永
2 04   セイウンコウセイ 牡6 57.0
3 05   ティーハーフ 牡9 57.0 国分優
3 06 アレスバローズ 牡7 57.0 川田
4 07   ショウナンアンセム 牡6 57.0 藤岡康
4 08 レッツゴードンキ 牝7 55.0 岩田康
5 09 ナックビーナス 牝6 55.0 大野
5 10   ラブカンプー 牝4 55.0 酒井
6 11   ヒルノデイバロー 牡8 57.0 横山典
6 12 ロジクライ 牡6 57.0 ルメール
7 13 ダノンスマッシュ 牡4 57.0 北村友
7 14   ペイシャフェリシタ 牝6 55.0 松田
7 15 モズスーパーフレア 牝4 55.0 武豊
8 16   デアレガーロ 牝5 55.0 池添
8 17   ダイメイフジ 牡5 57.0 丸山
8 18   ダイメイプリンセス 牝6 55.0 Mデムーロ
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
スプリント戦にしては逃げ馬が少ない。それでも15単騎逃げもそれほどペースを緩めるつもりはないはず。
信頼度
D
混戦
まだ、4歳勢の実力は明確とは言えない。異なるロケーションでフルゲート。波乱要素も…。
予想本文 

~ 空位を狙う4歳勢 ~
 スプリント王者ファインニードルの引退により、空位となった座を狙う4歳勢。そうはさせじと意地をみせる古馬。混迷のスプリント戦が春のG1戦線を始まりを告げる。

 迷うメンバー構成だが、総合力でダノンスマッシュが一歩リードか。左回りに不安があり、持ちタイムもそれほど優秀とは言えないが、やはりスプリント戦でまだ底を見せていない点は魅力的。先行できる強みもあり、安定した競馬が望めそう。軸馬としては最適。

 対抗格にはアレスバローズ。このところ精彩を欠いているものの、中京コースは得意な舞台。前走は本命馬に敗れる5着も、外を回っての内容はそれほど悲観するものではない。引き続き、頼りになる鞍上を得て、ここは巻き返す。

 4歳馬に注目が集まる中、実績ではやはりレッツゴードンキ。叩き2走目で、前走内容も決して悪くない。むしろ、過去にないほど順調な過程で、気性的な部分もすっかり安定してきた。年齢的に陰りがみえてきた人気も、ここではかえって狙い目となりそう。

 4歳勢では目立っていないが、ミスターメロディは春のファルコンSで、ダノンスマッシュ、モズスーパーフレアの今回人気2強を負かした馬。1400m専科のイメージが強いが、この距離で新味開拓の可能性も十分。

 モズスーパーフレアのここ2戦の逃げ切りタイムは驚異的。持ち前のスピードで後続完封し、またもや武騎手の逃げ切りも十分ありえる。ただ、6勝しながら2敗している中京コースの適性はやはり気になる。中京は中山ほど逃げ有利な舞台でもないだけになおさら。

 マイルからの転向となるロジクライもやはり怖い。前走では見どころある末脚を見せており、強力な鞍上を得て、反撃の狼煙を上げる。

 モズスーパーフレアに連続逃げ切りを許したナックビーナスだが、先行してしっかりついていけた点は評価したい。ここでも引けを取る存在ではなく、侮れない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着ながし:

13
→06,08,03,15,12,09
(30点)

2着ながし:
13
→06,08,03,15,12,09
(30点)
難しいメンバー構成で、本命も絞りきれないところではあるが、例え人気でも、ダノンスマッシュの今の勢いと今後の伸びしろに期待したい。気になる左回りも今の状態なら、大崩れなく対応できるはず。ヒモ穴で遊びたいところを我慢し、この馬1頭軸で、1、2着ながし3連単で勝負したい。
2018年3月25日(日) / 中京 1200m 芝・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 馬名               性齢 斤 騎手   印  着差   人気
1[5] 9  ファインニードル  牡5 57 川 田 ○  1:08.7  2
2[4] 8  レッツゴードンキ  牝6 55 岩 田 ▲  ハナ    3
3[4] 7  ナックビーナス   牝5 55 三 浦     1/2     10
4[6] 11  ダンスディレクター 牡8 57  武  △  1/2     4
5[2] 3 Bブリザード     セ7 57 ティー ☆  クビ    6
6[1] 1  セイウンコウセイ  牡5 57 松 田 ☆  クビ    5
7[7] 13  レーヌミノル    牝4 55 和 田    クビ    7
8[3] 6  レッドファルクス  牡7 57 デムー ◎  1/2     1
9[2] 4  スノードラゴン   牡10 57 大 野     3/4     15
10[8] 17  キングハート    牡5 57 北村宏 ☆  クビ    12
11[6] 12  ネロ        牡7 57 ミナリ     1.1/2   9
12[8] 16  シャイニングレイ  牡6 57 北村友     クビ    8
13[3] 5  ノボバカラ     牡6 57 武 藤     1/2     17
14[1] 2 Bリエノテソーロ   牝4 55 吉田隼     ハナ    13
15[8] 18  ラインスピリット  牡7 57 森 一     ハナ    16
16[7] 14  ラインミーティア  牡8 57 西 田     1.1/2   18
17[7] 15  ジューヌエコール  牝4 55 福 永     1.1/4   14
18[5] 10  ダイアナヘイロー  牝5 55 松 山 △  ハナ    11
  
払戻金 単勝 9 550円
    複勝 9 240円 / 8 220円 / 7 750円
    枠連 4-5 1300円
    馬連 8-9 1690円 / 馬単 9-8 3170円
    3連複 7-8-9 15910円 / 3連単 9-8-7 60450円
    ワイド 8-9 700円 / 7-9 2290円 / 7-8 2760円
  

感想と言い訳?!

 好位抜け出し、勝利目前のレッツゴードンキをファインニードルが差すというちょっと想定外の決着になりました。スプリントG1 3戦連続2着のレッツゴードンキは可哀想ですが、これも競馬ですね。

 それはともかく、レッドファルクスですねー。まぁ、スプリント戦ゆえにこんなこともありますが、行き足つかず後方での競馬、最後はエンジンかかるも包まれてどうしようもないという不完全燃焼な競馬となりました。

2018/3/25 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中京 B
  • 芝1200m
    左回り

  • 見込み
道中の下りと直線の急坂。ラップは平均傾向でペースの緩急は少ない。先行有利の他場と異なり、差し通用の舞台。差し馬の一変に注意。ただ、複勝圏内なら、逃げ・先行馬に安定感あり。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 セイウンコウセイ 牡5 57.0 松田
1 02   リエノテソーロ 牝4 55.0 吉田隼
2 03 ブリザード セ7 57.0 ティータン
2 04   スノードラゴン 牡10 57.0 大野
3 05   ノボバカラ 牡6 57.0 武藤
3 06 レッドファルクス 牡7 57.0 Mデムーロ
4 07   ナックビーナス 牝5 55.0 三浦
4 08 レッツゴードンキ 牝6 55.0 岩田
5 09 ファインニードル 牡5 57.0 川田
5 10 ダイアナヘイロー 牝5 55.0 松山
6 11 ダンスディレクター 牡8 57.0 武豊
6 12   ネロ 牡7 57.0 ミナリク
7 13   レーヌミノル 牝4 55.0 和田
7 14   ラインミーティア 牡8 57.0 西田
7 15   ジューヌエコール 牝4 55.0 福永
8 16   シャイニングレイ 牡6 57.0 北村友
8 17 キングハート 牡5 57.0 北村宏
8 18   ラインスピリット 牡7 57.0 森一
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
ハナ固執するタイプも少なく、スプリント戦としては緩いが、馬場は良いだけに高速決着も。
信頼度
C
軸馬信頼
短距離戦だけに予断は許されぬが、ある程度、有力馬の地力は信頼できそう。
予想本文 

~ 秋の再戦 ~
 秋のスプリンターズSのメンバーがほぼ勢揃いで、逆に言えば新勢力にも乏しい実情。そのときの勝ち馬は7歳となり、舞台も変わる。勢力図が書き換わるかどうかが見どころとなりそう。

 コース改修後は一転堅い傾向となったこのレース。前走の敗戦は気になるが、主戦に戻ったレッドファルクスの本命は仕方ないところか。昨年このレースは3着に敗れたとはいえ、左回りの中京実績があり、スプリント戦での安定した末脚は群を抜くもの。

 対抗にはファインニードル。秋のスプリンターズSでは外を回らされての影響も大きい敗戦だった。そんな中、復帰初戦の前走の完勝っぷりには好感。前目につけて早い脚が出せるし、直線の坂も苦にならないはず。ここはこの馬の実力を計る正念場。

 海外遠征にダート戦と、様々な舞台でも大崩れなかったレッツゴードンキが適性舞台に戻ってくるなら、やはり要警戒だろう。馬場渋化のあった前年とは異なり、ある程度前につかないと届かない展開が少々怖いが、これまでの実績による地力を信頼したい。

 2番手での競馬でかえって面白みがあるのがダイアナヘイロー。阪急杯勝ち馬ながら人気的にも旨味が増した。相手強化とはなるが、番手競馬はできるはずで、十分チャンスもあるはず。

 8歳馬ながらまだまだこのクラスの安定勢力株のダンスディレクター。中京コースにも実績があり、鉄砲実績も十分。状態もよさそうだ。

 昨年覇者セイウンコウセイは内枠を引いたのが大きい。早い時計決着に不安の残る中、好位追走が可能な内枠は願ったり叶ったり。あとは包まれなければ。

 同じく内枠引いた海外参戦馬ブリザードも連下なら。勝ち鞍こそ遠ざかっているが、安定した成績を残しており、スプリンターズSで日本競馬への対応下地も推し量れる。

 外枠が痛いところもキングハートは前走の結果を評価しておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

06=09
→08,10,11,01,03,17
(36点)

06=08
→09,10,11,01,03,17
(36点)
そう荒れるイメージの少ないレースだけに順当にレッドファルクスを信頼したい。相手には正直やや迷いも生じるところだが、ファインニードルの地力は高いと見る。3連単マルチ2頭軸ながしで。
2017年3月26日(日) / 中京 1200m 芝・左 / 小雨・稍重
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 6  △  セイウンコウセイ  牡4 57  幸   1:08.7  5
2[2] 3  ☆  レッツゴードンキ  牝5 55 岩 田  1.1/4   2
3[4] 7  ○  レッドファルクス  牡6 57 デムー  クビ    1
4[1] 1      ティーハーフ    牡7 57 国分優  1.3/4   16
5[1] 2  ☆  フィエロ      牡8 57 内 田  ハナ    7
6[7] 14      トーキングドラム  牡7 57 藤岡康  1/2     10
7[6] 11      スノードラゴン   牡9 57 大 野  クビ    11
8[8] 17  ☆  ナックビーナス   牝4 55 石 川  クビ    12
9[7] 13  △  ソルヴェイグ    牝4 55 田 辺  クビ    6
10[6] 12  ▲  メラグラーナ    牝5 55 戸 崎  クビ    3
11[7] 15     Bヒルノデイバロー  牡6 57 四 位  3/4     9
12[4] 8      バクシンテイオー  牡8 57 シュタ  クビ    17
13[2] 4      ラインスピリット  牡6 57 森 一  1/2     14
14[5] 10      クリスマス     牝6 55 藤岡佑  1.1/2   13
15[5] 9  ◎  シュウジ      牡4 57 川 田  クビ    4
16[8] 18      ワンスインナムーン 牝4 55 石 橋  1/2     8
17[3] 5     Bレッドアリオン   牡7 57 菱 田  1/2     18
18[8] 16     Bトウショウピスト  牡5 57 吉田豊  4      15
  
払戻金 単勝 6 870円
    複勝 6 230円 / 3 180円 / 7 160円
    枠連 2-3 2490円
    馬連 3-6 2150円 / 馬単 6-3 4750円
    3連複 3-6-7 3230円 / 3連単 6-3-7 23880円
    ワイド 3-6 770円 / 6-7 700円 / 3-7 480円
  

感想と言い訳?!

 シュウジが好スタートを切ったので、お、これは?なんて、ちょっと期待しましたが、全然ダメでした。(^^;
  勝ったのは絶好の仕上がりが伝えられていたセイウンコウセイ。前につけながら外からグイグイと伸びての完勝です。2着には、馬場が悪そうに見えた内をうまく抜けてきたレッツゴードンキ。3着にはレッドファルクスで、順当といえば順当な結果でした。
でも、ちょっと私には難しい馬券でしたね。

2017/3/26 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中京 B
  • 芝1200m
    左回り
  • 稍重
    見込み
道中の下りと直線の急坂。ラップは平均傾向でペースの緩急は少ない。先行有利の他場と異なり、差し通用の舞台。差し馬の一変に注意。ただ、複勝圏内なら、逃げ・先行馬に安定感あり。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ティーハーフ 牡7 57.0 国分優作
1 02 フィエロ 牡8 57.0 内田博幸
2 03 レッツゴードンキ 牝5 55.0 岩田康誠
2 04   ラインスピリット 牡6 57.0 森一馬
3 05   レッドアリオン 牡7 57.0 菱田裕二
3 06 セイウンコウセイ 牡4 57.0 幸英明
4 07 レッドファルクス 牡6 57.0 M.デムーロ
4 08   バクシンテイオー 牡8 57.0 シュタル
5 09 シュウジ 牡4 57.0 川田将雅
5 10   クリスマス 牝6 55.0 藤岡佑介
6 11   スノードラゴン 牡9 57.0 大野拓弥
6 12 メラグラーナ 牝5 55.0 戸崎圭太
7 13   ソルヴェイグ 牝4 55.0 田辺裕信
7 14   トーキングドラム 牡7 57.0 藤岡康太
7 15   ヒルノデイバロー 牡6 57.0 四位洋文
8 16   トウショウピスト 牡5 57.0 吉田豊
8 17 ナックビーナス 牝4 55.0 石川裕紀
8 18   ワンスインナムーン 牝4 55.0 石橋脩
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ

G1のスプリント戦。当然テンから早い流れとなる。その流れについて行き、それでも止まらない馬が勝利を手にする。

信頼度
C
上位拮抗
各馬実力拮抗しており、差は僅か。展開の影響も多分にあり、天候や馬場も気になる所。
予想本文 

~ 空位の短距離界 ~
 スプリントホースはピークが短いのか、これまでの有力どころが軒並み不参加で、今年もやや寂しいメンバー構成。奇しくもドバイウィークで、海外競馬も買えるようになってそちらに負けないよう盛り上げてほしいところ。

 この馬とはどうも相性が良くないが、それでもシュウジを本命に推す。気性的に難しいところがあるが、地力的にはトップクラス。持ち前の能力がいかんなく発揮できれば、筆頭候補の資格はある。前走の大敗が大いに気になるが、その分、人気が落ちた旨味を拾いたい。ただ、やはり当日気配は要チェックで、あまりイレ込みがきついようだと、一転圏外候補にもなりかねない一面も。

 休養明けでもレッドファルクス。期待された香港スプリントは大敗したが、3戦3勝の得意の中京での巻き返しに期待。秋のG1チャンピオンとしては今回のメンバー相手なら格好はつけてほしいところ。引き続きの鞍上で大きな崩れはないはず。

 後方からの末脚は抜群のキレがあるメラグラーナ。大型馬で典型的なスプリンター。観るものを魅了する差し脚に、人気があるのも頷ける。まだ実績的には心もとない面もあるが、時計的には申し分なく、上がりの脚も確か。やはり期待感の方が大きい。首位候補の一角。

 めきめきと頭角を現してきたセイウンコウセイ。こちらも時計的に十分通用の下地があり、今、勢いのある先行馬。高松宮記念は意外と先行が残るデータも心強い。何より状態の良さが目立ち、絶好調が伺える。

 一叩きされてソルヴェイグも状態は上向きのはず。スプリント転向は成功したと言える実績を残し、特にG1での3着の実績はここでは重みも持つ。明け4歳でまだまだ伸びしろがあり、将来を含め、楽しみな一頭。

 レッツゴードンキは1番人気で迎えた前走をきっちり勝利したことを評価したい。スプリント戦ではまだ不安もあるが、時間をかけてこの距離の適性を伸ばしてきた印象もある。

  8歳の古豪ながらフィエロの堅実味には恐れ入る。大レースでも大崩れのない競馬っぷりはやはり連下には一考したいところ。

 外枠ではあるが、ナックビーナスも時計がかかるようなら、堅実な先行力があるだけに面白い。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

09=07
→12,06,13,03,02,17
(36点)

09=12
→07,06,13,03,02,17
(36点)
手薄なメンバーとは言え、その分馬券的にはそれなり面白みはあるが、確たる軸馬も不在が困るところ。やや馬券的旨味を考慮して、シュウジを本命視。その分、相手には安定勢力のレッドファルクスを指名。ただ、メラグラーナもかなり気になる存在ではあり、シュウジの当日気配によっては再考もありうる。
馬券はシュウジからの3連単2頭軸マルチながしで。
2016年3月27日(日) / 中京 1200m 芝・左 / 曇・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 4  △  ビッグアーサー   牡5 57 福 永  1:06.7  1
2[3] 6  ○  ミッキーアイル   牡5 57 松 山  3/4     2
3[4] 8  ▲  アルビアーノ    牝4 55 ルメー  1.3/4   3
4[5] 10      アクティブミノル  牡4 57 藤岡康  アタマ  16
5[7] 13  ☆  エイシンブルズアイ 牡5 57 石 橋  3/4     5
6[5] 9      ティーハーフ    牡6 57 池 添  クビ    14
7[3] 5  △  スノードラゴン   牡8 57 大 野  アタマ  6
8[6] 11      レッツゴードンキ  牝4 55 岩 田  1/2     10
9[6] 12  ◎  ウリウリ      牝6 55 戸 崎  ハナ    4
10[7] 14      アースソニック   牡7 57 バルジ  ハナ    17
11[8] 18      ハクサンムーン   牡7 57 酒 井  1/2     7
12[8] 17     Bヒルノデイバロー  牡5 57 太 宰  クビ    15
13[1] 2  ☆  ウキヨノカゼ    牝6 55 四 位  1/2     12
14[1] 1     Bブラヴィッシモ   牡4 57 横山典  クビ    11
15[8] 16      スギノエンデバー  牡8 57 鮫島克  クビ    18
16[7] 15      ローレルベローチェ 牡5 57 中 井  1/2     9
17[2] 3      サクラゴスペル   牡8 57 勝 浦  1.1/2   13
18[4] 7  ☆  サトノルパン    牡5 57 和 田  クビ    8
  
払戻金 単勝 4 390円
    複勝 4 150円 / 6 150円 / 8 170円
    枠連 2-3 680円
    馬連 4-6 890円 / 馬単 4-6 1730円
    3連複 4-6-8 1740円 / 3連単 4-6-8 6690円
    ワイド 4-6 370円 / 4-8 450円 / 6-8 520円
  

感想と言い訳?!

 終わってみれば、1、2、3番人気の順当決着。控えながらも粘るミッキーアイルをビックアーサーが鮮やかに差し切り。3着争いは微妙なところも、さすがのルメールが死守しました。引く馬も揃ったため、かなり速い時計での決着となりました。

 一方で、本命に据えたウリウリは散々な結果。終始外を回らされたとはいえ、直線はほとんど伸びす、少々ふがいない結果となりました。どうも難しいタイプですね。買えば来ない、買わなきゃ来るという相性の良くない馬です。(笑)

 5歳、4歳が上位を占める結果となり、やはり短距離は年齢の要素も大きいのかもしれないなぁと思わせる一戦でした。

2016/3/27 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中京 B
  • 芝1200m
    左回り

  • 見込み
道中の下りと直線の急坂。ラップは平均傾向でペースの緩急は少ない。先行有利の他場と異なり、差し通用の舞台。差し馬の一変に注意。ただ、複勝圏内なら、逃げ・先行馬に安定感あり。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ブラヴィッシモ 牡4 57.0 横山典弘
1 02 ウキヨノカゼ 牝6 55.0 四位洋文
2 03   サクラゴスペル 牡8 57.0 勝浦正樹
2 04 ビッグアーサー 牡5 57.0 福永祐一
3 05 スノードラゴン 牡8 57.0 大野拓弥
3 06 ミッキーアイル 牡5 57.0 松山弘平
4 07 サトノルパン 牡5 57.0 和田竜二
4 08 アルビアーノ 牝4 55.0 ルメール
5 09   ティーハーフ 牡6 57.0 池添謙一
5 10   アクティブミノル 牡4 57.0 藤岡康太
6 11   レッツゴードンキ 牝4 55.0 岩田康誠
6 12 ウリウリ 牝6 55.0 戸崎圭太
7 13 エイシンブルズアイ 牡5 57.0 石橋脩
7 14   アースソニック 牡7 57.0 バルジュ
7 15   ローレルベローチェ 牡5 57.0 中井裕二
8 16   スギノエンデバー 牡8 57.0 鮫島克駿
8 17   ヒルノデイバロー 牡5 57.0 太宰啓介
8 18   ハクサンムーン 牡7 57.0 酒井学
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
H
ハイ
外から18、15が、06の頭を被せるハイペース必至の展開。直線短いとはいえ、差し馬優位の様相。
信頼度
D
混戦
実力均衡しており、展開利の影響も大きい。わずかの不利も勝敗に影響する。
予想本文 

~ 世代交代の足音 ~
 桜の便りも届く中、まずはスプリント春の大一番、高松宮記念を迎える。ストレイトガールが一転、現役続行とはなったが今回は不在。世代交代を予感させる若駒台頭の兆しもあり、スプリント戦線はますます混戦に拍車がかかりそう。

 切れる脚が一瞬しか使えず、ここ3戦はどうにももどかしいレースが続くウリウリ。内を突いて馬群を割ってこれる根性は特筆ものではあるが、このレースでは、瞬発力より持続力あるスピードの方が要求されるだけに、難しい側面も持っている。だが、この馬の中京コース実績の相性と、今のピークともいえる状態の良さを考慮して、ここは本命に据えた。戸崎騎手乗り替わりも期待感が高まる。前走の敗戦が良い隠れ蓑となって、人気的にも旨味がある。

 逃げ馬である以上、どうしても脆さが同居するミッキーアイル。単に地力だけならこのメンバーでは1番といっていいほどの地力の持ち主。今回はテンに速い同型馬が揃い、おそらくハナは切れないだろう。しかしそれでも番手で競馬ができ、最後まで極端にスピードが落ちないのがこの馬の強み。このレースでは差し有利の展開でも先行馬が3着以内に残ることは多く、どのような展開でもそう崩れることもなさそう。単頭はともかく、連軸としての信頼性は意外と高いと言えよう。

 足跡以上に能力の高さを伺わせるアルビアーノ。鞍上にルメール騎手を配し、盤石の態勢を狙った前走だが、不利もあって不完全燃焼に終わってしまった。軽量とはいえ、スワンSで見せた33秒台の末脚の印象は強烈だった。ここは大いに期待をかけていい一戦となるはずだったが、調教過程で一頓挫があり、万全の態勢とはいかなくなった。その点を割引いたが、それでも単穴候補と言えるだろう。

 ビッグアーサーは期待された前走のシルクロードS 5着からの巻き返しを狙う。この前走で土がついたが、それまでは当該距離8戦を6勝2着2回の堅実さ。好位から差し脚勝負でき、それゆえの安心感も後押し。ちょっと枠が内寄りのため、包まれる怖さはあるものの、好位から安定した末脚を武器にここでも好勝負できるはず。

 短距離では年齢の高さは致命的となる。それゆえ、久々となる復帰戦は敬遠されたスノードラゴンだが、G1馬の看板は伊達ではないところを見せる 3着。追い込み一手でここまでの競馬できるのは賞賛に値する。中京コースにも実績があり、年齢的なものを考慮しても、長期休養明けのひと叩きの効果は必ず見込めるはずで有力馬の一角を担う。

 外枠を引いたエイシンブルズアイ。ハイペース必至の今回のレースにおいて、外からの好位差しができるという点では大いに有利。前走はかなり後ろからの競馬とはなったが、前でも勝負できる自在性もあるのも強み。

 スタート難が玉にキズなサトノルパンも展開一つ。末脚には目を引くものをもっており、決め手はある。無駄なくスムーズに進めれば上位は十分伺える存在。

 前走大敗も、良馬場で前崩れならウキヨノカゼの突っ込みにも警戒しておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

12=06
→08,04,05,13,07,02
(36点)

12=08
→06,04,05,13,07,02
(36点)
スプリント戦だけに絶対視出来ぬ混戦ではあるが、前走の不甲斐なさを踏まえても、ここはウリウリに賭けてみたい。状態がすこぶる良く、中京2戦2勝の実績も光る。対抗格は迷うところだが、ミッキーアイルの地力を信頼したい。展開的には前走ほど楽にはいかないだろうが、控えても形にはしてくれそう。基本的にはこの2頭からの3連単マルチながしで勝負。ただ、評価下げたとはいえ、アルビアーノの能力も魅力で、こちらからも一応は押さえておきたい。
2015年3月29日(日) / 中京 1200m 芝・左 / 小雨・稍重
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 4  ▲ Bエアロヴェロシティ セ7 57 パート  1:08.5  4
2[7] 15  ☆  ハクサンムーン   牡6 57 酒 井  1/2     6
3[8] 16  ○  ミッキーアイル   牡4 57 浜 中  ハナ    3
4[3] 6  ☆  サドンストーム   牡6 57 国分優  3.1/2   10
5[8] 17      コパノリチャード  牡5 57 武 豊  1/2     5
6[7] 13  △  ダイワマッジョーレ 牡6 57 Mデム  3/4     2
7[5] 10      アフォード     牡7 57 村 田  1/2     15
8[6] 12      サクラゴスペル   牡7 57 藤岡康  1/2     12
9[7] 14      トーホウアマポーラ 牝6 55 福 永  アタマ  13
10[6] 11      ショウナンアチーヴ 牡4 57 吉田隼  ハナ    14
11[3] 5      ワキノブレイブ   牡5 57 松 岡  ハナ    17
12[1] 2      オリービン     牡6 57 菱 田  アタマ  16
13[8] 18  ◎  ストレイトガール  牝6 55 岩 田  クビ    1
14[5] 9     Bレッドオーヴァル  牝5 55 戸 崎  1.1/4   8
15[4] 8      アンバルブライベン 牝6 55 田中健  2      11
16[1] 1  ☆  リトルゲルダ    牝6 55 丸 田  1.1/4   7
17[2] 3      ローブティサージュ 牝5 55 池 添  クビ    9
18[4] 7      マジンプロスパー  牡8 57 北村友  1.3/4   18
  
払戻金 単勝 4 650円
    複勝 4 260円 / 15 490円 / 16 230円
    枠連 2-7 1010円
    馬連 4-15 7480円 / 馬単 4-15 10770円
    3連複 4-15-16 14000円 / 3連単 4-15-16 81560円
    ワイド 4-15 2930円 / 4-16 1040円 / 15-16 1980円
  

感想と言い訳?!

 香港チャンプ、エアロヴェロシティが着差以上の強い内容の完勝を見せてくれました。マイナス体重で軽視したのですが、問題になりませんでした。前日のドバイでは日本馬は惨憺たる結果。正直今の日本のレベルで、世界に通用すると困ります。そういう意味でしっかりと世界の壁をみせつけた同馬には感服しました。

 2着争いが面白かったですね。まともならこれくらいはやれるぞ!とばかりにハクサンムーンが粘り、ミッキーアイルも道中かかりながらも、今後に繋がる好走を見せてくれました。

 一方で、ダイワマッジョーレは出遅れですべてが終わってしまいました。ストレイトガールに至っては、からっきしの競馬。この馬自身の重馬場の巧拙も影響したかもしれないですが、何より内が荒れているところに重馬場で、各馬コーナーで内を避け、外に膨らんでしまった。こうなるとさすがに厳しいです。それでもなんとかしてくれると期待してたのですが・・・。

2015/3/29 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中京 A
  • 芝1200m
    左回り
  • 稍重
    見込み
コース図
道中の下りと直線の急坂。ラップは平均傾向でペースの緩急は少ない。先行有利の他場と異なり、差し通用の舞台。差し馬の一変に注意。ただ、複勝圏内なら、逃げ・先行馬に安定感あり。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   リトルゲルダ 牝6 55.0 丸田恭介
1 02   オリービン 牡6 57.0 菱田裕二
2 03   ローブティサージュ 牝5 55.0 池添謙一
2 04 エアロヴェロシティ セ7 57.0 パートン
3 05   ワキノブレイブ 牡5 57.0 松岡正海
3 06 サドンストーム 牡6 57.0 国分優作
4 07   マジンプロスパー 牡8 57.0 北村友一
4 08   アンバルブライベン 牝6 55.0 田中健
5 09   レッドオーヴァル 牝5 55.0 戸崎圭太
5 10   アフォード 牡7 57.0 村田一誠
6 11   ショウナンアチーヴ 牡4 57.0 吉田隼人
6 12   サクラゴスペル 牡7 57.0 藤岡康太
7 13 ダイワマッジョーレ 牡6 57.0 M.デムーロ
7 14   トーホウアマポーラ 牝6 55.0 福永祐一
7 15 ハクサンムーン 牡6 57.0 酒井学
8 16 ミッキーアイル 牡4 57.0 浜中俊
8 17 コパノリチャード 牡5 57.0 武豊
8 18 ストレイトガール 牝6 55.0 岩田康誠
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
HS
ハイスロー
08,15あたりが引き、短距離戦らしいハイペースは必至。最後の坂に備え、力を貯めておきたい各馬がこれを追いかけるかどうか・・・。
信頼度
D
混戦
もともと波乱要素のある短距離戦。ペース予想も難しく、抜けた馬も不在で混戦模様。
予想本文 

~ 香港スプリント王見参 ~
 昨年の香港スプリント覇者、エアロヴェロシティが参戦する。かつて、オグリキャップと大接戦の末、2.22.2の伝説レコードを打ち立てたホーリックス。その鞍上だったニュージーランドのオサリバン師が、香港から送る最強スプリンター。スプリント戦なら香港ホースは日本でも通用する。迎え撃つ日本勢はやや手薄だが、香港で対戦した馬もちらほら。地元でのリベンジなるか。

 昨年に続き、ストレイトガールを本命。昨年以降は未勝利だが、海外を含むG1レースでの安定した実績はやはり安心感がある。大外枠が気になるとは言え、意外にもこのレースは大外枠は好成績。ぶっつけローテも予定通りで、その辺りはあまり気にすることもなさそう。ただ、昨年は重馬場に脚をとられたが、今年も天気は下り坂である点はやや心配。とはいえ、香港スプリント王には敬意も表するも、ここでは格好をつけておきたい。

 ミッキーアイルにとって前走の好走はかなりの収穫。意図的に控える競馬を試み、見事にそれに応える成長を見せた。元来マイル戦を逃げ切るだけの地力の持ち主が、ついに控える競馬ができるようになったということはかなりの脅威。スプリント戦が初となるが、むしろ流れの速くなるこの距離の方が、自然に控えることができそう。

 3走前の大敗は不利あってのものと度外視するなら、ほぼ負けなしの実績を誇るエアロヴェロシティ。海外遠征も、日本競馬への適性も未知数ではあるが、こと実績ではこのメンバーでは群を抜く。調教は軽く、不安要素も多く抱えるが、他有力馬が外枠に追いやられている中、内の好枠を引いたアドバンテージは大きい。

 昨年コパノリチャードを王者へ導いたM.デムーロが、今年はダイワマッジョーレを駆る。前走では覚醒に近い競馬をみせたミッキーアイルをしっかりハナ差抑えての勝利が憎らしい。中距離からの路線変更となるが、高松宮記念は生粋のスプリンターでなくとも十分戦える舞台。さらにここ2戦の1400m戦での戦いぶりをみると、やはり期待は大きくなる。

 近走一連の重賞レースを安定した成績を納めており、3連単のヒモとして俄然狙いたくなるサドンストーム。勝利が少ないだけに地味な存在ではあるが、なかなか内容は秀逸。後方からの破壊力ある末脚を持っており、前崩れなら、まるごと一飲みしてしまう事をやってものけてもおかしくはない。ただ、前走もこなしたとはいえ、やはり差し馬だけに馬場の渋化は避けたい。

 今回逃げ馬が厳しいとみているが、絶好調の仕上がりをみせるハクサンムーンも無視できない存在。意欲的な調教を見せ、馬もそれによく応えている。同型の存在が気になるが、後続馬が牽制しあうようならそのまま押し切ってもおかしくない。

 香港では競馬にならなかったが、リトルゲルダも穴で一考。スプリント専化でこの距離はお手の物だし、一叩きできた効果も見込める。何より良くも悪くもの最内枠をうまく活かせば有力馬に一泡吹かすことも。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

18=16
→04,13,06,15,01
(30点)
手薄なメンバーとはいえ、魅力ある馬が揃っており、取捨には迷うところだが、ストレイトガールの安定感を信頼したい。確たる主軸馬不在の状況でマークも分散されるだろう。
そして、軸としては一歩譲ったが、今回真の本命はミッキーアイルとも言え、この舞台での覚醒に期待したい。馬券は当然この2頭から。2頭軸マルチながし馬券で。
2014年3月30日(日) / 中京 1200m 芝・左 / 曇・不良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 5  ×  コパノリチャード  牡4 57 Mデム  1:12.1  3
2[8] 17  △  スノードラゴン   牡6 57 大 野  3      8
3[5] 9  ◎  ストレイトガール  牝5 55 岩 田  1.1/4   1
4[8] 16      エーシントップ   牡4 57 武 幸  クビ    15
5[6] 12  ×  ハクサンムーン   牡5 57 酒 井  1/2     2
6[7] 13      アースソニック   牡5 57 三 浦  ハナ    16
7[7] 15  ×  スマートオリオン  牡4 57 横山典  クビ    5
8[8] 18      マヤノリュウジン  牡7 57 池 添  クビ    11
9[3] 6  △  リアルインパクト  牡6 57 戸 崎  1      7
10[5] 10      シルクフォーチュン 牡8 57 藤岡康  クビ    14
11[4] 8      ガルボ       牡7 57 石 橋  1/2     13
12[1] 2      サクラゴスペル   牡6 57 松 山  ハナ    17
13[2] 3      サンカルロ     牡8 57 吉田豊  3/4     6
14[2] 4      レッドオーヴァル  牝4 55 川 田  3/4     9
15[7] 14  ▲  レディオブオペラ  牝4 55 藤 田  3.1/2   4
16[6] 11      インプレスウィナー 牡7 57 丸 田  1/2     12
17[4] 7     Bレッドスパーダ   牡8 57 四 位  2      18
18[1] 1      マジンプロスパー  牡7 57 内 田  1.3/4   10
  
払戻金 単勝 5 770円
    複勝 5 260円 / 17 350円 / 9 140円
    枠連 3-8 2860円
    馬連 5-17 10400円 / 馬単 5-17 17030円
    3連複 5-9-17 7990円 / 3連単 5-17-9 71040円
    ワイド 5-17 2640円 / 5-9 540円 / 9-17 720円
  

感想と言い訳?!

 逃げ馬ハクサンムーンが予想外の後方からの競馬となり、やや落ち着いた流れとなりました。エーシントップが逃げ切り?!とも思わせましたが、上手く番手に控えたコパノリチャードが勝利をかっさらいました。
連続でコパ…実現してしまいました…。さすがのミルコ騎手です。

 本命、ストレイトガールは悪くとも2着と想定した馬券戦略。
ジリジリ追い上げては来ましたが、切れ味はスノードラゴンが遙かに上。
スパっと差しきられ、3着。なんてこったい。

2014/3/30 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中京 A
  • 芝1200m
    左回り
  • 不良
    見込み
コース図
やや時計の掛かる状態で、内も荒れ模様。当然ながら、外差しが決まりやすい。他馬の油断がなけれれば、逃げ押し切りは困難か。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   マジンプロスパー 牡7 57.0 内田 博幸
1 02   サクラゴスペル 牡6 57.0 松山 弘平
2 03   サンカルロ 牡8 57.0 吉田 豊
2 04 レッドオーヴァル 牝4 55.0 川田 将雅
3 05 × コパノリチャード 牡4 57.0 M.デムーロ
3 06 リアルインパクト 牡6 57.0 戸崎 圭太
4 07   レッドスパーダ 牡8 57.0 四位 洋文
4 08   ガルボ 牡7 57.0 石橋 脩
5 09 ストレイトガール 牝5 55.0 岩田 康誠
5 10   シルクフォーチュン 牡8 57.0 藤岡 康太
6 11   インプレスウィナー 牡7 57.0 丸田 恭介
6 12 × ハクサンムーン 牡5 57.0 酒井 学
7 13   アースソニック 牡5 57.0 三浦 皇成
7 14 レディオブオペラ 牝4 55.0 藤田 伸二
7 15 × スマートオリオン 牡4 57.0 横山 典弘
8 16   エーシントップ 牡4 57.0 武 幸四郎
8 17 スノードラゴン 牡6 57.0 大野 拓弥
8 18   マヤノリュウジン 牡7 57.0 池添 謙一
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
H
ハイ
ハナ必須の馬は少ないが、主力に先行馬揃い。後方待機馬に旨味。
信頼度
C
軸信頼

本命馬には一定の信頼が置けそう。ヒモは混戦模様。時計がかかるようなら伏兵馬にも十分勝ち目がある。

予想本文 

~ 空位の電撃王争奪戦 ~
 オルフェーブル不在で混迷を極めている今期だが、短距離戦線も王者ロードカナロアが去り、その座は空位となった。今がチャンスとばかりに集ったフルゲートの18頭。さすがに混戦の様相を呈している。

 ストレイトガールの軸は仕方がないところか。前に速い馬が揃って差し馬には有利な展開が見込まれる。今の力のいる中京コースにも対応できる下地もあり不安点は少ない。ここまでほぼ完璧な成績で頂点に挑むが、やはりG1への初舞台。その点ではまだ予断を許さぬ。事実、前走でやっと1分7秒台を更新したばかりだ。それでも、他馬の不確実性に比べれば、遙かに信頼度の高い軸馬だろう。

 本命馬以外は混戦模様。狙いは差し馬、さらに一発を見込んでレッドオーヴァルを抜擢。もともと短い距離なら高いレベルの素質の持ち主。スプリント戦は初めてとなるが、新味を出せるのではないか。前走はそう思わせるに十分な内容だった。引き続き今回も条件的に恵まれており、調子も良好。配当的にも旨味。

 奇しくも3頭とも牝馬となったが、3番手にレディオブオペラを挙げたい。前走での重賞初制覇はならなかったが、早くからそのスピードに期待されていた素質馬。時計の裏付けもあり、実績は乏しくともこのメンバーなら上位の存在であろう。初の中京コースは気になるところで、時計のかかる展開で、番手での競馬を強いられるとどうかという一抹の不安は残る。

 大敗も多いのでよくわからない印象もあるリアルインパクト。先行しての二枚腰が武器で、前々走の阪神Cではその最たるもの。しかし期待された次走で、あっさりその期待を裏切った。ただ、このレースは出遅れが致命的だった。もちろん、発馬五分なら結果は違ったとまでは言い切れないが、今回見切ってしまう材料にもならない。むしろ人気落ちで狙いやすくなった。

 ダート転向後、久しぶりに戻った芝のレースで、思わぬ好走をみせたスノードラゴン。この結果をどう捉えるかは難しいところだが、展開向いたとはいえゴール前でのあの強襲は、見どころ十分だった。連戦続きだがまだまだ元気。今回も無欲の外差しが決まりやすい展開が期待できそうで脅威。

 安定感抜群のスマートオリオン。とはいえ、それは条件戦での話だったが、前走でしっかり重賞ホースとなった。その点では先述のレディオブオペラより上といえよう。ただその前走が多くの面で恵まれたところもあった印象もある。底を見せていないので警戒は必要だが、過信も禁物か。

 休養明けの前走は力を出せず大敗したハクサンムーン。逃げ馬だけに本調子でなければ大敗するのは想定内。G1 2着の地力馬。一叩きの巻き返しはやはり怖い。ただ、想定以上に人気してるので、積極的には狙いづらいか。

 それでもこの人が駆るならのコパノリチャード。前走の逃げ切りはすごいの一言だった。上手く自分のレースに持ち込めた。ただ、今回はハナは切れそうにない上、先行勢には厳しい展開。まさか「コパ」の馬の連続G1奪取はないと思うが、それをどうにかしそうなのが、M.デムーロという騎手。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭1着ながし:

09
→04,14,06,17,15,12,05
(42点)
軸1頭2着ながし:
09
→04,14,06,17,15,12,05
(42点)
純粋なスピード勝負とはならず、格下馬にも展開ひとつでチャンスがある状況。ピックアップが難しいが、ストレイトガール頭一つ抜けているか。能力的な部分以外にもトータルで死角が少ない。ただ、それ以上の絞り込みも難しい。手広くなってしまうが、ストレイトガールの1頭軸で勝負。1着固定も不安があり、2着ながしも押さえておきたい。
2013年3月24日(日) / 中京 1200m 芝・左 / 晴・良 サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 11  ◎ ロードカナロア   牡5 57 岩 田  1:08.1  1
2[6] 12  ○ ドリームバレンチノ 牡6 57 松 山  1.1/4   2
3[7] 13     ハクサンムーン   牡4 57 酒 井  ハナ    10
4[8] 15  × サクラゴスペル   牡5 57 横山典  1/2     4
5[8] 17  △ ダッシャーゴーゴー 牡6 57 川 田  1/2     6
6[4] 8  × マジンプロスパー  牡6 57 福 永  クビ    7
7[2] 4  × スギノエンデバー  牡5 57 北村友  アタマ  9
8[5] 10     フィフスペトル   牡7 57 戸 崎  1.1/4   14
9[5] 9  △ サンカルロ     牡7 57 吉田豊  クビ    3
10[7] 14     メモリアルイヤー  牝5 55 吉田隼  3/4     16
11[8] 16     アイラブリリ    牝4 55  幸   アタマ  15
12[4] 7  × ツルマルレオン   牡5 57 バルジ  ハナ    8
13[3] 5     シルクフォーチュン 牡7 57 Cデム  クビ    11
14[2] 3  ▲ エピセアローム   牝4 55 武 豊  ハナ    5
15[1] 1     アドマイヤセプター 牝5 55 池 添  クビ    12
16[3] 6     モンストール    牡4 57 丸 田  3      13
17[1] 2     ミキノバンジョー  牡6 57 太 宰  3.1/2   17
  
払戻金 単勝 11 130円
    複勝 11 110円 / 12 200円 / 13 1230円
    枠連 6-6 480円
    馬連 11-12 470円 / 馬単 11-12 560円
    3連複 11-12-13 11340円 / 3連単 11-12-13 27200円
    ワイド 11-12 240円 / 11-13 2320円 / 12-13 8340円
  

感想と言い訳?!

 ロードカナロアがきっちりと使命を果たすかのような勝利。
短距離戦だけに、人気ほど確実性はないはずながら、しっかりと勝利したことは大きいです。2着にもドリームバレンチノが入線し、きっちり本命対抗で決まってくれましたが、3着にハクサンムーンが逃げ残りました。

 馬券は1,2着固定は一応、総ながしで押さえていましたので助かりました。
ほどほどのゲインはありましたが、印では当たってないので、まぁドローとさせてください。
もうちょっと配当はつくかと思ったんですが、こんなもんですかね。(笑)

2013/3/24 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中京 A
  • 芝1200m
    左回り

  • 見込み
コース図
G1としては2年目を迎える新コース。なんといっても直線の坂の存在。これで差し馬でも勝負になる。
しかし、それでも先行が以前ほど有利ではなくなったという程度で、もちろん逃げ残りも十分可能。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   アドマイヤセプター 牝5 55.0 池添 謙一
1 02   ミキノバンジョー 牡6 57.0 太宰 啓介
2 03 エピセアローム 牝4 55.0 武 豊
2 04 × スギノエンデバー 牡5 57.0 北村 友一
3 05   シルクフォーチュン 牡7 57.0 デムーロ
3 06   モンストール 牡4 57.0 丸田 恭介
4 07 × ツルマルレオン 牡5 57.0 バルジュー
4 08 × マジンプロスパー 牡6 57.0 福永 祐一
5 09 サンカルロ 牡7 57.0 吉田 豊
5 10   フィフスペトル 牡7 57.0 戸崎 圭太
6 11 ロードカナロア 牡5 57.0 岩田 康誠
6 12 ドリームバレンチノ 牡6 57.0 松山 弘平
7 13   ハクサンムーン 牡4 57.0 酒井 学
7 14   メモリアルイヤー 牝5 55.0 吉田 隼人
8 15 × サクラゴスペル 牡5 57.0 横山 典弘
8 16   アイラブリリ 牝4 55.0 幸 英明
8 17 ダッシャーゴーゴー 牡6 57.0 川田 将雅
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
H
ミドルハイ
短距離特有の早い流れに、引く馬もいる状況。いわゆる「通常通り」のハイペース。
信頼度
C
軸不動
不動の本命馬が存在するとは言え、短距離戦だけに余談も禁物。波乱も十分にありえる。
予想本文 

 早いもので、春のG1戦線がもうそこまで足音が聞こえてきた。一足早く、新装2回目となる中京コースでのスプリントG1、高松宮記念が施行される。
混戦の続いていた短距離界を、ようやくカレンチャンが統一したと思えば、引退を余儀なくされてしまった。代わって香港スプリントの勝利でその座を引き継いだロードカナロアがその座を固めるべく、満を持して参戦してくる。これに待ったをかける馬が果たして台頭するか否かが見どころの一戦となる。

 現短距離界においてのエース、ロードカナロア。全14戦、複勝率パーフェクト。それも3着はたった1回、昨年のこのレースのみ。さすがに今回のこのメンバーではこの馬に逆らう気は失せる。だが、問題は当然背負う圧倒的人気に対し、1着固定で勝負するか否か。前哨戦はクリアしたとはいえ、その着差は僅か。加えて短距離戦である以上、絶対視は危険極まりない。しかし、レベルの高い香港のスプリントG1を勝利したことは相当の重みがある。加えて抜群の調教過程も披露しており、順調度も申し分ない。やはり、現状、常識的にはこの馬の1強状態といえよう。軸としては不動で複勝圏はまず間違いなく、勝利か否かを問われる状況。

 本命馬とはすでに勝負付けが済んでいるという見方もあるが、相手筆頭はドリームバレンチノ。昨秋のスプリンターズSはロードカナロア、カレンチャンに続く3着。休養明けの前走も、しっかりと33秒台の末脚繰り出して勝利してみせた。スプリント戦でのこの馬の地力と信頼は相当高いとみていい結果だった。今回、本命馬ロードカナロアは、その圧倒的人気ゆえ、ある程度先行せざるをえないはず。今の直線坂のある新装中京なら確実に差し馬有利のはずで、この展開を活かし、どこまで追い詰めるか期待は高まる。

 前走の大敗で人気を落としているエピセアロームだが、休養明けだったことよりも1400mが辛かった。適距離に戻れば巻き返しはあって当然。当時は軽量だったとはいえ、本命馬に先着経験も持ち、阪神コースで差し切る芸当を見せた。その実績の割には人気の盲点となっており、明け4歳で伸びシロを踏まえれば、ここは積極的に狙いたいところ。

 サンカルロはやはり常に押さえる必要がある。不発に終わる事も多いが後方でじっと待機し、末にかける戦法はやはりハマると強い。坂のあるコースになり、早い流れもかなり濃厚で、さらにこの馬自身はここ2戦好走続きで好調。今回、条件はかなり整っており、やはりまだまだこの7歳馬は怖い。

 ダッシャーゴーゴーは何度期待をかけても大舞台では今ひとつ。差し馬であるという点を考慮しても、せっかくのいい脚が持続して使えない。前走2走はその典型でどちらも完全に勝ちパターンでありながら最後に失速して差し返されたり、届かなかったり・・・。これが勝ち味の遅さに繋がっているが、その高い地力は誰もが認めるところ。頭には推せなくも、複勝圏なら絶対押さえる必要のある馬。

 人気しすぎの感を嫌って評価下げたサクラゴスペルだが、3連勝の勢いはやはり捨てがたい。実績的にはまだ足らない面もあるが、猛時計の調教を披露し、相当調子もよさそう。ただ、先行脚質のこの馬にとって、今回レースは相当揉まれることが予想される。否応なく後方の差し馬を気にしなければならず、その点がやや不安材料。

 昨年のこのレース5着で、スプリンター上位常連だったマジンプロスパー。しかし、その後はかなりの不調に陥ってしまった。先行して末が持たない競馬が続いていたが、ここ2戦で復調の兆しをみせてきた。特に前走の内容はよく、簡単にはバテることなく持続した頑張りを見せた。ここで再び好走があっても驚けない。

 他ではツルマルレオンスギノエンデバーの突っ込みも一応警戒。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

11=12
→03,09,17,15,08,04,07
(42点)
ロードカナロアを中心に、それに先着経験のある2頭、ドリームバレンチノ、エピセアロームを地力上位とした素直な見方で良しとした。
特にロードカナロアとドリームバレンチノの2軸は相当堅いとみる。推奨ではこの2頭の3連単マルチながしとしたが、この2頭での『1,2着固定ながし(裏表)』、『1着(ロード)-3着(ドリーム)固定ながし』を厚めに重ねておきたい。
2012年3月25日(日) / 中京 1200m 芝・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[5] 10  △  カレンチャン    牝5 55 池 添  1:10.3  2
2[8] 17  ○  サンカルロ     牡6 57 吉田豊  クビ    3
3[1] 1  ◎  ロードカナロア   牡4 57 福 永  1/2     1
4[7] 15  ▲  ダッシャーゴーゴー 牡5 57 横山典  クビ    6
5[6] 12      マジンプロスパー  牡5 57 浜 中  3/4     5
6[7] 14  ×  グランプリエンゼル 牝6 55 藤岡佑  クビ    9
7[2] 3      アグネスウイッシュ 牡4 57 武 豊  クビ    7
8[8] 18      トウカイミステリー 牝6 55 四 位  クビ    13
9[6] 11  ×  サクラゴスペル   牡4 57 ピンナ  3/4     10
10[2] 4      レジェトウショウ  牝6 55 松 山  クビ    18
11[8] 16  ×  ジョーカプチーノ  牡6 57 内 田  1/2     4
12[4] 7      アポロフェニックス 牡7 57 吉田隼  クビ    16
13[4] 8      ツルマルレオン   牡4 57 小 牧  クビ    11
14[7] 13     Bタマモナイスプレイ 牡7 57 渡 辺  1/2     17
15[3] 5      エーシンリジル   牝5 55 和 田  アタマ  12
16[1] 2      サンダルフォン   牡9 57 古 川  クビ    15
17[5] 9  △  エーシンダックマン 牡5 57 川 田  1.3/4   8
18[3] 6      ベイリングボーイ  牡8 57 勝 浦  1.1/2   14
  
払戻金 単勝 10 390円
    複勝 10 130円 / 17 160円 / 1 120円
    枠連 5-8 670円
    馬連 10-17 950円 / 馬単 10-17 1750円
    3連複 1-10-17 1070円 / 3連単 10-17-1 5930円
    ワイド 10-17 330円 / 1-10 230円 / 1-17 420円
  

感想と言い訳?!

 ここは絶対に負けられないと鞍上の意気込みをしっかりと馬が応えた印象の残るカレンチャンのスプリントG1連覇。 見事としかいいようのない強さでした。 挑戦者の立場のロードカナリアの方が地力は上とみていましたが、格をみせつける貫禄の勝利でした。

 サンカルロもものすごい猛追をみせ、直線盛り上げましたが、いかんせんいつもあと一歩が足りない。 いつかG1を勝たしてあげたいですね。

 ロードカナリアの3着は決して良い結果ではないでしょう。まだこれからですが、次回は巻き返しを期待します。 それでも終わってみれば、順序こそ違えど、1~3番人気が上位独占。
もうすこし荒れると思ったんですが、新中京はこの傾向となるのでしょうかね。

2012/3/25 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中京 A
  • 芝1200m
    左回り

  • 見込み
コース図
今年から新設の中京コース。コーナーで緩い下り坂で、直線で大きな坂。ここまでの傾向では差し有利の情勢。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ロードカナロア 牡4 57.0 福永 祐一
1 02   サンダルフォン 牡9 57.0 古川 吉洋
2 03   アグネスウイッシュ 牡4 57.0 武 豊
2 04   レジェトウショウ 牝6 55.0 松山 弘平
3 05   エーシンリジル 牝5 55.0 和田 竜二
3 06   ベイリングボーイ 牡8 57.0 勝浦 正樹
4 07   アポロフェニックス 牡7 57.0 吉田 隼人
4 08   ツルマルレオン 牡4 57.0 小牧 太
5 09 エーシンダックマン 牡5 57.0 川田 将雅
5 10 カレンチャン 牝5 55.0 池添 謙一
6 11 × サクラゴスペル 牡4 57.0 ピンナ
6 12   マジンプロスパー 牡5 57.0 浜中 俊
7 13   タマモナイスプレイ 牡7 57.0 渡辺 薫彦
7 14 × グランプリエンゼル 牝6 55.0 藤岡 佑介
7 15 ダッシャーゴーゴー 牡5 57.0 横山 典弘
8 16 × ジョーカプチーノ 牡6 57.0 内田 博幸
8 17 サンカルロ 牡6 57.0 吉田 豊
8 18   トウカイミステリー 牝6 55.0 四位 洋文
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
HM
ハイミドル
G1のスプリント戦だけにそれなりにはハイペース。
ただ、これまでのように割れ先にハナを争う展開はなさそう。
信頼度
C
軸不動
本命馬の軸は堅そうではあるが、頭固定できるかまでとなると短距離戦だけに難しい。
予想本文 

 今年は中京コースが新設。直線が長くなり、なによりゴール前の坂ができたことが大きい。
平坦であっても決して逃げ有利と言い切れることは難しいかったが、これでより差し馬有利の傾向に拍車がかかる。が、一方で各馬警戒でペースが落ちれば、短距離だけに逃げ切りもあり得るわけで、その点において競馬は本当に難しい。

 速い持ち時計こそないが、ロードカナロアの勝ちっぷりはどれも圧巻。葵S時にタダものではない雰囲気が漂っていたが、スプリント戦6戦全勝で、あっという間にここまで昇ってきた。
強力な末脚もさることながら、脚質に自在性があるのも強みで、鞍上も乗れている騎手で死角が少ない。 前走シルクロードSでは、つきぬけてから、まだ余裕があったように思えるほどの完勝で、初の左回りやG1の舞台であったもここは頭固定でもよいほどか。
ただ、この馬の場合、内枠が良い面に出るとは限らない怖さもある。

 やはり新設中京で一番気になるのはサンカルロ。今やスプリント界の常連メンバーだが、差し一辺倒の脚質でありながらこれだけ堅実な成績が残せるのは立派。
ただ、一方で、前走の阪急杯のように、善戦はするものの勝ちきれないのは、やはりその脚質に原因があることも否めない。外枠を引いたため、どこかで内に潜り込む必要があるが、かえって競馬はしやすくなるかもしれない。
諸刃の剣タイプだけに大敗の危険性をはらむのも事実だが、直線の差し込みに期待したい。

 あまり新設中京を意識しすぎるのもどうかとは思うのだが、坂のあるコースでなら阪神巧者ダッシャーゴーゴーが不気味。昨年、このレースを降着になって以来、迷走状態が続いているが、当時は将来が渇望された逸材。その地力は高く、一叩き後の一発があっても驚けない。
ただ週末の雨での馬場渋化は歓迎材料ではなく、当日の馬場回復は必須条件。

 5連勝でG1までもぎとったカレンチャン。海外遠征後、復帰戦も一頓挫となったが、後半はよく追い上げており、むしろ重馬場と斤量を考えれば及第点の内容。一叩きでの上積みを見込める今回は当然の主力筆頭候補。とはいえまだまだ短距離戦線は群雄割拠で力量さは小さいとみている。
その点を踏まえた際、本命馬にロードカナロアを据える以上、2番人気馬は少し敬遠したいというのが本音。逆に言えば、死角らしい死角も見当たらず、好位抜け出しの安定したレースぶりが期待できそう。

 このメンバーで逃げ切るのは至難の業ではあるが、エーシンダックマンを穴馬として狙ってみたい。この馬は平坦コースながら1分7秒台の時計を持ち、重賞逃げ切り経験もある。前走こそ早めにつかまり大敗を喫したが、馬場のせいも考えられる。
基本差し馬中心の展開が予想されるが、一概に軽視していい逃げ馬とはいいきれない。

 ヒモ穴候補は多士済々で絞りきれない側面があるが、近走安定のグランプリエンゼル、地力馬ジョーカプチーノ、格上も未知の魅力のサクラゴスペルらを組み込みたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

01=17
→15,10,09,14,16,11
(36点)
やはりロードカナロアの軸は不動とみる。終始余裕残しのレース振りに、短距離では久しぶりの大物誕生の予感もある。
ただ、いかんせん短距離戦。頭固定は難しい。また同様に相手を一本に絞るのも危険があるが、サンカルロを相手筆頭に据えての3連単2頭軸マルチながし。
余裕があるか、もしくは頭を固定するなら、ダッシャーゴーゴーやカレンチャンの相手馬券を持ってもよいだろう。
2011年3月27日(日) / 阪神 1200m 芝・右 内 / 晴・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差       人気
1[2] 4  △  キンシャサノキセキ 牡8 57 リスポ  1:07.9      3
2[4] 8      サンカルロ     牡5 57 吉田豊  1.1/4       4
3[3] 6      アーバニティ    牡7 57 四 位  アタマ      11
4[6] 12      ビービーガルダン  牡7 57 佐 藤  クビ+アタマ 10
5[1] 1  ○  レッドスパーダ   牡5 57 横山典  1.1/2       5
6[1] 2      ショウナンアルバ  牡6 57 蛯 名  1/2         13
7[4] 7      スプリングソング  牡6 57 池 添  クビ        8
8[6] 11     Bシンボリグラン   牡9 57 北村宏  1/2         15
9[7] 14  X  エーシンフォワード 牡6 57 岩 田  1/2         6
10[3] 5  ◎  ジョーカプチーノ  牡5 57 藤岡康  1.1/2       1
11[7] 13  ▲  ダッシャーゴーゴー 牡4 57 川 田  4位降着     2
12[5] 9      ヘッドライナー   セ7 57  幸   1          14
13[2] 3      サンダルフォン   牡8 57 武 豊  クビ        12
14[5] 10  ×  サマーウインド   牡6 57 福 永  クビ        9
15[8] 15  ×  ワンカラット    牝5 55 藤岡佑  2.1/2       7
-[8] 16     Bウエスタンビーナス 牝8 55 柴田善  中止        16
  
払戻金 単勝 4 450円
    複勝 4 170円 / 8 290円 / 6 1380円
    枠連 2-4 1800円
    馬連 4-8 2370円 / 馬単 4-8 3970円
    3連複 4-6-8 33730円 / 3連単 4-8-6 129290円
    ワイド 4-8 780円 / 4-6 3900円 / 6-8 6730円
  

感想と言い訳?!

 2番人気馬が、1番人気馬の進路妨害で降着となり共倒れというなんともお粗末な結果にはなりましたが、不利のあるなしに関わらず、きっと勝利していただろうと思わせる素晴らしい勝ちっぷりだったキンシャサノキセキ。
8歳馬にして史上初の連覇を成し遂げる偉業をやってのけました。
半ば予定通りなのでしょうが、これで引退となるそうです。
もう少しみてみたかったですが、ちょうどよい時期かもしれないですね。お疲れ様でした。

 2着にサンカルロ、3着アーバニティと終わってみれば差し馬が台頭した結果に。
坂のある阪神でも裏をかいて先行馬と読んだのですが、完全に読み違えです。
どうしようもない完敗ですので、ぐうの音もでません。

 それにしても本当に外国人ジョッキーの天下ですね。

2011/3/27 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 A
  • 芝1200m
    内・左回り

  • 見込み
コース図
今年は阪神開催。
だらだら下って最後に急坂。
一見、差し馬有利もAコースで直線も短く、逃げ先行馬の方が好成績。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 レッドスパーダ 牡5 57.0 横山 典弘
1 02   ショウナンアルバ 牡6 57.0 蛯名 正義
2 03   サンダルフォン 牡8 57.0 武 豊
2 04 キンシャサノキセキ 牡8 57.0 U.リスポリ
3 05 ジョーカプチーノ 牡5 57.0 藤岡 康太
3 06   アーバニティ 牡7 57.0 四位 洋文
4 07   スプリングソング 牡6 57.0 池添 謙一
4 08   サンカルロ 牡5 57.0 吉田 豊
5 09   ヘッドライナー セン7 57.0 幸 英明
5 10 × サマーウインド 牡6 57.0 福永 祐一
6 11   シンボリグラン 牡9 57.0 北村 宏司
6 12   ビービーガルダン 牡7 57.0 佐藤 哲三
7 13 ダッシャーゴーゴー 牡4 57.0 川田 将雅
7 14 × エーシンフォワード 牡6 57.0 岩田 康誠
8 15 × ワンカラット 牝5 55.0 藤岡 佑介
8 16   ウエスタンビーナス 牝8 55.0 柴田 善臣
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
HM
ハイミドル
スタートから当然のハイペース。
トップスピードを持続できる先行馬に利。
信頼度
C
展開注意
上位陣へは一定の信頼は置けるが、短距離レースでは常にマギレは生じやすい。
予想本文 

 東日本大震災での傷はまだまだ深まるばかりだが、それでも競馬はどうにか開催している。
日常を取り戻すことも、また、ひとつの前進として捉えたい。
今週は高松宮記念。
今年は中京コースが工事中のため、阪神開催となっており、これが大きなポイントとなりそう。
また余談だが、例年このレースはドバイWCと重なるため、どうしても気になってしまう。
ヴィクトワールピサ、ブエナビスタ、トランセンドからきっともたらされる吉報とともに負けずに盛り上げて欲しい。

 本命にはジョーカプチーノ
前走、スタートで後手を踏み、まさかの出遅れ。
だが、後方から32秒台の脚を繰り出して直線を追い上げ、あっという間に差し切り勝ちを決めた。
比較的、弱いメンバーだったとはいえ、レースはスローだっただけに凄みがある。
思わぬ形で自在性があるところを見せたが、さすがに今回は正攻法の先行で臨むとみられる。
母父フサイチコンコルド、父マンハッタンカフェと、とてもスプリンターという血統ではないが、その十分なスタミナに裏付けされた持続力あるスピードは本命に値する地力があると見たい。
4戦4勝の距離だが、骨っぽい相手揃っており、直接対決も久しぶりとなる。
諸刃の剣的な危うさも秘めているので、過信はできないが、ここを勝てばNHKマイルCはフロックではないことを十分に証明できるだろう。

 奇しくもそのNHKマイルCで2着だったレッドスパーダ
その後の足跡は本命馬よりも堅実なもので、こと短距離では十分な地位を築いた。
ただ、キンサシャノキセキやダッシャーゴーゴーに敗れたことで、いかんせん善戦マンの印象も強くしてしまった。
また、本質的にはマイルくらいの距離が向いているのかもしれない。
だが、その分、人気が落ちているという点が見逃せない。
他の有力馬に決して大きくは負けておらず、先行脚質ゆえ、目標にされてしまった感も強い。
地力は互角。ならば後は展開だが、今回は先行馬が残るのではないかと考えている。
最内枠という点がやや気になるが、うまく内枠利して本命馬との「行った行った」の展開が理想。

 スプリンターズSでは実に悔しい降着となったダッシャーゴーゴー
一番強いレースをしただけに次走、京阪杯では注目されたが、期待を裏切る大敗。
その一頓挫の復帰戦となった前走で、馬体を大きく増やしながらも、キンシャサノキセキとレッドスパーダに勝利してみせた。
さらに一叩きで良化の見込める今回、俄然注目の的となっている。
時々のポカがあるものの、まともに走れば33秒の末脚があるだけにやはり脅威。
阪神コースであることも大きく主力候補の一頭だろう。

 初G1がようやくの遅咲きだったキンシャサノキセキももう8歳。
それでもまだまだ連覇を狙えるに十分な地力がある。
相変わらずかかり癖はまだ残っているので、マイル戦では苦しいものの、ことスプリント戦なら安定感は抜群。
特に前走ではダッシャーゴーゴーに敗れたとはいえ、とても届かないと思われた位置からの急追。
「老兵未だ死なず」を十分に感じされる一戦だった。
4番手の評価に留めたが、ここでも大敗は考えられず、実は軸としては最も信頼できるのかもしれない。

 今回は上記4強の戦いと見ているが、連下につけ込めそうな馬はまだたくさんいる。
その中でもやはりG1ホース、エーシンフォワード
マイルCSを勝ったとはいえ本来はスプリントホースとして戦ってきた。
香港でも4着と検討し、それ以来の実戦となる。
鉄砲実績はないが、調教も動いており、決して軽視できない。

 ワンカラットは前走こそ今ひとつだったが、叩いた効果に期待。
牝馬ながら短距離での安定感はなかなかのもの。
好位から34秒台の脚で抜け出しができるので展開一つで連下には食い込める。

 ドバイ出走予定を見送り、ここへ矛先を向けたサマーウィンド
決して芝がこなせない訳ではないのだろうが、やや本気度が希薄ではある。
ただ、ダートでのスプリント能力は素晴らしいものを持っており、このメンバーだったら思わぬ好走もありえそうで一応押さえておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:
07=15
→13,04,14,15,10
(30点)

BOX:
05,01,13,04
(24点)
 阪神開催という不確定要素があるものの、おおよそ地力通りの公算が高い。
特に上記◎~△の4頭の地力はほとんど互角で甲乙つけがたいといえよう。
ならば人気薄を狙うが得策で、あとは展開を考慮。
今回はどちらかというとハナを奪い合うレースにならない可能性が高く、先行馬で決まると判断した。
それゆえ、ジョーカプチーノとレッドスパーダを軸として推奨する。
ジョーカプチーノはやや危なっかしさの残る1番人気馬だが、レッドスパーダはオッズ的には旨味がある。
馬券はこの2頭を軸とした3連単マルチ。
あまり高配は期待できないが、4頭のBOX馬券も押さえとしたい。
2010年3月28日(日) / 中京 1200m 芝・左 / 曇・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 6  ○  キンシャサノキセキ 牡7 57 四 位  1:08.6  1
2[8] 17  × Bビービーガルダン  牡6 57 安藤勝  ハナ    6
3[8] 16  ◎  エーシンフォワード 牡5 57 岩 田  クビ    3
4[7] 13  △  サンカルロ     牡4 57 吉田豊  クビ    4
5[2] 3  ×  アルティマトゥーレ 牝6 55 横山典  ハナ    2
6[7] 14      スズカコーズウェイ 牡6 57 古 川  1/2     15
7[5] 10      ヘッドライナー   セ6 57 酒 井  1/2     11
8[5] 9      ファイングレイン  牡7 57 勝 浦  クビ    8
9[8] 18      ピサノパテック   牡8 57 田中勝  1.1/4   13
10[3] 5      トウショウカレッジ 牡8 57 川 田  3/4     10
11[1] 2      アイルラヴァゲイン 牡8 57 秋 山  アタマ  17
12[4] 8      エーシンエフダンズ 牡6 57 佐藤哲  ハナ    14
13[7] 15   △ プレミアムボックス 牡7 57  幸   クビ    5
14[1] 1      セブンシークィーン 牝4 55 北村友  ハナ    16
15[4] 7      カノヤザクラ    牝6 55 小 牧  1/2     12
16[2] 4   × ショウナンカザン  牡5 57 柴田善  クビ    9
17[6] 12      グランプリエンゼル 牝4 55 熊 沢  3/4     18
18[6] 11   ▲ エイシンタイガー  牡4 57 池 添  1.1/2   7
  
払戻金 単勝 6 370円
    複勝 6 160円 / 17 350円 / 16 180円
    枠連 3-8 600円
    馬連 6-17 2690円 / 馬単 6-17 4450円
    3連複 6-16-17 4230円 / 3連単 6-17-16 23750円
    ワイド 6-17 1110円 / 6-16 420円 / 16-17 1230円		
  

感想と言い訳?!

 当然先手を取ると思っていたアルティマトゥーレがまさかの出負け。
やや波乱ムードも漂いましたが、キンシャサノキセキが1人気に応えました。
南半球生まれのG1ホースになりますね。
とはいえ、早くから素質を期待されながら、7歳にしてようやくつかんだ栄冠です。
予想でも述べた通り、気性面の落ち着きが好結果をもたらしましたね。

 ビービーガルダンも同様にはやくから期待されていながら、気性がネックの馬でした。
こちらも終始落ち着きもあって、うまく先手を取ってからスプリンターズSを彷彿させるの惜しい2着でした。本命にしたエーシンフォワードは位置取りがやや後ろすぎたか。
短い直線でよく追い込んだといえるし、コーナーワークはさすがの岩田騎手でした。

 驚いたのは出遅れたアルティマトゥーレの差しっぷり。
この競馬はある意味収穫になったんじゃないでしょうか。

2010/3/28 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中京
  • 芝1200m
    左回り

  • 見込み
コース図
断然内枠先行有利に映るコース設定だが、差しもそれなりに決まる。
かなり内が荒れてきており、そろそろ外差しも決まってくる頃。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   セブンシークィーン 牝4 55.0 北村 友一
1 02   アイルラヴァゲイン 牡8 57.0 秋山 真一郎
2 03 × アルティマトゥーレ 牝6 55.0 横山 典弘
2 04 × ショウナンカザン 牡5 57.0 柴田 善臣
3 05   トウショウカレッジ 牡8 57.0 川田 将雅
3 06 キンシャサノキセキ 牡7 57.0 四位 洋文
4 07   カノヤザクラ 牝6 55.0 小牧 太
4 08   エーシンエフダンズ 牡6 57.0 佐藤 哲三
5 09   ファイングレイン 牡7 57.0 勝浦 正樹
5 10   ヘッドライナー セン6 57.0 酒井 学
6 11 エイシンタイガー 牡4 57.0 池添 謙一
6 12   グランプリエンゼル 牝4 55.0 熊沢 重文
7 13 サンカルロ 牡4 57.0 吉田 豊
7 14   スズカコーズウェイ 牡6 57.0 古川 吉洋
7 15 プレミアムボックス 牡7 57.0 幸 英明
8 16 エーシンフォワード 牡5 57.0 岩田 康誠
8 17 × ビービーガルダン 牡6 57.0 安藤 勝己
8 18   ピサノパテック 牡8 57.0 田中 勝春
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
HM
ハイミドル
当然のハイペースだが、どうしても行く馬は少ない。
最高方からの追い込みが決まる展開までは望めない。
信頼度
C
実力伯仲
出遅れたらおしまいのレース。
波乱要素はないわけではない。
予想本文 

 日本の誇る最強牝馬軍団がドバイへ参戦。
必然的に興味はそちらにそそられなくもないが、国内では春のスプリント王決定戦を迎える。
短距離戦戦は中心馬不在の混戦模様がずっと続いているが、それゆえに馬券的な旨味がある。
今回の舞台の中京1200mは内枠先行馬に断然有利なはずが、何故か意外と差しも決まる。
有利であることがわかっている事が招くハイペースが原因ともいえ、G1レースともなればその傾向に拍車がかかる。
ただ、今年のメンバーは絶対的ハナを主張する馬が少なく、そこまでペースが上がるかどうか。
逆にこれだけ馬場が荒れてくると軽いスピード系先行馬には厳しいともいえ、展開予想は困難を極める。
いずれにせよペースと力勝負への対応の読みがカギとなりそう。

 本命にはエーシンフォワード
ベストが1400mであることは誰が見ても明らかではあるが、今の荒れた中京コースなら、このくらいの距離をこなしてくれる方が心強い。
実績十分とは言えないが、曲がりなりにもレッドスパーダに及ばずながら接戦を演じてきた器、その地力はここでヒケをとるとは思えない。
問題は1200mの早い流れでどれだけの末脚を出せるかによるが、うまく先行勢が喧嘩してくれれば、かなりレースはやりやすくなるはず。
極端すぎない中団待機からの差し脚質も好感。
前走の再現を期待する。

 7歳にして重賞3連勝。ここにきて再び勢いにのるキンシャサノキセキ
成長したのは主に気性面。折り合いがつくようになってきて、どのような展開でも安心してみていられるレースぶり。
1番人気なのは、やや気にくわないもののそれも仕方のない実績と言えよう。
調教過程は軽く流しただけとはいえ、順調そのもの。
大敗もある馬だが、今回大崩れすることは少し想像しがたい。
やはり連軸としては最も安心感がある。

 スプリント適性を問うなら、エイシンタイガー
まさに1200専科のスプリンター。
前走は大敗だが、最近珍しいほどのスローペースで外を回っての後方差しではさすがに困難で、度外視してもよい内容だろう。
平坦コースの1200m戦なら、自信の持てるベストロケーション。
この大舞台で好走できれば、それはより揺るぎないものになるだろう。
4歳馬だけに成長の余地がある分、楽しみも大きい。

 サンカルロも同様に勢いある4歳馬。
1200mは初経験になり、その点が不安点でもあり、期待感も沸くところ。
母系から短距離は問題ないと思われ、気性的にも早い流れが向くはず。
となれば1400mでのここ2戦の重賞での好走は重みを増してくる。
うまく馬群を捌ければ、台頭してきそうな怖い一頭。

 ほぼ追い込みに近いレースをするプレミアムボックス
毎度のその強襲に肝を冷やされたライバル馬は多い。
直線短い中京コースでは必然まくっていかねばならず、いかにコーナーをスムーズにこなせるかがポイント。
とにかく、ハマれば頭まである一発タイプだけに必ず押さえておきたい。

 アルティマトゥーレは人気ほどには評価しなかった。
地力筆頭であることは否定しないが、京阪杯での大敗が説明がつかない。
今回このレースに似た展開になりそうで、ハイペースに巻き込まれないか不安が残る。
ただ、スプリンターズSでは僅差の5着。
展開気にせず、先行して行ききるだけという脚質は騎手にとっては非常に乗りやすい。
過去の勝ち馬、ローレルゲレイロやショウナンカンプのように先行あっさりの場面も十分にありえる。

 短距離での安定感は特筆もののショウナンカザン
父ショウナンカンプはこのレースの勝ち馬で、スプリントでは近年最強クラスに位置するだろう。
1200m戦は滅法得意で、重馬場はからっきしというその特性をよく引き継いでいるだけに想像もしやすい。
前走の大敗は重馬場だけでなく、競馬そのものをやめたフシがあったので心配したがひとまず気にするほどでもなかったよう。
勝ちきるまでのインパクトはないが連下にはしっかり入ってきそうな堅実味を買いたい。

 ビービーガルダンは取捨が難しい。
前走は期待はずれもいいとこだが、自分のレースはできていたし、休養明けという言い訳もある。
折り合いつけば、早い流れを先行して34秒台の脚でフィニッシュできるだけに、当日のパドック気配のチェックは必須だろう。
ただいかんせん勝ち味に遅く、不利があったとはいえ昨年の大敗を見せつけられては、あまり強気にはいけないところ。

 他、印こそつけないが、トウショウカレッジピサノパテックの8歳、追い込みコンビも穴で一考。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

16=06→11,13,15,03,17,04
(36点)
 基本差し馬が中心と見た予想。
中京1200mのG1というハイペースを見越してのものであるが、スローペースで行った行ったの展開に終わったシルクロードSの人気の偏りの裏を取りたい。
特に今の中京コースなら、差し決着は十分にあり得るとみる。
そういう意味では、人気を背負うアルティマトゥーレやビービーガルダンよりも、トウショウカレッジ、ピサノパテックの方を重く取るかもしれないが、一応地力・実績も考慮にいれた。
男らしく先行馬は全部切るのも戦略としては間違ってないだろう。
当日の気配や馬場次第の側面も多分にあるが、一応ここではエーシンフォワードとキンシャサノキセキの3連単2頭軸マルチ流しを推奨する。

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bakusuinobitaです。
一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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