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2019年4月14日(日) / 中山 2000m 芝・右 内 / 曇・良
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 12  ◎ サートゥルナーリア 牡3 57 ルメー  1:58.1  1
2[4] 7  ○ ヴェロックス       牡3 57 川  田  アタマ  4
3[2] 4  △ ダノンキングリー   牡3 57 戸  崎  ハナ    3
4[1] 1  ▲ アドマイヤマーズ   牡3 57 デムー  2      2
5[3] 6     クラージュゲリエ   牡3 57 横山典  1.1/2   14
6[8] 16     タガノディアマンテ 牡3 57 田  辺  1.1/4   15
7[6] 11  △ ラストドラフト     牡3 57 シュタ  1/2     10
8[8] 17     アドマイヤジャスタ 牡3 57 岩田康  アタマ  11
9[7] 14     ダディーズマインド 牡3 57 宮  崎  1.1/2   17
10[8] 18     ナイママ           牡3 57 柴田大  1/2     18
11[7] 13     ブレイキングドーン 牡3 57 福  永  アタマ  13
12[5] 10     シュヴァルツリーゼ 牡3 57 石  橋  2      7
13[2] 3  ☆ ファンタジスト     牡3 57   武    アタマ  5
14[1] 2  ☆ サトノルークス     牡3 57 池  添  ハナ    8
15[5] 9     メイショウテンゲン 牡3 57 三  浦  ハナ    9
16[7] 15     クリノガウディー   牡3 57 藤岡佑  2      16
17[4] 8  ☆ ニシノデイジー     牡3 57 勝  浦  3/4     6
18[3] 5     ランスオブプラーナ 牡3 57 松  山  4      12
  
払戻金 単勝 12  170円
       複勝 12  110円 / 7  200円 / 4  160円
       枠連 4-6  670円
       馬連 7-12  950円 / 馬単 12-7  1140円
       3連複 4-7-12  1480円 / 3連単 12-7-4  4390円
       ワイド 7-12  360円 / 4-12  270円 / 4-7  660円
  

感想と言い訳?!

 前評判どおり、サートゥルナーリアが無敗で1冠めを獲りました。先週の桜花賞に続いて固い結果となりましたが、タイムも優秀で皐月賞にしては珍しく、強い馬がそのまま結果に表れる良いレースだったと思います。審議があったので多少ハラハラはしましたが…。

 2着のヴェロックスが完璧な競馬だっただけに、それに競り勝ったサートゥルナーリアの力は本物。今回が休養明けだった同馬はさらなる成長を遂げる。ちょっと次も逆らえないかもしれないですね。

2019/4/14 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 B
  • 芝2000m
    内・右回り
  • 稍重
    見込み
今週からCコース。今年はG1レースでも内の先行馬が残るケースが目立った。引き続きその傾向は続くが、大勢に影響をするほどでもなさそう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 アドマイヤマーズ 牡3 57.0 Mデムーロ
1 02 サトノルークス 牡3 57.0 池添
2 03 ファンタジスト 牡3 57.0 武豊
2 04 ダノンキングリー 牡3 57.0 戸崎圭
3 05   ランスオブプラーナ 牡3 57.0 松山
3 06   クラージュゲリエ 牡3 57.0 横山典
4 07 ヴェロックス 牡3 57.0 川田
4 08 ニシノデイジー 牡3 57.0 勝浦
5 09   メイショウテンゲン 牡3 57.0 三浦
5 10   シュヴァルツリーゼ 牡3 57.0 石橋脩
6 11 ラストドラフト 牡3 57.0 シュタルケ
6 12 サートゥルナーリア 牡3 57.0 ルメール
7 13   ブレイキングドーン 牡3 57.0 福永
7 14   ダディーズマインド 牡3 57.0 宮崎
7 15   クリノガウディー 牡3 57.0 藤岡佑
8 16   タガノディアマンテ 牡3 57.0 田辺
8 17   アドマイヤジャスタ 牡3 57.0 岩田康
8 18   ナイママ 牡3 57.0 柴田大
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
先行有力馬が揃い、ペースは早くなりそうも、とにかくコーナー多いコース。起用な先行馬が無難。
信頼度
C
横一線
本命馬は死角が少ないが、人気ほど抜けた実力の根拠はまだない。有力馬の地力は拮抗か。
予想本文 

~ 2歳チャンピオン一騎打ち ~
 2歳王者決定戦が、朝日杯FSの他にホープフルSが誕生し、ついにその両王者が雌雄を決する舞台として皐月賞が整った。最優秀2歳牡馬には朝日杯FS馬が選ばれ、主戦騎手もこちらを選んだ。しかし1番人気は…

 ホープフルSの覇者、サートゥルナーリアにはやはり逆らえないか。休養明けで皐月賞を制した例はなく、本来かなり厳しい戦い。だが、先週の桜花賞を見せられた後では否定しきれる材料としてはもうひとつ弱い。シーザリオを母に持ち、今や時の馬のロードカナロア産駒。相手は揃ったが不安要素はない。ただ、皐月賞はそういった馬があっさり負けてしまう舞台でもある。予断は許されない。

 小回り中山コースの皐月賞には、器用さのあるヴェロックスが向きそう。連動性の高い若駒Sから若葉Sを完勝。2000m戦にはなんら不安はない。重賞ではないもののリステッド連勝の勢いと、今の充実度、そしてこの鞍上で好勝負を期待できる。

 朝日杯FS王者アドマイヤマーズは距離が伸びた前走の敗戦で、途端にマイラーの烙印を押されつつあるが、前走はハナに立つ競馬で流れ不向きの面もあった。2000mにさらに距離は伸びるが、流れは早くなるため、瞬発力勝負の競馬にはならないはず。

 素晴らしい切れ味で、2歳チャンプを差し切り、一躍脚光を浴びる形になった無敗馬、ダノンキングリー。今回、有力ライバルはすべて前で競馬をするだけに、漁夫の利は得やすい。距離はギリギリといったところか。

 前走、弥生賞は馬場悪く、特殊な状況だったことを思えば、ラストドラフトはまだ見限れない。底が割れておらず、ここで巻き返して来てもおかしくない。桜花賞馬の仔だが、この距離をこなせる実績がすでにあるのが心強い。一発警戒。

 どちらかというとダービー向きの気はするが、サトノルークスの前走の勝ちっぷりはお見事。サドラーズウェルズ母系にディープインパクトといういかにも大物向きの配合は魅力的。

 早熟系の戦績のファンタジストだが、前走スプリングSではうまくまとめた内容で、2着ながら、さらなる進境を見せたことには好感。こちらも良血で、持てる能力は高い。

 弥生賞で1番人気を裏切ったニシノデイジーだが、まだ言い訳が効く敗戦。重賞連勝時からは多少トーンダウンしてはいるが、父ハービンジャーはこの舞台への適性の高い馬。ここでの復権もありえる。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

12=07
→01,04,11,02,03,08
(36点)

12=01
→07,04,11,02,03,08
(36点)
なにげに好メンバーが揃い、思ったよりも難しいメンバー構成。人気ほど圧倒的な信頼は危険と知りつつも、サートゥルナーリアの軸には抗えなかった。前走の競馬っぷりを見る限り、3連単を考えた場合の軸としては不動の存在だろう。相手にはこのレース向きのヴェロックス。アドマイヤマーズとともに3連単2頭軸マルチながしで勝負。
2018年4月15日(日) / 中山 2000m 芝・右 内 / 曇・稍重
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 7  ☆  エポカドーロ    牡3 57 戸 崎  2:00.8  7
2[7] 14      サンリヴァル    牡3 57 藤岡佑  2      9
3[5] 10  ☆  ジェネラーレウーノ 牡3 57 田 辺  1.3/4   8
4[8] 15  ◎  ステルヴィオ    牡3 57 ルメー  クビ    2
5[3] 5  △  キタノコマンドール 牡3 57 デムー  ハナ    3
6[6] 12  ☆  グレイル      牡3 57 岩 田  ハナ    10
7[1] 2  ○  ワグネリアン    牡3 57 福 永  1.1/2   1
8[3] 6      アイトーン     牡3 57 国分恭  1      12
9[2] 3  △  ジャンダルム    牡3 57  武   アタマ  4
10[1] 1      タイムフライヤー  牡3 57 内 田  3/4     6
11[4] 8      ケイティクレバー  牡3 57 浜 中  クビ    11
12[5] 9  ▲  オウケンムーン   牡3 57 北村宏  1.1/4   5
13[6] 11      マイネルファンロン 牡3 57 柴田大  3/4     13
14[7] 13      ダブルシャープ   牡3 57 和 田  1      14
15[8] 16      ジュンヴァルロ   牡3 57 大 野  4      15
16[2] 4      スリーヘリオス   牡3 57 柴田善  8      16
  
払戻金 単勝 7 1450円
    複勝 7 430円 / 14 580円 / 10 530円
    枠連 4-7 9520円
    馬連 7-14 12880円 / 馬単 7-14 23570円
    3連複 7-10-14 53410円 / 3連単 7-14-10 372080円
    ワイド 7-14 3250円 / 7-10 3010円 / 10-14 4290円
  

感想と言い訳?!

 直前までの雨は気になってましたが、予想以上に馬場は悪かったのか、あれだけ先行馬が揃っていながら、先行決着となってしまいました。これが中山内回りの難しさですね。ステルヴィオ、ワグネリアンらの末脚は不発。代わって離れた2番手集団で実質、マイペースの逃げの形になったオルフェーブル産駒、エポカドーロが快勝しました。2、3着も先行馬で、特に大逃げ売ったジェネラーレウーノの3着残りにはびっくりですね。

2018/4/15 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 B
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
スタートとゴール前の2度の坂越えがあるタフなコース。スローペースになりやすく、内回りゆえ多数頭なら差し馬は捌くのに苦労することもあり、器用さと力のある先行馬が圧倒的に有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   タイムフライヤー 牡3 57.0 内田 博幸
1 02 ワグネリアン 牡3 57.0 福永 祐一
2 03 ジャンダルム 牡3 57.0 武 豊
2 04   スリーヘリオス 牡3 57.0 柴田 善臣
3 05 キタノコマンドール 牡3 57.0 M.デムーロ
3 06   アイトーン 牡3 57.0 国分 恭介
4 07 エポカドーロ 牡3 57.0 戸崎 圭太
4 08   ケイティクレバー 牡3 57.0 浜中 俊
5 09 オウケンムーン 牡3 57.0 北村 宏司
5 10 ジェネラーレウーノ 牡3 57.0 田辺 裕信
6 11   マイネルファンロン 牡3 57.0 柴田 大知
6 12 グレイル 牡3 57.0 岩田 康誠
7 13   ダブルシャープ 牡3 57.0 和田 竜二
7 14   サンリヴァル 牡3 57.0 藤岡 佑介
8 15 ステルヴィオ 牡3 57.0 C.ルメール
8 16   ジュンヴァルロ 牡3 57.0 大野 拓弥
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
逃げに近い先行脚質タイプが揃った。必然ペースは早め。後は馬場悪化がどこまでか。
信頼度
C
群雄割拠
大本命馬の離脱で、混戦模様。ただ、決して低レベルのそれではなく、高い次元での争いが期待できそう。
予想本文 

~ 主役不在? ~
 この世代において圧倒的な存在だったダノンプレミアムが回避。一転このレースは風雲急を告げ、混戦模様となった。2歳王者はダービーには出走してくる模様。ここはその挑戦権を得る戦いとなりそう。

 本命はダノンプレミアム以外には不敗のステルヴィオ。桜花賞馬アーモンドアイと同じく、新鋭種牡馬ロードカナロア産駒で、早くから注目されていた。後方からの切れる末脚には目を見張るものがあり、馬群を割る根性もある。前残りが怖い中山内回りも、前走のようにある程度前にもつけることができるなら、死角は少ない。このメンバーなら負けられぬところ。

 相手に迷うところがあったが、素直にワグネリアンを抜擢。正直、まだ幼さが残り、エンジンのかかりも遅いタイプで、中山内回りは不向きではないかと見ていたが、前走の弥生賞ではそれなりに形をつくった。久々の前走を叩いての上積みに加え、前走よりは早いペースが見込まれる今回、信頼しても良さそうだ。

 1戦ごとに大きな成長をみせるオウケンムーン。目立つ勝ちっぷりではないが、その内容はなかなか秀逸。鞍上のサインにすっと応え、しっかりと伸びる大人びたレースぶり。共同通信杯組はこのレースへの相性もよく。ローテーションは申し分ない。未対戦の相手が多いが、力量の差はないと思える。

 阪神だけでの2戦で、キャリアの浅さは否めぬが、キタノコマンドールが見せた末脚は凄みを感じた。初の遠征と、ペースが上がって同じ脚が使えるかが鍵となるが、ここで一気にのし上がる雰囲気は十分。

 ここ2戦、勝利に遠ざかっているジャンダルム。しかし距離不安が囁かれる中、2000mで安定した末脚を繰り出しており、この舞台でも気後れはない。突き抜けた力は一歩譲る感があるが、確実に上位に食い込むだろう確実性がある。連下候補には是非加えておきたい。

 休養明けぶっつけとなるが、ジェネラーレウーノは未知の魅力がある。基本的に今回は先行馬は不利とみているが、他に行きたい馬に行かせて控えることが出来れば十分勝負になる。

 同様にオルフェーブル産駒、エポカドーロも怖い存在。条件上がりでいきなりの重賞2着。しかも相手勝ち馬はステルヴィオとのハナ差。後続がもたつけば、そのまま押し切りも。

 前走の敗戦で評価は落としたグレイル。それでもそれなりの脚は使っており、馬場悪化を味方につければ立て直しも。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

15=03
→09,05,03,10,07,12
(36点)
 ダノンプレミアム不在の混戦とはいえ、ステルヴィオの本命は比較的すんなり決めることができたが、対抗格にはやや頭を抱えた。気性的に難のあるワグネリアンは怖さもあるが、やはり地力は高いとみて、使った効果に期待したい。馬券は3連単2頭軸マルチが基本線も金額は変えたいところ。ヒモ候補には全体的には差し馬を中心とした。
2017年4月16日(日) / 中山 2000m 芝・右 内 / 晴・良
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 11      アルアイン     牡3 57 松 山  1:57.8  9
2[4] 7  ▲  ペルシアンナイト  牡3 57 Mデム  クビ    4
3[5] 10      ダンビュライト   牡3 57 武 豊  3/4     12
4[8] 16      クリンチャー    牡3 57 藤岡佑  1 1/4   13
5[3] 5  ☆  レイデオロ     牡3 57 ルメー  クビ    5
6[1] 2  ○  スワーヴリチャード 牡3 57 四 位  クビ    2
7[4] 8  ◎  ファンディーナ   牝3 55 岩 田  クビ    1
8[8] 17      ウインブライト   牡3 57 松 岡  アタマ  6
9[2] 4  △  カデナ       牡3 57 福 永  クビ    3
10[5] 9  △ Bプラチナヴォイス  牡3 57 和 田  アタマ  10
11[7] 13  ☆  サトノアレス    牡3 57 戸 崎  1/2     8
12[3] 6      アウトライアーズ  牡3 57 田 辺  アタマ  7
13[8] 18      トラスト      牡3 57 柴田大  1      17
14[2] 3      コマノインパルス  牡3 57 江田照  クビ    16
15[7] 14      キングズラッシュ  牡3 57 柴田善  1/2     18
16[1] 1      マイスタイル    牡3 57 横山典  5      14
17[7] 15      アダムバローズ   牡3 57 池 添  4      11
18[6] 12      アメリカズカップ  牡3 57 松 若  1.1/2   15
  
払戻金 単勝 11 2240円
    複勝 11 650円 / 7 320円 / 10 1340円
    枠連 4-6 2380円
    馬連 7-11 8710円 / 馬単 11-7 20720円
    3連複 7-10-11 176030円 / 3連単 11-7-10 1064360円
    ワイド 7-11 2250円 / 10-11 16960円 / 7-10 6770円
  

感想と言い訳?!

 レースは比較的早い流れで、出入りのある競馬となりました。このペースに戸惑ったか、ファンディーナはいい感じで4角先頭に立ちながら馬群に沈みました。同じような位置にいながら力強く伸びたのはアルアイン。松山騎手の初戴冠となりました。

 それにしても皐月賞は難しいですね。加えて牝馬が1番人気となるようなレースだと尚更です。アルアインもダンビュライトも軽視はしていませんでした。ファンディーナのもしかしたら・・・も考えてましたが、スワーヴリチャードも惨敗とは予想外でした。その点、ペルシアンナイトはさすがです。

2017/4/16 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 A
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
スタートとゴール前の2度の坂越えがあるタフなコース。スローペースになりやすく、内回りゆえ多数頭なら差し馬は捌くのに苦労することもあり、器用さと力のある先行馬が有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   マイスタイル 牡3 57.0 横山典弘
1 02 スワーヴリチャード 牡3 57.0 四位洋文
2 03   コマノインパルス 牡3 57.0 江田照男
2 04 カデナ 牡3 57.0 福永祐一
3 05 レイデオロ 牡3 57.0 ルメール
3 06   アウトライアーズ 牡3 57.0 田辺裕信
4 07 ペルシアンナイト 牡3 57.0 M.デムーロ
4 08 ファンディーナ 牝3 55.0 岩田康誠
5 09   プラチナヴォイス 牡3 57.0 和田竜二
5 10   ダンビュライト 牡3 57.0 武豊
6 11   アルアイン 牡3 57.0 松山弘平
6 12   アメリカズカップ 牡3 57.0 松若風馬
7 13 サトノアレス 牡3 57.0 戸崎圭太
7 14   キングズラッシュ 牡3 57.0 柴田善臣
7 15   アダムバローズ 牡3 57.0 池添謙一
8 16   クリンチャー 牡3 57.0 藤岡佑介
8 17   ウインブライト 牡3 57.0 松岡正海
8 18   トラスト 牡3 57.0 柴田大知
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
このレースに限っては近年は早い流れが続いており、差し馬の方が有利な傾向。
信頼度
D
混戦
不確定要素が多く、各馬の実力差が測りにくい上に、その地力も拮抗している。
予想本文 

~ 必然の選択 ~
 牝馬であるファンディーナが皐月賞に参戦する。元来、マイルより、2000m向きの馬と思われる上に、今年の牡牝の情勢を見れば当然の選択か。ハイレベルな牝馬組を相手するより、適距離で牡馬を相手にした方がよいとの判断。これに奮起するような牡馬の意地も見てみたい所。

 現時点では、牡馬クラシックの参戦は単に選択の一つでしかないファンディーナ。だが、もし、ここを勝ってダービーに駒を進めれば大きく話は変わってくる。そして、それも十分現実味のある現状。過去3戦全く危なげなく、まだ底を見せていないスケールの大きさ。近年の差し有利の皐月賞において、牡馬の相手にマークされながら先行押し切りは思った以上に困難なはず。しかし、それをやりきれる高い能力の持ち主と断ずる。

 混戦模様の情勢ではあるが、スワーブリチャードを対抗格に据えたい。中山コース未経験ではあるが、安定した末脚の持ち主で、特に前走の内容は秀逸。まだ粗さは残るが、33秒台の決め手があり、荒れた馬場も苦にしないので、安定した成績が望めそう。

 瞬発力ならペルシアンナイト。距離が伸びることが気にかかることは否めぬが、前走の楽勝っぷりにまだ底の深さを感じる。地味に映るが過去5戦、すべて1番人気の期待馬。引き続きの鞍上を得て、ここは勝負どころ。

 難しい馬だが、ハマれば…の期待を抱かせるのがプラチナヴォイス。前走、スプリングSでは3着と敗れたものの、能力の高さはもっとも感じさせた。ササる悪癖さえどうにかなれば、一発があっても驚けない。

 実績的にはカデナが筆頭候補だろう。重賞連勝中の弥生賞馬。本来であれば1番人気であってもおかしくはない。若干ジリ脚気味も、力強く最後まで伸びてくるタイプ。その点で大崩れはなさそうだが、人気的に旨味が少なく、やや評価を控えた。

 ぶっつけ挑戦となるレイデオロだが、何と言っても3戦無敗馬。まだ底を見せておらず、仕上がり途上でも、いきなりの好走も。

 朝日杯ホース、サトノアレスも一叩きで変わり身あるか。差し有利なこのレースでもある程度は前につける必要があるだろう。それができれば無論、上位も狙える。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

08=02
→07,09,04,05,13
(30点)

08=07
→07,09,04,05,13
(30点)
構図的には紅一点のファンディーナを巡る戦い。この馬を素直に信じるか、否かがポイントとなるが、現メンバー構成と、同馬の能力を省みると逆らう気は起きなかった。人気でも馬券戦略の中心。ただ問題は相手。一長一短で取捨に迷う部分はあったが、スワーヴリチャードを相手筆頭。馬券はこの2頭からの3連単マルチながし。配当的に許されれば、相手をペルシアンナイトに変えても押さえておきたい。
2016年4月17日(日) / 中山 2000m 芝・右 内 / 晴・良
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差    人気
1[8] 18     ディーマジェスティ 牡3 57 蛯 名  1:57.9   8
2[2] 3  △ マカヒキ      牡3 57 川 田  1.1/4    3
3[6] 11  ◎ サトノダイヤモンド 牡3 57 ルメー  1.1/4    1
4[7] 15  ▲ エアスピネル    牡3 57 武 豊  1/2+ハナ 4
5[8] 16  ○ リオンディーズ   牡3 57 Mデム  4位降着  2
6[3] 5     マウントロブソン  牡3 57 ベリー  1.1/4    6
7[5] 9     ナムラシングン   牡3 57 田 辺  1/2      9
8[7] 14     ロードクエスト   牡3 57 池 添  2.1/2    5
9[2] 4     アドマイヤダイオウ 牡3 57 福 永  2.1/2    7
10[4] 7     ウムブルフ     牡3 57 柴 山  3/4      16
11[7] 13     プロフェット    牡3 57 戸 崎  1.1/4    10
12[3] 6     ミライヘノツバサ  牡3 57 柴田大  1/2      11
13[4] 8     ミッキーロケット  牡3 57 横山典  1/2      14
14[5] 10     トーアライジン   牡3 57 大 野  2       18
15[1] 1     ドレッドノータス  牡3 57 藤岡佑  1.1/4    13
16[1] 2     ジョルジュサンク  牡3 57 吉田隼  3       12
17[6] 12     リスペクトアース  牡3 57 石 川  10       15
18[8] 17     アドマイヤモラール 牡3 57 内 田  4       17
  
払戻金 単勝 12 350円
    複勝 12 160円 / 13 220円 / 5 220円
    枠連 6-7 480円
    馬連 12-13 1100円 / 馬単 12-13 2040円
    3連複 5-12-13 3200円 / 3連単 12-13-5 12240円
    ワイド 12-13 490円 / 5-12 560円 / 5-13 860円	
  

感想と言い訳?!

 いやぁ、参りました。レースは4強!もっといえば、2強+2強!紛れがあっても勝つのはこの中からと決めつけていただけにディーマジェスティの勝利には正直驚きました。大外枠は嫌ったものの、決して過小評価していたわけでもないのですが…。それだけ4強は抜けた存在と見ていました。さすが皐月賞ですね。競馬は難しい。

 本命、サトノダイヤモンドは敗れはしましたが、次回に繋がるいい内容でした。リオンディーズは暴走ともいえる超ハイペースでレースを引きましたが、これはさすがに予想外でした。他馬はついてこれないと見たのでしょうか。エアスピネルは自身の競馬はできてましたが、やはり不利を被ったとはいえ、一歩地力で劣る感。ただ、NHKマイルに出るなら注目の存在。マカヒキは理想的な展開で、さすがの32秒台の最速の豪脚。しかし前に位置した勝ち馬には届かなかった。

 4強の短評としてはこんなものでしょうか。それらをあざ笑うかのように好位から差しきったディーマジェスティ。当然、ダービーでも注目されることにはなるのでしょうが、ちょっと扱いに困ってます。(^^;

2016/4/17 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 B
  • 芝2000m
    内・右回り
  • 稍重
    見込み
スタートとゴール前の2度の坂越えがあるタフなコース。スローペースになりやすく、内回りゆえ多数頭なら差し馬は捌くのに苦労することもあり、器用さと力のある先行馬が圧倒的に有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ドレッドノータス 牡3 57.0 藤岡佑介
1 02   ジョルジュサンク 牡3 57.0 吉田隼人
2 03 マカヒキ 牡3 57.0 川田将雅
2 04   アドマイヤダイオウ 牡3 57.0 福永祐一
3 05   マウントロブソン 牡3 57.0 ベリー
3 06   ミライヘノツバサ 牡3 57.0 柴田大知
4 07   ウムブルフ 牡3 57.0 柴山雄一
4 08   ミッキーロケット 牡3 57.0 横山典弘
5 09   ナムラシングン 牡3 57.0 田辺裕信
5 10   トーアライジン 牡3 57.0 大野拓弥
6 11 サトノダイヤモンド 牡3 57.0 ルメール
6 12   リスペクトアース 牡3 57.0 石川裕紀
7 13   プロフェット 牡3 57.0 戸崎圭太
7 14   ロードクエスト 牡3 57.0 池添謙一
7 15 エアスピネル 牡3 57.0 武豊
8 16 リオンディーズ 牡3 57.0 M.デムーロ
8 17   アドマイヤモラール 牡3 57.0 内田博幸
8 18   ディーマジェスティ 牡3 57.0 蛯名正義
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
コーナー4回でペースは緩みがちでも、例年、スローまでには至らない。差し馬も勝負できる。
信頼度
C
一騎打ち
上位陣のレベルは一段上と見る。波乱のない決着が濃厚だが、配当も期待できないため、絞り込んでのリスクを覚悟。
予想本文 

~ 桜花賞再現?! ~
 直結のトライアルをレコードで駆け抜けた1、2着馬と、別路線組の圧倒的1番人気馬という構図は、鞍上も含め、奇しくも先週の桜花賞と同じ構成。桜花賞と同じなら、リオンディーズの戴冠となる。ただ、今回は3強と呼ぶことはできぬほど、近年ないくらいのメンバーが揃った。今年の皐月賞はどの馬が勝つのか、心踊るレースとなった。

 実績不足の上、弥生賞組との力関係は未知でも、皐月賞という舞台においてなら、サトノダイヤモンドの完成度を信頼したい。とにかくこの3戦が文句のつけようのない完勝っぷり。相手が楽すぎて、未だ本気を出した競馬をしていないかのようで、底が知れない。気性的に落ち着きがあり、センスもよく大物感に溢れている。弥生賞組の実力馬に対し、どこまで通用するかは確かに不明の余地が残る。また、きさらぎ賞からの直行は、皐月賞での連動が皆無に等しく、この馬自身の重賞経験もこの一戦のみ。データ的には非常に厳しいが、それでも本命を張れるだけの馬と見る。相手も相当強いが、それをも超える超大物であることに期待したい。

 朝日杯では直線一気を決めたリオンディーズ。注目された復帰戦の弥生賞では敗れたとはいえ、この本番へ向けての予行練習として申し分のないものであった。前走から一転、皐月賞を意識した積極的に前につける競馬で、直線先頭から押し切る横綱相撲を試みた。結果、末に徹したマカヒキには屈したものの、相手のあの末脚は計算外で、2分を切った時計は十分勝利に値する内容。相変わらず、かかり気味で気性に不安は残すが、それでも前で競馬ができたことは、ここで非常に大きな意味を持つ。今回は前走を教訓に、鞍上もアジャストしてくる。ひと叩きの上積みも見込め、態勢は十分整った。

 本質的にはマイラーであることは承知の上で、エアスピネルを3番手。朝日杯の1番人気であったように、本来、この馬が世代代表馬であり、それに見合う十分な実力の持ち主でもある。ただ、今年は他にも匹敵する傑出馬がゴロゴロ出てきた。すでにリオンディーズとは勝負付けが済んでしまった感もあるが、まだ安定感ではこちらが上だろう。高いレベルでまとまっていて、完成度高く、器用さが要求される中山内回りなら、付け入る余地は十分にある。3強から外れ、人気的にも旨味十分。

 弥生賞を2分を切るという信じられない時計で勝利したマカヒキ。それも上がり3ハロンを32~33秒前半の脚を使うとんでもない豪脚の持ち主。中山の内回りでは不向きと思える脚質だが、逆にコーナー4回の2000mでは瞬発力勝負になりやすく、そういう展開であれば、この馬の末脚はうってつけ。ただ、前走はリオンディーズに勝利はしたものの、かなりスムーズにレース展開が出来たことを踏まえると、鞍上も変わる今回、どうしてもひとつ躊躇が残る。加えて、馬場渋化も気になるところ。それでもクラシック級の実力馬であることは間違いなく、相手強力でも展開一つ。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単 :
11-16-15
11-16-03
16-11-15
16-11-03
(4点)
 3強とは言われているが、実質はサトノダイヤモンドと、リオンディーズの一騎打ちと見る。そして、エアスピネルとマカヒキがそれに続いた「4強」という見解に至った。この4頭はいずれも世代代表馬クラスで、他馬とは一線を画するだろう。ロードクエスト、マウントロブソン、アドマイヤダイオウら取り巻き陣も気になるところではあるが、配当的にもここは大胆に4強のみの馬券で勝負したい。さらに1,2着もサトノダイヤモンド、リオンディーズ固定で、4点馬券で大きく勝負。ボックス馬券は押さえまで。
2015年4月19日(日) / 中山 2000m 芝・右 内 / 曇・良
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 2  ○  ドゥラメンテ    牡3 57 Mデム  1:58.2  3
2[3] 5  ◎  リアルスティール  牡3 57 福 永  1.1/2   2
3[4] 7  △  キタサンブラック  牡3 57 浜 中  2.1/2   4
4[1] 1      ブライトエンブレム 牡3 57 田 辺  アタマ  6
5[8] 14      クラリティスカイ  牡3 57 横山典  1/2     10
6[5] 8  △  サトノクラウン   牡3 57 ルメー  ハナ    1
7[5] 9      ミュゼエイリアン  牡3 57 柴 山  クビ    11
8[6] 11      ダノンリバティ   牡3 57 岩 田  1/2     9
9[2] 3  ☆  スピリッツミノル  牡3 57 酒 井  1.1/2   8
10[7] 13      コメート      牡3 57 嘉 藤  1.1/4   15
11[8] 15  ▲  ダノンプラチナ   牡3 57 蛯 名  アタマ  5
12[6] 10  ☆ Bベルーフ      牡3 57 戸 崎  1.3/4   7
13[4] 6      タガノエスプレッソ 牡3 57 菱 田  1.3/4   12
14[7] 12  ☆ Bベルラップ     牡3 57 三 浦  8      13
15[3] 4      ワンダーアツレッタ 牡3 57 柴田大  4      14
  
払戻金 単勝 2 460円
    複勝 2 190円 / 5 150円 / 7 290円
    枠連 2-3 780円
    馬連 2-5 790円 / 馬単 2-5 1530円
    3連複 2-5-7 3110円 / 3連単 2-5-7 12360円
    ワイド 2-5 390円 / 2-7 1130円 / 5-7 860円
  

感想と言い訳?!

 スピリッツミノルがまさか行けないという状態になり、またもスローの前残り?と懸念された中、リアルスティールは上手く前につけて競馬を運んでいました。「これなら多分大丈夫!問題は後方に残ったドゥラメンテだ・・・」とハラハラしましたが、何のことはない。大外で大きく振られながらも、とんでもない強さで快勝しました。いやぁ、良血馬らしく難しいところはありますが、力はすごいですね。リアルスティールを子供扱いする末脚を見せるとは驚きました。もともとダービー向きと言われていた馬。これでダービー1番人気は仕方ないですかねぇ。

 馬券もうまく的中しました。安い3連単ですが、先週の勝ちのお陰で大きく賭けられ、超ホクホクです。(まぁたまには・・・ねw)

2015/4/19 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 B
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
スタートとゴール前の2度の坂越えがあるタフなコース。スローペースになりやすく、内回りゆえ多数頭なら差し馬は捌くのに苦労することもあり、器用さと力のある先行馬が圧倒的に有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ブライトエンブレム 牡3 57.0 田辺裕信
2 02 ドゥラメンテ 牡3 57.0 M.デムーロ
2 03 スピリッツミノル 牡3 57.0 酒井学
3 04   ワンダーアツレッタ 牡3 57.0 柴田大知
3 05 リアルスティール 牡3 57.0 福永祐一
4 06   タガノエスプレッソ 牡3 57.0 菱田裕二
4 07 キタサンブラック 牡3 57.0 浜中俊
5 08 サトノクラウン 牡3 57.0 ルメール
5 09   ミュゼエイリアン 牡3 57.0 柴山雄一
6 10 ベルーフ 牡3 57.0 戸崎圭太
6 11 ダノンリバティ 牡3 57.0 岩田康誠
7 12   ベルラップ 牡3 57.0 三浦皇成
7 13   コメート 牡3 57.0 嘉藤貴行
8 14   クラリティスカイ 牡3 57.0 横山典弘
8 15 ダノンプラチナ 牡3 57.0 蛯名正義
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
03がハナを切り、07が後に続く。ゆったりとしたペースが予想されるが、先週のこともあるので、各馬早めの仕掛けか。
信頼度
C
実力伯仲
G1としては、頭数が少ないが、好メンバーが揃った。僅差の実力差で展開の影響も多分に大きい。
予想本文 

~ どう乗る?中山内2000m ~
 桜花賞はまさかの超スローペースでレッツゴードンキが逃げ切った。早く流れる舞台設定でもスローになることもあるし、逆もあるのが競馬。皐月賞は、先行有利とされる中山内回り2000m。実力伯仲の精鋭が集った。やはり今回もレース展開が鍵を握りそう。

 こと末脚のインパクトならリアルスティール。2走前の共同通信杯が印象的で、東京の長い直線で追い出しをじっと我慢し、ドゥラメンテを先に行かしながら、最後に差し返してみせた。一転、続く弥生賞では後方から切り裂くような末脚。結局前は捉えきれなかっただけに、今回も届かずの不安は残すが、粒揃いの好メンバーが揃った中でも一番の力量とみる。お手馬を選べる状況の中からこの馬を選んだ鞍上の選択も信用したい。

 荒削りだがドゥラメンテも能力では負けてない。前走リアルスティールには屈したが、力量差はほとんどなく逆転も十分可能。ただ、レース中、行きたがって口を割る場面もあり、気性的にはまだ幼さを残す。それだけに今回間隔が空いてしまった点は少し気にかかる。また、中山未経験という点も割引には違いなく、どちらかというと「ダービーでこそ!」の典型的なタイプ。その点で本命は譲ったが、鞍上含め、期待度は非常に高い一頭。

 魅力ある馬が揃ったこともあるが、3歳チャンプ、ダノンプラチナの評価が低いように思える。大外枠ではあるが、15番ならそれほどでもないし、元来皐月賞は外枠でも勝率はいい。スプリングSは3着に終わったが、復帰初戦としては上々の結果。一叩きの上積みはあるだろうし、そもそもスプリングS組のレベルは高く、ここでの上位入線した結果は胸を張れる。

 3戦無敗を抜きにしても、完成度と安定感という点ではサトノクラウン最上位に異論はない。先行力もあり、器用さも備え、いかにも皐月賞向きと言えよう。すでに同舞台の弥生賞を制覇したことも大きな拠り所。一方で、その前走のレースぶりには、2歳時の凄みが薄れ、小さくまとまってしまった感も抱いてしまった。3戦無敗の人気を考えると少しばかり躊躇し、評価も下げた。とはいえ、追い切りではさすがのところを見せており、もちろん勝ち負けレベルにある実力馬には相違ない。

 こちらも3戦無敗のキタサンブラック。スプリングSでは展開向いたとはいえ、強力な有力馬を向こうに回しての勝利は立派。先行して早い脚が使え、中山の坂も苦にしないとあれば、先週の桜花賞のような後方待機馬が手が出ないような展開になった際には、前走の再現は可能。おそらく2番手あたりの競馬となり、良くも悪くもこの馬がレースのペースを作りそう。

 ベルーフは今回ブリンカー装着。前走のスプリングSは相手が揃っていたし、4走前に敗れたのはルージュバック。差し一手の馬だけにこの舞台への適性には不安は残るが、地力は見劣るものはなく、警戒を要する一頭。

 このメンバーでは完全に別路線組となるダノンリバティ。好走と凡走の差が激しく、2000mでの勝ちがない点は大きな不安を伴うが、前走の毎日杯では、スローの前残りの展開で後からよく伸びていた。穴で一考したい。

 さらに穴を狙えば、逃げ馬スピリッツミノル。前走こそ重馬場で上がりタイムは目立たないが自分の形に持ち込めればしぶとそう。単騎逃げが見込める上、スローペースになれば前残りも・・・。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

05=02
→15,08,07,10,11,03
(36点)
外国人ジョッキー両翼を配し、万全の2頭出しの堀厩舎。皐月賞という舞台設定を考えるとサトノクラウンに利があるとは思うが、それでもドゥラメンテのスケールの大きさの方に魅力を感じた。さらにこの強力2頭を上回って、強く惹き付けられたのが、関西馬リアルスティール。全3走、いずれも強烈な脚を見せ、前記2頭に3歳チャンプ、ダノンプラチナも加わり、ガチンコ対決が楽しみ。
当然ながら馬券もこれらが中心。今回は15頭と少々少ない。トリッキーなコースながら波乱も少ないとみて、リアルスティールとドゥラメンテの3連単2頭軸マルチながし。
2014年4月20日(日) / 中山 2000m 芝・右 内 / 曇・良 サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[1] 2  △ イスラボニータ   牡3 57 蛯 名  1:59.6  2
2[8] 17  ◎ トゥザワールド   牡3 57 川 田  1.1/4   1
3[8] 18     ウインフルブルーム 牡3 57 柴田大  1/2     8
4[1] 1  △ ワンアンドオンリー 牡3 57 横山典  アタマ  4
5[4] 8  ☆ ステファノス    牡3 57 後 藤  1/2     15
6[8] 16  ○ アジアエクスプレス 牡3 57 戸 崎  ハナ    5
7[5] 10     ベルキャニオン   牡3 57 福 永  3/4     13
8[2] 3  ▲ クラリティシチー  牡3 57 内 田  ハナ    10
9[3] 6  ☆ アドマイヤデウス  牡3 57 岩 田  3/4     7
10[6] 11     ロサギガンティア  牡3 57 柴田善  アタマ  6
11[4] 7  ☆ トーセンスターダム 牡3 57 武 豊  クビ    3
11[7] 14     バウンスシャッセ  牝3 55 北村宏  同着    12
13[7] 15     コウエイワンマン  牡3 57 松 岡  1.1/4   18
14[5] 9     スズカデヴィアス  牡3 57 シュタ  ハナ    14
15[7] 13     キングズオブザサン 牡3 57 浜 中  2      11
16[3] 5     アデイインザライフ 牡3 57 田 辺  2.1/2   9
17[6] 12     タガノグランパ   牡3 57 石 橋  クビ    16
18[2] 4     クリノカンパニー  牡3 57 江田照  大差    17
  
払戻金 単勝 2 510円
    複勝 2 190円 / 17 150円 / 18 470円
    枠連 1-8 330円
    馬連 2-17 920円 / 馬単 2-17 1900円
    3連複 2-17-18 7690円 / 3連単 2-17-18 33490円
    ワイド 2-17 390円 / 2-18 1990円 / 17-18 1250円	
  

感想と言い訳?!

 見応えのある良いレースでした。予想と違ったのは、トゥザワールドやアジアエクスプレスが先行したこと。スローと中山コースを見越してのことかも知れませんが、結果的に有力馬の中ではもっとも先行すると思われたイスラボニータが好位差しの形になりました。そして4角射程できっちり外に並んだ時点で「勝負あった!」の感があったが、なんのトゥザワールドも追い出しを待っており、そこから差し返してきました。

 結局は1、2番人気のマッチレースとなりましたが、最後にはイスラボニータが完勝で1冠目をモノにしました。一方、3着争いも面白く、逃げ粘ったウインフルブルームと、追い込みに駆けたワンアンドオンリーの両極端の脚質の勝負をウインフルブルームが凌ぎきりました。
これにより、予想は外しちゃったんですが、馬券的にはこちらでよかったりして…。w。

2014/4/19 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 B
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
コース図
Bコースでやや時計的には早くなる可能性もある。基本的には、小回りコースゆえの器用さと、G前の急坂をこなすパワーが要求される。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ワンアンドオンリー 牡3 57.0 横山典
1 02 イスラボニータ 牡3 57.0 蛯名
2 03 クラリティシチー 牡3 57.0 内田博
2 04   クリノカンパニー 牡3 57.0 江田照
3 05   アデイインザライフ 牡3 57.0 田辺
3 06 アドマイヤデウス 牡3 57.0 岩田
4 07 トーセンスターダム 牡3 57.0 武豊
4 08 ステファノス 牡3 57.0 後藤
5 09   スズカデヴィアス 牡3 57.0 シュタル
5 10   ベルキャニオン 牡3 57.0 福永
6 11   ロサギガンティア 牡3 57.0 柴田善
6 12   タガノグランパ 牡3 57.0 石橋脩
7 13   キングズオブザサン 牡3 57.0 浜中
7 14   バウンスシャッセ 牝3 55.0 北村宏
7 15   コウエイワンマン 牡3 57.0 松岡
8 16 アジアエクスプレス 牡3 57.0 戸崎圭
8 17 トゥザワールド 牡3 57.0 川田
8 18   ウインフルブルーム 牡3 57.0 柴田大
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
SH
スローハイ
あまり流れが早くなりそうにはない顔ぶれ。場合によってはかなりペースが落ちる可能性も。
信頼度
D
実力伯仲
力あるメンバーが揃い、良い意味での混戦模様。各馬の実力差は均衡しており、実績ほどの開きはない。
予想本文 

~百花繚乱の1冠目争奪戦~
 今年もいよいよクラシック戦線が始まる。その第一弾の皐月賞。ほぼ有力馬が順当にトライアルを勝ち進んでくれたおかげで、どの馬が勝つのか楽しみな面白いレースとなった。ここ数年は平穏なこのレースも、とんでもない大荒れがあるのもこのレース。各馬の力は均衡しており、ペースが緩む。波乱のムードも漂うが果たして…。

 弥生賞まではまだ半信半疑だったトゥザワールドだが、しっかりと勝利したことは大きい。中山2000mという同じ舞台でも力出せたこともそうだが、ハナ差でも勝利したという点を大いに評価したい。この馬は基本的に差し馬だが、マクリ気味に早め先頭に立つ競馬が身上であるため、内回り中山では大崩れはなさそう。一方、切れるタイプでもないので、後から一気に来られるとどうかという不安はある。だが、このメンバーでも地力上位は間違いなく、あとは未対戦のライバル馬との勝負付けのみ。鞍上は桜花賞を制し、ノっている川田将騎手。先週とは異なり、今度は外枠がこの馬には向いているとは言えない。そのあたりどう導くかは見もの。

 ダートから一転芝のG1を制したアジアエクスプレス。注目された始動初戦のスプリングSは十分高い性能を裏付ける内容だった。ただ、今回、G1ながらスロー展開が予想されるが、スローの瞬発力勝負の実績がない点は気になる。また距離適性も未知の部分があり、大敗してしまう要素も多分に含んでいるのも否めない。しかし、一発快勝がありそうなのもこの馬で、朝日杯の内容がよかっただけに一叩きされた2歳チャンプはやはり脅威だ。

 イスラボニータの存在に隠れがちだが、クラリティシチーの地力も相当なもの。常に善戦どまりであるがその足跡は良い内容。特に前走スプリングSでの3着は相手関係を踏まえるとかなりの好内容。人気的にも盲点で、それゆえあえてイスラボニータより上位評価とした。後方からの競馬は今回は厳しいものとなるが、この馬は本命馬と同様、早めにマクるタイプであるし、その気になれば先行することも可能。どんなレースでも常に上位に来る混戦向きの実績はこういうレースでは旨味が大きい。

  前走弥生賞でトゥザワールドをハナ差まで急追してみせたワンアンドオンリー。東スポ2歳S、ラジオNIKKEI賞、弥生賞とクラシック王道トライアルを経ての参戦で当然主力を形成する1頭。ハーツクライ産駒ゆえ、中山はどうかなとも思えたが、前走は上手くこなしていた。差し一手の脚質は今回は有利には働かないが、それでも前走の好走はそれを打ち消すだけの内容を備えていた。

 6月の早い時期からデビューし、地味な存在からレースを使うごとに大きな成長をみせたイスラボニータ。デビュー時にみせていた出遅れ、イレ込み癖もほぼ解消された。スロー必至の中、我慢ができれば、瞬発力勝負には自信がある。ただ、やはり中山未経験は気になるところで、右回りには問題がないとしても、小回りとG前の急坂がこなせるかが焦点。また、レース間隔が開いている点も、早熟系のフジキセキ産駒ということを踏まえれば、不安は残る。調子がよくなければ見送りも考えていたが、調教過程でその考えは変わった。かなりの仕上がりでやはり有力馬の一角を担う存在といえよう。

 新馬戦でトゥザワールドが届かなかったバンドワゴン。その快速馬をきさらぎ賞でゴール前きっちりと捉え、一躍、有力馬の一角に名乗りを挙げたトーセンスターダム。無敗馬と鞍上人気によるオッズの低さが悩ましいところだが、やはり無視はしづらい。早くからダービーを意識され、ここは叩き台との位置づけだが、ぐんぐん成長を続ける発展途上馬だけにどんなレースをみせるか期待感の方が先立つ。

 レベル的には一段も二段も落ちる今年の若葉S。そこを勝利し権利を得たアドマイヤデウス。他有力馬との力関係はまだ不明ではあるが、底が割れておらず、ここでどんなレースをするかはわからない点が多い。連勝の勢いと、海外ジョッキーの少ない今ならこの鞍上はやはり警戒対象。

 穴を狙うならステファノスか。トライアル組ではないが、ここに来て身が入ってきて、500万下勝利後、すぐの重賞3着。大駆けがあってもそう驚けない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

17=16
→03,01,02,07,06,08
(30点)

17=03
→16,01,02,07,06,08
(30点)

あれもこれもと目移りするようなメンバー構成。ここから絞りこむのは至難の業だが、やはりもっとも信頼できそうなのはトゥザワールドだろう。ただ、決して抜けた存在でもなく、軸として複勝圏内を外さない軸としての本命。相手も難しいが時計的にレベルの高いスプリングS組を上位評価。

3連単マルチながし、2歳王者アジアエクスプレスをその相手筆頭。ややお遊び要素を含め、クラリティシチーに相手を買えても押さえておきたい。

ヒモは、有力どころのロサギガンティア、単騎逃げ見込めるウインフルブルーム、切れ味あるベルキャニオンも気になるが、印は回らなかった。余裕があれば手を広げておきたい。

ちなみに、馬連の払い戻しがお得みたいなので、馬連勝負もいいかも。
 『2014年度「払戻金への上乗せ」の追加実施について

2013年4月14日(日) / 中山 2000m 芝・右 内 / 晴・良
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 7  △ ロゴタイプ     牡3 57 Mデム  1:58.0  1
2[7] 14  ◎ エピファネイア   牡3 57 福 永  1/2     2
3[6] 12  ○ コディーノ     牡3 57 横山典  1.1/4   3
4[7] 15  △ カミノタサハラ   牡3 57 蛯 名  1.1/4   4
5[3] 5  × タマモベストプレイ 牡3 57 和 田  クビ    8
6[8] 18     テイエムイナズマ  牡3 57 武 豊  1      14
7[5] 10     マズルファイヤー  牡3 57 シュタ  1      15
8[8] 17     クラウンレガーロ  牡3 57 三 浦  ハナ    12
9[1] 1     メイケイペガスター 牡3 57 藤岡佑  クビ    10
10[1] 2  × インパラトール   牡3 57 Cデム  3/4     9
11[2] 4     ナリタパイレーツ  牡3 57 小 牧  1      16
12[8] 16  × フェイムゲーム   牡3 57 北村宏  1/2     7
13[4] 8  △ コパノリチャード  牡3 57 内 田  1.1/4   5
14[5] 9     サトノネプチューン 牡3 57 戸 崎  1.1/2   13
15[7] 13     ラブリーデイ    牡3 57 浜 中  1.1/4   17
16[3] 6     ミヤジタイガ    牡3 57 田中勝  クビ    11
17[6] 11     クリノヒマラヤオー 牡3 57 村 田  大差    18
18[2] 3     レッドルーラー   牡3 57 川 田  大差    6
  
払戻金 単勝 7 370円
    複勝 7 140円 / 14 150円 / 12 140円
    枠連 4-7 440円
    馬連 7-14 840円 / 馬単 7-14 1750円
    3連複 7-12-14 1210円 / 3連単 7-14-12 5920円
    ワイド 7-14 360円 / 7-12 320円 / 12-14 330円
  

感想と言い訳?!

  叩き合いに持ち込めばさすがのM.デムーロ騎手。ロゴタイプが見事にエピファネイアを力でねじ伏せる勝利を見せました。正直、3強の中では最も軽視していた・・・と言えるのですが、実に完成度の高い隙のない強さでした。力関係を明確化する非常に意味のある大きな勝利だったと思います。距離的にダービーでは微妙とささやかれていますが、評価を改める必要がありそうです。

 一方でエピファネイアは2着入線果たすも、それ以上に不安の残るレースでした。レコード決着の早い流れにも関わらず、またも折り合いを欠いてしまった。ダービーの頃には本格化との期待も持っていたのですが、距離が伸びて不安が増すのはむしろこちらの方かもしれません。ただ、それでも地力の高さはさすがとうならせるものがあり、巻き返しがあるか否か、ダービー予想はかなり難しくなってきました。

 コディーノもあまりスムーズな競馬が出来たとは言えませんが、こちらはきっちり3着入線してくれたことに個人的に評価です。やや、先着された2頭と離された印象もありますが、次走も期待できそうです。

 馬券的にはエピファネイアの3連単頭ながし推奨でしたが、一応2着ながしも押さえてました。
相手をコディーノのみ、またヒモも絞っていたので、堅い結果ながらも、幸いそこそこ利はありました。 ただ、それにしてもキレイに1~4番人気が並ぶとは・・・ですね。

2013/4/14 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 B
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
コース図
Bコース使用とはいえ、内の荒れ馬場の影響は顕著になってきている。昨年、内を突いたゴールドシップの奇襲もよぎるが、できるだけ距離ロスなく周り、好位から最後に外差しすることが理想型か。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   メイケイペガスター 牡3 57.0 藤岡 佑介
1 02 × インパラトール 牡3 57.0 C.デムーロ
2 03   レッドルーラー 牡3 57.0 川田 将雅
2 04   ナリタパイレーツ 牡3 57.0 小牧 太
3 05 × タマモベストプレイ 牡3 57.0 和田 竜二
3 06   ミヤジタイガ 牡3 57.0 柴田 善臣
4 07 ロゴタイプ 牡3 57.0 M.デムーロ
4 08 コパノリチャード 牡3 57.0 内田 博幸
5 09   サトノネプチューン 牡3 57.0 戸崎 圭太
5 10   マズルファイヤー 牡3 57.0 シュタルケ
6 11   クリノヒマラヤオー 牡3 57.0 村田 一誠
6 12 コディーノ 牡3 57.0 横山 典弘
7 13   ラブリーデイ 牡3 57.0 浜中 俊
7 14 エピファネイア 牡3 57.0 福永 祐一
7 15 カミノタサハラ 牡3 57.0 蛯名 正義
8 16 × フェイムゲーム 牡3 57.0 北村 宏司
8 17   クラウンレガーロ 牡3 57.0 三浦 皇成
8 18   テイエムイナズマ 牡3 57.0 武 豊
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
早々飛ばす馬はいないが、極端に緩むこともない平均ペースでの推移が予想される。
信頼度
B
頭信頼
不安がない訳ではないが、本命馬の頭を信頼したい。混戦に見えつつも、地力上位馬は比較的明確。
予想本文 

 クラシック第一弾、皐月賞。昨年は雨の影響と乱ペースの中、ゴールドシップが鮮烈な勝ち方を見せた。あのときにはまさかそのまま有馬記念まで制してしまうとは思わなかったが、今年はどのような馬が出てくるのか、見渡すとなかなか興をそそるメンバーが揃った。

 本命はエピファネイアで不動とする。スペシャルウィーク産駒の日米オークス馬、そしてやはり福永騎手のお手馬だったシーザリオの仔。否応なく注目されたデビュー戦を直線突き抜ける圧巻の勝利。続く京都2歳S、ラジオNIKKEI賞と、準王道路線を勝ち進んだ。そして迎えた豪華メンバーの弥生賞。当然の圧倒的1番人気も、4着と敗れてしまった。この結果は相応にショックではあるが、弁明できる言い訳も多々あった。直前の騎手の乗り替わり、休養明け、大外枠など・・・。まだ幼さゆえか、どうにも行きたがる馬ゆえ、いずれもマイナスに作用してしまった。それでも直線はいったん抜け出しながら最後に力尽きての僅差4着。見限るような結果ではなかった。やはり地力的には世代トップはこの馬ではなかろうか。気性的に難しいところのある馬だが、今度は手の内を知る主戦の福永ジョッキーに戻る。牡馬クラシックには縁遠い事が心配といえば心配だが、プライベートでの結婚も機として、かつての愛馬の仔でここはスカッと勝ってほしい。

 本来この世代の中心だったコディーノは、絶対に勝たねばならない朝日杯3歳Sで、ロゴタイプに敗れてしまった。その際は鞍上の横山典騎手はM.デムーロ騎手の握手を拒むほど。次の弥生賞では別路線のエピファネイアに1番人気を奪われる始末で、レースでは先着を果たしたものの3着という結果。ここも依然として1番人気を争う存在とはいえ、その絶対的信頼感に陰りがあるのは事実。また、もともと強い調教のいらない馬ではあるが、調教での熱意もあまり伝わってこなかった。その点で本命はエピファネイアに譲ったが、その地力の高さへの評価は変わらない。前走3着も、あの展開でもきっちり3着入線したことは、逆に大きなよりどころとなる。3着複勝圏という意味ではやはりこの馬の安定感がNo1だろう。

 ロゴタイプはM.デムーロ騎手が乗ってから土つかずの3連勝。やはり皐月賞では、先行できることはメリットが色々と多い。多数頭の中、経済コースをまわり、直線では馬場のいいところを選ぶという理想の競馬が可能。さらにこの馬は器用さとレースセンスの良さがあり、この鞍上にとっては実にうってつけ。難を言えば、ややスケール感に欠ける点は否めない。朝日杯での勝利は見事だが、鞍上の手腕によるものという印象はまだ拭い切れていない。もちろん、そんな中、1番人気に応えた前走はは十分に評価に価するが、メンバー的には1枚落ちだっただけに、過信はできない。

 同様に先行して突き放すことができるのはコパノリチャード。一介のマイラーと断じるのはどうにも危険な気がする。今回、場合によってはハナを切ることも考えられるが、そのまま押し切ってしまうことだってありそうだ。父ダイワメジャーの名を出せばそのイメージも沸くだろう。距離なのか、脚質なのかはよくわからないが、重賞勝ちを含む4戦3着以下なしという実績の割には、人気がないようにも思える。個人的にはもう少し評価されてもよいように思う。

 豪華メンバーの弥生賞、前哨戦にして2強対決となったこのレースを、してやったりで勝利をしたカミノタサハラ。無論、フロックなどではなく、実力を伴ってのものではあるのだが、相手はまだ本調子ではなく、またその際の鞍上だった内田騎手の好騎乗も光った。そういう意味で、今回主戦の蝦名騎手に戻るにあたり、名手に失礼ながら、あまり期待感が持てなかった。それゆえ、一時は無印も考えていたほどだが、馬自身の方がすこぶる調子よく、調教では素晴らしい動きを見せている。これなら例え本命馬に上積みがあろうと、なんとかなりそうだ。

 これ以下は中々混戦模様で、すべてを挙げきれないが、まずは前走スプリングSで届かないながらも、怒濤の追い込みを見せていたフェイムゲーム。京成杯で中山2000mでの重賞実績もあり、上手く流れに乗れれば、ここでも怖い存在。

 実績という点ではタマモベストプレイの安定感もなかなかのもの。距離不安がささやかれるが、きさらぎ賞、スプリングSを連対してきた馬があと1ハロンが効かないとは思えない。切れる脚がない印象もあるが、渋とい先行力は魅力。

 先週の桜花賞は見事だったC.デムーロの駆るインパラトールは1叩きの変わり身が怖い。1頓挫あった中での若葉Sでそれなりの競馬を見せており、まだ底を見せていない点が不気味。さらにこの鞍上と、ディープインパクト産駒である点は、どうしても意識せざるを得ない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着2着ながし:

1着:14
2着:12
→07,08,15,16,05,02
(6点)

1着3着ながし:
1着:14
3着:12
→07,08,15,16,05,02
(6点)

やはりプレ皐月賞といえる弥生賞組には信頼が置ける。
その中で圧倒的1、2番人気だったエピファネイアとコディーノ。 この両雄が敗れたことで、やや混乱気味になっていはいるが、引き続きこの2頭中心の舞台とみる。
どちらも依然として1、2番人気ではあるが、単勝4倍近い信頼度まで落ちていることは逆に絶好の買い場だ。
特にエピファネイアは、まだ危うさも残すが地力は世代トップの器とみる。

今回は軸の方を絞り込んで勝負したい。
エピファネイアの1着固定、さらに相手もコディーノに固定し、ヒモを点数を広げての戦略。

3連単、エピファネイア-コディーノで、1-2着ながしと、1着-3着ながし。
ヒモは全通りでもいいくらいには押さえておきたい。

2012年4月15日(日) / 中山 2000m 芝・右 内 / 晴・稍重
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 14  ○ ゴールドシップ   牡3 57 内 田  2:01.3  4
2[5] 9  ▲ ワールドエース   牡3 57 福 永  2.1/2   2
3[3] 6  △ ディープブリランテ 牡3 57 岩 田  3/4     3
4[7] 15     コスモオオゾラ   牡3 57 柴田大  ハナ    6
5[8] 18  ◎ グランデッツァ   牡3 57 Mデム  1.1/4   1
6[4] 8     サトノギャラント  牡3 57 横山典  ハナ    9
7[4] 7     ベールドインパクト 牡3 57 藤岡佑  クビ    13
8[2] 4     メイショウカドマツ 牡3 57 藤岡康  ハナ    11
9[1] 1     モンストール    牡3 57 柴田善  1/2     16
10[5] 10     スノードン     牡3 57 北村友  3/4     18
11[3] 5     アーデント     牡3 57 藤 田  ハナ    8
12[2] 3     トリップ      牡3 57 田 辺  クビ    7
13[6] 12     フジマサエンペラー 牡3 57 田中勝  1/2     17
14[8] 17     ロジメジャー    牡3 57 安 藤  3/4     15
15[7] 13     シルバーウエイブ  牡3 57 北村宏  アタマ  14
16[6] 11     マイネルロブスト  牡3 57 武 豊  3/4     10
17[8] 16  × ゼロス       牡3 57 川 田  5      12
18[1] 2  × アダムスピーク   牡3 57 ピンナ  8      5
  
払戻金 単勝 14 710円
    複勝 14 210円 / 9 160円 / 6 200円
    枠連 5-7 890円
    馬連 9-14 1220円 / 馬単 14-9 3190円
    3連複 6-9-14 2050円 / 3連単 14-9-6 12620円
    ワイド 9-14 500円 / 6-14 700円 / 6-9 460円
  

感想と言い訳?!

 なんとゴールドシップが圧勝してしまいました。いやもちろん期待はしてはいましたが、2馬身もあけるような実力差はなかったはずです。荒れた内を嫌って他馬が外に振る中、ただ一頭、内をすくったことが要因であることは誰の目にもあきらかでした。
前日の雨の影響も多分に残り、内は相当馬場が悪く、他馬が外を選んだのももっともで、いくらコースロスがなくとも内を攻めるのは人馬ともリスクは高かった。
そんな中での見事な好騎乗と、それにしっかり応えた馬に感動しました。

 そして他馬が大きく外にふくらんだ煽りをくったのが、ワールドエースとグランデッツァ。しかし超大外からワールドエースは猛追してみせた。 この末脚は凄まじく、ある意味一番強い競馬をしてみせました。皐月賞では直前で2番人気に落ちたが、これでダービーでは1番人気の座を不動なものにしたといっていいでしょう。私も逆らう気はおきません。(笑)

 軸に据えたグランデッツァの5着大敗は堪えました。複勝圏内はかなり自信あったんですが、まさかあんな後方から進めるとは思いませんでした。 もともと一瞬の切れる脚を持ってないので、直線ではワールドエースに並ぶ間もなく交わされてしまってました。
ただ、この馬の持ち味が活きたわけではないので、次回の巻き返しはまだ期待できそうです。

2012/4/15 3歳オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山 B
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
コース図
パンパンの良馬場とはいわないまでも前日までの雨模様もひとまず回復。
内回りで直線短く直線の坂。展開一つでしばし大きな波乱も誘発するコース設定。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   モンストール 牡3 57.0 柴田 善臣
1 02 × アダムスピーク 牡3 57.0 ピンナ
2 03   トリップ 牡3 57.0 田辺 裕信
2 04   メイショウカドマツ 牡3 57.0 藤岡 康太
3 05   アーデント 牡3 57.0 藤田 伸二
3 06 ディープブリランテ 牡3 57.0 岩田 康誠
4 07   ベールドインパクト 牡3 57.0 藤岡 佑介
4 08   サトノギャラント 牡3 57.0 横山 典弘
5 09 ワールドエース 牡3 57.0 福永 祐一
5 10   スノードン 牡3 57.0 北村 友一
6 11   マイネルロブスト 牡3 57.0 武 豊
6 12   フジマサエンペラー 牡3 57.0 田中 勝春
7 13   シルバーウエイブ 牡3 57.0 北村 宏司
7 14 ゴールドシップ 牡3 57.0 内田 博幸
7 15   コスモオオゾラ 牡3 57.0 柴田 大知
8 16 × ゼロス 牡3 57.0 川田 将雅
8 17   ロジメジャー 牡3 57.0 安藤 勝己
8 18 グランデッツァ 牡3 57.0 デムーロ
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
Hs
ハイスロー
ともに前走でスタートに失敗した逃げ馬2頭。 有力馬に先行タイプが揃い、やや早めのペース予想。
信頼度
B
上位拮抗
実力馬揃いの好メンバー。
裏付け要素高く、堅めに収まるムード。それゆえ、波乱があれば大きく高配も。
予想本文 

 トライアルの結果から主軸候補となれるが5頭以上も揃うという好メンバーが揃った。
果たして世代最強への第一関門を制するのはどの馬か。競馬ファンにとっては心躍る垂涎の一戦となりそう。
それにしてもディープインパクト産駒が目立つ。SS後継種牡馬の座を確固たるものにしつつあるかもしれない。

 大外枠が気にならないわけではないが、グランデッツァを中心に据える。
ラジオNIKKEI賞2歳Sではアダムスピーク、ゴールドシップに遅れをとったが、鞍上変わって臨んだスプリングSをディープブリランテに快勝して復権。高いレベルのレースを常に勝ち負けしてきた内容に加え、ベースが中山向きの先行脚質で、さらにどんなレースでもできる自在性がある。
鞍上にデムーロを配し、調教内容も貫禄をみせつけるとあって、最も死角が少ないと言わざるを得ない。ただ、惜しむらくは大外枠だが、この馬はずっと外枠のレースを続けており、かえってその方が良いとも言えそう。スタート後、コーナーまで余裕ある今回のコースなら、すんなり先行できるのではないだろうか。実力馬互角の中、1番人気を本命に据えるのにはやや抵抗があるが、それだけの説得力は持っている。不動の本命とは言いがたい側面もあるが、まず大崩れはないだろう。

 メジロマックイーンの母系にステイゴールドというトレンド血統のゴールドシップ。血統はトレンドながら有力馬の中では実績の割には比較的地味な存在で馬券的には狙いやすい。この馬は基本は先行型だが、出負け癖がある。だが、その場合も後方からレースを進めることができ、しっかしと差せる自在性が頼もしい。特にずっとスタートで失敗していながら、前走、共同通信杯ではうまく出たのは成長の証と捉えても良さそう。ただ、その共同通信杯から間が空いて、ぶっつけというのは、やはり気に掛かる。また、その割に調教過程も積極的なものでもなかった。一応は予定通りもあるので、大きなマイナスとは思えないが、当日の気配は確認必須。距離が伸びても良いタイプでダービー向きとは思えるが、ここで大敗するようならもちろん話にならない。

 他の有力馬と直接対決のない別路線組となるワールドエース。その力関係が不明な以上、過信は禁物だが、軒並み先行馬が中心だけに末脚自慢のこの馬はやはり魅力的。特に2走前のきさらぎ賞は凄まじい。完全なスローペースの前残りの展開を33秒フラットという恐ろしい上がりで差しきった。長く持続力のある末脚は父親を彷彿させる。中山内回りは先行有利ではあるが、今回は逃げ馬も揃ってある程度ペースは速いはず。ならば未対戦の有力馬をまとめて差しきることも期待できそう。ただ一方、後半必ず伸びる脚があるが先行勢も強力な上、直線が短い。それゆえ追いつく頃にはすでにゴールという展開も逆にありえる。さらに未確定要素も比較的多く、初の輸送がどうかで当日の馬体重には注意が必要。やはり他有力馬との力関係が未知という点も気に掛かる。
その点で少し割り引いたが、破壊力は抜群。まさに▲の印がふさわしい馬だといえよう。

 ディープブリランテはここ2戦、1馬身以上離されての2着の続いてしまった。やはり気になるのは折り合いで、頭を上げながら前に出て行く姿が目に付き、案の定、直線で踏ん張れないことが続いた。しかし、前走に限ってはグランデッツァに離されたものの、意図的に馬を下げ、好位からレースを進めるという成長ぶりをみせた。もちろん、あれだけではまだこの相手には通用しないが、さらなる気性的な成長が見込めれば、もともと持っているポテンシャルは随一だけに面白い。あっという間に先行抜け出しを計る脚はあるだけに、とにかく最後の踏ん張りが利けば後続を完封することも可能。幸いペースがあがってレースはしやすくなる上、好枠を引いた。このままこの鞍上が黙ってやられるとも思えない。

 弥生賞の大敗で人気を落とすようなら、アダムスピークも狙い目となる。弥生賞は超スローペースで言い訳の効く内容だった。巻き返してくる要素は十分あり、内枠を引いて、ヤネには外人ジョッキー。今回の本命、対抗馬に先着した実績は評価せねばなるまい。馬場は良いに越したことはなく、当日の回復に期待したいところ。

 上記5頭がやはり中心となるだろう。しかし、他馬にも力のある馬が揃っており、食指は動く。とはいえ、概ね上位決着で、かつ実力伯仲となると、なかなか手も広げづらい。その中で1頭挙げるなら、前走スタートに失敗して逃げ切れず大敗したゼロス。5頭立てのレースでワールドエースを完封した実力は一介の逃げ馬ではできない芸当。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸1頭マルチ:

18
→14,09,06,02,16
(60点)

軸2頭マルチ:
18=14
→09,06,02,16
(24点)

主力馬はすでにトライアルで実績積み、一定の信頼を得ている。その中でもわずかに地力の優劣は測ることが出来たが、皮肉にも実績の高いものが外枠に割り振られた。どんなハンデキャッパーも舌を巻く見事なバランスの枠の振り分り。これで有力馬は完全に互角の様相を呈した。そしてそのレベルも高く、上位争いはこれらの上位人気馬で決まる公算が強い。ただ、3着圏内なら他馬にもつけいる隙はあり、楽しみが多い反面、馬券としては難しい。オッズの兼ね合いがあるため、ここは軸馬しっかりと定めて少数頭での勝負となる。

人気でもグランデッツァを中心視。馬券はここから3連単1頭軸マルチながし。ただ、100倍越えるのも難しくなるため、金額には差をつけたい。その意味で、グランデッツァ、ゴールドシップの2頭軸マルチながしを重ねておく。

2011年4月24日(日) / 東京 2000m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 12  ○ オルフェーヴル   牡3 57 池 添  2:00.6  4
2[2] 4  ◎ サダムパテック   牡3 57 岩 田  3      1
3[1] 2     ダノンバラード   牡3 57 武 豊  1.1/4   8
4[7] 15     デボネア      牡3 57 佐 藤  3/4     14
5[3] 5  ▲ ナカヤマナイト   牡3 57 柴田善  1/2     2
6[4] 7     ロッカヴェラーノ  牡3 57 吉田豊  アタマ  15
7[8] 16  X トーセンラー    牡3 57 蛯 名  3/4     5
8[5] 10     エイシンオスマン  牡3 57 後 藤  クビ    16
9[8] 17     プレイ       牡3 57 松 岡  ハナ    13
10[1] 1  X ステラロッサ    牡3 57 川 田  1/2     7
11[6] 11  △ ベルシャザール   牡3 57 安藤勝  1/2     3
12[7] 14  X フェイトフルウォー 牡3 57 田中勝  3/4     11
13[3] 6     ダノンミル     牡3 57 内 田  ハナ    6
14[5] 9  X カフナ       牡3 57 丸 山  クビ    12
15[2] 3     ノーザンリバー   牡3 57 四 位  1/2     9
16[8] 18     オールアズワン   牡3 57 藤 田  クビ    17
17[4] 8     ビッグロマンス   牡3 57 北村宏  大差    18
18[7] 13     リベルタス     牡3 57 横山典  大差    10
  
払戻金 単勝 12 1080円
    複勝 12 300円 / 4 130円 / 2 550円
    枠連 2-6 570円
    馬連 4-12 1260円 / 馬単 12-4 3740円
    3連複 2-4-12 9220円 / 3連単 12-4-2 55450円
    ワイド 4-12 630円 / 2-12 3840円 / 2-4 1330円
  

感想と言い訳?!

いくら東京コースでも、簡単にはいかないだろうと思っていたオルフェーブルが圧勝しました。 ここ数走で、かなりの成長を見せておりましたが、見事な競馬っぷりでした。
この勝利でおそらくダービーでの1番人気は確定と思います。

一方でサダムパテックも、もうダメかと思われた直線で突然目の覚めるような差し替えしを見せました。2着死守はさすがでしたが、勝ち馬とは差を感じる結果となってしまいました。

きれいに本線2頭が入ったとはいえ、やはりヒモ争いは難しい結果となりました。
前走のあまりにも惨敗で人気落ちしたダノンバラードが粘りきりました。

結局、最後まで切りきれず、無駄ダマとなってしまったナカヤマナイトは、一応は自分の競馬は出来たように思えます。
しかし、ホープフルS組はそこそこの結果で終わってしまいました。
やはり一歩地力が足りないのかもしれませんね。

2011/4/24 3歳オープン 牡57キロ 牝55キロ 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 A
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
コース図
前日までの雨もレース時までには回復の模様。
東京2000mは外枠は圧倒的に不利。
ペースも落ち着きがちで、直線長くとも、先行馬に利がある。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ステラロッサ 牡3 57.0 川田 将雅
1 02   ダノンバラード 牡3 57.0 武 豊
2 03   ノーザンリバー 牡3 57.0 四位 洋文
2 04 サダムパテック 牡3 57.0 岩田 康誠
3 05 ナカヤマナイト 牡3 57.0 柴田 善臣
3 06   ダノンミル 牡3 57.0 内田 博幸
4 07   ロッカヴェラーノ 牡3 57.0 吉田 豊
4 08   ビッグロマンス 牡3 57.0 北村 宏司
5 09 カフナ 牡3 57.0 丸山 元気
5 10   エイシンオスマン 牡3 57.0 後藤 浩輝
6 11 ベルシャザール 牡3 57.0 安藤 勝己
6 12 オルフェーヴル 牡3 57.0 池添 謙一
7 13   リベルタス 牡3 57.0 横山 典弘
7 14 フェイトフルウォー 牡3 57.0 田中 勝春
7 15   デボネア 牡3 57.0 佐藤 哲三
8 16 トーセンラー 牡3 57.0 蛯名 正義
8 17   プレイ 牡3 57.0 松岡 正海
8 18   オールアズワン 牡3 57.0 藤田 伸二
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
SH
スローハイ
飛ばす馬がおらず、加えて東京コース。
各馬じっくり構えるのは間違いなく、直線での末脚勝負の上がりの競馬が濃厚。
信頼度
C
実力均衡
突出した馬がいない横並びの状態。
展開ひとつ。
予想本文 

 新馬券、「WIN5」が開始される。あまり本稿では関係性は薄いことではあるが、やはり今後は多少「単勝」ということは念頭において考慮していきたい。
さて、今週は皐月賞。
震災の影響で、1週間伸びた上、東京コース開催と異例の事態。
この影響がどう出るかは微妙ではあるが、荒れる要素の少ない力通りの結果となりそう。
とはいえ、今回のメンバーは正直、横一線ではあるので、現時点での力関係はまだはっきりしておらず、ここでの結果がそのままダービーへと反映する可能性がある。

 本命にはサダムパテック。比較的、安定感のある馬が有力馬に揃ったが、この馬はややモロさが残り、不安定さはある。それでも本命に据えたのは、鞍上の安心感を買ったというのもあるが、東京コースであること。東スポ2歳Sで圧勝した時の末脚には素晴らしいものがあった。
朝日杯では遅れをとったが、それは中山コースでやや窮屈な競馬になったことは否めない。
そこで注目された中山での弥生賞だが、うまく先行して最後はやや一杯になりながらも、なんとか勝利できたことは大きい。今回は東京コースとはいえ、前残りも十分ある展開だけに、起用さが身についた点は高く評価したい。ただ、前走がそうであったように、まだ末脚のキレには今のままではモノ足らない。このレースで目の覚めるような勝ち方ができれば、道は開けるだろう。

 もし今回が例年どおり中山開催ならここまで評価をしなかったオルフェーブル
兄ドリームジャーニーと同じく、後方からのずば抜けた末脚が武器。
東京コースでは過去大敗してしまったが、出遅れに加え、スローで前が止まらなかった事が敗因。
今回も開幕週の絶好馬場での東京コース。
ペースも期待ほど早くならないだろうし、最後方からでは届かないだろう。
ただ、この馬の場合、中山よりは絶対的に東京向きだと思われる。
レースを重ね、折り合い不安が薄れた今なら、一発に期待したい。

 もう7戦も経験しているナカヤマナイトはレースセンスと安定感が売り。
自在性があり、かつ末脚も33秒台の脚が使える。
加えて前走では東京コースで内からしぶとく伸びたあたりに逞しさ。
上記2頭より、確実に安定したレースが期待できる。
そういう意味では「○」(対抗)が印的に妥当ではあるが、人気を背負ってるだけに素直にいけない面があった。欠点の少ない馬だが、早い流れでの切れる末脚はまだ見ていないので、そこが唯一の不安材料。

 今回主力を形成しているホープフルSの覇者、ペルジャザール
もし中山開催だったらこの馬を本命にしたと思う。それほど上位との差は僅かで、力の差はないと言っていいだろう。特に先行力があるので、流れが遅い今回のメンバーなら、出し抜ける展開も期待できる。東京コースでの共同通信杯では4着だが、出遅れた上、終始外外を回らせられる展開。
SS産駒にキングカメハメハは今はトレンドともいえる血統背景。
十分頭まで伺える存在。

 トーセンラーは外枠が痛かった。
それでも前走は逃げ馬の前残り濃厚な中、オルフェーブルと同等の凄い脚で突っ込んで勝利した。
地力十分。

 フェイトフルウォーは少し間隔が空いたとはいえ、それなりに切れる脚を持つ。
特に早い流れになっても使える脚があり、このメンバーでも侮れない。

 ステラロッサはまだ未知数な面もある。
前走の3着は立派だが、展開が向いた感もある。ここでどういうレースをしてくるかが面白い。

 ホープフルSでは3馬身ほど離されたとはいえ、カフナも上位入選馬。
その後も安定したレースをしており、新鋭ジョッキーの勢いも買って1票。

 他、無印馬についても、ここで好走する可能性がある馬が多くおり、ヒモ圏内は相当に広いことも付け加えておく。特にそれまで人気だったのにも関わらず、1度の大敗で大きく人気を落とした体のダノンバラード、オールアズワン、リベルタスらのリベンジもないとは言えない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

04=12
→05,11,16,14,01,09
(36点)

04=05
→12,11,16,14,01,09
(36点)

構図としては、サダムパテックVSホープフルS組。
やはりホープフルSの上位馬はその後もしっかり成績を残している点は安心感がある。
ただ、勝ったり負けたりなので、ここでも大崩れのない信頼感はあるが、地力としてパンチに欠けるのも事実。
そういう意味ではサダムパテック、オルフェーブルには不安要素があるもの、スケール感で魅力がある。
とはいえ、当てにならない面も多分にあり、さらにどこから伏兵が飛び出すか、余談を許さぬ情勢。

馬券は3連単2頭軸マルチながし。
サダムパテックは固定だが、相手はオルフェーブルとナカヤマナイトを両方押さえておきたい。
ただ、もし軸が2頭決まっているなら、全ながしでもよいくらい。

2010年4月18日(日) / 中山 2000m 芝・右 内 / 晴・稍重
サラ系3歳 / 牡・牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13  ◎ ヴィクトワールピサ 牡3 57 岩 田  2:00.8  1
2[8] 16  △ ヒルノダムール   牡3 57 藤 田  1.1/2   6
3[6] 11     エイシンフラッシュ 牡3 57 内 田  ハナ    11
4[3] 5  ▲ ローズキングダム  牡3 57 小 牧  ハナ    2
5[8] 18  X アリゼオ      牡3 57 横山典  3/4     3
6[1] 1  △ リルダヴァル    牡3 57 福 永  1/2     5
7[3] 6     ゲシュタルト    牡3 57 勝 浦  クビ    12
8[7] 15     ダイワファルコン  牡3 57 北村宏  クビ    10
9[7] 14  X レーヴドリアン   牡3 57 藤岡佑  クビ    9
10[4] 7     レッドスパークル  牡3 57 秋 山  3/4     13
11[6] 12  ○ エイシンアポロン  牡3 57 池 添  1.3/4   4
12[4] 8     バーディバーディ  牡3 57 松 岡  1.3/4   16
13[8] 17     ガルボ       牡3 57 後 藤  1.1/4   14
14[2] 3     トーセンアレス   牡3 57 田中勝  クビ    18
15[5] 9     サンディエゴシチー 牡3 57 浜 中  クビ    15
16[5] 10     シャイン      牡3 57 和 田  2      17
17[2] 4     ネオヴァンドーム  牡3 57 安藤勝  ハナ    8
18[1] 2  X ハンソデバンド   牡3 57 蛯 名  2.1/2   7
  
払戻金 単勝 13 230円
    複勝 13 130円 / 16 280円 / 11 720円
    枠連 7-8 550円
    馬連 13-16 1260円 / 馬単 13-16 1920円
    3連複 11-13-16 11410円 / 3連単 13-16-11 35220円
    ワイド 13-16 540円 / 11-13 1440円 / 11-16 4080円		
  

感想と言い訳?!

 ヴィクトワールピサが責務を果たす完勝。
やや後方から、それも内に潜り込む競馬となり、案の定、直線ごちゃつく馬群にいながら弥生賞と同じように再現してみせました。
単純に速いとか、すごい脚というのでない、別の意味での強い馬という表現がぴったりきます。
トータル競馬能力の非常に高い馬ですね。

 2着には、気持ち的には最も肩入れしていたヒルノダムールが差し込みました。
予想にも記載しましたが、これでダービーでは非常に楽しみな存在となったことアピールできました。

 2、3着争いが微妙でしたが、ローズキングダムをハナ差交わしてエイシンフラッシュ。
休養明けを嫌って印は打ちませんでしたが、力のあるところをみせてくれました。

 意外だったのはエイシンアポロンであまり見せ場のない大敗でした。
うーん。どうしたんでしょうか。

いずれにせよ、ダービーでも今回と同様、頭ひとつ抜けているヴィクトワールピサに差が無く実力馬がひしめきあっている情勢となりそうです。
余談ですが、今年はG1レースが大きくは荒れないお陰で、私は馬券では珍しく(?!)負け知らずなのですが、押さえばかりで大きな勝ちもありません。
コツコツ貯めてドカンとやられないよう気を引き締めたいところです。

2010/4/18 3歳オープン 牡57キロ 牝55キロ 指定 国際
施行コース
  • 11R
    中山
  • 芝2000m
    内・右回り
  • 稍重
    見込み
コース図
日本一といっていいトリッキーなコースの中山2000m。
内枠先行馬がダントツ有利だが、包まれる危険性も高く、地力通りに決まらない事も多い。
馬場がどこまで回復するかも大きなポイント。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 リルダヴァル 牡3 57.0 福永 祐一
1 02 × ハンソデバンド 牡3 57.0 蛯名 正義
2 03   トーセンアレス 牡3 57.0 田中 勝春
2 04   ネオヴァンドーム 牡3 57.0 安藤 勝己
3 05 ローズキングダム 牡3 57.0 小牧 太
3 06   ゲシュタルト 牡3 57.0 勝浦 正樹
4 07   レッドスパークル 牡3 57.0 秋山 真一郎
4 08   バーディバーディ 牡3 57.0 松岡 正海
5 09   サンディエゴシチー 牡3 57.0 浜中 俊
5 10   シャイン 牡3 57.0 和田 竜二
6 11   エイシンフラッシュ 牡3 57.0 内田 博幸
6 12 エイシンアポロン 牡3 57.0 池添 謙一
7 13 ヴィクトワールピサ 牡3 57.0 岩田 康誠
7 14 × レーヴドリアン 牡3 57.0 藤岡 佑介
7 15   ダイワファルコン 牡3 57.0 北村 宏司
8 16 ヒルノダムール 牡3 57.0 藤田 伸二
8 17   ガルボ 牡3 57.0 後藤 浩輝
8 18 × アリゼオ 牡3 57.0 横山 典弘
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
先行有利は周知だけにペースはあがりやすい。
スローになってもおかしくないメンバー構成だが、G1だけにそこまでは落ちない。
信頼度
B
軸不動
本命馬の地力優位は明白。
とはいえ、それに劣らぬ地力馬が揃い、このコースはマギレも生じやすい。
予想本文 

 昨年の皐月賞はかなり早い流れである種異様なレースとなり、アンライバルドが驚異的なコーナー抜けだしで勝利をもぎ取った。
その年、続くダービーは重馬場で、皐月賞とは全く異なる展開となり、結果も大きく変化した。
近年ない連動性のないクラシックとなったが、あれが昨年だけのものなのか、今年も引き続く傾向となるのかが見どころとなりそう。
各トライアルを別路線で勝ち抜いた精鋭が集い、かなり面白いレース構成になった。
後はやはり馬場が渋化しているので、なんとか回復してほしいところ。

 ヴィクトワールピサの本命に逆らう余地はない。
直前の武豊騎手の落馬負傷により、手替わりとなったが、ウォッカを思い出す岩田騎手の乗り変わりはむしろプラス要素と考えたい。
骨っぽい相手が揃ったが、この馬の評価したいところは、これまで接戦ながらしっかりとゴール前で差しきって勝利していること。
新馬戦はローズキングダムに敗れたが、猛追届かずで差された訳ではなく、相手の力量を見誤った感。
またこのレースと同条件の弥生賞を重馬場で勝利した点も大きい。
行き所をなくして完全に負けパターンにも関わらず、抜け出したエイシンアポロンを短い直線で差しきった。 これで馬込み、重馬場、中山内2000mへの不安要素はなくなり、死角らしい死角はなくなった。
皐月賞は波乱要素も高く、決して絶対視はできないとはいえ、複勝圏内はまず大丈夫だろう。

 決して本命馬の独裁ではないと思うが、実力差わずかの好メンバーの中で2番手はエイシンアポロン
前走でヴィクトワールピサに敗れはしたが、常に堅実な成績を残す確かな末脚と勝負根性がある。
確かに前走の敗北と、勝ちきれないという点がどうしても地味に映りがちではある。
しかし、早い流れでしっかりとした末脚を見せている実績は、条件戦を連勝してきた馬より信頼が高い。
さらにここまでの調教過程がなんとも秀逸で、先週は坂路49秒台の1番時計。
2週連続で一杯に追われ、体調面も万全。
この馬も死角の少ない一頭といえよう。

 もう少し人気を落とすかと思われたローズキングダムだが、さすがに単勝2番人気に収まりそう。
そうなるとやや買う気も失せてくるのだが、それでもこれ以下に評価するのは難しい。
前走は思わぬ敗北だが、休養明けの中、しっかりと伸びては来ていた。
どちらかというと反応が遅れたという感じで、そこが前走の一叩きで改善されてくると、やはり本命馬を脅かす存在。ただ、前走から変わらないようでは黄信号で、地力は高いが、そういった不安要素を背負っている点で、上記2頭には印を譲った。

 ヒルノダムールの末脚はかなり強烈なものがある。
若駒Sではルーラーシップを破り、若葉Sでは内容的には勝利に近いといっていいもの。
この2レースは重賞ではないが、レース内容のレベルがかなり高く、ラジオNIKKEI賞の4着も本命馬に1馬身弱の僅差。
2000mを4戦経験していることも強みで、やはり大敗が考えにくい。
ここでのレースぶりによっては、ダービーでは主役を務める可能性を秘めた一頭。

 早くからその高い素質に注目が集まっていたリルダヴァル
秋の野路菊Sでは33.2秒の脚を披露し、一躍中心馬に踊り出たところでの骨折。
その復帰初戦が気になるところだったが、2馬身差3着なら上出来といったところ。
無論、それ以上の上積みが必要とはなるが、昨秋の状態まで戻れば地力的にはトップクラス。
スローペースだけしか経験がない点が、折り合いは心配ない反面、G1の早い流れがどうかという未知の部分となる。

 いかにも皐月賞向きなのが、アリゼオ
先行して早め抜け出しができるのは大きな強みで、少しでもペースが落ちるようならこっちのものと言えよう。 外枠ではあるが、中山2000mは最初の直線が長いため、十分好位はとれるはずで、逃げるつもりでなければ気になる材料ではない。
鞍上もかつてセイウンスカイでこのレースを勝った横山典騎手。
まさに当時と同じようなレースが理想。
ただ、やはり早い流れがどうかという点と、人気を背負いすぎという印象が強い。
ヒルノダムールに勝ったとはいえ、今年の関西馬はやはり強力とみてこの評価まで。

 ハンソデバンドは評価が難しい。
実績的には申し分なく、経験したレースレベルも高い内容。
ただ、折り合いはかなり難があるレースぶりで、距離が伸びてどうかの懸念が残る。
それでもあれだけ折り合いを欠いて共同通信杯を勝つのだから、地力は十分あるとみるが、相手を考えると連下まで。

 レーヴドリアンは追い込み一手だけに突っ込みが怖い。
ただ、いかんせんこのレースでは、追い込み馬には分が悪い。
それでもきさらぎ賞でみせた後方一気はやはり押さえには必要と思わせるほどの迫力があった。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

フォーメーション:

1着:13
2着:12,05,16,01
3着:12,05,16,01,18,02,14
(24点)
1着:12,05,16,01
2着:13
3着:12,05,16,01,18,02,14
(24点)
かなり面白いメンバー構成になったが、それゆえ馬券戦略もかなり難しい。
なにぶん、この時期では、まだ底を見せてない部分が多く、別路線で戦った馬の地力の優劣を計るには判断材料が少ない。
上記で印を打った馬はどれが勝利してもおかしくないが、1番人気は承知の上でヴィクトワールピサを中心。どのような展開でも差し込める脚はやはり信頼に足る要素。
ただ、どう絞り込むかが難しい。
上記以外にも気になる馬はいるが、そこまで手を広げられない。
オッズを考えれば、さらに絞り込む必要もあり、ここはヴィクトワールピサの1着固定を本線としたい。
他馬はかなり微妙なので、3連単は頭固定のフォーメーション。
マギレの生じやすい皐月賞だけに、できれば押さえでヴィクトワールピサの2着固定も持っておきたいところ。

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bakusuinobitaです。
一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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  119. 2010年5月 [10]
  120. 2010年4月 [4]
  121. 2010年3月 [2]
  122. 2010年2月 [2]

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