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2019年10月27日(日) / 東京 2000m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[1] 2  ◎  アーモンドアイ     牝4 56 ルメー  1:56.2  1
2[5] 9  ▲  ダノンプレミアム   牡4 58 川  田  3      3
3[3] 5  △  アエロリット       牝5 56 戸  崎  クビ    6
4[3] 6  △  ユーキャンスマイル 牡4 58 岩田康  クビ    7
5[7] 14  ☆  ワグネリアン       牡4 58 福  永  クビ    4
6[5] 10  ○  サートゥルナーリア 牡3 56 スミヨ  1.1/2   2
7[2] 4      スワーヴリチャード 牡5 58 横山典  ハナ    5
8[8] 15      ウインブライト     牡5 58 松  岡  1.1/4   12
9[2] 3      ケイアイノーテック 牡4 58   幸    1      14
10[4] 8      マカヒキ           牡6 58   武    3/4     8
11[6] 11     Bゴーフォザサミット 牡4 58 北村宏  3/4     16
12[4] 7      スティッフェリオ   牡5 58 丸  山  1.1/4   11
13[1] 1      カデナ             牡5 58 藤岡佑  3      10
14[8] 16  ☆ Bアルアイン         牡5 58 北村友  2      9
15[7] 13     Bランフォザローゼス 牡3 56 デムー  2.1/2   13
16[6] 12      ドレッドノータス   セ6 58 坂  井  6      15
  
払戻金 単勝 2 160円
    複勝 2 110円 / 9 260円 / 5 270円
    枠連 1-5 220円
    馬連 2-9 920円 / 馬単 2-9 1170円
    3連複 2-5-9 3210円 / 3連単 2-9-5 8860円
    ワイド 2-9 400円 / 2-5 400円 / 5-9 1740円
  

感想と言い訳?!

 アーモンドアイが強すぎる内容。休み明けなどなんのそのでした。直線で前がふさがるも、急な進路変更にもしっかり応え、内から力強く抜け出した。ダノンプレミアム、アエロリットの先行勢もしっかり残り、差し馬勢からはユーキャンスマイルとワグネリアン。ほぼ印どおりに並ぶも…うーむ。困ったのはサートゥルナーリア。終始入れ込みが目立ち、懸念された若さを露呈してしまいました。やはり、2強対決はどちらかが負けてしまいますね。今度こそは…とも思ったのですが。

2019/10/27 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
スタートすぐのコーナーが最大のポイント。外枠は大きな不利を強いられる。意外にもペースも緩みがちで、逃げ、先行馬が有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   カデナ 牡5 58.0 藤岡佑
1 02 アーモンドアイ 牝4 56.0 ルメール
2 03   ケイアイノーテック 牡4 58.0
2 04   スワーヴリチャード 牡5 58.0 横山典
3 05 アエロリット 牝5 56.0 戸崎圭
3 06 ユーキャンスマイル 牡4 58.0 岩田康
4 07   スティッフェリオ 牡5 58.0 丸山
4 08   マカヒキ 牡6 58.0 武豊
5 09 ダノンプレミアム 牡4 58.0 川田
5 10 サートゥルナーリア 牡3 56.0 スミヨン
6 11   ゴーフォザサミット 牡4 58.0 北村宏
6 12   ドレッドノータス セ6 58.0 坂井
7 13   ランフォザローゼス 牡3 56.0 Mデムーロ
7 14 ワグネリアン 牡4 58.0 福永
8 15   ウインブライト 牡5 58.0 松岡
8 16 アルアイン 牡5 58.0 北村友
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
5は2000mだと逃げるかどうかはわからない。いずれにせよ、ペースは緩み、上がりの勝負の公算大。
信頼度
B
ニ強盤石

逆らいたい気持ちも、やはり2強の死角は少ない。願望含みの一騎打ちの期待。

予想本文 

~ G1馬10頭 ~
G1馬が実に10頭という有馬記念でもあまりない超豪華メンバーが顔を揃えた。特に3歳筆頭格のサートゥルナーリアが菊花賞回避でこちらに進み、アーモンドアイとのルメール騎手のお手馬対決となった。

 アーモンドアイは安田記念以来という、ぶっつけが不安材料といえばそうだが、それを踏まえ、まだ現時点ではピークでないとしても、やはりこの馬が主軸か。特に前走の安田記念は初めての敗戦ながら、大きな不利がありながらの3着。これは驚嘆のレベルといえよう。逆にいかなる理由であれ、一度土がついたら…という懸念も生じていたが、調教でみせた姿で、それもあっさり杞憂に終わってしまった。この馬に牡馬との2キロのハンデは果たして必要なのだろうか。

 鞍上手替わり覚悟の上で、サートゥルナーリアは菊花賞を回避し、こちらに臨んだ。その理由は距離適性うんぬんより、気性的な不安の方が大きかったのではなかろうか。超良血の血統背景に加え、前走での超スローでは考えられない着差での圧勝劇は、この馬に本命を打ってもよいくらいだったが、やはりここでの主戦交代と、若さゆえの完成度の点で一歩譲った。

 前走、安田記念では大きな不利を受けて大敗したダノンプレミアム。ただ、その内容は不利を差し引いても悪く、状態はよくなかったのだろう。ダービーでも破れており、ディープ産駒の割に、どうにも東京コースでの実績が悪い。だが、この馬にとって2000mという距離はベストのはず。ここで巻き返しを期待したい。

 前走、新潟記念でステイヤーの印象を一変させたユーキャンスマイルが面白そうだ。そのタイムも優秀で、このメンバーでもヒケをとるものではない。しっかり追われ、いよいよ本格化の兆しを見せており、ここは一つ、狙ってみたい。

 東京2000m、それもG1の逃げ切りは至難の技だが、それでもアエロリットは期待したくなる。以前は確かにマイラー気質ではあったが、最近では落ち着きが出てきたのか、必ずしも逃げなくてもよくなってきた。ペースのカギを握る馬だけに要警戒。

 もうひとつ波に乗れないワグネリアン。だが、なんといっても前年のダービー馬。近走内容もさして大きく評価を落とすものでもなく、引き続き。

 アルアインは大外が痛い。スローになった場合の瞬発力勝負になると分が悪く、左回りも実績的に厳しい。ただ、先行して大崩れしないタイプだけに連下候補には加えておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着2着ながし:

1着:02
2着:10
→09,06,05,14,16
(5点)

1着3着ながし:
1着:02
3着:10
→09,06,05,14,16
(5点)

1着2着ながし:
1着:10
3着:02
→09,06,05,14,16
(5点)
アーモンドアイとサートゥルナーリア。やはりこの2頭のロードカナロア産駒はモノが違う。豪華メンバーではありながら、素直に2強対決を支持したい。中でもアーモンドは1着固定、敗れるとすればサートゥルナーリアで、3連単をそれぞれの1-2着の裏表と1-3着の固定流し馬券で厚めに勝負。
2018年10月28日(日) / 東京 2000m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 4  ○ レイデオロ     牡4 58 ルメー  1:56.8  2
2[6] 9  ▲ サングレーザー   牡4 58 モレイ  1.1/4   4
3[7] 10  ☆ キセキ       牡4 58 川 田  ハナ    6
4[5] 7  △ アルアイン     牡4 58 北村友  1      5
5[7] 11     ミッキーロケット  牡5 58 和 田  ハナ    8
6[8] 12     サクラアンプルール 牡7 58 田 辺  2.1/2   10
7[5] 6  ☆ マカヒキ      牡5 58  武   3/4     3
8[3] 3     ヴィブロス     牝5 56 福 永  ハナ    7
9[1] 1     ステファノス    牡7 58 オドノ  2.1/2   9
10[4] 5  ◎ スワーヴリチャード 牡4 58 デムー  1.1/2   1
11[8] 13     アクションスター  牡8 58 大 野  8      12
12[2] 2     ブラックムーン   牡6 58 横山典  2.1/2   11
-[6] 8     ダンビュライト   牡4 58 戸 崎  除外
  
払戻金 単勝 4 310円
    複勝 4 150円 / 9 310円 / 10 300円
    枠連 4-6 720円
    馬連 4-9 1520円 / 馬単 4-9 2370円
    3連複 4-9-10 6420円 / 3連単 4-9-10 24230円
    ワイド 4-9 640円 / 4-10 690円 / 9-10 1630円
  

感想と言い訳?!

 今回、本命をスワーヴリチャードに打ちましたが、まさかの出負け。それだけならまだしもマカヒキと接触してしまう始末。それだけが敗因とも言えないが、競馬にはなっていませんでした。ただ、スワーヴの軸は、おそらく2番人気じゃないかなと思っていたので、あれほど人気を集めるとは思ってませんでした。当然、死角がもっとも少なかったレイデオロが1番人気だろうと思ってたので、それ自体が意外でしたね。

 ともかくもレースは、とにかくルメールを買っておけば問題ないといわんばかりに、レイデオロの完璧な勝利となりました。以降の入線も概ね想定どおりだっただけに、軸の選択ミスが悔やまれる一戦となってしまいました。

2018/10/28 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 A
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
スタートすぐのコーナーが最大のポイント。外枠は大きな不利を強いられる。意外にもペースも緩みがちで、逃げ、先行馬が有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ステファノス 牡7 58.0 Cオドノヒ
2 02 ブラックムーン 牡6 58.0 横山典
3 03   ヴィブロス 牝5 56.0 福永
4 04   レイデオロ 牡4 58.0 ルメール
4 05 スワーヴリチャード 牡4 58.0 Mデムーロ
5 06   マカヒキ 牡5 58.0 武豊
5 07   アルアイン 牡4 58.0 北村友
6 08   ダンビュライト 牡4 58.0 戸崎圭
6 09   サングレーザー 牡4 58.0 モレイラ
7 10 キセキ 牡4 58.0 川田
7 11 ミッキーロケット 牡5 58.0 和田
8 12   サクラアンプルール 牡7 58.0 田辺
8 13 アクションスター 牡8 58.0 大野
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
頭数少なく、逃げ馬不在。押し出され気味で05のハナか?
信頼度
B
地力決着
東京コースで少数頭。紛れは少なく、地力上位馬での決着が濃厚。
予想本文 

~ 少数精鋭?! ~
頭数はわずか13頭、しかし、うちG1馬は7頭という華のあるメンバー。ただ、G1馬が多いということは、裏を返せばG1を複数勝つような抜けた馬がいないとも言える。各馬、実力的には拮抗しており、見応えある一戦を期待したい。

 東京2000mならば、やはりスワーヴリチャードだろう。安田記念以来という長期休養明けではあるが、鉄砲実績はあり、仕上がりからもそれほどの不安はない。大阪杯の時のようなハナに立つ展開はあまり歓迎しないが、スローペースゆえ先行できるのは大きな強みとなる。

 こちらもこの舞台設定は最高といえるダービー馬、レイデオロ。しかも前走をしっかりと貫禄勝ちした点も大きい。叩いた上積みにより適正のある舞台設定。ノリにノッてる鞍上が引き続きで、非の打ち所がない。今回本命は譲ったが、ダービーの再現は十分ありえる。

 心情的には最も期待したいのがサングレーザー。マイラーイメージが強い同馬ゆえに札幌記念での勝利は大きな意味を持つ。キレが自慢の馬だが、あまり後方すぎると届かない不安も残るが、そこは鞍上の手腕に期待したい。

 休養明け初戦としては上々の滑り出しを見せたアルアイン。2200mをこなせたという点も評価したい。左回りの適正に気になるところがあるものの、絶好調の仕上がりで好走が期待できそう。

 菊花賞後はどうにも振るわないキセキ。前走、毎日王冠では先行しての粘り込みという新たな一面を見せた。競馬に幅が出たのは収穫で、スローペースが見込まれる今回にあたっても視界が広がったと言える。

 こちらも前走の札幌記念で、復活を印象付けたマカヒキ。3歳時のようなキレは多少なりを潜めたようにも思えるが、その分、安定感が増してきた。名手との新コンビで親味が出るかも。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

05=04
→09,07,18,06
(24点)
思ったほど各馬の実力差はなく、一筋縄ではいかないようにも思うが、やはり鞍上重視になってしまう。当然、人気的に不利ではあるが、少数頭ゆえにそれを承知での勝負。馬券の点数は絞りたいところ。ひとまずはスワーヴリチャードとレイデオロの2頭軸マルチを推奨としておく。
2017年10月29日(日) / 東京 2000m 芝・左 / 雨・不良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 7  △  キタサンブラック  牡5 58 武 豊  2:08.3  1
2[1] 2  ◎  サトノクラウン   牡5 58 デムー  クビ    2
3[4] 8      レインボーライン  牡4 58 岩 田  2.1/2   13
4[2] 4  ☆  リアルスティール  牡5 58 シュミ  5      3
5[7] 15  ☆  マカヒキ      牡4 58 内 田  アタマ  9
6[5] 9  ○  ソウルスターリング 牝3 54 ルメー  1.1/2   4
7[3] 6      ディサイファ    牡8 58 柴 山  3/4     15
8[1] 1      サクラアンプルール 牡6 58 蛯 名  2      12
9[7] 13  ▲  グレーターロンドン 牡5 58 田 辺  1.1/4   6
10[6] 12  ☆  ステファノス    牡6 58 戸 崎  1/2     10
11[3] 5  ☆  ヤマカツエース   牡5 58 池 添  2      7
12[5] 10      ミッキーロケット  牡4 58 和 田  クビ    14
13[2] 3      ネオリアリズム   牡6 58 シュタ  7      8
14[6] 11     Bロードヴァンドール 牡4 58 太 宰  大差    18
15[8] 18      シャケトラ     牡4 58 Cデム  4      11
16[8] 16      カデナ       牡3 56 福 永  4      17
17[8] 17      ワンアンドオンリー 牡6 58 横山典  3      16
18[7] 14  △  サトノアラジン   牡6 58 川 田  3.1/2   5
  
払戻金 単勝 7 310円
    複勝 7 160円 / 2 170円 / 8 600円
    枠連 1-4 800円
    馬連 2-7 900円 / 馬単 7-2 1660円
    3連複 2-7-8 15290円 / 3連単 7-2-8 55320円
    ワイド 2-7 410円 / 7-8 2950円 / 2-8 2060円
  

感想と言い訳?!

 キタサンブラックは強いの一言でした。出負けして後方スタートとなり、暗雲が立ち込めたましたが、じっと待機し4コーナーで空いた内をつかって、あっという間に前に並びかける。そして、直線では早めに先頭に立ってしまい、後ろからはサトノクラウンが猛追。完全にサトノクラウンが差し切る展開に思えましたが、ここから差が縮まらない。2頭の叩き合いになりましたが、結局、その差を保ってままのゴールとなりました。

 終わってみれば宝塚記念が貫禄を見せつけた格好。他では3着にレインボーラインが入ったことが目を引きました。不良馬場でのステイゴールド産駒の底力をみせつけられました。何げにマカヒキが好走しているのも嬉しいところでした。

2017/10/29 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
スタートすぐのコーナーが最大のポイント。外枠は大きな不利を強いられる。意外にもペースも緩みがちで、逃げ、先行馬が有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   サクラアンプルール 牡6 58.0 蛯名正義
1 02 サトノクラウン 牡5 58.0 M.デムーロ
2 03   ネオリアリズム 牡6 58.0 シュタル
2 04 リアルスティール 牡5 58.0 シュミノ
3 05 ヤマカツエース 牡5 58.0 池添謙一
3 06   ディサイファ 牡8 58.0 柴山雄一
4 07 キタサンブラック 牡5 58.0 武豊
4 08   レインボーライン 牡4 58.0 岩田康誠
5 09 ソウルスターリング 牝3 54.0 ルメール
5 10   ミッキーロケット 牡4 58.0 和田竜二
6 11   ロードヴァンドール 牡4 58.0 太宰啓介
6 12 ステファノス 牡6 58.0 戸崎圭太
7 13 グレーターロンドン 牡5 58.0 田辺裕信
7 14 サトノアラジン 牡6 58.0 川田将雅
7 15 マカヒキ 牡4 58.0 内田博幸
8 16   カデナ 牡3 56.0 福永祐一
8 17   ワンアンドオンリー 牡6 58.0 横山典弘
8 18   シャケトラ 牡4 58.0 C.デムーロ
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
SH
スローハイ
近年の傾向はスローの瞬発力勝負。特に今回は逃げ馬も不在。極端ではないにしろ、スローペース濃厚。
信頼度
D
混戦
勝ち馬どころか、展開すらも予測のつかない一戦。特に主力形成する休養馬のデキにも左右される。
予想本文 

~ 一長一短の豪華メンバー ~
 トライアルでは毎日王冠組が主力を形成する。順調にこなした者、結果は残せなかったが上積みの見込める者、さらにこのレースから復帰する宝塚記念組も加わった。生憎、馬場状態は今週も悪化模様。それでもG1馬8頭の豪華メンバーにふさわしい一戦を期待したい。

 過去2年、この天皇賞・秋を惨敗しているサトノクラウン。その点が気にならないといえば嘘になる。しかし、国内G1を手にした今はこれまでとは馬も立場も違うことは明白。加えての後押し材料は重馬場を苦にしない点。他馬がダメだというわけではないが、重馬場適性がはっきりしていない以上、この信頼感は大きい。ある程度前の位置につけることができる点も安心感がある。

 期待された前走が逃げ潰れの結果となったソウルスターリング。スローの瞬発力勝負となり、初の古馬対戦の上、ハナをきってのレースはさすがに堪えたか。これが古馬とのレベルの差。今回は切り捨て…という思いでいたが、その評価を覆す追い切りを見せた。フランケル産駒の凄みをみせる豪快なフォームで、3歳牝馬であることを忘れるほど。斤量の恩恵があることを考えれば、ここでの一変気配は濃厚に思えた。

 グレーターロンドンも是非狙ってみたい一頭。安田記念でそれまでの破竹の勢いが本物であることを証明し、さらに相手揃った前走、毎日王冠でもスローペースの中、上がり最速の切れ味を発揮した。相手強化と、さらなる距離延長は決して歓迎材料ではないものの、楽しみの方が大きい。

 そのグレーターロンドンに連続で先着している安田記念馬、サトノアラジンも当然、有力の一角を担う一頭。調教駆けするタイプではあるが相変わらず気配は絶好。この馬にとっては、東京コースはやはりレースはしやすいだろう。馬場悪化と折り合い難を抱える点がやや不安材料。

 やはり、キーポイントとなるのはこの馬、キタサンブラック。宝塚記念ではまさかの大ポカ。G1 3連戦の影響といえばそれまでだが、それにしてもまったく伸びがなかったことと、馬場が悪かったことも気になる材料。ぶっつけでここに臨んできた点も不安に拍車をかける。それまでの実績を考えれば前走の一戦だけではもちろん見限れぬが、ここは少し手控えて様子見したい。

 2000m戦なら未勝利でも外せないのがステファノス。今回、参戦少ないオールカマー組だけに現時点での他馬との力関係は不明も、やはり中距離では安定勢力の一頭。

 ヤマカツエースも地味ながら非常に怖い存在。得意の中距離に加え、重馬場もこなせる下地を持ち、昨年のこのレースに敗れてからの進境も著しい。昨年とは違う姿が見れるはず。

 リアルスティールは本来、この評価では低すぎるが、やはり鞍上の手替わりが気にかかる。得意な舞台設定ではあるが、今回は押さえまで。

 前走でがっかり感が強まってしまったマカヒキ。以前のキレが戻ってこないことは口惜しいが、それでも凱旋門賞1番人気馬。変わり身期待に、まだ1票残しておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

02=09
→13,14,07,12,05,04,05
(42点)

02=13
→09,14,07,12,05,04,05
(42点)
基本的には毎日王冠組と休み明け宝塚記念の主力2騎の争いと見る。各馬一長一短、それぞれに不安要素も抱え、何より馬場も悪化予想。かなり難しい選択となったが、どのような局面でもそれなりに対応できそうなサトノクラウンを主軸に据える。相手は脆さと勢いの同居する新鋭、ソウルスターリングとグレーターロンドン。それぞれを相手に3連単2頭軸マルチで勝負。
2016年10月30日(日) / 東京 2000m 芝・左 / 曇・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[5] 8  ◎ モーリス      牡5 58 ムーア  1:59.3  1
2[7] 12  ○ リアルスティール  牡4 58 Mデム  1.1/2   7
3[8] 14  ▲ ステファノス    牡5 58 川 田  1.1/4   6
4[2] 3  ☆ アンビシャス    牡4 58 横山典  1      4
5[3] 5     ロゴタイプ     牡6 58 田 辺  アタマ  9
6[4] 6     アドマイヤデウス  牡5 58 岩 田  ハナ    11
7[5] 9  △ ルージュバック   牝4 56 戸 崎  クビ    3
8[6] 11     ヒストリカル    牡7 58 田中勝  1.1/4   12
9[8] 15  ☆ ラブリーデイ    牡6 58 ルメー  1.1/4   5
10[4] 7     サトノノブレス   牡6 58 シュタ  3/4     10
11[2] 2     クラレント     牡7 58 内 田  1      14
12[1] 1  △ エイシンヒカリ   牡5 58 武 豊  ハナ    2
13[6] 10     カムフィー     牡7 58 蛯 名  3/4     15
14[3] 4     サトノクラウン   牡4 58 福 永  1/2     8
15[7] 13     ヤマカツエース   牡4 58 池 添  クビ    13
  
払戻金 単勝 8 360円
    複勝 8 150円 / 12 350円 / 14 240円
    枠連 5-7 1510円
    馬連 8-12 2420円 / 馬単 8-12 3700円
    3連複 8-12-14 7430円 / 3連単 8-12-14 32400円
    ワイド 8-12 900円 / 8-14 630円 / 12-14 1760円
  

感想と言い訳?!

 なんとまぁ、見事に◎-○-▲で本線的中してしまいました。が、モーリスの軸は不動ではあったんですが、どうも2着の予感が拭えず、つい、リアルスティールの方を頭でしこたま買ってしまいました。くぅ~残念。が、それでも大きく勝てたので、これ以上は欲張りかもしれません。とにかくも勝ったのはモーリス。期待通り、ある程度前につけながらの競馬ぶりで、直線では余裕すら感じる楽勝でした。そして、2着には復活のリアルスティール。本来の地力を考えれば驚く結果ではありませんでした。

 敗戦組では、エイシンヒカリとルージュバックが大敗しました。エイシンは負けるときはこんなものかもしれないですが、ルージュの方は少々案外な結果となりました。

2016/10/30 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
スタートすぐのコーナーが最大のポイント。外枠は大きな不利を強いられる。意外にもペースも緩みがちで、逃げ、先行馬が有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 エイシンヒカリ 牡5 58.0 武豊
2 02   クラレント 牡7 58.0 内田博幸
2 03 アンビシャス 牡4 58.0 横山典弘
3 04   サトノクラウン 牡4 58.0 福永祐一
3 05   ロゴタイプ 牡6 58.0 田辺裕信
4 06   アドマイヤデウス 牡5 58.0 岩田康誠
4 07   サトノノブレス 牡6 58.0 シュタル
5 08 モーリス 牡5 58.0 ムーア
5 09 ルージュバック 牝4 56.0 戸崎圭太
6 10   カムフィー 牡7 58.0 蛯名正義
6 11   ヒストリカル 牡7 58.0 田中勝春
7 12 リアルスティール 牡4 58.0 M.デムーロ
7 13   ヤマカツエース 牡4 58.0 池添謙一
8 14 ステファノス 牡5 58.0 川田将雅
8 15 ラブリーデイ 牡6 58.0 ルメール
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
SH
スローハイ
01が一応の逃げ。他馬を前に行かせる可能性あるも、ペースの鍵を握る。 超スローにまではならないと思われる。
信頼度
C
実力拮抗
実力伯仲の好メンバーも、抜けた馬の存在はなく、波乱の可能性も内在。
予想本文 

~ 粒ぞろい ~
 昨年の上位組に加え、復帰する実力馬に海外遠征帰りも合流し、フルゲートにこそ満たないものの、個性的なタレントが揃った今年の天皇賞・秋。ドゥラメンテが引退し、キタサンブラックが不在であってもこれなら十分楽しめそうだ。

 迷うメンバー構成ではあったが、モーリスの本命にはあまり躊躇いはなかった。前走、札幌記念はあっさり勝利してほしいところではあったが、勝ち馬に逃げ切られた展開では仕方がない。そこから少し間隔が空いての参戦となるので、スローの中距離戦では折り合い面を考慮すると多少不安は残る。ただ、予定通りのローテでもあり、そもそも今の充実ぶりなら、杞憂の範囲か。展開的には怖いのは後よりも前の馬。できるだけ前にはつけて、直線上がり勝負に持ち込みたい。

 リアルスティールは、状態がどこまで戻っているかがポイント。毎日王冠を回避し、ぶっつけでここに臨まざるを得なくなった点は痛い。折り合いに不安のある馬ゆえ、当日の状態についてはしっかり見極める必要がある。やはりかなりの割引は必要だが、それでも現役トップクラスの実力馬に、当代一の騎手が駆る。キタサンブラック、ドゥラメンテとクラシックで凌ぎを削った一翼。両馬が不在となれば、いきなりの好走があっても驚けない。

 前走は5馬身差完敗も、直線で前が塞がる不利があったステファノス。前が開いてからは十分伸びていたので、やはり中距離ではさすがの実力馬。今回は一叩きの効果も十分見込まれ、追い切りも絶好調。外枠の不利はあるが、昨年2着した際と同じで、それほど気になる材料とはならない。前走の大敗で多少でも人気が落ちるようなら旨味も大きい。

 毎日王冠でのルージュバックは、鮮やかな勝ちっぷり。落ち着いたペースだったにも関わらず、長い東京の直線を利して、後方待機から差し切った。牝馬らしい切れ味を活かした勝利。これだけの実力馬でありながらここまで無冠。牡馬混合戦ではあるが、東京2000mは絶好の舞台でここは要注目。

 脚質上、どうしても負けるときは大敗となるエイシンヒカリ。ただ、自分のペースに持ち込めれば実に強く、香港、フランスでのG1の勲章はその賜物。芝の重い英国では力を出せなかったが、当然、国内での巻き返しは見込める情勢。しかも同型不在の上、最内枠を引いたことも後押し。海外帰りで間が空いている点のみ気がかりではあるが、あっさり完勝してもおかしくはない。

 昨年の覇者、ラブリーデイ。近走は好走止まりではあるものの、この馬自体の力のピークを超えているとみるか、単なる相手関係とみるかは微妙なところ。ただ、自身の競馬はしっかりこなし着実に着を拾う実績は信頼に足るもの。外枠は歓迎しないが、得意距離で再び花を開くことも。

 宝塚記念では期待に応えられなかったアンビシャス。前走の毎日王冠ではルージュバックと叩き合い、中距離では高い地力があることを再度アピール。大阪杯でキタサンブラックを降したその力は、折り合いさえつけばG1級。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭マルチ:

08
→12,14,01,09,15,03
(90点)
今回のメンバー感の実力差は拮抗しており、多分に展開による影響が大きい。やはり鍵となるのはエイシンヒカリ。ハナにはこだわらないがこの馬の出方次第のところは否めない。おおよそは平均以下のスローでの瞬発力勝負となる。前も止まらないため、あまり後方に位置しては届かない。理想は前に位置しながら、早い上がりを使えるタイプで、必然モーリスを中心視したい。ただ、相手候補はかなり絞りづらい。推奨としては3連単、モーリスの一頭軸マルチ馬券とする。
2015年11月1日(日) / 東京 2000m 芝・左 / 晴・良 サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 8  △ ラブリーデイ    牡5 58 浜 中  1:58.4  1
2[7] 14  ☆ ステファノス    牡4 58 戸 崎  1/2     10
3[8] 16     イスラボニータ   牡4 58 蛯 名  3/4     6
4[7] 15  ▲ ショウナンパンドラ 牝4 56 池 添  ハナ    5
5[1] 2  ◎ アンビシャス    牡3 56 Mデム  クビ    4
6[3] 5     クラレント     牡6 58 田 辺  1.1/4   17
7[5] 10     ペルーサ      牡8 58 柴 山  3/4     15
8[1] 1  ○ ディサイファ    牡6 58 四 位  クビ    3
9[5] 9  △ エイシンヒカリ   牡4 58 武 豊  1.1/4   2
10[8] 17     スピルバーグ    牡6 58 北村宏  クビ    8
11[8] 18     アドマイヤデウス  牡4 58 岩 田  ハナ    16
12[4] 7     ラストインパクト  牡5 58 菱 田  アタマ  9
13[3] 6     カレンミロティック セ7 58 吉田豊  1/2     13
14[2] 4     ダコール      牡7 58 三 浦  3/4     18
15[6] 12     ダービーフィズ   牡5 58 Cデム  ハナ    12
16[6] 11     ワンアンドオンリー 牡4 58 内 田  1/2     11
17[2] 3  ☆ サトノクラウン   牡3 56 ルメー  2.1/2   7
18[7] 13     ヴァンセンヌ    牡6 58 横山典  2.1/2   14
  
払戻金 単勝 8 340円
    複勝 8 160円 / 14 590円 / 16 300円
    枠連 4-7 1150円
    馬連 8-14 7340円 / 馬単 8-14 10390円
    3連複 8-14-16 24850円 / 3連単 8-14-16 109310円
    ワイド 8-14 2320円 / 8-16 820円 / 14-16 4620円
  

感想と言い訳?!

 勝たれたら仕方ないと思ってはいましたが、強い強いラブリーデイ。文句のつけようのない力勝負での勝利でした。初め少々掛かる仕草は見せていましたが、スローペースの中、先団につけて直線の厳しい叩き合いを制圧。本年度、中距離戦は無敗で、年度代表馬も見えてくる勝利でした。

 直線はかなり厳しい攻防となり、やはり力のある馬が上位を占める結果となりました。ステファノスがやや穴となりましたが、もともとこのくらいの力量はある馬です。イスラボニータは外枠を嫌って無印にしましたが、外のロスを差す競馬を行うことでうまく相殺した好騎乗が光りました。

 本命にしてアンビシャスは、一時は3着はあるかな?と思える接戦でしたが、やはりちょっとこのメンバーを相手にするには力不足でした。スタートこそうまく出ましたが、終始かかりっぱなしで、鞍上の力を持ってしてのこの着順だと思います。まぁ仕方ありませんね。(えーんw)

2015/11/1 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
スタートすぐのコーナーが最大のポイント。外枠は大きな不利を強いられる。意外にもペースも緩みがちで、逃げ、先行馬が有利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ディサイファ 牡6 58.0 四位洋文
1 02 アンビシャス 牡3 56.0 M.デムーロ
2 03 サトノクラウン 牡3 56.0 ルメール
2 04   ダコール 牡7 58.0 三浦皇成
3 05   クラレント 牡6 58.0 田辺裕信
3 06   カレンミロティック セ7 58.0 福永祐一
4 07   ラストインパクト 牡5 58.0 菱田裕二
4 08 ラブリーデイ 牡5 58.0 浜中俊
5 09 エイシンヒカリ 牡4 58.0 武豊
5 10   ペルーサ 牡8 58.0 柴山雄一
6 11   ワンアンドオンリー 牡4 58.0 内田博幸
6 12   ダービーフィズ 牡5 58.0 C.デムーロ
7 13   ヴァンセンヌ 牡6 58.0 横山典弘
7 14 ステファノス 牡4 58.0 戸崎圭太
7 15 ショウナンパンドラ 牝4 56.0 池添謙一
8 16   イスラボニータ 牡4 58.0 蛯名正義
8 17   スピルバーグ 牡6 58.0 北村宏司
8 18   アドマイヤデウス 牡4 58.0 岩田康誠
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
有力馬の一角09単騎逃げ。スローに持ち込むタイプではなく、ある程度は流れるはず。
信頼度
C
上位拮抗
有力各馬の実力は拮抗。牝馬、3歳馬でも十分太刀打ち可能な舞台。横一線の混戦模様。
予想本文 

~ 差しか?逃げか? ~
 東京2000mのイメージはどうしても差し、追い込み馬のイメージがあるが、意外にも逃げ、先行馬の方が複勝率は高い。ただ、勝ち馬に限定すると、近年ではやはり差し馬が圧倒している。どうにも傾向が掴みづらいが、比較的ペースは緩く、直線での瞬発力勝負になる傾向。このレースに非常に高い連動性を誇る毎日王冠が、今年はスロー決着でエイシンヒカリが逃げ切った。果たして今回同じように先行有利となるか、あるいは後方待機馬に出番があるか、その点が見どころになりそう。

 今回は軸馬すら決めきれない難しいレースだが、3連単での複勝圏内での軸馬としてなら、3歳馬アンビシャスを抜擢したい。気性的にはまだ幼さを残しており、前走、毎日王冠では大きく出遅れ。それでも前残りとなった展開の中、33秒フラットの上がりで、3馬身差まで追い上げてきた。クラシックに出場しておらず、未知の要素も多分に残すが今年の3歳馬のレベルの高さを踏まえると、いきなりのこの舞台でも通用するはず。斤量の恩恵と、鞍上の手腕、さらに内枠を引き、条件も揃っている。後はスタートのみ。

 人気がやや地味に映るディサイファを対抗に据える。6歳というこのレースでは不利な年齢ではあるのだが、とにかく今の充実ぶりが著しい。調教気配も抜群で、今の絶好調ぶりを評価。エイシンヒカリに連敗中とはいえ、内枠を引いたことと、1ハロンの距離延長を味方につければ、逆転することは可能なはす。2走前の札幌記念は勝ちはしたが、やや物足らない内容。だが、一転、スローに落ちた毎日王冠では、好位からよく追い上げるキレを見せた。今回も同様の流れが想定され、瞬発力勝負になれば上位に食い込んでくるだろう。

 ショウナンパンドラは牝馬ながら、前走で見せたキレはこのメンバー随一のものといっていい。昨年、一昨年と、このレース連続2着のヌーヴォレコルトに、3度の先着経験はここでは胸を張れるもの。もう牝馬とは勝負付けが済んだといわんばかりにここへの挑戦してきた事こそ、買い材料となる。このレースとの連動性の低いオールカマーからのローテと、外枠を嫌って、評価を少し落としたものの、人気以上に警戒すべき対象。

 宝塚記念でG1馬となったラブリーデイ。前哨戦もしっかりと勝利し、3000m超級のレース以外は、5連勝と今年は波に乗る。2000mのここは得意距離。先行できる脚質にも好感が持て、今回予想される瞬発力勝負にも対応できる。当然、主役候補の一角。ここまで印を控えたのは、やはり前走のメンバーが手薄だったことと、仕上がり状態に今ひとつ不安を感じたため。また、十分なパートナーを得たとはいえ、騎乗停止によるヤネ替わりもやはり気になる。人気馬ゆえここは少しだけ遠慮していただいた。

 逃げて引きつけて、もう少しで躱せそうなところで、グイッと伸びてくるエイシンヒカリ。この競馬をされると、捕まえにいった馬の方が逆に痛い目に合ってしまう。非常に強い競馬内容で、ここでの上位人気も十分に頷ける。簡単に崩れしないことは承知しているが、それでも逃げ馬である以上、はやり大敗のリスクは抱えており、どうしても1ハロン延長には不安がよぎる。1800m専科の印象があり、1ハロン短いマイル戦よりはずっといいとは思うが、マークされながらの厳しいレースとなることは間違いない。

 3歳馬で、かつ休養明けだが、サトノクラウンにも目がある。皐月賞の1番人気馬で、ダービー3着馬。3歳世代の中心的存在であり、当然軽視はできない。鉄砲でいきなり勝てるほどこのレースは甘くないが、それでも連下には候補に加えておきたい。

 前走は流れが向かなかったステファノス。その結果がかえって人気の盲点にもなっており、ひと叩きされ、ここでの代わり身が怖いところ。実際に状態が上向いていることが見て取れる調教を披露しており、ややマイル色の強い馬だが、一発が怖い。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭マルチ:

02
→01,15,08,09,03,14
(90点)
今回はハイレベルのメンバーが揃い、上位陣の地力も互角の良い意味での混戦状態。その中での軸馬選択には頭を抱えたが、複勝圏内への信頼度と、人気のバランスを考慮して、アンビシャスを抜擢した。だが、さらにここから相手1本に決めるのは至難の業。ここはアンビシャスの1頭軸マルチ馬券で勝負。思わぬ穴馬も怖いといえば怖いが、ハイレベルメンバーであることを信じ、ある程度上位人気馬での決着とみて、ヒモも広げないでおく。
2014年11月2日(日) / 東京 2000m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 4  ○  スピルバーグ    牡5 58 北村宏  1:59.7  5
2[1] 1  △  ジェンティルドンナ 牝5 56 戸 崎  3/4     2
3[7] 15  ▲  イスラボニータ   牡3 56 ルメー  アタマ  1
4[6] 11      ラブイズブーシェ  牡5 58 古 川  1/2     16
5[1] 2      ヒットザターゲット 牡6 58 武 豊  ハナ    10
6[3] 5  ◎  エピファネイア   牡4 58 福 永  アタマ  4
7[2] 3  ☆  デニムアンドルビー 牝4 56 浜 中  ハナ    6
8[4] 7  ☆  サトノノブレス   牡4 58 岩 田  クビ    11
9[7] 13      カレンブラックヒル 牡5 58 秋 山  アタマ  9
10[3] 6     Bダークシャドウ   牡7 58 ベリー  1      12
11[8] 18      マイネルラクリマ  牡6 58 柴田大  アタマ  13
12[4] 8  ☆  ディサイファ    牡5 58 四 位  3/4     8
13[7] 14      マーティンボロ   牡5 58 川 田  アタマ  7
14[5] 9  △  フェノーメノ    牡5 58 蛯 名  1/2     3
15[6] 12      フラガラッハ    牡7 58 高 倉  1/2     14
16[5] 10      ペルーサ      牡7 58 柴田善  クビ    15
17[8] 16      トーセンジョーダン 牡8 58 ブドー  3/4     17
18[8] 17     Bアスカクリチャン  牡7 58 三 浦  大差    18
  
払戻金 単勝 4 1100円
    複勝 4 260円 / 1 180円 / 15 130円
    枠連 1-2 1340円
    馬連 1-4 3140円 / 馬単 4-1 6780円
    3連複 1-4-15 2850円 / 3連単 4-1-15 23290円
    ワイド 1-4 980円 / 4-15 580円 / 1-15 340円
  

感想と言い訳?!

 かなり、ペースはゆったりと流れました。本命にしたエピファネイアは道中かかってしまい、直線見せ場は作るものの伸びは足りませんでした。

 そして1番人気イスラボニータは、さすがルメール騎手。外枠の不利をほとんど相殺した見事な騎乗ぶりでした。理想的な競馬は出来たと思います。が、やはり外枠はしんどかったかも。

 ジェンティルドンナも見事でした。最内を突いてイスラボニータとの叩き合いを制し、未だ衰えなしを印象づけるすごいレースを見せてくれました。

 そして・・・これらの馬を大外一気で一閃したのがスピルバーグ。このスローペースの中、先行勢に残らせなかったのは異次元級の末脚です。確実に差してくることは見込んでましたが、前に残られる事は一切杞憂でしたね。

 結局エピファネイアに全幅の信頼を置けず、馬券はどうにかタテ目も押さえたので、少しだけ浮きました。ただ・・・やはりまだどうにも不調ですねぇ。

2014/11/2 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り
  • 稍重
    見込み
コース図
このコース形態はペースが早くなりがちだが、それでも上がり勝負となる可能性が大。それゆえに馬場が気になるところだが、当日の天気は持ちそうで、前日の影響次第。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ジェンティルドンナ 牝5 56.0 戸崎圭
1 02   ヒットザターゲット 牡6 58.0 武豊
2 03 デニムアンドルビー 牝4 56.0 浜中
2 04 スピルバーグ 牡5 58.0 北村宏
3 05 エピファネイア 牡4 58.0 福永
3 06   ダークシャドウ 牡7 58.0 ベリー
4 07 サトノノブレス 牡4 58.0 岩田
4 08 ディサイファ 牡5 58.0 四位
5 09 フェノーメノ 牡5 58.0 蛯名
5 10   ペルーサ 牡7 58.0 柴田善
6 11   ラブイズブーシェ 牡5 58.0 古川
6 12   フラガラッハ 牡7 58.0 高倉
7 13   カレンブラックヒル 牡5 58.0 秋山
7 14   マーティンボロ 牡5 58.0 川田
7 15 イスラボニータ 牡3 56.0 ルメール
8 16   トーセンジョーダン 牡8 58.0 ブドー
8 17 アスカクリチャン 牡7 58.0 三浦
8 18 マイネルラクリマ 牡6 58.0 柴田大
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
コーナーを意識したスタート後の位置取り争いで、テンから流れる展開。ただ各馬、直線勝負を控え、道中はいったん落ち着きを見せそう。
信頼度
D
混戦
とにかく、休養空け初戦の実績馬の出来次第となる。未知数の要素が多く、予想難度の高い一戦。
予想本文 

~ 寝起きの古馬 ~
 それなりに華やかなメンバーが揃ってはいるのだが、今ひとつ盛り上がりに欠けるのは、凱旋門賞出走馬の不在であること。トライアル勝利馬も不在で、他の有力各馬は休養明けでここからの始動。必然的に順調度で優位となる3歳のエース、イスラボニータに注目が集まるが・・・。

 菊花賞馬エピファネイア。3冠最後のレースをものにしたが、本来この馬は折り合い面からも中距離でこそ力を発揮できるタイプとみる。復帰戦となった大阪杯で敗れ、香港でも4着と振るわぬ成績で、ここは人気が落ちているが、このメンバーでは実績的には1、2を争う存在。ここまでに1戦叩いてほしかったが、むしろその分、馬券的な旨味があると捉える。父も母父もこのレースを勝った。休養明けでもこの馬の地力にはまだ続きがあると賭けてみたい。

 毎日王冠組のこのレースの連動性は高い。その毎日王冠の最先着馬スピルバーグ。毎日王冠ではまだ脚を残しており、ここに先着馬がいようといまいと注目を集めただろう。思うようにレースに使えず出世が遅れたが、前走の反動がなければこの相手でも好勝負できると見る。むしろ、レース内容そのものは実績馬を凌ぐともいえる。この馬の武器である33秒前半の末脚は、位置取りさえ間違えなければ、このレースではかなり優位に働く。差しきるまではともかく、上位食い込みへの確実性はかなり信頼できそうだ。

 判断に難しいのがイスラボニータ。復帰戦を危なげなく勝利し、その内容も完勝。適性の見込めない菊花賞を回避し、古馬との対戦となるこちらに駒を進めたが、迎え撃つ古馬有力勢はほとんどが休養明け。斤量の利も考慮すれば1番人気は仕方がないところ。しかし、不安要素がないわけではない。新パートナーは強力だが、主戦騎手は先約のため代わったこと、世代間の力関係はまだ未知数であること、そして何より外枠となってしまったこと。先行馬ゆえに差されればおしまいという危うさも伴い、有力馬の一頭ではあるが、決して胡座をかける立場でもない。

 近走の日経賞や春の天皇賞を2連覇していることで、ステイヤーの印象が根付いたフェノーメノだが、この2000mの秋の天皇賞でも2着の実績があり、東京コースに至っては6戦5連対。休養明けという点さえ除けばこの舞台で何ら臆することはない。負けるときは比較的あっさりなので、地味に映るが、持てる能力はかなり高い。ただ、このレースのようにスローからの瞬発力勝負となると得意とは言えない面もある。

 最強牝馬ジェンティルドンナ。忘れてはならないのはこの馬は左回り東京コースで3着以下なしの実績。今年度は今ひとつ振るわぬが、得意の舞台での巻き返しには要警戒。鉄砲実績はあるし、好枠も引いた。人気を背負うため強気には推せないが、当然、最低限押さえる必要はあるだろう。宝塚記念がやや不可解な敗戦だけに、この馬にとっては、休養明けでもここは勝負所となる。

 本命馬と同様、こちらも毎日王冠好走組のディサイファ。最後にスピルバーグに差された僅差の敗戦だったが、相手とは余力に差を感じたためこちらの評価を下げた。とはいえ、こちらもこのレース向きの鋭い末脚を有しており、好位からの競馬も出来る分、期待感も大きい。

 ハマッた時の末脚が牝馬らしいキレを持つデニムアンドルビー。猛追及ばずの届かぬレースが多いが、今回ならその持ち味を活かせるか。休養明けからの仕上がりに注目されるが、力が戻ればやはりその突っ込みには要警戒。

 穴で面白そうなのがサトノノブレス。前走は大敗したが、重賞勝利経験もあり、菊花賞2着馬。瞬発力勝負には分が悪そうだが、上手く立ち回れば他馬を出し抜く可能性も。前走オールカマーは大敗したが1番人気であったことを留意しておきたい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

05=04
→15,09,01,08,03,07
(36点)

05=15
→04,09,01,08,03,07
(36点)
実力接近の混戦というよりも、未知の部分で予想が困難な一戦。外を引いた3歳馬、イスラボニータにはどうしても怖さが残る。休養明けが気になるものの、エピファネイアに白羽の矢。人気を背負うジェンティルドンナ、フェノーメノよりも、スピルバーグの末脚と勢いを買う。
馬券はエピファネイア、スピルバーグの3連単、2頭軸マルチ。イスラボニータも押さえておく。
2013年10月27日(日) / 東京 2000m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 7  ○ ジャスタウェイ   牡4 58 福 永  1:57.5  5
2[5] 9  ▲ ジェンティルドンナ 牝4 56 岩 田  4      1
3[3] 6  △ エイシンフラッシュ 牡6 58 Mデム  2      3
4[7] 13     アンコイルド    牡4 58 吉田隼  クビ    8
5[1] 1  × コディーノ     牡3 56 リスポ  1.1/4   4
6[1] 2     ナカヤマナイト   牡5 58 柴田善  2      13
7[4] 8     ヒットザターゲット 牡5 58 北村友  クビ    11
8[8] 17     ヴェルデグリーン  牡5 58 田 辺  3/4     7
9[6] 12     フラガラッハ    牡6 58 高 倉  3/4     15
10[6] 11  △ トウケイヘイロー  牡4 58 武 豊  1.1/4   2
11[5] 10     トーセンジョーダン 牡7 58 メンデ  3/4     10
12[2] 4     トゥザグローリー  牡6 58 池 添  クビ    9
13[7] 14     オーシャンブルー  牡5 58 内 田  3/4     12
14[3] 5     レインスティック  牡6 58 武士沢  1.3/4   16
15[2] 3     ダイワファルコン  牡6 58 川 須  3/4     17
16[8] 16  ◎ ダノンバラード   牡5 58 川 田  クビ    6
17[8] 15     レッドスパーダ   牡7 58 蛯 名  9      14
  
払戻金 単勝 7 1550円
    複勝 7 240円 / 9 110円 / 6 150円
    枠連 4-5 1110円
    馬連 7-9 1190円 / 馬単 7-9 4510円
    3連複 6-7-9 1400円 / 3連単 7-9-6 14310円
    ワイド 7-9 410円 / 6-7 590円 / 6-9 210円	
  

感想と言い訳?!

 思っていたより馬場の回復が早く、良馬場開催となりました。
ならば、ジャスタウェイの出番はやってくる。後は速い流れになれば…というところをトウケイヘイローが引っ張ってくれました。ジェンティルドンナがさすがの貫禄をみせようかという直線を、並ぶ間のなく差し切っての完勝劇。これまで牝馬や短距離G1しか勝ち鞍のなかった福永騎手が、八大競争を2週連続で制しました。 ご結婚後、昇竜の勢いです。

 本命ダノンバラードは直前には嫌な予感が漂っていましたが、全くいいところなし。一方で凄みがあったのはジェンティルドンナ。あの展開での2着は相当な地力を感じます。

 自身の馬券はジャスタウェイからも持っていたのでどうにか事なきを得ましたが、堅いレースが続きますね。

2013/10/27 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り

  • 稍重見込み
コース図
台風一過で晴れ模様も、馬場の完全回復まではどうか。馬場の状態は、今回は大きなカギになりそう。
後はスタート直後に控えるコーナーをいかにスムーズに流れに乗れるかがポイント。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 × コディーノ 牡3 56.0 リスポリ
1 02   ナカヤマナイト 牡5 58.0 柴田 善臣
2 03   ダイワファルコン 牡6 58.0 川須 栄彦
2 04   トゥザグローリー 牡6 58.0 池添 謙一
3 05   レインスティック 牡6 58.0 武士沢 友治
3 06 エイシンフラッシュ 牡6 58.0 M.デムーロ
4 07 ジャスタウェイ 牡4 58.0 福永 祐一
4 08   ヒットザターゲット 牡5 58.0 北村 友一
5 09 ジェンティルドンナ 牝4 56.0 岩田 康誠
5 10   トーセンジョーダン 牡7 58.0 メンディザ
6 11 トウケイヘイロー 牡4 58.0 武 豊
6 12   フラガラッハ 牡6 58.0 高倉 稜
7 13   アンコイルド 牡4 58.0 吉田 隼人
7 14   オーシャンブルー 牡5 58.0 内田 博幸
8 15   レッドスパーダ 牡7 58.0 蛯名 正義
8 16 ダノンバラード 牡5 58.0 川田 将雅
8 17   ヴェルデグリーン 牡5 58.0 田辺 裕信
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
Ms
ミドルスロー
11の明確な逃げが見込める展開。有力馬だけに無謀なペースアップは見込めず、絶妙に落としてくるはず。
信頼度
D
上位拮抗
実力馬揃いの好メンバー。各馬実力伯仲しており、中波乱程まではありえそう。
予想本文 

 一見地味ながら、異なる各トライアル勝ち馬がそろい踏みで、実力伯仲の好メンバーが揃った今年の天皇賞(秋)。純粋に勝ち馬予想が楽しめそうで、その意見も分かれそうなところ。単勝勝負も面白そうだ。

 1番人気に応えられず、案外な出だしになったダノンバラード。しかし、前走は展開が向かなかったことはあきらかで、悲観するような内容ではない。むしろ、この敗戦により、人気的には狙いやすくなった。もともとここまでの地味な足跡もその傾向を後押し。宝塚記念での好走が示すように、力のいる馬場が向くパワータイプ。馬場渋化は歓迎といえよう。展開頼みの面はあるが、後続馬があがく中、うまく先行してしぶとく粘り込めれば勝機は見込める。切れる脚がない、左回り、外枠と不安要素も多々あることは承知の上で、複勝圏内軸として今回は本命を打つ。

 比較的速い流れで長い直線を差し切るなら、このメンバーの中ならジャスタウェイが最もイメージがしっくりくる。ただ、距離的にはギリギリではある点は注釈がつく。追い切りでは僚馬ゴールドシップを相手に先着と気配も上々。本命馬とは逆に、末脚の切れで勝負するタイプゆえ馬場渋化には不安を残すが、長い直線で父ハーツクライを彷彿させる末脚に期待したい。

 東京2000mの天皇賞・秋。ここでの逃げ切りは相当に困難。もしサイレンススズカが事故なく4コーナーを回っていれば…と思わなくもないが、大逃げで勝つにはほぼ絶望的といえよう。トウケイヘイローが勝つには、ダイワスカーレットの如く、引きつけての逃げが理想のレースになる。2000mの中距離重賞を3連勝。小回り函館中心とは言え、この実績を逃げて作るには相当の地力がなければ無理な芸当。すでに重馬場も克服しており、同型も不在で展開的にも恵まれる。ペース配分に長けた名手を背に見事な逃げ切りの期待感も十分にあるといえよう。しかし、東京の直線は長い。そう簡単に逃がしてくれるような相手でもないことも事実。

 人気馬だけにどうにも扱いが難しいのがジェンティルドンナ。前走、宝塚記念での一頓挫をどう捉えるかがポイントになる。海外遠征の影響も多分にあったとも言えよう。一方でオルフェーブルに勝利したジャパンカップ以外では、まだ決定的な実績に乏しいともいえ、判断がつきにくいところ。ただ、この馬のすごいところは、展開知らずできっちりと結果を残せるところにある。また休養明けを気にしていたが、その仕上がり具合は絶好調といっていい状態。得意の東京コースで、どうやらここが真価を問われる一戦になりそうだ。

 好メンバーの揃った毎日王冠を制したのはエイシンフラッシュ。ショウナンマイティやダークシャドウなど、いかにも中距離向きの骨っぽいところを相手にしての勝利だけに価値がある。ただ、この距離にしては珍しく、スローの上がりの競馬で、展開利があったことは否めない。それでも、昨年の覇者であり、ダービー馬。東京巧者はいうまでもなく、当然有力候補の一角といえよう。

 コディーノの前走は着順ほどは負けていない。出遅れも考慮すればまずまずといったところ。すぐコーナーのある東京2000mでは好枠といえる最内枠。もちろん出遅れなければ…の条件つきだが、本来スタート下手という訳でもないので、その点はあまり心配ないだろう。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸1頭マルチ:

16
→07,09,11,06,01
(60点)
人気ほど実力差は開いていないというのが総合的な見解。ならば派手で人気のあるジェンティルドンナやトウケイヘイローよりもダノンバラード、ジャスタウェイを上位評価とした。正直迷いを残しているが思い切ってダノンバラードを軸筆頭に据える。相手もそれなりに絞れそうなので、1頭軸マルチで勝負。できればこの6頭のボックスも押さえたいところだが、配当的に厳しそう。
2012年10月28日(日) / 東京 2000m コース・左 / 曇・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 12  ×  エイシンフラッシュ 牡5 58 Mデム  1:57.3  5
2[2] 4  ▲  フェノーメノ    牡3 56 蛯 名  1/2     1
3[3] 6  ○  ルーラーシップ   牡5 58 メンデ  1.1/4   2
4[7] 13  ◎  ダークシャドウ   牡5 58 福 永  3/4     4
5[8] 16  △  カレンブラックヒル 牡3 56 秋 山  アタマ  3
6[6] 11      ジャスタウェイ   牡3 56 内 田  クビ    8
7[4] 8     Bジャガーメイル   牡8 58 石橋脩  3/4     16
8[3] 5      サダムパテック   牡4 58 武 豊  ハナ    10
9[1] 1      ナカヤマナイト   牡4 58 柴田善  1.1/2   6
10[5] 9      ダイワファルコン  牡5 58 北村宏  クビ    15
11[4] 7      アーネストリー   牡7 58 佐 藤  1.1/4   13
12[1] 2      シルポート     牡7 58 小 牧  1.3/4   12
13[7] 15      トーセンジョーダン 牡6 58 スミヨ  1/2     7
14[2] 3      ネヴァブション   牡9 58 三 浦  1.3/4   17
15[5] 10      フェデラリスト   牡5 58 横山典  クビ    14
16[8] 17  ×  マイネルスターリー 牡7 58 松 岡  3.1/2   18
17[7] 14  ×  トランスワープ   セ7 58 大 野  1/2     9
18[8] 18      トゥザグローリー  牡5 58 岩 田  4      11
  
払戻金 単勝 12 1660円
    複勝 12 370円 / 4 140円 / 6 190円
    枠連 2-6 1850円
    馬連 4-12 3250円 / 馬単 12-4 8980円
    3連複 4-6-12 3990円 / 3連単 12-4-6 39520円
    ワイド 4-12 1190円 / 6-12 1350円 / 4-6 380円
  

感想と言い訳?!

 内から強襲したエイシンフラッシュの強襲。鮮やかすぎるダービー馬の復活でした。デムーロだからではと思わざるを得ない見事な伸び。外人さんなので天覧競馬でどうするのかなと思ったら、逆にとても絵になる演出をしてくれましたね。完全にお手上げです。

 本命にしたダークシャドウは4着。3着以内ならどうやっても的中だっただけに本来なら発狂ものですが、まぁこの結果なら仕方ありません。期待通り安定した走りは自分の走りはみせてくれたと思います。

 期待の3歳勢ですが、フェノーメノが直前で1番人気になり、カレンブラックヒルは3番人気まえ落ちたため、俄然カレンブラックヒルに傾いてしまいました。ですが、やはりちょっとこの相手で東京2000はしんどかったですね。フェノーメノもさすがの2着でした。一方プラス18キロでさすがにちょっと不安になったルーラーシップはさすがの突っ込み。この馬は次走はかなり人気になりそうです。

 馬券は外れましたが、ガチガチに堅いというより、総じて強い馬がそのまま強い競馬をした結果となり、気持ちの良いレースでした。

 ・・・負けたけどな!w

2012/10/28 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り
  • 稍重
    見込み
コース図
このコースはとにかくスタート直後のコーナー。外枠、とくに先行馬にはかなり厳しい影響を受ける。スタミナがある程度備わっておれば、スピード馬でも対応可能。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ナカヤマナイト 牡4 58.0 柴田 善臣
1 02   シルポート 牡7 58.0 小牧 太
2 03   ネヴァブション 牡9 58.0 三浦 皇成
2 04 フェノーメノ 牡3 56.0 蛯名 正義
3 05   サダムパテック 牡4 58.0 武 豊
3 06 ルーラーシップ 牡5 58.0 メンディザ
4 07   アーネストリー 牡7 58.0 佐藤 哲三
4 08   ジャガーメイル 牡8 58.0 石橋 脩
5 09   ダイワファルコン 牡5 58.0 北村 宏司
5 10 × フェデラリスト 牡5 58.0 横山 典弘
6 11   ジャスタウェイ 牡3 56.0 内田 博幸
6 12 × エイシンフラッシュ 牡5 58.0 デムーロ
7 13 ダークシャドウ 牡5 58.0 福永 祐一
7 14 × トランスワープ セン7 58.0 大野 拓弥
7 15   トーセンジョーダン 牡6 58.0 スミヨン
8 16 カレンブラックヒル 牡3 56.0 秋山 真一郎
8 17   マイネルスターリー 牡7 58.0 松岡 正海
8 18   トゥザグローリー 牡5 58.0 岩田 康誠
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
MH
ミドルハイ
中盤でもペースが緩むことはなさそう。淀みないペースが続き、早めの流れもこのレースなら想定内の範囲か。
信頼度
C
穴馬警戒
現状調子の出ていない実績馬に名手や、外国人ジョッキーが乗る。これらの思わぬ好走による波乱も怖い。
予想本文 

 凱旋門賞に挑戦したオルフェーブルが不在で、絵に描いたような「鬼のいぬ間・・・」のはずが古馬の有力各馬は軒並み今ひとつの状態。前哨戦が思わしくなかったり、休養明けでここからの始動だったりののんびりムード。そんな中、勢いのある3歳勢2騎が参戦。レベルが高いといわれる3歳世代がここでどのようなレースをみせるかが注目の天皇賞・秋。

 本命には古馬陣を代表してダークシャドウ。札幌記念を一度使い、順調度では古馬陣の中では1番といっていい。加えてどこからでも競馬が出来る点と、昨年のこのレース2着を含む安定した成績は本命に足る十分な実績と言っていいだろう。札幌記念は後方からマクられての敗戦だったが、ひとまず先行して自分でレースを作れた点に収穫があった。今は馬が大人になり、昨年よりもずっと安定感が増した。前走から間が空くことと、ややパンチ力に欠けるところは否めないが、軸としては申し分ない存在。

 オルフェーブルの後塵を拝したが、宝塚記念での2着はいよいよ本格化を思わせたルーラーシップ。叩いてから良くなるタイプにみえるため、ぶっつけのここは割引かざるを得ないが、オルフェーブルがいないとなれば実績的には最上位の存在。いくら香港でG1勝利があるとはいえ、国内G1はなんとしても欲しいタイトル。そうのんびりとも構えてられないはず。東京コースはこの馬にとってはやりやすいはずで、いきなりの好走も十分期待できる。鞍上も有馬記念の雪辱を果たす機会を得た。

 スカイディグニティが菊花賞を2着したことで、同馬に完勝しているフェノーメノはさらに価値が高まった。菊花賞を回避し、古馬との対戦のリスクをとっても遠征のない競馬を選んだ。それだけに簡単には負けられない背景がある。ダービー2着の実績を出すまでもなく、ハイレベルといわれる3歳世代のトップクラスの地力の持ち主。過去には脚を余して敗れるケースもあったが、東京コースで今の完成度ならその点には不安はなさそう。純然たる古馬との力比べとなるだろう。むしろ斤量差という大きなアドバンテージを得ている。

 5戦負けなし、かつ連動性の高い毎日王冠、それも豪華メンバーの中、完勝してみせたカレンブラックヒル。ただ、いかにも危ない人気馬であることも否めない。先行馬にとって致命的となる外枠、加えておそらくかなり早い流れが想定され、差し馬有利の情勢。3歳馬である点、そしてやはり距離という不安要素が介在する。それでも、それを差し引いてありあまるほどのインパクトがあったのが前走の勝利。今回の予想と同じく淀みのない、差し馬に圧倒的な有利な早い流れであるにも関わらず、終始早いラップで押し切った。今回はどうしても背負ってしまう人気と外枠を懸念して評価は下げたが、この馬の能力はかなり高い。

 毎日王冠では4馬身差9着と振るわなかったエイシンフラッシュだが、それでも1度使ったという点は評価できる。一応上がりも33秒台ではあり、2番人気だった点を考慮すれば物足りないが、巻き返しはあってもおかしくはない。

 重賞連勝のトランスワープ。古馬実績馬が今ひとつの現状、この馬の勢いを買う。ローカルとは言え、小回りの函館と、長い直線の新潟とでそれぞれ味のある競馬ぶりを披露した。差し馬に脚質転換してからのスパッと切れる脚はやはり魅力的。この相手でどこまで通用するか注目したい。

 さすがに負けすぎの前走も、ガラリ一変が怖いフェデラリストを大穴で一考したい。元来中距離は得意で、前2走はまるで競馬になってないだけに、逆の怖さがある。

 トーセンジョーダン、トゥザグローリー、ジャガーメイル等、順調ならもっと注目されるべきはずの実績馬がどうにも不気味ではあるが、いずれもここは一度叩いてからの感が強い。人気的に旨味あれば、ヒモ程度には押さえてもよさそう。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=06
→04,16,12,14,10
(30点)

13=04
→06,16,12,14,10
(30点)
古馬陣が今ひとつの中、3歳2騎に目がいくのは仕方ない。しかしここは敢えて古馬の代表格2頭を本命、対抗に据えた。特にダークシャドウは順調度、実績から比較的迷い無い本命。一方、ルーラーシップは休み明けの分、少々迷いが生じた。ここに3歳2騎が並んでほぼ横一線の評価。正直、カレンブラックヒルが人気がなければ本命にとまで考えてはいたが、さすがに無敗馬は人気を背負うようだ。フェノーメノもしかりで、実力は十分認めているものの、人気とのバランスを考慮して、上記の評価とした。
馬券的にも難しいところだが、ダークシャドウの軸は確定。3連単2頭軸マルチながしで、ひとまず相手をルーラーシップとフェノーメノとする。
また本文でも述べたが、波乱があればやはり実績馬の巻き返しで、このあたりも一応は押さえておきたいところ。
2011年10月30日(日) / 東京 2000m 芝・左 / 曇・良
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手   着差   人気
1[6] 12  ×  トーセンジョーダン 牡5 58 ピンナ 1:56.1  7
2[4] 7  ▲  ダークシャドウ   牡4 58 ベリー 1/2     2
3[4] 8  △  ペルーサ      牡4 58 横山典 1/2     6
4[3] 5  ◎  ブエナビスタ    牝5 56 岩 田 3/4     1
5[8] 17      トゥザグローリー  牡4 58 福 永 1.3/4   10
6[2] 4  ○  エイシンフラッシュ 牡4 58 ルメー 3/4     3
7[8] 16      ナリタクリスタル  牡5 58 武 豊 2      13
8[7] 13  ×  ミッキードリーム  牡4 58 和 田 3/4     8
9[5] 9    Bジャガーメイル   牡7 58 四 位 1      9
10[6] 11  ×  ローズキングダム  牡4 58 メンデ 1/2     4
11[7] 15      シンゲン      牡8 58 田 辺 1.1/4   17
12[2] 3      アクシオン     牡8 58 柴田善 2      16
13[7] 14      シャドウゲイト   牡9 58 田中勝 1.1/4   18
14[8] 18  △  アーネストリー   牡6 58 佐 藤 2.1/2   5
15[1] 2      ダノンヨーヨー   牡5 58 後 藤 1      11
16[1] 1      シルポート     牡6 58 蛯 名 2.1/2   12
17[3] 6      ビッグウィーク   牡4 58 川 田 3.1/2   14
-[5] 10      メイショウベルーガ 牝6 56 池 添 中止    15
  
払戻金 単勝 12 3330円
    複勝 12 850円 / 7 260円 / 8 350円
    枠連 4-6 910円
    馬連 7-12 7020円 / 馬単 12-7 23560円
    3連複 7-8-12 22790円 / 3連単 12-7-8 214010円
    ワイド 7-12 2520円 / 8-12 3950円 / 7-8 1090円
  

感想と言い訳?!

 トーセンジョーダンがものすごいレコードたたき出しての完勝でした。
距離がやや短く、何より宝塚記念で同じピンナ騎手で大敗してたことも手伝って、思った以上に人気がなかったですが、この結果はそう驚くほどではないです。
ですが、あのウォッカのレコードが1秒近くも更新されたことはかなりの驚きです。

 2着のダークシャドウは、まぁ自身の競馬はしっかり出来たといえるでしょう。
破れはしたものの、上々の結果で、今後も引き続き楽しみです。
むしろ悔しいのはペルーサの方かも知れません。元々出来はよく、レースもおあつらえ向きのハイペース。最高の内容といえ、その上での3着は残念だったかも・・・です。

 いやな予感がなかったわけではないですが、ブエナビスタがついに4着に敗れました。
直線は内枠で前があかない場面もありましたが、それにしてもいつもの伸びではなかったような気がします。この馬と心中!キリッ とかいってたので、仕方ないのですが、せめて3着に来てくれてたならぁ・・・(泣

 後、いくら大外枠が響いたとはいえアーネストリーの大敗は気になりますね。

2011/10/30 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り

  • 見込み
コース図
やはり最重要ポイントは最初の急コーナー。ここで大外枠はかなりの不利をうけてしまう。直線長く、後方からも十分に間に合う算段。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   シルポート 牡6 58.0 蛯名 正義
1 02   ダノンヨーヨー 牡5 58.0 後藤 浩輝
2 03   アクシオン 牡8 58.0 柴田 善臣
2 04 エイシンフラッシュ 牡4 58.0 ルメール
3 05 ブエナビスタ 牝5 56.0 岩田 康誠
3 06   ビッグウィーク 牡4 58.0 川田 将雅
4 07 ダークシャドウ 牡4 58.0 ベリー
4 08 ペルーサ 牡4 58.0 横山 典弘
5 09   ジャガーメイル 牡7 58.0 四位 洋文
5 10   メイショウベルーガ 牝6 56.0 池添 謙一
6 11 × ローズキングダム 牡4 58.0 メンディザ
6 12 × トーセンジョーダン 牡5 58.0 ピンナ
7 13 × ミッキードリーム 牡4 58.0 和田 竜二
7 14   シャドウゲイト 牡9 58.0 田中 勝春
7 15   シンゲン 牡8 58.0 田辺 裕信
8 16   ナリタクリスタル 牡5 58.0 武 豊
8 17   トゥザグローリー 牡4 58.0 福永 祐一
8 18 アーネストリー 牡6 58.0 佐藤 哲三
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
最内枠を引いた1がハナ。先行勢はつかず離れずの ミドルペース。各トライアルが超スローの上がりの競馬が目立ったが、それとは展開は異なものになりそう。
信頼度
C
混戦
地力ある好メンバーが揃ったが、休養明け実績場の動向は読みがたい。やや波乱含み。
予想本文 

 今年の天皇賞・秋は豪華な顔ぶれが揃った。
ただ、先を見据えてか、休養明けでここから始動という実績馬も多く見られ、夏の実績馬、初戦のトライアルを順調に勝ち上がった馬との力関係が難しい。
加えて、外国人ジョッキーを中心とした、騎手の乗り替わりも付加すれば、面白いが難しいレースとなった。

 昨年このレースを勝ってから、まさかアクシデントのない状態で全く勝利に遠ざかるとは夢にも思わなかったブエナビスタ。このとりこぼしがなければ、一体、どれだけG1のタイトルを重ねたことだろうか。陣営も今度こそとの意気込みではあろうが、今回は正直のところ、かなり暗雲が立ちこめている面は否めない。
昨年よりずっとメンバーが揃って、加えて休養明け初戦でもあり、調教過程も芳しくない。
それでも本命に置いたのは、やはり3,2,0,0のパーフェクト連対の東京コースだからこそ。
後からのキレで勝負する馬なので、どうしても取りこぼしが生じるのは仕方が無い。
それゆえ直線長い東京コースなら、その取りこぼしの可能性もぐっと減る。
事実、昨年このレースを完勝し、降着となってしまったが次のジャパンカップでは圧勝に近い内容だった。もちろん今回は休養明けで、そこまでの出来に戻っているとも思えない。
しかしこの馬は、惨敗は想像できなくなるほどに、常に一線級の舞台で長期に渡り結果を出してきている。 ドバイでは大敗したとはいえ、実際に国内での大敗をみるまでは、軸筆頭という面で本命は譲ることはできない。

 どうしても昨年のJCと有馬記念の惨敗が気になるところではあるのだが、エイシンフラッシュをこのメンバーでも抜擢してみる。ダービー馬という実績を出さずとも、本来、この馬は東京なら怖い存在だ。普通、一頓挫あった場合で、この馬のような復活の仕方は珍しいが、気性的に成長した今なら楽しみも持てそう。
正直なところ、もう少し下の評価でもよいのだが、ルメール騎手の乗り替わりが怖いというのが本音だ。事実、このレースで有力馬の外国人ジョッキーへの変更が目立つように、海外の騎手の力はもう無視はできなくなってきた。
有力馬の実力はかなり接近している。ならば後は騎手の力量に賭けるのは当然の流れ。
その中でも国内で実績をかなり残している鞍上の手腕に期待したい。

 ダークシャドウの評価はどこに置いて良いかには少し迷いもあった。
力量的に本命まで考えていたが、予想以上な人気もあるので、単穴候補とした。
大阪杯で、上記エイシンフラッシュに先着し、ヒルノダムールをハナ差まで追い詰めたことで一躍注目を集めた。その後、その地力通りに、エプソムCを楽勝して、一夏を超し迎えた前走の毎日王冠がまた素晴らしい内容。東京コースとはいえ、超スローペースの中、完全にリアルインパクトの手中の競馬を外から差しきった。間違いなくこのメンバーの上位陣と同等の力を備えており、東京コースであることに加え、さらにペースが上がればますますおあつらえ向き。
鞍上はこの馬をよく知っているはずだが、さらなる成長を遂げていることを感じることができるに違いない。

 宝塚記念を勝ってまさに今が充実期といえるアーネストリー
好メンバーとはいえ、土をつけた相手ばかりで、すでに勝負付けがすんだともいえる。
もちろん、当然の本命候補ではあったのだが、大外枠を引いたのはかなり痛い。
加えて先行脚質だけに東京コースではやや分が悪い。それは、この馬が東京コースが苦手ということでなく、この舞台でこその馬が比較的揃っている点においてだ。
ただ、この馬の素晴らしいところは、本命ブエナビスタと同じく、どんな場面でもきっちりと複勝圏内にからんでくる点だ。
今回、この馬にとっては最も厳しい競馬となるだろうが、それでもその持てる地力を信頼したい。

 今回私にとって一番怖いのはペルーサだ。穴人気するのか、それとも意外と人気がないかその辺りが読み切れない。前走、天皇賞・春で大敗してしまい、そこからの休養明け初戦。加えて長いこと勝利例もなく、通常ならかなりの割引きが必要で、実際人気落ちも見込めたところだ。だが、それをひっくり返す調教の好調さ。もともと関東からの人気が高い馬なので、人気次第のところはあるが、東京2000mで、この好枠なら一発はありえる。

 ローズキングダムの前走は59キロを背負ってのさすがの勝利ではあった。
ただ、あの相手では勝って当然の感もあり、ひとまずはようやく1着を取ったというところで順調度はアピールできたというところ。仏の名手、メンディザバルが駆ることになるが、それがプラスに出れば当然勝ち負けできる力量はある。

 穴ではトーセンジョーダン。といってもこのメンバーだからこその穴馬であってG1での敗戦を除けばずっと連勝している馬だ。しかも敗れた有馬記念は逃げてのものだし、宝塚記念は一頓挫明け。札幌記念から直行はこのレースに相性もよく、侮れない。

 同様に勢いがあるのがミッキードリーム
夏の上がり馬で毎日王冠でもダークシャドウと同等の競馬内容。
ここでどこまでのレースができるか興味深いところ。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

05=04
→07,18,08,11,12,13
(36点)

05=07
→04,18,08,11,12,13
(36点)
 ほぼ宝塚記念のメンバーが揃ったが、その1,2着のアーネストリーとブエナビスタに不安要素が残る。
となれば当然、そのレースで接戦したエイシンフラッシュ、ローズキングダムに、いよいよG1の舞台まで昇ってきたダークシャドウと復活をかけるペルーサ。
なかなか選択に迷うメンバー構成だが、少々の不安があってもブエナビスタの軸でいきたい。
問題はその相手だが、順位をつけたものの、エイシンフラッシュ、ダークシャドウ、アーネストリーの3頭は同等で、当日の気配次第で左右されるほどまだ迷いがある。
ここでは、ブエナビスタからエイシンフラッシュ、ダークシャドウで3連単 2頭軸マルチながしとする。
2010年10月31日(日) / 東京 2000m 芝・左 / 曇・稍重
サラ系3歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差    人気
1[1] 2  ○  ブエナビスタ    牝4 56 スミヨ  1:58.2   1
2[4] 7  X  ペルーサ      牡3 56 安藤勝  2       4
3[6] 12  ▲  アーネストリー   牡5 58 佐藤哲  1.1/2    2
4[3] 5      オウケンサクラ   牝3 54 北村宏  1.1/4    17
5[7] 14  △  ネヴァブション   牡7 58 後 藤  クビ     11
6[5] 10  ◎  シンゲン      牡7 58 藤 田  クビ     3
7[5] 9      トウショウシロッコ 牡7 58 吉田豊  1.3/4    16
8[3] 6  X  スマイルジャック  牡5 58 三 浦  1/2      13
9[6] 11      アクシオン     牡7 58 武 豊  アタマ   10
10[7] 13      ヤマニンキングリー 牡5 58 吉田隼  ハナ     15
11[7] 15      スーパーホーネット 牡7 58 藤岡佑  1/2      8
12[4] 8      シルポート     牡5 58 酒 井  2.1/2    14
13[8] 16  △  キャプテントゥーレ 牡5 58 小 牧  1       9
14[8] 18  X  アリゼオ      牡3 56 福 永  3/4      6
15[8] 17      コスモファントム  牡3 56 松 岡  3/4+クビ 18
16[1] 1      ショウワモダン   牡6 58 柴田善  1.1/4    12
17[2] 4  X  エイシンアポロン  牡3 56 蛯 名  クビ     7
18[2] 3     Bジャガーメイル   牡6 58 ホワイ  15位降着 5
  
払戻金 単勝 2 220円
    複勝 2 110円 / 7 240円 / 12 150円
    枠連 1-4 1010円
    馬連 2-7 1030円 / 馬単 2-7 1660円
    3連複 2-7-12 1680円 / 3連単 2-7-12 7480円
    ワイド 2-7 430円 / 2-12 210円 / 7-12 910円
  

感想と言い訳?!

 いろいろ不安定要素が重なったため、やや軽視したブエナビスタでしたが、圧勝というよりない勝ちっぷりでした。
中団前目の無難な位置から直線利して、一瞬で引き離されては他馬にはどうしようもありません。
ナカヤマフェスタとの決着を残していますが、牝馬ながら現役最強馬として認めざるを得ないでしょう。

 2着にも個人的にはびっくりのペルーサ。
確かに馬場は回復したとはいえ、まだ湿り気の残る状態で「またやった!!」の痛恨の出負け。
もう、GAME OVERかと思いましたが、直線の末脚はブエナビスタを凌ぐほどでした。

 3着には地力上位のアーネストリーが入り、馬券としてはとても堅い結果でした。
本命シンゲンは道中の不利も影響したが、今ひとつの結果でした。

 驚いたのはオウケンサクラですね。
軽量利したのかもしれませんが、複勝圏内にからめば大変なことになってましたね。

2010/10/31 3歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2000m
    左回り
  • 稍重
    見込み
コース図
当日の馬場がどこまで。
外枠不利のコース形態からもパワー型の先行馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ショウワモダン 牡6 58.0 柴田 善臣
1 02 ブエナビスタ 牝4 56.0 C.スミヨン
2 03   ジャガーメイル 牡6 58.0 D.ホワイト
2 04 × エイシンアポロン 牡3 56.0 蛯名 正義
3 05   オウケンサクラ 牝3 54.0 北村 宏司
3 06 × スマイルジャック 牡5 58.0 三浦 皇成
4 07 × ペルーサ 牡3 56.0 安藤 勝己
4 08   シルポート 牡5 58.0 酒井 学
5 09   トウショウシロッコ 牡7 58.0 吉田 豊
5 10 シンゲン 牡7 58.0 藤田 伸二
6 11   アクシオン 牡7 58.0 武 豊
6 12 アーネストリー 牡5 58.0 佐藤 哲三
7 13   ヤマニンキングリー 牡5 58.0 吉田 隼人
7 14 ネヴァブション 牡7 58.0 後藤 浩輝
7 15   スーパーホーネット 牡7 58.0 藤岡 佑介
8 16 キャプテントゥーレ 牡5 58.0 小牧 太
8 17   コスモファントム 牡3 56.0 松岡 正海
8 18 × アリゼオ 牡3 56.0 福永 祐一
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
スタート直後の位置取り争いは厳しくなりそう。
だが、直線見越して早めには動きたくもなく、道中で落ち着くか。
信頼度
C
実力伯仲
この距離、このコースの得意そうな馬が揃った。
見応えのあるレースに期待。
予想本文 

 秋の天皇賞といえばやはりウォッカの印象が強く、ターフを去ってしまった寂しさも感じる。
だが、今回のメンバーは2000mという絶妙な中距離レースにふさわしいメンバーが揃ったといえよう。次世代の女傑、ブエナビスタが格的には主役だろうが、一筋縄ではいかないくせ者が顔を並べる。

 休養明けにも関わらず、ドリームジャーニーをクビ差凌ぎきったシンゲンの状態を昨年以上と見る。昨年は期待されながらも5着に敗れたが、それが骨折の影響だったのかは本当のところはわからない。
ただ、やはりこの馬にとって、このレースは距離といい、左廻りといい、最も向く舞台。
もう7歳ではあるが、遅咲きの血統で今こそ最も充実期。
パワー型の走法のため、馬場の渋化もおそらく影響は受けにくいはず。
一叩きを経て、飛躍のレースとしたい。

 近年は牝馬であることはもはやハンデではないが、休養明けに加え、騎手の手替わり。
今回、はじめてブエナビスタを無印にしようかとまで悩んだ。
しかし、その調教過程を見て、やはりこれ以上印を下げることはできなかった。
むしろ、休養前よりもよい状態かもしれないほどの仕上がり具合。
気になるのは馬場と、展開が先行有利になった場合だが、もともとキレ味が武器なだけに東京コースは申し分ないはず。
その相殺を踏まえると、やはり上位から外れるというのは少し考えづらい。

 本来なら、本命まで考えていたアーネストリー
どうにも宝塚記念でノメっていた事が気になって、良馬場でないと強気になれない背景がある。
だが、一方で先行脚質であるがゆえ、今回は東京コースでも有利となる可能性があることも見逃せない。
札幌記念からの直行は予定通りで、順調そのもの。
やや出世が遅れたが、この馬も今が充実期でG1の一つや二つは獲れる器。
とにかく馬場さえ戻れば、死角はなくなる。

 シンゲンやブエナビスタ級以外では差し馬には辛く、先行有利になる展開が予想される。
ならば、キャプテントゥーレの粘り込みは怖い。
とにかく、先行しての渋とさは驚異的。
昨年と全く同じで朝日杯を1着してのローテーションでここに望む。
昨年はここで大敗してしまったが、今年のメンバーと展開なら一波乱起こせるかもしれない。

 同様の理由でネヴァブション
善戦はできるのだが、もうひとつ足りないというイメージの強い馬だが、昨年よりは随分調子はいい。勝ちきるのは難しいかもしれないが、うまくハマれば連下に怖い存在。

 3歳勢はやや評価を下げたが、逆に無視もできない存在。
その中ではエイシンアポロンを最上位にしたい。
その理由はいうまでもなく、弥生賞でみせた不良馬場への適性。
無論、毎日王冠での2着もここでの通用の下地を裏付けるもの。

 外枠が何より痛いアリゼオだが、毎日王冠の勝利馬はとにかくこのレースとの連動性が高い。
行きたがる気性の馬が、うまく折り合って中団からレースを進め、勝利できたことは大きな収穫。
位置取りと折り合いさえつけば、好勝負はできるはず。

 3歳で地力が最もあるのはペルーサであろうことに異論はない。
前走は痛恨の出遅れがあったが、あれがなければ…という点も理解できる。
しかし、ダービー時もそうだったが、どうもこの馬は人気先行してしまうようで、現時点で単勝4番人気というならやはり躊躇してしまう。
それでも連下には加えておくべき1頭ではある。

 もう一頭だけスマイルジャックを挙げておく。
前走を見る限り、ちょっと足りない気もするが、東京巧者の叩き2走目だけに一応警戒。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

10=02
 →12,16,14,04,18,07,06
(42点)

BOX:

10,02,12,16,14
(60点)
 やはり当日の馬場が気に掛かる。
それによっては、もう少し絞りこんでもよいのだが、現時点ではやや手広く。
シンゲン、ブエナビスタの3連単2頭軸マルチが基本線。
ただ、これらの軸2頭も共に3着以下の可能性もないわけではない。
点数が増えてしまうが、可能であれば、高配狙いのBOX馬券も持っておきたい。

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一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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