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2019年3月31日(日) / 阪神 2000m 芝・右 内 / 曇・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 馬名               性齢 斤 騎手   印  着差   人気
1[3] 3 Bアルアイン     牡5 57 北村友 ☆  2:01.0  9
2[4] 6  キセキ       牡5 57 川 田 △  クビ    2
3[2] 2  ワグネリアン    牡4 57 福 永 ○  クビ    4
4[1] 1  マカヒキ      牡6 57 岩 田     3/4     10
5[6] 9  エアウィンザー   牡5 57 浜 中 △  クビ    5
6[5] 7  ブラストワンピース 牡4 57 池 添 ◎  1/2     1
7[8] 13  スティッフェリオ  牡5 57 田 辺     1.1/4   13
8[4] 5  ムイトオブリガード 牡5 57 横山典     クビ    14
9[8] 14  ダンビュライト   牡5 57 松 若     クビ    11
10[3] 4  エポカドーロ    牡4 57 戸 崎     2      8
11[7] 11  ペルシアンナイト  牡5 57 デムー ▲  クビ    3
12[5] 8  サングレーザー   牡5 57 ミナリ     クビ    7
13[6] 10  ステイフーリッシュ 牡4 57 藤岡康     1.3/4   12
14[7] 12  ステルヴィオ    牡4 57 丸 山 ☆  3/4     6
  
払戻金 単勝 3 2220円
    複勝 3 450円 / 6 180円 / 2 320円
    枠連 3-4 1750円
    馬連 3-6 3680円 / 馬単 3-6 10940円
    3連複 2-3-6 10740円 / 3連単 3-6-2 93560円
    ワイド 3-6 1090円 / 2-3 2880円 / 2-6 880円
  

感想と言い訳?!

 2000mに実績のある先行馬がクビクビの接戦で、大阪杯らしい結果となりました。
勝ったのは皐月賞馬、アルアイン。勝ち味に遠ざかったいたことが影響して、人気は今ひとつでしたが、見事な勝利でした。北村友騎手もまだ、勝ってなかったのかとも思えるG1初勝利でした。

 さて、問題は本命にしたブラストワンピース。出負けして後方からのレースとなり、更にコーナーでは他馬に大きく外にふられ、これでは勝てるものも勝てませんね。残念です。

2019/3/31 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
内回りコースで小回りと鳴る中、直線も短い。向正面で落ち着きやすく、スローで流れがち。直線の瞬発力勝負になり、やはり先行馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   マカヒキ 牡6 57.0 岩田康
2 02 ワグネリアン 牡4 57.0 福永
3 03 アルアイン 牡5 57.0 北村友
3 04   エポカドーロ 牡4 57.0 戸崎圭
4 05   ムイトオブリガード 牡5 57.0 横山典
4 06 キセキ 牡5 57.0 川田
5 07 ブラストワンピース 牡4 57.0 池添
5 08 サングレーザー 牡5 57.0 ミナリク
6 09 エアウィンザー 牡5 57.0 浜中
6 10   ステイフーリッシュ 牡4 57.0 藤岡康
7 11 ペルシアンナイト 牡5 57.0 Mデムーロ
7 12 ステルヴィオ 牡4 57.0 丸山
8 13   スティッフェリオ 牡5 57.0 田辺
8 14   ダンビュライト 牡5 57.0 松若
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
06が流れを作る展開。早い流れにはならず、内回りコースを踏まえても、先行有利か。
信頼度
C
実力伯仲
各場横一線の状況。頭数が少なく、極端な波乱はなさそうだが、伏兵介在の余地は十分。
予想本文 

~ 春爛漫の豪華メンバー ~
 アーモンドアイとレイデオロはドバイ参戦となるが、新旧各世代のクラシックホースがずらりと揃い、グランプリホースも加わって少数頭ながら豪華なメンバーが揃った。ただ、抜けた馬がいるかと言われると…?

 本命はブラストワンピース。有馬記念制覇後のぶっつけとなるが、最強世代といわれる4歳勢だけでなく、現役最強馬への地位をかける一戦と見る。ダービーも菊花賞も言い訳の効くもので、その欠点のひとつであった融通の効かない脚質は、グランプリで払拭した。今回も先行有利。前目の競馬で展開し、例えぶっつけでもここはねじ伏せなければ道は開けない。

 対抗馬にも4歳。本命馬に待ったをかけるべくのダービー馬、ワグネリアンを抜擢。こちらは、頓挫があっての長期休養明けで、順調度はさらに劣るが、まだ勝負付けは済んでおらず、そこも見せていない。リスクは承知の上で、未知の魅力にかけてみたくなった。

 マイルの雄であるペルシアンナイトだが、阪神2000mならなんら問題なくこなせる。金鯱勝を叩いてのローテは、当然叩いた効果が期待できる。欲を言えば勝っておきたかったが、配当的には旨味が増した。引き続きの名手の手腕で、混戦を抜け出したい。

 評価に迷ったのがキセキ。前走の有馬記念の5着は決して力負けではなく、連戦の疲れと展開的に厳しいものがあった。阪神内の2000mなら、逃げてもコントロールはしやすく、好走は期待できよう。人気を背負った点で少し割り引いたが、十分圏内。

 連勝こそ、前走でとまったが、勢いならエアウインザー。特筆すべきは6戦パーフェクト連対の阪神コースでの適性。前での競馬ができる点もここでは大きな武器となる。

 マイル~中距離ならやはりサングレーザーは怖い。ディープインパクト産駒らしい切れのある末脚が武器で、前崩れなら強襲の可能性も。

 マイルG1ホース、ステルヴィオは余裕のあるローテに好感。末脚の切れ味はやはり一流馬のそれ。状態もよく、遠征の影響も少なそう。

 昨年3着のアルアインも得意の2000m、ここで恥ずかしい競馬はできない。内枠を引いたことをどう活かすかが鍵になりそう。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

07=02
→11,06,09,08,12,03
(36点)

07=11
→02,06,09,08,12,03
(36点)
楽しみなメンバーが揃ったが、なかなか難解な一戦。どちらかというと、昨年の中心ホースよりも新鋭、特に4歳馬を、そしてその中でも先行馬を主眼に据えた。ブラストワンピースが次のステージに進むには、ここは勝たねばならない。まだ何ともいえないところがあるが、本命に。相手は難しく、ここはひとまず3連単2頭軸マルチでワグネリアンとペルシアンナイトから。
2018年4月1日(日) / 阪神 2000m 芝・右 内 / 晴・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 馬名               性齢 斤 騎手   印  着差   人気
1[8] 15  スワーヴリチャード 牡4 57 デムー ○  1:58.2  1
2[3] 5  ペルシアンナイト  牡4 57 福 永     3/4     6
3[4] 8  アルアイン     牡4 57 川 田 ◎  1/2     2
4[2] 3  ヤマカツエース   牡6 57 池 添 ☆  1.1/2   10
5[1] 1  ミッキースワロー  牡4 57 横山典 ☆  クビ    5
6[7] 14  ダンビュライト   牡4 57 浜 中 △  3/4     8
7[1] 2  サトノダイヤモンド 牡5 57 戸 崎 ▲  2.1/2   3
8[5] 9  トリオンフ     セ4 57 田 辺 △  クビ    7
9[3] 6  スマートレイアー  牝8 55 四 位 ☆  クビ    11
10[8] 16  メートルダール   牡5 57 松 山     ハナ    14
11[6] 12  ヤマカツライデン  牡6 57 酒 井     1.1/4   15
12[6] 11  ウインブライト   牡4 57 松 岡     1.1/4   9
13[2] 4  シュヴァルグラン  牡6 57 三 浦     ハナ    4
14[7] 13  マサハヤドリーム  牡6 57 北村友     2      16
15[5] 10  サトノノブレス   牡8 57  幸      1/2     13
16[4] 7  ゴールドアクター  牡7 57 吉田隼     大差    12
  
払戻金 単勝 15 350円
    複勝 15 150円 / 5 310円 / 8 140円
    枠連 3-8 2410円
    馬連 5-15 2930円 / 馬単 15-5 3750円
    3連複 5-8-15 2780円 / 3連単 15-5-8 17450円
    ワイド 5-15 1020円 / 8-15 300円 / 5-8 640円
  

感想と言い訳?!

 スワーヴリチャードが後方からの競馬となり、不穏な空気が流れましたが、さすがに名手は2週連続のポカはしない。道中大まくりを決めてみせ完勝しました。本命にしたアルアインも自分の競馬はできた感。最後までしっかりと伸びてました。

 少々意外だったのは印のまわらなかったペルシアンナイトの頑張り。一応は押さえてはいましたが、ちょっと力量を誤りましたね。あと、ゴールドアクターは2戦連続の大敗で、残念ですが、ちょっと上がり目は期待できなさそうです。

2018/4/1 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
内回りコースで小回りと鳴る中、直線も短い。向正面で落ち着きやすく、スローで流れがち。直線の瞬発力勝負になり、やはり先行馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ミッキースワロー 牡4 57.0 横山典
1 02 サトノダイヤモンド 牡5 57.0 戸崎圭
2 03 ヤマカツエース 牡6 57.0 池添
2 04   シュヴァルグラン 牡6 57.0 三浦
3 05   ペルシアンナイト 牡4 57.0 福永
3 06 スマートレイアー 牝8 55.0 四位
4 07   ゴールドアクター 牡7 57.0 吉田隼
4 08 アルアイン 牡4 57.0 川田
5 09 トリオンフ セ4 57.0 田辺
5 10   サトノノブレス 牡8 57.0
6 11   ウインブライト 牡4 57.0 松岡
6 12   ヤマカツライデン 牡6 57.0 酒井
7 13   マサハヤドリーム 牡6 57.0 北村友
7 14 ダンビュライト 牡4 57.0 浜中
8 15 スワーヴリチャード 牡4 57.0 Mデムーロ
8 16   メートルダール 牡5 57.0 松山
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
例年、緩めのペースで、ゴール前の上りの競馬になりがち。 今年は多少流れそうだが、基本的なペースはかわらないだろう。
信頼度
D
実力拮抗
各馬の実力は拮抗。特に4歳勢においては多士済々。その分、馬券は割れそう。
予想本文 

~ 4歳勢席巻 ~
 明け4歳勢が古馬との重賞での対決でそのレベルの高さを見せつけた。しかし、抜けた馬がいるわけではなく高レベルでの拮抗状態。春の中距離G1として2回目を迎えるが、キタサンブラックいない今年は混戦模様と言えよう。

 やはり本命には4歳馬から。それも阪神実績を群を抜くディープインパクト産駒、アルアインを本命。波乱を起こした皐月賞ではあったが、その後の実績はそれに見合うもの。不運もあったとはいえ、期待を裏切った菊花賞から、注目された復帰戦も「これなら!」と思わせるものであった。2戦2勝の阪神の舞台で再び大輪の花を咲かせる。

 外枠が気になる所だが、スワーヴリチャードも4歳馬の勢いを印象づけた馬。ダービー2着後、有馬記念4着、重賞2勝は充実の証。前走ではサトノダイヤモンドを破り、勢いにも乗っている。態勢は万全。

 本来、主役は古馬代表としてサトノダイヤモンドが努めねばならない。海外遠征はともかく、国内復帰後はさすがの姿を見せてほしかったが、前走の結果としてはもうひとつ。それでも最後の伸びはさすが。この馬もディープインパクト産駒らしく、阪神の舞台は3戦無敗。当然の主力候補一角。

 注目したいのがトリオンフがここでどこまでの競馬を見せるか。実績的にはこのメンバーでは見劣りはあるが、そのレースぶりの安定感はまだ底が知れない。右回り実績も十分で、不安より期待感の方が大きい。

 父と同じく、ジリ脚っぷりがもどかしかったダンビュライトだが、ここ2戦を連勝。前走AJCCでは目の覚めるような勝ちっぷり。先行脚質であるため、大崩れもなさそう。

 2000mといえば、ヤマカツエース。相手が揃った感もあるが、引き続き。

 ミッキースワローは混戦になれば目。上がりの勝負にも向くはず。

 穴っぽいところでスマートレイアー。8歳牝馬だが、展開ハマれば一発も。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

08=15
→02,09,14,03,01,06
(36点)

05=02
→15,09,14,03,01,06
(36点)
実力伯仲の好メンバー。とはいえあれもこれもと手を伸ばしづらく、ある程度の割り切りも必要か。総合的にバランスのいいアルアインを本命視。相手はスワーヴリチャード、サトノダイヤモンドから、4歳勢を中心に2頭軸マルチ馬券で勝負。
2017年4月2日(日) / 阪神 2000m 芝・右 内 / 晴・良
サラ系4歳以上 / (国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[4] 5  ○ キタサンブラック  牡5 57 武 豊  1:58.9  1
2[3] 4  ☆ ステファノス    牡6 57 川 田  3/4     7
3[8] 13  ☆ ヤマカツエース   牡5 57 池 添  1/2     4
4[8] 14  ◎ マカヒキ      牡4 57 ルメー  1.1/2   2
5[7] 12  △ アンビシャス    牡5 57 福 永  アタマ  5
6[5] 7  ▲ サトノクラウン   牡5 57 デムー  ハナ    3
7[1] 1  ☆ ミッキーロケット  牡4 57 和 田  1/2     6
8[6] 10     モンドインテロ   牡5 57 内 田  2.1/2   11
9[2] 2     アングライフェン  牡5 57 岩 田  1.1/4   14
10[6] 9     ディサイファ    牡8 57 四 位  1/2     13
11[3] 3     スズカデヴィアス  牡6 57 藤岡佑  1.1/2   12
12[7] 11     マルターズアポジー 牡5 57 武士沢  1/2     8
13[4] 6     サクラアンプルール 牡6 57 横山典  3      9
14[5] 8     ロードヴァンドール 牡4 57 太 宰  3      10
  
払戻金 単勝 5 240円
    複勝 5 110円 / 4 280円 / 13 280円
    枠連 3-4 2130円
    馬連 4-5 2320円 / 馬単 5-4 3390円
    3連複 4-5-13 4830円 / 3連単 5-4-13 23910円
    ワイド 4-5 540円 / 5-13 480円 / 4-13 1800円
  

感想と言い訳?!

 予想されたハイペースよりは落ち着いた流れとなりました。それでも控える形となったキタサンブラックでしたが、手応えに余裕すら感じる貫禄の勝利となりました。G1昇格となり、他馬の本気度には一歩譲る所はあったのですが、それでも圧勝です。見事としか言いようがありません。

 後方待機馬には苦しい流れとはいえ、期待されたマカヒキはもう一つ伸びが足らず。ちょっと今後に暗雲が立ち込めました。

 まぁ、見事に上位人気馬決着となりましたが、3連単は微妙は組み合わせで馬券はハズレ。ちょっと私には買えない馬券でした。

2017/4/2 4歳以上オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    阪神 B
  • 芝2000m
    内・右回り

  • 見込み
内回りコースというのが最大のポイント。直線短いが急坂がある。パワー型の先行馬に利。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ミッキーロケット 牡4 57.0 和田竜二
2 02   アングライフェン 牡5 57.0 岩田康誠
3 03   スズカデヴィアス 牡6 57.0 藤岡佑介
3 04 ステファノス 牡6 57.0 川田将雅
4 05 キタサンブラック 牡5 57.0 武豊
4 06   サクラアンプルール 牡6 57.0 横山典弘
5 07 サトノクラウン 牡5 57.0 M.デムーロ
5 08   ロードヴァンドール 牡4 57.0 太宰啓介
6 09   ディサイファ 牡8 57.0 四位洋文
6 10   モンドインテロ 牡5 57.0 内田博幸
7 11   マルターズアポジー 牡5 57.0 武士沢友
7 12 アンビシャス 牡5 57.0 福永祐一
8 13 ヤマカツエース 牡5 57.0 池添謙一
8 14 マカヒキ 牡4 57.0 ルメール
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
H
ハイ

テンから飛ばす馬が2頭。前半は流れる傾向のコース形態からも、ハイペースが濃厚。

信頼度
B
順当
頭数少なくマギレが少ない展開。上位決着濃厚も、3連単はそれなりに難しい。
予想本文 

~ 打倒王者! ~
 今年から新設された大阪杯。名物重賞レースではあったが、まさかG1昇格になる日が来るとは思わなかった。頭数は少ないものの、年度代表馬にダービー馬も顔を揃え、G1レースとして恥ずかしくないメンバー構成となった。王者キタサンブラックはここから始動となるが、他有力馬はすでに1戦を経て、準備万端。どう迎え撃つかが見どころとなりそうだ。

 期待された凱旋門賞の敗北で、多少トーンダウン気味のマカヒキ。国内復帰戦で注目を集めた前走の京都記念ではあったが、結果は3着に終わってしまった。ただ、仕掛け所の差が影響したと感じる内容で、力負けだったとは思えない。一叩きで迎える本番としては上々と言えよう。ただ、3歳時に比べ、ややジリ脚っぽい印象を受けたため、あの驚異的な末脚が今回どこまで戻ってくるかがポイント。サトノダイヤモンドと雌雄を決するにはここは無様な競馬はできない。

 全12戦のうち、3着以下に敗れたのはダービーのたった1回だけ。さすがに王者といっていい昨年の年度代表馬キタサンブラック。当然ここも最上位格ではあるが、ぶっつけとなる始動戦。他有力馬は一度叩いて新設G1を取りに来ており、本気度では劣ると言わざるをえない。しかし、この馬の強みは先行してさらに突き放す競馬。この競馬には大崩れはない。極端なハイペースの不安はあるが、複勝圏にはやはり高確率で絡んでくるには違いない。

 昨年のほとんどは精彩を欠いてしまっていたサトノクラウンだが、香港でのG1勝利から再びの上昇ムード。特に前走、京都記念は相手が揃っていただけにお見事な内容。今回、ほぼ顔ぶれも変わらず、引き続きの鞍上であれば当然主力候補。脚質的にキタサンブラックと真っ向勝負になるのはこの馬。ハイペース予想の中、後続馬を気にしながらの王者への仕掛けは難しいが、そこはヤネ任せとなろう。

 2000mといえばやはりアンビシャス。昨年のこのレースでキタサンブラックを破っての勝利はまだ記憶に新しい。宝塚記念の大敗後は決め手を活かす戦法に変え、展開に泣かされ、勝利には及ばぬものの、安定して好成績を収めた。休養明けの前走も敗れたとはいえ、33秒の脚を使って、脚を余しながらの敗戦。先行した昨年とは違う形での連覇も見ることができるかもしれない。

 先行有利な阪神内回りも、今回は差し馬の出番がありそう。ならばステファノスが気にかかる。前走こそ案外な内容ではあったが、叩いての上積みは当然見込める。阪神の坂も苦にしない。

 4歳世代の層の厚さを証明する存在がミッキーロケット。菊花賞こそ敗れたが、典型的な夏の上り馬で古馬となってすっかり本格化。このメンバーでも侮れない存在となった。

 有馬記念の好走で一躍注目浴びるようになったヤマカツエース。阪神での好走例がないことが気になるが、本来のベストディスタンスである2000mではやはり怖い存在。状態もピークに近い。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着ながし:

14
→05,07,12,04,01,13
(30点)
2着ながし:
14
→05,07,12,04,01,13
(30点)
京都記念のレベルが一段高く、この上位組 VS キタサンブラックの構図。頭数も少なく荒れる要素は少ない。順当な結果が濃厚。無難に当てに行くなら、2頭軸マルチが妥当ではあるが、ここはマカヒキの3連単1着流しで勝負してみたい。配当的に許されれば2着ながしを押さえ。

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bakusuinobitaです。
一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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