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2019年5月12日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 4  △ ノームコア         牝4 55 レーン  1:30.5  5
2[5] 9  ▲ プリモシーン       牝4 55 福  永  クビ    4
3[2] 3     クロコスミア       牝6 55 戸  崎  1/2     11
4[3] 6  ○ ラッキーライラック 牝4 55 石  橋  ハナ    1
5[6] 11  ☆ アエロリット       牝5 55 横山典  1.1/2   2
6[5] 10     ミエノサクシード   牝6 55 川  島  1.1/4   17
7[8] 17     サウンドキアラ     牝4 55 田  辺  3/4     15
8[4] 7  △ ミッキーチャーム   牝4 55 川  田  クビ    6
9[8] 16  ☆ ソウルスターリング 牝5 55   武    ハナ    8
10[7] 14     レッツゴードンキ   牝7 55 岩田康  ハナ    13
11[1] 2  ◎ レッドオルガ       牝5 55 北村友  1.1/4   3
12[4] 8     デンコウアンジュ   牝6 55 柴田善  クビ    10
13[7] 13     サトノワルキューレ 牝4 55 内  田  1.3/4   14
14[1] 1     アマルフィコースト 牝4 55 坂  井  1.3/4   12
15[8] 18     フロンテアクイーン 牝6 55 三  浦  1      9
16[6] 12     ワントゥワン       牝6 55 中  谷  クビ    16
17[3] 5     メイショウオワラ   牝5 55 秋  山  1      18
18[7] 15  ☆ カンタービレ       牝4 55 デムー  1/2     7
  
払戻金 単勝 4 940円
    複勝 4 350円 / 9 250円 / 3 670円
    枠連 2-5 2900円
    馬連 4-9 3700円 / 馬単 4-9 7670円
    3連複 3-4-9 35490円 / 3連単 4-9-3 175040円
    ワイド 4-9 1410円 / 3-4 4040円 / 3-9 3150円
  

感想と言い訳?!

 1番人気、ラッキーライラックが横綱相撲で差し切るかと思った所に外からノームコアとプリモシーンが強襲。クロコスミアも巻き返し、4着に敗れました。

 本命にしたレッドオルガはいい位置にいながら、直線割って入ることができず馬が怯んでしまったようです。さすがに、これではどうしようもありません。着順ほどは悲観する内容ではなかったかと思います。

2019/5/12 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   アマルフィコースト 牝4 55.0 坂井
1 02 レッドオルガ 牝5 55.0 北村友
2 03   クロコスミア 牝6 55.0 戸崎圭
2 04 ノームコア 牝4 55.0 レーン
3 05   メイショウオワラ 牝5 55.0 秋山
3 06 ラッキーライラック 牝4 55.0 石橋脩
4 07 ミッキーチャーム 牝4 55.0 川田
4 08   デンコウアンジュ 牝6 55.0 柴田善
5 09 プリモシーン 牝4 55.0 福永
5 10   ミエノサクシード 牝6 55.0 川島
6 11 アエロリット 牝5 55.0 横山典
6 12   ワントゥワン 牝6 55.0 中谷
7 13   サトノワルキューレ 牝4 55.0 内田博
7 14   レッツゴードンキ 牝7 55.0 岩田康
7 15 カンタービレ 牝4 55.0 Mデムーロ
8 16 ソウルスターリング 牝5 55.0 武豊
8 17   サウンドキアラ 牝4 55.0 田辺
8 18   フロンテアクイーン 牝6 55.0 三浦
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
11が押し出され気味のハナで、ほとんど逃げ馬不在の状況。マイル戦としては、遅い流れになりそう。
信頼度
D
混戦
各馬の実力差は僅か。多数馬でもあり、仕掛けどころが難しい。騎手の力量も問われそう。
予想本文 

~ 人馬本命不在 ~
 ただでさえ波乱含みの傾向があるこのレース。今年はフルゲートの中、確たる本命馬が不在という状況の上、G1絶好調のルメール騎手までもが騎乗停止。さらに混迷を極める。

 超スローのある種、異様なレースとなった前走の阪神牝馬Sで、どの馬よりもよい脚色をみせていたのが、レッドオルガ。7着という着順も、タイム差はコンマ1秒差で気になるものではない。過去5勝のマイル戦、それも複勝圏パーフェクトの東京コースならやはり信頼度は高い。前走のような極端なスローにでもならない限りは、広く長い直線を突っ込んでくるはず。

 前走、圧倒的1番人気で迎えたラッキーライラックは無残な結果でレースを終えた。ただ、超スローペースの中での団子レースで、出負けしたことも響いてしまったか。一叩きを経て、今回は追い切り過程もうなるような走りを見せた。地力的にはマイル戦ならこの馬は負けられないところ。東京コースでG1ともなれば、前走のような流れにはなるまい。むしろ怖いのは後方からの差し馬か。

 早くからマイルを意識して牡馬と揉まれてきたプリモシーン。秋華賞こそ敗れはしたが、その末脚は牝馬同士なら…と十分に期待させるもの。スタートに課題が残るが、東京ならそれは多少は相殺できる。展開ひとつで混戦を切り裂く力はあるはず。

 2走前の大敗から見事に立て直したミッキーチャーム。今回の出場馬のほとんどが顔を揃えた前走の勝利は展開利があったとはいえ、大きな自信。スローの中距離馬という印象が強く、東京マイル戦にはやや不向きなイメージも、そこは名手がなんとかしそうだ。

 前走、人気を裏切り大敗したノームコアの巻き返しも怖いところ。勝ち切ることは少ないが、大レースでも常に堅実な走りをみせており、マイルにも十分な実績がある。ルメール騎手の乗り替わりは痛いが、新コンビでどこまでやれるか注目したい。

 実績的には申し分ないアエロリット。今回は他に逃げる馬がなく、この馬がレースを作る必要がある。昨秋マイルCSで大敗し、海外遠征も振るわぬ結果。さすがに少しトーンは下がるが、引き続き。

 長欠明けの前走を勝ち馬と僅差にまとめたカンタービレ。当然叩いての上積みは必至。王道ローテを歩んできた実績ある4歳馬。叩いた効果にこの鞍上。やはりマイルでも怖い存在。

 早熟疑惑が残る中での、長期休養明け。さすがにソウルスターリングは厳しい情勢も、スムーズに競馬ができれば、まだ復権の可能性はないとはいえず、波乱があるならこの馬か。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

02=06
→09,07,04,11,15,16
(36点)

02=09
→06,07,04,11,15,16
(36点)
さすがに混戦模様で、難解な一戦。やはり中心は阪神牝馬S組となるが、このレースが多少特殊な結果に終わっただけに、着順はあまり関係がない。そこですごい脚をみせていたレッドオルガを本命。対抗には地力的にもラッキーライラック。この2頭からの3連単マルチながし。プリモシーンの一発にも期待したい。
2018年5月13日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 雨・稍重
サラ系4歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 4     ジュールポレール  牝5 55  幸   1:32.3  8
2[8] 16  ◎ リスグラシュー   牝4 55  武   ハナ    1
3[3] 6  ○ レッドアヴァンセ  牝5 55 北村友  クビ    7
4[5] 10  ▲ アエロリット    牝4 55 戸 崎  1/2     3
5[1] 2  △ ミスパンテール   牝4 55 横山典  1.1/4   4
6[1] 1  ☆ レッツゴードンキ  牝6 55 岩 田  1/2     6
7[5] 9  ☆ ソウルスターリング 牝4 55 ルメー  アタマ  5
8[6] 11  △ アドマイヤリード  牝5 55 デムー  1.3/4   2
9[7] 13     ワントゥワン    牝5 55 藤岡佑  クビ    14
10[3] 5     レーヌミノル    牝4 55 和 田  クビ    9
11[8] 18     メイズオブオナー  牝4 55 福 永  1.1/4   15
12[8] 17     デンコウアンジュ  牝5 55 蛯 名  クビ    11
13[2] 3     ラビットラン    牝4 55 川 田  ハナ    12
14[4] 7     カワキタエンカ   牝4 55 大 野  1.1/4   10
15[7] 14     リエノテソーロ   牝4 55 吉田隼  1/2     17
16[7] 15  ☆ デアレガーロ    牝4 55 池 添  クビ    13
17[6] 12     エテルナミノル   牝5 55 四 位  1/2     16
18[4] 8     クインズミラーグロ 牝6 55 藤岡康  1.1/2   18
  
払戻金 単勝 4 1940円
    複勝 4 400円 / 16 170円 / 6 350円
    枠連 2-8 2780円
    馬連 4-16 4090円 / 馬単 4-16 11730円
    3連複 4-6-16 8850円 / 3連単 4-16-6 63640円
    ワイド 4-16 1320円 / 4-6 1330円 / 6-16 870円
  

感想と言い訳?!

 雨の影響も心配されましたが、直線では各馬横一線で非常に見応えのある競馬となりました。本命、リスグラシューはよく追い込みましたが、ハナ差届かず、またもや戴冠ならずの結果となりました。勝ったジュールポレールは位置取りも追い出しのタイミングもバッチリで、鞍上の好騎乗が光りました。一応、ヒモとしては馬券を押さえてましたので、なんとか、久しぶりにリターンがありました。ふぅ。危ない危ない…。

2018/5/13 3歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 レッツゴードンキ 牝6 55.0 岩田
1 02 ミスパンテール 牝4 55.0 横山典
2 03   ラビットラン 牝4 55.0 川田
2 04   ジュールポレール 牝5 55.0
3 05   レーヌミノル 牝4 55.0 和田
3 06 レッドアヴァンセ 牝5 55.0 北村友
4 07   カワキタエンカ 牝4 55.0 大野
4 08   クインズミラーグロ 牝6 55.0 藤岡康
5 09 ソウルスターリング 牝4 55.0 ルメール
5 10 アエロリット 牝4 55.0 戸崎圭
6 11 アドマイヤリード 牝5 55.0 Mデムーロ
6 12   エテルナミノル 牝5 55.0 四位
7 13   ワントゥワン 牝5 55.0 藤岡佑
7 14   リエノテソーロ 牝4 55.0 吉田隼
7 15 デアレガーロ 牝4 55.0 池添
8 16 リスグラシュー 牝4 55.0 武豊
8 17   デンコウアンジュ 牝5 55.0 蛯名
8 18   メイズオブオナー 牝4 55.0 福永
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
少しペースが読みづらい。07のペースである程度流れる見込み。
信頼度
D
混戦
抜けた馬がいない混戦。ペース、馬場、展開とも出たとこ勝負か。
予想本文 

~ 荒れる春女王戦 ~
 1番人気が絡むのに、とにかくよく荒れるという印象の強いこのレース。やはり牝馬限定戦だけに牡馬混合路線組との力関係が難しいのかも知れない。今年も混戦模様で波乱のムードは漂うが…。

 世代屈指の実力馬ながらなかなか主役になれなかったリスグラシュー。特にマイルでは3着以下なしの堅実さがあり、東京の舞台はさらにお誂え向き。外枠を引いてしまったが、それでもここは負けられないところ。

 そのリスグラシューを休養明けながら打ち負かしたレッドアヴァンセ。人気薄の重賞初挑戦の中での結果のみならず、そのレースぶりには期待が持てる内容。依然調子よく、ここも好走があっても驚けない。

 この舞台でのG1勝ち経験のあるアエロリット。休養挟んでの前走はまずまずの結果。比較的先行馬が残ってしまう今の東京コース。もともと得意な左回りの舞台でもあり、当然ここは勝負をかけてくる。

 昨年の覇者、アドマイヤリードは、その後の足跡が案外も、ここに来て復調ムード。名手を鞍上に据え、連覇を狙う。このレース、ヴィルシーナ、ストレイトガールと連覇していることも心強いデータ。

 上述の2頭を破り、阪神牝馬特別を制したのはミスパンテール。その点ではもっと評価してもいいのだが、東京コースでの不安が少し先行した。無論、自在性があり、舞台・脚質を変えての重賞3連勝は評価に値する。決して差はない。

 実績ではダントツのソウルスターリング。休養明け初戦の前走はいい形ながらまるで伸びず。一叩きの効果も今回は押さえまで。

 同様にレッツゴードンキも実績申し分なく、今なお好調を維持しているが、やなりマイル戦へは不安が先立つ。

 前走でみせた鋭い末脚が気になったデアレガーロ。今の勢いなら穴で一考も。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

16=06
→10,11,02,09,06,15
(36点)

16=10
→06,11,02,09,06,15
(36点)
やや、心情的なものも含むがリスグラシューの軸は変えるつもりはない。そのため馬券戦略は立てやすいはずが、他馬については混戦模様。先行、差しどちらにもチャンスはありそう。ひとまずは本命馬に先着したレッドアヴァンセ、先行粘れるアエロリッドを相手に3連単2頭軸マルチを推奨。
2017年5月14日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 曇・稍重
サラ系4歳以上 / 定量 / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 5  ▲ アドマイヤリード  牝4 55 ルメー  1:33.9  6
2[5] 10     デンコウアンジュ  牝4 55 蛯 名  1.1/4   11
3[2] 3  ☆ ジュールポレール  牝4 55  幸   クビ    7
4[1] 2  ○ スマートレイアー  牝7 55  武   アタマ  4
5[2] 4  ☆ ソルヴェイグ    牝4 55 川 田  クビ    9
6[4] 8  △ クイーンズリング  牝5 55 デムー  3/4     5
7[6] 11  ◎ ミッキークイーン  牝5 55 浜 中  1/2     1
8[8] 15     フロンテアクイーン 牝4 55 北村宏  1/2     12
9[6] 12     ウキヨノカゼ    牝7 55 吉田隼  クビ    8
10[4] 7  ☆ ルージュバック   牝5 55 戸 崎  1/2     2
11[7] 14  △ レッツゴードンキ  牝5 55 岩 田  クビ    3
12[1] 1     アットザシーサイド 牝4 55 田 辺  ハナ    13
13[3] 6     アスカビレン    牝5 55 池 添  クビ    10
14[7] 13     ヒルノマテーラ   牝6 55 四 位  1.1/2   17
15[8] 16     クリノラホール   牝4 55 北村友  2      16
16[8] 17     リーサルウェポン  牝6 55 内 田  6      15
  
払戻金 単勝 5 1350円
    複勝 5 440円 / 10 1580円 / 3 480円
    枠連 3-5 11230円
    馬連 5-10 42710円 / 馬単 5-10 73750円
    3連複 3-5-10 123870円 / 3連単 5-10-3 918700円
    ワイド 5-10 8380円 / 3-5 1890円 / 3-10 10530円
  

感想と言い訳?!

 ヴィクトリアマイル…。このレースも東京マイルながら、不思議なことがよく起きます。故障でもしたのかな?と思われるほど無様な負け方をしたミッキークイーン。直線入り口でごちゃつくことはあったものの、あの程度で闘志を失うような馬ではなかったのですがね。ともかくは無事でよかったです。

 そして、このレースを制したのはアドマイヤリード。明け4歳馬の中ではこの馬かなと思っていましたが、激走したデンコウアンジュをはじめ、明け4歳馬が上位を独占する結果となりました。この結果は今後を占う上で大きい結果かもしれないですね。

2017/5/14 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    左回り
  • 稍重
    見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   アットザシーサイド 牝4 55.0 田辺裕信
1 02 スマートレイアー 牝7 55.0 武豊
2 03 ジュールポレール 牝4 55.0 幸英明
2 04 ソルヴェイグ 牝4 55.0 川田将雅
3 05 アドマイヤリード 牝4 55.0 ルメール
3 06   アスカビレン 牝5 55.0 池添謙一
4 07 ルージュバック 牝5 55.0 戸崎圭太
4 08 クイーンズリング 牝5 55.0 M.デムーロ
5 09   オートクレール 牝6 55.0 黛弘人
5 10   デンコウアンジュ 牝4 55.0 蛯名正義
6 11 ミッキークイーン 牝5 55.0 浜中俊
6 12   ウキヨノカゼ 牝7 55.0 吉田隼人
7 13   ヒルノマテーラ 牝6 55.0 四位洋文
7 14 レッツゴードンキ 牝5 55.0 岩田康誠
8 15   フロンテアクイーン 牝4 55.0 北村宏司
8 16   クリノラホール 牝4 55.0 北村友一
8 17   リーサルウェポン 牝6 55.0 内田博幸
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
02の出方一つではあるが、おそらくはスローに流れそう。その分、上がりの攻防はシビア。
信頼度
B
軸馬信頼
本命馬の軸は不動。他馬は混戦気味ではあるが、コース形態的に紛れは少なく、有力馬決着が濃厚か。
予想本文 

~ 5歳勢の牙城 ~
 ミッキークイーンを筆頭に、クイーンズリング、ルージュバック、レッツゴードンキと、今年のレースは5歳勢の層が厚い。ここに明け4歳勢がどうからんでくるかがポイント。目玉となるような存在こそいないが、これから伸びてきそうな成長株がちらほら。無論、5歳以上古馬も黙ってはいないだろう。ただ、ミッキークイーンの壁はかなり高い。

 やはりこのメンバーならミッキークイーンに逆らう理由はない。休養明けの前走はすべてが杞憂に帰すような完勝で、追ってからの伸びは今年も健在。精神的にも大人になり牝馬限定戦であれば、負けられないところ。昨年はストレイトガールの激走に屈したが、昨年の雪辱はかなり濃厚だろう。状態も申し分なく、不動の本命。

 7歳と高齢になり、馬体も真っ白なスマートレイアーもまだまだ衰えはみられない。強い5歳勢、4歳の台頭を退けるだけの地力がある。前走、京都記念での2着はその証。3ヶ月の休養明けとなるが、鉄砲も効くタイプで心配はないだろう。後は位置取り。できれば他馬に引っ張ってほしいところ。

 やはり明け4歳馬は気になる所で、アドマイヤリードをその筆頭候補に。2走前まで条件戦ゆえ、判断材料は前走に限られるが、外に目が向いている中、いつの間にか内をスルスルと伸びてきた前走の競馬っぷりに怖さを覚えた。直一気は難しいだけに今回も位置取りが鍵。

 長く低迷の時期があったが、前走の高松宮記念2着でようやく本来の姿を取り戻した感のあるレッツゴードンキ。高松宮記念からこのレースの好走例は実績がある。むしろ前半ゆるく、直線は瞬発力勝負となるので、スプリント経験馬の方が有利に働くのかもしれない。距離延長は気する必要はなさそうだ。

 よくわからない所があるのがクイーンズリング。エリザベス女王杯を勝っており、ここでは地力上位ではあるが、ここ2走の凡走が気にかかる。もちろん落鉄など、それぞれ敗因があってのものでもあるが、良馬場でないとやはり心配な点も。

 敗れはしたが、前走のルージュバックは先行策という新味をみせた。末一手で苦労してきた馬だけに、先行するレースができたことは大きい。

 初の東京に加え、マイル戦となれば不安の大きいソルヴェイグも、今は案外忙しい流れよりもマイル戦で変わり身がないだろうかという怖さがある。

 前走、一瞬すごい脚をみせたジュールポレール。こちらも台頭する4歳勢の一角。このメンバー相手でもヒケは取らない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着ながし:

11
→02,05,14,08,07,04,03
(42点)

2着ながし:
11
→02,05,14,08,07,04,03
(42点)
軸はミッキークイーンで不動。実績もさることながら、現状状態も素晴らしく、死角はほぼない。この馬が連を外す姿は少し想像しにくく、敗れても2着までか。ただ、相手軸がやや難しい。決め打ちで2頭ながしが妥当なところでもあるが、今回は3連単、ミッキーの1着固定で。2着ながしを押さえで。
2016年5月15日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13      ストレイトガール  牝7 55 戸 崎  1:31.5  7
2[5] 10  ◎  ミッキークイーン  牝4 55 浜 中  2.1/2   1
3[7] 15  ▲  ショウナンパンドラ 牝5 55 池 添  ハナ    2
4[1] 2  ○  スマートレイアー  牝6 55 武 豊  1.1/4   3
5[4] 7  △  ルージュバック   牝4 55 ルメー  ハナ    4
6[3] 6  ☆  マジックタイム   牝5 55 ボウマ  ハナ    6
7[7] 14      ウキヨノカゼ    牝6 55 四 位  1.1/4   15
8[6] 12  △  クイーンズリング  牝4 55 Mデム  1.1/2   5
9[8] 16      シュンドルボン   牝5 55 吉田豊  1.1/4   12
10[6] 11  ☆  レッツゴードンキ  牝4 55 岩 田  1      8
11[1] 1  ☆  ウインプリメーラ  牝6 55 川 田  クビ    10
12[4] 8      メイショウマンボ  牝6 55 武 幸  2      17
13[2] 4      ウリウリ      牝6 55 三 浦  クビ    13
14[3] 5     Bレッドリヴェール  牝5 55 石 川  1.1/4   18
15[5] 9     Bカフェブリリアント 牝6 55 福 永  4      14
16[8] 18      ショウナンアデラ  牝4 55 蛯 名  1/2     11
17[8] 17      トーセンビクトリー 牝4 55 内 田  クビ    16
18[2] 3      シャルール     牝4 55 横山典  3      9
  
払戻金 単勝 13 1770円
    複勝 13 410円 / 10 140円 / 15 170円
    枠連 5-7 650円
    馬連 10-13 3510円 / 馬単 13-10 9790円
    3連複 10-13-15 6090円 / 3連単 13-10-15 48310円
    ワイド 10-13 1310円 / 13-15 1790円 / 10-15 350円
  

感想と言い訳?!

 いやぁ、参りました。ストレイトガール圧勝でした。この馬は本当にひと叩きでガラリと変わりますね。前走の大敗で見限ってはいけませんでした。上位陣がしっかり来ている展開で、これは力の差があっての勝利といえます。

 それにしても7歳牝馬の戴冠です。しかもフジキセキ産駒です。サクラバクシンオー系統のキタサンブラックの春天制覇とか、予想外のことが最近はよく起きますね。

 実は、推奨の最後の1頭、レッツゴードンキか、ストレイトガールですごく悩んだのですが、前に行く分レッツゴードンキを選択しました。なので、馬券は一応押さえておりました。ごめんなさい。といっても、あまり大きな勝ちではありませんが…。

2016/5/15 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    外・左回り

  • 見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ウインプリメーラ 牝6 55.0 川田将雅
1 02 スマートレイアー 牝6 55.0 武豊
2 03   シャルール 牝4 55.0 横山典弘
2 04   ウリウリ 牝6 55.0 三浦皇成
3 05   レッドリヴェール 牝5 55.0 石川裕紀
3 06 マジックタイム 牝5 55.0 ボウマン
4 07 ルージュバック 牝4 55.0 ルメール
4 08   メイショウマンボ 牝6 55.0 武幸四郎
5 09   カフェブリリアント 牝6 55.0 福永祐一
5 10 ミッキークイーン 牝4 55.0 浜中俊
6 11 レッツゴードンキ 牝4 55.0 岩田康誠
6 12 クイーンズリング 牝4 55.0 M,デムーロ
7 13   ストレイトガール 牝7 55.0 戸崎圭太
7 14   ウキヨノカゼ 牝6 55.0 四位洋文
7 15 ショウナンパンドラ 牝5 55.0 池添謙一
8 16   シュンドルボン 牝5 55.0 吉田豊
8 17   トーセンビクトリー 牝4 55.0 内田博幸
8 18   ショウナンアデラ 牝4 55.0 蛯名正義
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
特に主張する馬もなく、高速馬場の近年の傾向からもスローペースは濃厚。前残りに注意。
信頼度
C
実力伯仲
高いレベルの各馬の実力均衡状態。直線の叩き合いが濃厚で、直線までの位置取りがカギ。
予想本文 

~ 春の嵐、吹くや、吹かざるや ~
 これまで今ひとつ盛り上がりに欠ける印象のあった春の古牝馬G1だが、今年はG1ホースがズラリ。得意距離も世代も異なり、軸馬もかなり迷うほど。昨年は2000万馬券という大波乱を呼んだレース。それ以前も近年も波乱の傾向を含む。ただ、ここまでメンバーが揃った中、それも東京コースでそれほど荒れるだろうか。その点をよく見極めたい。

 1番人気がコロッと敗れる当レースではあるが、それでもミッキークイーンには死角がないように思える。JC大敗後、休養挟んでの復帰戦、古牝馬との対戦、それもマイル戦と注目の中、2着に甘んじたが十分な内容。馬群後方に揉まれ、これは沈んだか?と思わせた刹那、ぐいぐい伸びて、とくにゴール前3完歩は戦慄覚える追い上げを見せた。ひと叩きの効果もあってか、仕上がりも絶好。主戦騎手に戻ってここは無様な競馬はできない。

 愛すべき末脚の持ち主スマートレイアー。その末脚は不発に終わることが多く、力を出し切れていないもどかしさがあったが、ここ2走で逃げ馬として開眼。少しづつ先行できる器用さも身につけてはいたが、正直、ここまでの変わり身には驚いた。昨年、このレースは大敗しているが、その上がり3Fは実に32秒台。それでも前が止まらなければどうしようもなかった。しかし、今年は前に位置することができる。単純にこの点は非常に大きい。1年ぶりにかつてのパートナーに戻る。さすがに控える事はしないと思うが、どのようなレースをするか楽しみ。

 こと地力ならば、JC馬、ショウナンパンドラで異論はないだろう。牡馬とも真っ向から渡り合っている実力馬で、むしろ牝馬限定戦に出る意味がないほど。得意の東京で今回も確実な差し込みが期待できそう。ただ、やはりマイルは本来、この馬の適正距離ではない。過去、圧倒的1番人気が大敗したのがこのパターンに似ている。今回、メンバー揃って1番人気とはならなさそうだが、軸に据えるには躊躇が生じた。

 今となってはやや地味な存在となってしまったが、ルージュバックも桜花賞、オークス1番人気の実力馬。有馬記念では大敗したが、復帰戦の前走では一定の目処。メンバー的にはスカッと勝利してほしいところだったが、斤量差と落鉄の影響もあった。東京コースには実績もあり、ここで反撃の狼煙をあげてほしいところ。

 クイーンズリングはやはりこの鞍上だと無視することはできない。また、馬の方も鞍上の意に従う起用な自在性を持つ。ここはある程度前での競馬が必須となろう。レース間隔が空いているのもこの馬にとっては好ましい。成績的にはムラがあるも上位陣との地力差もそれほど感じない。十分勝ち負けできる。

 マイルを中心に、最近は堅実な成績を残るマジックタイム。前走は軽ハンデの恩恵も受けたとはいえ、スローの中、中団から差し切る良い内容。調子はまだ上向きのようで、この舞台での引き続き。

 有力各馬とはすでに勝負付けが済んでいる感もあるが、先行しぶとく、相手なりに走るウインプリメーラ。好調さは維持しているようで混戦で目。

 不気味なのがレッツゴードンキ。思うように成績が残せていないが、色々と不運が重なったことも事実。先行できるマイラーとしては、この条件にピタリ。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

10=02
→15,07,12,06,01,11
(36点)

05=15
→02,07,12,06,01,11
(36点)
軸には迷うところではあるが、1番人気を承知で、4歳エースのミッキークイーンを据えたい。今の前残りの東京であれば、内枠引いたスマートレイアーに食指が動くところだが、やはり飲み込まれる懸念もあり、ならば堅実に3着圏内を狙える同馬に白羽の矢。相手は当然のスマートレイアーとの3連単マルチながし。オッズ次第ではあるが、2番軸はいくつか変えても押さえたいところ。
2015年5月17日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[3] 5  ☆  ストレイトガール  牝6 55 戸 崎  1.31.9  5
2[4] 7     Bケイアイエレガント 牝6 55 吉田豊  アタマ  12
3[8] 18      ミナレット     牝5 55 江田照  1.3/4   18
4[2] 4  ○  レッドリヴェール  牝4 55 ルメー  1.1/2   3
5[1] 2  ☆  カフェブリリアント 牝5 55 福 永  クビ    4
6[7] 15  ◎  ヌーヴォレコルト  牝4 55 岩 田  1/2     1
7[3] 6  △  ディアデラマドレ  牝5 55 藤岡康  ハナ    2
8[8] 17  △  ショウナンパンドラ 牝4 55 浜 中  2      7
9[5] 10      ハナズゴール    牝6 55 丸 田  1/2     16
10[6] 11  ☆  スマートレイアー  牝5 55 武 豊  1/2     6
11[8] 16      リトルゲルダ    牝6 55 Mデム  3/4     15
12[2] 3      スイートサルサ   牝5 55 田中勝  3/4     9
13[4] 8      バウンスシャッセ  牝4 55 北村宏  アタマ  11
14[5] 9      ベルルミエール   牝4 55 川 島  1      14
15[6] 12      アルマディヴァン  牝5 55 勝 浦  アタマ  17
16[1] 1  ▲  タガノエトワール  牝4 55 川 田  1.1/4   10
17[7] 13      メイショウマンボ  牝5 55 武 幸  1/2     8
18[7] 14      ウエスタンメルシー 牝4 55 内 田  8      13
  
払戻金 単勝 5 1410円
    複勝 5 490円 / 7 1020円 / 18 8500円
    枠連 3-4 4510円
    馬連 5-7 36880円 / 馬単 5-7 73990円
    3連複 5-7-18 2860480円 / 3連単 5-7-18 20705810円
    ワイド 5-7 5410円 / 5-18 86300円 / 7-18 86580円
  

感想と言い訳?!

 昨年よりはペースも早くなるんじゃないかなぁと思っていたら、ミナレットが逃げて予想以上に早い流れ。これは後方待機馬の出番か!と思いましたが、まさかまさかのミナレット、ケイアイエレガントの行った行ったの逃げ粘り。なんとまぁ、あきれた2000万馬券!!w 史上最高額もミナレットでしたが、江田騎手との極悪(?!)コンビでまたもや大きな大きな穴馬券。

 ただ、 解せないのはタイムはあれだけ早い流れになり、レコードと同タイムながらこの結果になったことです。人気どころはそれなりに上位を占めており、差し馬勢の上がり3Fは軒並み33秒台。末自慢のディアディラノビアにいたっては32秒台。それでもまるで届かないのです。いやぁ、参りました。

 しかし、勝ったのはストレイトガールです。この馬がもはやマイラーってのは去年気づいてたのになぁ。ま、どのみち当たりっこないので、どうしようもないですね。w

2015/5/17 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
直線長く、コースも広いマギレの生じにくいコース体系。マイル以上もある程度こなせるスタミナも要求される。脚質は差し馬有利も極端な追い込みは厳しい。また、外差しも決まりにくく、内枠が望ましい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 タガノエトワール 牝4 55.0 川田将雅
1 02 カフェブリリアント 牝5 55.0 福永祐一
2 03   スイートサルサ 牝5 55.0 田中勝春
2 04 レッドリヴェール 牝4 55.0 ルメール
3 05 ストレイトガール 牝6 55.0 戸崎圭太
3 06 ディアデラマドレ 牝5 55.0 藤岡康太
4 07   ケイアイエレガント 牝6 55.0 吉田豊
4 08   バウンスシャッセ 牝4 55.0 北村宏司
5 09   ベルルミエール 牝4 55.0 川島信二
5 10   ハナズゴール 牝6 55.0 丸田恭介
6 11 スマートレイアー 牝5 55.0 武豊
6 12   アルマディヴァン 牝5 55.0 勝浦正樹
7 13   メイショウマンボ 牝5 55.0 武幸四郎
7 14   ウエスタンメルシー 牝4 55.0 内田博幸
7 15 ヌーヴォレコルト 牝4 55.0 岩田康誠
8 16   リトルゲルダ 牝6 55.0 M.デムーロ
8 17 ショウナンパンドラ 牝4 55.0 浜中俊
8 18   ミナレット 牝5 55.0 江田照男
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
例年スローペース決着が続く。上がりの瞬発力勝負となり、直線長いといえども後方からの追い込みは難しい。
信頼度
C
軸馬信頼
中心馬定まるも、以下は混戦。配当的にも手は広げにくく、ある程度の割り切りも必要。
予想本文 

~ 躍進?復活? ~
 古牝馬G1らしく、新興勢力の「躍進」よりも、実績馬の「復活」の方が目立つこのレース。世代レベルも問われる一戦だが、現状は4歳勢の勢いが目覚ましい。また、もうひとつ特徴として、東京のマイルG1にも関わらず、スローペースに陥りがちであること。この点を踏まえても、4歳エース、ヌーヴォレコルトは盤石に思えるが、果たして5歳上世代からの「復活」はみられるか。

 ただでさえ、地力トップの実力馬が皐月賞馬を相手に復帰戦でも勝利したヌーヴォレコルト。やや間隔は空いたが、安定感、順調度ともにこのメンバーでは随一。頭固定はともかく連軸には不動の存在だろう。人気1点集中状態で面白みに欠けるが、久々のマイル戦、外枠を考慮したとしても本命は譲りがたい。

 問題は対抗格。有力各馬横一線とみるが、レッドリヴェールの復活に賭けてみたい。馬体を大きく戻した前走は期待されたものの、6着と振るわず。しかし、これは道中終始包まれ、じりじりと後方まで追いやられるという、かなり気の毒な競馬だった。度外視とまではいえないが、酌量の余地はあり、東京マイル戦で再度見直したい。

 最内引いたタガノエトワール。条件戦上がりだが、ローズS、秋華賞での実績からその地力は言うに及ばず。マイル戦で、もたもたした点は気になるところだが、比較的好位につけながら、切れる脚が使える点を評価。スローペースが予想される今回は東京コースとはいえ、後過ぎると届かないため、位置取り的に他馬より有利のはず。

 マイラーズCから参戦のディアデラマドレ。出負けが響いて大敗を喫してしまったが、そこでみせた上がり31.9には凄すぎて言葉がない。この数字が、より人気を集める要因にもなっており、若干その点を敬遠したが、その強烈な末脚は東京コースなら・・・と想起させるに十分。加えて府中牝馬S勝ちの実績も後押しする。

 本命馬に見事土をつけてみせた秋華賞馬ショウナンパンドラ。6着のエリザベス女王杯はともかく、前走の大阪杯はイマイチな結果。2走目の上積みと、牝馬限定戦に戻っての一変に期待したいところ。外枠でなければもっと評価をつけたいところで、力量はもちろん上位陣と遜色ない。

 1番人気だった高松宮記念では期待を大きく裏切ったストレイトガール。負けすぎた結果ゆえに逆に度外視要素もあってここは見限れない。昨年3着に食い込んだようにマイルがこなせないわけではなく、要警戒。

 今回の主力メンバーが揃った阪神牝馬特別で鮮やかに勝利してみせたカフェブリリアント。連勝続きで勢いがあり、今がまさに充実期と言えよう。ただ、やや人気しすぎの感もあって押さえまでに留めたが、4歳勢に立ちはだかる壁となる存在には違いない。

 スマートレイアーはどうにも不器用なレースが続いているが、いつ突っ込んできてもおかしくない不気味さもある。ペースが早くなるようなら当然、直線利しての強襲もありえる。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着ながし:

15
→04,01,06,17,05,01,11
(42点)
2着ながし:
15
→04,01,06,17,05,01,11
(42点)

本命、ヌーヴォレコルトを不動としても、3連単の場合の対抗格の取捨が難しい。やはり4歳世代が力上位とみて、その中心勢力であるレッドリヴェール、タガノエトワール、ディアデラノビア、ショウナンパンドラを上位評価としたが、無論、5歳以上勢も無視は出来ない。

本命馬一本かぶりのレースだけに難しいところだが、本命馬に逆らうよりもヒモ荒れに期待する方向で攻めたい。馬券はヌーヴォレコルトの3連単1着ながし。できれば2着ながしも押さえで。

2014年5月18日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 14      ヴィルシーナ    牝5 55 内 田  1:32.3  11
2[2] 4  △  メイショウマンボ  牝4 55 武 幸  1/2     3
3[1] 1      ストレイトガール  牝5 55 岩 田  アタマ  6
4[5] 9  △  ホエールキャプチャ 牝6 55 蛯 名  クビ    2
5[5] 10      キャトルフィーユ  牝5 55 ウィリ  ハナ    13
6[7] 13     Bケイアイエレガント 牝5 55 吉田豊  1.1/2   14
7[2] 3  ○  デニムアンドルビー 牝4 55 浜 中  クビ    4
8[4] 8  ◎  スマートレイアー  牝4 55 武 豊  クビ    1
9[6] 12      ゴールデンナンバー 牝5 55 三 浦  1/2     12
10[7] 15  ☆  エクセラントカーヴ 牝5 55 戸 崎  クビ    7
11[8] 16      ローブティサージュ 牝4 55 横山典  クビ    15
12[6] 11     Bエバーブロッサム  牝4 55 田中勝  1      16
13[8] 17  ☆  フーラブライド   牝5 55 酒 井  ハナ    10
14[1] 2      クロフネサプライズ 牝4 55 柴 山  ハナ    8
15[3] 6  ☆  ラキシス      牝4 55 川 田  ハナ    9
16[8] 18  ▲  ウリウリ      牝4 55 福 永  1/2     5
17[4] 7      レイカーラ     牝5 55 石 橋  3/4     17
18[3] 5      プリンセスメモリー 牝7 55 北村宏  3      18
  
払戻金 単勝 14 2830円
    複勝 14 760円 / 4 280円 / 1 490円
    枠連 2-7 1920円
    馬連 4-14 8450円 / 馬単 14-4 28050円
    3連複 1-4-14 50720円 / 3連単 14-4-1 407940円
    ワイド 4-14 2960円 / 1-14 5100円 / 1-4 1980円
  

感想と言い訳?!

 昨年はホエールキャプチャの激走に驚きましたが、今年はヴィルシーナ。好スタートを切ってハナを取ったときに嫌な予感はしましたが、直線では襲いかかる後続馬を驚異的な粘りでねじ伏せてしまいました。一体今までの凡走はなんだったんだ?!と言わんばかりの連覇達成です。

 2着にはこちらはある程度はシナリオにあったメイショウマンボの復活。しかし、3着にはこれまた高松宮記念でふがいなさをみせ、期待を裏切ってくれたストレイトガール。ズブくなってこれくらい距離の方が良いのですかね。

 本命、スマートレイアーは愛知杯と同じような負け方。好スタートを切って安心と思いきや、直線の混戦を割ることができませんでした。左回りがだめなのか、馬群がダメなのか、あるいはきれいに前に行きすぎたのがダメなのか・・・。ちょっと不可解な負け方ですね。

 それにしても、難しいとされる東京マイルG1でまたまた逃げ切り勝ち。さすがに参りました。

2014/5/18 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    外・左回り

  • 見込み
コース図
今週からBコースを使用。前半ペースがカギとなり、ある程度緩むようであれば、内先行の押し切りも不可能ではない。枠順の有利不利はあまり考慮しなくてよさそう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ストレイトガール 牝5 55.0 岩田
1 02   クロフネサプライズ 牝4 55.0 柴山
2 03 デニムアンドルビー 牝4 55.0 浜中
2 04 メイショウマンボ 牝4 55.0 武幸
3 05   プリンセスメモリー 牝7 55.0 北村宏
3 06 ラキシス 牝4 55.0 川田
4 07   レイカーラ 牝5 55.0 石橋脩
4 08 スマートレイアー 牝4 55.0 武豊
5 09 ホエールキャプチャ 牝6 55.0 蛯名
5 10   キャトルフィーユ 牝5 55.0 ウィリア
6 11   エバーブロッサム 牝4 55.0 田中勝
6 12   ゴールデンナンバー 牝5 55.0 三浦
7 13   ケイアイエレガント 牝5 55.0 吉田豊
7 14   ヴィルシーナ 牝5 55.0 内田博
7 15 エクセラントカーヴ 牝5 55.0 戸崎圭
8 16   ローブティサージュ 牝4 55.0 横山典
8 17 フーラブライド 牝5 55.0 酒井
8 18 ウリウリ 牝4 55.0 福永
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
02の動向一つではあるが、極端にペースが緩むことはなさそう。
とはいえ、追い込み一辺倒では苦しい展開くらいは落ち着く可能性も。
信頼度
C
混戦
粒揃いの好メンバーが揃って、良い意味での混戦。力関係の比較も難しく、人気薄の台頭もありえそう。
予想本文 

~復活と躍進~
 牝馬限定の世代混合戦としては秋のエリザベス女王杯がある。だが、近年の3歳馬の活躍で、3冠レース+1の4冠レースの印象が強くなってしまった。クラシック戦線から実績を落とした女傑の復活戦としては、こちらのヴィクトリアマイルの方が強いかも知れない。だが、ここはマイル戦。新興勢力も十分太刀打ちできる舞台設定であり、やはり混戦模様は否めない。

 このメンバーならスマートレイアーは比較的自信を持っての本命。左回りの愛知杯での大敗は気になるところではあるが、やはりこの馬のキレは東京コースに向くと言えよう。前走は1400m戦での痛恨の出遅れたありながら、きっちりと差しきったあたりにも頼もしさを感じる。愛知杯の敗戦のショックもこの一戦で取り戻すことができた。いくら東京マイル戦とはいえ、やはり出遅れると致命的。スタートは慎重にいきたいところだが、そこさえ上手くいけば、見せ場を作ってくれるはず。

 海外大敗後のデニムアンドルビー。大きく期待された訳ではなかったが、やはりトーンの下がってしまう敗戦だった。しかし、牝馬限定戦ではこういう現地力の計れないタイプの馬がもっとも怖く、もっとも旨味がある。前走の敗戦は、末脚自慢のこの馬がハナを切る形で逃げ潰れての大敗ではあるし、なんといっても海外競馬。今回どこまで立て直しているかはポイントにはなるが、地力は4歳世代屈指の実力馬。実績ある東京コースでの復活は十分ありえるだろう。

 切れ味勝負のマイル戦ならウリウリも負けていない。秋華賞こそ大敗に終わったが、ここ3戦は33秒台の上がりを連発。特に前走は素晴らしく、ある程度早い流れの中、馬群を器用に割っての2着で、地味ながら勝ち馬スマートレイアーより評価してもいい内容といえる。これで大舞台でも力を発揮できるメドがたった。大外枠を逆に上手く活かせば大きな飛躍も見込めそう。

 どちらかといえば、ホエールキャプチャは人気的にも敬遠したいところではあるのだが、東京コースでの無類の強さをみると、さすがに有力馬に加えざるを得ない。少し期間が開いた事が気になるが、最近では差す自在性も身につけており、安定したレースが期待できそう。ただ、その割には大敗も多いので、歴戦の貫禄は認めるも不安も常にまとわりつく。

 休養明け復帰戦とはいえ、大阪杯であまりにもひどい負け方をしてしまったメイショウマンボ。敗因は環境の変化とフケがあったと語られてはいるが、それにしても先行き不安な内容だった。ローズSから秋華賞で巻き返した実績もあるので、ただの1戦で、G1 3勝馬への評価はまだ揺るがない。しかし、それを度外視したとしても、マイル戦への対応力となると、阪神JF、桜花賞が想起され、やはり躊躇せざるを得ないところも。

 東京コースと一叩きでガラッと変わって来そうなエクセラントカーヴ。骨折休養は痛かったが、元はかなりの期待のあった逸材。注目の復帰戦は、窮屈な中山だったとはいえ良い内容とはいえない。従来の状態にどこまで戻っているかだが、条件戦時代から時計的には十分な水準をクリアしており、G1の舞台でも一躍主役を張る力は秘めている。

 下位の印に甘んじたがラキシスも有力馬の一角。中距離以上で実績を残す馬でマイル戦への不安は残すが、そう問題ではなさそう。ただ、跳びが大きなタイプゆえ、上がり勝負となるとやや分が悪いか。好調続きで、まだまだこれからが見込める今の勢いは買い。

 フーラブライトは血統的にも長めのパワー型か?と思われ、マイル戦には不向きとみるが、この馬も好調持続の昇り馬。さしたる欠点もなく、警戒は必要。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

08=03
→18,09,04,15,06,17
(36点)

08=18
→03,09,04,15,06,17
(36点)
 昨秋のエリザベス女王杯の結果からもやはり4歳勢が中心とみる。それも、意識した訳ではないがディープインパクト産駒が多勢を占めた。魅力ある馬が揃い、なかなか取捨に迷う好メンバーだが、中心にはスマートレイアー。地力的にまだ足りない面もあるが、やはりこの末脚は魅力的だ。続いての3連単の相手軸となる対抗格が難しい。海外帰りで未知の部分があるが、デニムアンドルビーを相手筆頭し、本命馬と互角の勝負をしたウリウリも押さえとする。それぞれの3連単2頭軸マルチで。
2013年5月12日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 11  ○ ヴィルシーナ    牝4 55 内 田  1:32.4  1
2[4] 8     ホエールキャプチャ 牝5 55 蛯 名  ハナ    12
3[1] 1     マイネイサベル   牝5 55 柴田大  1/2     5
4[2] 3  × ジョワドヴィーヴル 牝4 55 川 田  1/2     4
5[3] 6     ドナウブルー    牝5 55 ウィリ  1/2     7
6[2] 4  ◎ ハナズゴール    牝4 55 浜 中  クビ    2
7[6] 12     ゴールデングローブ 牝5 55 藤岡康  クビ    18
8[5] 9     アイムユアーズ   牝4 55 戸 崎  アタマ  11
9[8] 18  × エーシンメンフィス 牝5 55 川 須  1/2     15
10[7] 14  × アロマティコ    牝4 55 福 永  クビ    9
11[5] 10  ▲ イチオクノホシ   牝4 55 Cデム  アタマ  6
12[7] 13     レインボーダリア  牝6 55 柴田善  クビ    10
13[1] 2     オールザットジャズ 牝5 55 岩 田  クビ    8
14[8] 17  △ サウンドオブハート 牝4 55 池 添  1/2     3
15[4] 7     アドマイヤセプター 牝5 55 北村宏  クビ    17
16[3] 5     ザッハトルテ    牝6 55 松 山  クビ    13
17[8] 16     メーデイア     牝5 55 横山典  1.1/4   14
-[7] 15     フミノイマージン  牝7 55 太 宰  中止    16
  
払戻金 単勝 11 310円
    複勝 11 150円 / 8 1020円 / 1 360円
    枠連 4-6 4730円
    馬連 8-11 8030円 / 馬単 11-8 12600円
    3連複 1-8-11 35770円 / 3連単 11-8-1 193570円
    ワイド 8-11 2570円 / 1-11 870円 / 1-8 7150円
  

感想と言い訳?!

 何よりびっくりしたのがホエールキャプチャの突然復活。

 いや、ハナ差の激戦制して勝ったのはヴィルシーナなのですが、先週のNHKマイルCでは100万馬券も飛び出しましたがあのレース以上に驚きの結果でした。この馬券が3連単20万弱なんて、個人的には安すぎです。いや、参りました。

それにしても、 昨年のこのレース以降のていたらくはなんだったんですかね。w

くどいようですが、勝ったのはヴィルシーナ。大魔神の悲願がついに成就されました。
余談ですが、内田ジョッキーは身長の公称は155cmなんだそうですが・・・

▼【画像】大魔神佐々木の体デカすぎワロタwwwww
  http://guideline.livedoor.biz/archives/52339664.html

(・・・馬券が外れすぎて、もうどうでもいいですww)

2013/2/20 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    左回り
  • 稍重
    見込み
コース図
天気は下り坂。馬場の状態の影響は大きそう。通常は基本的に差し馬有利なコースも、先行有利となる要素も多分に含んでいる。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   マイネイサベル 牝5 55.0 柴田 大知
1 02   オールザットジャズ 牝5 55.0 岩田 康誠
2 03 × ジョワドヴィーヴル 牝4 55.0 川田 将雅
2 04 ハナズゴール 牝4 55.0 浜中 俊
3 05   ザッハトルテ 牝6 55.0 松山 弘平
3 06   ドナウブルー 牝5 55.0 C.ウィリアムズ
4 07   アドマイヤセプター 牝5 55.0 北村 宏司
4 08   ホエールキャプチャ 牝5 55.0 蛯名 正義
5 09   アイムユアーズ 牝4 55.0 戸崎 圭太
5 10 イチオクノホシ 牝4 55.0 C.デムーロ
6 11 ヴィルシーナ 牝4 55.0 内田 博幸
6 12   ゴールデングローブ 牝5 55.0 藤岡 康太
7 13   レインボーダリア 牝6 55.0 柴田 善臣
7 14 × アロマティコ 牝4 55.0 福永 祐一
7 15   フミノイマージン 牝7 55.0 太宰 啓介
8 16   メーデイア 牝5 55.0 横山 典弘
8 17 サウンドオブハート 牝4 55.0 池添 謙一
8 18 × エーシンメンフィス 牝5 55.0 川須 栄彦
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
SH
スローハイ

牽く馬がおらず、この距離にしては落ち着いた流れ。有力馬に差し馬が多く、波乱があれば前残りか。

信頼度
C
実力伯仲
古牝馬限定戦だけに、地力の優劣が測りにくい。前走大敗からの巻き返しにも注意。
予想本文 

 春の古牝馬No1決定戦、ヴィクトリアマイル。勝負になりそうな好メンバーが揃って例年より楽しみの多い一戦となりそう。

 ことマイル戦において、ハナズゴールこそが地力トップクラスであることは異論はないだろう。非常に小柄な馬ゆえ体質面のひ弱さがつきまとうが、その瞬発力は群を抜く。展開はもう少し速い流れが望み。やはり自慢の切れ味が削がれる重馬場と、スローペースはどうしても懸念材料として立ちはだかる。とにかく馬場の状態と、長い直線がどこまで相殺してくれるかがポイントになりそう。

 超豪華メンバーの揃った大阪杯で、休養明けながらまずまずの結果を得たヴィルシーナ。一叩きの上、万全の仕上がりで悲願のG1奪取に挑む。惜敗が多い着順が示すようにもうひとつ切れる脚がないことが欠点で、久しぶりのマイル戦には不安が残る。しかし直一気型の差し馬には展開的に信頼が置けない以上、この馬の自在性には安心感がある。なんといってもジェンティルドンナさえいなければの準3冠馬。複勝圏まで外すような大敗はあまり想像しにくい。

 1400m中心の実績であるため、1ハロンの延長が気になるイチオクノホシ。たが、切れる脚ならこちらも負けてはいない。展開的に差し込み一辺倒では難しい面があるが、確実な末を持っているので、それを鞍上がどう活かしてくるか。届かないレースが続いているが、スローペースでも33秒台の脚が使える点は心強い。

 桜花賞4着サウンドオブハートもマイルでは安定感がある。比較的前でも競馬ができるため、今回の流れは有利に働きそう。前走の阪神牝特はやや上手くいきすぎた感を嫌って少し評価を下げたが、マイルでこれだけ安定した実績を無下には出来ない。 

 2歳時の栄光から、今ひとつ波に乗りきれないジョワドヴィーヴルだが、前走では復調を伺わせるレースをみせた。もうひとつ上積みが必要にも思えるが、復権があっても驚けない。

 アロマティコも展開一つ。秋華賞3着後は自己条件を無難に勝ち上がり、挑んだ前走も差のない結果。牝馬同士なら十分戦える地力がある。

 ひと叩きのガラリ一変が怖いエーシンメンフィス。近走では脚質に幅が出てきた。穴で一考。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

04=11
→10,17,03,14,18
(30点)
 魅力的な馬が揃い、目移りするが、人気でもヴィルシーナの安定感を信頼したい。ただしやはり単の魅力はハナズゴール。
ヒモは広げても、軸はこの2頭の3連単 2頭軸マルチながしで勝負。
2012年5月13日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[6] 12  ○ ホエールキャプチャ 牝4 55 横山典  1.32.4  4
2[8] 16  × ドナウブルー    牝4 55 ウィリ  1/2     7
3[1] 1  △ マルセリーナ    牝4 55 田 辺  1.1/4   3
4[2] 3  × キョウワジャンヌ  牝4 55 柴田善  ハナ    11
5[4] 7  △ アパパネ      牝5 55 蛯 名  3/4     1
6[2] 4  × マイネイサベル   牝4 55 松 岡  クビ    10
7[4] 8     クィーンズバーン  牝4 55 内 田  3/4     9
8[7] 13     チャームポット   牝6 55 柴 山  1/2     18
9[1] 2     レディアルバローザ 牝5 55 福 永  クビ    8
10[7] 15     エーシンハーバー  牝4 55 武 豊  クビ    16
11[3] 5     アニメイトバイオ  牝5 55 北村宏  クビ    13
12[8] 17     レインボーダリア  牝5 55 石橋脩  3/4     17
13[3] 6     スプリングサンダー 牝5 55 四 位  3/4     15
14[8] 18     アスカトップレディ 牝5 55 川 須  1.1/4   14
15[5] 10  ◎ フミノイマージン  牝6 55 池 添  クビ    5
16[7] 14  ▲ オールザットジャズ 牝4 55 藤岡佑  クビ    2
17[5] 9     グランプリエンゼル 牝6 55 三 浦  1      12
18[6] 11     アプリコットフィズ 牝5 55 田中勝  1.1/4   6
  
払戻金 単勝 12 350円
    複勝 12 160円 / 13 220円 / 5 220円
    枠連 6-7 480円
    馬連 12-13 1100円 / 馬単 12-13 2040円
    3連複 5-12-13 3200円 / 3連単 12-13-5 12240円
    ワイド 12-13 490円 / 5-12 560円 / 5-13 860円	
  

感想と言い訳?!

 人馬ともイマイチなんていってごめんなさい。(そこまでは言ってないw)
ホエールキャプチャと横山典弘騎手による危なげない見事な完勝劇でした。
優にG1級の能力がありながら、惜しいところで惜敗していただけに素直にうれしくおもいます。

 2着にはドナウブルー。ペースを読んでか、本命馬マークか、うまく先行しての好走でした。
プラス12キロはどうかなと思いましたが、それも良い方向だったようです。
続いて3着には桜花賞馬の貫禄をみせたマルセリーナ。

 期待したフミノイマージンや、オールザットジャズはさっぱりでした。
先行有利の流れでもありましたが、それでももう少しやれるかと思ったんですが・・・。

2012/5/13 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
コース図
先週と同じくBコース。内枠先行馬が残りやすい傾向は依然続いているが、今回は結果に左右するような大きな影響はなさそう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 マルセリーナ 牝4 55.0 田辺 裕信
1 02   レディアルバローザ 牝5 55.0 福永 祐一
2 03 × キョウワジャンヌ 牝4 55.0 柴田 善臣
2 04 × マイネイサベル 牝4 55.0 松岡 正海
3 05   アニメイトバイオ 牝5 55.0 北村 宏司
3 06   スプリングサンダー 牝5 55.0 四位 洋文
4 07 アパパネ 牝5 55.0 蛯名 正義
4 08   クィーンズバーン 牝4 55.0 内田 博幸
5 09   グランプリエンゼル 牝6 55.0 三浦 皇成
5 10 フミノイマージン 牝6 55.0 池添 謙一
6 11   アプリコットフィズ 牝5 55.0 田中 勝春
6 12 ホエールキャプチャ 牝4 55.0 横山 典弘
7 13   チャームポット 牝6 55.0 柴山 雄一
7 14   オールザットジャズ 牝4 55.0 藤岡 佑介
7 15 エーシンハーバー 牝4 55.0 武 豊
8 16 × ドナウブルー 牝4 55.0 ウィリアムズ
8 17   レインボーダリア 牝5 55.0 石橋 脩
8 18   アスカトップレディ 牝5 55.0 川須 栄彦
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
M
ミドル
極端に飛ばす馬が不在で、標準のマイル戦より気持ち遅いか。
信頼度
D
軸不在
確たる軸馬不在。実力均衡状態で各馬にチャンスはある。
予想本文 

 まだ、歴史の浅いヴィクトリアマイルだが、これまではウォッカやブエナビスタという歴史に残る女傑が強力な軸馬として存在していた。5冠馬アパパネがまだ残っているとはいえ、今回は強力な軸馬ともいえず、混戦模様であることは否めない。
今年はどの馬にもチャンスがありそうな情勢で迎えるレースとなった。

 やや、押し出され気味ではあるが、フミノイマージンを本命とする。追い込み一手でペース依存のところはあるが、安定した差し脚に魅力を感じる。2000m戦での重賞勝ちがあることも東京のマイル戦では好感。人気的にも手頃で狙いやすい存在で、ここは積極的に狙ってみたい。
オルフェーブルでやや意気消沈の鞍上だが、昨年の勢いを取り戻す意気込みを買って、この乗り替わりにも期待したい。

 悲願のG1奪取へ燃えるホエールキャプチャだが、復帰初戦の前走は決してよい内容とはいえなかった。あれだけG1戦で複勝圏を外さなかったこの馬にとっては内容はともかく、トライアル戦での5着の内容はいただけない。だが、そこから馬が変わった気配は感じられる調教内容で、51秒台の好時計を叩き出し、好調をアピール。
ここは是非G1制覇を期待もしているが、前走の敗戦と、やはりぬぐえぬ人馬の印象から対抗格評価どまりとした。だが、地力的にはここではトップクラスで無様な競馬は見せれないところだ。

 本命にとも悩んだオールザットジャズは近走すごぶる好調といっていい内容。
G1エリザベス女王杯敗北後、地道に条件戦を勝ち上がり、重賞を制するまで力をつけた。
今の状態なら、大崩れもなさそうで、ここでも胸を張れる存在といえよう。
中団から自在性のある脚質も心強い限りで、初めての東京コースにも不安は少ない。

 叩けば必ず変わるアパパネ。叩けば変わるというよりも、おそらくG1の本番での早い流れでこそ、力を発揮できる馬という要素の方が濃いのかもしれない。ただ、叩いてから調子がよくなるのも事実で、今回もその気配が十分感じ取れる。何度もこのパターンで煮え湯を飲まされてきているし、なんといっても5冠馬。警戒対象からはやはり外せない。
ただ、昨年のこのレース以降は勝ちに見放されており、勢いに陰りが見える感も否めない。軸馬には危うさが伴うため、この評価までとした。

 地力なら桜花賞馬マルセリーナも十分主力級だろう。前走では直線で膨れたものの、勝ち馬をクビ差まで追い詰め、短距離戦なら相当の信頼が置けることを証明してみせた。
33秒台までの速い上がりはないが、うまく乗れば安定した差し込みを披露できるはず。
ただ前走デムーロ騎手からの乗り替わりであるだけに少し評価は控えめにした。

 外枠のドナウブルーがどうにも不気味。前走の中山牝馬Sでは大敗を喫したが、京都牝馬Sはここでまだ見限れぬほどの素晴らしい内容だった。 鞍上の手替わりも、引き続き追える外国人ジョッキーを背に、マイル戦に戻ってさらなる怖さも増す。

 マイネイザベルは秋華賞ではまったく競馬にならなかったが、その後は堅実なレースを続けている。1800~2000mにも良績があり、いかにもこの舞台向き。ゴール前で横一線の混戦にるような展開になれば、堅実味を活かして上位争いに加わってきそう。

 復調してくれば、キョウワジャンヌも穴で一考したい。
マイルG1で大敗してはいるが、やはり秋華賞2着の実績は重みがある。
一叩きで変わってくれば、このメンバーならなんとかなるかもしれない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

10=12
→14,07,01,16,04,03
(36点)
難しいメンバー構成だが、実績的にはやはりアパパネとホエールキャプチャだろう。ただ、両馬とも復帰初戦が内容が振るわず、一気に他馬に付けいる隙ができたという情勢。その中で大崩れもなく、安定した末脚を持つフミノイマージンを本命に抜擢した。調教過程から復調を窺えるホエールキャプチャを相手筆頭。

フミノイマージン、ホエールキャプチャを軸とした、3連単2頭軸マルチながしを推奨。
2011年5月15日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 16  ○  アパパネ      牝4 55 蛯 名  1:31.9  2
2[7] 13  ◎  ブエナビスタ    牝5 55 岩 田  クビ    1
3[2] 4  X  レディアルバローザ 牝4 55 福 永  クビ    3
4[2] 3      グランプリエンゼル 牝5 55 ウィリ  1.1/2   14
5[3] 5      アンシェルブルー  牝4 55 田中勝  3/4     9
6[6] 12      スプリングサンダー 牝4 55 四 位  ハナ    12
7[1] 2  ▲  アニメイトバイオ  牝4 55 後 藤  ハナ    4
8[1] 1  X  ワイルドラズベリー 牝4 55 池 添  3/4     8
9[4] 7      ブロードストリート 牝5 55 武士沢  クビ    15
10[7] 14      ディアアレトゥーサ 牝4 55 吉田豊  2.1/2   17
11[5] 10      コスモネモシン   牝4 55 松 岡  1.3/4   13
12[4] 8      カウアイレーン   牝5 55 横山典  クビ    11
13[5] 9      ショウリュウムーン 牝4 55 浜 中  クビ    6
14[6] 11      エーシンリターンズ 牝4 55 三 浦  1.1/4   10
15[3] 6  △ Bオウケンサクラ   牝4 55 北村宏  クビ    7
16[8] 17      ブラボーデイジー  牝6 55 北村友  3.1/2   16
17[8] 15      アプリコットフィズ 牝4 55 武 豊  1.1/2   5
  
払戻金 単勝 16 410円
    複勝 16 120円 / 13 110円 / 4 200円
    枠連 7-8 210円
    馬連 13-16 230円 / 馬単 16-13 740円
    3連複 4-13-16 620円 / 3連単 16-13-4 3620円
    ワイド 13-16 140円 / 4-16 460円 / 4-13 330円
  

感想と言い訳?!

 やはり4歳馬が強いのか。前年の牝馬3冠馬アパパネが現役最強馬といっていいブエナビスタの猛追をしのいで戴冠しました。
最後までしっかりとした足取りで、しっかり2走目で変わるあたりはさすがでした。

 敗れたブエナビスタは位置取りの差といってしまえばそれまでだが、アパパネ相手にあの位置では苦しかったか。2年目でウォッカが圧勝したように、やはりこのレースでは地力差を活かした先行策がよかったような気もしますが、差してこその馬ともいえますし難しいですね。
TV中継では「女王交代!」と派手に実況されてましたが、マイル戦という舞台では相手に分があったということでまだまだ交代とは思えぬ結果でした。
ただ、それにしても本当に取りこぼしというか…2着が多いですね。(笑)

 3着にも3番人気レディアルバローザが入ってなんとも堅い結果でした。
しかもブエナビスタを頭の決め打ちでしたので、ハズレに近い元本割れ馬券となりました。

2011/5/15 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
コース図
G1だけにそれなりに早めの流れになるはずが、ここ数年は前残りが目立つ。
さらにBコースでは内枠が強い傾向。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ワイルドラズベリー 牝4 55.0 池添 謙一
1 02 アニメイトバイオ 牝4 55.0 後藤 浩輝
2 03   グランプリエンゼル 牝5 55.0 ウィリアムズ
2 04 レディアルバローザ 牝4 55.0 福永 祐一
3 05   アンシェルブルー 牝4 55.0 田中 勝春
3 06 オウケンサクラ 牝4 55.0 北村 宏司
4 07   ブロードストリート 牝5 55.0 藤田 伸二
4 08   カウアイレーン 牝5 55.0 横山 典弘
5 09   ショウリュウムーン 牝4 55.0 浜中 俊
5 10   コスモネモシン 牝4 55.0 松岡 正海
6 11   エーシンリターンズ 牝4 55.0 三浦 皇成
6 12   スプリングサンダー 牝4 55.0 四位 洋文
7 13 ブエナビスタ 牝5 55.0 岩田 康誠
7 14   ディアアレトゥーサ 牝4 55.0 吉田 豊
8 15   アプリコットフィズ 牝4 55.0 武 豊
8 16 アパパネ 牝4 55.0 蛯名 正義
8 17   ブラボーデイジー 牝6 55.0 北村 友一
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
これといってハナを切る馬もなく、遅めのミドルペース。波乱があれば、先行馬の前残り。
信頼度
C
頭不動
別格ブエナビスタにアパパネが挑む。
他馬につけいる隙はなさそうだが、波乱の伴うレースだけに…。
予想本文 

 古馬牝馬のためのヴィクトリアマイル。だが、このレースほど難しいものもない。
ウォッカ、ブエナビスタなど牝馬同士のレースに出るのが反則なレベルの大本命が出てきながら、どうにもすんなりと決まらない。その原因は、スローペース。東京1600m Bコースは内枠の先行馬が比較的残る。事実このレースは内枠先行馬が波乱を起こしている。
今年もブエナビスタ、アパパネとずば抜けた実績2頭が参戦。また、両馬とも差し脚自慢だけに、前残りの波乱がないともいえない。しかし、だからといって、この2頭を除いての勝負はナンセンスで、堅めどころを絞るのか、あるいはヒモ波乱を期待して手広くいくのかの馬券的戦略の選択が要求される。

 ローテーション的に最適ではあるのだろうが、ブエナビスタには随分分の悪いレース選択だ。
ドバイでは見せ場ない大敗だったが、流れが向かなかったことは事実。
現役最強馬は牝馬同士のレースで負けるわけにはいかない。ここは勝って当然で、負けは決して許されぬ。しかし、得てしてこういう一本かぶりではなかなか勝てないのが競馬。
昨年も同様の形でひやひやものの勝利。そして過去ではウォッカが2年目は圧勝したものの、取りこぼしたこともあった。
今年も流れはゆったり目で先行馬が残りそうな情勢。もちろん絶対視できない。
が、それでもそのような展開も消し飛ばす地力で圧倒してほしい。

 とにかく、ひと叩き後のアパパネはきっちりと結果を出してくる。前走も4着ではあったがスローペースで前残りの中、猛然と33.2の末脚で追い詰めた。現4歳勢はここにきて今ひとつ勢いを感じないが、さすがに世代代表のこの馬は別格か。
オークス馬ではあるが、本来はマイルから2000mくらいが向きそう。
ただ、マイル戦だと流れ的に後方からのレースになる。やはり怖いのは前残り。
大外枠も有利とはいえず、こちらも不安要素を抱えてはいるが、このメンバーなら、やはり2番手評価となろう。

 休養明けを承知でアニメイトバイオ。鉄砲実績があるとはいえ半年以上のぶっつけは当然大きなマイナス要因。しかし、正直、上記2頭以外はどうにも横一線の感は否めない。さらに4歳勢が中心となるが、いずれも年明け後パッとしない。ならば、やはり地力的にこの馬にスポットがあたる。連続連対中の1枠であることも縁起がいい。
ただ、昨年のように末脚だけに委ねる競馬では、今回は苦しいかもしれない。
そのあたりは鞍上の手腕に頼るか。無論、馬体重を含めた当日の気配も要チェック。

 昨秋の天皇賞・秋ではあっと驚く4着入線を果たしたオウケンサクラ
今回も内枠先行脚質が有利な展開が予想され、一発ムードが漂う。 奇しくも同じ東京コース。
ただ、今回はマイル戦であるため、いくらゆったりとはいえ、それなりに早い流れになるので、そのあたりは未知数。

 レディアルバローザは前走の中山牝馬Sで一躍注目の存在になった。予想以上に早い流れになったこともあるが、直線ではただ1頭次元の違う脚で一気に2馬身ちぎり捨てた。
ある程度前で競馬できる脚質を持ち、またうまく内枠を引き当てた事で、人気でも警戒が必要な主力馬として位置づける必要がありそう。

 休養明けではあったが、前走では1番人気の期待を裏切る結果となったワイルドラズベリーもまだ見限れぬ。末脚が身上のタイプなので、流れが速い展開頼みの面があるが、東京コースはレースがしやすいだろう。

 上記以外では、本来ならショウリュウムーン、エイシンリターンズ、アプリコットフィズあたりまでも含めたいが、今回は少し手が回らない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

1着ながし:

13
→16,02,06,04,01
(20点)

 冒頭で述べたように絶対的本命のブエナビスタだが、不穏要素は十分ある。たが、この本命馬を外しての勝負は少額のお遊びでなければ、リスクが高すぎる。
ならば、ブエナビスタの頭固定が妥当。正直2番手以降は混戦とみており、アパパネの2番手も避けたかったが、どう見直してもやはり対抗1番手に違いなかった。だが、 この2頭を買うなら絞り込む必要があるだろう。

 ここは3連単 ブエナビスタの1着ながしで勝負。アパパネが絡むとオッズは期待できないが、そのへんは金額調整したい。
オッズ次第だが、可能なら、ブエナビスタ2着ながしも保険で持っておきたいところ。

2010年5月16日(日) / 東京 1600m 芝・左 / 晴・良
サラ系4歳以上 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手   着差   人気
1[6] 11  ◎ ブエナビスタ    牝4 55 横山典 1:32.4  1
2[1] 2     ヒカルアマランサス 牝4 55 内 田 クビ    8
3[5] 10     ニシノブルームーン 牝6 55 北村宏 3/4     11
4[8] 17  ○ レッドディザイア  牝4 55 四 位 ハナ    2
5[5] 9  ▲ ブロードストリート 牝4 55 藤 田 アタマ  4
6[4] 7  X ミクロコスモス   牝4 55 福 永 ハナ    7
7[7] 13  △ ワンカラット    牝4 55 藤岡佑 アタマ  13
8[6] 12  △ ブラボーデイジー  牝5 55 北村友 クビ    9
9[8] 18     プロヴィナージュ  牝5 55 佐 藤 ハナ    5
10[7] 15     アイアムカミノマゴ 牝4 55 秋 山 1      6
11[7] 14     コロンバスサークル 牝4 55 蛯 名 1.1/2   15
12[2] 4     ウェディングフジコ 牝6 55 吉田隼 クビ    10
13[2] 3  X ラドラーダ     牝4 55 安藤勝 3/4     3
14[3] 6     シセイカグヤ    牝4 55 丸 田 1/2     14
15[1] 1     ベストロケーション 牝5 55 木 幡 クビ    12
16[4] 8     ヤマニンエマイユ  牝7 55 吉田豊 クビ    18
17[3] 5     アルコセニョーラ  牝6 55 武士沢 1.1/4   17
18[8] 16     ムードインディゴ  牝5 55 上 村 ハナ    16
  
払戻金 単勝 11 150円
    複勝 11 110円 / 2 850円 / 10 920円
    枠連 1-6 1600円
    馬連 2-11 2490円 / 馬単 11-2 2780円
    3連複 2-10-11 29700円 / 3連単 11-2-10 85770円
    ワイド 2-11 1160円 / 10-11 1620円 / 2-10 12220円	
  

感想と言い訳?!

 予想より大混戦となったヴィクトリアマイル。
ややヒヤヒヤものでしたが、ブエナビスタがしっかりと勝利しました。
2着以下が大混戦で、ハナクビアタマの横一線のレースとなりました。
印つけた馬も概ね上位にきたのですが、2着にヒカルアマランサス、3着にニシノブルームーンが入り、3連単は波乱となりました。

 レッドディザイアが敗れたわけですが、まぁあの結果なら仕方のないところで期待を裏切った訳ではないと言えるでしょう。
私ごとですが、この日は外出してたので、PCからでなくWINSで馬券を購入したのですが、なんとその馬券を落としてしまうという大失態を演じてしまいました。
ブエナ1着、レッド3着の1・3着固定ながしでヒカルアマランサスも含めた3連単各1000円馬券です。 幸い、ギリギリで外れた訳ですが、写真判定時はメチャクチャフクザツな気分でした。(笑)

2010/5/16 4歳以上牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京
  • 芝1600m
    左回り

  • 見込み
コース図
ここにきてレコード連発。
例年にない超高速馬場。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ベストロケーション 牝5 55.0 木幡 初広
1 02   ヒカルアマランサス 牝4 55.0 内田 博幸
2 03 × ラドラーダ 牝4 55.0 安藤 勝己
2 04   ウェディングフジコ 牝6 55.0 吉田 隼人
3 05   アルコセニョーラ 牝6 55.0 武士沢 友治
3 06   シセイカグヤ 牝4 55.0 丸田 恭介
4 07 × ミクロコスモス 牝4 55.0 福永 祐一
4 08   ヤマニンエマイユ 牝7 55.0 吉田 豊
5 09 ブロードストリート 牝4 55.0 藤田 伸二
5 10   ニシノブルームーン 牝6 55.0 北村 宏司
6 11 ブエナビスタ 牝4 55.0 横山 典弘
6 12 ブラボーデイジー 牝5 55.0 北村 友一
7 13 ワンカラット 牝4 55.0 藤岡 佑介
7 14   コロンバスサークル 牝4 55.0 蛯名 正義
7 15   アイアムカミノマゴ 牝4 55.0 秋山 真一郎
8 16   ムードインディゴ 牝5 55.0 上村 洋行
8 17 レッドディザイア 牝4 55.0 四位 洋文
8 18   プロヴィナージュ 牝5 55.0 佐藤 哲三
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
G1なのでスローはないが、それに近いミドルペース。
信頼度
B
一騎打ち
絶対視はできないが、それでも注目はどちらが勝つかが焦点。
予想本文 

 これで4度目の対決となるブエナビスタとレッドディザイア。
両頭はすでに日本のトップホース。今更牝馬限定戦に出る意味は希薄ではあるのだが、この2頭の直接対決が見れるのは競馬ファンとしてはうれしい限り。
また両馬の母父は奇しく同じでカーリアン。
となれば、やっぱり東京マイル戦というのは最も決着をつけるにふさわしい舞台かもしれない。

 ただ、他馬には出番がないのかといわれれば、そうでもない。
なんといっても両馬は海外遠征からの帰国初戦。帰国後間もなく調教もごく軽め程度。
本番を先に見据え、G1とはいえ、正直ここは調整過程といってもよい。
このレース、過去ウォッカが2連対してはいるが、1戦は絶対的本命で2着に敗れた。
また、それ以前はラインクラフトやカワカミプリンセスといった大本命馬がこけているレースであることも忘れてはならない。

 何が起きるかわからないのが競馬ではあるが、それでも本命はブエナビスタ
京都記念では、有馬記念馬と後の春天皇賞馬に快勝し、前走ではドバイで世界にその強さを十分に見せつけてくれた。 例え遠征帰りの疲れがあったとしても、もう国内牝馬同士では負けてはいけないだろう。
もちろんライバル、レッドディザイアとの能力は互角といえるが、やはり自在性と安定感でこちらが上と見る。
ただ、今の東京はレコード連発の高速馬場。
先行馬に早い脚で逃げられたら、例えこの馬でも届かないケースもあり、ある程度の早めの仕掛けは仕方ないだろう。

 レッドディザイアのハマッた時の力はブエナビスタをも凌ぐ。
それを見事証明してみせたエリザベス女王杯。
現在、1勝2敗だが、ここでも本命馬に勝利することができれば、立場は逆転するだろう。
「2強並び立たず」は、競馬の世界では定説ではあるが、3冠レースすべてにおいてその定説を打ち破った両馬だけに、ここは素直に一騎打ちを信じたい。
それでも心配を挙げるとすれば、やはりドバイWCでの大敗の影響がどの程度かという点。
世界最高峰のレースとはいえ、この馬にとってあれほどの大敗は初めての経験。
加えて、繰り返すが今の東京は前が止まらない。
逃げるメンバーも不在のことから、いくら直線長い東京コースでも後方一気は難しい。
不安要素もあるこの馬の評価が難しいところではあるが、結局この馬のこれまでの実績をかき消すほどの強調材料のある他有力馬が見つからなかった。

 3番手もやはり地力優位馬で面白みに欠けるがブロードストリート
展開利や、ペースを考慮して穴っぽいところを狙いたかったが、明け4歳世代のNo3ホースはやはりこの馬ではないかと思う。
ブエナビスタと互角の勝負をし続けたレッドディザイアに対し、この馬も1勝1敗と互角だった。
スローペースで力を出せなかったエリザベス女王杯以来、やや不本意なレースが続いてはいるが、いずれも言い訳が効く敗戦。
休み明け3戦目でそろそろ走り頃。

 今回は波乱があるなら先行馬とみている。中でも昨年2着のブラボーデイジーを警戒したい。
4歳勢が強いが、それらが上位独占という事はそうそう簡単ではない。
逃げ馬不在の今回、直線並んでヨーイドンになった場合は分が悪いが、もし道中、隊列状態になり直線でセーフティリードを保つことができれば、昨年の再現もありえる。

 2強以外では4月の阪神牝馬特別組がやはり大勢を占めているが、そこで人気を裏切ったワンカラット。
先行粘り込みが持ち味のこの馬にとって、出遅れたのは大きかった。
この馬は阪神1400mという印象が強いが、東京マイル戦ではNHKマイルC6着の好走がある。
人気ほど実力の開きがあるとは思えず、押さえてはおきたい一頭。

 ここにきて好調のミクロコスモスの東京での追い込みは怖い。
この馬も4歳世代の有力馬の一角。今の状態なら連下はありえる。

 いくらなんでも人気しすぎの感があるラドラーダだが、スローペース限定とはいえ33秒台の末脚実績は確かに大きな武器。
まだ底をみせておらず、過信はできないが、無視もできない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

1着流し:

11→17,09,12,13,07,03
(30点)

2着流し:
11→17,09,12,13,07,03
(30点)

 やはりブエナVSレッドの構図は覆せないだろう。
ただ、これまでと異なり、不安要素や他馬につけいる隙が多いのも事実。
極端にいえば、2強両馬とも飛ぶ可能性も無いわけではない。
その場合はやはり逃げ・先行タイプが怖いところ。

 いろいろ逆らいたくなる要素もあるにはあるのだが、ブエナビスタの安心感を信頼したい。
敗れても2着まで。かつ、対抗レッドディザイアは連下を飛ばす可能性も否めない。

 無難なところでは3連単、ブエナビスタの1着固定ながし、および2着固定ながしを押さえとして推奨しておく。
ただ、個人的にはブエナとレッドの1、3着ながしをおすすめしたい。

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一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
もっと前のは公開してません。もう色々めんどくさくてあきらめました。

後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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