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2019年5月19日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13  ◎ ラヴズオンリーユー 牝3 55 デムー  2:22.8  1
2[5] 10     カレンブーケドール 牝3 55 津  村  クビ    12
3[1] 2  ○ クロノジェネシス   牝3 55 北村友  2.1/2   2
4[6] 12  △ ウィクトーリア     牝3 55 戸  崎  クビ    6
5[4] 8  ▲ ダノンファンタジー 牝3 55 川  田  アタマ  4
6[4] 7     シャドウディーヴァ 牝3 55 岩田康  クビ    7
7[2] 4     シェーングランツ   牝3 55   武    3/4     10
8[3] 6     アクアミラビリス   牝3 55 藤岡佑  2.1/2   13
9[2] 3  △ コントラチェック   牝3 55 レーン  3.1/2   3
10[8] 18     フィリアプーラ     牝3 55 丸  山  1.1/2   17
11[3] 5  ☆ エールヴォア       牝3 55 松  山  2      8
12[6] 11  ☆ シゲルピンクダイヤ 牝3 55 和  田  1.1/4   5
13[5] 9     ウインゼノビア     牝3 55 松  岡  クビ    18
14[1] 1     ジョディー         牝3 55 武  藤  3.1/2   14
15[8] 16  ☆ ビーチサンバ       牝3 55 福  永  クビ    9
16[7] 14     フェアリーポルカ   牝3 55   幸    2      11
17[8] 17     メイショウショウブ 牝3 55 池  添  1.3/4   16
18[7] 15     ノーワン           牝3 55 坂  井  3/4     15
  
払戻金 単勝 13 400円
    複勝 13 200円 / 10 1400円 / 2 170円
    枠連 5-7 8420円
    馬連 10-13 25140円 / 馬単 13-10 28210円
    3連複 2-10-13 28240円 / 3連単 13-10-2 179960円
    ワイド 10-13 6430円 / 2-13 470円 / 2-10 4960円
  

感想と言い訳?!

 リアルスティールの半妹、ラヴズオンリーユーが無敗でオークスを制しました。有力各馬が先行して、直線凌ぎを削る中、後ろから切り裂く形で実に理想的な勝ち方でした。

 この馬と接戦の上、2着に入ったのが無警戒だったカレンブーケドール。この馬、なんでこんなにに人気がなかったの?と終わってみれば好走条件が揃っていることに気づくという有様…。3着にちゃんとクロノジェネシスが来ただけに、非常に悔しい一戦となりました。

2019/5/19 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ジョディー 牝3 55.0 武藤 雅
1 02 クロノジェネシス 牝3 55.0 北村 友一
2 03 コントラチェック 牝3 55.0 D.レーン
2 04   シェーングランツ 牝3 55.0 武 豊
3 05 エールヴォア 牝3 55.0 松山 弘平
3 06   アクアミラビリス 牝3 55.0 藤岡 佑介
4 07   シャドウディーヴァ> 牝3 55.0 岩田 康誠
4 08 ダノンファンタジー 牝3 55.0 川田 将雅
5 09   ウインゼノビア 牝3 55.0 松岡 正海
5 10   カレンブーケドール 牝3 55.0 津村 明秀
6 11 シゲルピンクダイヤ 牝3 55.0 和田 竜二
6 12 ウィクトーリア 牝3 55.0 戸崎 圭太
7 13 ラヴズオンリーユー 牝3 55.0 M.デムーロ
7 14   フェアリーポルカ 牝3 55.0 幸 英明
7 15   ノーワン 牝3 55.0 坂井 瑠星
8 16 ビーチサンバ 牝3 55.0 福永 祐一
8 17   メイショウショウブ 牝3 55.0 池添 謙一
8 18   フィリアプーラ 牝3 55.0 丸山 元気
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
今の東京コースは異常に時計が出る。おそらく今回も道中から早めのラップになりそう。
信頼度
D
実力伯仲
実力互角で混戦模様の桜花賞組に別路線組が加わる。距離の対応とレースの流れ次第。
予想本文 

~ 桜花賞馬不在のオークス ~
圧倒的な差で桜花賞を制したグランアレグリアがNHKマイルに駒を進め、さらにそこで敗れてしまった。案外こちらに進めておけば勝ったのか、あるいは…

 オークスは原則桜花賞組がセオリーではあるが、圧勝した桜花賞馬が不在の今年は、やはり別路線組に目が行ってしまう。その中でも無敗で臨むラヴズオンリーユーを人気でも本命視。トライアルを勝ったとは言え、まだ多頭数での一線級との対戦はなく、このメンバーでどこまで・・・という不安はあるが、良血馬だけあって、まだかなりの奥深さを秘めている。キャリアの薄さは伸びしろの期待感の裏返し。状態には問題なく、折り合い、距離にも不安はない。あとは早い流れの中、どれだけの脚を使えるか次第。

 本命馬に別路線組を譲ったが、基本的には桜花賞組が中心となるのがこのレース。その中での1番手はクロノジェネシス。桜花賞では勝ち馬には大敗したものの、しっかり自分の競馬を行い、最後はよく伸びてきた。東京コースは経験済みで、1800mの中距離経験があることも心強い。好走例の多い内枠を引いたこともあり、実力僅差の桜花賞組の中でもっともマイナス要素が少ない。対抗格にふさわしい安定したレースぶりが期待できそう。

  この世代の中心馬はダノンファンタジーだった。1番人気で迎えた桜花賞では、とんでもない馬が出現し、堂々勝負を挑んだが最後は屈してしまった。今回、さらに距離が伸びるという不安要素を抱え、厳しい目で見られるが、昔からオークスというレースは、マイラーでも桜花賞で戦える実力があれば通用する舞台でもある。この馬の地力はやはり世代屈指のもの。今回はチャレンジャーの立場であることも手伝い、自身の競馬に徹することができる。復権は十分ありえるはず。

 逃げきり勝利を収めた前走から、一転、東京の舞台、フローラSで追い込み勝ちしてみせたウィクトーリアがなんとも不気味。距離不安もなく、前走でみせた32秒台の末脚があるなら、G1勝利まで一気にステップアップすることも、あながちないわけではない。今の勢いは非常に怖い。

 勢いという点では、ルメール騎手不在の中、代わって存在感を増しているレーン騎手の駆るコントラチェック。ずば抜けたスピードで逃げ切り勝ちを重ね、ついには重賞も勝利。その前走など、かなり余裕のある勝ち方で、能力の高さは疑うべくもない。ただ脚質的には東京コースでどこまでやれるか、一抹の不安も残す。

 桜花賞では力を発揮できなかったが、この舞台なら!と意気込めるのはエールヴォア。マイルの忙しい流れでは、後方からの競馬となってしまったが、ここではある程度前での競馬もできる。

 ビーチサンバは桜花賞をはじめ、常に上位争いしている堅実味のある差し脚が武器。マイル以上の経験がなく、外枠をひいたことは痛いが、案外、距離伸びて新味を表す可能性も。

 チューリップ賞、桜花賞と異なる流れとなった2戦をともに2着したシゲルピンクダイヤ。それもわずか4戦のキャリアなのだから驚き。距離には不安が残るが、切れる脚をもっているので、ここも対応してきてもおかしくない。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=02
→08,12,03,05,16,11
(36点)

13=08
→02,,12,03,05,16,11
(36点)
とにかく桜花賞は勝ち馬以外は混戦だったし、それまでの対戦成績を見ても、その実力差はかなり伯仲している。当然、距離への適性が鍵とはなりそうだが、現在の異常に時計が出る東京コースも気がかり。新勢力も加わりそれまでの勢力図がガラリ変わる可能性もある。迷いはあったが、ラブズオンリーユーの伸びしろに賭けてみたい。相手は安定感のあるクロノジェネシスと、復権企むダノンファンタジーからで3連単マルチながし。
2018年5月20日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 13  ◎  アーモンドアイ   牝3 55 ルメー  2:23.8  1
2[1] 1  △  リリーノーブル   牝3 55 川 田  2      4
3[1] 2  ○  ラッキーライラック 牝3 55 石 橋  1.3/4   2
4[5] 10      レッドサクヤ    牝3 55 福 永  1.3/4   11
5[2] 3  ☆  マウレア      牝3 55  武   1/2     6
6[4] 8  ▲  サトノワルキューレ 牝3 55 デムー  1.3/4   3
7[6] 11      パイオニアバイオ  牝3 55 北村宏  クビ    9
8[7] 15      ウスベニノキミ   牝3 55 三 浦  1/2     12
9[3] 6  ☆  オールフォーラヴ  牝3 55 和 田  1      5
10[8] 17  ☆  ロサグラウカ    牝3 55 戸 崎  1/2     8
11[7] 14      ランドネ      牝3 55 内 田  1.1/2   10
12[5] 9      シスターフラッグ  牝3 55 岩 田  1.1/4   16
13[3] 5      カンタービレ    牝3 55 田 辺  クビ    7
14[4] 7      トーホウアルテミス 牝3 55 松 若  1.1/4   13
15[8] 16      ウインラナキラ   牝3 55 大 野  1.1/4   17
16[6] 12     Bサヤカチャン    牝3 55 松 岡  1.1/2   14
17[8] 18     Bオハナ       牝3 55 藤岡康  1.1/2   15
-[2] 4      トーセンブレス   牝3 55 柴田善  取消
  
払戻金 単勝 13 170円
    複勝 13 110円 / 1 200円 / 2 120円
    枠連 1-7 260円
    馬連 1-13 1190円 / 馬単 13-1 1410円
    3連複 1-2-13 750円 / 3連単 13-1-2 3360円
    ワイド 1-13 370円 / 2-13 160円 / 1-2 390円
  

感想と言い訳?!

 アーモンドアイが予想に反して、好位付け。こうなると他馬は太刀打ちできないなぁ…と皆が思った通りの結果となりました。2400mを制したことで、ロードカナロアの評価はますます高まりますね。

 ラッキーライラックもさすがの力量をみせてくれましたが、頑張ったのはリリーノーブル。まさか先着するとは思いませんでした。

2018/5/20 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 リリーノーブル 牝3 55.0 川田
1 02 ラッキーライラック 牝3 55.0 石橋脩
2 03 マウレア 牝3 55.0 武豊
2 04   [取消]トーセンブレス 牝3 55.0 柴田善
3 05   カンタービレ 牝3 55.0 田辺
3 06 オールフォーラヴ 牝3 55.0 和田
4 07   トーホウアルテミス 牝3 55.0 松若
4 08 サトノワルキューレ 牝3 55.0 Mデムーロ
5 09   シスターフラッグ 牝3 55.0 岩田
5 10   レッドサクヤ 牝3 55.0 福永
6 11   パイオニアバイオ 牝3 55.0 北村宏
6 12   サヤカチャン 牝3 55.0 松岡
7 13 アーモンドアイ 牝3 55.0 ルメール
7 14   ランドネ 牝3 55.0 内田博
7 15   ウスベニノキミ 牝3 55.0 三浦
8 16   ウインラナキラ 牝3 55.0 大野
8 17 ロサグラウカ 牝3 55.0 戸崎圭
8 18   オハナ 牝3 55.0 藤岡康
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
12が逃げるが距離延長もあり、各馬折り合い専念に徹し、追いかける馬は少ないだろう。前残りも視野。
信頼度
B
上位陣強力
桜花賞馬の牙城は高いが、3歳牝馬戦ゆえにまだ何が起きるかはわからない。
予想本文 

~ 第2ラウンド ~
桜花賞で完璧な競馬をしたラッキーライラック。それをまさに次元の違う脚で差し切ったアーモンドアイ。その後、たった1戦でここまで...というくらい評価が逆転してしまった。舞台を変え、主役は挑戦者となり、再戦を挑む。返り討ちか、あるいはそれを阻む第三勢力の影もちらつく女王決定戦。

 正直、完成度という点ではまだまだなアーモンドアイ。ロードカナロア産駒ゆえの距離不安ももちろん残る。だが、それでも本命にせざるを得ないほど、前走の内容は異次元のもの。距離延長はさしたる問題ではなく、能力で相殺できる。前走の力を出せれば東京コースなら十分届くだろう。しかし、もちろん追い込み馬ゆえの怖さもあり、前残りや末脚不発の懸念はないわけではない。

 相手もラッキーライラック。桜花賞では期待に応える見事な競馬をしてみせた。先行抜け出しから押し切りを図ったが、まさかの相手の出現であっという間にかわされてしまった。それでも差し返そうとした根性は父譲りか。距離延長の対応は本命馬よりこちらが上手だろう。これまでの実績からも上位入線への信頼度も高い。距離延長そのものより、それによる先行有利の展開になれば、逆転も可能だ。

 今回のレースのキーになりそうな3番手候補はサトノワルキューレ。こちらは逆に2400m戦専科でありながら、前走2000mに参戦し、楽に差し切った姿が好感。スピード競馬に対応可能な下地を作って満を持しての参戦。当然の一角崩し筆頭。

 桜花賞では一時、ラッキーライラックを捉える場面もよぎったリリーノーブル。これで同馬には3連敗で、さらにその上をいく馬も現れてしまった。持てる地力は当然の評価だが、前走が完璧なレースだっただけに今回の上がり目の部分で一歩譲った。

 やはり、別路線組に目が行く中、2000m以上で2戦2勝の無敗馬、ロサグラウカには未知の魅力がある。距離に不安なく、成績のいいルーラーシップ産駒。このメンバーでどこまでやれるか。

 忘れな草賞からはオールフォーラブ。2000mをこなせた下地はやはり安心感がある。これまでが接戦で、ここで一気の相手強化となるが、まだ底は見せていない。

 勝負付けは済んだ気もしないが東京コースに代わってマウレアも見直しておきたい。連下への食い込みなら十分ありえる。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

13=02
→08,01,17,06,03
(30点)
やはり桜花賞1、2着馬は抜けた印象が強い。ラッキーライラックとは他馬との勝負付けが済んでいる中、アーモンドアイの完勝はそれだけ高い能力の証でもある。ここはこの2頭の一騎打ちが濃厚で、素直にこの2頭からの勝負。ただ、3連単マルチだと配当的に苦しい。そのためヒモを絞ったが、金額的にもメリハリは付けたほうがよさそうだ。
2017年5月21日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[1] 2  ◎ ソウルスターリング 牝3 55 ルメー  2:24.8  1
2[1] 1     モズカッチャン   牝3 55 和 田  1.3/4   6
3[8] 16  ○ アドマイヤミヤビ  牝3 55 デムー  2.1/2   2
4[4] 7     ディアドラ     牝3 55 岩 田  アタマ  9
5[7] 14  ▲ リスグラシュー   牝3 55 武 豊  3/4     3
6[2] 3  △ フローレスマジック 牝3 55 戸 崎  クビ    5
7[6] 12     ブラックオニキス  牝3 55 大 野  2.1/2   17
8[8] 18     マナローラ     牝3 55 蛯 名  1.1/4   16
9[5] 10  ☆ ブラックスビーチ  牝3 55 北村宏  クビ    8
10[2] 4  ☆ ミスパンテール   牝3 55 四 位  1/2     11
11[8] 17     カリビアンゴールド 牝3 55 田中勝  1/2     14
12[3] 5     モーヴサファイア  牝3 55 北村友  1.1/2   13
13[7] 13  △ レーヌミノル    牝3 55 池 添  1.1/4   4
14[3] 6     ハローユニコーン  牝3 55 柴 山  1.1/2   12
15[6] 11     レッドコルディス  牝3 55 吉田豊  1/2     15
16[4] 8  ☆ ホウオウパフューム 牝3 55 松 岡  1.1/4   7
17[5] 9     ディーパワンサ   牝3 55 内 田  1/2     18
18[7] 15     ヤマカツグレース  牝3 55 横山典  7      10
  
払戻金 単勝 2 240円
    複勝 2 130円 / 1 350円 / 16 190円
    枠連 1-1 2280円
    馬連 1-2 2290円 / 馬単 2-1 2790円
    3連複 1-2-16 4600円 / 3連単 2-1-16 20130円
    ワイド 1-2 830円 / 2-16 370円 / 1-16 1680円
  

感想と言い訳?!

 ソウルスターリングが桜花賞の雪辱を果たしました。桜花賞の負けは何だったんだと言わんばかりの完勝劇です。怪物フランケル産駒の今後の評価も高まるでしょう。特にマイラー色が強いだけにこのレースを勝ったことは大きいです。

 2番人気アドマイヤミヤビも前走の大敗から一転の躍進。やはり馬場の影響はあったのかもしれませんね。リスグラシューもまずまずの結果で、ここに割って入ってきたモズカッチャンとディアドラの頑張りが目を引きます。本線なので一応馬券は押さえてはおりましたが、ちょっと侮ってたなぁ。(^^;

2017/5/21 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   モズカッチャン 牝3 55.0 和田竜二
1 02 ソウルスターリング 牝3 55.0 ルメール
2 03 フローレスマジック 牝3 55.0 戸崎圭太
2 04 ミスパンテール 牝3 55.0 四位洋文
3 05   モーヴサファイア 牝3 55.0 北村友一
3 06   ハローユニコーン 牝3 55.0 田辺裕信
4 07   ディアドラ 牝3 55.0 岩田康誠
4 08 ホウオウパフューム 牝3 55.0 松岡正海
5 09   ディーパワンサ 牝3 55.0 内田博幸
5 10 ブラックスビーチ 牝3 55.0 北村宏司
6 11   レッドコルディス 牝3 55.0 吉田豊
6 12   ブラックオニキス 牝3 55.0 大野拓弥
7 13 レーヌミノル 牝3 55.0 池添謙一
7 14 リスグラシュー 牝3 55.0 武豊
7 15   ヤマカツグレース 牝3 55.0 横山典弘
8 16 アドマイヤミヤビ 牝3 55.0 M.デムーロ
8 17   カリビアンゴールド 牝3 55.0 田中勝春
8 18   マナローラ 牝3 55.0 蛯名正義
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
引っ張る馬がおらず、これまでからの距離延長も考えると、道中はスロー。格下馬でも瞬発力があれば、どうにかなる。
信頼度
C
ヒモ馬注
本命馬の安定感はある程度信頼に足りそうだが、どの馬が飛び込んできてもおかしくない。
予想本文 

~ 桜花賞再戦? ~
 桜花賞の大本命、ソウルスターリングが敗れたことにより、牝馬クラシック戦線は一気に混沌と化した。ただ、桜花賞ではソウルスターリングに限らず、思わぬ大敗を喫した馬もちらほら。こちらが思う以上に重馬場が影響したのかもしれない。だとすれば、桜花賞からのリベンジ組が有力かとも思えるが…。

 ソウルスターリングの復権を信じたい。桜花賞では3着と、まさかの敗戦とはなったが、何度も手前を変えており、少なからず重馬場は影響したといっていいだろう。ただ、その程度を言い訳にするような立場ではない。言い訳の効かない舞台で今一度、その強さを見せつけてほしいところ。状態に不安はなく、距離延長も気にならない。

 同じく、桜花賞ではびっくりするほどの大敗を喫したアドマイヤミヤビ。その敗因はしきりに緩くなった馬場のせいと報じられてはいたが、それだけではまだ納得がいかない部分もある。終始、行きっぷりも悪く、精神的な要素もあったようにも見える。ただ逆に、あれほどの大敗となると、さすがに本来の姿ではないはずで、態勢さえ整えば巻き返しは必至。

 常に安定した競馬っぷりで、桜花賞の舞台でも崩れなかったリスグラシューはやはり力上位の存在だろう。忙しいマイル戦より、距離伸びるこの舞台の方が競馬もしやすく、引き続き上位評価。安定した末脚があるため、東京の直線で確実に差し込めるはず。

 今ひとつ、一皮剥けない印象があるが、良血フローレスマジックもこの舞台なら、好走があっても驚けない。東京コースは走り慣れた舞台でもあり、桜花賞回避も計算ずくか。ここにしっかりと照準を合わせてきている点が不気味。

 重い馬場をもろともせず、力強く桜花賞を押し切ったレーヌミノル。前目の競馬でしっかり残るのはこの血統の持ち味。今回は距離延長がもっとも響きそうなため、評価は下げたが、桜花賞馬のこのレースへの連動性は高いことは周知の事実。

 ミスパンテールも桜花賞で大きく人気を裏切った一頭。チューリップ賞での2着はフロックとは思えず、巻き返しがあったもおかしくはない。

 期待された前走のローラSは着順を大きくおとしたホウオウパフューム。休養明けを叩いてどこまで変わるか。高い能力が見込めそうな馬だが、まだ成長途上の感も。伸びしろに期待したい。

 連勝によるOP勝ちで勢いに乗るディープ産駒、ブラックスピーチも穴で一考。東京1800で見せた上がり33秒台の瞬発力は頼もしく、ここでも同じ展開の可能性もありえる。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

02=16
→14,03,13,04,08,10
(36点)

02=14
→14,03,13,04,08,10
(36点)
結局のところ、桜花賞での評価と変化はない。本命、対抗にしたソウルスターリング、アドマイヤミヤビとも巻き返す舞台と見る。別路線組に今ひとつ抜けた馬も見当たらず、波乱があったとしても桜花賞組での決着が濃厚か。なかでもソウルスターリングは前走の悪条件でも3着には入線したことは評価したい。人気でも軸はこの馬だ。問題は相手だが、大敗後で疑わしさも持ちながら、アドマイヤミヤビとする。馬券はこの2頭からの3連単マルチながし。安定感を買ってリスグラシューでも押さえておきたい。
2016年5月22日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / オープン / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 3  ◎ シンハライト    牝3 55 池 添  2:25.0  1
2[7] 13  ○ チェッキーノ    牝3 55 戸 崎  クビ    2
3[7] 14  ☆ ビッシュ      牝3 55 Mデム  1/2     5
4[8] 16     ジェラシー     牝3 55 横山典  1.1/2   10
5[3] 5     ペプチドサプル   牝3 55 四 位  ハナ    8
6[6] 12  △ フロンテアクイーン 牝3 55 蛯 名  クビ    12
7[7] 15     レッドアヴァンセ  牝3 55 田 辺  ハナ    11
8[8] 18     ダイワドレッサー  牝3 55 三 浦  クビ    17
9[4] 8  △ デンコウアンジュ  牝3 55 川 田  ハナ    6
10[6] 11  ▲ エンジェルフェイス 牝3 55 ルメー  1      3
11[2] 4  ☆ アットザシーサイド 牝3 55 福 永  3/4     4
12[1] 2     アウェイク     牝3 55 吉田豊  1.3/4   13
13[8] 17  ☆ ロッテンマイヤー  牝3 55 ベリー  1.1/2   7
14[5] 9     ウインファビラス  牝3 55 松 岡  1.1/2   16
15[3] 6     アドマイヤリード  牝3 55 岩 田  アタマ  9
16[1] 1     フロムマイハート  牝3 55 石 橋  1.1/4   14
17[4] 7     ゲッカコウ     牝3 55 柴田大  4      15
18[5] 10     ダンツペンダント  牝3 55 古 川  4      18
  
払戻金 単勝 3 200円
    複勝 3 110円 / 13 130円 / 14 320円
    枠連 2-7 300円
    馬連 3-13 420円 / 馬単 3-13 650円
    3連複 3-13-14 2070円 / 3連単 3-13-14 5790円
    ワイド 3-13 200円 / 3-14 660円 / 13-14 910円
  

感想と言い訳?!

 またしても、ミルコ!ビッシュの勝利かと思いきや、シンハライトが差し切り。予想以上に後方からの競馬となり、直線では包まれ気味。半ば強引なライン取りも、怯むことなく馬群をこじ開け、前を捉えきりました。この馬の根性は物凄いとしかいいようがないですね。これで桜花賞時の3強は揃ってG1を取りました。秋の再戦が非常に楽しみになりました。

 尚、シンハライトを徹底マークした形のチェッキーノは、同じ脚色で差してきましたが、一歩届かず。悔しい結果ではありますが、あの形で勝てなかったことは相手が強かったとしか言いようが無いですね。

 馬券は当たりはしましたがものすごく安い配当。もう少しヒモ荒れを期待したんですが、まぁ良しとしましょう。

2016/5/22 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートで折り合いも重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   フロムマイハート 牝3 55.0 石橋脩
1 02   アウェイク 牝3 55.0 吉田豊
2 03 シンハライト 牝3 55.0 池添謙一
2 04 アットザシーサイド 牝3 55.0 福永祐一
3 05   ペプチドサプル 牝3 55.0 四位洋文
3 06   アドマイヤリード 牝3 55.0 岩田康誠
4 07   ゲッカコウ 牝3 55.0 柴田大知
4 08 デンコウアンジュ 牝3 55.0 川田将雅
5 09   ウインファビラス 牝3 55.0 松岡正海
5 10   ダンツペンダント 牝3 55.0 古川吉洋
6 11 エンジェルフェイス 牝3 55.0 ルメール
6 12 フロンテアクイーン 牝3 55.0 蛯名正義
7 13 チェッキーノ 牝3 55.0 戸崎圭太
7 14 ビッシュ 牝3 55.0 M.デムーロ
7 15   レッドアヴァンセ 牝3 55.0 田辺裕信
8 16   ジェラシー 牝3 55.0 横山典弘
8 17 ロッテンマイヤー 牝3 55.0 ベリー
8 18   ダイワドレッサー 牝3 55.0 三浦皇成
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
10の逃げに内から01が絡む展開が予想されるも、ペース自体はおそらく落ち着きそう。
信頼度
C
軸馬信頼
無冠の本命馬が意地をみせる一戦。取り巻き陣も多士済々。穴馬が食い込む余地もある情勢。
予想本文 

~ 3 - 2 = ? ~
 桜花賞の3強のうち、その覇者ジュエラーは戦線離脱、メジャーエンブレムは路線変更して二つ目の戴冠。残ったのは無冠のシンハライトのみ。連動性は高いとはいえ、桜花賞から一気の距離延長となるオークス。シンハライトが貫禄をみせるか、あるいは新たなヒロインが台頭するかが見どころ。

 少々迷いも生じたが、ここはシンハライトに敬意を払いたい。距離の面で不安がないわけではないが、気性的には問題なくこなせそう。母父シングスピールの血統も後押し。桜花賞は2着に敗れはしたが、勝利に等しいと言える内容で、3着馬との着差も十分なもの。長くいい脚を使うため、東京コースも向くはず。ただ、懸念材料もないわけではなく、初となる長距離輸送は気にかかる。あと、マイル戦での強すぎる内容が却ってこの舞台での不安を誘う。

 チェッキーノは権利がありながら、敢えて桜花賞を回避し、オークス一本に絞ってきたローテに好感。桜花賞組との力関係は明瞭でないが、レコードとなったフローラSのレースレベルは高く、桜花賞組とも遜色ないと見る。血統的には2400mに少々不安も残すが、気性的な部分で補えるレベルだろう。3強の一角の本命馬の相手は十分務めることができよう。

 2戦連続逃げ切り勝ちを収め、勢いにのるエンジェルフェイス。正直なところ、前走のレースメンバー的に他路線組との力関係は微妙なところがある。ただ、今回、有力馬に瞬発力ある差し馬が揃っているだけに、この馬の脚質がやはり目立つ。ここ2戦のマイル戦G1とは異なり、この舞台での前残りは困難とも思えるが、今の前が残る東京コースはちょっとわからないところもある。

 G1 2勝のメジャーエンブレムに勝利実績のあるデンコウアンジュ。メイショウサムソン産駒で距離適性については申し分ない。ここ3戦は凡走が続いているものの、左回りの距離延長でガラッと変わってくる可能性がある。ハマった時の強烈な末脚が印象にあるだけに無視できぬ存在。

 同じくメイショウサムソン産駒のフロンティアクイーンも不気味な存在。フローラSは4着とは言え、すこし間が開いていたこの馬にとっては上々の内容。さらに距離が伸びることは歓迎材料のはずで、先行してしぶとい競馬を見せれば、上位食い込みも有り得そう。

 ビワハイジ、アーデルハイトと、ハイジシリーズを継ぐ名のロッテンマイヤー。クロフネ産駒とはいえ、近親にブエナビスタを持つだけに一概にマイラーとは決めつけられない。前走はスローペースながら、前に行っての33秒台の末を披露。ここは試金石となるが、未知ゆえの期待と不安が同居する。

 ビッシュは前走フローラSでは最後方からの追い上げとなったが、5着まで追い上げた末脚は勝ち馬と遜色ない脚色だった。もう少し前で競馬ができていれば、かなりの接戦に持ち込めたかもしれない内容。400キロ台という小柄な牝馬ではあるが、強力な鞍上に恵まれたのが魅力。

 桜花賞で1,2着馬と少々離されたとはいえ、後方から追い上げての3着は見事だったアットザシーサイド。血統的にこの距離はさすがにしんどいところかと思われるが、まだ底を見せていない分、警戒は必要か。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸1頭マルチ:

03
→13,11,08,12,17,14,04
(128点)
桜花賞での3強が崩れ、一気に混戦模様に拍車がかかった今年のオークス。色々な思案が巡ったが、結局のところシンハライトを信頼することが妥当と判断した。後方からの競馬を身上とするだけに、届かないケースは想定されたが、これまで見せた勝負根性なら勝ち負けまで持ってくるはず。2番軸もチェッキーノで事足りそうではあるが、馬券的に面白みがなくなるので、ここは少々点数が多くとも、シンハライトの3連単一頭軸マルチ馬券を推奨としたい。
2015年5月24日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[5] 10  ☆ ミッキークイーン  牝3 55 浜 中  2:25.0  3
2[7] 14  ◎ ルージュバック   牝3 55 戸 崎  3/4     1
3[8] 17  △ クルミナル     牝3 55 池 添  1/2     6
4[6] 12     アースライズ    牝3 55 三 浦  2      13
5[7] 13     アンドリエッテ   牝3 55 川 田  クビ    7
6[4] 8     ローデッド     牝3 55 柴 山  1/2     14
7[2] 4  △ ココロノアイ    牝3 55 横山典  クビ    4
8[1] 2     マキシマムドパリ  牝3 55 武 豊  1.1/4   12
9[3] 6  ▲ クイーンズリング  牝3 55 Mデム  クビ    5
10[1] 1  ○ レッツゴードンキ  牝3 55 岩 田  3/4     2
11[8] 18  ☆ ディアマイダーリン 牝3 55 福 永  2      11
12[4] 7  ☆ キャットコイン   牝3 55 柴田善  クビ    8
13[8] 16     ノットフォーマル  牝3 55  黛   1.1/2   15
14[6] 11     ペルフィカ     牝3 55 菱 田  1.1/2   16
15[7] 15     トーセンラーク   牝3 55 江田照  3/4     17
16[5] 9     コンテッサトゥーレ 牝3 55 ルメー  1.1/2   10
17[3] 5     シングウィズジョイ 牝3 55 内 田  1      9
-[2] 3     トーセンナチュラル 牝3 55 吉田豊  取消
  
払戻金 単勝 10 680円
    複勝 10 210円 / 14 160円 / 17 300円
    枠連 5-7 780円
    馬連 10-14 1160円 / 馬単 10-14 3030円
    3連複 10-14-17 4140円 / 3連単 10-14-17 20150円
    ワイド 10-14 510円 / 10-17 1020円 / 14-17 890円
  

感想と言い訳?!

 ルージュバックは好位につけ横綱相撲を計りました。この時点で複勝圏内は安泰かと楽に構えてましたが、ミッキークイーンがより強い内容で差し切りました。前走は好内容とはいえ僅差の競馬でしたし、人気もあるのでやや懐疑的でしたが、いや強いですねぇ。3着クルミナルもこの2頭の僅差で、力のあるところを見せてくれました。一方、レッツゴードンキはこちらも予想通り、控える競馬となりましたが、直線は伸びず。やはりこのあたり距離の壁なんでしょうか。

 馬券は一応、ルージュ⇒クルミナルながしも押さえてたので事なきを得ました。でも、先週が先週だけに、「安っ!」な馬券ですねw

2015/5/24 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
コース図
スピード、スタミナの総合力を問われるコース設定。やや内枠有利も、基本的にはフロックのない地力勝負となる。スタンド前スタートとなり、折り合い面も重要。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 レッツゴードンキ 牝3 55.0 岩田康誠
1 02   マキシマムドパリ 牝3 55.0 武豊
2 03   トーセンナチュラル(取消) 牝3 55.0 吉田豊
2 04 ココロノアイ 牝3 55.0 横山典弘
3 05   シングウィズジョイ 牝3 55.0 内田博幸
3 06 クイーンズリング 牝3 55.0 M.デムーロ
4 07 キャットコイン 牝3 55.0 柴田善臣
4 08   ローデッド 牝3 55.0 柴山雄一
5 09   コンテッサトゥーレ 牝3 55.0 ルメール
5 10 ミッキークイーン 牝3 55.0 浜中俊
6 11   ペルフィカ 牝3 55.0 菱田裕二
6 12   アースライズ 牝3 55.0 三浦皇成
7 13   アンドリエッテ 牝3 55.0 川田将雅
7 14 ルージュバック 牝3 55.0 戸崎圭太
7 15   トーセンラーク 牝3 55.0 江田照男
8 16   ノットフォーマル 牝3 55.0 黛弘人
8 17 クルミナル 牝3 55.0 池添謙一
8 18 ディアマイダーリン 牝3 55.0 福永祐一
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
S
スロー
典型的逃げ馬が不在。スローペースは濃厚だが、牝馬戦ゆえ、かかる馬が出ると一気にペースアップも。
信頼度
D
混戦
良い意味で、横一線の混戦模様。だが、本命馬には一定の信頼を置けそう。
予想本文 

~ 逆襲 ~
 混戦模様の3歳牝馬戦線は、桜花賞時におおよその勢力図が確定すると述べた。だが、その結果はまさかのスローペースで、かなり特殊なレースとなってしまった。敗戦した馬の巻き返しは十分に見込める情勢。桜花賞敗戦組の巻き返しはあるか、あるいは桜花賞上位連動か、さらに別路線組も加わって一層の混迷を極める。

 桜花賞惨敗のルージュバック。それまでの3戦に比べ、あまりにも後すぎる位置取りで、どうにもならなかった。超スローペースの中、あれではいくら33秒台の脚でも届かない。牝馬ゆえ一度崩れると不安はあるものの、少なくとも今度は巻き返しは見込めるはず。またもスローペース濃厚だが、東京2400mなら逃げ切ることも、最後方からの追い込み至難。やはり好位から競馬ができ、かつ、速い上がりの見込めるこの馬が最も安心できる。

 桜花賞をスローに陥れ、まんまと逃げ切った形のレッツゴードンキだが、それでも4馬身差は圧勝の部類で、その能力を裏付けるもの。今回も逃げ馬がいないため、場合によっては再度のハナも考えられるが、距離不安を抱えるだけにその形は歓迎しない。本来、好位からでも競馬ができるため、今回は逃げず、好位、さらには後方からの競馬となるのではなかろうか。桜花賞馬のオークスへの連動性は距離適性は度外視される。変幻自在のレースぶりで再度上位を窺う。

 こちらも距離不安はないと言えないクイーンズリング。前走ではスローを嫌って早めに前に上がった分、若干終いのキレがなくなってしまった。だが、勝ち馬にはともかく、2着馬とはほぼ差のない競馬。あれだけの脚が使えるならば、ここでもいい競馬ができそう。やはり未知数要素として距離の問題があるが、距離延長は、より駆け引き要素が増えるとも言え、名手の技量への期待感の方が大きい。

 横一線で各馬上がりが同じとなった桜花賞でひときわ切れたクルミナル。チューリップ賞の大敗が嘘のような鮮やかな切れ味をみせた。調教過程も良好で、調子落ちはなく絶好調。難しいところもある馬だが、外枠でも引き続き狙いたい。

 母系から距離適性が気になるが、ココロノアイもここでは見直し。前回は人気しすぎの嫌いがあったが今回はちょうど良い頃合い。今回もスローペース必至で後方一気では難しいが、広く長い直線に活路を見い出したい。

 別路線組ではフローラSが気になる。その中で今後の伸びしろも踏まえ、ディアマイダーリンに期待したい。中距離中心に使われており距離には不安なく、好位から競馬が出来る点も理想的。大外枠は残念だが、なかなか侮れない存在。

 うるさいところがあるので、ちょっと評価を下げたものの、キャットコインも2戦2勝の東京コースで巻き返しは見込める。桜花賞は7着も、外を回っての豪脚には目を奪われるものがあった。また連勝が途切れ、今回人気落ちしている点も旨味。

 ミッキークイーンは瞬発力、スタミナ、折り合いと高次元でまとまりがある。自身の競馬はしっかりとできるだろうし、大敗の可能性は少なそう。ただ、能力的に通用の下地はあるとはいえ、やはり桜花賞組との力関係が不明の中、この人気での過信は禁物か。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
軸2頭マルチ:

14=01
→06,17,04,18,07,10
(36点)

14=06
→01,17,04,18,07,10
(36点)
異色のレースとなった桜花賞のおかげで着順による力関係はほとんど意味をなさない。再度予想困難な状況となったが、それでも基本的に桜花賞組を信頼。そこでの1番人気馬、ルージュバックが巻き返す可能性はかなり高そう。一方、勝ち馬レッツゴードンキはやはり距離不安がつきまとうが、その分、依然人気が薄めの状態。本線はこの2頭からの3連単 2頭軸マルチながし。頭ルージュバックで、相手を変えて押さえておきたい。横一線の状況のため、当日気配の確認は必要だが、現時点ではクイーンズリングとしておく。横一線で無印馬にも買いたい馬は多数。できればヒモは手広く行きたい。
2014年5月25日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[5] 9  ○ ヌーヴォレコルト  牝3 55 岩 田  2:25.8  2
2[5] 10  ◎ ハープスター    牝3 55 川 田  クビ    1
3[3] 5  △ バウンスシャッセ  牝3 55 北村宏  クビ    3
4[7] 13     ニシノアカツキ   牝3 55 勝 浦  3/4     17
5[7] 14  ☆ ブランネージュ   牝3 55 秋 山  2.1/2   7
6[6] 11     マーブルカテドラル 牝3 55 田 辺  1.3/4   10
7[4] 8  ▲ サングレアル    牝3 55 戸 崎  クビ    4
8[2] 3     マイネオーラム   牝3 55 松 岡  1      9
9[6] 12     マイネグレヴィル  牝3 55 柴田大  ハナ    16
10[1] 1     ベッラレジーナ   牝3 55 藤岡康  1/2     11
11[8] 17  △ フォーエバーモア  牝3 55 蛯 名  1.1/2   5
12[8] 16     クリスマス     牝3 55 三 浦  1.1/4   15
13[7] 15  ☆ マジックタイム   牝3 55 横山典  1.1/2   6
14[4] 7     シャイニーガール  牝3 55 田中勝  アタマ  14
15[1] 2     ディルガ      牝3 55 浜 中  2      12
16[3] 6  ☆ パシフィックギャル 牝3 55 ウィリ  3      8
17[2] 4     ペイシャフェリス  牝3 55 内 田  3.1/2   13
18[8] 18     エリーザベスト   牝3 55 川 島  大差    18
  
払戻金 単勝 9 980円
    複勝 9 150円 / 10 110円 / 5 270円
    枠連 5-5 390円
    馬連 9-10 380円 / 馬単 9-10 1730円
    3連複 5-9-10 1530円 / 3連単 9-10-5 12850円
    ワイド 9-10 190円 / 5-9 910円 / 5-10 400円
  

感想と言い訳?!

 終わってみれば、1~3番人気で収まる堅い結果も、ハープスターが敗れました。正攻法のヌーヴォレコルトに対し、今の東京コースは追い込み勝ちを許してはくれませんでした。この馬にしては、ある程度前での競馬にはなりましたが、中途半端だったのでしょうか。相手関係を考えると、多少の不利は承知の上で、それでもあっさりと勝って欲しかっただけに残念でしたね。

 3着バウンスシャッセも期待に応えました。サングレアルは馬体重400kgはさすがに厳しい。それ以外では、ニシノアカツキの好走が目立ちましたね。

 うーん。かろうじて馬券は押さえてましたが、気分は敗戦モードです。(テンション↓↓↓)

2014/5/25 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    外・左回り

  • 見込み
コース図
現状の東京コースは内側が残るため、一概に外が有利とも言えず、イン逃げすら可能。それでも、極端なスローにならなければ、相対的には差し馬に分がありそう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   ベッラレジーナ 牝3 55.0 藤岡康
1 02   ディルガ 牝3 55.0 浜中
2 03   マイネオーラム 牝3 55.0 松岡
2 04   ペイシャフェリス 牝3 55.0 内田博
3 05 バウンスシャッセ 牝3 55.0 北村宏
3 06 パシフィックギャル 牝3 55.0 ウィリア
4 07   シャイニーガール 牝3 55.0 田中勝
4 08 サングレアル 牝3 55.0 戸崎圭
5 09 ヌーヴォレコルト 牝3 55.0 岩田
5 10 ハープスター 牝3 55.0 川田
6 11   マーブルカテドラル 牝3 55.0 田辺
6 12   マイネグレヴィル 牝3 55.0 柴田大
7 13   ニシノアカツキ 牝3 55.0 勝浦
7 14 ブランネージュ 牝3 55.0 秋山
7 15 マジックタイム 牝3 55.0 横山典
8 16   クリスマス 牝3 55.0 三浦
8 17 フォーエバーモア 牝3 55.0 蛯名
8 18   エリーザベスト 牝3 55.0 川島
*◎:本命 ○:対抗 ▲:単穴 △:穴 ☆:注意
は騎手乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
ハナを主張する馬は不在。桜花賞からの距離延長も踏まえるとペースは緩む可能性もあるが、先行したい馬はそれなりに揃っている。
信頼度
B
軸不動
死角がないとは言い切れないものの、本命馬の地力優位は明らか。それゆえ、他馬は横一線。
予想本文 

~ 牝馬クラシック頂上決戦 倒すべき相手は・・・ ~
 レッドリヴェールがダービーを選択したため、一本かぶりになったハープスター。勝って当たり前の状況は意外にも苦戦するもの。しかも、その圧倒的な期待ほど楽観できる状況でもない。彼女が克服すべきはそのプレッシャーか、距離か、馬場か。ライバルを「馬」ではないものに求めねばならなくなった今年のオークス。

 上がり3ハロン32.9。33秒を切るとんでもない末脚で、桜花賞を差しきったハープスター。レッドリヴェール不在のここは無人の野を進むが如し・・・と、いいたいところだが、不安点はある。桜花賞では最後方から直一気のごぼう抜き。驚異的な末脚で差し切ってみせたが、ギリギリ間に合った僅差の勝利。派手な勝ち方に目を奪われがちではあるが、本来、なにもリスクある追い込み戦法をとる必要はない。そうせざるを得ないところにこの馬の魅力と欠点が詰まっている。先行が残る今の東京コースでは、極端な追い込みは不利には違いない。ただ、早めにまくれば末のキレをなくす恐れがこの距離にはある。それでもこのハードルをクリア出来なければ、今後待っているであろう大きなステージには進めないだろう。やはり本命は譲れぬところ。

 別路線にも魅力ある馬が揃うが、そのレベルの高さと、このレースへの連動性から桜花賞組を信用したい。必然、ヌーボレコルトが相手筆頭となる。包まれながらも混戦から抜け出し、ハープスター、レッドリヴェールと僅差を演じた桜花賞の内容は褒められる内容。充実した攻め馬も披露しており、成長力ある血統も今後のさらなる成長に期待できそう。

 ビワハイジの仔、サングレアル。半姉ブエナビスタを踏まえると、この距離でもなんら臆することはない。休養を挟むことになったが、前走、直線外に出すコースロスがありながら、きっちり差しきり勝ちを収め、一気の良血開花を思わせるレース振りを見せた。ハープスターと同様に後方から末脚に賭けるタイプ。同様の脚質は共に上がっていける反面、飲み込まれると脆い。ただ、同厩舎ワンツー目指すならば、潰されるようなことも考えづらい。

 マイルを嫌って皐月賞を選択したバウンスシャッセ。11着と大敗した皐月賞だが、完全に飲み込まれながらの4馬身差はよく粘ったといえよう。終始荒れた内に閉じ込められた窮屈なレースを強いられたことを思えば、東京コースに変わっての一変は十分ありえる。当然ながらこのオークスは獲りにきているレース。距離伸びて期待感の持てる数少ない1頭。

 フォーエバーモアの巻き返しにも警戒。軽めの調教が気になるところではあるが、前走、桜花賞は3番人気の実力馬。8着に終わったがその着差は許容範囲で、まだ見限ることはできない。2戦2勝の東京コースに戻ってどこまで変わるか注目したい。

 間が開いているのが気になるが、パシフィックギャルには未知の怖さがある。先行して安定感のあるレースを続けており、久しぶりの前走もまずますまとめてきた。距離もこなせそうで、しぶとく粘り込む可能性もありそう。

 1番人気に応えられず、直線伸びを欠いてしまったマジックタイム。不器用ながら、その地力はなかなかのものを有しており、鞍上手替わりで新味を期待。

 フローラSでサングレアルに頭差粘ったブランネージュも好印象のレースぶり。ロスのない競馬でうまく今の東京コースに対応できていた。逆に言えば、それ以上の上積みが期待できないが、同じようなレースが出来れば目もある。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単
1着ながし:

10
→09,08,05,17,06,15,14
(42点)
焦点はハープスターの2冠成るや、成らざるやの1点に絞られてしまったレース。桜花賞と異なり不安点は多く、2、3着に敗れた場合の配当の旨味には心が動く。しかし、それらを吹き飛ばすほどの歴史的名牝であると信じたい。要は位置取り次第。直線、極端に後でなければ、むしろ桜花賞より楽な相手ともいえよう。低オッズのため、金額配分には気を配りながら、3連単1着固定ながしで勝負。
2013年5月19日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 3  △ メイショウマンボ  牝3 55 武 幸  2:25.2  9
2[7] 13  × エバーブロッサム  牝3 55 戸 崎  1.1/4   5
3[3] 5  ○ デニムアンドルビー 牝3 55 内 田  2      1
4[2] 4     アユサン      牝3 55 丸 山  1.1/4   3
5[6] 12     フロアクラフト   牝3 55 松 山  1.3/4   17
6[4] 7     ティアーモ     牝3 55 藤岡佑  1.1/2   14
7[8] 17     スイートサルサ   牝3 55 蛯 名  1/2     11
8[5] 10  △ リラコサージュ   牝3 55 柴田善  クビ    13
9[5] 9  ▲ ローブティサージュ 牝3 55 岩 田  1.1/2   7
10[4] 8     ブリリアントアスク 牝3 55 武士沢  1.1/4   18
11[7] 14     プリンセスジャック 牝3 55 福 永  クビ    10
12[8] 16  × クロフネサプライズ 牝3 55 武 豊  1.1/4   4
13[7] 15     セレブリティモデル 牝3 55 田中勝  3/4     12
14[3] 6     サクラプレジール  牝3 55 横山典  1.1/2   6
15[8] 18  × トーセンソレイユ  牝3 55 ウィリ  アタマ  8
16[1] 2     ブリュネット    牝3 55 和 田  1.1/4   15
17[1] 1  ◎ レッドオーヴァル  牝3 55 Cデム  3/4     2
18[6] 11     クラウンロゼ    牝3 55 三 浦  5      16
  
払戻金 単勝 3 2850円
    複勝 3 710円 / 13 260円 / 5 150円
    枠連 2-7 1540円
    馬連 3-13 13880円 / 馬単 3-13 31120円
    3連複 3-5-13 15610円 / 3連単 3-13-5 150480円
    ワイド 3-13 3670円 / 3-5 2310円 / 5-13 490円
  

感想と言い訳?!

 メイショウマンボが鮮やかに快勝。期待された桜花賞から見事な巻き返しを見せました。武幸四郎騎手も本当に久しぶりのG1戴冠となりました。
一方で、桜花賞で好走したレッドオーヴァルは大敗。差し馬なら距離延長の影響は少ないと踏んでいましたが、さすがに距離の壁と思わざるを得ない大敗を喫しました。2,3着の上位を占めたのは別路線組。中でもトライアル2着続きのエバーブロッサムの2着は健闘と言えます。

 レッドオーヴァルが来なければどうにもならない馬券でしたので、カスリもしませんでした。w
どうも今年は調子が悪いです。次週はダービー。締めてかからねば。。。

2013/5/19 3歳牝馬オープン 定量 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
コース図
やや天候下り坂もひとまず良馬場開催の模様。この舞台設定はスローペースになりがちだが、このレースに限っては比較的ハイラップ。外も伸びるようになってきており、差し馬に利がありそう。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 レッドオーヴァル 牝3 55.0 C.デムーロ
1 02   ブリュネット 牝3 55.0 和田 竜二
2 03 メイショウマンボ 牝3 55.0 武 幸四郎
2 04   アユサン 牝3 55.0 丸山 元気
3 05 デニムアンドルビー 牝3 55.0 内田 博幸
3 06   サクラプレジール 牝3 55.0 横山 典弘
4 07   ティアーモ 牝3 55.0 藤岡 佑介
4 08   ブリリアントアスク 牝3 55.0 武士沢 友治
5 09 ローブティサージュ 牝3 55.0 岩田 康誠
5 10 リラコサージュ 牝3 55.0 柴田 善臣
6 11   クラウンロゼ 牝3 55.0 三浦 皇成
6 12   フロアクラフト 牝3 55.0 松山 弘平
7 13 × エバーブロッサム 牝3 55.0 戸崎 圭太
7 14   プリンセスジャック 牝3 55.0 福永 祐一
7 15   セレブリティモデル 牝3 55.0 田中 勝春
8 16 × クロフネサプライズ 牝3 55.0 武 豊
8 17   スイートサルサ 牝3 55.0 蛯名 正義
8 18 × トーセンソレイユ 牝3 55.0 C.ウィリアムズ
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
16のハナは濃厚。極力ペースは落としにかかる。それでも極端なスローペースは考えづらく、やはり差し馬有利。
信頼度
C
混戦
今年との牝馬クラシック戦線は各馬実力差は少なく、既存勢力は決して盤石ではない。新星出現もありえる混戦模様。
予想本文 

 デムーロ兄弟のワンツーとなった桜花賞、第2幕のオークスではC.デムーロはと大接戦を演じた兄の馬を駆ることになる。ひと昔前の「お手馬」という概念は希薄になってしまった。良い悪いは別として、外国人騎手の参戦はそういったところにも影響を及ぼしたのだということを改めて実感させられた。

 そのデムーロ兄弟のお手馬(?)、レッドオーヴァル。線が細い一方で、切れ味に優れるいかにも牝馬マイラーといったイメージがあるだけに、ここでの距離延長は歓迎とはいえない。だが、充実一途の追い切りをみせられ、ここにきてその不安は薄まってきた。決して絶対的に能力上位とも思えないが、前々走、チューリップ賞のような極端なスローでなければ、確実な末脚のあるこの馬の安定感は軸として安心感が高い。最内枠は少々気になるが、桜花賞から引き続き、この馬を中心視したい。

 オークスは桜花賞組からというセオリーを踏まえながらも、意識せざるをえないレースぶりを前走で見せたデニムアンドルビー。スローの流れの中、最後方から大外まくった挙げ句、直線でもそのまま押し切って力でねじ伏せた。フローラSのレースレベルうんぬんよりも、東京、中距離コースの舞台でこういうレースができたことが何より大きい。無論、一段と強化されたメンバー相手に同じようなレースができるか不安点はあるが、他馬が距離に不安を抱える中、その不安がなく臨めるだけでもアドバンテージを持つと言えよう。

 桜花賞では敗れたローブティサージュ。ただ、ややスムーズさを欠いてしまったレースになってしまい、敗戦の言い訳はできる状況。むしろ、大敗したチューリップ賞から、2歳女王復活を窺える復調ぶりで、結果としては収穫があったレース。1800mの経験があり、母父シングスピールからも距離にも不安は少ないはず。岩田騎手に代わって巻き返しを図る一戦。桜花賞では印を打たなかったが、今回は期待してみたい。

 前走は期待はずれとなってしまったメイショウマンボ。しかしまだ見限ることができない。むしろ人気落ちを考慮すれば積極的に買ってみたい。1400m戦の経験も多いだけに距離的な不安がないわけではないが、血統的には問題ないはず。桜花賞ではまるで不発に終わった末脚。その理由が今ひとつ不明だが、気分的にムラがあるのかもしれない。不確定要素は強いがハマッた時がやはり怖い。

 今回はフラワーC、スイートピーSなど、別路線組にも目移りする状況だが、こちらも拮抗した混戦模様。その中で2400mという距離伸びた舞台で楽しみ増すのはリラコサージュ。未勝利脱出にもたついたものの、ここ2戦の内容は素晴らしい。一瞬ポニーが混じっているのか?と思ってしまうほど小柄な牝馬だが、父ブライアンズタイムはまさにオークス向きで、小粒だと侮っていると痛い目に遭いそうだ。

 トーセンソレイユも、上記メイショウマンボと同じく、期待されながら桜花賞では末不発に終わった。もっとも出遅れがあったのは事実だが、それにしても勝ち馬から5馬身差はちょっと負けすぎ。それだけにG1の壁と切り捨てることが、逆にできなかった。人気的にはかなり落ちたのでその旨味も考慮。

 クロフネサプライズはハナを切りそうな今回、やはり逃げ切れるのかという不安がつきまとう。いっそ無印にとも考えたが、同じく軽視した桜花賞で4着と、馬群に飲まれそうになりながらも、驚異的な粘り腰をみせた地力はやはり認めざるをえない。

 後方からの末脚自慢のディープインパクト産駒、エバーブロッサム。僅差の連続2着で惜しいレースが続くが、それゆえやや地味に映っていることが逆に狙い目になりそう。無欲の突っ込みがはやり怖い。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

01=05
→09,03,10,18,16,13
(36点)

01=09
→05,03,10,18,16,13
(36点)

 桜花賞とオークスの連動性の高さはいうまでもない。大幅な距離延長にも関わらず、ここまで連動性が高いのは、レースペースにありそう。オークスでは距離が伸びるにも関わらず、若い牝馬のレースであるゆえか、意外にもスローペースにはなりにくい。結果、瞬発力に富むマイラーでも通用しやすいのではないだろうか。そういった意味では通常は桜花賞組中心で問題はない。ただ、今年の桜花賞は時計的にはかなり低レベル。今ひとつ主役とよべる中心馬も不在の状況でもあるため、別路線組の台頭や、波乱要素も少なからず内在する。

 その当たりの葛藤が、桜花賞馬を無印に追いやってしまったが、レッドオーヴァルについてはやはりここも中心視したい。相手は新星期待のデニムアンドルビーと、復活期待のローブティサージュとし、3連単マルチながし勝負。

2012年5月20日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 晴・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[7] 14  △  ジェンティルドンナ 牝3 55 川 田  2.23.6  3
2[5] 9  ◎  ヴィルシーナ    牝3 55 内 田  5      2
3[2] 3  ×  アイスフォーリス  牝3 55 松 岡  3/4     9
4[1] 1      アイムユアーズ   牝3 55 ウィリ  ハナ    4
5[7] 15      サンキューアスク  牝3 55 北村宏  1      17
6[4] 7  ×  ダイワズーム    牝3 55 三 浦  クビ    8
7[5] 10  ×  ハナズゴール    牝3 55 田 辺  クビ    5
8[7] 13      サンシャイン    牝3 55 柴田善  1.1/4   13
9[3] 5  ▲  メイショウスザンナ 牝3 55 武 豊  クビ    6
10[8] 17      トーセンベニザクラ 牝3 55 津 村  1      11
11[3] 6      ダイワデッセー   牝3 55 武士沢  1/2     15
12[2] 4     Bオメガハートランド 牝3 55 石橋脩  クビ    10
13[4] 8  ○  ミッドサマーフェア 牝3 55 蛯 名  2      1
14[8] 16      キャトルフィーユ  牝3 55 福 永  クビ    7
15[6] 11      チェリーメドゥーサ 牝3 55 森 泰  2.1/2   18
16[6] 12  ×  エピセアローム   牝3 55 浜 中  6      12
17[1] 2      マイネエポナ    牝3 55 吉田隼  2      14
18[8] 18      ココロチラリ    牝3 55 横山典  大差    16
  
払戻金 単勝 14 560円
    複勝 14 200円 / 9 150円 / 3 560円
    枠連 5-7 740円
    馬連 9-14 820円 / 馬単 14-9 1900円
    3連複 3-9-14 6640円 / 3連単 14-9-3 30610円
    ワイド 9-14 380円 / 3-14 2620円 / 3-9 1200円
  

感想と言い訳?!

 桜花賞馬、ジェンティルドンナが圧勝しました。勝つことはある程度想定してても、桜花賞より着差を広げ、圧勝をするとは思ってもいませんでした。
その差はなんと5馬身差。桜花賞の僅差勝利は騎手の手腕によるもので、それゆえ、乗り替わりを割り引いてましたが、人馬とも恐れ入りました。お見事です。

 本命ヴィルシーナは2着でしたが、勝ち馬にあれほど離されては手放しで喜べませんが、一応の格好はつけてくれたといえるでしょうか。

  最終的に1番人気となったミッドサマーフェアが大敗した中、前走で同馬に敗れていたアイスフォーリスが3着に入って少しだけ配当をあげてくれました。

2010/5/20 3歳牝馬オープン 55キロ 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
コース図
先行残りの目立つ今の東京コース。とはいえ、基本的には先行、差しの脚質による有利不利は少ない。枠順もそう気にする必要もなさそう。ただし一気の距離延長となる点は忘れてはならない。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01   アイムユアーズ 牝3 55.0 ウィリアムズ
1 02   マイネエポナ 牝3 55.0 吉田 隼人
2 03 × アイスフォーリス 牝3 55.0 松岡 正海
2 04   オメガハートランド 牝3 55.0 石橋 脩
3 05 メイショウスザンナ 牝3 55.0 武 豊
3 06   ダイワデッセー 牝3 55.0 武士沢 友治
4 07 × ダイワズーム 牝3 55.0 三浦 皇成
4 08 ミッドサマーフェア 牝3 55.0 蛯名 正義
5 09 ヴィルシーナ 牝3 55.0 内田 博幸
5 10 × ハナズゴール 牝3 55.0 田辺 裕信
6 11   チェリーメドゥーサ 牝3 55.0 森 泰斗
6 12 × エピセアローム 牝3 55.0 浜中 俊
7 13   サンシャイン 牝3 55.0 柴田 善臣
7 14 ジェンティルドンナ 牝3 55.0 川田 将雅
7 15   サンキューアスク 牝3 55.0 北村 宏司
8 16   キャトルフィーユ 牝3 55.0 福永 祐一
8 17   トーセンベニザクラ 牝3 55.0 津村 明秀
8 18   ココロチラリ 牝3 55.0 横山 典弘
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
Ms
ミドルスロー
実質はスローに近い。かかる馬次第で ペースは変わるが、やはり瞬発力勝負が濃厚で、折り合いと速い上がりを持つ馬に勝機が多い。
信頼度
D
混戦
牝馬クラシック戦線は中心馬不在で、空洞化した格好といえる。思わぬヒモ穴に注意を払いたい。
予想本文 

 桜花賞ではジェンティルドンナが混戦を制した訳だが、圧倒的な実力差を見せつけるまでには至らぬ印象が残った。そしてさらに距離が伸び、別路線組も合流してきて、牝馬クラシック戦線はますます混沌としてきた情勢となってきた。思わぬ穴馬が台頭してくる空気感も漂いつつ今年のオークスを迎える。

 ヴィルシーナを本命視。もともとオークス向きと思われている中での試金石となった桜花賞で2着と結果を残した以上、逆らう理由はない。気性的に安定しており折り合い面に不安がなく、この距離も願ってもないところ。加えて先行タイプであることも安心感。絶対視できるほど突出したパンチ力には欠けるものの、他馬と比べても欠点が少なく、軸としては最適の対象。

 桜花賞組が今ひとつパッとしないため、どうしても別路線に目がいってしまう。その別路線組での筆頭格となるのがミッドサマーフェア。ローテのキツさに不安は残るが、それを打ち消すほどの前走の圧勝ぶり。相手関係的に比較が難しいものの、東京コースであれだけのパフォーマンスが発揮できていれば、ここでも十分通用の下地。調教過程もよく、さらに、このレースに相性のよい鞍上を得て、戴冠を目指す。

 距離が伸びて気になるのがメイショウスザンナ。3馬身とやや離されたが、桜花賞での5着は好走といっていい内容。確実に桜花賞よりこの馬向きの舞台に戻り、逃げ差し自在の脚質を持ち、ペース判断に長ける名手が駆るとなれば、やはりクローズアップされてくる。時計的にはやくなると疑問も残るが、スローの混戦になればかなりのところまで食い込んできそうな怖さがある。

 通常ならこのオークスと連動性が高い桜花賞馬。そういう意味では、ジェンティルドンナはもっと評価してもいいのかもしれない。4戦連続で34秒台の切れ味を発揮。前走桜花賞でも力強い抜け出しを活かし勝利をもぎ取った。ただ鞍上の手腕も影響した感もあっただけに、ここでの手替わりは誰であれ、かなり痛い。それでもこの中団から差せるタイプであれば、マイラーでもオークスでの好走例も多く、加えて桜花賞馬となればやはり十分な注意が必要だ。

 やはり距離が伸びておもしろそうなのがアイスフォーリス。前走ではミッドサマーフェアに離されての2着のため、地味な存在となっているが、先行押し切りタイプでバカにはできない。もちろん実績は乏しく、過信は禁物だが、好走があっても驚けない存在。

 距離を考えればオレハマッテルゼ産駒のハナズゴールはやはり不安は残る。だが、それを補える爆発的な末脚はやはり魅力。オークスにおいては直線一気型は、展開さえはまれば、距離適性関係なく好走例がいくつもある。前走のNHKマイルCではスローペースで、あきらかに展開が向かなかった。牝馬同士の戦いに戻っての巻き返しの期待感が距離不安を凌駕する。

 2度のG1での大敗でもまだ捨て切れぬのがエピセアローム。小倉2歳S馬だけに、早熟の短距離馬のイメージがあるが、血統的には成長力とともに、距離をもこなす下地もある。短期放牧での立て直しでどこまで戻ってくるか。

 3連勝と波に乗るダイワズームにも1票。裏街道でメンバー的にもハイレベルとはいえないが、コンスタントに34秒台の末脚を繰り出している点を評価。連勝で人気を背負うのが玉にキズだが、未知の魅力に富む。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

09=08
→05,14,03,10,12,07
(36点)
メンバーの実力差が近く混戦模様ながら、ヴィルシーナとミッドサマーフェアの信頼感は意外と高そう。
無論、他馬がつけいる可能性もかなり高いが、ひとまずはこの2頭を信頼してもよさそうで、この2頭を軸としたい。
高配は期待できないかもしれないが、ヒモ穴が紛れ込んでくる可能性は高く、この2頭から3連単2頭軸マルチで極力手広くいきたい。
2011年5月22日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 雨・良
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印 馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[2] 4  △ エリンコート    牝3 55 後 藤  2:25.7  7
2[8] 18     ピュアブリーゼ   牝3 55 柴田善  クビ    8
3[6] 12  ○ ホエールキャプチャ 牝3 55 池 添  ハナ    2
4[5] 9  ◎ マルセリーナ    牝3 55 安藤勝  2.1/2   1
5[7] 14     スピードリッパー  牝3 55 蛯 名  クビ    14
6[8] 17  X マイネイサベル   牝3 55 松 岡  ハナ    6
7[6] 11     アカンサス     牝3 55 北村宏  クビ    10
8[7] 15     ハッピーグラス   牝3 55 松 田  3/4     17
9[1] 1  ▲ ハブルバブル    牝3 55 ウィリ  クビ    4
10[5] 10     デルマドゥルガー  牝3 55 ピンナ  1.3/4   11
11[1] 2  X メデタシ      牝3 55 浜 中  ハナ    9
12[4] 8     マイネソルシエール 牝3 55 柴田大  1.1/4   16
13[4] 7     ライステラス    牝3 55 丸 田  アタマ  12
14[8] 16  X グルヴェイグ    牝3 55 四 位  3/4     3
15[3] 6     サイレントソニック 牝3 55 田中勝  1.1/2   15
16[3] 5     カルマート     牝3 55 吉田豊  1.1/2   18
17[2] 3     バウンシーチューン 牝3 55 三 浦  7      5
18[7] 13     シシリアンブリーズ 牝3 55 藤岡佑  クビ    13
  
払戻金 単勝 4 3720円
    複勝 4 800円 / 18 780円 / 12 140円
    枠連 2-8 2770円
    馬連 4-18 42750円 / 馬単 4-18 104460円
    3連複 4-12-18 45120円 / 3連単 4-18-12 548190円
    ワイド 4-18 9510円 / 4-12 1720円 / 12-18 1810円
  

感想と言い訳?!

 大本命マルセリーナは4着、やはり懸念された後方からの追走の不安が表れた形でした。
あの位置からでも十分届くと思っていたが、伸びがなかったとは鞍上の言葉。
距離の壁…とは思いたくないですね。
それを裏付けるのがエリンコートの快勝っぷり。
この馬の父は名スプリンター、デュランダル。よほどこちらの方が距離の壁がありそうなものですが、見事な勝利でした。やはり忘れな草賞での時計は本物でした。

 外枠に入ったため敬遠したピュアブリーゼでしたが、うまく内を先行して見事な粘りをみせてくれました。鞍上の好騎乗が光ったと思います。ホエールキャプチャも自分のレースはきっちりしているのですが…なかなか勝ちきれませんねぇ。(笑)

2010/5/22 3歳牝馬オープン 55キロ 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京 B
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
コース図
以前、先行馬が残る傾向の続く東京Bコース。
ほとんど枠順、脚質の有利不利はないとはいえ、内枠先行馬には要注意。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 ハブルバブル 牝3 55.0 ウィリアムズ
1 02 メデタシ 牝3 55.0 浜中 俊
2 03   バウンシーチューン 牝3 55.0 三浦 皇成
2 04 エリンコート 牝3 55.0 後藤 浩輝
3 05   カルマート 牝3 55.0 吉田 豊
3 06   サイレントソニック 牝3 55.0 田中 勝春
4 07   ライステラス 牝3 55.0 丸田 恭介
4 08   マイネソルシエール 牝3 55.0 柴田 大知
5 09 マルセリーナ 牝3 55.0 安藤 勝己
5 10   デルマドゥルガー 牝3 55.0 ピンナ
6 11   アカンサス 牝3 55.0 北村 宏司
6 12 ホエールキャプチャ 牝3 55.0 池添 謙一
7 13   シシリアンブリーズ 牝3 55.0 藤岡 佑介
7 14   スピードリッパー 牝3 55.0 蛯名 正義
7 15   ハッピーグラス 牝3 55.0 松田 大作
8 16 グルヴェイグ 牝3 55.0 四位 洋文
8 17 マイネイサベル 牝3 55.0 松岡 正海
8 18   ピュアブリーゼ 牝3 55.0 柴田 善臣
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
S
スロー
距離に自身の持てないメンバーがちらほら。
差しタイプのマイラーが望むスローペース。
信頼度
C
軸安定
ひとまず桜花賞と変わらぬ勢力図。
2強地力優位も距離延長も考慮すべきか。
予想本文 

 桜花賞では差し馬有利の流れになったとはいえ、上位入選馬の地力上位は顕著に思えた。
桜花賞3着馬、トレンドハンターの骨折引退は非常に残念だが、1、2着馬は揃って参戦。
別路線組からも強烈なインパクトを残した馬もなく、やはり桜花賞組が中心となろう情勢。

 前走桜花賞では、やや後手を踏んだスタートから、見事に差しきりを演じたマルセリーナ
レーヴディソールの代役ではなく、十分に主役を担う事が可能であることを証明してみせた。
前走と同様のレースができるなら、当然ここでの本命視は致し方ない。
多少、折り合い懸念が残るだけに、距離延長と、輸送による馬体重、当日気配には気を配る必要があるだろう。不安定要素もないとはいえず、桜花賞ほど簡単ではないかも知れないが、現状これ以上の本命馬は不在。

 問題はホエールキャプチャの扱いだった。どうしてもこの2強が人気になるだけに、素直にこの馬を対抗格に据えるのは正直抵抗があった。よほど▲印にしようかとも考えたが、今回のメンバーならやはりこの評価以下に落とせなかった。
これまでの実績も申し分なく、むしろ、本命馬の方が不確定要素は強いかもしれない。
つけいる隙があるとすれば、やはり距離だろう。折り合い懸念のある方でもなく、後方からの差し馬だけにペースが遅くなりそうな今回、あまり影響は少ないとは思える。ただ、それでも父クロフネという点は、距離という点でやはり一抹の不安を抱かずにはいられない。

 不安要素もあるとはいえ、マルセリーナとホエールキャプチャは強力。
そこに割って入るならやはり内枠先行馬。さらに勢いのある外国人ジョッキーが駆るとなれば、ハブルバブルは怖い存在。最内枠というのはやや計算外も、うまく内枠を先行できれば、後方の2強を凌ぎきり、ゴールすることも十分に可能なはず。
戦ってきた相手とその着差を考慮すれば、それほど気後れする実績ではない。

 前走のわすれな草賞はハイペースの高時計決着でレベルはかなり高い。当然そのレースの勝ち馬エリンコートは侮れないだろう。事実、このレースでエリンコートに敗れたシシリアンブリーズや、ハッピーグラスはそれぞれ次走のトライアルでも好走している。
マルセリーナとホエールキャプチャの2強だけが目を奪われがちで、他馬では探した際に最も魅力に映った。騎手の手替わりがないのも好感。

 前走、桜花賞ではあわや馬券にからむかの見せ場をつくったメデタシ
走破時計とレース内容からフロックとは言えず、十分に実力を秘めているとみていいだろう。
ここ3走、34秒台に上がりをコンスタントに繰り出しており、レースをこなすたび成長してくる勢いが怖い。ただ、馬体的にはギリギリ。これ以上の馬体減は好ましくない。

 超良血馬、グルヴェイグ。もしこの馬がこのレースを勝てば、ダイナカール、エアグルーブとの3代制覇というとんでもない大偉業になる。良血馬らしい重厚感があるが、反面、勝ち味に遅い印象もある。ただ、前走の33秒台の末脚は秀逸で、ここで一気に良血開花のシーンも。

 東京巧者というとクロフネよりもジャングルポケットよりもテレグノシス。
取り立てて根拠があるわけではないが、その仔、マイネイサベルがどうにも気になる。
早い流れで大敗をしないしぶとさがあり、ペースが落ちる今回、左回りで化けるか、あるいは大敗か、是非注目したい。

馬券と総評
推奨馬券 総評
3連単

軸2頭マルチ:

09=12
→01,04,02,16,17
(30点)

2強絶対ではない。マルセリーナとホエールキャプチャには克服すべき課題や不安点もある。たが、距離が伸びたとはいえ、それゆえのスローペースになる情勢で、結局は上がりの攻防になる可能性が高い。となれば、単純に上がりの切れ脚勝負となり、その点において、距離実績よりも単純に桜花賞の上位組が優勢と言わざるを得ない。
逆に、スローであるということ、加えて東京Bコースであるならば、内枠先行馬の前残りが警戒され、必然的にハブルバブルにスポットが当たる。ただ、これも人気馬の一角だけにいずれにせよ、手広く勝負は難しいだろう。

馬券は3連単2頭軸マルチながし。
逆らいたい欲望を抑えてのマルセリーナとホエールキャプチャを軸。
もちろん金額は調整したいところ。ただ、ここのところ堅いレースが続くが、このレースも大きなリターンは難しそうだ。

2010年5月23日(日) / 東京 2400m 芝・左 / 雨・稍重
サラ系3歳 / 牝(国際)(指定) / オープン / 定量
レース結果
着 枠 馬番 印  馬名               性齢 斤 騎手    着差   人気
1[8] 17      アパパネ      牝3 55 蛯 名  2:29.9  1
1[8] 18      サンテミリオン   牝3 55 横山典  同着    5
3[1] 2      アグネスワルツ   牝3 55 柴田善  2      8
4[7] 13  X  アニメイトバイオ  牝3 55 後 藤  1.1/4   11
5[3] 6  ◎  オウケンサクラ   牝3 55 安藤勝  クビ    3
6[2] 3  ○  アプリコットフィズ 牝3 55 四 位  1/2     4
7[6] 11      ブルーミングアレー 牝3 55 松 岡  1/2     14
8[5] 9  X  モーニングフェイス 牝3 55 藤岡佑  4      12
9[5] 10      タガノエリザベート 牝3 55 川 田  2.1/2   15
10[3] 5  X  ギンザボナンザ   牝3 55 池 添  1.1/2   9
11[7] 14  X  シンメイフジ    牝3 55 岩 田  2.1/2   6
12[6] 12      トレノエンジェル  牝3 55 戸 崎  1.1/4   13
13[4] 8      プリンセスメモリー 牝3 55 勝 浦  クビ    17
14[7] 15  △  エーシンリターンズ 牝3 55 福 永  1/2     7
15[1] 1      コスモネモシン   牝3 55 石橋脩  1.1/2   10
16[8] 16      ステラリード    牝3 55 三 浦  クビ    18
17[2] 4  ▲  ショウリュウムーン 牝3 55 内 田  1/2     2
18[4] 7     Bニーマルオトメ   牝3 55 北村宏  10      16
  
払戻金 単勝 17 210円 / 18 380円
    複勝 17 180円 / 18 270円 / 2 450円
    枠連 8-8 1750円
    馬連 17-18 1870円 / 馬単 17-18 1520円 / 18-17 2020円
    3連複 2-17-18 10180円
    3連単 17-18-2 20460円 / 18-17-2 24290円
    ワイド 17-18 900円 / 2-17 2020円 / 2-18 2020円
  

感想と言い訳?!

 当日落ち着きを見せていたアパパネはともかく、真っ先にいらないと切ったフローラS組のワン、ツー、スリー。 まぁ、来たら仕方がないとしていた人気馬なのですが、ここまできれいに外すと逆にすがすがしいです。

 なによりこのレース特筆すべきは史上初のG1レースでの1着同着劇。
これまでどんなことがあっても1着判定を降してきたJRAだけにまさか同着になるとは思いもしませんでした。
私も長いこと競馬見てきましたが、ちょっと歴史が動いた瞬間っぽくって、感慨に深けました。
ただ、確かに名勝負には違いないのですが、今後記録とか、色々ややこしいことになりそうですね。(笑)

2010/5/23 3歳牝馬オープン 55キロ 指定 国際
施行コース
  • 11R
    東京
  • 芝2400m
    左回り

  • 見込み
コース図
依然として高速馬場。
波乱があるなら内枠先行馬。
差しは大丈夫だが、重馬場だとやはり極端な直線一気は難しい。
馬柱
馬名 性齢 斤量 騎手
1 01 コスモネモシン 牝3 55.0 石橋 脩
1 02   アグネスワルツ 牝3 55.0 柴田 善臣
2 03 アプリコットフィズ 牝3 55.0 四位 洋文
2 04 ショウリュウムーン 牝3 55.0 内田 博幸
3 05   ギンザボナンザ 牝3 55.0 池添 謙一
3 06 オウケンサクラ 牝3 55.0 安藤 勝己
4 07   ニーマルオトメ 牝3 55.0 北村 宏司
4 08   プリンセスメモリー 牝3 55.0 勝浦 正樹
5 09 × モーニングフェイス 牝3 55.0 藤岡 佑介
5 10   タガノエリザベート 牝3 55.0 川田 将雅
6 11   ブルーミングアレー 牝3 55.0 松岡 正海
6 12   トレノエンジェル 牝3 55.0 戸崎 圭太
7 13   アニメイトバイオ 牝3 55.0 後藤 浩輝
7 14 × シンメイフジ 牝3 55.0 岩田 康誠
7 15 エーシンリターンズ 牝3 55.0 福永 祐一
8 16   ステラリード 牝3 55.0 三浦 皇成
8 17   アパパネ 牝3 55.0 蛯名 正義
8 18   サンテミリオン 牝3 55.0 横山 典弘
*騎手の赤字は乗り替わり
予想ペース
MS
ミドルスロー
各馬未知の距離不安のある中でのレース。ほとんどスローに近いミドルペースか。
信頼度
D
実力接近
決してアパパネの独裁ではない。
各馬との実力差は僅か。
展開ひとつ。
予想本文 

 ウォッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタにレッドディザイア。
とにかく牝馬が勢いがある中において今年クラシック世代の牝馬はこれまでアパパネの一人勝ちが続いている。完成度が高い印象はあるものの、何故か上記4頭に及ぶような強いインパクトは感じない。
圧倒的な強さを見せていないことが理由だが、それは果たして周囲の同世代牝馬のレベルが低いのか、あるいは逆に高レベルでの争いなのか。
その答えは秋以降に持ち越しとはなるが、このオークスである程度は計ることができるはずだ。
オークスは桜花賞から一気に距離が伸びるが、桜花賞と連動する。
これはもう、歴然たる事実ではあるが、今年は距離よりも左周りの東京コースに変わることがポイントとなりそう。
あいにく天気は下り坂。もう一つのポイントはやはり重馬場適性になるだろう。

 思わぬ形で今年すでに5戦を消化するハメになったオウケンサクラ
その要因はチューリップ賞での敗北な訳だが、あれは重馬場というよりも位置取りが悪かったことが大きい。 強行軍が心配された前走桜花賞だったが、阪神のマイル戦をあわや逃げ切りかという2着で、好走を見せた。 勝ち馬アパパネにはあの展開では敗れても仕方のないところ。
折り合いがつき、母はリアルシャダイ産駒のランフォザドリーム。
距離は問題なさそうで、よほどハイペースに巻き込まれない限り、上位は安泰か。
不安点は前走同様、先行脚質のため目標にされやすい事だが、今の東京コースならむしろ番手から競馬を進める方がよさそうだ。

 父ジャングルポケットの資質をよく受け継いでいるのか東京コース2戦2勝のアプリコットフィズ
とにかく極端なくらいの左周り巧者っぷり。
にも関わらず、前走桜花賞でも2馬身差5着なら上出来で、今回の変わり身は怖い。
前走桜花賞では2番人気。前走の敗戦と鞍上変更で逆に買いの要素が大きくなった。
内目の枠もよく、うまく先行できれば本命馬との行った行ったの展開も。
直線が長いため、後続に飲み込まれる危険性もあり、なかなかに至難の業ではあるが、今の東京コースなら不可能ではない。
ただ、問題は馬場で、パワータイプではないため、極端な重馬場についてはやや不安も残る。

 前走桜花賞では無印にしていたショウリュウムーンの猛追には正直、肝を冷やした。
スローペースであれだけの猛追と、なにより重馬場のチューリップ賞でアパパネに勝利している点が大きく、現時点で単勝1番人気。
やや見込まれすぎの感もあるが、鞍上が変わって魅力が増したのは事実。
母父ダンスインザダークで血統的には問題なくとも、デビュー2戦は1400mで1800m以上は未経験という点は気になる。
上位を賑わす存在には違いないが、中心視に据えるまでには至らなかった。

 桜花賞では馬券を面白くした立役者のエイシンリターンズ
重馬場チューリップ賞で34秒台の脚を出したことは忘れてはならず、馬場が悪くてもいい脚が使えることは大きな強み。
やはり、チューリップ賞、桜花賞組の地力は上位とみている今回、連続3着の実績は重みを持つ。
地味な印象だが、3着以下は1度だけで常に善戦している。
混戦になるほどしぶとさを発揮するタイプで引き続き注意が必要。

 桜花賞大敗のコスモネモシンだが、フラワーCでは本命オウケンサクラの2着の実績。
シングスピールにゼンノロブロイというこれも東京2400mしかイメージできないような血統で距離延長で見直しの手。
条件が好転する今回、前走だけの敗戦だけではまだ見限ることはできない。

 シンコウラブリィにフジキセキ。いかにもマイラーという血統ではあるが、シンメイフジは折り合いがよい。桜花賞最速の上がりは脅威で、加えて左回りで見直しも必要。
強烈な末脚を持っているだけに東京コースで前が乱れれば、一気に飲み込む可能性がある。

 もし好走すればまた「伝説の新馬戦」と騒がれそうだが、別路線組ではモーニングフェイスも怖い。
スローで折り合える気性が武器で、しぶといタイプ。
重馬場がこなせるなら、時計がかればチャンス。

 穴の域を出ないが、屋根変更で新味が出そうなアニメイトバイオ、オークス馬、アドラーブルの孫、ギンザボナンザも不気味。
可能ならこの当たりまでヒモ候補には加えてたいところ。

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bakusuinobitaです。
一応、「小心無用」がポータルページになっております。

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中央競馬のG1レースのみを限定して適当な予想を書いております。

2010年より、本ブログスタイルに移行しましたが、それ以前のものは「PakaPakaParadise」においてあります。
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後、定番のご注意ですが、適当にやってる以上、色々間違いはきっとあるので、馬券購入の際などは主催者側の発表にてご確認下さい。

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